JPH10187232A - 監視制御装置 - Google Patents
監視制御装置Info
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- JPH10187232A JPH10187232A JP33994196A JP33994196A JPH10187232A JP H10187232 A JPH10187232 A JP H10187232A JP 33994196 A JP33994196 A JP 33994196A JP 33994196 A JP33994196 A JP 33994196A JP H10187232 A JPH10187232 A JP H10187232A
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- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の異常が生じた場合に処置の優先順位が
分かると共に復旧方法も分かるようにした監視制御装置
を提供する。 【解決手段】 異常が発生する毎に順序判定用データベ
ース１１を参照して発生した異常の重大度を決定し、そ
して重大度順位格納ファイル１２を参照して今決定した
重大度と既に発生している異常の重大度とを比較して、
その結果から、発生した全ての異常に対する重大度の順
位を更新し、その順位に対応した輝度でシンボルを表示
する。また、表示装置８に表示された異常を示すシンボ
ルをポインチングデバイス１７にて指定することによ
り、その異常に応じた復旧方法を知らせるガイダンスを
表示する。
分かると共に復旧方法も分かるようにした監視制御装置
を提供する。 【解決手段】 異常が発生する毎に順序判定用データベ
ース１１を参照して発生した異常の重大度を決定し、そ
して重大度順位格納ファイル１２を参照して今決定した
重大度と既に発生している異常の重大度とを比較して、
その結果から、発生した全ての異常に対する重大度の順
位を更新し、その順位に対応した輝度でシンボルを表示
する。また、表示装置８に表示された異常を示すシンボ
ルをポインチングデバイス１７にて指定することによ
り、その異常に応じた復旧方法を知らせるガイダンスを
表示する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビル・工場等にお
ける設備の運転状況や異常発生状況を監視する監視制御
装置に関する。
ける設備の運転状況や異常発生状況を監視する監視制御
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、上述した監視制御装置では、モニ
ター等の表示装置に監視対象設備の運転状況や異常発生
状況を表示し、監視者はこの表示を見ながら監視を行っ
ている。この場合、表示装置には監視対象設備を模した
シンボルで表示されるようになっており、監視対象設備
のシンボルの色替えや点滅などによって設備の運転状況
や異常発生状況が一目で理解できるようになっている。
ター等の表示装置に監視対象設備の運転状況や異常発生
状況を表示し、監視者はこの表示を見ながら監視を行っ
ている。この場合、表示装置には監視対象設備を模した
シンボルで表示されるようになっており、監視対象設備
のシンボルの色替えや点滅などによって設備の運転状況
や異常発生状況が一目で理解できるようになっている。
【０００３】図３はそのような従来の監視制御装置の構
成を示すブロック図である。この図において、監視対象
設備１からの異常発生信号がコントローラ２を経て監視
制御装置３へ伝送されると、監視制御装置３の信号処理
部４はその異常発生信号を表示部５へ供給する。表示部
５は異常発生信号に基づいてシンボル表示座標データベ
ース６を参照し、表示装置８の予め決められた座標に異
常発生を示すシンボルを表示する。信号処理部４は異常
発生信号を信号処理部４に供給した後、異常情報を異常
情報ファイル７に記録する。
成を示すブロック図である。この図において、監視対象
設備１からの異常発生信号がコントローラ２を経て監視
制御装置３へ伝送されると、監視制御装置３の信号処理
部４はその異常発生信号を表示部５へ供給する。表示部
５は異常発生信号に基づいてシンボル表示座標データベ
ース６を参照し、表示装置８の予め決められた座標に異
常発生を示すシンボルを表示する。信号処理部４は異常
発生信号を信号処理部４に供給した後、異常情報を異常
情報ファイル７に記録する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の監視制御装置にあっては、次のような問題点があっ
た。
来の監視制御装置にあっては、次のような問題点があっ
た。
【０００５】すなわち、複数の異常が発生した場合、オ
ペレータは画面上のシンボルから監視対象設備毎の重要
度や処理順序等を判断することができないので、優先的
