JPH10144094A - 記憶集積回路装置 - Google Patents

記憶集積回路装置

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Publication number
JPH10144094A
JPH10144094A JP8291764A JP29176496A JPH10144094A JP H10144094 A JPH10144094 A JP H10144094A JP 8291764 A JP8291764 A JP 8291764A JP 29176496 A JP29176496 A JP 29176496A JP H10144094 A JPH10144094 A JP H10144094A
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JP
Japan
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data
parity
signal
circuit
storage
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Application number
JP8291764A
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English (en)
Inventor
Kyoichi Kudo
藤 恭 一 工
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 メモリボードとしての機能追加を行うことな
く、またすべてのアドレスでシステムを停止させること
なく、長期的な信頼性を向上させることのできる記憶集
積回路装置を提供する。 【解決手段】 アドレスデータのうちロウアドレスをデ
コードして第1のワード線のいずれかを選択するロウア
ドレスデコーダ20と、アドレスデータのうちカラムア
ドレスをデコードして第1のビット線のいずれかを選択
する第1のカラムアドレスデコーダ30と、アドレスデ
ータのうちロウアドレスが活性化されていない時点のカ
ラムアドレスをデコードして第2のワード線のいずれか
を選択する第2のカラムアドレスデコーダ40と、第1
のビット線間に現れる信号の不一致および第2のビット
線間に現れる信号の不一致に基づいてデータの誤りを発
見するパリティ判定部70と、この判定部の判定結果に
基づいて出力データを修正した上で出力する誤り訂正部
80とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記憶集積回路装置に
係り、特にメモリボード等に使用されるダイナミック・
ランダム・アクセス・メモリ集積回路(以下、DRAM
ICという)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DRAM ICはパーソナルコンピュー
タ等の記憶部として使用されており、ソフトウェアが複
雑な処理を行うために大容量のメモリを要求することか
ら、搭載容量は増加の一途をたどっている。メモリボー
ドは大きさ、コネクタ仕様、アクセスタイム等が標準化
されており、容量としては2MB、4MB、8MB、1
6MB、32MBなどの単位のものがあり、これらのボ
ード単位、あるいは2枚のボード単位で搭載および増設
が行われる。また、メモリボードは一般に複数のDRA
M ICを搭載している。
【0003】このようなメモリボードに使用されている
DRAM ICの一つが不良となった場合、従来のDR
AM ICはそれ自身で誤り訂正機能を有していないた
め、その不良ICのみ交換するか、不良ICを含むメモ
リボード全体を正常なボードと交換するようにしてい
る。
【0004】ところが、不良ICの交換には加熱を行っ
て取り外すという技術的に困難な作業を行わなければな
らない他、かえって他の不良を誘発するという問題があ
り、正常なボードと交換するには多大のコストがかかる
ことになる。
【0005】このような点に鑑みて、不良集積回路の交
換を行わずに使用し続ける方法としては、図5に示すリ
ペア回路が提案されている。
【0006】図5において、記憶集積回路1は16個の
メモリ回路ブロック2−1〜2−16と、冗長回路とし
てのリペアメモリ回路ブロック3と、メモリ回路ブロッ
クのどれをリペアメモリ回路ブロックと代替させるかを
指定する代替制御回路4を有している。
【0007】ここで、例えばメモリブロック2−1に不
良が発生した場合、外部よりリペア信号が代替制御回路
4に与えられ、代替制御回路中の各ブロックに対応して
設けられたヒューズのうちメモリブロック2−1に相当
するものを溶断して、リペアメモリ回路ブロック3を不
良メモリセルブロック2−1に代替させ、正常動作を行
うようにすることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示すリペア回路を用いた場合、どの記憶アドレスが不良
であるかを正確に特定しなければならず、そのための診
