JPH10165242A - 組み込み式加熱調理器 - Google Patents

組み込み式加熱調理器

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Publication number
JPH10165242A
JPH10165242A JP8329839A JP32983996A JPH10165242A JP H10165242 A JPH10165242 A JP H10165242A JP 8329839 A JP8329839 A JP 8329839A JP 32983996 A JP32983996 A JP 32983996A JP H10165242 A JPH10165242 A JP H10165242A
Authority
JP
Japan
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main body
cooking
filter
heating
intake port
Prior art date
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Pending
Application number
JP8329839A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Kako
英徳 加古
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/90Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in food processing or handling, e.g. food conservation
    • Y02A40/963Off-grid food refrigeration

Landscapes

  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 調理器本体内を十分に冷却すると共に、水や
食べ物かす等が調理器本体内に入ることを防止する。 【解決手段】 本発明の組み込み式加熱調理器14は、
調理台1の上面部に組み込まれる調理器本体16と、こ
の調理器本体16の上面部のトッププレート19上に載
置された被加熱体を加熱する加熱手段20、21、22
と、調理器本体16に設けられた冷却ファン装置25
と、調理器本体16の後部の底壁または側壁29に設け
られた吸気口30と、調理台1の蹴込み部(台輪6)に
設けられた通気口6aとを備え、そして、冷却ファン装
置25を駆動したときに、通気口6aから取り込んだ外
気を通路13及び吸気口30を通して調理器本体16内
へ導入するように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理台の上面部に
組み込んで使用する組み込み式加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の組み込み式加熱調理器として、
誘導加熱方式により鍋等の被加熱体を加熱するように構
成したものが使用されている。この構成の組み込み式加
熱調理器は、調理器本体の上面部にトッププレートを設
けると共に、このトッププレートの下面に誘導加熱コイ
ルを設け、更に、この誘導加熱コイルを通電駆動するイ
ンバータ装置を調理器本体内に設けて構成されている。
このインバータ装置はスイッチング素子を有しており、
このスイッチング素子はかなり発熱する部品である。こ
のため、上記スイッチング素子や誘導加熱コイル等の電
気部品を冷却する必要があり、そのために調理器本体内
に冷却ファン装置を設けている。
【0003】この構成の場合、調理器本体の前面部に吸
気口を設け、冷却ファン装置により上記吸気口を通して
外気を調理器本体内へ吸い込むように構成している。或
いは、調理器本体の上面部の後部に吸気口を設け、この
吸気口を通して外気を調理器本体内へ吸い込むように構
成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成のうちの
前面部に吸気口を設ける構成の場合、通常、ロースタの
出入れ口が調理台の前面部上部に配設されているため、
吸気口とロースタの出入れ口とが近接してしまう。この
ため、ロースタから漏れた熱で暖められた空気、また
は、調理器本体の上面部で加熱している被加熱体により
暖められた空気や蒸気等を上記吸気口から取り込んで調
理器本体内に吸い込んでしまうようになり、冷却性能が
悪くなるという不具合があった。
【0005】また、調理器本体の上面部の後部に吸気口
を設ける構成の場合には、調理中や清掃時等に煮汁や水
等が上記吸気口を通して調理器本体内に入ってしまうこ
とがあった。更に、調理中に発生する油煙や食べ物かす
等が上記吸気口を通して調理器本体内に入ってしまうこ
ともあった。このような場合、調理器本体内に配設され
ている電気部品に水や食べ物かす等が付着するため、電
気絶縁性能の劣化を招くことがあるという不具合があっ
た。
