JPH10153238A - 流体式ねじれ振動減衰装置 - Google Patents
流体式ねじれ振動減衰装置Info
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- JPH10153238A JPH10153238A JP8303200A JP30320096A JPH10153238A JP H10153238 A JPH10153238 A JP H10153238A JP 8303200 A JP8303200 A JP 8303200A JP 30320096 A JP30320096 A JP 30320096A JP H10153238 A JPH10153238 A JP H10153238A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- planetary gear
- pressure chamber
- chamber
- damping device
- vibration damping
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/10—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
- F16F15/16—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using a fluid or pasty material
- F16F15/162—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using a fluid or pasty material with forced fluid circulation
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T74/21—Elements
- Y10T74/2121—Flywheel, motion smoothing-type
- Y10T74/2131—Damping by absorbing vibration force [via rubber, elastomeric material, etc.]
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】内歯を有し駆動歯車リムを具備する一次部分
と、遊星歯車担持体を支持する二次部分とを備え、その
場合前記遊星歯車担持体に設けられた遊星歯車が前記一
次部分の内歯と係合して、流体媒体を送る歯車ボンプを
形成し、さらに遊星歯車担持体のハブと遊星歯車との間
にリング状圧力室が形成される、従来の流体式ねじれ振
動減衰装置においては、内部パッキングの回転部分の変
形により漏洩を生ずる不都合があった。本発明の課題
は、この不都合を解消し、ねじれ振動減衰装置の効率を
高めることである。 【解決手段】この課題を解決するため、遊星歯車担持体
が圧力室を隔離する側部端壁を備え、前記圧力室が遊星
歯車の圧力側と係合し、かつ吸込み室への制御可能な排
出開口部を有する。
と、遊星歯車担持体を支持する二次部分とを備え、その
場合前記遊星歯車担持体に設けられた遊星歯車が前記一
次部分の内歯と係合して、流体媒体を送る歯車ボンプを
形成し、さらに遊星歯車担持体のハブと遊星歯車との間
にリング状圧力室が形成される、従来の流体式ねじれ振
動減衰装置においては、内部パッキングの回転部分の変
形により漏洩を生ずる不都合があった。本発明の課題
は、この不都合を解消し、ねじれ振動減衰装置の効率を
高めることである。 【解決手段】この課題を解決するため、遊星歯車担持体
が圧力室を隔離する側部端壁を備え、前記圧力室が遊星
歯車の圧力側と係合し、かつ吸込み室への制御可能な排
出開口部を有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体式ねじれ振動
減衰装置に関し、さらに詳しく言えば、内歯を有し駆動
歯車リムを具備する一次部分と、遊星歯車担持体を支持
する二次部分とを備え、その場合前記遊星歯車担持体に
設けられた遊星歯車が前記一次部分の内歯と係合して流
体媒体を送る歯車ボンプを形成し、さらに遊星歯車担持
体のハブと遊星歯車との間にリング状圧力室が形成され
る流体式ねじれ振動減衰装置に関する。
減衰装置に関し、さらに詳しく言えば、内歯を有し駆動
歯車リムを具備する一次部分と、遊星歯車担持体を支持
する二次部分とを備え、その場合前記遊星歯車担持体に
設けられた遊星歯車が前記一次部分の内歯と係合して流
体媒体を送る歯車ボンプを形成し、さらに遊星歯車担持
体のハブと遊星歯車との間にリング状圧力室が形成され
る流体式ねじれ振動減衰装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】前記の形式の流体式ねじれ振動減衰装置