断手段が必要となる上、メモリボードにリペア機能の追
加が必要となる。
【0009】さらに、このようなリペア回路を用いた場
合、一旦システムの動作を停止してリペアを行う必要が
あり、実質的に集積回路の交換やボードの交換と同等と
なる。
【0010】また、誤り訂正回路を複数のDRAM I
Cとともにメモリボード上に実装することも考えられる
が、誤り訂正回路分だけ1ボードあたりのメモリ容量が
小さくなるという問題がある。しかも、ランダムにアク
セスする場合の訂正符号の生成には大容量のバッファメ
モリが必要となり、本来の記憶容量を確保する上での障
害となる。
【0011】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、メモリボードとしての機能追加を行う
ことなく、またすべてのアドレスでシステムを停止させ
ることなく、長期的な信頼性を向上させることのできる
記憶集積回路を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる記憶集積
回路によれば、1つの記憶素子と、この記憶素子に接続
され、第1のビット線および第1のワード線により選択
される第1の転送ゲート、前記第1のビット線と直交す
る第2のビット線および前記第1のワード線と直交する
第2のワード線により選択される第2の転送ゲートとを
有する記憶セルが複数個マトリクス状に配設された記憶
部と、アドレスデータのうちロウアドレスをデコードし
て前記第1のワード線のいずれかを選択するロウアドレ
スデコーダと、前記アドレスデータのうちカラムアドレ
スをデコードして前記第1のビット線のいずれかを選択
する第1のカラムアドレスデコーダと、前記アドレスデ
ータのうちロウアドレスが活性化されていない時点のカ
ラムアドレスをデコードして前記第2のワード線のいず
れかを選択する第2のカラムアドレスデコーダと、前記
第1のビット線間に現れる信号の不一致および第2のビ
ット線間に現れる信号の不一致に基づいてデータの誤り
を発見する判定部と、この判定部の判定結果に基づいて
出力データを修正した上で出力する訂正部とを備えたこ
とを特徴とする。前記判定部は前記第1のビット線間に
現れるデータの不一致を第1のパリティ信号として検出
する第1の排他的論理和回路と、前記第2のビット線間
に現れるデータの不一致を第2のパリティ信号として検
出する第2の排他的論理和回路と、前記第1の排他的論
理和回路の出力と前記第1のビット線に現れたデータと
の不一致を第1のパリティ判定信号として検出する第3
の排他的論理和回路と、前記第2の排他的論理和回路の
出力と前記第2のビット線に現れたデータとの不一致を
第2のパリティ判定信号として検出する第4の排他的論
理和回路とを備えると良い。
【0013】前記第1および第2の排他的論理和回路の
出力を保持するパリティ記憶部をさらに備え、前記第3
および第4の排他的論理和回路は前記パリティ記憶部に
記憶されたデータと前記第1および第2のビット線に現
れたデータとの不一致を検出するものであると良い。
【0014】前記情報訂正回路は、前記第1および第2
のパリティ判定信号に基づいて出力情報を正しく訂正す
るものであることが望ましい。
【0015】また、本発明の他の態様によれば、第1及
び第2のカラムアドレスデコーダは時分割で使用される
1つのカラムアドレスデコーダで構成することもでき
る。
【0016】また、本発明によれば、メモリセルに対し
て第1のワード線と第2のビット線とを平行に、第2の
ワード線と第1のビット線とを平行に配置し、前記第1
および第2のワード線、第1および第2のビット線をそ
れぞれ直交配置し、異なるタイミングでこれらの線に読
み出された信号をもとにビット単位でのデータ修正を行
うようにしたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明にかかる記憶集積回
路の実施の形態における基本構成を示すブロック図であ
る。
【0018】この記憶集積回路は、記憶回路10と、こ
の記憶回路に対してアドレスデータからロウアドレスを
得るロウアドレスデコーダ20、同様にアドレスデータ
から第1のカラム信号を得る第1のカラムアドレスデコ
ーダ30、第2のカラムアドレスを得る第2のカラムア
ドレスデコーダ40、読み出しデータのパリティを検出
するパリティ検出部50、この検出結果に基づいてパリ
ティ信号を記録するパリティ信号記憶部60、読出しデ
ータとパリティ信号とからパリティを判定するパリティ
判定部70、このパリティ判定部70の出力により出力
データを訂正する誤り訂正部80を備えている。
【0019】記憶回路10は複数の記憶セルがマトリク
ス状に配設されたものである。
【0020】図2は記憶回路の基本単位をなす記憶セル
11の一つの構成を示す回路図である。
【0021】この記憶セル11は情報を蓄える記憶素子
としてのキャパシタ14を備え、その一端は接地され、
他端には第1のワード線WL1にゲートが接続され、第
1の転送ゲートをなす第1のMOSトランジスタ15が
第1のビット線との間に接続され、また第2のワード線