に処置しなければならない異常を回しにしてしまうこと
があり、被害を大きくしてしまうことがあった。また、
発生した異常に対する的確な復旧方法を全てのオペレー
タが知っているとは限らないので、この場合も被害が大
きくなることがあった。
ペレータは画面上のシンボルから監視対象設備毎の重要
度や処理順序等を判断することができないので、優先的
に処置しなければならない異常を回しにしてしまうこと
があり、被害を大きくしてしまうことがあった。また、
発生した異常に対する的確な復旧方法を全てのオペレー
タが知っているとは限らないので、この場合も被害が大
きくなることがあった。
【０００６】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、複数の異常が生じた場合に処置の優
先順位が分かると共に、その復旧方法も分かるようにし
た監視制御装置を提供することを目的としている。
あり、その目的は、複数の異常が生じた場合に処置の優
先順位が分かると共に、その復旧方法も分かるようにし
た監視制御装置を提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】初めに、上記目的を達成
するための本発明の考え方について説明する。
するための本発明の考え方について説明する。
【０００８】監視対象設備に異常が発生した場合、その
異常に応じた重大度を決定する。そして、今決定した異
常の重大度と既に発生している異常の重大度とを比較し
て、発生中の全ての異常に対する重大度の順位を更新す
る。そして、更新した重大度の順に異常発生を示すシン
ボルの輝度を変えて夫々表示する。この場合、重大度が
高くなるにしたがって輝度を上げる。
異常に応じた重大度を決定する。そして、今決定した異
常の重大度と既に発生している異常の重大度とを比較し
て、発生中の全ての異常に対する重大度の順位を更新す
る。そして、更新した重大度の順に異常発生を示すシン
ボルの輝度を変えて夫々表示する。この場合、重大度が
高くなるにしたがって輝度を上げる。
【０００９】また、異常発生を示すシンボルをタッチ、
マウス等のポインチングデバイスにて指定することで、
復旧方法を知らせるガイダンスを表示する。
マウス等のポインチングデバイスにて指定することで、
復旧方法を知らせるガイダンスを表示する。
【００１０】上記考え方に基づく請求項１の発明は、監
視対象設備を模したシンボルを表示すると共に監視対象
設備の異常が発生した箇所に異常発生を示すシンボルを
表示する表示手段と、前記監視対象設備にて発生した異
常の重大度を決定する重大度決定手段と、この重大度決
定手段によって重大度が決定された異常を重大度順に格
納する重大度順位格納ファイルと、前記監視対象設備に
て異常が発生する毎に前記重大度決定手段によって決定
された重大度と前記重大度順位格納ファイルに格納され
ている既に発生した異常の重大度とを比較し、その比較
結果から前記重大度順位格納ファイルにおける重大度の
順位を更新する重大度順位更新手段と、この重大度順位
更新手段によって更新された前記重大度順位格納ファイ
ルにおける重大度の順位にしたがって異常発生を示すシ
ンボルの輝度を変える表示制御手段とを備えるものであ
る。
視対象設備を模したシンボルを表示すると共に監視対象
設備の異常が発生した箇所に異常発生を示すシンボルを
表示する表示手段と、前記監視対象設備にて発生した異
常の重大度を決定する重大度決定手段と、この重大度決
定手段によって重大度が決定された異常を重大度順に格
納する重大度順位格納ファイルと、前記監視対象設備に
て異常が発生する毎に前記重大度決定手段によって決定
された重大度と前記重大度順位格納ファイルに格納され
ている既に発生した異常の重大度とを比較し、その比較
結果から前記重大度順位格納ファイルにおける重大度の
順位を更新する重大度順位更新手段と、この重大度順位
更新手段によって更新された前記重大度順位格納ファイ
ルにおける重大度の順位にしたがって異常発生を示すシ
ンボルの輝度を変える表示制御手段とを備えるものであ
る。
【００１１】請求項２の発明は、前記重大度決定手段
は、発生した異常の重大度を異常毎に設定された重みに
基づいて決定する。請求項３の発明は、手動により重み
を設定できる重み設定手段を更に備える。請求項４の発
明は、前記重大度順位更新手段は、異常が復旧されたと
きにも前記重大度順位格納ファイルにおける重大度の順
位を更新する。
は、発生した異常の重大度を異常毎に設定された重みに
基づいて決定する。請求項３の発明は、手動により重み
を設定できる重み設定手段を更に備える。請求項４の発
明は、前記重大度順位更新手段は、異常が復旧されたと
きにも前記重大度順位格納ファイルにおける重大度の順
位を更新する。
【００１２】請求項５の発明は、異常毎の復旧方法のガ
イダンスが記憶された復旧方法ガイダンス記憶手段と、
前記表示手段に表示された異常を示すシンボルを指定す
る指定手段とを更に備え、前記表示制御手段は、前記指
