JPH10181860A - 容器受渡し装置 - Google Patents

容器受渡し装置

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JPH10181860A
JPH10181860A JP35566696A JP35566696A JPH10181860A JP H10181860 A JPH10181860 A JP H10181860A JP 35566696 A JP35566696 A JP 35566696A JP 35566696 A JP35566696 A JP 35566696A JP H10181860 A JPH10181860 A JP H10181860A
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Norimi Kawanami
法美 川浪
Takao Katayama
崇夫 片山
Hitoshi Takaku
仁 高久
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エア搬送コンベヤ2から通常のコンベヤ4への
容器6の受渡しを行なう容器受渡し装置1での、受渡し
をスムーズにする。 【解決手段】容器6の口部6aに形成されたフランジ状
の係合部6bを、両側の支持レール8,9に支持させて
吊下げた状態にし、この容器6に圧力エアを吹付けて下
流側に搬送するエア搬送コンベヤ2から、下方のコンベ
ヤ4に容器6を受渡す。前記支持レール8,9は、樹脂
等の可撓性を有する材料からできており、その下流端部
8a,9aにシリンダ等の昇降手段26を連結して上下
に揺動させることができる。容器6のサイズに応じて、
支持レール8,9の下流端部8a,9aを昇降させ、そ
の先端部8b,9bと下方のコンベヤ4の搬送面4bと
の距離H2 を、容器6のフランジ部6bの下面から容器
底部6cまでの高さH1 に一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容器受渡し装置に係
り、より詳しくは、エア搬送コンベヤによって吊下げた
状態で搬送してきた容器を、下方のコンベヤ上に着地さ
せて引渡す容器受渡し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】容器内に液体を充填する場合には、品質
管理上、充填される液体と容器とを殺菌しなければなら
ない。従来は、この殺菌をするために、充填液を高温に
して容器内に充填することにより、液体と容器の両者の
殺菌を兼ねるようにしたホット充填が主として行なわれ
ていた。このようなホット充填では、容器は耐熱性のも
のでなければならず、また、充填液を加熱するために、
味や香りが劣化する等の問題点があった。
【0003】そこで、近年、無菌の空間内にフィラ(充
填機)、キャッパ等の装置と、これらの各装置に容器の
供給および排出を行なう搬送コンベヤ等を収容し、無菌
雰囲気中で充填を行なう無菌充填が広く行なわれるよう
になった。このような無菌充填は、常温での充填が可能
であり、それに伴い容器も非耐熱性のものを用いること
ができる。
【0004】前記無菌充填は、チャンバーによって密閉
された無菌空間内で容器の搬送を行なうため、倒びん等
のトラブルが起こった場合に解除作業が面倒で、稼動率
がダウンするという問題があった。無菌チャンバー内で
の倒びんの除去作業は通常次のように行なわれる。無菌
チャンバー内には、無菌雰囲気をこわさないために、作
業員が直接入ることができないので、外部から無菌グロ
ーブ等を用いて倒びんをつかみ、滅菌された第1中間室
内に移し、さらに回収室に取出し、その後、前記第1中
間室を再び滅菌する。以上のような作業をしなければな
らないため、倒びんをできるだけ避ける必要がある。
【0005】特に、PET容器等のように軽量で不安定
な形状の容器を、通常の搬送コンベヤで搬送すると倒び
んの可能性が高く、高速運転をすることは不可能であ
る。そのため、PET容器を用いる場合には、倒びんの
おそれのないエア搬送コンベヤによって、デキャッパ
(抜栓機)、フィラ(充填機)およびキャッパ(打栓
機)等の容器処理装置に容器を供給し、また、排出する
ようになっている。
【0006】エア搬送コンベヤの一般的構成では、二本
