JPH10159990A - 流量計測止水栓 - Google Patents
流量計測止水栓Info
- Publication number
- JPH10159990A JPH10159990A JP32122196A JP32122196A JPH10159990A JP H10159990 A JPH10159990 A JP H10159990A JP 32122196 A JP32122196 A JP 32122196A JP 32122196 A JP32122196 A JP 32122196A JP H10159990 A JPH10159990 A JP H10159990A
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- Japan
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- water
- stop valve
- flow rate
- impeller
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- Details Of Valves (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】従来、流量計測は水道メーター、給水源の開閉
は止水栓といった別の機器によって行われてきた流量計
測と給水源の開閉を単一の機器で行い設置スペース、製
造経費、保守点検等を半分に節減した止水栓の提供を目
的とする。 【構成】給水口に設けた止水弁座の通水部に流量計測機
構を設け、止水栓上部に計量表示部と表示機構を設ける
と共に、計測流量を計量表示機構に伝達する伝達機構を
止水弁座に接合する止水弁体を通して設けて構成した。
は止水栓といった別の機器によって行われてきた流量計
測と給水源の開閉を単一の機器で行い設置スペース、製
造経費、保守点検等を半分に節減した止水栓の提供を目
的とする。 【構成】給水口に設けた止水弁座の通水部に流量計測機
構を設け、止水栓上部に計量表示部と表示機構を設ける
と共に、計測流量を計量表示機構に伝達する伝達機構を
止水弁座に接合する止水弁体を通して設けて構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、給水管と特定配管との
間に取り付けて給水の開閉を行うと同時に、送水量の計
測を行うことのできる止水栓、特に、上水、畑灌漑、ス
プリンクラー等、計量送水を必要とする場合に便利な流
量計測止水栓に関するものである。
間に取り付けて給水の開閉を行うと同時に、送水量の計
測を行うことのできる止水栓、特に、上水、畑灌漑、ス
プリンクラー等、計量送水を必要とする場合に便利な流
量計測止水栓に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、流量計測は水道メーター、給水源
の開閉は止水栓といった全く別の機器によって行われて
きている。
の開閉は止水栓といった全く別の機器によって行われて
きている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】給水源の開閉と流量計
測を別の機器によって行うことにより、設置スペース、
機器の製造経費、保守点検作業等がすべて２倍かかるこ
とになり、多くの無駄を余儀無くされている。
測を別の機器によって行うことにより、設置スペース、
機器の製造経費、保守点検作業等がすべて２倍かかるこ
とになり、多くの無駄を余儀無くされている。
【０００４】また、従来の水道メーターや止水栓は、水
漏れ防止等のために組立て構造が極めて複雑であり、点
検、修理のための分解に多大な労力と無駄な時間を要し
たものである。
漏れ防止等のために組立て構造が極めて複雑であり、点
検、修理のための分解に多大な労力と無駄な時間を要し
たものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題に
対応しようとするものであり、給水口に設けた止水弁座
の通水部に流量計測機構を設け、止水栓上部に計量表示
部と表示機構を設けると共に、計測流量を計量表示機構
に伝達する伝達機構を止水弁座に接合する止水弁体を通
して設けることにより給水源の開閉と流量計測を１つの
機器によって行なえるようにした。
対応しようとするものであり、給水口に設けた止水弁座
の通水部に流量計測機構を設け、止水栓上部に計量表示
部と表示機構を設けると共に、計測流量を計量表示機構
に伝達する伝達機構を止水弁座に接合する止水弁体を通
して設けることにより給水源の開閉と流量計測を１つの
機器によって行なえるようにした。
【０００６】更に、枠体に構成した作動軸の下端を本体
外殻の上部フランジとフランジカバーによって構成され
る案内溝と嵌合すると共に、本体外殻の上部フランジと
フランジカバーとを着脱可能に構成したものである。
外殻の上部フランジとフランジカバーによって構成され
る案内溝と嵌合すると共に、本体外殻の上部フランジと
フランジカバーとを着脱可能に構成したものである。
【０００７】このように構成することにより、着脱可能
なフランジカバーを本体外殻の上部フランジから取り外
すだけで、枠体に構成した作動軸とこれに締着された止
水弁体を本体外殻からそっくり抜き出すことができ、更
に支持枠63もしくは止水弁体を枠状作動軸と締着する締
着ボルトを外せば、枠状作動軸に嵌入された計量表示部
と表示機構が分離できる等、止水栓の分解を極めて容易
にして点検、修理の能率化をも図ったものである。
なフランジカバーを本体外殻の上部フランジから取り外
すだけで、枠体に構成した作動軸とこれに締着された止
水弁体を本体外殻からそっくり抜き出すことができ、更
に支持枠63もしくは止水弁体を枠状作動軸と締着する締
着ボルトを外せば、枠状作動軸に嵌入された計量表示部
と表示機構が分離できる等、止水栓の分解を極めて容易
