JPH10176577A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

内燃機関の制御装置

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JPH10176577A
JPH10176577A JP8337314A JP33731496A JPH10176577A JP H10176577 A JPH10176577 A JP H10176577A JP 8337314 A JP8337314 A JP 8337314A JP 33731496 A JP33731496 A JP 33731496A JP H10176577 A JPH10176577 A JP H10176577A
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JP
Japan
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oxygen sensor
output
pressure
oxygen
value
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JP8337314A
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Inventor
Masato Sahashi
眞人 佐橋
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 酸素センサの出力に基づいて内燃機関を制御
する装置において酸素センサの個々の圧力依存性を補正
する。 【解決手段】 吸気圧の前回の値Pi′と今回の値Pi
との差に対する、Dの前回の値D′と今回の値Dと差、
すなわち、(D−D′)/(Pi−Pi′)が、0より
も大きい場合はdを予め定めた補正幅δだけ減じた値、
すなわち、d−δを新しいdの値にし、(D−D′)/
(Pi−Pi′)が、0よりも小さい場合はdを予め定
めた補正幅δだけ増やした値、すなわち、d+δを新し
いdの値にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の制御装
置、特に吸気管に設けた酸素センサの出力に基づいて制
御する内燃機関の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の吸気系に酸素センサを設け、
該酸素センサの出力に基づいて機関の制御因子を制御す
る装置が公知である。例えば、特開昭60−13826
3号公報ではEGRガス導入口よりも下流の吸気管内に
酸素センサを設け、該酸素センサの出力に応じEGR弁
開度をフィードバック制御する装置を開示している。と
ころで、酸素センサは周囲の圧力、すなわち、検出する
気体の圧力によって出力が変化するという圧力依存性が
あり、例えば、同じ空気(酸素濃度21%)に対して
も、標準大気圧の空気の場合と、それ以外の空気の場合
とでは、酸素センサの出力は異なる。ところが、上記公
報の装置ではこの圧力依存性を考慮していないため、正
しく酸素濃度をとらえることができない。
【0003】そこで、圧力に応じて予め設定した補正値
で、酸素センサの出力を補正するようにした装置が特開
昭62−284950号公報に開示されている。ところ
が、前記圧力依存性はセンサ素子の拡散律速層(図2参
照)の厚さや、細孔の径等によって決まり、製造ばらつ
きや、目詰まり等の経年変化によって変化する。したが
って、特開昭62−284950号公報の装置のように
予め設定した補正値による補正では酸素センサの圧力依
存性に対して充分な補正をおこなうことができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題に鑑
み、酸素センサの出力に基づいて内燃機関を制御する装
置において酸素センサの個々の圧力依存性に応じて酸素
センサ出力を補正することのできるようにすることを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、吸気バルブから吸入される気体の酸素濃度を検出す
