JPH10144113A - 標識灯 - Google Patents

標識灯

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Publication number
JPH10144113A
JPH10144113A JP8298698A JP29869896A JPH10144113A JP H10144113 A JPH10144113 A JP H10144113A JP 8298698 A JP8298698 A JP 8298698A JP 29869896 A JP29869896 A JP 29869896A JP H10144113 A JPH10144113 A JP H10144113A
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JP
Japan
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substrate
leds
marker
cooling
globe
Prior art date
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Application number
JP8298698A
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Inventor
Akio Ogiwara
明雄 荻原
Atsushi Asaba
淳 浅羽
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Nabio Inc
Original Assignee
Nabio Inc
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Publication date
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  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 LEDに対する冷却の効率に優れた標識灯を
提供すること。 【解決手段】 灯体18に基板13を配設し、この基板
13に複数のLED12からなる光源を取着し、この光
源の周囲を灯体18に取着したグローブ25により囲繞
した標識灯11において、それぞれ灯体18の放射方向
に平面が位置する板状の複数の基板13の外周縁にLE
D12を整列配置したことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、標識灯に係り、特
に、高層ビルなどに航空機に対する障害の存在を告知す
るために設置される航空障害灯に好適な標識灯に関す
る。
【0002】に関する。
【0003】
【従来の技術】一般に、合図や設置体の存在を知らしめ
るために各種の標識灯が用いられている。この種の標識
灯として、航空機に対する障害の存在を告知するため高
層ビルなどに設置される航空障害灯を例示して説明す
る。
【0004】図7は従来の航空障害灯としての標識灯1
を示すものであり、この種の従来の標識灯1において
は、灯体2にほぼ円筒形状に形成された基台3が配設さ
れている。また、この基台3の表面には、基板4が配設
されており、この基板4の表面には、光源としてのドー
ム状に形成された所定数のLED5が全周に亘り整列配
置されている。そして、所定数のLED5からなる光源
の周囲には、グローブ6が囲繞するようにして配設され
ており、内部を閉鎖状態としている。また、光源として
の所定数のLED5は、基板4を介して基台3の表面に
水平方向の全周に所定の仰伏角で配光特性を有するよう
に配置されている。さらに、灯体2の側面には、基台3
の中空部へ外気を導入するための通気孔7が形成されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の標識灯1においては、温度上昇に反比例して劣
化が加速されるしまた輝度が低下する特性を具備するL
ED5を光源として用いているので、LED5に対して
効率のよい冷却を行う必要があるが、大きさが規制され
ているグローブ6の内部のLED5が配設されている基
台3の外周側部位の容積が小さく、グローブ6内の温度
上昇が速いとともに、グローブ6内に熱気が拡散しずら
く、グローブ6内の温度が高くなりやすく、基板4を介
した冷却をよほどタイミングよくかつ効率的に行わない
とLEDを点灯した際の初期の発熱による熱気がグロー
ブ6内にこもり、LED5に対する冷却の効率がよくな
いという問題点があった。
【0006】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、LEDに対する冷却の効率に優れた標識灯を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため特許請求の範囲の請求項1に記載の本発明の標識灯