【0006】そこで、本発明の目的は、調理器本体内を
十分に冷却することができると共に、水や食べ物かす等
が調理器本体内に入ることを防止できる組み込み式加熱
調理器を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の組み込み式加熱
調理器は、調理台の上面部に組み込まれる調理器本体
と、この調理器本体に設けられ前記調理器本体の上面部
に載置された被加熱体を加熱する加熱手段と、前記調理
器本体に設けられ外気を吸い込んで前記調理器本体の内
部を冷却する冷却ファン装置と、前記調理器本体の後部
の底壁または側壁に設けられた吸気口と、前記調理台の
蹴込み部に設けられた通気口とを備え、そして、前記通
気口から取り込んだ外気を前記吸気口を通して前記調理
器本体内へ導入するように構成したところに特徴を有す
る。
【0008】上記構成によれば、冷却ファン装置を通電
駆動すると、その送風作用により、調理台の蹴込み部に
設けられた通気口から外気を取り込むと共に、この取り
込んだ外気を、調理器本体の後部の底壁または側壁に設
けられた吸気口を通して調理器本体内へ導入することが
できる。この構成の場合、調理台の蹴込み部周辺の空気
はロースタ等で暖められることがないから、このような
空気を調理器本体内に吸い込むことにより、調理器本体
の内部を十分に冷却することができる。
【0009】また、上記構成において、調理台の内部に
おける後部部分及び台輪部分に空気が流通可能な通路を
設け、この通路により通気口と吸気口とを連通させるよ
うに構成することが好ましい。更に、調理台の内部にお
ける後部部分及び台輪部分にダクトを配設し、このダク
トにより通気口と吸気口とを連通させるように構成して
も良い。
【0010】一方、吸気口を覆うフィルタを調理器本体
にその上方から着脱可能に設けることが好ましい構成で
ある。この構成の場合、フィルタを着脱するための着脱
用開口部を塞ぐ閉塞手段を設けることが好ましい。ま
た、フィルタが装着されていることを検出するフィルタ
検出手段を設け、フィルタが装着されていないときは加
熱運転を停止するように構成しても良い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例につ
いて図1ないし図5を参照しながら説明する。まず、図
1及び図2は、組み込み式加熱調理器を調理台に組み込
んだ状態を示す斜視図及び縦断側面図である。これら図
1及び図2において、調理台1は、例えばシステムキッ
チンの一部分を構成するものであり、調理台本体2とこ
の調理台本体2の上面部に設けられた天板3とから構成
されている。
【0012】上記調理台本体2は、左右の側板4、5
と、調理台1の蹴込み部を構成する台輪6と、この台輪
6上に配置されると共に側板4、5間に配置された収納
庫7とから構成されている。この収納庫7は、底板8と
上板9と後板10と側板4、5とにより前面部が開口す
るように構成された箱状部と、この箱状部の前面開口部
を開閉する観音開き式の扉11、12とから構成されて
いる。
【0013】そして、調理台本体2内における収納庫7
の上部側、後部側及び下部側には、それぞれ空間部が形
成されている。このうちの後部側及び下部側の空間部に
より、空気が流通可能な通路13が構成されている。ま
た、台輪6には、多数のスリット状の孔からなる吸気用
の通気口6aが設けられている。更に、上部側の空間部
内に、上部加熱調理器14及び下部加熱調理器15が配
設される構成となっている。
【0014】ここで、まず上部加熱調理器14並びにそ
の配設構造について説明する。天板3には、矩形状の開
口部3aが形成されており、この開口部3a内に上部加
熱調理器14が上方から挿入されて固定されている。こ
の上部加熱調理器14の調理器本体16は、上部枠17
とこの上部枠17の下端部17aに取り付けられた外箱
18とから構成されている。上記上部枠17の内周面部
に形成された溝17bには、耐熱性を有するガラス等か
ら製造されたトッププレート19が嵌合固定されてい
る。このトッププレート19上に、鍋等の被加熱体を載
置して加熱するように構成されている。
【0015】更に、上部枠17の外周部下部には、段部
17cが形成されており、この段部17cを天板3の開
口部3aの開口縁部に載置して固定する構成となってい
る。これにより、上部加熱調理器14が調理台1の上面
部に組み込まれる構成となっている。この構成の場合、
上部加熱調理器14が本発明の組み込み式加熱調理器を
構成している。
【0016】そして、上部加熱調理器14は、いわゆる
三口タイプのコンロであり、図1に示すように、トップ
プレート19の前部側の左右に加熱手段20、21が設
けられ、後部側中央に加熱手段22が設けられている。
上記前部側左右の加熱手段20、21は誘導加熱方式で
加熱する手段であり、後部側中央の加熱手段22は電熱
線等からなるコイルヒータの発熱により加熱する手段で
ある。
【0017】この場合、トッププレート19の下面側に
は、図2に示すように、加熱手段20、21に対応して
誘導加熱コイル23(一方のみ図示する)が配設されて
