JPH10153332A - 空気清浄器 - Google Patents

空気清浄器

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JPH10153332A
JPH10153332A JP9258743A JP25874397A JPH10153332A JP H10153332 A JPH10153332 A JP H10153332A JP 9258743 A JP9258743 A JP 9258743A JP 25874397 A JP25874397 A JP 25874397A JP H10153332 A JPH10153332 A JP H10153332A
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Kenji Obata
健二 小幡
Kenji Okuyama
健二 奥山
Kenji Kamata
憲二 鎌田
Sadahiko Wakaba
貞彦 若葉
Yoshiaki Abura
善紀 油
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸入口の上方に吹き付けられたタバコの煙も
吸入口に誘導して吸入口から確実に吸入して清浄化す
る。 【解決手段】 筺体1の内部にファンやフィルターを内
蔵し、筺体1の前面に設けた吸入口4から吸引した粉塵
や煙を浄化して清浄な空気を筺体1の上部の吐出口5か
ら吐出する空気清浄器である。これにおいて、吐出口5
から吐出された吐出風の一部あるいはすべてを吸入口4
側に誘導する誘導部材6を有し、この誘導風にてタバコ
の煙を吸入口4に誘導する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉塵やタバコの煙
を吸引して清浄化し、清浄化した空気を吹き出す空気清
浄器の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気清浄器は図35に示すように
筺体1の内部にファン2やフィルター3を内蔵し、筺体
1の前面に設けた吸入口4から矢印イのように吸引した
粉塵や煙を浄化して清浄な空気を筺体1の上部の吐出口
5から矢印ロのように吐出するようになっているのが一
般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記空気清浄器を喫煙
時に喫煙者の前において使用する場合、空気清浄器はテ
ーブルや机の上に置いて使用されることが多く、空気清
浄器に向けてタバコの煙を吹き付けても空気清浄器の吸
入口の高さが座ったときの人の口の高さより低いことが
多く、この場合、図35の矢印ハのように空気清浄器の
上を抜けて行くことが多かった。また空気清浄器の吸入
口の高さを人の口の高さよりも高くすると使用時に圧迫
感があり、空気清浄器の大きさも大きくなるため、テー
ブルや机の上では使えないことが多かった。
【0004】本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので
あって、吸入口の上方に吹き付けられたタバコの煙も吸
入口に誘導して吸入口から確実に吸入して清浄化するこ
とを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1記載の空気清浄器では、筺体1の内
部にファン2やフィルター3を内蔵し、筺体1の前面に
設けた吸入口4から吸引した粉塵や煙を浄化して清浄な
空気を筺体1の上部の吐出口5から吐出するものにおい
て、吐出口5から吐出された吐出風の一部あるいはすべ
てを吸入口4側に誘導する誘導部材6を有することを特
徴とする。吐出口5から吐出された吐出風の一部あるい
はすべてを誘導部材6で誘導して吸入口4に導くことが
でき、この風の流れでタバコの煙が吸入口4に導かれ、
タバコの煙が吸入口4の外側に漏れるのを減少させるこ
とができるものであって、タバコの煙を誘導部材6より
下方に吹き付ければ吸入口4からタバコの煙を効果的に
吸引して空気を清浄化できる。
【0006】本発明の請求項2記載の空気清浄器では、
請求項1において、誘導部材6は、吐出風を捕集する捕
集部6aと、捕集部6aで捕集した吐出風を吸入口4側
に誘導する誘導部6bと、筺体1に取り付けるための脚
部6cとを有することを特徴とする。この場合、誘導部
材6を脚部6cにて取り付けることができ、また吐出口
5から吐出した吐出風を捕集部6aで捕集して誘導部6
bで吸入口4側に導くことができる。
【0007】本発明の請求項3の空気清浄器では、請求
項1または請求項2において、誘導部材6は、吐出風を
捕集する捕集部6aと捕集部6aで捕集した吐出風を吸
入口4側に誘導する誘導部6bとが一体的に形成されて
いることを特徴とする。本発明の請求項4の空気清浄器
では、請求項1乃至請求項3のいずれかにおいて、誘導
部材6に誘導する誘導風を整流するフィン7を有するこ
とを特徴とする。この場合、フィン7にて整流すること
により吐出口5からの風の吐出方向に関係なく、風をス
ムーズに吸入口4に導くことができてタバコの煙を効果
的に吸引できる。
【0008】本発明の請求項5の空気清浄器では、請求
項1乃至請求項4のいずれかにおいて、誘導部材6を筺
体1に起倒自在に装着し、倒した状態を誘導部材6の収
納状態とし、起こした状態を使用状態とすることを特徴
とする。この場合、誘導部材6を使用しないときには誘
導部材6を筺体1に収納することができて誘導部材6を
使用しないとき邪魔にならないようにできる。
【0009】本発明の請求項6の空気清浄器では、請求
項5において、誘導部材6を収納状態にしたとき、誘導
部材6の誘導部6bを筺体1の係止部8に係止して固定
するようにしたことを特徴とする。この場合、誘導部材
6を収納した状態から不用意に飛び出すのを防止でき、
また使用しないとき誘導部材6ががたつくのを防止でき
る。
【0010】本発明の請求項7の空気清浄器では、請求
項1乃至請求項4のいずれかにおいて、誘導部材6を筺
体1に対して出し入れ自在とし、誘導部材6を筺体1に
入れたとき誘導部材6の一部またはすべてを収納し得る
ようにして成ることを特徴とする。この場合、誘導部材
6を使用しないときには誘導部材6を収納して誘導部材
6をなくしたり、破損したりするのを防止することがで
きる。
【0011】本発明の請求項8の空気清浄器では、請求
項1乃至請求項6のいずれかにおいて、誘導部材6は誘
導部材6に所定方向に一定以上の力が加わると筺体1よ
り離脱するようにしたことを特徴とする。誘導部材6の
使用時に誘導部材6に外力が加わると外れて誘導部材6
が破損するのを防止することができる。また誘導部材6
に外力が加わっても筺体1側に無理な力がかからなく、
筺体1側が壊れたり、また筺体1側が倒れて筺体1の背
面側のものを壊したりするのを防止することができる。
【0012】本発明の請求項9の空気清浄器では、請求
項5において、誘導部材6が自動的に回動して筺体1に
対して起倒するようにして成ることを特徴とする。この
場合、誘導部材6を自動的に起倒させることができ、誘
導部材6を動かす手間を省くことが可能となり、また人
によって動かすことがなくなって、故障の発生率を低減
させることが可能となる。
【0013】本発明の請求項10の空気清浄器では、請
求項1乃至請求項7のいずれかにおいて、誘導部材6を
持ち運び用の取手として兼用するようにしたことを特徴
とする。誘導部材6を取手として持つことができて運搬
を容易にできる。また取手を設けるために筺体1に取手
用の凹部を設けたりする必要がなく、筺体1内の風洞内
部に不必要な形状をなくして送風効率を上げることがで
きる。
【0014】本発明の請求項11の空気清浄器では、請
求項1乃至請求項10のいずれかにおいて、誘導部材6