の特徴は、灯体に基板を配設し、この基板に複数のLE
Dからなる光源を取着し、この光源の周囲を灯体に取着
したグローブにより囲繞した標識灯において、それぞれ
灯体の放射方向に平面が位置する板状の複数の基板の外
周縁に前記LEDを整列配置した点にある。そして、こ
のような構成を採用したことにより、グローブ内のLE
Dの配設部位の容積を大きくしてLEDの冷却の効率を
向上させることができる。
【0008】請求項2に記載の本発明の標識灯の特徴
は、請求項1において、前記複数の基板の上下両端縁を
前記複数の基板の中心部に配設した支柱によって連結し
た上下1対の基板支持部材により平面放射状に挟持した
点にある。そして、このような構成を採用したことによ
り、LEDの冷却の効率をより向上させることができ
る。
【0009】請求項3に記載の本発明の標識灯の特徴
は、請求項1または請求項2において、前記基板の変形
を防止する変形防止部材を有する点にある。そして、こ
のような構成を採用したことにより、グローブ内のLE
Dによる配光特性を安定的に保持することができる。
【0010】請求項4に記載の本発明の標識灯の特徴
は、請求項1乃至請求項3の何れか1項において、前記
グローブ内を冷却する冷却手段を設けた点にある。そし
て、このような構成を採用したことにより、グローブ内
のLEDの冷却の効率をさらに向上させることができ
る。
【0011】請求項5に記載の本発明の標識灯の特徴
は、請求項4において、前記冷却手段は、前記グローブ
の内外を連通するようにして前記グローブの上部に配設
された放熱部材を有する点にある。そして、このような
構成を採用したことにより、グローブ内のLEDを確実
に効率よく冷却することができる。
【0012】請求項6に記載の本発明の標識灯の特徴
は、請求項5において、前記放熱部材に冷却流体の流路
を形成した点にある。そして、このような構成を採用し
たことにより、グローブ内のLEDを確実により効率よ
く冷却することができる。
【0013】請求項7に記載の本発明の標識灯の特徴
は、請求項4乃至請求項6の何れか1項において、前記
冷却手段は、前記支柱をパイプとしその内部に前記冷却
流体を流通可能に形成した点にある。そして、このよう
な構成を採用したことにより、グローブ内のLEDをよ
り確実によりさらに効率よく冷却することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1から図3は本発明に係る標識
灯の第1の実施の形態の要部を示すものであり、図1は
一部切断正面図であり、図2はLEDの配設状態を説明
する正面図であり、図3はLEDおよび基板の配設状態
を説明する平面図である。
【0015】図1に示すように、本実施の形態の標識灯
11は航空障害灯として用いられるものであり、光源と
しての赤色光を発光するドーム状に形成された所定数の
LED12を有している。これらのLED12は、図2
および図3に示すように、それぞれ標識灯11の放射方
向に平面が位置するように板状に形成された基板13の
外周縁の前方に整列配置されている。そして、各基板1
3は、図1に示すように、平面ほぼ円形に形成された上
下1対の基板支持部材14により上下方向の両端縁が挟
持されている。この各基板支持部材14のうちの、図1
において基板13の下方に位置する一方の基板支持部材
14は、基板13の下端縁を下方から支持する下基板支
持部材14aとされ、図1において基板13の上方に位
置する他方の基板支持部材14は、基板13の上端縁を
上方から支持する上基板支持部材14bとされている。
また、基板13は、銅箔で被覆したガラスエポキシ板ま
たはアルミニウム板などにより形成されている。
【0016】前記各基板支持部材14の基板13と対向
する面には、基板13の上下方向の端縁が嵌合可能な嵌
合溝(図示せず)がそれぞれ形成されており、各基板支
持部材14に形成された嵌合溝に基板13の上下方向の
両端縁を嵌合させることにより、各基板13は、図3に
示すように、中心部が中空となるようにして、例えば1
0度毎に等分割配置され平面放射状に配置されている。
【0017】また、図1に示すように、前記下基板支持
部材14aは、上基板支持部材14bより大径に形成さ
れており、これにより、各基板13の外周縁には所定の
傾斜角度が付与され、各LED12は所定の配光特性を
得ることができるようになっている。
【0018】なお、前記放射状に配置される基板13の
数および各基板13に整列配置されるLED12の数と
しては、例えば、航空障害灯として用いるに当たり基板
13を10度間隔で放射状に配置した場合、すなわち、
36枚の基板13を用いた場合には、1枚の基板13に
直径5mm程度のLED12を20個程度配置すればよ
い。
【0019】さらに、各基板13の内周縁には、各基板