る酸素センサと、酸素センサの出力をもとに機関の制御
因子の指令値を算出する機関制御因子指令値算出手段
と、指令値にもとづき機関の制御因子を制御する制御手
段と、酸素センサ近傍の吸入気体の圧力を検出する吸入
気体圧力検出手段と、酸素センサの較正をおこなうか否
かを判定する酸素センサ較正判定手段と、酸素センサの
較正をおこなうと判定されたときに酸素センサの出力と
吸入気体圧力検出手段の出力から酸素センサの対圧力変
化率を算出する酸素センサ変化率算出手段と、酸素セン
サ変化率算出手段の算出した酸素センサの対圧力変化率
にもとづき酸素センサ出力を補正する酸素センサ出力補
正手段とを具備することを特徴とする内燃機関の制御装
置を具備する内燃機関の制御装置が提供される。この様
に構成された内燃機関の制御装置では、酸素センサの出
力が酸素センサ変化率算出手段の算出した酸素センサの
対圧力変化率にもとづき酸素センサ出力補正手段により
正確に補正され、正確に補正された酸素センサ出力に基
づき機関制御因子指令値算出手段が機関の制御因子の指
令値が算出され、この指令値にもとづき制御手段が機関
の制御因子を制御する。
【0006】請求項2の発明によれば、請求項1の制御
装置において、酸素センサの較正をおこなうか否かを判
定する酸素センサ較正判定手段が、前記酸素センサの上
流に設けられたEGR弁が全閉にされてからの経過時間
が予め定めた所定値を超えたかどうかを判定する手段で
ある内燃機関の制御装置が提供される。この様に構成さ
れた内燃機関の制御装置ではEGR弁が全閉にされてか
らの経過時間が予め定めた所定値を超え吸気管に空気
(酸素濃度が既知の値=21%)が流れる時に補正計算
がおこなわれ、補正計算が正しくおこなわれる。
【0007】請求項3の発明によれば、請求項1の制御
装置において、酸素センサの較正をおこなうか否かを判
定する酸素センサ較正判定手段が、内燃機関の燃料噴射
を停止するフューエルカット装置が燃料噴射を停止して
からの経過時間が予め定めた所定値を超えたかどうかを
判定する手段である内燃機関の制御装置が提供される。
この様に構成された内燃機関の制御装置ではフューエル
カット装置が燃料噴射を停止してからの経過時間が予め
定めた所定値を超えると、排気ガスが空気と同じ空燃比
になるので、EGR弁が全閉でなくても吸気管には空気
(酸素濃度が既知の値=21%)が流れ補正計算が正し
くおこなわれる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明の
実施の形態を説明する。図1は本発明の構成を模式的に
示す図である。エンジン1は排気過給機2を備えるディ
ーゼルエンジンである。エンジン1には吸気バルブ3か
ら導入される吸気が通る吸気管4と排気バルブ5から排
出された排気を外部に導く排気管6が取り付けられてい
て、排気管6を通る排気ガスの一部がEGRパイプ7を
通って還流ガス導入口8から吸気管4内に還流するよう
にされていて、その量はEGR弁9により調整される。
【0009】吸気管4の還流ガス導入口8よりも下流に
は、吸気バルブから吸い込まれる吸気の酸素濃度を検出
する酸素センサ10が配設されている。さらに酸素セン
サ10の近傍には、酸素センサ10の近傍の吸気の圧力
を検出する圧力センサ11が配設されている。12は燃
料噴射ポンプであって、燃料噴射ポンプ12は燃料タン
ク(図示しない)から吸い上げた燃料を加圧して燃料噴
射弁13に圧送し、燃料噴射弁13は圧送されてきた燃
料を副室14内に所定のタイミングで噴射して自着火さ
せる。
【0010】20は電子制御ユニット(以下ECUとい
う)であり、互いに接続された入力インターフェイス2
1、CPU22、RAM23、ROM24、出力インタ
ーフェイス25を有するデジタルコンピュータである。
ECU20は酸素センサ10、圧力センサ11から送ら
れてくる信号をもとに電磁弁15を作用させ、真空ポン
プ16に蓄えられた負圧のEGRバルブ9のダイアフラ
ム室への供給を制御して、還流ガス量を制御する。その
他、ECU20は燃料噴射弁14の開閉の制御等各種の
制御をおこない、そのために色々なセンサを備えている
が本発明に関係ないものについては省略してある。