は、例えば、ドイツ特許発明第４，３１８，１６５号明
細書に記載されている。この装置および類似の流体式ね
じれ振動減衰装置では、内部パッキングにおける回転部
分の変形により漏洩が生ずる不都合がある。
は、例えば、ドイツ特許発明第４，３１８，１６５号明
細書に記載されている。この装置および類似の流体式ね
じれ振動減衰装置では、内部パッキングにおける回転部
分の変形により漏洩が生ずる不都合がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前述
の不都合を解消しかつねじれ振動減衰装置の効率を高め
ることである。
の不都合を解消しかつねじれ振動減衰装置の効率を高め
ることである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、遊星歯車担持体が圧力室を隔離する側部端壁を備
え、前記圧力室が遊星歯車の圧力側と係合し、かつ吸込
み室への制御可能な排出開口部を有することにより解決
される。
より、遊星歯車担持体が圧力室を隔離する側部端壁を備
え、前記圧力室が遊星歯車の圧力側と係合し、かつ吸込
み室への制御可能な排出開口部を有することにより解決
される。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を図示の実施例に
より詳細に説明する。図１ないし図４に示すねじれ振動
減衰装置は、主として、内歯３を有し駆動歯車リム１を
具備する一次部分２と、遊星歯車担持体４を担持する二
次部分５とよりなる。遊星歯車担持体４には、複数の遊
星歯車６が装着されている。本実施例において、遊星歯
車は軸なしで部分円筒状凹部７内に収納されている。
より詳細に説明する。図１ないし図４に示すねじれ振動
減衰装置は、主として、内歯３を有し駆動歯車リム１を
具備する一次部分２と、遊星歯車担持体４を担持する二
次部分５とよりなる。遊星歯車担持体４には、複数の遊
星歯車６が装着されている。本実施例において、遊星歯
車は軸なしで部分円筒状凹部７内に収納されている。
【０００６】遊星歯車６は内歯３と係合し、そしてこの
内歯３とともに多数の歯車ボンプを形成している。遊星
歯車６の間にて遊星歯車担持体４には、それぞれ１つの
吸込み室８が設けられている。この吸込み室８は、制御
弁９を介し遊星歯車担持体に設けられた流体媒体用リン
グ状圧力室１０と連結されている。この圧力室１０は、
遊星歯車担持体４の半径方向内端に配置されている。
内歯３とともに多数の歯車ボンプを形成している。遊星
歯車６の間にて遊星歯車担持体４には、それぞれ１つの
吸込み室８が設けられている。この吸込み室８は、制御
弁９を介し遊星歯車担持体に設けられた流体媒体用リン
グ状圧力室１０と連結されている。この圧力室１０は、
遊星歯車担持体４の半径方向内端に配置されている。
【０００７】図１および図２に示すように、圧力室１０
は後壁部１１と、ハブ１２と、遊星歯車担持体４の半径
方向外側に位置し遊星歯車６が装着されている境界壁１
３とにより囲まれている。圧力室１０を完全に密封して
閉止するため、圧力室１０はこの上に密に接しかつ固定
された端面壁１４を有する。この端面壁１４は、吸込み
室８の範囲に開口部１５を有する。このようにして、圧
力室１０の軸方向の前後における間隙空間１６の範囲
は、吸込み室８の範囲内に入り込み、吸込み室８ととも
に吸込み部を形成する。
は後壁部１１と、ハブ１２と、遊星歯車担持体４の半径
方向外側に位置し遊星歯車６が装着されている境界壁１
３とにより囲まれている。圧力室１０を完全に密封して
閉止するため、圧力室１０はこの上に密に接しかつ固定
された端面壁１４を有する。この端面壁１４は、吸込み
室８の範囲に開口部１５を有する。このようにして、圧
力室１０の軸方向の前後における間隙空間１６の範囲
は、吸込み室８の範囲内に入り込み、吸込み室８ととも
に吸込み部を形成する。
【０００８】遊星歯車は、吸込み管路１７を経て吸込み
室８と連結し、そして圧力室１０とここに開口する圧力
管路１８を経て連結されている。吸込み室８内には、圧
力室１０と結合されたそれぞれ１つの制御弁９が設けら
れている。図３ないし図５に示すように、制御弁９は外
部に対し閉じた半径方向の管１９からなり、この管１９
は圧力室１０と直接連結しかつその半径方向外端にフラ
ンジ２０を有する。フランジ２０は、管１９に装着され
た円筒スリーブ２２を半径方向に内方へ押圧する戻しば
ね２１の座としての用をなす。図３に示す休止位置に
て、上部スリーブ端のいくらか半径方向外方の管１９
に、吸込み室８を圧力室１０と連結する少なくとも１つ
の排出開口部２３が設けられている。
室８と連結し、そして圧力室１０とここに開口する圧力
管路１８を経て連結されている。吸込み室８内には、圧
力室１０と結合されたそれぞれ１つの制御弁９が設けら
れている。図３ないし図５に示すように、制御弁９は外