定手段によって指定された異常を示すシンボルに対応す
る復旧方法のガイダンスを前記復旧方法ガイダンス記憶
手段から読み出して前記表示手段に表示する。
イダンスが記憶された復旧方法ガイダンス記憶手段と、
前記表示手段に表示された異常を示すシンボルを指定す
る指定手段とを更に備え、前記表示制御手段は、前記指
定手段によって指定された異常を示すシンボルに対応す
る復旧方法のガイダンスを前記復旧方法ガイダンス記憶
手段から読み出して前記表示手段に表示する。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【００１４】＜監視制御装置１０の構成＞図１は本発明
に係る監視制御装置の実施の形態の構成を示すブロック
図である。なお、この図において、前述した図３と共通
する部分には同一の符号を付している。
に係る監視制御装置の実施の形態の構成を示すブロック
図である。なお、この図において、前述した図３と共通
する部分には同一の符号を付している。
【００１５】この実施の形態の監視制御装置１０は、図
示のように順序判定用データベース１１、重大度順位格
納ファイル１２、輝度データベース１３および復旧ガイ
ダンスデータベース１４を有している。順序判定用デー
タベース１１には、監視制御設備１の異常の重大度を決
定付ける重み、すなわち「異常発生からの経過時間」、
「異常発生中の他の監視対象設備から受ける影響度」、
「他の監視対象設備に与える影響度」、「監視対象設備
のシステムとしての影響度」、「監視対象設備間で絶対
的に決まっている処理順序（存在する場合のみ）」等が
記憶されている。重大度順位格納ファイル１２には、発
生した異常が重大度順に格納される。輝度データベース
１３には、異常の順位に対応する大きさの輝度データが
格納されている。復旧ガイダンスデータベース１４に
は、異常の内容に応じた復旧方法が記憶されている。
示のように順序判定用データベース１１、重大度順位格
納ファイル１２、輝度データベース１３および復旧ガイ
ダンスデータベース１４を有している。順序判定用デー
タベース１１には、監視制御設備１の異常の重大度を決
定付ける重み、すなわち「異常発生からの経過時間」、
「異常発生中の他の監視対象設備から受ける影響度」、
「他の監視対象設備に与える影響度」、「監視対象設備
のシステムとしての影響度」、「監視対象設備間で絶対
的に決まっている処理順序（存在する場合のみ）」等が
記憶されている。重大度順位格納ファイル１２には、発
生した異常が重大度順に格納される。輝度データベース
１３には、異常の順位に対応する大きさの輝度データが
格納されている。復旧ガイダンスデータベース１４に
は、異常の内容に応じた復旧方法が記憶されている。
【００１６】信号処理部１５は、発生した異常に該当す
る項目の重みを合計してその異常の重大度を決定する。
そして、重大度順位格納ファイル１２を参照して既に発
生している異常の重大と比較して、発生中の全ての異常
に対する重大度の順位を更新する。重大度の順位の更新
は、新たに異常が発生する毎に行われる以外、異常が回
復したときにも行われる。この場合、異常が回復したと
きにも更新を行うことにより、常に同じ輝度で重大度を
認識することができる。
る項目の重みを合計してその異常の重大度を決定する。
そして、重大度順位格納ファイル１２を参照して既に発
生している異常の重大と比較して、発生中の全ての異常
に対する重大度の順位を更新する。重大度の順位の更新
は、新たに異常が発生する毎に行われる以外、異常が回
復したときにも行われる。この場合、異常が回復したと
きにも更新を行うことにより、常に同じ輝度で重大度を
認識することができる。
【００１７】表示部１６は、重大度順位格納ファイル１
２に格納されている各異常の順位をもとに、順序毎に決
められている輝度でシンボルを表示装置８に表示する。
なお、重大度が同じ異常が複数ある場合は当然ながら全
てのシンボルが同じ輝度で表示される。オペレータは表
示装置８に表示された輝度の異なる夫々のシンボルを確
認することにより、処置すべき異常の順序を判断するこ
とができる。表示部１６は、更に、マウス等のポインチ
ングデバイス１７により指定されたシンボルの情報を取
り込むと、そのシンボルで示される異常の内容に応じた
復旧方法を復旧ガイダンスデータベース１４を参照し
て、適合する復旧ガイダンスを読み出して表示装置８に
表示する。ポインチングデバイス１７と表示部１６はイ
ンタフェース１８を介して接続されている。
２に格納されている各異常の順位をもとに、順序毎に決
められている輝度でシンボルを表示装置８に表示する。
なお、重大度が同じ異常が複数ある場合は当然ながら全
てのシンボルが同じ輝度で表示される。オペレータは表
示装置８に表示された輝度の異なる夫々のシンボルを確
認することにより、処置すべき異常の順序を判断するこ
とができる。表示部１６は、更に、マウス等のポインチ
ングデバイス１７により指定されたシンボルの情報を取