WL2にゲートが接続され、第2の転送ゲートをなす第
2のMOSトランジスタ16が第2のビット線BL2と
の間に接続されている。第2のワード線WL2は第1の
ワード線WL1とは直交して第1のビット線BL1と平
行になっており、同様に第2のビット線BL2は第1の
ビット線BL1とは直角方向に配設され、第1のワード
線WL1と平行となっている。
【0022】このような記憶セルでは、第1のワード線
WL1が活性化されると第1の転送ゲート15が導通
し、キャパシタ14は第1のビット線BL1と接続さ
れ、第2のワード線WL2が活性化されると第2の転送
ゲート16が導通してキャパシタ14は第2のビット線
BL2と接続されることになる。なお、第1のカラムア
ドレスデコーダから発生するビット線選択信号の数と第
1のビット線の数は同じである。
【0023】このような記憶セルはマトリクス状に配設
され、同一行に属する記憶セルは上述した第1および第
2のワード線がペアとして共通に接続される。また、同
一列に属する記憶セルは上述した第1および第2のビッ
ト線がペアとして共通に接続される。なお、図2におい
ては、便宜上横方向を列、縦方向を行として表現してい
る。
【0024】図1に戻ると、記憶回路10に対してアク
セスを行うため、アドレスデータ中のロウアドレスから
第1のワード線を選択する第1ワード線選択信号を得る
ロウアドレスデコーダ20、アドレスデータ中のカラム
アドレスから第1のビット線を選択する第1ビット線選
択信号を得る第1のカラムアドレスデコーダ30および
カラムアドレスから第2のワード線を選択する第2ワー
ド線選択信号を得るカラムアドレスデコーダ40が設け
られている。これらの動作については後に詳述する。
【0025】記憶回路からの読出しデータはビット線対
BL1およびBL2に出力される。なお、図1において
はビット線は複数対のうちの1対のみが示されている。
これらのビット線には排他的論理和回路であるパリティ
検出回路50が接続されており、複数の第1のビット線
の情報から第1のパリティ信号を得、複数の第2のビッ
ト線の情報から第2のパリティ信号を得ている。
【0026】このパリティ検出部50の出力であるパリ
ティ信号はパリティ信号記憶部60で記憶される。
【0027】このパリティ信号記憶部60で記憶された
パリティ信号とビット線対のデータはパリティ判定部7
0で判定が行われる。パリティ判定部70は排他的論理
和回路より成っており、複数の第1のビット線信号と第
1のパリティ信号から第1の判定信号を得、複数の第2
のビット線信号と第2のパリティ信号から第2の判定信
号を得ている。
【0028】これらの第1および第2の判定信号は誤り
訂正部80に送られる。この誤り訂正部80はロウアド
レスデコーダから出力されるビット線選択信号と第1の
カラムアドレスデコーダ30から出力される第1のワー
ド線信号で選択される記憶素子から得られたデータ情報
とパリティ判定部70から出力された第1のパリティ判
定信号と第2のパリティ判定信号により表1に示す判定
表に従い、データ情報を訂正して読出しデータとして出
力する。即ち、表1から明らかなように、第1のパリテ
ィ判定信号と第2のパリティ判定信号がともに“φ”レ
ベルにある時のみデータ情報のレベルを反転して出力す
る。
【0029】以上の構成を有する記憶集積回路の動作を
図1のブロック図と図3のタイミングチャートを参照し
て説明する。
【0030】まず、書き込み動作について説明する。
【0031】各デコーダに与えられるアドレスデータは
図3に示すようにカラムアドレスC1、C2、ロウアド
レスRが多重化されたものである。
【0032】ローアドレスデコーダ20はRAS(Rando
m Access Strobe)信号に同期して入力されるアドレスデ
ータ中のロウアドレスデータRにより第1のワード線信
号WD1を出力する。また、第1のカラムアドレスデコ
ーダ30はCAS(Column Address Strobe) 信号に同期
して入力されるカラムアドレス信号C1によりビット線
選択信号BTを出力する。一方、第2のカラムアドレス
デコーダ40はRAS信号が高レベルにあり、書き込み
信号WRTの立ち下がりに同期してカラムアドレス信号
C2により第2のワード線信号WD2を出力する。
【0033】カラムアドレス信号C1、C2のアドレス
情報はここでは同一としている。これは、データのアク
セスを円滑に行ってアクセス時間を短縮するためであ
り、同じアドレス情報を2度与えている。したがって、
アクセス時間を問題にしない場合には図1の第1のカラ
ムアドレスデコーダ30の出力で代用することができ
る。
【0034】データの書き込みはビット線選択信号BT
により選択された第1のビット線BL1上に書込みデー
タを印加し、書き込み信号WRTを与えることにより第
1のワード線信号WD1で指定される記憶素子に書き込
みデータが記憶される。
【0035】このとき、第1のワード線信号WD1の入
力により第1のワード線信号WD1が与えられるワード
線WL1に接続されている記憶素子の情報が第1のビッ
ト線BL1上に出力される。