にして点検、修理の能率化をも図ったものである。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１を参照して説明
する。１は止水栓本体で、上端中央に計量表示部８、そ
れを囲んで枠状に構成された枠状作動軸61、その両側に
ハンドル６が設けられ、下方に給水本管と接続する給水
口11、その上部側方に給水支管と接続する放水口12が開
口している。
する。１は止水栓本体で、上端中央に計量表示部８、そ
れを囲んで枠状に構成された枠状作動軸61、その両側に
ハンドル６が設けられ、下方に給水本管と接続する給水
口11、その上部側方に給水支管と接続する放水口12が開
口している。
【０００９】給水口11には、ストレーナ21、整流部22を
介して流量計測機構を構成する羽根車２が、給水口11の
外枠に嵌合して設けられた弁座３の内部に収容される形
で回動可能に設定されている。
介して流量計測機構を構成する羽根車２が、給水口11の
外枠に嵌合して設けられた弁座３の内部に収容される形
で回動可能に設定されている。
【００１０】枠状作動軸61は、計量表示機構７を軸とし
て回動する枠体に構成され、枠体の下端に本体外殻13の
上部フランジ16とフランジカバー15によって構成される
案内溝17と嵌合するフランジ状案内突起66が設けられる
と共に、本体外殻の上部フランジ16とフランジカバー15
とが着脱可能に構成されている。
て回動する枠体に構成され、枠体の下端に本体外殻13の
上部フランジ16とフランジカバー15によって構成される
案内溝17と嵌合するフランジ状案内突起66が設けられる
と共に、本体外殻の上部フランジ16とフランジカバー15
とが着脱可能に構成されている。
【００１１】弁座３に接合する止水弁体４（リフト式弁
体）は、本体外殻13に嵌合しフランジカバー15によりボ
ルト14で本体と固着されるフランジ体５の中央部に設け
られた摺動孔51に茎部41が摺動自在に嵌入され、先端は
フランジ状に拡開してその底部に弁座３と密着接合する
弾性体42が嵌め込まれている。
体）は、本体外殻13に嵌合しフランジカバー15によりボ
ルト14で本体と固着されるフランジ体５の中央部に設け
られた摺動孔51に茎部41が摺動自在に嵌入され、先端は
フランジ状に拡開してその底部に弁座３と密着接合する
弾性体42が嵌め込まれている。
【００１２】また、弁室31には、止水弁体４の先端を囲
んで４本の案内杆32が立てられ、止水弁体４のリフト昇
降を案内するようになっている。
んで４本の案内杆32が立てられ、止水弁体４のリフト昇
降を案内するようになっている。
【００１３】止水弁体４の茎部41の後端には、雄螺子43
が刻設され、本体上部の外殻を構成するハンドル軸61と
ボルト62で固着される支持枠63の中央部に設けられた螺
孔64の雌螺子65と螺合し、ハンドル６の回動によりハン
ドル軸61と共に回動する支持枠螺孔64の螺旋作動により
止水弁体４を昇降させるようになっている。
が刻設され、本体上部の外殻を構成するハンドル軸61と
ボルト62で固着される支持枠63の中央部に設けられた螺
孔64の雌螺子65と螺合し、ハンドル６の回動によりハン
ドル軸61と共に回動する支持枠螺孔64の螺旋作動により
止水弁体４を昇降させるようになっている。
【００１４】羽根車２の回動軸23は、止水弁体４の軸孔
44を貫通して計量表示機構７と連携接続し、羽根車２の
回転を計量表示機構７に伝達する伝達機構を構成する。
44を貫通して計量表示機構７と連携接続し、羽根車２の
回転を計量表示機構７に伝達する伝達機構を構成する。
【００１５】計量表示機構７は、羽根車２の回転を歯車
71によって止水栓本体の上部に設けられた表示部８の指
針表示81と数字車82に読み取り伝達する。
71によって止水栓本体の上部に設けられた表示部８の指
針表示81と数字車82に読み取り伝達する。
【００１６】以上の構成からハンドル６を回動して、ハ
ンドル軸61、支持枠63を回動し支持枠螺孔64の螺旋作動
により止水弁体４を上昇させると、止水弁体４の弾性体
42と弁座３が離間し開栓されて給水本管から給水が開始
され給水口11から放水口12に給水流が流れる。
ンドル軸61、支持枠63を回動し支持枠螺孔64の螺旋作動
により止水弁体４を上昇させると、止水弁体４の弾性体
42と弁座３が離間し開栓されて給水本管から給水が開始
され給水口11から放水口12に給水流が流れる。
【００１７】水流の流れによって羽根車２が回転し、流
量計測が行われ回動軸23によって計量表示機構７に伝達
表示されるものである。なお、83は止水栓の開栓を表示
するパイロット表示である。
量計測が行われ回動軸23によって計量表示機構７に伝達
表示されるものである。なお、83は止水栓の開栓を表示
するパイロット表示である。
【００１８】図２は他の実施例を示すもので、止水弁体
４が放水口12に連通する弁体通水孔45の方向を作動軸61
の回動で変換することにより開閉するボール式弁体とな
っているもので、リフト式弁体のように何回も回転して
螺旋作動させる必要はなく、４分の１回転作動軸61を回
動させて弁体通水孔45を本体外殻13の内壁に向けるだけ
で通水孔45は閉鎖されて止水する。
４が放水口12に連通する弁体通水孔45の方向を作動軸61
の回動で変換することにより開閉するボール式弁体とな
っているもので、リフト式弁体のように何回も回転して
螺旋作動させる必要はなく、４分の１回転作動軸61を回
動させて弁体通水孔45を本体外殻13の内壁に向けるだけ
で通水孔45は閉鎖されて止水する。
【００１９】ボール式弁体は、本体外殻13の内壁に設定
された弁シート33に弁体４の球面が嵌合しシート面を摺
動して回動軌跡を案内されるものである。
された弁シート33に弁体４の球面が嵌合しシート面を摺
動して回動軌跡を案内されるものである。
【図１】 本発明の実施例を示す流量計測止水栓の縦断
面側面図
面側面図
【図２】 本発明の他の実施例を示す流量計測止水栓の
縦断面側面図
縦断面側面図
【図３】 本発明の実施例による流量計測止水栓本体の