り込むと、そのシンボルで示される異常の内容に応じた
復旧方法を復旧ガイダンスデータベース１４を参照し
て、適合する復旧ガイダンスを読み出して表示装置８に
表示する。ポインチングデバイス１７と表示部１６はイ
ンタフェース１８を介して接続されている。
【００１８】＜監視制御装置１０の動作＞図２は監視制
御装置１０の動作を示すフローチャートである。
御装置１０の動作を示すフローチャートである。
【００１９】まず、異常が発生したか否か、すなわち監
視対象設備１からの異常発生信号が出力された否かを監
視する（ステップＳ１０）。この監視処理において、異
常が発生したと判断すると、ステップＳ１２に進み順序
判定用データベース１１を参照して発生した異常の重大
度を決定する。次いで、ステップＳ１４で既に発生して
いる異常があるか否かを判定する。この判定において、
既に発生している異常があると判断するとステップＳ１
６に進み、重大度順位格納ファイル１２を参照して、今
決定した異常の重大度と既に発生している異常の重大度
とを比較する。次いで、ステップＳ１８で、重大度の比
較結果から、発生中の全ての異常に対する重大度の順位
を更新する。次いで、ステップＳ２０で、重大度順位格
納ファイル１２の各異常の順位をもとに、予め輝度デー
タベースで順序毎に決められている輝度で異常を示すシ
ンボルを表示する。この処理を行った後、ステップＳ１
０に戻る。
視対象設備１からの異常発生信号が出力された否かを監
視する（ステップＳ１０）。この監視処理において、異
常が発生したと判断すると、ステップＳ１２に進み順序
判定用データベース１１を参照して発生した異常の重大
度を決定する。次いで、ステップＳ１４で既に発生して
いる異常があるか否かを判定する。この判定において、
既に発生している異常があると判断するとステップＳ１
６に進み、重大度順位格納ファイル１２を参照して、今
決定した異常の重大度と既に発生している異常の重大度
とを比較する。次いで、ステップＳ１８で、重大度の比
較結果から、発生中の全ての異常に対する重大度の順位
を更新する。次いで、ステップＳ２０で、重大度順位格
納ファイル１２の各異常の順位をもとに、予め輝度デー
タベースで順序毎に決められている輝度で異常を示すシ
ンボルを表示する。この処理を行った後、ステップＳ１
０に戻る。
【００２０】一方、上記ステップＳ１４の判定におい
て、既に発生している異常がない、すなわち今回が初め
ての異常であると判断すると、ステップＳ２２に進み、
今決定した重大度を重大度順位格納ファイル１２に記録
する。そして、ステップＳ２４で今回発生した異常に対
し、最も高い輝度で異常を示すシンボルを表示する。こ
の処理を行った後、ステップＳ１０に戻る。
て、既に発生している異常がない、すなわち今回が初め
ての異常であると判断すると、ステップＳ２２に進み、
今決定した重大度を重大度順位格納ファイル１２に記録
する。そして、ステップＳ２４で今回発生した異常に対
し、最も高い輝度で異常を示すシンボルを表示する。こ
の処理を行った後、ステップＳ１０に戻る。
【００２１】また、上記ステップＳ１０の監視処理にお
いて、異常が発生していないと判断すると、ステップＳ
２６に進み、異常を示すシンボルの指定があるか否かを
判定する。すなわち、ポインチングデバイス１７によっ
て表示装置８の画面上に表示されたシンボルを指定する
座標入力があるか否かを判定する。この判定において、
シンボルの指定があると判断すると、ステップＳ２８
で、復旧ガイダンスデータベース１４を参照して、指定
されたシンボルに対する復旧ガイダンスを読み出し、こ
れを表示装置８に表示する。この処理を行った後、ステ
ップＳ１０に戻る。
いて、異常が発生していないと判断すると、ステップＳ
２６に進み、異常を示すシンボルの指定があるか否かを
判定する。すなわち、ポインチングデバイス１７によっ
て表示装置８の画面上に表示されたシンボルを指定する
座標入力があるか否かを判定する。この判定において、
シンボルの指定があると判断すると、ステップＳ２８
で、復旧ガイダンスデータベース１４を参照して、指定
されたシンボルに対する復旧ガイダンスを読み出し、こ
れを表示装置８に表示する。この処理を行った後、ステ
ップＳ１０に戻る。
【００２２】また、ステップＳ２６の判定において、シ
ンボルの指定がないと判断すると、ステップＳ３０に進
み、異常が回復したか否かを判定する。この判定におい
て、異常が回復したと判断すると、ステップＳ３２に進
み、当該異常を除外して重大度順位格納ファイル１２に
おける重大度の順位を更新してステップＳ１０に戻る。
これに対して、異常が回復していないと判断すると、ス
テップＳ３４で他の処理を行ってステップＳ１０に戻
る。
ンボルの指定がないと判断すると、ステップＳ３０に進
み、異常が回復したか否かを判定する。この判定におい
て、異常が回復したと判断すると、ステップＳ３２に進
み、当該異常を除外して重大度順位格納ファイル１２に