【0036】また、前述したように、第2のワード線信
号WD2はカラムアドレスから作成され、第2のワード
線WL2に与えられ、このワード線WL2に接続されて
いる記憶素子の情報が第2のビット線BL2に出力され
る。
【0037】図4は各データの読出し方向を示す説明図
であり、第1および第2のワード線の信号、第1及び第
2のビット線の信号についてそれぞれの方向が直交して
いることが理解される。
【0038】次に、パリティ検出部50は書込みデータ
を印加している状態での複数の第1のビット線BL1上
の信号から第1のパリティ信号PT1を、複数の第2の
ビット線BL2上の信号から第2のパリティ信号PT2
を生成する。
【0039】ここでは奇数パリティを例にとって説明す
る。第1のビット線信号数はロウアドレス信号の最大ア
ドレス数、第2のビット線信号数はカラムアドレス信号
の最大アドレス数とそれぞれ一致する。仮にすべての第
1のビット線BL1の信号についての排他論理和が
“1”レベルである場合、第1のパリティ信号PT1は
“0”レベルとなる。又、すべての第1のビット線BL
1の信号についての排他論理和が“0”レベルである場
合、第1のパリティ信号BL1は“1”レベルとなる。
【0040】同様にして第2のビット線BL2について
も第2のパリティ信号PT2が生成される。
【0041】例えば、2Mビットの容量のメモリを考え
た場合、2Kのワード線と1Kのビット線選択信号から
特定のメモリセルの情報の書き込み/読出しを行うこと
ができる。特定のワード線が選択されたとき、このワー
ド線に接続されたセルの情報とこれに直交する方向(カ
ラム方向)の情報が出力される。
【0042】すなわち、ロウアドレスデコーダ20の出
力WD1により図4の第1のビット線信号が1Kビット
分生成され、また、第2のカラムアドレスデコーダ出力
WD2により図4の第2のビット線信号が2K分生成さ
れる。データ書き込みの場合、図1の第1のカラムアド
レスデコーダ30の出力BTで選択された図4の第1、
2のビット線信号の各々1本の信号が書き込みデータに
より変化する。そして、上記1K分の第1のビット線信
号から図3のロウアドレスRに対するパリティ信号が1
ビット、図3のC1アドレスに対するパリティ信号が1
ビット生成される。この結果、図1のWD1に対するパ
リティが1Kビット、WD2に対するパリティが2Kビ
ット生成される。
【0043】これらのパリティはパリティ検出部50で
排他的論理和が得られて第1のパリティ信号PT1と第
2のパリティ信号PT2が得られ、記憶素子へのデータ
の書込み後にパリティ信号記憶部60より記憶される。
【0044】そしてパリティ判定部では図3のロウアド
レスRに対する図4の第1のビット線BL1の信号と同
アドレスRに対する第1のパリティ信号PT1による判
定結果JD1と、図3のアドレスC1に対する図4の第
2のビット線BL2の信号と同アドレスC1に対するパ
リティ信号PT2による判定結果JD2が出力され、誤
り訂正部80では両判定結果とも誤り(“0”レベル)
と判定した場合にデータの訂正を行う。
【0045】次に読出しの場合、データのビット線上へ
の出力までの動作は書込みの場合と同じである。パリテ
ィ信号検出部50はデータ読出しに同期して第1のワー
ド線信号WD1に対応する第1のパリティ信号PT1と
第2のワード線信号WD2に対応する第2のパリティ信
号PT2を出力する。
【0046】これらはデータ読出し後にパリティ信号記
憶部60で記憶され、そしてパリティ判定部70では複
数の第1のビット線BL1の信号と第1のパリティ信号
PT1の排他論理和を取り、第1の判定信号JD1を生
成する。同様にして、複数の第2のビット線BL2の信
号と第2のパリティ信号PT2の排他論理和を取り第2
の判定信号JD2を生成する。
【0047】これらの判定信号は誤り訂正部80に送ら
れ、ここで記憶回路から出力された、ビット線選択信号
BL1と第1のワード線信号WD1で選択される記憶素
子のデータ情報DTと第1のパリティ判定信号JD1と
第2のパリティ判定信号JD2により表1に示す判定表
に従い、データ情報(R)を訂正し、出力データ(DOU
T )として出力する。即ち、第1のパリティ判定信号J
D1と第2のパリティ判定信号JD2がともに“0”レ
ベルにある時はセルの不良が発生してデータが違ってい
ると考えられるので、この場合のみデータ情報レベルを
反転して出力することにより正しい値に修正することが
できる。
【表1】
【0048】本発明の実施例では奇数パリティでの構成
例で説明したが偶数パリティでも同様の結果が得られ
る。
【0049】又、第1のカラムデコーダ回路30と第2
のカラムデコーダ回路40は別個に設けられるものとし
て説明したが、両者の出力タイミングは異なるので、1
つのカラムデコーダを共通に使用することができる。
【0050】又、第2のビット線信号を出力しない場
合、誤り訂正機能を停止する機能を設ける事により、従
来の記憶集積回路と同様の動作をさせることも可能であ
る。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、同じセルを互いに直交
