JPH10143391A - 自動デバッグ装置 - Google Patents

自動デバッグ装置

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JPH10143391A
JPH10143391A JP29375396A JP29375396A JPH10143391A JP H10143391 A JPH10143391 A JP H10143391A JP 29375396 A JP29375396 A JP 29375396A JP 29375396 A JP29375396 A JP 29375396A JP H10143391 A JPH10143391 A JP H10143391A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御プログラムの実行を基に、仕様書通りの
実行を行っているかを容易にチェックして不良箇所を改
善する。 【解決手段】 複数の信号を入力して制御信号を形成す
る制御装置1のプログラムをデバッグするデバック装置
に、制御装置1のプログラムを規定する仕様書を基に制
御の内容をAND論理及びOR論理で分岐し、AND論
理又はOR論理の対象となるAND論理、OR論理及び
イベントを1つのブロックとして、順次、上位から下位
に展開する条件ツリー構造を入力し、この条件ツリー構
造から一連のイベントの発生で形成される制御信号のチ
ェックルートを抽出するチェックルート抽出部2と、制
御部からの制御信号とチェックルート抽出部からの抽出
可信号とが一定の時系列変化内にある場合に制御部のプ
ログラムを正常と判断し、異常の場合には異常箇所を特
定する時系列判断部3とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシステムの制御プロ
グラムの自動デバッグ装置に関する。特に、本発明は、
制御プログラムの実行を基に、仕様書通りの実行を行っ
ているかを容易にチェックして不良箇所を改善できる自
動デバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、制御装置の時系列の計測結果を人
手により仕様書通りに動作しいるかがチェックされてい
た。例えば、自動車のABS(アンチロックブレーキシ
ステム)制御のソフトプログラムの実行では、入出力関
係において、車速10km/h以上の入力とABSの許
可の入力とがあるときのみABSのON出力が行われて
いるかがチェックされる。逆に、ABSのON出力時に
車速10km/h以上の入力とABSの許可入力とが行
われているかがチェックされる。このようなチェックで
不良箇所が発見されれば修正される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、試験の
項目が多くなりこの試験を人手に頼るとかなりの工数が
必要となり、またミスチェックなどが発生するという問
題がある。したがって、本発明は上記問題点に鑑み、低
工数で信頼性の高い制御装置の自動デバッグ装置を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、複数の信号を入力して制御信号を形成
する制御装置のプログラムをデバッグするデバック装置
において、前記制御装置のプログラムを規定する仕様書
を基に制御の内容をAND論理及びOR論理で分岐し、
AND論理又はOR論理の対象となるAND論理、OR
論理及びイベントを1つのブロックとして、順次、上位
から下位に展開する条件ツリー構造を入力し、この条件
ツリー構造から一連のイベントの発生で形成される前記
制御信号のチェックルートを抽出するチェックルート抽
出部と、前記制御部からの制御信号と前記チェックルー
ト抽出部からの抽出可信号とが一定の時系列変化内にあ
る場合に前記制御部のプログラムを正常と判断し、異常
の場合には異常箇所を直すために特定する時系列判断部
とを具備し、前記チェックルート抽出部は、前記仕様書
を基に予めイベントを格納し、前記複数の信号を入力し
て、入力信号が一定の条件の場合にイベント発生して出
力するイベント発生部と、前記条件ツリー構造を入力
し、前記AND論理、前記OR論理のいずれかを単位に
ブロックとして展開してAND論理又はOR論理を識別
し前記ブロックにはイベント、AND論理及びOR論理
が含められるブロック展開部と、前記展開されたブロッ
クを構成するイベントを番号で表し、下位のブロックが
AND論理の場合には各イベントの番号をx方向に並ら
べてブロックをマップにし、ブロックがOR論理の場合
には各イベントの番号をy方向に並べてブロックをマッ