を回動して誘導部材6の角度を可変できるようにして吸
入口4側に誘導する風量を可変することを特徴とする。
この場合誘導部材6により吸入口4側へ落とし込む風量
を可変させて吸い込み効率をベストの状態にすることが
可能になる。
【0015】本発明の請求項12の空気清浄器では、請
求項1乃至請求項11のいずれかにおいて、誘導部材6
の誘導部6bの角度を可変できるようにしたことを特徴
とする。この場合、誘導部6bで風を誘導する向きを自
在に変えることができ、風を誘導する方向によってはエ
アーカーテンとしても使用することが可能となる。本発
明の請求項13の空気清浄器では、筺体1の内部にファ
ン2やフィルター3を内蔵し、吸入口4から吸引した粉
塵や煙を浄化して清浄な空気を吐出口5から吐出するも
のにおいて、吐出口5から吐出された吐出風の一部ある
いはすべてを吸入口4側に誘導する誘導部材6を設け、
誘導部材6で吸入口4側に誘導する誘導風が当たる操作
部27を上記吐出口5の吐出風量の少ない側に設けて成
ることを特徴とする。吐出口5から吐出された吐出風の
一部あるはすべてを誘導部材6で誘導して吸入口4に導
くことができ、この風でタバコの煙などの汚染物質が吸
入口4に導かれ、タバコの煙などの汚染物質が吸入口4
の外側に漏れるのを減少させることができる。このとき
吐出口5から吐出された吐出風が誘導部材6で誘導され
ることで周囲の汚れた空気を巻き込んで操作部27に当
たるおそれがあるが、操作部27に対応する部分で吐出
風量を少なくしていることで汚れた空気が操作部27に
当たりにくくなり、操作部27の汚れが少なく、操作部
27の操作時に手を汚してしまうという問題を減少でき
る。
【0016】本発明の請求項14の空気清浄器では、請
求項13において、誘導部材6を筺体1に起倒自在に装
着し、誘導部材6を倒して収納状態にしたとき誘導部材
6で隠れない位置に操作部27を形成して成ることを特
徴とする。部屋の清浄用として使用する場合等には、誘
導部材6を倒した収納状態でも操作部27を操作して使
用できる。
【0017】本発明の請求項15の空気清浄器では、筺
体1の内部にファン2やフィルター3を内蔵し、吸入口
4から吸引した粉塵や煙を浄化して清浄な空気を吐出口
5から吐出する空気清浄器において、空気を吸い込む吸
入口4を筺体1に設け、筺体1より離れた位置から吸入
口4に送風する送風手段を設けて成ることを特徴とす
る。筺体1より離れた位置から吸入口4に送風すること
で搬送風を形成し、この搬送風にてタバコの煙などの汚
染物質が吸入口4に導かれ、汚染物質が拡散しないよう
に吸入口4に円滑に導入できるものであって、タバコの
煙等の汚染物質を効果的に吸引して空気を清浄化でき
る。
【0018】本発明の請求項16の空気清浄器では、請
求項15において、前記筺体1の吸入口4を有する外部
の一面を前面とした場合、送風手段は平面視で前記前面
の外側から送風するように形成されたことを特徴とす
る。この場合、平面視で前面の外側から送風すること
で、拡散したタバコの煙等の汚染物質を捕集しやすく効
率的に汚染物質を吸い込むことができる。
【0019】本発明の請求項17の空気清浄器では、請
求項15において、前記筺体1の吸入口4を有する外部
の一面を前面とした場合、送風手段は平面視で前記前面
の内側から送風するように形成されたことを特徴とす
る。平面視でその前面の内側から送風することで手元に
あるタバコの煙などの汚染物質も効果的に吸い込みやす
くなる。
【0020】本発明の請求項18の空気清浄器では、請
求項16において、送風手段により吸入口4に送る風量
を、筺体1内部のファン2により吸い込む風量より小さ
くしたことを特徴とする。搬送風の風量を筺体1の内部
のファン2より送風する風量より小さくすることで吸入
口4から吸い込みやすくなる。本発明の請求項19の空
気清浄器では、請求項15乃至請求項18において、送
風手段は一端から筐体1内で清浄化した清浄風を取り入
れ、他部から吸入口4に送風するダクト30からなるこ
とを特徴とする。筺体1内を通過して清浄化された空気
をダクト30を通じて送風して吸入口4に向かう搬送風
を形成できる。このために送風手段は1つで可能となっ
て、スペース、コストの面で有利となる。
【0021】本発明の請求項20の空気清浄器では、請
求項19において、筺体1内にダクト30の一部を収納
し得るように形成したことを特徴とする。ダクト30の
一部を収納できることで、オフィスなどのデスク上に置
いた場合、視界を妨げるなどの支障が生じることがなく
なる。本発明の請求項21の空気清浄器では、請求項2
0において、スイッチ操作によりダクト30の収納や突
出の動作をし得るようにしたことを特徴とする。スイッ
チ操作だけでダクト30の収納や突出の操作ができて手
動で収納や突出の操作を行うのに比べて操作の煩わしさ
を解消することができる。
【0022】本発明の請求項22の空気清浄器では、請
求項21において、空気の汚れを検知したとき、ダクト
30を所定位置に動作させるように形成したことを特徴
とする。空気の汚れを検知すると同時にダクト30を動
作させることができ、手動でダクト30を出す手間が省
け、汚れに応じて空気を素早く清浄することが可能とな
る。
【0023】本発明の請求項23の空気清浄器では、請
求項19乃至請求項22のいずれかにおいて、ダクト3
0の他端の開口をエアーカーテンを形成するように長孔
形状に形成したことを特徴とする。長孔31からエアー
カーテンを出すことによって気流が一定となって整流さ
れ、吸入口4からスムーズに吸入される。本発明の請求
項24の空気清浄器では、請求項23において、ダクト
30の他端の開口にルーバー32を設けたことを特徴と
する。ルーバー32を操作することで状況に合わせて風
向を変更したり、風量を調整したりできる。
【0024】本発明の請求項25の空気清浄器では、請
求項19乃至請求項22のいずれかにおいて、ダクト3
0の他端の開口部を多数の孔33にて形成したことを特
徴とする。多数の孔30ららエアーカーテン出すことに
よってより整流されて吸入口4からスムーズに吸入され
る。本発明の請求項26の空気清浄器では、請求項19
乃至請求項25のいずれかにおいて、ダクト30の一部
を取手を兼ねるように形成したことを特徴とする。別に
取手を設ける必要がなくなり、スペースやコスト的に削
減できる。
【0025】本発明の請求項27の空気清浄器では、請
求項19乃至請求項26のいずれかにおいて、ダクト3
0を回動可能に形成したことを特徴とする。ダクト30
を回動することでダクト30から吹き出す向きを調整で
き、吸入口4からより吸い込みやすい条件に調整可能と
なる。本発明の請求項28の空気清浄器では、請求項1
9乃至請求項27のいずれかにおいて、ダクト30を筺
体1の吸入口4を有する外部の一面を見たとき筺体1と
の間に所定量の空間を有するように形成したことを特徴
とする。このようにすることで喫煙時のタバコの煙等の
汚染物質を受ける面積が大きくなり、吸入口4からより
吸い込みやすくなる。
【0026】本発明の請求項29の空気清浄器では、請
求項19乃至請求項28のいずれかにおいて、ダクト3
0の少なくとも他端開口側を偏平断面となるようにして
成ることを特徴とする。本発明の請求項30の空気清浄
器では、請求項15乃至請求項29のいずれかにおい
て、筺体1の吸入口4の後方側に吸入口4から吸い込ま
れる空気と吐出口5から吐出される清浄風の干渉を防止
する壁部34を設けたことを特徴とする。この場合、吸
入口4から吸い込まれる空気と吐出口5から吐出される
清浄風の干渉を壁部34にて防止することができ、本来
の目的である煙の吸引効果を十分に得ることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】まず、図1乃至図2に示す実施の
