JPH10150875A - ペット用排泄物処理材の製造方法 - Google Patents

ペット用排泄物処理材の製造方法

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JPH10150875A
JPH10150875A JP32462596A JP32462596A JPH10150875A JP H10150875 A JPH10150875 A JP H10150875A JP 32462596 A JP32462596 A JP 32462596A JP 32462596 A JP32462596 A JP 32462596A JP H10150875 A JPH10150875 A JP H10150875A
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JP
Japan
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water
materials
corn
mixer
sprayed
Prior art date
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Application number
JP32462596A
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English (en)
Inventor
Iwao Kishimoto
巖 岸本
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HIRO INTAAFUEESU KK
SAN HIT KK
Original Assignee
HIRO INTAAFUEESU KK
SAN HIT KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸収性と消臭性にすぐれ、使用後の固まり具
合がよく、廃棄処分が容易で粉体が飛散しないペット用
排泄物処理材の製造方法を提供すること。 【解決手段】 コーヒー滓、トウモロコシの穂軸を粒度
範囲に粉砕し、これに小麦粉、吸水性樹脂、水溶性セル
ローズエステル、防かび剤、水を混合し、混合する雰囲
気を加温、加湿しながら散布してなるペット用排泄物処
理材の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋内外で飼育され
るペットのトイレに敷きつめて使用するペット用排泄物
処理材の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に知られているペット用排泄物処理
材には、ベントナイトやゼオライトの細砕石、あるいは
木屑やパルプに吸水力や脱臭力を付加したものなどがあ
るものの、ベントナイトやゼオライト等は鉱物のため不
燃物としての処理に腐心する煩わしさがあり、また木屑
やパルプを原料とするものは加工工程が複雑となって製
品をコスト高とする欠点があった。そこで近時、処理材
の使用材料を少なくし、製造が容易で消臭や固まりの性
能を良くし、低価格で提供することを意図した技術が提
案されている(例えば特開平7−67490号公報、及
び特開平8−196158号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した技術は所期す
る作用効果を奏するものであるが、完成した処理材の表
面に付着した粉体が輸送中に飛散したり、使用材料の一
部に吸水性の点でやゝ不具合となるものがある等の問題
点がある。
【0004】本発明は従来技術を考慮してなされたもの
で、従来以上の強力な吸水性と消臭性を有し、使用後の
処理材が確固として固まり、また生ゴミや可燃性のゴミ
としての廃棄処分が容易で、しかも粉体が飛散するとい
ったおそれのないペット用排泄物処理材を製造する方法
を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明においては、従来破棄されていたコーヒー滓や
トウモロコシの穂軸を乾燥状態で所定の径に揃え、この
材料を核として排尿時固まりを良くするような材料を選
定して排泄物処理材を製造するようにした。
【0006】すなわち本発明における主体となる材料は
コーヒー滓又はトウモロコシの穂軸であり、これをふる
い器で所定の径に揃え、混合機に入れて回転させ、混合
機内の温度と湿度を所定数値に設定し、これに小麦粉、
水溶性セルローズ、防かび剤の3種類を混合散布し、そ
の後水をスプレーして上記材料を適度の固まりとなし、
更にこの材料に、別の小麦粉と吸水性樹脂を混合したも
のを散布して表面に付着させることを技術手段とするも
のである
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、コーヒー滓又はトウモ
ロコシの穂軸をふるい器にて1.5〜3mm径に揃え、
混合機に全体使用量の50〜80%(乾燥重量)を投入
するとともに混合機を回転させ、混合機内の雰囲気を温
度30〜60°C、湿度90%以上に設定し、小麦粉
(グルテン13%以上)0.5〜3%、水溶性セルロー
ズエステル(エーテル化度1.3〜1.5)0.5〜3
%、防かび剤0.1〜0.3%の3種類を混合し、混合
機中の材料に散布した後、水10〜20%を全体に徐々
にスプレーして混合し、混合機中の材料を軽く手で握っ
て固まる程度に水分を補給し、この材料に別に小麦粉
(グルテン13%以上)10〜20%、吸水性樹脂(3
00メッシュ)1〜3%を混合したものを徐々に散布
し、全体にむらなく表面に付着させることによって製法
が完成する。
【0008】
【実施例】次に本発明におけるペット用排泄物処理材の
製造方法につき、実施例の詳細を説明する。
【0009】(実施例1)処理材の主体を構成するコー
ヒー滓を、乾燥重量(水分10%以下)で約65〜75
%(1.5〜3mm径/12〜6メッシュ)、ふるい器
にて選別する。コーヒー滓を主体にしたのは、ペットの
排泄物、特に尿の悪臭を瞬時に分解できるからである。
【0010】上記のコーヒー滓を混合機に入れて5〜1
0rpmでゆっくり回転させる。コーヒー滓の吸水と滓
相互の接着を良くする材料として小麦粉(グルテン13
%以上)、水溶性セルローズエステル(エーテル化度
1.3〜1.45)及び防かび剤を5:5:1の割合で