おける重大度の順位を更新してステップＳ１０に戻る。
これに対して、異常が回復していないと判断すると、ス
テップＳ３４で他の処理を行ってステップＳ１０に戻
る。
【００２３】このように、この実施の形態では、異常が
発生する毎に順序判定用データベース１１を参照して発
生した異常の重大度を決定し、更に重大度順位格納ファ
イル１２を参照して今決定した重大度と既に発生してい
る異常の重大度とを比較して、その結果から、発生した
全ての異常に対する重大度の順位を更新し、その順位に
対応した輝度でシンボルを表示する（重大度が最も高い
異常のシンボルを最も高い輝度で表示する）。
発生する毎に順序判定用データベース１１を参照して発
生した異常の重大度を決定し、更に重大度順位格納ファ
イル１２を参照して今決定した重大度と既に発生してい
る異常の重大度とを比較して、その結果から、発生した
全ての異常に対する重大度の順位を更新し、その順位に
対応した輝度でシンボルを表示する（重大度が最も高い
異常のシンボルを最も高い輝度で表示する）。
【００２４】したがって、複数の異常が生じた場合に処
置の優先順位が容易に分かるので、従来のような優先的
に処置しなければならない異常を後回しにしてしまった
りする誤りがなくなり、被害を最小限に抑えることが可
能になる。
置の優先順位が容易に分かるので、従来のような優先的
に処置しなければならない異常を後回しにしてしまった
りする誤りがなくなり、被害を最小限に抑えることが可
能になる。
【００２５】また、この実施の形態では、表示装置８に
表示された異常を示すシンボルをポインチングデバイス
１７にて指定することにより、その異常に応じた復旧方
法を知らせるガイダンスを表示する。したがって、異常
が生じた場合の復旧方法が容易に分かるので、発生した
異常に対して素早い対応が可能になり、被害を最小限に
抑えることが可能になる。
表示された異常を示すシンボルをポインチングデバイス
１７にて指定することにより、その異常に応じた復旧方
法を知らせるガイダンスを表示する。したがって、異常
が生じた場合の復旧方法が容易に分かるので、発生した
異常に対して素早い対応が可能になり、被害を最小限に
抑えることが可能になる。
【００２６】なお、上記実施の形態では、重大度の順位
にしたがって異常発生を示すシンボルの輝度を変えるよ
うにしたが、色を変えたり形状の異なる記号を付加する
ようにしても良い。このようにすると、輝度を変える場
合よりも重大度を識別できる数を増やすことができる。
にしたがって異常発生を示すシンボルの輝度を変えるよ
うにしたが、色を変えたり形状の異なる記号を付加する
ようにしても良い。このようにすると、輝度を変える場
合よりも重大度を識別できる数を増やすことができる。
【００２７】また、上記実施の形態では、異常毎に設定
した重みに基づいて発生した異常の重大度を決定するよ
うにしたが、オペレータが任意に設定できるようにして
も良い。このようにすると、様々な場合に対応すること
ができ。
した重みに基づいて発生した異常の重大度を決定するよ
うにしたが、オペレータが任意に設定できるようにして
も良い。このようにすると、様々な場合に対応すること
ができ。
【００２８】また、上記実施の形態では、異常に応じた
復旧方法を知らせるガイダンスを表示するようにした
が、音声合成によって知らせるようにしても良い。この
ようにすると、より確実に復旧方法を知ることができ
る。
復旧方法を知らせるガイダンスを表示するようにした
が、音声合成によって知らせるようにしても良い。この
ようにすると、より確実に復旧方法を知ることができ
る。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１、２記載
の監視制御装置によれば、異常が発生する毎に異常の重
大度を決定し、そして今決定した重大度と既に発生して
いる異常の重大度とを比較して全ての異常に対する重大
度の順位を更新し、その順位に対応した輝度でシンボル
を表示するようにしたので、複数の異常が生じた場合に
処置の優先順位が容易に分かるので、従来のような優先
的に処置しなければならない異常を後回にしてしまった
りする誤りがなくなり、被害を最小限に抑えることがで
きる。
の監視制御装置によれば、異常が発生する毎に異常の重
大度を決定し、そして今決定した重大度と既に発生して
いる異常の重大度とを比較して全ての異常に対する重大
度の順位を更新し、その順位に対応した輝度でシンボル
を表示するようにしたので、複数の異常が生じた場合に
処置の優先順位が容易に分かるので、従来のような優先
的に処置しなければならない異常を後回にしてしまった
りする誤りがなくなり、被害を最小限に抑えることがで
きる。
【００３０】また、請求項３記載の監視制御装置によれ
ば、手動により重みを設定できるようにしたので、様々
な場合に対応することができる。
ば、手動により重みを設定できるようにしたので、様々
な場合に対応することができる。