部に対し閉じた半径方向の管１９からなり、この管１９
は圧力室１０と直接連結しかつその半径方向外端にフラ
ンジ２０を有する。フランジ２０は、管１９に装着され
た円筒スリーブ２２を半径方向に内方へ押圧する戻しば
ね２１の座としての用をなす。図３に示す休止位置に
て、上部スリーブ端のいくらか半径方向外方の管１９
に、吸込み室８を圧力室１０と連結する少なくとも１つ
の排出開口部２３が設けられている。
【０００９】回転数が比較的高く、減衰の必要が少ない
場合は、遠心力により円筒スリーブ２２は管１９上を半
径方向に外方へ移動させられる。この場合、排出開口部
２３は閉止されるので、追加の減衰媒体が圧力室１０か
ら吸込み室８内にそれ以上達することはない。図４は、
回転数が比較的高く、円筒スリーブ２２が排出開口部２
３を閉止する位置にある制御弁を示す。
場合は、遠心力により円筒スリーブ２２は管１９上を半
径方向に外方へ移動させられる。この場合、排出開口部
２３は閉止されるので、追加の減衰媒体が圧力室１０か
ら吸込み室８内にそれ以上達することはない。図４は、
回転数が比較的高く、円筒スリーブ２２が排出開口部２
３を閉止する位置にある制御弁を示す。
【００１０】図６は、前述した制御弁９の変形例を図式
的に示す。圧力室１０の端面壁１４は、例えば板金より
製作された制御弁９’用の少なくとも１つの軸受２４を
有する。前記制御弁９’は双腕レバーを形成し、そのレ
バーアーム２５は円弧の一部をなし、かつそれらの端部
に端面壁１４に密接するそれぞれ１つの閉止板部２６を
担持している。圧力室１０の端面壁１４にして休止位置
における閉止板部２６の半径方向外方に、間隙空間１６
に通ずる、従って吸込み部に通ずる少なくとも１つの排
出開口部２７が設けられている。
的に示す。圧力室１０の端面壁１４は、例えば板金より
製作された制御弁９’用の少なくとも１つの軸受２４を
有する。前記制御弁９’は双腕レバーを形成し、そのレ
バーアーム２５は円弧の一部をなし、かつそれらの端部
に端面壁１４に密接するそれぞれ１つの閉止板部２６を
担持している。圧力室１０の端面壁１４にして休止位置
における閉止板部２６の半径方向外方に、間隙空間１６
に通ずる、従って吸込み部に通ずる少なくとも１つの排
出開口部２７が設けられている。
【００１１】回転数の高いとき、閉止板部２６は遠心力
により外方へ移動し、排出開口部を閉止する。両制御要
素９、９’は、減衰の必要性が高い低回転数の場合、減
衰媒体の通過量をできるだけ多くなし、そして減衰の必
要性が比較的低い高回転数の場合、効率を一層良くする
ために該通過量を減少させる課題を果たす。
により外方へ移動し、排出開口部を閉止する。両制御要
素９、９’は、減衰の必要性が高い低回転数の場合、減
衰媒体の通過量をできるだけ多くなし、そして減衰の必
要性が比較的低い高回転数の場合、効率を一層良くする
ために該通過量を減少させる課題を果たす。
【００１２】さらに、図３および図４はずれ遮断機構２
８を示す。これは、休止状態における一次部分２と遊星
歯車担持体４との間の相対移動を防止するためのもので
ある。該ずれ遮断機構２８は、遊星歯車担持体４の吸込
み室８内に配置され、そして主としてわん曲した板ばね
体２９よりなる。この板ばね体２９は、屈曲部３０によ
りレバーアーム３１、３２を具備する双腕レバーを形成
する。左側レバーアーム３１は、吸込み管路１７の方を
向いた吸込み室８の壁部に形状拘束的に接合し、そして
該吸込み室内の開口部３３を半径方向に外方に突出する
遮断爪３４を担持している。該遮断爪３４は、休止状態
にて（図３）内歯３の歯間に係止する。他のレバーアー
ム３２は、屈曲部３０により吸込み室８の半径方向内端
に接合してここで巻き込まれ、充分な質量部分３５を形
成している。この質量部分は、吸込み室８の壁部にて半
径方向に外方に対し支持されている戻しばね３６に支え
られている。
８を示す。これは、休止状態における一次部分２と遊星
歯車担持体４との間の相対移動を防止するためのもので
ある。該ずれ遮断機構２８は、遊星歯車担持体４の吸込
み室８内に配置され、そして主としてわん曲した板ばね
体２９よりなる。この板ばね体２９は、屈曲部３０によ
りレバーアーム３１、３２を具備する双腕レバーを形成
する。左側レバーアーム３１は、吸込み管路１７の方を
向いた吸込み室８の壁部に形状拘束的に接合し、そして
該吸込み室内の開口部３３を半径方向に外方に突出する
遮断爪３４を担持している。該遮断爪３４は、休止状態
にて（図３）内歯３の歯間に係止する。他のレバーアー
ム３２は、屈曲部３０により吸込み室８の半径方向内端
に接合してここで巻き込まれ、充分な質量部分３５を形
成している。この質量部分は、吸込み室８の壁部にて半
径方向に外方に対し支持されている戻しばね３６に支え
られている。
【００１３】原動機を始動すると、先ず遊星歯車担持体
４が一次部分２とともに回転し、質量部分３５の遠心力
が戻しばね３６の力に打ち勝ち、そして屈曲部３０にお