形態から述べる。筺体1は偏平な角箱状に形成されてお
り、内部にファン2やファン2を駆動するモータやフィ
ルター3を内装してある。この筺体1は図3や図4に示
すように前面板1a、筺体本体1b、風洞部材1c及び
背面板1dで構成されている。筺体1の前面板1aと筺
体本体1bとの間にはフィルター3を内装してあり、筺
体本体1や風洞部材1cの部分にファン2を内装してあ
る。筺体1の前面板1aには吸入口4を設けてあり、筺
体1の上面には吐出口5を設けてあり、ファン2を駆動
すると、吸入口4から吸入された空気がフィルター3を
介して吸入され、吐出口5から上方に向けて(図1の矢
印a)吐風されるようになっている。また筺体1の前面
の両側には側部吐出口10を設けてあり、筺体1の背面
板1dには吸入口11を設けてあり、ファン2を駆動す
ると、外気を吸入口11から吸入して側部吐出口10か
ら吐出し、両側にエアーカーテンを形成するようになっ
ている。筺体1の背面板1dの上部には取手用の凹部1
5を凹設してあり、この凹部15に手を掛けることで持
ち運びできるようになっている。筺体1の前面には空気
清浄器の運転を操作する運転スイッチ27aのような操
作部27を設けてある。
【0028】また誘導部材6は図5に示すように筺体1
の幅方向に亙る長さの平板状の捕集部6aと、捕集部6
aの下面から一体に突設した誘導部6bと、捕集部6a
の両端に一体に設けた脚部6cとで構成され、合成樹脂
のような材料にて形成されている。誘導部材6の捕集部
6aの下面には整流のための複数のフィン7を一体に設
けてある。筺体1の両側の側面には誘導部材6の脚部6
cを収納し得る脚部収納凹部12を設けてあり、両側の
脚部6cの端部の取り付け部13を脚部収納凹部12の
上部に回動自在に装着してある。この誘導部材6は捕集
部6aが吐出口5の上方に位置するように回動した状態
が誘導部材6の使用状態であり、捕集部6aが前面板1
aに沿うように倒した状態が収納状態である。
【0029】しかしてファン2を駆動すると、吸入口4
から吸入された空気はフィルター3を通って清浄化さ
れ、清浄化された空気が上面の吐出口5から図1の矢印
aのように真上に吐出される。一方背面の吸入口11か
ら吸入された空気は両側の側部吐出口10から吐出され
て両側にエアーカーテンが形成される。誘導部材6を使
用状態にしたときには上面の吐出口5から吐出された風
の一部が誘導部材6の捕集部6aで捕集され、フィン7
にて整流されて図1の矢印bのように誘導部6bに導か
れ、誘導部6bにて図1の矢印cのように風が斜め下方
を向くように誘導されて風が下方に落とし込まれ、タバ
コの煙が図1の矢印dのように流れてきたとき、上記下
方への風にて図1の矢印eのように下方に向けられ、タ
バコの煙が吸入口4に誘導され、吸入口4からタバコの
煙が確実に吸入される。従ってタバコの煙が吸入口4の
外側に漏れるのを減少させることができるものであっ
て、タバコの煙を誘導部材6より下方に吹き付ければ吸
入口4からタバコの煙を効果的に吸引して空気を清浄化
できる。また誘導部材6は整流するフィン7を有するた
めに、捕集部6aで捕集した風をフィン7にて整流する
ことにより吐出口5からの風の吐出方向に関係なく、風
をスムーズに吸入口4に導くことができてタバコの煙を
効果的に吸引できる。また誘導部材6を使用しないとき
には誘導部材6を倒して筺体1に収納することができて
誘導部材6を使用しないとき邪魔にならないようにでき
る。また誘導部材6は上記のように上下に回動して起倒
できるために誘導部材6の角度を変えることができ、吐
出口5から吐風する風の捕集部6aに当てる量を可変さ
せ、吸入口4側へ落とし込む風の量を可変できる。つま
り、誘導部材6により吸入口4側へ落とし込む風量を可
変させて吸い込み効率をベストの状態にすることが可能
になる。誘導部材6の角度を可変にするとき一定間隔で
固定できるようになっていても、無段階で固定できるよ
うになっていてもよい。
【0030】次に図7に示す実施の形態について述べ
る。本例も上記例と基本的に同じであり、異なる点だけ
を述べる。誘導部材6は上記のように上下に回動するこ
とにより起倒自在になっているが、誘導部材6を倒して
収納したとき誘導部材6の誘導部6bを筺体1の係止部
8に挿入して係止し得るようになっている。この場合、
誘導部材6を収納した状態から不用意に飛び出すのを防
止でき、また使用しないとき誘導部材6ががたつくのを
防止できる。
【0031】次に図8に示す実施の形態について述べ
る。本例も上記例と基本的に同じであり、異なる点だけ
を述べる。誘導部材6の両側の脚部6cの取り付け部1
3を筺体1に上下に摺動に自在になると共に上端の位置
で回動自在になるように装着してある。また筺体1の上
面から下方に凹没するように誘導部材6を収納し得る収
納凹部16を設けてある。誘導部材6を上方に突出させ
て誘導部材6を所定の角度に傾けた図8(a)のような
使用状態から誘導部材6を垂直に立て、誘導部材6を図
8(b)に示すように下方にスライドさせることによ
り、誘導部材6を収納凹部16に収めて収納状態にでき
るようになっている。この場合、誘導部材6を使用しな
いときには誘導部材6を収納して誘導部材6をなくした
り、破損したりするのを防止することができる。また上
記と逆に誘導部材6を操作して上方に誘導部材6を突出
させることにより誘導部材6を使用状態にできるように
なっている。
【0032】次に図9に示す実施の形態について述べ
る。本例も上記例と基本的に同じであり、異なる点だけ
を述べる。誘導部材6の両側の取り付け部13を筺体1
の両側に取り付けるとき、取り付け部13の軸部17を
図9(b)のように筺体1の軸孔18にはめ込むことで
取り付けてあり、合成樹脂で形成せる誘導部材6の弾性
変形にて軸部17が軸孔18から外れるようになってい
る。従って図9(a)のように誘導部材6を起立させた
誘導部材6の使用状態で[図9(a)の想像線の状態]
で矢印fに示すような外力がかかった場合、この外力が
所定以上の外力であると、軸部17が軸孔18から抜け
て誘導部材6が外れる。これにより誘導部材6が破損す
るのを防止することができ、また筺体1側に無理な力が
かからなく、筺体1側が壊れたり、また筺体1側が倒れ
て筺体1の背面側のものを壊したりするのを防止するこ
とができる。
【0033】次に図10に示す実施の形態について述べ
る。本例も上記例と基本的に同じであり、異なる点だけ
を述べる。本例の場合、誘導部材6が自動的に回動して
筺体1に対して起倒するようにしてある。つまり、誘導
部材6の脚部6cに従動軸22を設けてあり、モータ2
3の駆動軸24をギヤ25,26を介して従動軸22に
連動させてあり、モータ23の駆動にて自動的に誘導部
材6を上下に回動して起倒できるようになっている。こ
の場合、誘導部材6を自動的に起倒させることができ、
誘導部材6を動かす手間を省くことが可能となり、また
人によって動かすことがなくなって、故障の発生率を低
減させることが可能となる。また上記誘導部材6を自動
的に動かすのは、例えば空気清浄器の運転スイッチ27
aのような操作部27を操作したときである。またセン
サーによる汚れの検出によりファン2を運転させるとき
誘導部材6を自動的に開放するようにしてもよい。また
センサーによる自動運転中に運転終了と共に誘導部材6
を閉じることもできる。
【0034】次に図11に示す実施の形態について述べ
る。本例も上記例と基本的に同じであり、異なる点だけ
を述べる。本例の場合、誘導部材6の捕集部6aが2枚
の板材19,20にて形成されており、この2枚の板材
19,20を軸21にて二つ折り自在に連結してある。
誘導部材6の使用状態では図11(a)のように2枚の
板材19,20を展開して捕集部6aに風を捕集できる