【００３１】さらに、請求項４記載の監視制御装置によ
れば、異常が復旧されたときにも重大度の順位を更新す
るようにしたので、常に同じ輝度で重大度を認識するこ
とができる。
れば、異常が復旧されたときにも重大度の順位を更新す
るようにしたので、常に同じ輝度で重大度を認識するこ
とができる。
【００３２】さらに、請求項５の発明は、表示手段に表
示された異常を示すシンボルを指定手段によって指定す
ることにより、その異常に応じた復旧方法を知らせるガ
イダンスを表示するようにしたので、異常が生じた場合
の復旧方法が容易に分かることから、発生した異常に対
して素早い対応が可能になり、被害を最小限に抑えるこ
とができる。
示された異常を示すシンボルを指定手段によって指定す
ることにより、その異常に応じた復旧方法を知らせるガ
イダンスを表示するようにしたので、異常が生じた場合
の復旧方法が容易に分かることから、発生した異常に対
して素早い対応が可能になり、被害を最小限に抑えるこ
とができる。
【図１】本発明に係る監視制御装置の実施の形態の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図２】実施の形態の監視制御装置の動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図３】従来の監視制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
１ 監視制御設備 ６ シンボル表示座標データベース ７ 異常情報ファイル ８ 表示装置 １０ 監視制御装置 １１ 順序判定用データベース １２ 重大度順位格納ファイル １３ 輝度データベース １４ 復旧ガイダンスデータベース １５ 信号処理部 １６ 表示部 １７ ポインチングデバイス １８ インタフェース
Claims (5)
- 【請求項１】 監視対象設備を模したシンボルを表示す
ると共に監視対象設備の異常が発生した箇所に異常発生
を示すシンボルを表示する表示手段と、 前記監視対象設備にて発生した異常の重大度を決定する
重大度決定手段と、 この重大度決定手段によって重大度が決定された異常を
重大度順に格納する重大度順位格納ファイルと、 前記監視対象設備にて異常が発生する毎に前記重大度決
定手段によって決定された重大度と前記重大度順位格納
ファイルに格納されている既に発生した異常の重大度と
を比較し、その比較結果から前記重大度順位格納ファイ
ルにおける重大度の順位を更新する重大度順位更新手段
と、 この重大度順位更新手段によって更新された前記重大度
順位格納ファイルにおける重大度の順位にしたがって異
常発生を示すシンボルの輝度を変える表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする監視制御装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の監視制御装置において、 前記重大度決定手段は、発生した異常の重大度を異常毎
に設定された重みに基づいて決定することを特徴とする
監視制御装置。 - 【請求項３】 請求項１乃至２のいずれかに記載の監視
制御装置において、 手動により重みを設定できる重み設定手段を更に備えた
ことを特徴とする監視制御装置。 - 【請求項４】 請求項１乃至３のいずれかに記載の監視
制御装置において、 前記重大度順位更新手段は、異常が復旧されたときにも
前記重大度順位格納ファイルにおける重大度の順位を更
新することを特徴とする監視制御装置。 - 【請求項５】 請求項１乃至４のいずれかに記載の監視
制御装置において、 異常毎の復旧方法のガイダンスが記憶された復旧方法ガ
イダンス記憶手段と、 前記表示手段に表示された異常を示すシンボルを指定す
る指定手段とを更に備え、 前記表示制御手段は、前記指定手段によって指定された
異常を示すシンボルに対応する復旧方法のガイダンスを
前記復旧方法ガイダンス記憶手段から読み出して前記表
示手段に表示することを特徴とする監視制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33994196A JPH10187232A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 監視制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33994196A JPH10187232A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 監視制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10187232A true JPH10187232A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18332216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33994196A