の平行な支持レールに、容器の口部に設けられたフラン
ジ状の係合部を係合させて、この容器を吊下げた状態に
し、エアダクト内に導入したエアを容器に吹き付けるこ
とにより支持レール上を滑らせて下流側へ搬送するよう
になっている。このように支持レールに吊下げて搬送し
てきた容器は、前記デキャッパ、フィラおよびキャッパ
等の装置に供給する際には、容器の底部を支持して搬送
するベルトコンベヤ等の通常の搬送コンベヤに引渡さな
ければならない。この容器の受渡しの際には、エア搬送
コンベヤによって搬送されている容器の底面と、下方の
搬送コンベヤの搬送面の高さを同一にして安定した状態
で着地させなければならない。
【0007】前記無菌充填装置が、単一のサイズの容器
にだけ充填をする装置であれば、エア搬送コンベヤの支
持レールの高さと、下方のコンベヤの高さをその容器の
サイズに合わせてセットしておけば良いが、この無菌充
填装置によって異なるサイズの容器への充填を行なう場
合には、エア搬送コンベヤから下方の通常の搬送コンベ
ヤへの容器の受渡しを行なうために、両コンベヤ間の高
さの調整を行なうために特別な構造を必要とする。
【0008】複数種類の容器を、前記のようなエア搬送
コンベヤから下方の搬送コンベヤへ受渡しを行なうこと
ができるように調整を可能にした装置はすでに知られて
いる(特開平5−58435号、特開平5−22151
5号)。前者(特開平5−58435号)の装置は、エ
ア搬送コンベヤと下方のベルトコンベヤとの間に、3面
に案内レールを有する切換部品を取付けた回転可能構造
体を設置し、搬送物のサイズの変化に対応して前記回転
可能構造体を回転させて、前記3面の案内レールのうち
最適な案内レールをエア搬送コンベヤの支持レールに一
致させるようにしたものである。また、後者(特開平5
−221515号)の装置は、異なる勾配を有する複数
の乗り継ぎ用案内レールを、二列以上並列して設け、物
品の規格を変更する際には、前記案内レールを平行移動
させて、最適な案内レールをエア搬送コンベヤに接続す
るようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記両公報に記載され
た装置はいずれも、エア搬送コンベヤの支持レールと別
体の可動部材(回転可能構造体または複数の乗り継ぎ用
案内レール)を回転または移動させて、いずれか一つを
前記支持レールの先端に接続するようになっている。従
って、エア搬送コンベヤの支持レールの先端(下流端)
と、受渡し部の可動部材の上流端との間に継ぎ目ができ
てしまう。このように継ぎ目があると、エア圧力に押さ
れて支持レール上を滑って搬送されてきた容器が引っ掛
かってしまうおそれがあった。
【0010】本発明は前記欠点を除くためになされたも
ので、エア搬送コンベヤから下方の搬送コンベヤへ容器
を引渡す際に、容器が引っ掛かるおそれがなく、スムー
ズに受渡しを行なうことができる容器受渡し装置を提供
することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る容器受渡し
装置は、支持レールに吊下げた状態で支持された容器
に、エアを吹付けて下流側に搬送するエア搬送コンベヤ
から、このエア搬送コンベヤの下方に、同じ搬送方向を
向けて配置され、容器の底部を支持して搬送するコンベ
ヤへと容器を引渡すものであって、特に、前記支持レー
ルを可撓性を有する材質から形成するとともに、この支
持レールの下流端部に昇降手段を連結し、受渡される容
器の高さに応じて、支持レールの下流端の高さを調整す
るようにしたものである。
【0012】また、第2の発明に係る容器受渡し装置
は、前記昇降手段によって昇降される支持レールの下流
端部上に、支持レールの上流側に支持されている容器に
エアを吹付けるエアダクトの本体部とは独立したエアダ
クトを設け、この独立したエアダクトをフレキシブルチ
ューブを介して前記本体部と接続し、エアダクト本体部
から導入したエアを、下流端部上に支持されている容器
に吹付けるようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例により本
発明を説明する。図1は本発明の一実施例に係る容器受
渡し装置(全体として符号1で示す)の側面図、図2は
その下部の搬送コンベヤを示す平面図、図3は正面図あ