ようになっているが、図11(a)の状態から図11
(b)の状態に板材19,20を重ねるように二つ折り
することで取手として持って持ち運びすることができる
ようになっている。つまり、捕集部6aを二つ折りする
ことで幅を狭くすると共に強度を持たせることができて
取手とできるようになっている。このとき誘導部材6を
取手として持つことができて運搬を容易にできる。また
取手を設けるために筺体1に取手用の凹部15を設けた
りする必要がなく、筺体1内の風洞内部に不必要な形状
をなくして送風効率を上げることができる。
【0035】次に図12に示す実施の形態について述べ
る。本例も上記例と基本的に同じであり、異なる点だけ
を述べる。本例の場合、誘導部材6の誘導部6bを図1
2(a)の矢印gのように上下に回動自在にしてある。
このようにすることで誘導部6bの角度を可変でき、誘
導部6bにて風を誘導する向きを自在にできる。つま
り、図12(b)の矢印hのように風を水平に導いた
り、図12(c)の矢印iのように風を斜め下方に導い
たりできるようになっている。図12(b)のように風
を流すことにより、喫煙者の上方にエアーカーテンを形
成することができ、上記のように側部吐出口10から吹
き出す風で形成される両側のエアーカーテンとで喫煙者
の周囲に煙が流れて行くことを防止することができる。
【0036】次に図13に示す実施の形態について述べ
る。本例も上記例と基本的に同じであり、異なる点だけ
を述べる。本例の場合、風洞部材1cの風洞から上方に
向けて清浄化された空気が吐出する風洞の吐出幅Wが図
13のように左側に偏っており、吐出口5から上方に吐
出す吐出風の風量は図13の矢印jで示すように左から
右に向かって少なくなるようになっている(矢印の大き
さで風量の大小を示している。)そして吐出風の風量の
最も少ない部分に対応する位置で筺体1の上部に運転ス
イッチ27aのような操作部27を設けてある。ところ
で、誘導部材6を起てた状態で運転しているとき、吐出
口5から吐出する空気が誘導部材6で誘導されて筺体1
の上部に当たるが、この空気が例えフィルター3を通過
して清浄化された空気であっても周囲の空気を巻き込む
おそれがあるために誘導された空気が当たる部分が汚れ
てしまうというおそれがある。ところが、図13に示す
ものでは、吐出口5から吐出する吐出風の風量の最も少
ない位置に対応する部分で操作部27を設けているため
に操作部27に当たる風の風量が少なく、操作部27の
汚れが少なく、操作部27の操作時に手を汚してしまう
という問題を減少できる。
【0037】次に図14に示す実施の形態について述べ
る。本例も上記例と基本的に同じであり、異なる点だけ
を述べる。誘導部材6は図14(a)に示すように起て
た状態で使用状態とでき、図14(b)に示すように倒
した状態で収納状態にできるようになっているが、本例
の場合、図14(b)のように誘導部材6を倒した状態
で運転スイッチ27aのような操作部27が露出するよ
うになっている。このようにしてあると、部屋の清掃用
として使用する場合、誘導部材6を起てることなく倒し
た状態でも操作部27を操作して使用することができ
る。
【0038】次に図15乃至図17に示す実施の形態に
ついて述べる。本例も上記例と基本的に同じであり、異
なる点だけを述べる。筺体1の両側の側面には誘導部材
6の脚部6cを収納し得る脚部収納凹部12を設けてあ
り、両側の脚部6cの端部の取り付け部13を脚部収納
凹部12に回動自在に装着してある。脚部収納凹部12
のある位置で側面板36には貫通孔を穿孔してあり、こ
の貫通孔に回転リング37を装着してある。脚部6cの
取り付け部13には軸部38を設けてあり、軸部38を
回転リング37内に回転自在に挿通してある。上記軸部
38の長さは回転リング37の厚さより脚部収納凹部1
2の深さ程度長くなっている。つまり、通常の状態では
図15に示すように回転リング37の内側面と軸部38
の鍔部38aとの間に脚部収納凹部12の深さに相当す
る隙間Sができるようにしてある。しかして通常時は図
15に示すように脚部6cの弾性にて脚部6cが脚部収
納凹部12に収まる状態になっているが、脚部6cを弾
性に抗して広げると、軸部38を外側に摺動させて図1
6に示すように脚部6cを脚部収納凹部12から外に出
すことができるようになっている。しかして誘導部材6
を起てた状態の空気清浄器が転倒すると、図17(a)
のような転倒直後は図15の状態になっているが、図1
7(b)のように転倒後に筺体1の荷重がかかると、図
16の状態になって脚部6cが脚部収納凹部12から外
に出る。これにより、空気清浄器が転倒しても誘導部材
6が破損するのを防止できる。
【0039】次に図18に示す実施の形態について述べ
る。ファン2を駆動するモータ39を取り付ける構造に
関するものである。モータ39のフランジ39aをモー
タ取り付けボス40に取り付けるとき、フランジ39a
の両面に防振ゴム41を介装し、ネジ42をワッシャ4
3、防振ゴム41、フランジ39を介して挿通し、ネジ
42にモータ取り付けボス40の雌ねじ孔44に螺合し
ている。ところで、従来は図18(b)の示すようにネ
ジ42を締め付けるときの締め付けトルクにてモータ3
9の取り付け状態を管理しているが、防振ゴム41のば
らつき等で図18(c)に示すようにモータ39が傾い
て取り付けられることがある。そこで本発明では、図1
8(a)のようにネジ42の先端が雌ねじ孔44の奥端
面44aまで螺合することで取り付け状態を管理してお
り、モータ39が平行に取り付けられるようになってい
る。
【0040】次に図19、図20に示す実施の形態につ
いて述べる。本例も上記例と基本的に同じであり、異な
る点だけを述べる。空気清浄器の筺体1の左右には側部
吐出口10が設けられ、この側部吐出口10に対応する
内部には風向きや風量を調整するルーバー45が取り付
けられる。このルーバー45は左右で形状が異なる。こ
のため左用ルーバー45aと右用ルーバー45bを用意
してある。そしてこの左用ルーバー45aと右用ルーバ
ー45bを左右を間違えて取り付けないように、ルーバ
ー45の上下に設ける軸部46の長さや軸部46を受け
る軸受部47の深さを変えてあり、左右を間違えるとル
ーバー45を取り付けられないようにしてある。本例の
場合、軸部46の長さや軸受部47の深さを変えてある
が、軸部46や軸受部47の径を変えてもよい。
【0041】次に図21、図22に示す実施の形態につ
いて述べる。本例も上記例と基本的に同じであり、異な
る点だけを述べる。図22に示すようにグリルを有する
前面板1aの背面に逆入れ防止リブ48を設けてある。
これにより、図21(a)のように筺体本体1b内にフ
ィルター3を正規の状態で装着したときには前面板1a
を筺体本体1bに装着できるが、図21(b)に示すよ
うにフィルター3を逆に装着した場合には前面板1aを
装着できないようになっている。つまり、フィルター3
の逆方向への取り付けは火種等の吸い込み時にフィルタ
ー3の活性炭が外側を向くと着火の危険性があるが、上
記のようにフィルター3の逆入れを防止することによ
り、上記弊害を防止できる。
【0042】次に図23に示す実施の形態について述べ
る。本例も上記例と基本的に同じであり、異なる点だけ
を述べる。前面板1aは前面板1aの下部を筺体本体1
bの下部に支持することで取り付けてある。つまり、図
23に示すように筺体本体1bの支持突起50に対して
前面板1aの下部の被支持凹部51を回転自在に嵌め合
わせ、前面板1aを起立させた状態で支持突起50と被
支持凹部51の被係止部51aとが係止して前面板1a
が取り付けられるようになっているが、前面板1aを外
すために前面板1aを水平に倒したとき、支持突起50
から被支持凹部51が抜けて前面板1aが外れ、支持突