いると共に、加熱手段22に対応してコイルヒータ(図
示しない)が配設されている。そして、外箱18内に
は、誘導加熱コイル23に高周波電流を供給するインバ
ータ装置24及びコイルヒータを駆動制御する駆動回路
(図示しない)が配設されている。上記インバータ装置
24は、発熱量が多いスイッチング素子を有している。
【0018】また、外箱17内の後部には、調理器本体
16の内部を冷却する冷却ファン装置25が配設されて
いる。この冷却ファン装置25は、例えば多翼ファンか
らなるファン26と、このファン26を回転駆動するモ
ータ27と、上記ファン26を覆うファンケーシング2
8とから構成されている。そして、外箱17の後部の側
壁29には、多数の孔からなる吸気口30が形成されて
いる。この吸気口30は、調理台本体2内の後部及び底
部に形成された通路13に臨むように構成されている。
【0019】更に、外箱17の前部の側壁32には、多
数の孔からなる排気口33が形成されている。この排気
口33の前側には、多数のスリット状の孔からなる排気
用の通気口34が配設されている。この構成の場合、冷
却ファン装置25のモータ27が通電駆動されると、フ
ァン26の送風作用により、外気を台輪6の通気口6a
から通路13内へ取り込み、該通路13を通過させて、
更に、吸気口30を通して調理器本体15内に吸引して
インバータ装置24及び誘導加熱コイル22へ送風す
る。また、調理器本体15内の空気を排気口33及び通
気口34を通して排出するように構成されている。
【0020】次に、下部加熱調理器15並びにその配設
構造について説明する。この下部加熱調理器15は、調
理台本体2内の上部の空間部内に、前側から挿入されて
固定されている。上記下部加熱調理器15の前部パネル
部35が調理台本体2の前面部の上部を閉塞している。
この前部パネル部35の上部に、前記通気口34が形成
されている。
【0021】そして、下部加熱調理器15には、ロース
タ36が設けられている。このロースタ36の加熱室3
7の上部には、例えばハロゲンランプヒータ等からなる
ヒータ38が配設されている。また、図1に示すよう
に、下部加熱調理器15の前部パネル部35の右端部に
は、操作パネル39が配設されている。この操作パネル
39には、上記ロースタ36及び上部加熱調理器14の
3つの加熱手段20、21、22をそれぞれコントロー
ルするための各種の操作スイッチ、並びに、各運転状態
等を表示するための種々の表示器が設けられている。
【0022】一方、上部加熱調理器14の後部には、図
2に示すように、フィルタ40が外箱18の後部側壁2
9の吸気口30を覆うように設けられている。このフィ
ルタ40は、図3に示すように、矩形板状に形成されて
おり、上部枠17の後辺部17dに上下方向に貫通する
ように形成された長溝状の着脱用開口部17e内に出し
入れ可能に挿入される構成となっている。そして、フィ
ルタ40の上端部及び着脱用開口部17eの開口縁部1
7fは、閉塞手段である例えばカバー41により覆われ
ており、もって着脱用開口部17eが閉塞されている。
【0023】この構成の場合、図4に示すように、着脱
用開口部17eの開口縁部17fが上方に少し突設され
ており、この突設部分にカバー41の下面に形成された
凹部41aが着脱可能に嵌合する構成となっている。こ
れにより、フィルタ41は、調理器本体2にその上方か
ら着脱可能に装着される構成となっている。
【0024】また、図5に示すように、フィルタ40の
下方には、フィルタ40が装着されていることを検出す
るフィルタ検出手段42が配設されている。このフィル
タ検出手段42は、マイクロスイッチ43と、軸44を
支点として回動可能に設けられたレバー45と、このレ
バー45を図5中右回り方向に回動付勢するばね46と
から構成されている。
【0025】この構成の場合、フィルタ40が挿入され
てセットされた状態では、レバー45が図5中実線で示
す位置に回動し、マイクロスイッチ43がオフする。フ
ィルタ40が挿入されていない未セット状態では、レバ
ー45が図5中破線で示す位置に回動し、レバー45に
よりマイクロスイッチ43がオンされる。これにより、
マイクロスイッチ43のオンオフ状態により、フィルタ
40が装着されているか否かが判断可能なように構成さ
れている。
【0026】そして、マイクロスイッチ43のスイッチ
信号は、運転制御手段である例えば制御回路(図示しな
い)に与えられるように構成されている。この制御回路
は、上記2つの加熱調理器14、15の各加熱運転全般
を制御する機能を有している。特に、上記制御回路は、
マイクロスイッチ43のスイッチ信号に基づいてフィル
タ40が装着されていないことを判断したときには、上
部加熱調理器14の加熱運転を停止する(即ち、上部加
熱調理器14の加熱動作を実行しない)ように構成され
ている。
【0027】次に、上記した構成の上部加熱調理器14
の調理器本体16内を冷却する動作について説明する。
上記調理器本体16内の冷却ファン装置25のモータ2
7が通電駆動されると、ファン26の送風作用により、
外気が調理台1の蹴込み部である台輪6の通気口6aを