プにし、且つ上位のブロックがOR論理の場合には下位
で形成された2次元マップのx方向にイベントの番号0
を並べて、各2次元マップのx方向の桁数を合わせ、桁
数を合わされた各2次元マップをy方向に並べてマップ
にし、且つ上位のブロックがAND論理の場合には、下
位で形成された各2次元マップをy方向に繰り返し形成
し繰り返された各2次元マップのy方向の桁数を合わ
せ、桁数を合わされた各2次元マップをx方向に並べて
マップにすることにより、最上位のブロックの2次元マ
ップを形成して、このマップの各行がチェックルートを
表すチェックルート展開部と、前記チェックルート展開
部により得られたチェックルートを形成するイベントの
番号と前記イベント発生部からの発生イベントの番号と
を比較して、前記チェックルートを形成するイベントの
番号が前記発生イベントの番号に含まれるときチェック
ルートの抽出可信号を出力する比較部とを具備する。こ
の手段により、低工数且つ高い信頼性で制御装置を構成
する全要素について正常、異常のチェックを行うことが
可能になる。
【0005】前記ブロック展開部は混在しているイベン
ト、AND論理及びOR論理をイベントのグループと、
AND論理及びOR論理のグループの2つに分類して整
理する。さらに、前記ブロック展開部はAND論理とA
ND論理が重なる場合には1つのAND論理に簡略化
し、OR論理とOR論理が重なる場合には1つのOR論
理に簡略化し、AND論理に1つのイベントしかつなが
らない場合にはAND論理を省略し、OR論理に1つの
イベントしかつながらない場合にはOR論理の省略す
る。この手段により、本自動デバッグ装置の構成が簡単
でき、処理量を低減できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明の自動デバッグ
装置の例を示す図である。本図に示す如く、制御装置1
はシステムの制御を行うためにソフトプログラムを搭載
しており、複数の信号を入力し、これらの信号を処理し
て制御信号Aを出力する。チェックルート抽出部2及び
時系列判断部3は制御装置1のデバッグ装置を形成す
る。チェックルート抽出部2は制御装置の仕様書の入出
力関係を後述する条件ツリー構造で入力して制御装置1
のチェックすべき複数のルートを求めて各々のチェック
ルートの抽出「可否」を判断してその結果が抽出「可」
ならば抽出信号Rを出力する。時系列判断部3は制御装
置1からの制御信号A及びチェックルート抽出部2の抽
出可信号Rが一定の時系列の変化内にあれば制御装置1
のプログラムが正常(OK)であると判断し、そうでな
ければ異常(NG)であると判断する。
【0007】図2は図1のチェックルート抽出部2の例
を示す図である。本図に示す如く、チェックルート抽出
部2は、入力信号を基にイベントを発生するイベント発
生部21と、条件ツリー構造を入力して条件ツリー構造
のブロック論理を基に展開するブロック展開部22と、
ブロック論理を構成するAND(論理積)論理とOR
(論理和)とを用いて条件ツリー構造の下位から上位に
イベントをマップ状に展開して展開したマップから一連
のイベントのチェックルートを求めるチェックルート展
開部23と、イベント発生部21の発生イベントとチェ
ックルート展開部23で発生するチェック用イベントを
比較しチェック用イベントが発生イベントに含まれる場
合にはチェックルートの抽出「可」と判断し抽出可信号
Rを出力する比較部24とを具備する。
【0008】図3は図2のイベント発生部21を説明す
る図である。本図に示す如く、イベント発生部21は、
番号1、2、3、…に対応して複数のイベントA、B、
C、…をそれぞれフラグを立てる判定方法と共にサンプ
リングRAMに格納される。例えば、イベントAは、前
述の例では、車速信号の入力に対して車速10km/h
以上(C1)でフラグが立って発生し、イベントBはAB
Sの許可(ON)の入力に対してフラグが立ち発生す
る。
【0009】図4は図2のブロック展開部に入力させる
条件ツリー構造の例を説明する図である。仕様書の記載
に沿って条件ツリーを入力するが、本図に示す如く、条
件ツリー構造はAND論理と、OR論理と、イベントで
構成され、AND論理又はOR論理から分岐が発生す
る。このような条件ツリー構造は制御の論理展開の考察
の結果得られたものである。AND論理、OR論理の下
の括弧の数はブロック番号を示す。1つのブロック、例
えばAND(0)を構成するイベントA、OR(1)、
OR(2)はステートと呼び、ステート数は最大N1 に
制限される。
【0010】図5は図4のブロック例を説明する図であ
る。本図に示す如く、図4の条件ツリー構造にはブロッ