【0011】図2に示すのは酸素センサの素子の構造で
あって、素子100は、ジルコニアから成る固体電解質
101と、その両面に形成される白金から成る陽極10
2と、陰極103と、陰極の外側に形成される多孔質の
拡散律速層104と、素子を活性状態に保つために素子
を一定温度、例えば約700℃、に加熱するヒータ10
5で構成される。陽極102と陰極103の間には所定
の電圧が印加され、酸素イオンを陽極から陰極へ流そう
とするが、拡散律速層104によって制限される酸素分
子の量が吸気管内の酸素濃度に応じて変化するので、両
電極間を流れるイオン電流(限界電流)を計測すること
によって吸気管内の酸素濃度が検出できる。
【0012】図3は、色々な酸素センサについて、吸気
の酸素濃度が一定の時の吸気管内圧力の変化に対する酸
素センサの出力の変化を示す図であって、横軸は吸気管
内圧力(絶対圧)であり、縦軸は標準大気圧における出
力を基準とした場合のセンサの出力比である。図3に示
されるように、センサによって吸気管内圧力の変化に対
する出力の変化の仕方は異なる。
【0013】上記の様に、センサによって吸気管内圧力
の変化に対する出力の変化の仕方は異なるのは、Oiを
吸気管内の酸素濃度(0〜21%)、Ipを酸素センサ
イオン電流、Paを標準大気圧、Piを吸気管内圧力と
したときに、イオン電流Ipと酸素濃度Oiの間に以下
の式(1)の関係があり、 Oi=Ip×C×(d+Pa/Pi)/(d+1)…(1) ここで、dとCが、それぞれ酸素センサの拡散律速層の
厚さや、細孔の径等で決まるために、製造上のばらつ
き、経時変化等により変化し、各酸素センサによってそ
れぞれ値が異なるためである。
【0014】逆に、dとCの値がわかれば、酸素センサ
イオン電流Ipと吸気管内圧力Piから酸素濃度を正確
に算出することができる。そこで、以下に、センサ固有
のdの値を求める方法について説明する。ここで、D=
Ip×(d+Pa/Pi)/(d+1)とすると、この
Dの計算に用いるdとセンサ自体の実際のdの値dsと
の関係によって、Dは図4に示す様に変化する。すなわ
ち、d>dsならば、Dは吸気管内圧力Piの増加と共
に減少(右下がり)し、d<dsならば、Dは吸気管内
圧力Piの増加と共に増加(右上がり)する。d=ds
ならば、Dは吸気管内圧力Piの増加に対し変化しな
い。
【0015】そこで、Dの値の吸気管内圧力Piの変化
に対する変化を見ることによって、計算に用いるdとセ
ンサ自体の実際のdの値dsとの関係を判定し、Dが吸
気管内圧力Piの増加と共に減少(右下がり)していれ
ば、dを減らしてdsに近づけ、Dが吸気管内圧力Pi
の増加と共に増加(右下がり)していれば、dを増やし
てdsに近づけることによって、dをセンサ固有の値に
することができる。
【0016】一方、Cの値の補正は、上記のようにdを
センサ固有の値にしてD=Ip×(d+Pa/Pi)/
(d+1)を計算し、このDに暫定的に設定したCの値
を乗算して求めた酸素濃度Oiを、標準大気圧Paにお
ける酸素濃度Oaと比較してOi>OaならばCの値を
減じ、Oi<OaならばCの値を増やしてOiがOaに
なるようにすることによりおこなう。
【0017】以下に、上記の考え方に基づく補正を含め
た本発明の酸素センサの出力の補正の計算について説明
する。先ず、図5に示すのは8ms毎に酸素センサの濃
度Oiを求めるルーチンのフローチャートである。ステ
ップ51では各パラメータを読み込み、ステップ52で
上述のD=Ip×(d+Pa/Pi)/(d+1)を計
算し、ステップ53でステップ52でもとめたDにCを
乗算して酸素センサの濃度Oiを求めて終了する。
【0018】そして、図6、7に示すのが、dとCの補
正をおこなうルーチンであって、本実施例においては1
sec毎に実行され、その結果が、図5のルーチンに折
り込まれる。ステップ1では各パラメータを読み込む。
次に、この補正計算は吸気管内の酸素濃度が既知の値に
あるときにおこなうことが必要であるので、その様な条
件にあるかどうかを判定する。酸素濃度が既知の値とな
る場合としては、空気のみが吸入される場合がある。そ
の場合として、EGR弁が閉じている場合がある。