起50や被支持凹部51に力が加わらない構造となって
いる。
【0043】次に図24に示す実施の形態について述べ
る。筺体1内にはファン(本例の場合クロスフローフア
ン)2やフィルター3を内装してあり、筺体1の前面上
部には吸入口4を設けてあり、筺体1の上面の後部には
吐出口5が設けてある。しかしてファン2を駆動するこ
とで吸入口4からタバコの煙等の汚染物質を含んだ空気
を吸い込み、フィルター3で汚染物質を除去したり消臭
したりして吐出口5から清浄な空気を吐出するようにな
っている。そして本発明では、筺体1から離れた位置に
送風源を設けて図24の矢印kに示すように送風し、吸
入口4に向けて搬送風を発生させることにより、その搬
送風により汚染物質(この場合主にタバコの煙)を効果
的に吸入口4に吸い込ませるようにしている。これによ
り、搬送風にてタバコの煙などの汚染物質が吸入口4に
導かれ、汚染物質が拡散しないように吸入口4に円滑に
導入できるものであって、タバコの煙等の汚染物質を効
果的に吸引して空気を清浄化できる。この搬送風を発生
させるための矢印kのように送風するのは筺体1内のフ
ァン2とは別異の送風手段を別途設けて行っても、後述
するようにファン2で筺体1内から送風する空気をダク
ト30等で導いて行ってもよい。また図24に示す例で
は吸入口4に矢印kのように送風して搬送風を形成する
とき、平面視で前記前面の外側から送風するように(吸
入口4の左右両側から送風するように)してある。この
場合、平面視で前面の外側(左右両側)から送風するこ
とで、拡散したタバコの煙等の汚染物質を捕集しやく効
率的に汚染物質を吸い込むことができる。
【0044】次に図25に示す実施の形態について述べ
る。本例も上記例と基本的に同じであり、異なる点だけ
を述べる。この場合、吸入口4に矢印mに示すように送
風して搬送風を形成するとき、平面視で前記前面の内側
から送風するように(吸入口4の左右方向の中央から送
風するように)してある。この場合、平面視でその前面
の内側(左右方向の中央)から送風することで手元にあ
るタバコの煙などの汚染物質も効果的に吸い込みやすく
なる。
【0045】また図24や図25の実施の形態の例で、
搬送風の風量を吸入口4からファン2にて吸い込む風量
より少なくすることが望ましい。搬送風の風量を筺体1
の内部のファン2より送風する風量より小さくすること
で吸入口4から吸い込みやすくなる。次に図26に示す
実施の形態について述べる。
【0046】本例の場合、筺体1の上にダクト30を装
着してある。このダクト30は本例の場合、平面から見
てコ字形になり、側面から見て逆L字状になっており、
筺体1の前面と平行な前部ダクト部30aと両側の側部
ダクト部30bと側部ダクト部30bの後部から垂下し
た脚部ダクト部30cとで構成されている。筺体1内に
はファン2やフィルター3を内装してあり、吸入口4か
ら矢印nのように吸入した空気が清浄化されて矢印pの
ように筺体1内の後部の空間55に流れ込み、この清浄
化された空気の一部が矢印qに示すようにダクト30内
を流れると共に残りの空気が吐出口5から吐出され、ダ
クト30を流れる空気は前部ダクト部30aの下部の開
口部から矢印rのように吹き出すようになっている。こ
のように前部ダクト部30aの開口部から矢印rのよう
に清浄化された空気を吹き出すことで搬送風を形成し、
吸入口4から汚染物質を含んだ空気を吸い込みやすくな
る。本例の場合筺体1内を通過して清浄化された空気を
ダクト30を通じて送風して吸入口4に向かう搬送風を
形成できるため送風手段は1つで可能となって、スペー
ス、コストの面で有利となる。
【0047】次に図27に示す実施の形態について述べ
る。本例の場合も上記例と基本的に同じであり、異なる
点だけを述べる。本例の場合、筺体1内にダクト30の
一部を収納し得るようにした。つまり、ダクト30の両
側の脚部ダクト部30cを筺体1に上下に出し入れ自在
に装着してあり、脚部ダクト部30cを図27に示すB
寸法分下降させて収納できるようになっている。このよ
うにダクト30の一部を収納できることで、オフィスな
どのデスク上に置いた場合、視界を妨げるなどの支障が
生じることがなくなる。このダクト30を上下させて収
納したり、上に突出させたりするとき、スイッチ操作に
より行えるようにすることが望ましい。つまり、モータ
等の動力でダクト30を上下に移動できるようにする
と、スイッチ操作にてダクト30の移動を操作できる。
このようにスイッチ操作だけでダクト30の収納や突出
の操作ができると、手動で収納や突出の操作を行うのに
比べて操作の煩わしさを解消することができる。また空
気の汚れを検知するセンサーを設け、この汚れの状態の
検知によりダクト30を所定位置に動作させるようにす
ることも好ましい。空気の汚れを検知すると同時にダク
ト30を動作させることができ、手動でダクト30を出
す手間が省け、汚れに応じて空気を素早く清浄すること
が可能となる。
【0048】次に図28に示す実施の形態について述べ
る。本例の場合も上記例と基本的に同じであり、異なる
点だけを述べる。本例の場合、ダクト30の前部ダクト
部30aの下面に設ける開口部が左右方向に長い長孔3
1を左右方向に列設することで形成されている。この場
合、長孔31からエアーカーテンを出すことによって気
流が一定なって整流され、吸入口4からスムーズに汚染
物質を含んだ空気が吸入される。
【0049】次に図29に示す実施の形態について述べ
る。本例の場合も上記例と基本的に同じであり、異なる
点だけを述べる。本例の場合、前部ダクト部30aの下
面に設ける開口部が長孔31等で形成されているが、こ
の長孔31等の開口部にルーバー32を回転自在に装着
してある。このようにルーバー32を設けてあると、ル
ーバー32を操作することで状況に合わせて風向を変更
したり、風量を調整したりできる。
【0050】次に図30に示す実施の形態について述べ
る。ダクト30の前部ダクト部30aの下面に設ける開
口部を多数の孔33にて形成してある。この場合、多数
の孔33からエアーカーテンを出すことによってより整
流されて吸入口4からスムーズに汚染物質を含んだ空気
が吸い込まれる。次に図31に示す実施の形態について
述べる。本例の場合、ダクト30は丸パイプ状に形成し
てあり、ダクト30の両側の下端を筺体1の両側の側面
に回転自在に装着してある。この場合、ダクト30を実
線で示すように起てることでダクト30の一部を取手と
兼用することができる。このようにすると、別に取手を
設ける必要がなくなり、スペースやコスト的に削減でき
る。またダクト30は図6の矢印のように前後に回動で
き、このようにダクト30を回動して位置を変えること
で、ダクト30から吹き出す向きを変えて風向きを調整
でき、喫煙時の制約が少なくなり、より吸い込みやすい
状態に、エアーカーテンを向けることができる。図は一
例を示しているが、ダクト30の途中に関節を付けるこ
とも考えられる。
【0051】次に図32に示す実施の形態について述べ
る。本例の場合、ダクト30の開口部と吸入口4との間
に符号Dに示す上下幅の所定量の空間を有するものであ
り、喫煙時のタバコの煙等の汚染物質を受ける面積が大
きくなり、吸入口4からより吸い込みやすくなる。次に
図33に示す実施の形態について述べる。
【0052】本例の場合、ダクト30の前部ダクト部3
0aの断面を偏平断面としてあり、下面に前部ダクト部
30aの長手方向の全長に亙る細長い開口部を設けてあ
る。このように前部ダクト部30aを偏平断面とするこ
とで吹き出し風量や風速の調整が容易にでき、しかも開
口部が長手方向に細長く亙ることで、均一な細長いエア
ーカーテンを形成することができ、より搬送能力が向上
する。
【0053】次に図34に示す実施の形態について述べ
る。本例の場合、筺体1の吸入口4の後方側に吸入口4