る。図において、2は容器受渡し装置1の上流側(すな
わち容器引渡し側)のエア搬送コンベヤ、4はこのエア
搬送コンベヤ2の下方に、エア搬送コンベヤ2と直列に
配置された下流側(すなわち容器受け取り側)の搬送コ
ンベヤであり、エア搬送コンベヤ2の下流端部2aと下
方の搬送コンベヤ4の上流端部4aとが上下にオーバー
ラップして、この間で容器6の受渡しが行なわれる。
【0014】エア搬送コンベヤ2は、図4に示すよう
に、所定の間隔で配置された平行な2本の支持レール
8,9と、この支持レール8,9の上方に設けられて内
部が密閉されたエアダクト10とを有しており、このエ
アダクト10内に図示しないエア供給源から導入された
圧力エアが、容器6の口部6aが通過する通路12内
に、その下流方向へ向けて吹出されるようになってい
る。一方、容器6は、口部6aにフランジ状の係合部6
bが形成され、この係合部6bが、前記2本の支持レー
ル8,9間に吊下げられた状態で支持されるようになっ
ており、前記エアダクト10から通路12内に吹出され
たエアが容器6の口部6aに吹付けられることにより、
これら容器6が支持レール8,9上を滑って下流側へ搬
送される。前記両支持レール8,9は、合成樹脂等の可
撓性を有する素材によって形成されており、上下に変形
できるようになっている。
【0015】この実施例は、容器受渡し装置1を無菌充
填装置に適用した例を示すものであり、エア搬送コンベ
ヤ2の下流部は密閉された無菌チャンバー14内に挿入
されている。前記エアダクト10は、両支持レール8,
9の下流端部8a,9aの手前で遮断され、容器6の口
部6aが通過する通路12を除いて密閉されている。こ
のエアダクト10の先端部両側に取付板16が固定さ
れ、また、両支持レール8,9の最先端部8b,9bに
はそれぞれブラケット18が取付けられており、これら
両側の取付板16とブラケット18との間が、それぞれ
上下2本のリンク20,21によって連結されている。
従って、両支持レール8,9の下流端部8a,9aは、
取付板16が固定されている位置を支点として上下に揺
動させることができる。
【0016】前記支持レール8,9の揺動可能な下流端
部8a.9a上に、前記エアダクト10の本体部とは独
立したエアダクト22が設けられている。この独立した
エアダクト22は、フレキシブルチューブ24を介して
前記エアダクト10の本体部と接続されており、エアダ
クト10の本体部から導入されたエアが、下流方向を向
いた吹出口から容器6の口部6aに向かって吹付けられ
てこの容器6を下流側へ搬送する。なお、支持レール
8,9の揺動可能な下流端部8a,9a上に設けられて
いる独立したエアダクト22には、必ずしも前記フレキ
シブルチューブ24を介してエアダクト10の本体部か
らエアを供給する必要はなく、別の配管を介して圧力エ
アを導入するようにしても良い。
【0017】無菌チャンバー14は、入口側の隔壁14
a、出口側の隔壁14b、両側壁14c,14d、底壁
14eおよび天板14fによって構成されており、この
天板14f上に、前記支持レール8,9の下流端部8
a,9aを揺動(昇降)させる昇降手段26が設けられ
ている。この昇降手段26は、昇降ロッド28および連
結板30を介して支持レール8,9側に連結されてお
り、昇降手段26の作動によって支持レール8,9を上
下に揺動させることができる。支持レール8,9の下流
端部8a,9aは昇降手段26によって上方から荷重を
かけていない場合にはほぼ水平な状態にあり、昇降手段
26の作動によって強制的に押し下げて下方へ傾斜させ
ることができる。昇降手段26は、エアシリンダあるい
は電動モータ等の従来周知の機構を用いることができ
る。また、手動のハンドルを設けて人力で操作するよう
にしても良い。なお、無菌チャンバー14の外部から昇
降ロッド28が挿入されているので、この挿入部分の内
外の気密を保持するために、昇降ロッド28の周囲にじ
ゃばら32が装着されており、昇降ロッド28の挿入部
を密封している。
【0018】無菌チャンバー14の内部の、前記エア搬
送コンベヤ2の下流端部2aの下方に、容器6の底部6
cを支持して搬送する搬送コンベヤ4が配置されてい
る。この搬送コンベヤ4は、上流端部4aがエア搬送コ
ンベヤ2の下流端部2aの下方にオーバーラップし、エ