【0019】そこで、ステップ62ではEGR弁が全閉
状態とされてからの経過時間Tegrが予め定めた所定
の時間Tx以上続いているかどうかを判定する。しか
し、空気のみが吸入される場合としては、その他に、フ
ューエルカットされている場合がある。これは、フュー
エルカットされていると燃焼室内で燃焼がおこなわれな
いので排気ガスも空気と同じ酸素濃度を有するからであ
る。そこで、ステップ63ではフューエルカットされて
からの経過時間Tfcが予め定めた所定の時間Ty以上
続いているかどうかを判定する。
【0020】そして、ステップ62または63でいずれ
もNOであった場合は補正計算をおこなうのに適してい
ないためそのまま終了する。ステップ62、または63
でYESと判定された場合は、ステップ64に進む。ス
テップ64では、吸気圧Piの今回取り込んだ値Piと
前回の値Pi′の差が予め定めた所定の値pよりも大き
いかどうかを判定し、NOであった場合は、ステップ7
1に飛ぶ。これは、後述のステップ66,67におい
て、(D−D′)/(Pi−Pi′)、すなわち、図4
の傾きの判定をおこなうので、Pi−Pi′を大きくと
らないと精度が低下するためである。
【0021】ステップ64でYESの場合は、ステップ
65に進む。このステップ65も精度の低下を防止する
ためのものであって、吸気圧Piが変化中でないかどう
かを確認する。これは、例えば、詳述はしないが、別の
サブルーチンにおいて、この1sec毎の計算の行われ
るタイミングの、予め定めた所定の時間前、例えば、2
00ms前の値を取り込み、その後の200msの間
で、取り込んだ値に対して予め定めた所定の幅を超えた
場合にフラグXPSを立てるようにしておき、このフラ
グXPS=0である場合に、変化中でないと判定する。
ステップ65でYESと判定された場合には、ステップ
66に進み、NOと判定された場合はステップ71に飛
ぶ。
【0022】ステップ66では吸気圧の前回の値Pi′
と今回の値Piとの差に対する、Dの前回の値D′と今
回の値Dと差、すなわち、(D−D′)/(Pi−P
i′)が、0よりも大きいかどうかを判定し、その結
果、YESと判定された場合はステップ68に進んでd
を予め定めた補正幅δだけ減じた値、すなわち、d−δ
を新しいdの値にしてステップ70に進む。ステップ6
6でNOと判定された場合はステップ67に進んで(D
−D′)/(Pi−Pi′)が、0よりも小さいかどう
かを判定し、その結果、YESと判定された場合はステ
ップ69に進んでdを予め定めた補正幅δだけ増やした
値、すなわち、d+δを新しいdの値にしてててステッ
プ70に進む。
【0023】この、ステップ66〜69の作動が、前述
した、Dの値の吸気管内圧力Piの変化に対する変化を
見ることによって、計算に用いるdとセンサ自体の実際
のdの値dsとの関係を判定し、Dが吸気管内圧力Pi
の増加と共に減少(右下がり)していれば、dを減らし
てdsに近づけ、Dが吸気管内圧力Piの増加と共に増
加(右下がり)していれば、dを増やしてdsに近づけ
ることによって、dをセンサ固有の値にするという部分
に相当する。
【0024】ステップ70では、次回の計算のために今
回のDの値をD′に、今回PiをPi′にして、ステッ
プ71〜74に進み、前述した考え方に従って、Cの補
正の計算をおこなう。ステップ71では補正されたdの
値とCの暫定値を利用して計算された酸素濃度Oiが標
準大気圧における酸素濃度Oaよりも大きいかどうかを
判定し、YESの場合はステップ73に進み今回読み込
んだCから予め定めた補正幅γだけ減じた値、すなわち
C−γを新しいCの値にして終了する。ステップ71で
NOと判定された場合は、ステップ72に進み、酸素濃
度Oiが標準大気圧における酸素濃度Oaよりも小さい
かどうかを判定し、YESの場合はステップ74に進み
今回読み込んだCから予め定めた補正幅γだけ増やした
値、すなわちC+γを新しいCの値にして終了する。ス
テップ72でNOの場合は、補正されたdとCの値を利
用して計算された酸素濃度Oiが標準大気圧における酸
素濃度Oaに等しいので、そのまま、終了する。この、
ステップ71〜74の作動が、前述したCの値の補正に
相当する。