通して通路13内へ取り込まれる。続いて、この取り込
まれた空気は、通路13内を通ってから外箱18の後部
の側壁29の吸気口30を通って調理器本体15内に吸
引される。そして、この吸引された空気は、ファン26
の送風作用により、インバータ装置24及び誘導加熱コ
イル22等の電気部品へ送風され、これら電気部品を冷
却する。続いて、電気部品を冷却した空気、即ち、調理
器本体16内の空気は、外箱18の前部の側壁32の排
気口33を通ると共に、前部パネル部35の通気口34
を通って外部へ排出される。
【0028】そして、上記構成の場合、調理台1の蹴込
み部周辺の空気はロースタ等で暖められることがないか
ら、ほぼ室温の空気であり、冷却空気として十分使用可
能な空気である。このような空気を調理器本体16内に
吸い込んで調理器本体16内の電気部品に吹き付けるの
であるから、調理器本体16の内部を十分に冷却するこ
とができる。
【0029】また、上記実施例では、調理台1の内部に
おける後部部分及び台輪(底部)部分に空気が流通可能
な通路13を設け、この通路13により台輪6の通気口
6aと調理器本体16の吸気口30とを連通させるよう
に構成したので、通気口6aから吸気口30まで空気を
スムーズに流すことができる。
【0030】尚、上述した構成の通路13を設けた場
合、図2に示すように、通路13の下部後部部分に、ほ
こりや塵等がたまることがあっても、これを掃除するこ
とができない。このため、上記たまったほこりや塵等が
通路13を流れる空気と一緒に調理器本体16内へ吸引
されるおそれがある。
【0031】これに対して、上記実施例においては、調
理器本体16に吸気口30を覆うフィルタ40を設ける
ように構成したので、フィルタ40により調理器本体1
6内にほこりや塵等が侵入することを防止できる。そし
て、フィルタ40を調理器本体16にその上方から着脱
可能に設ける構成としたので、フィルタ40を簡単に取
り外すことができると共に、この取り外した場合にフィ
ルタ40に付着した汚れを容易に除去することができ
る。
【0032】また、上記実施例の場合、フィルタ40の
着脱用開口部17eを塞ぐカバー41を設けたので、調
理中や清掃時等に調理器本体16の上面部にかかった煮
汁や水等が上記着脱用開口部17eを通して調理器本体
15内に入ることを防止できる。
【0033】更に、上記実施例では、フィルタ40が装
着されているか否かを検出するフィルタ検出手段42を
設けると共に、フィルタ40が装着されていないときは
制御回路によって加熱運転を停止するように構成した。
これにより、フィルタ40を装着しないままで加熱運転
を実行することがないから、ほころや塵等の異物が調理
器本体16内に侵入して電気部品に付着することを確実
に防止することができる。
【0034】尚、上記第1の実施例では、フィルタ40
とカバー41を別体としたが、これに代えて、図6に示
す第2の実施例のように、フィルタ47の上端部にカバ
ー部48を一体に形成するように構成しても良い。この
構成の場合、部品点数が少なくなると共に、カバー部4
8をフィルタ47の摘み部として利用することもでき
る。
【0035】図7は本発明の第3の実施例を示すもので
あり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第
1の実施例と同じ部分には同じ符号を付している。上記
第3の実施例では、調理台本体2内の後部部分及び底部
(台輪)部分にほぼ逆L字状をなすダクト49を配設
し、このダクト49の前端部開口部49aを台輪6の通
気口6aに連結すると共に、ダクト49の上端部開口部
49bを調理器本体16の後部の側壁29の吸気口30
に接続している。これにより、ダクト49を介して通気
口6aと吸気口30とが連通する構成となっている。
尚、上述した以外の第3の実施例の構成は、第1の実施
例の構成と同じ構成である。
【0036】従って、上記第3の実施例においても、第
1の実施例とほぼ同じ作用効果を得ることができる。特
に、第3の実施例では、調理台本体2内の後部部分及び
台輪部分に配設したダクト49により通気口6aと吸気
口30とを連通する構成としたので、調理台本体2内の
後部部分や台輪部分にたまったほこりや塵等が吸気口3
0を通して調理器本体16に吸引される空気に混入する
ことがなくなる。この結果、調理器本体16内にほこり
や塵等が侵入することをより一層防止できるから、上部
加熱調理器14の信頼性をより高くすることができる。
【0037】図8は本発明の第4の実施例を示すもので
あり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第
1の実施例と同じ部分には同じ符号を付している。上記
第4の実施例では、調理器本体16内における吸気口3
0の近傍に、サーミスタ等からなる温度センサ50を配
設している。そして、この温度センサ50から出力され
る温度検出信号を制御回路に与えるように構成してい
る。
【0038】また、制御回路は、温度センサ50からの
温度検出信号に基づいて吸気口30から吸引される空気
の温度が予め決めた設定温度よりも高い場合、例えば5