平面図
平面図
１ 止水栓本体 11 給水本管と接続する給水口 12 給水支管と接続する放水口 13 本体外殻 14 締着ボルト 15 フランジカバー 16 本体外殻上部のフランジ 17 枠状作動軸案内溝 ２ 流量計測機構を構成する羽根車 21 ストレーナ 22 整流部 23 羽根車の回動軸 ３ 弁座 31 弁室 32 止水弁体を案内する案内杆 33 弁シート ４ 止水弁体 41 リフト式止水弁体の茎部 42 リフト式止水弁体の弾性体 43 リフト式止水弁体茎部後端の雄螺子 44 リフト式止水弁体の軸孔 45 ボール式止水弁体の通水孔 ５ フランジ体 51 フランジ体の止水弁体摺動孔 ６ ハンドル 61 枠状作動軸 62 締着ボルト 63 支持枠 64 支持枠中央部の螺孔 65 支持枠中央部螺孔の雌螺子 66 枠状作動軸のフランジ状案内突起 ７ 計量表示機構 71 伝達歯車 ８ 計量表示部 81 指針表示 82 数字車 83 パイロット表示
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成８年１２月２日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図１
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
Claims (4)
- 【請求項１】給水口に設けた止水弁座の通水部に流量計
測機構を設け、止水栓上部に計量表示部と表示機構を設
けると共に、計測流量を計量表示機構に伝達する伝達機
構を止水弁座に接合する止水弁体を通して設けたことを
特徴とする流量計測止水栓 - 【請求項２】止水弁体を、螺旋溝の螺合により作動軸の
回転で昇降するリフト式弁体とした請求項１記載の流量
計測止水栓 - 【請求項３】止水弁体を、放水口に連通する弁体通水孔
の方向を作動軸の回動で変換することにより開閉するボ
ール式弁体とした請求項１記載の流量計測止水栓 - 【請求項４】作動軸を、計量表示機構を軸として回動す
る枠体に構成し、作動軸の下端を本体外殻の上部フラン
ジとフランジカバーによって構成される案内溝と嵌合す
ると共に、本体外殻の上部フランジとフランジカバーと
を着脱可能に構成した請求項１及び請求項２及び請求項
３記載の流量計測止水栓
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8321221A JP3022789B2 (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 流量計測止水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8321221A JP3022789B2 (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 流量計測止水栓 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10159990A true JPH10159990A (ja) | 1998-06-16 |
| JP3022789B2 JP3022789B2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=18130166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8321221A Expired - Fee Related JP3022789B2 (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 流量計測止水栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3022789B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006275588A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Aichi Tokei Denki Co Ltd | 水道メータシステム |
| JP2006275587A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Aichi Tokei Denki Co Ltd | 水道メータシステム |
| CN111677899A (zh) * | 2020-06-20 | 2020-09-18 | 江苏师范大学 | 带有流量检测功能的输送阀 |
-
1996
- 1996-12-02 JP JP8321221A patent/JP3022789B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006275588A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Aichi Tokei Denki Co Ltd | 水道メータシステム |
| JP2006275587A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Aichi Tokei Denki Co Ltd | 水道メータシステム |
| CN111677899A (zh) * | 2020-06-20 | 2020-09-18 | 江苏师范大学 | 带有流量检测功能的输送阀 |
| CN111677899B (zh) * | 2020-06-20 | 2021-12-17 | 江苏师范大学 | 带有流量检测功能的输送阀 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3022789B2 (ja) | 2000-03-21 |
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