Pending JPH10187232A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 監視制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10187232A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005316728A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Mitsubishi Electric Corp | 障害解析装置、障害解析方法及び障害解析プログラム |
| GB2452614A (en) * | 2007-09-04 | 2009-03-11 | Fisher Rosemount Systems Inc | A method and apparatus to control information presented to a process plant operator |
| WO2013128550A1 (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-06 | 株式会社日立製作所 | 監視システム及び監視プログラム |
| CN104344970A (zh) * | 2014-10-13 | 2015-02-11 | 中国船舶重工集团公司第七二六研究所 | 一种装备系统故障综合诊断方法及装置 |
| US11579963B2 (en) | 2021-01-29 | 2023-02-14 | Hitachi, Ltd. | Maintenance support device, maintenance support method, and maintenance support program |
-
1996
- 1996-12-19 JP JP33994196A patent/JPH10187232A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005316728A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Mitsubishi Electric Corp | 障害解析装置、障害解析方法及び障害解析プログラム |
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| GB2452614B (en) * | 2007-09-04 | 2012-09-26 | Fisher Rosemount Systems Inc | Methods and apparatus to control information presented to process plant operators |
| US8392845B2 (en) | 2007-09-04 | 2013-03-05 | Fisher-Rosemount Systems, Inc. | Methods and apparatus to control information presented to process plant operators |
| WO2013128550A1 (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-06 | 株式会社日立製作所 | 監視システム及び監視プログラム |
| US8863154B2 (en) | 2012-02-27 | 2014-10-14 | Hitachi, Ltd. | Monitoring system and monitoring program |
| JP5658417B2 (ja) * | 2012-02-27 | 2015-01-28 | 株式会社日立製作所 | 監視システム及び監視プログラム |
| US9329924B2 (en) | 2012-02-27 | 2016-05-03 | Hitachi, Ltd. | Monitoring system and monitoring program |
| CN104344970A (zh) * | 2014-10-13 | 2015-02-11 | 中国船舶重工集团公司第七二六研究所 | 一种装备系统故障综合诊断方法及装置 |
| US11579963B2 (en) | 2021-01-29 | 2023-02-14 | Hitachi, Ltd. | Maintenance support device, maintenance support method, and maintenance support program |
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