ク(0)、ブロック(1)、ブロック(2)、ブロック
(3)、ブロック(4)が設けられている。なお、条件
ツリー構造はブロック数を最大N2 に制限する。図6は
図2のブロック展開部22の例を説明する図である。本
図に示す如く、ブロック展開部22では、ブロック番号
(0)、(1)、(2)、(3)、(4)の各々に対し
て、ブロック論理の種類を識別している、すなわちAN
D論理なら1−*と、OR論理なら0−*と識別してあ
る。さらにブロックのステートについて、ブロック指定
なら0、イベント指定なら1と識別し、ブロックならそ
の後にブロック番号を付け、イベントならその後にイベ
ント番号を付けてある。
【0011】図7はステートの整理例を説明する図であ
る。本図(a)に示す如く、条件ツリー構造のブロック
にイベントと論理とのステートが混在している場合に、
本図(b)に示す如く、イベントとブロックの2つに分
けて先頭にイベントを位置づけように、ブロック展開の
ステートを整理する。このようにするのは整理の便宜の
ためであり、以降の処理の結果に影響を与えない。
【0012】図8は同一論理のブロックの簡略化を説明
する図である。AND−AND、OR−OR、AND−
ステート1個、OR−ステート1個のような論理を含む
条件ツリー構造、ブロック展開に対して、例として、本
図(a)から本図(b)の条件ツリー構造に対するブロ
ック展開にする。このようにするのはブロックの展開の
簡略化のためであり、以降の処理の結果に影響を与えな
い。これらの整理、簡略化により本自動デバッグ装置の
処理の構成が簡単化でき、処理量が少なくなる。
【0013】図9は図2のチェックルート展開部23の
下位ブロックでの論理展開例を説明する図である。ブロ
ック指定の無い、つまり、イベントだけからなる下位ブ
ロックでは、本図(a)に示す如く、AND論理のブロ
ック内のイベント番号をx方向(横方向)に並べて展開
する。本図(b)に示すように、OR論理のブロック内
のイベント番号をy方向(縦方向)に並べて展開する。
【0014】図10は図2チェックルート展開部23の
上位ブロックでの論理展開例を説明する図である。本図
(a)に示す如く、上位ブロックでは、OR論理のブロ
ック内のx1 ×y1 のイベントA、x2 ×y2 のイベン
トB、x3 ×y3 のイベントCをmax(xn,n=1,2,3)
×(y1 +y2 +y3 )のようにマップに展開する。本
図(b)に示す如く、AND論理積のブロック内でのx
1 ×y1 のイベントA、x2 ×y2 のイベントB、x3
×y3 のイベントCを(x1 +x2 +x3 )×(y1 ×
y2 ×y3)のマップに展開する。このようにして得られ
たブロック(0)での最終的なマップの横方向の各行が
チェックルートを表す。
【0015】以下に具体例について説明する。図11は
具体例を説明する条件ツリー構造を説明する図であり、
図12は図11の整理されたブロック展開を説明する図
であり、図13は図12の簡略されたブロック展開図で
あり、図14は図11の簡略化された条件構造を説明す
る図であり、図15はチェックルートを抽出するための
下位ブロックの論理展開を説明する図であり、図16は
チェックルートを抽出するための上位ブロックの論理展
開を説明する図である。なお、図13のおけるゴミブロ
ックがブロック間の存在する場合には、その後のブロッ
クを前方につめる。図11〜16に示す如く、得られた
チェックルートは、1−2−7、1−2−8、1−2−
9−10、1−3−7、1−3−8、1−3−9−1
0、1−4−7、1−4−8、1−4−9−10、1−
5−6、1−5−6−7、1−5−6−8、のように、
12のルートになる。なお、図16のマップ内のゼロは
無視してある。
【0016】また、図2に戻り、比較部24では、例え
ば、チェックルート展開部23から得られた上記のチェ
ックルート1−2−7に対して、イベント発生部21に
おいてイベント1、2、7のフラグが立っていれば、こ
のチェックルートに対して抽出「可」の抽出可信号Rが
出力される。図17は図1の時系列判断部3を説明する
図である。本図(a)に示す如く、チェックルート抽出
部2からの抽出可信号Rが出力される間に制御装置1か
ら制御信号Aが出力される保持型の場合に制御装置1の
プログラムが正常(OK)と判断する。また、本図
(b)に示す如く、チェックルート抽出部2からの抽出
可信号Rに対して制御装置1から制御信号Aが出力され
ているトリガ型の場合に制御装置1のプログラムが正常
(OK)と判断されてもよい。なお、制御装置1とチェ
ックルート抽出部2の処理では、チェックルート抽出部