混合したもの2〜3%を、回転している混合機中のコー
ヒー滓に散布する。同時に混合機内の雰囲気を温度40
°C、湿度90%にすることにより粉体の接着を良くす
る。
【0011】全体に付着したことを確認後、水を全体の
重量に対して10〜15%を霧状に散布する。もしコー
ヒー滓の表面の色(褐色)を変化させたい場合には、水
の中に液体顔料、分散剤等を適量混入させる。全体の水
分としては軽く手で握って固まる程度を目安とする。
【0012】次に小麦粉(グルテン13%以上)、吸水
性ポリマー(300メッシュ)を10〜15:1に混合
し、全重量の約15%を、回転している混合機中のコー
ヒー滓の表面に散布する。同時に混合機内の雰囲気を温
度50°C、湿度100%に設定し混合機の回転速度を
20%程度速くする。コーヒー滓の表面は水で湿ってい
るため粉体は完全に表面に付着する。全体の粉体が接着
したことを確認後、乾燥機で水分を6%以下に調整する
ことにより、コーヒー滓を主体とする排泄物処理材が得
られる。
【0013】(実施例2)実施例1のコーヒー滓の代わ
りに、トウモロコシの穂軸(中心部を除く)を粉砕した
ものを、ふるい器にて、乾燥重量(水分10%以下)で
約60〜70%(1.5〜3mm径/12〜6メッシ
ュ)を準備する。トウモロコシの穂軸の粉砕したものを
多く使用するのは、吸水性が非常に良いため、ペットが
排尿した時、排尿した部分のみ迅速に固まるからであ
る。上記トウモロコシの穂軸細粉を混合機に入れ5〜1
0rpmでゆっくり回転する。
【0014】まず表面コートの材料として、実施例1と
同じく小麦粉(グルテン13%以上)、水溶性セルロー
ズエステル(エーテル化度1.3〜1.45)、防かび
剤を5:5:1の割合で混合したもの1〜2%を回転中
の混合機のトウモロコシに散布する。同時に混合機内の
温度を40°C、湿度90%の雰囲気を設置することに
より粉体の接着を良くする。これに水10〜20%を霧
状に断続的にスプレーする。
【0015】そしてトウモロコシ細粉の表面に前記の粉
体が一様に付着し、なおかつ湿った状態となっているこ
とを確認した後、小麦粉(グルテン13%以上)、吸水
性ポリマー(300メッシュ)を9:1の割合で混合
し、全重量の15〜20%をトウモロコシ細粉の表面に
散布する。
【0016】また同時に混合機内の温度40°C、湿度
100%の雰囲気に設定し、混合機の回転速度も20%
程度速くすることにより粉体の接着は非常に良くなる。
トウモロコシの軸穂細粉の表面に粉体が一様に付着した
ことを確認後運転を停止し、乾燥機にて水分を6%以下
に調整することによって、トウモロコシを主体とする排
泄物処理材が得られる。
【0017】(実施例3)実施例1の方法で得られたコ
ーヒー滓を主体とする処理材に、実施例2の方法で得ら
れたトウモロコシの穂軸を主体とする処理材を重量比で
30%以上混合すると、ペット(猫)の排尿による処理
材の固まりが強固に且つ小さくなるので好ましい。
【0018】(実施例4)実施例2の方法で得られたト
ウモロコシを主体とした処理材に、実施例1の方法で得
られたコーヒー滓を主体とした処理材を重量比で30%
混合することにより、猫の尿臭が瞬時に分解されるので
好ましい。
【発明の効果】上記した本発明の製法によると、混合機
内の雰囲気を適切な温度と湿度に設定しつつコーヒー滓
又はトウモロコシの穂軸を他の材料と混合させるもので
あるから、従来以上の強力な吸水性と消臭性を有する排
泄物処理材が得られるとともに表面の粉体の付着が確固
となるため妄りに飛散するといった恐れも生ぜず、また
排泄後は処理材が強固に固まるといった頗る顕著な効果
を発揮できる。就中コーヒー滓を主体とした処理材にト
ウモロコシを主体とした処理材を適量混合すると固まり
が強固で且つ小さい処理材が得られ、またトウモロコシ
を主体とした処理材にコーヒー滓を主体とした処理材を
適量混合することにより、脱臭性が一層良好な処理材が
得られるという重畳的効果が奏される。しかして本発明
により製造された処理材は、無害で公害発生もなく、生
ゴミや可燃性のゴミとして廃棄したり、畑や庭土等に撒
布若しくは埋込処分をしても何ら差し支えがなく、この
種ペット用排泄物処理材の製造方法として本製法は頗る
有益な発明である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーヒー滓、又はトウモロコシの穂軸
    (中心部は除く)をふるい器にて1.5〜3mm径に揃
    え、混合機に全体使用量の50〜80%(乾燥重量)を
    投入するとともに混合機をゆっくりと回転させ、同時に
    混合機内の雰囲気を温度30〜60°C、湿度90%以
    上に設定し、 小麦粉(グルテン13%以上)0.5〜3%、水溶性セ
    ルローズエステル(エーテル化度1.3〜1.5)0.
    5〜3%、防かび剤0.1〜0.3%の3種類をよく混
    合して混合機中の材料に散布した後、 水10〜20%を全体に徐々にスプレーしてよく混合
    し、混合機中の材料を軽く手で握って固まる程度に水分
    を補給し、 この材料に別に小麦粉(グルテン13%以上)10〜2
    0%、吸水性樹脂(300メッシュ)1〜3%をよく混
    合したものを徐々に散布し、全体にむらなく表面に付着
    させることを特徴とするペット用排泄物処理材の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のペット用排泄物処理材の
    製造方法において、得られたコーヒー滓を主体とする処
    理材に、トウモロコシを主体とする処理材を重量比で1
    0〜40%混合し/又はトウモロコシ主体の処理材にコ
    ーヒー滓主体の処理材を重量比で5〜30%混合するこ
    とを特徴とするペット用排泄物処理材の製造方法。
JP32462596A 1996-11-20 1996-11-20 ペット用排泄物処理材の製造方法 Pending JPH10150875A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013240310A (ja) * 2012-05-23 2013-12-05 Daiki:Kk 吸水処理材の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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