13の内周縁に接するようにして基板13の変形を防止
するためのほぼ円環状に形成された変形防止部材15が
配設されている。この変形防止部材15は、必要に応じ
て複数設けてもよい。
【0020】前記下基板支持部材14aおよび上基板支
持部材14bの軸心部には板厚方向に貫通する貫通孔1
6a,16bがそれぞれ形成されており、各貫通孔16
a,16bにはそれぞれの軸心部を共通軸心とするよう
にしてパイプ状の支柱17が配設されている。そして、
この支柱17により下基板支持部材14aおよび上基板
支持部材14bが連結されている。
【0021】前記下基板支持部材14aは、その外周面
側の下面が高盃状に形成された灯体18の開口部上端縁
および複数のリブ状に形成された保持部18aにより下
方から支持されている。なお、保持部18aは、必要に
応じて設ければよく、本質的にはなくてもよい。
【0022】前記灯体18は、アルミニウム合金鋳物に
より形成されており、この灯体18の外周面には、冷却
流体としての外気を内部に導入するための複数の通気孔
20が形成されている。そして、下基板支持部材14a
の中心部の下方に位置する灯体18の中心部には、前記
各LED12を発光させるための公知の電源(図示せ
ず)が配設されている。
【0023】前記上基板支持部材14bの上部には、放
熱部材21の一部を構成する内部放熱体21aが配設さ
れている。この内部放熱体21aの軸心部には、小径孔
部22と大径孔部と23とが上下2段に形成されてお
り、前記支柱17の上端部が内部放熱体21aの下面側
に形成された小径孔部22に取着されている。
【0024】前記各LED12の周囲には、ほぼ釣り鐘
状に形成されたグローブ25が配設されており、このグ
ローブ25の下端部は、前記灯体18の開口部上端縁の
外周面側に取着されるようになっている。そして、グロ
ーブ25の頭部の中心部には、放熱体取付孔26が形成
されている。
【0025】前記グローブ25の上面の上部には、放熱
部材21の一部を構成する外部放熱体21bが配設され
ている。この外部放熱体21bは、前記グローブ25の
放熱体取付孔26に挿通されるとともに、その下端部が
前記内部放熱体21aの上面側に形成された大径孔部2
3の内部に嵌合される基部27と、この基部27の上部
に位置しグローブ25の上面をほぼ覆うようにほぼ傘状
に形成された放熱部28とを有している。そして、外部
放熱体21bの基部27側の中心部には、下面に開口を
有する軸方向に延在する有底穴29が形成されており、
この有底穴29は、前記支柱17の軸心部に形成されて
いる空間17aへ連通するようになっている。さらに、
前記放熱部28は、上部に向かって徐々に小径とされた
複数の傘状部を間隔を隔てて積み重ねた形状をなしてお
り、放熱部28の外周面と有底穴29とは、半径方向に
延在する少なくとも1つの小孔31により連通されてい
る。
【0026】すなわち、本実施の形態の標識灯1は、冷
却手段33として、グローブ25の内外を連通するよう
にして配設された内部放熱体21aおよび外部放熱体2
1bからなる放熱部材21のみにより形成された第1冷
却手段33aと、冷却流体がグローブ25の内部を流通
するようにして配設されたパイプ状に形成した支柱17
の内部17aおよび灯体18に形成した下部通気孔20
ならびに放熱部材21に形成した有底穴29および小孔
31からなる第2冷却手段33bとを有しており、グロ
ーブ25内を閉鎖状に構成した状態でグローブ25内を
効率よく冷却するように形成されている。
【0027】また、前記下基板支持部材14aの下方の
灯体18の内部に、図示しないファンを配設してLED
12の冷却の効率をより向上させる構成としてもよい。
【0028】つぎに、前述した構成からなる本実施の形
態の作用について説明する。
【0029】本実施の形態の標識灯11によれば、各基
板13が平面放射状に配設されているので、グローブ2
5内の容積を従来より確実に大きくし、流路面積を大き
くすることができる。
【0030】そして、光源としての各LED12を点灯
させた際に生じる発熱は、容積が大きくかつ流露面積が
大きいグローブ25の内部で容易に拡散し、グローブ2
5内の温度上昇を緩やかにし、かつ、容易に上方へ上昇
する。そして、グローブ25内を緩やかに上昇した熱気
は、グローブ25内の上部に達すると第1冷却手段33
aを構成する容積の大きい内部放熱体21aによって熱
交換されて冷却されグローブ25内を降下しつつグロー
ブ25内を冷却し、内部放熱体21aに吸収された熱気
は、外部放熱体21bの放熱部28に伝熱して冷却流体
としての外気によって熱交換され大気中に容易に放散す
る。
【0031】また、グローブ25内の熱気は、支柱17
を介して第2冷却手段33bを構成するパイプ状の支柱
17の内部17aに位置する空気と熱交換されて冷却さ
れグローブ25内を降下しつつグローブ25内を冷却
し、この支柱17の内部17aの暖められた空気は、図