方向に配置された線について読出しを行い、読出しデー
タをもとに不良セルを発見して正しいデータに修正する
ようにしているので、集積回路やボードの交換をする事
なく正常な情報を出力することができる。また、長期的
な信頼性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる記憶集積回路の1実施の形態に
かかる構成を示すブロック図。
【図2】記憶セルの構成を示す回路図。
【図3】本発明にかかる記憶集積回路の1実施の形態に
おける動作を説明するタイミングチャート。
【図4】本発明にかかる記憶集積回路でのデータの読出
し方向を示す説明図。
【図5】従来のリペアセルを用いる不良記憶集積回路の
救済方法を示す説明図。
【符号の説明】
10 記憶回路 11 記憶セル 20 ロウアドレスデコーダ 30 第1のカラムアドレスデコーダ 40 第2のカラムアドレスデコーダを 50 パリティ検出部 60 パリティ信号記憶部 70 パリティ判定部 80 誤り訂正部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの記憶素子と、この記憶素子に接続さ
    れ、第1のビット線および第1のワード線により選択さ
    れる第1の転送ゲート、前記第1のビット線と直交する
    第2のビット線および前記第1のワード線と直交する第
    2のワード線により選択される第2の転送ゲートとを有
    する記憶セルが複数個マトリクス状に配設された記憶部
    と、 アドレスデータのうちロウアドレスをデコードして前記
    第1のワード線のいずれかを選択するロウアドレスデコ
    ーダと、 前記アドレスデータのうちカラムアドレスをデコードし
    て前記第1のビット線のいずれかを選択する第1のカラ
    ムアドレスデコーダと、 前記アドレスデータのうちロウアドレスが活性化されて
    いない時点のカラムアドレスをデコードして前記第2の
    ワード線のいずれかを選択する第2のカラムアドレスデ
    コーダと、 前記第1のビット線間に現れる信号の不一致および第2
    のビット線間に現れる信号の不一致に基づいてデータの
    誤りを発見する判定部と、この判定部の判定結果に基づ
    いて出力データを修正した上で出力する訂正部とを備え
    た記憶集積回路装置。
  2. 【請求項2】前記判定部は前記第1のビット線間に現れ
    るデータの不一致を第1のパリティ信号として検出する
    第1の排他的論理和回路と、 前記第2のビット線間に現れるデータの不一致を第2の
    パリティ信号として検出する第2の排他的論理和回路
    と、 前記第1の排他的論理和回路の出力と前記第1のビット
    線に現れたデータとの不一致を第1のパリティ判定信号
    として検出する第3の排他的論理和回路と、 前記第2の排他的論理和回路の出力と前記第2のビット
    線に現れたデータとの不一致を第2のパリティ判定信号
    として検出する第4の排他的論理和回路とを備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載の記憶集積回路装置。
  3. 【請求項3】前記第1および第2の排他的論理和回路の
    出力を保持するパリティ記憶部をさらに備え、前記第3
    および第4の排他的論理和回路は前記パリティ記憶部に
    記憶されたデータと前記第1および第2のビット線に現
    れたデータとの不一致を検出するものであることを特徴
    とする請求項2に記載の記憶集積回路回路。
  4. 【請求項4】前記情報訂正回路は、前記第1および第2
    のパリティ判定信号に基づいて出力情報を正しく訂正す
    るものである請求項2に記載の記憶集積回路回路。
  5. 【請求項5】第1及び第2のカラムアドレスデコーダは
    時分割で使用される1つのカラムアドレスデコーダで構
    成したことを特徴とする請求項1に記載の記憶集積回
    路。
  6. 【請求項6】メモリセルに対して第1のワード線と第2
    のビット線とを平行に、第2のワード線と第1のビット
    線とを平行に配置し、前記第1および第2のワード線、
    第1および第2のビット線をそれぞれ直交配置し、異な
    るタイミングでこれらの線に読み出された信号をもとに
    ビット単位でのデータ修正を行うようにした記憶集積回
    路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100409138B1 (ko) * 2000-11-02 2003-12-18 박주현 전신 마사지 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100409138B1 (ko) * 2000-11-02 2003-12-18 박주현 전신 마사지 장치

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