ける板ばね体を偏向させ、図４に示すように、遮断爪３
４は係止より外れるに至る。
４が一次部分２とともに回転し、質量部分３５の遠心力
が戻しばね３６の力に打ち勝ち、そして屈曲部３０にお
ける板ばね体を偏向させ、図４に示すように、遮断爪３
４は係止より外れるに至る。
【００１４】遮断爪３４が、その反対側にあるレバーア
ーム３１の端部をも形成し得る合成物質製カバー３７を
有するように構成するのが好都合である。
ーム３１の端部をも形成し得る合成物質製カバー３７を
有するように構成するのが好都合である。
【図１】本発明によるねじれ振動減衰装置の図３の線Ｉ
−Ｉによる部分縦断面図である。
−Ｉによる部分縦断面図である。
【図２】図１に示すねじれ振動減衰装置の図３の線II−
IIによる部分縦断面図である。
IIによる部分縦断面図である。
【図３】本発明によるねじれ振動減衰装置の休止状態に
おける部分横断面図である。
おける部分横断面図である。
【図４】本発明によるねじれ振動減衰装置の高回転数に
おける部分横断面図である。
おける部分横断面図である。
【図５】図３に示す制御弁の拡大図である。
【図６】制御弁の変形例の図式図である。
２ 一次部分 ３ 内歯 ４ 遊星歯車担持体 ６ 遊星歯車 ８ 吸込み室 １０ 圧力室 １１、１４ 端面壁 １９ 管 ２１、３６ 戻しばね ２２ 円筒スリーブ ２３、２７ 排出開口部 ２６ 閉止板部 ２８ ずれ遮断機構 ２９ 板ばね体 ３１、３２ レバーアーム ３４ 遮断爪 ３５ 質量部分
Claims (5)
- 【請求項１】 内歯を有し駆動歯車リムを具備する一次
部分と、遊星歯車担持体を支持する二次部分とを備え、
その場合前記遊星歯車担持体に設けられた遊星歯車が前
記一次部分の内歯と係合して流体媒体を送る歯車ボンプ
を形成し、さらに遊星歯車担持体のハブと遊星歯車との
間にリング状圧力室が形成される、流体式ねじれ振動減
衰装置において、遊星歯車担持体（４）が圧力室（１
０）を隔離する側部端壁（１４、１１）を備え、前記圧
力室（１０）が遊星歯車（６）の圧力側と結合し、かつ
吸込み室（８）への制御可能な排出開口部（２３、２
７）を有することを特徴とする流体式ねじれ振動減衰装
置。 - 【請求項２】 遊星歯車（６）の間にて遊星歯車担持体
（４）に形成された吸込み室（８）内に、圧力室（１
０）と連結されかつ外方を閉止されたそれぞれ１つの半
径方向の管（１９）が配置され、この管（１９）が吸込
み室（８）に開口する排出開口部を備え、前記管（１
９）に半径方向に外方へ戻しばね（２１）に抗して可動
の円筒スリーブ（２２）を装着し、この円筒スリーブ
（２２）が比較的高い回転数のとき排出開口部（２３）
を閉じることができることを特徴とする、請求項１に記
載の流体式ねじれ振動減衰装置。 - 【請求項３】 圧力室（１０）内にてその少なくとも１
つの端面壁（１４）に、少なくとも１つの弾性双腕レバ
ー（２５）を装着し、この双腕レバーが円周線に沿い延
び、そしてその端部が端面壁（１４）に平面にて接合す
る閉止板部（２６）を担持し、高い回転数のとき該閉止
板部（２６）が端面壁（１４）に設けられかつ圧力室の
外部にある吸込み部への連結管路（２７）を閉止するこ
とができることを特徴とする、請求項１に記載の流体式
ねじれ振動減衰装置。 - 【請求項４】 少なくとも１つの吸込み室（８）内にず
れ遮断機構（２８）を設け、このずれ遮断機構が屈曲部
（３０）により双腕レバー（３１、３２）を形成する湾
曲した板ばね体（２９）よりなり、該板ばね体の１つの
レバーアーム（３１）が吸込み室（８）の外側壁部に接
合し、そしてこの壁部の開口部（３３）を貫通して突出
し一次部分（２）の内歯（３）に係止する遮断爪（３
４）を担持し、該板ばね体の他のレバーアーム（３２）
がその端部に質量部分（３５）を有し、この質量部分が
吸込み室（８）の外側壁部に支持される半径方向の戻し
ばね（３６）に抗して作用することを特徴とする、請求
項１ないし請求項３の１つに記載の流体式ねじれ振動減
衰装置。 - 【請求項５】 遮断爪（３４）を担持する板ばね体（２
９）のレバーアーム（３１）の端部が、レバーアーム
（３１）の端部をも形成し得る合成物質製カバーを備え
ていることを特徴とする、請求項４に記載の流体式ねじ
れ振動減衰装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8303200A JPH10153238A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 流体式ねじれ振動減衰装置 |
| US08/756,062 US5762577A (en) | 1996-11-14 | 1996-11-25 | Torsional vibration damper |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8303200A JPH10153238A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 流体式ねじれ振動減衰装置 |