0℃以上である場合、加熱運転を停止するように構成さ
れている。尚、上述した以外の第4の実施例の構成は、
第1の実施例の構成と同じ構成となっている。
【0039】従って、第4の実施例においても、第1の
実施例とほぼ同じ作用効果を得ることができる。特に、
第4の実施例では、何らかの原因で調理台1の蹴込み部
(台輪6)付近の空気の温度が高くなっていたり、調理
台1の内部の空気温度が高くなっていたりした場合、上
部加熱調理器14の加熱運転を停止する、即ち、加熱運
転を実行しない構成となっている。この結果、調理器本
体16内に温風を導入する状態で、換言すると、調理器
本体16内の電気部品を冷却できない状態で、加熱運転
を実行してしまうことを確実に防止し得、信頼性を向上
し得る。
【0040】尚、上記各実施例では、吸気口30を調理
器本体16の外箱18の後部の側壁29に設けたが、こ
れに代えて、外箱18の後部の底壁に設けるように構成
しても良い。
【0041】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、調理器本体の後部の底壁または側壁に吸気口を設
け、調理台の蹴込み部に通気口を設け、そして、冷却フ
ァン装置の送風作用により通気口から取り込んだ外気を
吸気口を通して調理器本体内へ導入するように構成した
ので、調理器本体内を十分に冷却することができると共
に、水や食べ物かす等が調理器本体内に入ることを防止
できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す調理台の斜視図
【図2】調理台の縦断側面図
【図3】フィルタ及びフィルタの着脱用開口部周辺を示
す斜視図
【図4】フィルタ及びフィルタの着脱用開口部周辺を示
す縦断側面図
【図5】フィルタ及びフィルタ検出手段を示す正面図
【図6】本発明の第2の実施例を示すフィルタの斜視図
【図7】本発明の第3の実施例を示す図2相当図
【図8】本発明の第4の実施例を示す冷却ファン装置周
辺の縦断側面図
【符号の説明】
1は調理台、2は調理台本体、3は天板、3aは開口
部、6は台輪(蹴込み部)、6aは通気口、7は収納
庫、13は通路、14は上部加熱調理器(組み込み式加
熱調理器)、15は下部加熱調理器、16は調理器本
体、17は上部枠、17eは着脱用開口部、18は外
箱、19はトッププレート、20、21、22は加熱手
段、23は誘導加熱コイル、24はインバータ装置、2
5は冷却ファン装置、29は側壁、30は吸気口、31
は空気通路、32は側壁、33は排気口、34は通気
口、35は前部パネル部、36はロースタ、38はヒー
タ、39は操作パネル、40はフィルタ、41はカバー
(閉塞手段)、42はフィルタ検出手段、43はマイク
ロスイッチ、47はフィルタ、48はカバー部(閉塞手
段)、49はダクト、50は温度センサを示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理台の上面部に組み込まれる調理器本
    体と、 この調理器本体に設けられ前記調理器本体の上面部に載
    置された被加熱体を加熱する加熱手段と、 前記調理器本体に設けられ外気を吸い込んで前記調理器
    本体の内部を冷却する冷却ファン装置と、 前記調理器本体の後部の底壁または側壁に設けられた吸
    気口と、 前記調理台の蹴込み部に設けられた通気口とを備え、 前記通気口から取り込んだ外気を前記吸気口を通して前
    記調理器本体内へ導入するように構成したことを特徴と
    する組み込み式加熱調理器。
  2. 【請求項2】 調理台の内部における後部部分及び台輪
    部分に空気が流通可能な通路を設け、 この通路により通気口と吸気口とを連通させるように構
    成したことを特徴とする請求項1記載の組み込み式加熱
    調理器。
  3. 【請求項3】 調理台の内部における後部部分及び台輪
    部分にダクトを配設し、 このダクトにより通気口と吸気口とを連通させるように
    構成したことを特徴とする請求項1記載の組み込み式加
    熱調理器。
  4. 【請求項4】 吸気口を覆うフィルタを調理器本体にそ
    の上方から着脱可能に設けたことを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれかに記載の組み込み式加熱調理器。
  5. 【請求項5】 フィルタを着脱するための着脱用開口部
    を塞ぐ閉塞手段を設けたことを特徴とする請求項4記載
    の組み込み式加熱調理器。
  6. 【請求項6】 フィルタが装着されていることを検出す
    るフィルタ検出手段と、 前記フィルタが装着されていないときは加熱運転を停止
    する運転制御手段とを備えたことを特徴とする請求項4
    または5記載の組み込み式加熱調理器。
JP8329839A 1996-12-10 1996-12-10 組み込み式加熱調理器 Pending JPH10165242A (ja)

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