から吸い込まれる空気と吐出口5から吐出される清浄風
の干渉を防止する壁部34を設けてある。この場合、吸
入口4から吸い込まれる空気と吐出口5から吐出される
清浄風の干渉を壁部34にて防止することができ、本来
の目的である煙の吸引効果を十分に得ることができる。
【0054】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は筺体の内部に
ファンやフィルターを内蔵し、筺体の前面に設けた吸入
口から吸引した粉塵や煙を浄化して清浄な空気を筺体の
上部の吐出口から吐出する空気清浄器において、吐出口
から吐出された吐出風の一部あるいはすべてを吸入口側
に誘導する誘導部材を有するので、吐出口から吐出され
た吐出風の一部あるいはすべてを誘導部材で誘導して吸
入口に導くことができ、この風の流れでタバコの煙が吸
入口に導かれ、タバコの煙が吸入口の外側に漏れるのを
減少させることができるものであって、タバコの煙を誘
導部材より下方に吹き付ければ吸入口からタバコの煙を
効果的に吸引して空気を清浄化できるものである。
【0055】また本発明の請求項2記載の発明にあって
は、請求項1において、誘導部材は、吐出風を捕集する
捕集部と、捕集部で捕集した吐出風を吸入口側に誘導す
る誘導部と、筺体に取り付けるための脚部とを有するの
で、誘導部材を脚部にて筺体に取り付けることができ、
また吐出口から吐出した吐出風を捕集部で捕集して誘導
部で吸入口側に導くことができるものである。
【0056】また本発明の請求項4記載の発明にあって
は、請求項1乃至請求項3のいすれかにおいて、誘導部
材に誘導する誘導風を整流するフィンを有するので、フ
ィンにて整流することにより吐出口からの風の吐出方向
に関係なく、風をスムーズに吸入口に導くことができて
タバコの煙を効果的に吸引できるものである。また本発
明の請求項5記載の発明にあっては、請求項1乃至請求
項4のいずれかにおいて、誘導部材を筺体に起倒自在に
装着し、倒した状態を誘導部材の収納状態とし、起こし
た状態を使用状態とするので、誘導部材を使用しないと
きには誘導部材を筺体に収納することができて誘導部材
を使用しないとき邪魔にならないようにできると共にデ
ザイン的にもすっきりできるものであり、また誘導部材
を着脱自在にするもののように誘導部材を紛失したり、
壊してしまうおそれがないものである。
【0057】また本発明の請求項6記載の発明にあって
は、請求項5において、誘導部材を収納状態にしたと
き、誘導部材の誘導部を筺体の係止部に係止して固定す
るようにしたので、誘導部材を収納した状態から不用意
に飛び出すのを防止でき、また使用しないとき誘導部材
ががたつくのを防止できるものである。また本発明の請
求項7記載の発明にあっては、請求項1乃至請求項4の
いずれかにおいて、誘導部材を筺体に対して出し入れ自
在とし、誘導部材を筺体に入れたとき誘導部材の一部ま
たはすべてを収納し得るようにしているので、誘導部材
を使用しないときには誘導部材を収納して誘導部材をな
くしたり、破損したりするのを防止することができるも
のである。
【0058】また本発明の請求項8記載の発明にあって
は、請求項1乃至請求項6のいずれかにおいて、誘導部
材は誘導部材に所定方向に一定以上の力が加わると筺体
より離脱するようにしたので、誘導部材の使用時に誘導
部材に外力が加わると外れて誘導部材が破損するのを防
止することができるものであり、また誘導部材に外力が
加わっても筺体側に無理な力がかからなく、筺体側が壊
れたり、また筺体側が倒れて筺体の背面側のものを壊し
たりするのを防止することができるものである。
【0059】また本発明の請求項9記載の発明にあって
は、請求項5において、誘導部材が自動的に回動して筺
体に対して起倒するようにしているので、誘導部材を自
動的に起倒させることができ、誘導部材を動かす手間を
省くことが可能となり、また人によって動かすことがな
くなって、故障の発生率を低減させることが可能となる
ものである。
【0060】また本発明の請求項10記載の発明にあっ
ては、請求項1乃至請求項7のいずれかにおいて、誘導
部材を持ち運び用の取手として兼用するようにしたの
で、誘導部材を取手として持つことができて運搬を容易
にできるものであり、また取手を設けるために筺体に取
手用の凹部を設けたりする必要がなく、筺体内の風洞内
部に不必要な形状をなくして送風効率を上げることがで
きると共に風洞内部に生じる気流渦を削減して低騒音化
を達成することができるものである。
【0061】また本発明の請求項11記載の発明にあっ
ては、請求項1乃至請求項10のいずれかにおいて、誘
導部材を回動して誘導部材の角度を可変できるようにし
て吸入口側に誘導する風量を可変するので、誘導部材に
より吸入口側へ落とし込む風量を可変させて吸い込み効
率をベストの状態にすることが可能になるものである。
【0062】また本発明の請求項12記載の発明にあっ
ては、請求項1乃至請求項11のいずれかにおいて、誘
導部材の誘導部の角度を可変できるようにしたので、誘
導部で風を誘導する向きを自在に変えることができ、風
を誘導する方向によってはエアーカーテンとしても使用
することが可能となるものである。本発明の請求項13
記載の発明にあっては、筺体の内部にファンやフィルタ
ーを内蔵し、吸入口から吸引した粉塵や煙を浄化して清
浄な空気を吐出口から吐出する空気清浄器において、吐
出口から吐出された吐出風の一部あるいはすべてを吸入
口側に誘導する誘導部材を設け、誘導部材で吸入口側に
誘導する誘導風が当たる操作部を上記吐出口の吐出風量
の少ない側に設けているので、吐出口から吐出された吐
出風の一部あるはすべてを誘導部材で誘導して吸入口に
導くことができ、この風でタバコの煙などの汚染物質が
吸入口に導かれ、タバコの煙などの汚染物質が吸入口の
外側に漏れるのを減少させることができるものであり、
また吐出口から吐出された吐出風が誘導部材で誘導され
ることで周囲の汚れた空気を巻き込んで操作部に当たる
おそれがあるが、操作部に対応する部分で吐出風量を少
なくしていることで汚れた空気が操作部に当たりにくく
なり、操作部の汚れが少なく、操作部の操作時に手を汚
してしまうという問題を減少できるものである。
【0063】本発明の請求項14記載の発明にあって
は、請求項13において、誘導部材を筺体に起倒自在に
装着し、誘導部材を倒して収納状態にしたとき誘導部材
で隠れない位置に操作部を形成しているので、部屋の清
浄用として使用する場合等には、誘導部材を倒した収納
状態でも操作部を操作して使用できるものである。本発
明の請求項15記載の発明にあっては、筺体の内部にフ
ァンやフィルターを内蔵し、吸入口から吸引した粉塵や
煙を浄化して清浄な空気を吐出口から吐出する空気清浄
器において、空気を吸い込む吸入口を筺体に設け、筺体
より離れた位置から吸入口に送風する送風手段を設けて
いるので、筺体より離れた位置から吸入口に送風するこ
とで搬送風を形成し、この搬送風にてタバコの煙などの
汚染物質が吸入口に導かれ、汚染物質が拡散しないよう
に吸入口に円滑に導入できるものであって、タバコの煙
等の汚染物質を効果的に吸引して空気を清浄化できるも
のである。
【0064】本発明の請求項16記載の発明にあって
は、請求項15において、前記筺体の吸入口を有する外
部の一面を前面とした場合、送風手段は平面視で前記前
面の外側から送風するように形成されたので、拡散した
タバコの煙等の汚染物質を捕集しやすく効率的に汚染物
質を吸い込むことができるものである。本発明の請求項
17記載の発明にあっては、請求項15において、前記
筺体の吸入口を有する外部の一面を前面とした場合、送
風手段は平面視で前記前面の内側から送風するように形
成されたので、手元にあるタバコの煙など汚染物質も効