ア搬送コンベヤ2の搬送方向(矢印A)の下流側に向か
って延びている。搬送コンベヤ4の搬送面4bよりもや
や上方の両側には、エア搬送コンベヤ2から受け取った
容器6の両側面を案内するガイドバー34が配置され、
さらに、このガイドバー34の下流側に、連続して搬送
されてくる多数の容器6を、所定のピッチに間隔調整す
る上下一対のスクリュー36,37が配置されている。
前記エア搬送コンベヤ2から下方の搬送コンベヤ4に受
渡された容器6は、搬送コンベヤ4によって搬送される
間に、このスクリュー36,37によって所定の間隔に
ピッチ切りされて、図示しないデキャッパ(抜栓機)に
供給される。なお、搬送コンベヤ4およびスクリュー3
6,37は、無菌チャンバー14の下流側の隔壁14b
を通って無菌チャンバー14の外部へ延びており、この
隔壁14bには、これら搬送コンベヤ4、スクリュー3
6,37および容器6が通過する切り欠きが形成されて
いることはいうまでもない。
【0019】次に、前記構成に係る容器受渡し装置1の
作動について説明する。容器6は口部6aに形成された
フランジ状係合部6bが、エア搬送コンベヤ2の両側の
支持レール8,9上に載って吊下げられた状態で支持さ
れており、エアダクト10から通路12内に吹出された
圧力エアが容器6の口部6aに吹付けられることによっ
て、上流側(図1の左方)から下流側に向かって搬送さ
れる。エア搬送コンベヤ2によって搬送された容器6
は、入口側の隔壁14aに形成された切り欠きを通過し
て無菌チャンバー14内に搬入される。
【0020】支持レール8,9上を移動してきた容器6
は、支持レール8,9の下流端部8a,9a上に到達す
る。この支持レール8,9の下流端部8a,9aは、予
め昇降手段26を作動させることにより、適用される容
器6の高さに応じてその高さが調整されている。すなわ
ち、容器6の口部6aに形成されたフランジ状係合部6
bの下面から容器6の底面6cまでの高さ(H1 )が、
支持レール8,9の最先端部8b,9bと下方のコンベ
ヤ4の搬送面4bとの間の距離(H2 )にほぼ一致する
ように、支持レール8,9下流端部8a,9aを、図1
に示すように押し下げて傾斜させておく。
【0021】支持レール8,9の下流端部8a,9aに
達した容器6は、一度エアダクト10の本体部から出た
後、この下流端部8a,9a上に設けられた独立したエ
アダクト22内に入り、このエアダクト22から再度エ
アが吹付けられて傾斜している下流端部8a,9a上を
次第に下降する。そして、容器6が支持レール8,9の
最先端部8b,9bに至ると、前述のように、容器6の
フランジ状係合部6bから下の部分の高さ(H1 )と、
上方の支持レール8,9と下方の搬送コンベヤ4の搬送
面4bとの距離(H2 )とがほぼ一致しているので、容
器6はスムーズに搬送コンベヤ4上に着地して、搬送コ
ンベヤ4に引渡される。
【0022】上方のエア搬送コンベヤ2から下方の搬送
コンベヤ4の搬送面4b上に受渡された容器6は、両側
をガイドバー34によって案内されて搬送され、スクリ
ュー36,37により所定の間隔にピッチ切りされつつ
無菌チャンバー14から搬出され、前記デキャッパ、フ
ィラおよびキャッパ等の容器処理装置に順次送られて一
連の充填工程が行なわれる。
【0023】また、この無菌充填装置に適用される容器
のサイズが前記容器6と異なる場合には、昇降手段26
を作動させて支持レール8,9の下流端部8a,9aを
さらに下降、あるいは前記図示位置よりも上昇させて、
搬送コンベヤ4の搬送面4bとの距離(H2 )を、その
容器6のフランジ部6bより下部の高さ(H1 )とほぼ
一致させておく。このように、上流側のエア搬送コンベ
ヤ2の下流端部2aの高さを自由に変更し、容器6のサ
イズに応じて下方の搬送コンベヤ4との距離(H2 )を
調整することができるので、どのようなサイズの容器6
であっても、エア搬送コンベヤ2から下方の搬送コンベ
ヤ4への受渡しを安定して行なうことができる。しか
も、支持レール8,9は可撓性のある材料で形成され、
揺動可能な下流端部8a,9aも一体であるので、エア
搬送コンベヤ2の水平搬送する部分と、容器受渡し部
(下流端部8a,9a)との間に継ぎ目が生ずることが
なく、容器6が引っ掛かる等のトラブルが起こることが
ない。
【0024】前記実施例では、容器受渡し装置を無菌充