| US08/756,062 US5762577A (en) | 1996-11-14 | 1996-11-25 | Torsional vibration damper |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10153238A true JPH10153238A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=26563438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8303200A Pending JPH10153238A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 流体式ねじれ振動減衰装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5762577A (ja) |
| JP (1) | JPH10153238A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19609041C2 (de) * | 1996-03-08 | 1998-10-15 | Mannesmann Sachs Ag | Drehschwingungsdämpfer |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3180182A (en) * | 1963-01-25 | 1965-04-27 | Tiberio Giuseppe | Automatic progressive transmission |
| US3854348A (en) * | 1973-06-13 | 1974-12-17 | G Stevenson | Variable speed transmission |
| DE2751151C3 (de) * | 1977-11-16 | 1980-07-03 | Hans-Ulrich 4000 Duesseldorf Taenzler | Elastische Wellenkupplung |
| US4322988A (en) * | 1980-02-05 | 1982-04-06 | Hill Charles S | Fluid braked planetary transmission |
| JPS58165672A (ja) * | 1982-03-25 | 1983-09-30 | Toshiba Electric Equip Corp | 正弦波発生回路 |
| DE3227809A1 (de) * | 1982-07-24 | 1984-01-26 | LuK Lamellen und Kupplungsbau GmbH, 7580 Bühl | Drehschwingungsdaempfer, insbesondere fuer mit drehmomentenwandlern ausgeruestete kraftfahrzeugantriebe |
| DE3726926C1 (de) * | 1987-08-13 | 1989-02-02 | Ulrich Dr-Ing Rohs | Vorrichtung zur AEnderung der zeitlichen Durchflussmenge eines fluessigen Daempfungsmittels bei einem Drehschwingungsdaempfer |
| DE3822611C1 (ja) * | 1988-07-04 | 1989-07-06 | Siegfried A. Dipl.-Ing. Eisenmann | |
| US5145043A (en) * | 1990-10-18 | 1992-09-08 | Kuo J F | Hydraulic clutch |
| DE4318165C1 (de) * | 1993-06-01 | 1994-08-04 | Rohs Ulrich | Drehschwingungsdämpfer |
-
1996
- 1996-11-14 JP JP8303200A patent/JPH10153238A/ja active Pending
- 1996-11-25 US US08/756,062 patent/US5762577A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5762577A (en) | 1998-06-09 |
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