【0025】上記のようにして1sec毎に、dとCの
値は、その時の運転状態における酸素センサの固有の値
になるように更新され、常に正確な酸素濃度を検出する
ことができる。本発明では、この正確な酸素濃度にもと
づきEGR弁9の開度が制御される。図8は酸素濃度に
基づいてEGR弁9の開度を制御するルーチンのフロー
チャートである。ステップ81では酸素濃度Oiを含む
必要なパラメータを読み込むみ、ステップ82では、酸
素センサ以外のパラメータで決められた開度Aに対し
て、酸素濃度Oiに、変換係数kを乗じたk×Oiを乗
算してEGR弁9の開度が決定される。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、酸素センサの出力に基
づいて内燃機関を制御する装置において個々の酸素セン
サの圧力依存性が補正され、製造ばらつきや経時変化に
関係なく正確に酸素濃度を検出することができ、酸素セ
ンサの出力におうじた内燃機関の制御が正確に実行され
る。特に、請求項3のようにすれば、EGR弁を備えて
いて、EGR弁が全閉でなくても補正計算をおこなうこ
とができ、補正計算をおこなうことのできる範囲を広く
とることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の較正を示す図である。
【図2】酸素センサの素子部の構造を示す図である。
【図3】酸素センサの出力の圧力依存性のばらつきを示
す図である。
【図4】補正の考え方を説明する図である。
【図5】酸素濃度を計算するルーチンのフローチャート
である。
【図6】補正のルーチンのフローチャートである。
【図7】補正のルーチンのフローチャートである。
【図8】EGR弁の開度を制御するルーチンのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…エンジン 4…吸気管 6…排気管 7…EGRパイプ 9…EGR弁 10…酸素センサ 11…圧力センサ 20…ECU 100…素子 101…固体電解質 102…陽極 103…陰極 104…拡散律速層 105…ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01N 27/41 G01N 27/46 325P

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気バルブから吸入される気体の酸素濃
    度を検出する酸素センサと、 酸素センサの出力をもとに機関の制御因子の指令値を算
    出する機関制御因子指令値算出手段と、 指令値にもとづき機関の制御因子を制御する制御手段
    と、 酸素センサ近傍の吸入気体の圧力を検出する吸入気体圧
    力検出手段と、 酸素センサの較正をおこなうか否かを判定する酸素セン
    サ較正判定手段と、 酸素センサの較正をおこなうと判定されたときに酸素セ
    ンサの出力と吸入気体圧力検出手段の出力から酸素セン
    サの対圧力変化率を算出する酸素センサ変化率算出手段
    と、 酸素センサ変化率算出手段の算出した酸素センサの対圧
    力変化率にもとづき酸素センサ出力を補正する酸素セン
    サ出力補正手段とを具備することを特徴とする内燃機関
    の制御装置。
  2. 【請求項2】 酸素センサの較正をおこなうか否かを判
    定する酸素センサ較正判定手段が、前記酸素センサの上
    流に設けられたEGR弁が全閉にされてからの経過時間
    が予め定めた所定値を超えたかどうかを判定する手段で
    あることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御
    装置。
  3. 【請求項3】 酸素センサの較正をおこなうか否かを判
    定する酸素センサ較正判定手段が、内燃機関の燃料噴射
    を停止するフューエルカット装置が燃料噴射を停止して
    からの経過時間が予め定めた所定値を超えたかどうかを
    判定する手段であることを特徴とする請求項1に記載の
    内燃機関の制御装置。
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