1に矢印にて示すように、第2冷却手段33bを構成す
る有底穴29および小孔31を通過して外部に直接排出
されるとともに、この支柱17の内部17aの暖められ
た空気が外部に排出されると、第2冷却手段33bを構
成する灯体18に形成した下部通気孔20から冷却流体
としての新たな外気が支柱17の内部17aに吸引導入
され、支柱17の内部17aを冷却流体としての外気が
連続して流通する。これらの結果、グローブ25内のL
ED12を効率よくかつ確実に冷却し、温度上昇に反比
例して劣化が加速されるしまた輝度が低下する特性を具
備するLED12に輝度低下が生じるのを確実に防止す
ることができる。さらにまた、LED12の冷却の効率
を向上させることができるので、LED12の寿命の長
寿命化をはかることもできる。
【0032】さらに、各基板13は、平面放射状に配設
されているので、グローブ25内におけるLED12の
配設部位の容積を大きくすることにより、内部放熱体2
1aの容積を大きくすることができるので、グローブ2
5内の冷却の効率を向上させ、その結果、LED12を
効率よくかつ確実に冷却することができる。
【0033】さらにまた、各基板13は、銅箔で覆われ
ているので、放熱性がよい。
【0034】また、各基板13の内周縁には、変形防止
部材15が配設されているので、板状の基板13を放射
状に配設した際の基板13の反りやたわみなどの変形を
確実に防止することができ、その結果、LED12の配
設位置を固定し配光特性を安定的に保持することができ
る。
【0035】図4は本発明に係る標識灯11の第2の実
施の形態を示すものであり、本実施の形態の標識灯11
Aは、グローブ25の頭部に伝熱放熱を行う冷却手段3
3Aとしての内部放熱体21Aaおよび外部放熱体21
Abからなる放熱部材21Aを設けてグローブ25内を
冷却するように形成したものである。すなわち、前述し
た第1の実施の形態の標識灯11の第2の冷却手段33
bを構成する通気孔20および小孔31設けずにグロー
ブ25内を閉鎖状に構成した状態でグローブ25内を効
率よく冷却するように形成したものである。
【0036】本実施の形態の標識灯11Aの放熱部材2
1Aは、高熱伝導性の金属などにより構成することが好
ましい。その他の構成は、前述した第1の実施の形態の
標識灯11と同様とされている。
【0037】このような構成の本実施の形態の標識灯1
1によれば、光源としての各LED12を点灯させた際
に生じる発熱は、前述した第1の実施の形態の第1の冷
却手段33aと同様に、容積が大きくかつ流露面積が大
きいグローブ25の内部で容易に拡散し、グローブ25
内の温度上昇を緩やかにし、かつ、容易に上方へ上昇す
る。そして、グローブ25内を緩やかに上昇した熱気
は、グローブ25内の上部に達すると冷却手段33Aを
構成する容積の大きい内部放熱体21Aaによって熱交
換されて冷却されグローブ25内を降下しつつグローブ
25内を冷却し、内部放熱体21Aaに吸収された熱気
は、外部放熱体21Abの放熱部28Aに伝熱して冷却
流体としての外気によって熱交換され大気中に容易に放
散する。その結果、グローブ内の温度上昇を低減し、L
ED12を効率よくかつ確実に冷却し、温度上昇に反比
例して劣化が加速するしまた輝度が低下する特性を具備
するLED12に輝度低下が生じるのを確実に防止する
ことができる。さらにまた、LED12の冷却の効率を
向上させることができるので、LED12の寿命の長寿
命化をはかることもできる。
【0038】なお、この場合には、支柱17を中実なも
のとしてもよい。
【0039】また、放熱部28Aとの形状としては、図
5に示す複数のフィン36を有する形状などの放熱効果
をより向上させる種々の形状から選択することができ
る。
【0040】図6は本発明に係る標識灯11の第3の実
施の形態を示すものであり、本実施の形態の標識灯11
Bは、グローブ25の頭部に伝熱放熱を行う冷却手段3
3Bとして、内部放熱体21Baおよび外部放熱体21
Bbからなる放熱部材21Bを設けるとともに、この放
熱部材21Bに冷却流体としての外気の流路として機能
する流入路38および排出路39を設けて前述した第2
の実施の形態の標識灯11Aの冷却手段33Aの冷却の
効率をより向上させるようにしたものである。その他の
構成は、前述した第2の実施の形態の標識灯11Aと同
様とされている。
【0041】このような構成の本実施の形態の標識灯1
1Bによれば、グローブ25内の熱気は、グローブ25
内の上部に達すると冷却手段33Bの一部を構成する放
熱部材21Bの内部放熱体21Baによって熱交換され
て冷却されグローブ25内を降下しつつグローブ25内
を冷却し、内部放熱体21Baに吸収された熱気は、外
部放熱体21Bbの放熱部28Bに伝熱して冷却流体と
しての外気によって熱交換され大気中に容易に放散する
とともに、流入路38を介して冷却流体としての外気が
内部放熱体21Bbを強制的に冷却して熱交換を行い、
