JPH10141605A - 排ガス系に設置される機器の支持装置 - Google Patents

排ガス系に設置される機器の支持装置

Info

Publication number
JPH10141605A
JPH10141605A JP30016896A JP30016896A JPH10141605A JP H10141605 A JPH10141605 A JP H10141605A JP 30016896 A JP30016896 A JP 30016896A JP 30016896 A JP30016896 A JP 30016896A JP H10141605 A JPH10141605 A JP H10141605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support member
cooling air
exhaust gas
temperature
gas system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP30016896A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Yokoshiki
龍夫 横式
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP30016896A priority Critical patent/JPH10141605A/ja
Publication of JPH10141605A publication Critical patent/JPH10141605A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chimneys And Flues (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排ガス系に設置されるエコノマイザー(EC
O)、エヤーヒーター(AH)、脱硝装置等を支持する
支持部材の温度を、排ガス温度が上昇しても許容値以下
に保持して支持部材の材質変更を不要にする。 【解決手段】 排ガス系に設置される機器10の支持部
材1との間に冷却空気流路5を形成するふさぎ板4を設
け、前記冷却空気流路5に冷却空気を流して支持部材1
の温度を許容値を超えないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボイラ、加熱炉、
重質油分解装置等の排ガス系に設置される機器(エコノ
マイザー(以下ECOという)、エヤーヒーター(以下
AHという)、脱硝装置等)を支持する排ガス系に設置
される機器の支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】容量アップ、過負荷等上流側の機器(ボ
イラ等)の運転条件が変更されて排ガス温度が上昇する
場合や経年劣化により排ガス温度が上昇する場合、又は
新設当初より計画よりも排ガス温度が高い場合等におい
ては、後流側の排ガス系に設置される機器(ECO、A
H、脱硝装置等)を支持する支持部材を耐高温部材に材
質変更を行わねばならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、容量ア
ップ、経年劣化、性能のずれ等により排ガス温度が上昇
する場合、後流側の排ガス系に設置される機器(EC
O、AH、脱硝装置等)を支持する支持部材(特に保温
壁の内側となる梁又は煙道内に設置されているホットビ
ーム)が強度不足となるために、従来は当該部材を耐高
温材に材質変更しなければならない。
【0004】この場合当然のことながら、排ガス系を含
めたプラント停止の必要があり、また支持部材更新とい
うことで装置の撤去、復旧を含め膨大な工期及びコスト
を必要とすることになる。これにより、容量アップを断
念する場合や、負荷制限を止むなくされる場合がある。
【0005】本発明は、前記の問題点を解決することが
できる排ガス系に設置される機器の支持装置を提供しよ
うとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の排ガス系に設置
される機器の支持装置は、排ガス系に設置される機器の
支持部材との間に冷却流体の流路を形成するふさぎ板を
設けたことを特徴とする。
【0007】本発明では、ふさぎ板によって排ガス系に
設置される機器の支持部材との間に冷却流体の流路が形
成されているので、冷却流体の流路に冷却流体を流すこ
とによって支持部材を許容温度以下とすることができ
る。このように支持部材を許容温度以下とすることによ
って、当該支持部材の材質変更は不要となる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第1の形態を、図
1及び図2によって説明する。10は排ガス系に設置さ
れたECO、AH、脱硝装置等の機器であり、同機器1
0の下部には保温材よりなる保温壁13で形成された排
ガスの流路11が接続され、また同機器10の上部には
排ガスの流路12が接続され、排ガスGは、図1中矢印
に示すように、流路11から機器10を通って流路12
へ流れ、又はこれと逆に流れるようになっている。
【0009】14は前記機器10を支持する基礎をなす
支持台であり、保温壁13内の支持台14と機器10の
両側の下端との間には、図2に示すように断面がI形の
機器10の支持部材1が配置されている。
【0010】支持部材1は図1の紙面に対して直角をな
す方向に機器1の全長にわたって延びており(この方向
を以下長手方向という)、同支持部材1の両側をふさぐ
ように2枚にふさぎ板4が支持部材1の長手方向の全長
にわたって配設されており、ふさぎ板4と支持部材1と
の間に支持部材1の長手方向に両端が開放された2個の
冷却空気流路5が形成されている。
【0011】前記冷却空気流路5内に図示しないファン
等によって図2中矢印に示すように長手方向の一端の開
口から冷却空気Aが導入されるようになっており、また
支持部材1の冷却空気の出口側の端部には温度計6が設
けられていて、同温度計6の検出する温度の信号によっ
て前記のファン等が制御されるようになっている。
【0012】なお、前記支持部材1とふさぎ板4との間
は完全シールして空気が洩れないようにするのが望まし
いが、シール性を若干落して或る程度空気の洩れを許容
するようにしてもよい。
【0013】本実施の形態では、温度計6の検出する支
持部材1の下流側の端部の温度によってファン等を制御
して冷却空気流路5内を流れる冷却空気量を調整するこ
とによって、支持部材1の温度を許容値以下に保持する
ことができる。このように、機器10を流れるガスGの
温度が上昇しても支持部材1の温度を許容値以下に保持
することによって、支持部材1の材質の変更を行う必要
がなく、従って、プラントの停止、支持部材の更新等の
工期及びコストを必要としない。
【0014】また、本実施の形態では、支持部材1が保
温材をよりなる保温壁13内にあるために、機器10の
運転中でも支持部材1にふさぎ板4を取付けることがで
きる。
【0015】本発明の実施の第2の形態を、図3によっ
て説明する。本実施の形態では、前記本発明の実施の第
1の形態と同様なふさぎ板4によって冷却空気流路5が
形成されると共に支持部材1の冷却空気の出口側の端部
に温度計6が設けられた支持部材1を、保温壁13内で
はなく、保温壁13より内方の排気ガスの流路11内の
機器10の下端と、支持台14との間の保温壁13の近
傍に2個設置しており、同支持部材1を排ガスの流の中
にあるホットビームとしている。
【0016】本実施の形態では、支持部材11は排ガス
の流の中にあって、保温壁13内にある前記本発明の実
施の第1の形態におけるより苛酷な条件下にあるが、温
度計6の検出する支持部材1の温度に応じて冷却空気流
路5内を流れる冷却空気量を調整することによって、支
持部材1の温度を許容値以下に保持し、前記本発明の実
施の第1の形態と同様に支持部材1の材質の変更を不必
要にすることができる。
【0017】なお、この本発明の実施の第2の形態で
は、ふさぎ板4を取付ける場合には、機器10の運転を
停止する必要があるが、機器10の撤去、復旧等は不要
であって工期を大幅に短縮することができる。
【0018】前記本発明の実施の第1及び第2の実施例
においては、冷却空気によって支持部材1を冷却するよ
うにしているが、空気に代えて他の気体又は液体を用い
ることもできる。
【0019】
【発明の効果】本発明では、排ガス系に設置されるEC
O、AH、脱硝装置等の機器の容量アップ、経年劣化、
性能のずれ等により機器の支持部材の温度が許容値以上
になる場合でも、機器の支持部材とふさぎ板で形成され
る冷却流体の流路内に冷却流体を流して支持部材を許容
温度以下とすることができ、これによって当該支持部材
の材質変更を不要とすることができる。従って、支持部
材の材質変更等の対応を取る場合に比較して工期面及び
コスト面において大きな改善が見込まれることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態の構成図である。
【図2】同実施の形態における支持部材とふさぎ板の斜
視図である。
【図3】本発明の実施の第2の形態の構成図である。
【符号の説明】
1 支持部材 4 ふさぎ板 5 冷却空気流路 6 温度計 10 機器 11,12 排ガスの流路 13 保温壁 14 支持台 A 冷却空気 G 排ガス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排ガス系に設置される機器の支持部材と
    の間に冷却流体の流路を形成するふさぎ板を設けたこと
    を特徴とする排ガス系に設置される機器の支持装置。
JP30016896A 1996-11-12 1996-11-12 排ガス系に設置される機器の支持装置 Withdrawn JPH10141605A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30016896A JPH10141605A (ja) 1996-11-12 1996-11-12 排ガス系に設置される機器の支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30016896A JPH10141605A (ja) 1996-11-12 1996-11-12 排ガス系に設置される機器の支持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10141605A true JPH10141605A (ja) 1998-05-29