2の処理が通常速い。このため以下の如く、タイミング
の調整が行われる。
【0017】図18は図1の時系列判断部3において処
理タイミングを考慮して制御装置1のプログラムの正常
/異常の判断を行う判断例を説明する図である。本図
(a)に示す如くトリガ型の場合、制御装置1の入力か
ら出力までの処理時間をΔTとして、制御装置1からの
制御信号Aが抽出可信号Rの出力後ΔT内に出力されれ
ば、正常(OK)との判断がを行われる。本図(b)に
示す如く保持型の場合、抽出可信号Rの出力の間に制御
信号Aを出力すれば制御装置1のプログラムが正常(O
K)と判断される。
【0018】図19は図1の時系列判断部3における異
常(NG)の判断例を説明する図である。本図(a)に
示す如く、抽出可信号Rの出力後ΔT内に制御信号Aが
出力されない場合、制御装置1のプログラムが異常(N
G)と判断される。また、本図(b)に示す如く抽出可
信号Rが出力されずに制御信号Aを出力した場合、本図
(c)に示す如く抽出可信号Rの出力中に制御信号Aを
出力し抽出可信号Rの出力が無くなった後ΔT後にもま
だ制御信号Aを出力している場合、本図(d)に示す如
く抽出可信号Rの出力中に制御信号Aの出力が無くなる
場合等、制御装置1のプログラムが異常(NG)と判断
される。ただし、(c)(d)の判断は、ただ1個の保
持型Rについてのみ、行う。
【0019】なお、時系列判断部3において、チェック
ルート抽出部2により抽出された全チェックルートにつ
いて制御装置1のプログラムが正常(OK)、異常(N
G)の判断を行い、全チェックルートについて正常(O
K)を判断したときのみ制御装置1のプログラムが正常
(OK)と判断される。1つでもチェックルートに異常
(NG)があれば、制御装置1のプログラム全体を異常
(OK)と判断して、そのルートが明示される。この明
示を基に不良箇所を直すことができる。
【0020】したがって、本発明によれば、仕様書の制
御論理を条件ツリー構造で入力し、この条件ツリー構造
を基に変換したチェックルートにおいて制御装置の制御
信号の有無を判断するようにしたので、制御装置のデバ
ッグが自動的に行われるようになった。このため、所期
の目的である低工数、信頼性の向上を達成することが可
能になった。
【0021】また、本発明は、条件ツリー構造を用い
て、チェックルート抽出部2に道路地図のルートを検索
させることにより、ナビゲーションのルート検索にも適
用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動デバッグ装置の例を示す図であ
る。
【図2】図1のチェックルート抽出部2の例を示す図で
ある。
【図3】図2のイベント発生部21を説明する図であ
る。
【図4】図2のブロック展開部に入力させる条件ツリー
構造の例を説明する図である。
【図5】図4のブロック例を説明する図である。
【図6】図2のブロック展開部22の例を説明する図で
ある。
【図7】ステートの整理例を説明する図である。
【図8】同一論理のブロックの簡略化を説明する図であ
る。
【図9】図2のチェックルート展開部23の下位ブロッ
クでの論理展開例を説明する図である。
【図10】図2チェックルート展開部23の上位ブロッ
クでの論理展開例を説明する図である。
【図11】具体例を説明する条件ツリー構造を説明する
図である。
【図12】図11の整理されたブロック展開を説明する
図である。
【図13】図12の簡略されたブロック展開図である。
【図14】図11の簡略化された条件構造例を説明する
図である。
【図15】チェックルートを抽出するための下位ブロッ
クの論理展開を説明する図である。
【図16】チェックルートを抽出するための上位ブロッ
クの論理展開を説明する図である。
【図17】図1の時系列判断部3を説明する図である。
【図18】図1の時系列判断部3において処理タイミン
グを考慮して制御装置1のプログラムの正常/異常の判
断を行う判断例を説明する図である。
【図19】図1の時系列判断部3における異常(NG)
の判断例を説明する図である。
【符号の説明】
1…制御装置 2…チェックルート抽出部 3…時系列判断部 21…イベント発生部 22…ブロック展開部 23…チェックルート展開部 24…比較部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の信号を入力して制御信号を形成す
    る制御装置のプログラムをデバッグするデバック装置に
    おいて、 前記制御装置のプログラムを規定する仕様書を基に制御
    の内容をAND論理及びOR論理で分岐し、AND論理
    又はOR論理の対象となるAND論理、OR論理及びイ