填装置に適用した場合について説明したが、この容器受
渡し装置は、無菌充填装置に限らず、その他の装置にも
適用しうることはいうまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、支持レー
ルに吊下げた状態で支持されている容器に、エアを吹付
けて下流側に搬送するエア搬送コンベヤから、このエア
搬送コンベヤの下方に、同じ搬送方向を向けて配置さ
れ、容器の底部を支持して搬送するコンベヤへと容器を
引渡す容器受渡し装置において、前記支持レールを可撓
性の材質から構成するとともに、この支持レールの下流
端部に昇降手段を連結し、受渡される容器の高さに応じ
て、支持レールの下流端の高さを調整するようにしたの
で、異なるサイズの容器に適用する場合でも、支持レー
ル上をスムーズに移動させることができ、安定した受渡
しが可能である。
【0026】また、第2の発明では、支持レールの昇降
する下流端部上に、本体部とは独立したエアダクトを設
け、この独立エアダクト内にフレキシブルチューブを介
して本体部からエアを導入し容器に吹付けるようにした
ので、支持レールの可動部分(下流端部)にもエアダク
トを設けることができ、下方のコンベヤに容器を引渡す
最後の段階まで容器にエアを吹付けて付勢することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る容器受渡し装置の側面
図である。
【図2】前記容器受渡し装置の下方に配置されたコンベ
ヤを示す平面図である。
【図3】前記容器受渡し装置の正面図である。
【図4】上記容器受渡し装置を構成するエア搬送コンベ
ヤの一例を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 容器受渡し装置 2 エア搬送コンベヤ 4 搬送コンベヤ 6 容器 8 支持レール 9 支持レール 8a 支持レールの下流端部 9a 支持レールの下流端部 10 エアダクト 22 独立したエアダクト 24 フレキシブルチューブ 26 昇降手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川浪 法美 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 片山 崇夫 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 高久 仁 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持レールに吊下げた状態で支持された
    容器に、エアを吹付けて下流側に搬送するエア搬送コン
    ベヤから、このエア搬送コンベヤの下方に、同じ搬送方
    向を向けて配置され、容器の底部を支持して搬送するコ
    ンベヤへと容器を引渡す容器受渡し装置において、 前記支持レールを可撓性の材質から構成するとともに、
    この支持レールの下流端部に昇降手段を連結し、受渡さ
    れる容器の高さに応じて、支持レールの下流端の高さを
    調整することを特徴とする容器受渡し装置。
  2. 【請求項2】 前記支持レールの下流端部上に、支持レ
    ールの上流側に支持されている容器にエアを吹付けるエ
    アダクトの本体部と独立したエアダクトを設け、この独
    立したエアダクトをフレキシブルチューブを介して前記
    本体部と接続したことを特徴とする請求項1に記載の容
    器受渡し装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006069681A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Shibuya Kogyo Co Ltd エアコンベヤ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006069681A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Shibuya Kogyo Co Ltd エアコンベヤ

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