Family

ID=17881571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30016896A Withdrawn JPH10141605A (ja) 1996-11-12 1996-11-12 排ガス系に設置される機器の支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10141605A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7478761B2 (en) Self-contained ventilation flow control system
EP0323491B1 (en) Gas flow diverter
EP0383855B1 (en) Leaf spring seal
KR890016692A (ko) 연속으로 통과하는 웨브재의 열처리 및/또는 건조장치
US20110017433A1 (en) Heat exchanger for a heating device
US4245778A (en) Vent control arrangement for combustion apparatus
JPH10141605A (ja) 排ガス系に設置される機器の支持装置
US4932437A (en) Louver dampers for use in gas turbines exhaust systems and having blades protected against becoming warped
JPS60132191A (ja) 呼び径の大きい管路用の締切弁
KR0141584B1 (ko) 열팽창력을 수용하는 블레이드 시일 수단을 지닌 기요틴 댐퍼
US3181527A (en) Fluid cooled damper
CN105909860A (zh) 恒温流控制装置及其使用方法
JPH11264535A (ja) 蒸気式空気加熱器の空気温度制御方法及び装置
JP2003083007A (ja) タービンにおける温度調節機構
JPS62218776A (ja) 温度環境試験装置
JP3336536B2 (ja) 調節弁
JP2003262280A (ja) 熱風弁
EP1303716B1 (en) Damper in an air conditioning system comprising a casing part with a turnable blade
JPH0145526B2 (ja)
KR100390708B1 (ko) 배출가스덕트의포핏댐퍼
KR200185367Y1 (ko) 엔진 헤드가스켓을 이용한 냉각제어장치
JP2017194184A (ja) 排ガス処理装置及び排ガス処理方法
JPH0571728A (ja) 排ガスボイラ
DE50112693D1 (de) Druckregelventil, insbesondere für Blowby-Gase und Heizeinrichtung dafür
FI76420B (fi) Vaermeaotervinningsanordning.

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040203