熱交換した後の外気は排出路39から外部へ排出される
ようになっている。
【0042】すなわち、内部放熱体21Baを外気で直
接冷却することができるので、前述した第2の実施の形
態の標識灯11Aに比べてグローブ内のLED12をよ
りいっそう効率よくかつ確実に冷却することができる。
【0043】なお、前記各放熱部材21,21A,21
Bおよび放熱部28,28A,28Bの形状は、前記各
実施の形態の形状に限定されるものではなく、多種多様
の形状を単独もしくは組み合わせて用いることができ
る。
【0044】さらに、前記各実施の形態の標識灯11,
11A,11Bは、航空障害灯だけでなく、車両用の標
識灯や機械の設置場所に配設され機械の稼働を知らせる
安全灯などの各種の標識灯に用いることができる。
【0045】また、本発明は、前記各実施の形態に限定
されるものではなく、必要に応じて変更することができ
る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明の標識灯によ
れば、各基板を放射状に配設したことにより、グローブ
内の容積および流路面積を従来より大きくすることがで
きるので、LEDの発光にともなう熱気をグローブの内
部で容易に拡散し、かつ、容易に上方へ上昇させること
ができるとともに、グローブ内の熱気を放熱部材によっ
て外気に容易に放散することができ、その結果、グロー
ブ内のLEDを効率よくかつ確実に冷却し、温度上昇に
反比例して劣化が加速されるしまた輝度が低下する特性
を具備するLEDに輝度低下が生じるのを確実に防止す
ることができ、しかも、LEDの冷却の効率を向上させ
ることができるので、LEDの寿命の長寿命化をはかる
こともできるという極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る標識灯の第1の実施の形態の要
部を示す一部切断正面図
【図2】 LEDの配設状態を説明する正面図
【図3】 LEDおよび基板の配設状態を説明する平面
【図4】 本発明に係る標識灯の第2の実施の形態の要
部を示す縦断面図
【図5】 放熱部の変形例を示す正面図
【図6】 本発明に係る標識灯の第3の実施の形態の要
部を示す模式図
【図7】 従来の標識灯の要部を示す一部切断正面図
【符号の説明】
11、11A、11B 標識灯 12 LED 13 基板 14 基板支持部材 14a 下基板支持部材 14b 上基板支持部材 15 変形防止部材 17 支柱 17a (支柱の)内部 18 灯体 20 通気孔 21、21A、21B 放熱部材 21a、21Aa、21Ba 内部放熱体 21b、21Ab、21Bb 外部放熱体 22 小径孔部 23 大径孔部 25 グローブ 26 放熱体取付孔 27 基部 28、28A、28B 放熱部 33、33A、33B 冷却手段 33a 第1冷却手段 33b 第2冷却手段 36 フィン 38 流入路 39 排出路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 灯体に基板を配設し、この基板に複数の
    LEDからなる光源を取着し、この光源の周囲を灯体に
    取着したグローブにより囲繞した標識灯において、 それぞれ灯体の放射方向に平面が位置する板状の複数の
    基板の外周縁に前記LEDを整列配置したことを特徴と
    する標識灯。
  2. 【請求項2】 前記複数の基板の上下両端縁を前記複数
    の基板の中心部に配設した支柱によって連結した上下1
    対の基板支持部材により平面放射状に挟持したことを特
    徴とする請求項1に記載の標識灯。
  3. 【請求項3】 前記基板の変形を防止する変形防止部材
    を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の標識灯。
  4. 【請求項4】 前記グローブ内を冷却する冷却手段を設
    けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1
    項に記載の標識灯。
  5. 【請求項5】 前記冷却手段は、前記グローブの内外を
    連通するようにして配設された放熱部材を有しているこ
    とを特徴とする請求項4に記載の標識灯。
  6. 【請求項6】 前記放熱部材に冷却流体の流路を形成し
    たことを特徴とする請求項5に記載の標識灯。
  7. 【請求項7】 前記冷却手段は、前記支柱をパイプとし
    その内部に前記冷却流体を流通可能に形成したことを特
    徴とする請求項4乃至請求項6の何れか1項に記載の標
    識灯。
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Cited By (8)

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