果的に吸い込みやすくなるものである。
【0065】本発明の請求項18記載の発明にあって
は、請求項16において、送風手段により吸入口に送る
風量を、筺体内部のファンにより吸い込む風量より小さ
くしたので、搬送風の風量を筺体の内部のファンより送
風する風量より小さくすることで吸入口から吸い込みや
すくなるものである。本発明の請求項19記載の発明に
あっては、請求項15乃至請求項18において、送風手
段は一端から筐体内で清浄化した清浄風を取り入れ、他
部から吸入口に送風するダクトからなるので、筺体内を
通過して清浄化された空気をダクトを通じて送風して吸
入口に向かう搬送風を形成できるものであり、従って送
風手段は1つで可能となって、スペース、コストの面で
有利となるものである。
【0066】本発明の請求項20記載の発明にあって
は、請求項19において、筺体内にダクトの一部を収納
し得るように形成したので、ダクトの一部を収納できる
ことで、オフィスなどのデスク上に置いた場合、視界を
妨げるなどの支障が生じることがなくなるものである。
本発明の請求項21記載の発明にあっては、請求項20
において、スイッチ操作によりダクトの収納や突出の動
作をし得るようにしたので、スイッチ操作だけでダクト
の収納や突出の操作ができて手動で収納や突出の操作を
行うのに比べて操作の煩わしさを解消することができる
ものである。
【0067】本発明の請求項22記載の発明にあって
は、請求項21において、空気の汚れを検知したとき、
ダクトを所定位置に動作させるように形成したので、空
気の汚れを検知すると同時にダクトを動作させることが
でき、手動でダクトを出す手間が省け、汚れに応じて空
気を素早く清浄することが可能となるものである。本発
明の請求項23記載の発明にあっては、請求項19乃至
請求項22のいずれかにおいて、ダクトの他端の開口を
エアーカーテンを形成するように長孔形状に形成したの
で、エアーカーテンを出すことによって気流が一定とな
って整流され、吸入口からスムーズに吸入されるもので
ある。
【0068】本発明の請求項24記載の発明にあって
は、請求項23において、ダクトの他端の開口にルーバ
ーを設けたので、ルーバーを操作することで状況に合わ
せて風向を変更したり、風量を調整したりできるもので
ある。本発明の請求項25記載の発明にあっては、請求
項19乃至請求項22のいずれかにおいて、ダクトの他
端の開口部を多数の孔にて形成したので、多数の孔から
エアーカーテン出すことによってより整流されて吸入口
からスムーズに吸入されるものである。
【0069】本発明の請求項26記載の発明にあって
は、請求項19乃至請求項25のいずれかにおいて、ダ
クトの一部を取手を兼ねるように形成したので、別に取
手を設ける必要がなくなり、スペースやコスト的に削減
できるものである。本発明の請求項27記載の発明にあ
っては、請求項19乃至請求項26のいずれかにおい
て、ダクトを回動可能に形成したので、ダクトを回動す
ることでダクトから吹き出す風向きを調整でき、吸入口
からより吸い込みやすい条件に調整可能となるものであ
る。
【0070】本発明の請求項28記載の発明にあって
は、請求項19乃至請求項27のいずれかにおいて、ダ
クトを筺体の吸入口を有する外部の一面を見たとき筺体
との間に所定量の空間を有するように形成したので、喫
煙時のタバコの煙等の汚染物質を受ける面積が大きくな
り、吸入口からより吸い込みやすくなるものである。本
発明の請求項30記載の発明にあっては、請求項15乃
至請求項29のいずれかにおいて、筺体の吸入口の後方
側に吸入口から吸い込まれる空気と吐出口から吐出され
る清浄風の干渉を防止する壁部を設けたので、吸入口か
ら吸い込まれる空気と吐出口から吐出される清浄風の干
渉を壁部にて防止することができ、本来の目的である煙
の吸引効果を十分に得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気清浄器の実施の形態の一例の一部
切欠側面図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】同上の空気清浄器の分解斜視図である。
【図4】同上の空気清浄器の他の方向から見た一部分解
斜視図である。
【図5】同上の誘導部材を示し、(a)は正面図、
(b)は側面から見た断面図である。
【図6】同上の誘導部材の使用状態と収納状態とを説明
する側面図である。
【図7】同上の他例を示し、(a)は一部切欠側面図、
(b)は(a)のA部を拡大せる断面図である。
【図8】同上の他例を示し、(a)は誘導部材の使用状
態の側面図、(b)は誘導部材を収納する途中の側面図
である。
【図9】同上の他例を示し、(a)は誘導部材にかかる
外力を説明する側面図、(b)は誘導部材の取り付け状
態を示す断面図である。
【図10】同上の他例を説明する概略斜視図である。
【図11】同上の他例を示し、(a)は捕集部を展開し
た状態の側面図、(b)は捕集部を二つ折りした状態の
側面図である。
【図12】同上の他例を示し、(a)は誘導部材の拡大
した状態の断面図、(b)(c)は風向きを変えた状態
を説明する説明図である。
【図13】同上の他例を示す一部切欠正面図である。
【図14】同上の他例を示す斜視図であり、(a)は誘
導部材を起てた状態を示し、(b)は誘導部材を倒した
状態を示す。
【図15】同上の他例の空気清浄器の通常時の状態を示
し、(a)は正面図、(b)は(a)のE部拡大断面図
である。
【図16】図15の空気清浄器の転倒後の状態を示し、
(a)は正面図、(b)は(a)のF部拡大断面図であ
る。
【図17】(a)は同上の空気清浄器の転倒直後の状態
を説明する説明図、(b)は空気清浄器が転倒した後に
誘導部材が乗り上げた状態を説明する説明図である。
【図18】(a)は同上の他例のモータの取り付け状態
を示す断面図、(b)は従来のモータの取り付け状態を
示す断面図、(c)はモータが傾いて取り付けられた状
態を示す説明図である。
【図19】同上の他例の左用ルーバーを示し、(a)は
平面図、(b)は取り付け状態の正面から見た断面図で
ある。
【図20】同上の右用ルーバーを示し、(a)は平面
図、(b)は取り付け状態の正面から見た断面図であ
る。
【図21】同上の他例のフィルターの取り付け状態を示
し、(a)は正規の状態にフィルターを装着した状態を
示す説明図、(b)は正規とは逆にフィルターを装着し
た状態を示す説明図である。
【図22】同上の前面板を示し、(a)は背面図、
(b)は側面から見た断面図である。
【図23】同上の他例を説明する説明図である。
【図24】同上の他例を示す斜視図である。
【図25】同上を他例を示す斜視図である。
【図26】同上の他例を示し、(a)は斜視図、(b)
は断面図である。
【図27】同上の他例を示す断面図である。
【図28】同上の他例を示し、(a)は要部の斜視図、
(b)は断面図である。
【図29】同上の他例を説明する説明図である。
【図30】同上の他例を示す斜視図である。
【図31】同上の他例を示し、(a)は斜視図、(b)
は側面図である。
【図32】同上の他例を示す断面図である。
【図33】同上の他例を示す斜視図である。
【図34】同上の他例を示す断面図である。
【図35】従来例を説明する側面図である。
【符号の説明】
1 筺体 2 ファン 3 フィルター 4 吸入口 5 吐出口 6 誘導部材 6a 捕集部 6b 誘導部 6c 脚部 7 フィン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若葉 貞彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 油 善紀 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筺体の内部にファンやフィルターを内蔵