    ベントを1つのブロックとして、順次、上位から下位に
    展開する条件ツリー構造を入力し、この条件ツリー構造
    から一連のイベントの発生で形成される前記制御信号の
    チェックルートを抽出するチェックルート抽出部と、 前記制御部からの制御信号と前記チェックルート抽出部
    からの抽出可信号とが一定の時系列変化内にある場合に
    前記制御部のプログラムを正常と判断し、異常の場合に
    は異常箇所を直すために特定する時系列判断部とを具備
    し、 前記チェックルート抽出部は、 前記仕様書を基に予めイベントを格納し、前記複数の信
    号を入力して、入力信号が一定の条件の場合にイベント
    発生して出力するイベント発生部と、 前記条件ツリー構造を入力し、前記AND論理、前記O
    R論理のいずれかを単位にブロックとして展開してAN
    D論理又はOR論理を識別し前記ブロックにはイベン
    ト、AND論理及びOR論理が含められるブロック展開
    部と、 前記展開されたブロックを構成するイベントを番号で表
    し、下位のブロックがAND論理の場合には各イベント
    の番号をx方向に並らべてブロックをマップにし、ブロ
    ックがOR論理の場合には各イベントの番号をy方向に
    並べてブロックをマップにし、且つ上位のブロックがO
    R論理の場合には下位で形成された2次元マップのx方
    向にイベントの番号0を並べて、各2次元マップのx方
    向の桁数を合わせ、桁数を合わされた各2次元マップを
    y方向に重ね並べてマップにし、且つ上位のブロックが
    AND論理の場合には、下位で形成された各2次元のマ
    ップをy方向に繰り返し形成し繰り返された各2次元マ
    ップのy方向の桁数を合わせ、桁数を合わされた各2次
    元マップをx方向に並べてマップにすることにより、最
    上位のブロックの2次元マップを形成して、このマップ
    の各行がチェックルートを表すチェックルート展開部
    と、 前記チェックルート展開部により得られたチェックルー
    トを形成するイベントの番号と前記イベント発生部から
    の発生イベントの番号とを比較して、前記チェックルー
    トを形成するイベントの番号が前記発生イベントの番号
    に含まれるときチェックルートの抽出可信号を出力する
    比較部とを具備することを特徴とする自動デバッグ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ブロック展開部は混在しているイベ
    ント、AND論理及びOR論理をイベントのグループ
    と、AND論理及びOR論理のグループの2つに分類し
    て整理することを特徴とする、請求項1に記載の自動デ
    バッグ装置。
  3. 【請求項3】 前記ブロック展開部はAND論理とAN
    D論理が重なる場合には1つのAND論理に簡略化し、
    OR論理とOR論理が重なる場合には1つのOR論理に
    簡略化し、AND論理に1つのイベントしかつながらな
    い場合にはAND論理を省略し、OR論理に1つのイベ
    ントしかつながらない場合にはOR論理の省略すること
    を特徴とする、請求項1に記載の自動デバッグ装置。
  4. 【請求項4】 前記時系列判断部は前記制御部の入力か
    ら出力までに要する時間を考慮して時系列変化を決定す
    ることを特徴とする、請求項1に記載の自動デバッグ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記時系列判断部は前記チェックルート
    抽出部により抽出された全チェックルートに対する抽出
    可信号に対して前記制御部のプログラムの正常及び異常
    を判断し、いずれか1つのチェックルートに異常があれ
    ば、前記制御部のプログラムが異常であると判断を行う
    ことを特徴とする、請求項1に記載の自動デバッグ装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014010601A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Denso Corp 評価装置
CN109032000A (zh) * 2017-06-12 2018-12-18 保时捷股份公司 机动车辆的控制装置组合的运行控制装置和用于运行控制装置的方法

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