    し、筺体の前面に設けた吸入口から吸引した粉塵や煙を
    浄化して清浄な空気を筺体の上部の吐出口から吐出する
    空気清浄器において、吐出口から吐出された吐出風の一
    部あるいはすべてを吸入口側に誘導する誘導部材を有す
    ることを特徴とする空気清浄器。
  2. 【請求項2】 誘導部材は、吐出風を捕集する捕集部
    と、捕集部で捕集した吐出風を吸入口側に誘導する誘導
    部と、筺体に取り付けるための脚部とを有することを特
    徴とする請求項1記載の空気清浄器。
  3. 【請求項3】 誘導部材は、吐出風を捕集する捕集部と
    捕集部で捕集した吐出風を吸入口側に誘導する誘導部と
    が一体的に形成されていることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の空気清浄器。
  4. 【請求項4】 誘導部材に誘導する誘導風を整流するフ
    ィンを有することを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    いずれかに記載の空気清浄器。
  5. 【請求項5】 誘導部材を筺体に起倒自在に装着し、倒
    した状態を誘導部材の収納状態とし、起こした状態を使
    用状態とすることを特徴とする請求項1乃至請求項4の
    いずれかに記載の空気清浄器。
  6. 【請求項6】 誘導部材を収納状態にしたとき、誘導部
    材の誘導部を筺体の係止部に係止して固定するようにし
    たことを特徴とする請求項5記載の空気清浄器。
  7. 【請求項7】 誘導部材を筺体に対して出し入れ自在と
    し、誘導部材を筺体に入れたとき誘導部材の一部または
    すべてを収納し得るようにして成ることを特徴とする請
    求項1乃至請求項4のいずれかに記載の空気清浄器。
  8. 【請求項8】 誘導部材は誘導部材に所定方向に一定以
    上の力が加わると筺体より離脱するようにしたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の空気
    清浄器。
  9. 【請求項9】 誘導部材が自動的に回動して筺体に対し
    て起倒するようにして成ることを特徴とする請求項5記
    載の空気清浄器。
  10. 【請求項10】 誘導部材を持ち運び用の取手として兼
    用するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項
    7のいずれかに記載の空気清浄器。
  11. 【請求項11】 誘導部材を回動して誘導部材の角度を
    可変できるようにして吸入口側に誘導する風量を可変す
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか
    に記載の空気清浄器。
  12. 【請求項12】 誘導部材の誘導部の角度を可変できる
    ようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項11の
    いずれかに記載の空気清浄器。
  13. 【請求項13】 筺体の内部にファンやフィルターを内
    蔵し、吸入口から吸引した粉塵や煙を浄化して清浄な空
    気を吐出口から吐出する空気清浄器において、吐出口か
    ら吐出された吐出風の一部あるいはすべてを吸入口側に
    誘導する誘導部材を設け、誘導部材で吸入口側に誘導す
    る誘導風が当たる操作部を上記吐出口の吐出風量の少な
    い側に設けて成ることを特徴とする空気清浄器。
  14. 【請求項14】 誘導部材を筺体に起倒自在に装着し、
    誘導部材を倒して収納状態にしたとき誘導部材で隠れな
    い位置に操作部を形成して成ることを特徴とする請求項
    13記載の空気清浄器。
  15. 【請求項15】 筺体の内部にファンやフィルターを内
    蔵し、吸入口から吸引した粉塵や煙を浄化して清浄な空
    気を吐出口から吐出する空気清浄器において、空気を吸
    い込む吸入口を筺体に設け、筺体より離れた位置から吸
    入口に送風する送風手段を設けて成ることを特徴とする
    空気清浄器。
  16. 【請求項16】 前記筺体の吸入口を有する外部の一面
    を前面とした場合、送風手段は平面視で前記前面の外側
    から送風するように形成されたことを特徴とする請求項
    15記載の空気清浄器。
  17. 【請求項17】 前記筺体の吸入口を有する外部の一面
    を前面とした場合、送風手段は平面視で前記前面の内側
    から送風するように形成されたことを特徴とする請求項
    15記載の空気清浄器。
  18. 【請求項18】 送風手段により吸入口に送る風量を、
    筺体内部のファンにより吸い込む風量より小さくしたこ
    とを特徴とする請求項16記載の空気清浄器。
  19. 【請求項19】 送風手段は一端から筐体内で清浄化し
    た清浄風を取り入れ、他部から吸入口に送風するダクト
    からなることを特徴とする請求項15乃至請求項18の
    いずれかに記載の空気清浄器。
  20. 【請求項20】 筺体内にダクトの一部を収納し得るよ
    うに形成したことを特徴とする請求項19記載の空気清
    浄器。
  21. 【請求項21】 スイッチ操作によりダクトの収納や突
    出の動作をし得るようにしたことを特徴とする請求項2
    0記載の空気清浄器。
  22. 【請求項22】 空気の汚れを検知したとき、ダクトを
    所定位置に動作させるように形成したことを特徴とする
    請求項21記載の空気清浄器。
  23. 【請求項23】 ダクトの他端の開口をエアーカーテン
    を形成するように長孔形状に形成したことを特徴とする
    請求項19乃至請求項22のいずれかに記載の空気清浄
    器。
  24. 【請求項24】 ダクトの他端の開口にルーバーを設け
    たことを特徴とする請求項23記載の空気清浄器。
  25. 【請求項25】 ダクトの他端の開口部を多数の孔にて
    形成したことを特徴とする請求項19乃至請求項22の
    いずれかに記載の空気清浄器。
  26. 【請求項26】 ダクトの一部を取手を兼ねるように形
    成したことを特徴とする請求項19乃至請求項25のい
    ずれかに記載の空気清浄器。
  27. 【請求項27】 ダクトを回動可能に形成したことを特
    徴とする請求項19乃至請求項26のいずれかに記載の
    空気清浄器。
  28. 【請求項28】 ダクトを筺体の吸入口を有する外部の
    一面を見たとき筺体との間に所定量の空間を有するよう
    に形成したことを特徴とする請求項19乃至請求項27
    のいずれかに記載の空気清浄器。
  29. 【請求項29】 ダクトの少なくとも他端開口側を偏平
    断面となるようにして成ることを特徴とする請求項19
    乃至請求項28のいずれかに記載の空気清浄器。
  30. 【請求項30】 筺体の吸入口の後方側に吸入口から吸
    い込まれる空気と吐出口から吐出される清浄風の干渉を
    防止する壁部を設けたことを特徴とする請求項15乃至
    請求項29のいずれかに記載の空気清浄器。
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JP2015106070A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 異物捕集装置

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