JPH10139A - ウオーターベッド - Google Patents
ウオーターベッドInfo
- Publication number
- JPH10139A JPH10139A JP8177465A JP17746596A JPH10139A JP H10139 A JPH10139 A JP H10139A JP 8177465 A JP8177465 A JP 8177465A JP 17746596 A JP17746596 A JP 17746596A JP H10139 A JPH10139 A JP H10139A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mat
- weight
- liquid
- water
- specific gravity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 重量を軽減することにより取り扱いや設置が
容易となり、病人介護用のレンタルベッドとしても好適
に使用することができるウオーターベッドを、簡単な構
造により提供すること。 【解決手段】 マット１０内に液体２０が充填されてな
るウオーターベッドに於いて、マット１０内に前記液体
２０よりも比重の軽い部材３０を混入した。
容易となり、病人介護用のレンタルベッドとしても好適
に使用することができるウオーターベッドを、簡単な構
造により提供すること。 【解決手段】 マット１０内に液体２０が充填されてな
るウオーターベッドに於いて、マット１０内に前記液体
２０よりも比重の軽い部材３０を混入した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、マット内に水等の
液体が充填されてなるウオーターベッドに関し、特に、
軽量化を図ることにより病人介護用のレンタルベッドに
好適としたウオーターベッドに関する。
液体が充填されてなるウオーターベッドに関し、特に、
軽量化を図ることにより病人介護用のレンタルベッドに
好適としたウオーターベッドに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、マット内に水等の液体が充填
されてなるウオーターベッドがある。このようなウオー
ターベッドは、マット内の液体が伏臥した身体に応じて
流動し、マットの表面が身体に倣って起伏するため、身
体全体を均一に保持させることができ、床ずれが生じに
くく、病人介護用のベッドとして適したものである。
されてなるウオーターベッドがある。このようなウオー
ターベッドは、マット内の液体が伏臥した身体に応じて
流動し、マットの表面が身体に倣って起伏するため、身
体全体を均一に保持させることができ、床ずれが生じに
くく、病人介護用のベッドとして適したものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ウオーターベッドは、それ自体の重量が重い。例えば、
標準的なシングルサイズのウオーターベッド（マット寸
法：幅８０ｃｍ、長さ１８０ｃｍ、高さ３０ｃｍ）の場
合、液体として水を充填すると、約４３０ｋｇ程度と相
当な重量となる。よって、例えば、介護用のレンタル商
品としは、取り扱いに重労働を要し、不適である。ま
た、その設置に際しては、床として十分な強度を要し、
例えば畳み敷きの和室には不適であり、洋室や床が補強
された部屋等、設置場所が限られる。
ウオーターベッドは、それ自体の重量が重い。例えば、
標準的なシングルサイズのウオーターベッド（マット寸
法：幅８０ｃｍ、長さ１８０ｃｍ、高さ３０ｃｍ）の場
合、液体として水を充填すると、約４３０ｋｇ程度と相
当な重量となる。よって、例えば、介護用のレンタル商
品としは、取り扱いに重労働を要し、不適である。ま
た、その設置に際しては、床として十分な強度を要し、
例えば畳み敷きの和室には不適であり、洋室や床が補強
された部屋等、設置場所が限られる。
【０００４】一方、重量の軽減を図るためには、マット
自体の厚さを薄くして、充填される液体の容量を削減す
ることが考えられるが、マットの厚さを薄くすると、そ
の表面が伏臥した身体に十分に倣わず、ウオーターベッ
ドとしての機能を損なうといった不具合を生じる。
自体の厚さを薄くして、充填される液体の容量を削減す
ることが考えられるが、マットの厚さを薄くすると、そ
の表面が伏臥した身体に十分に倣わず、ウオーターベッ
ドとしての機能を損なうといった不具合を生じる。
【０００５】本発明は、このような実状を鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、重量を軽減す
ることにより取り扱いや設置が容易となり、病人介護用
のレンタルベッドとしても好適に使用することができる
ウオーターベッドを、簡単な構造により提供することで
ある。
たものであり、その目的とするところは、重量を軽減す
ることにより取り扱いや設置が容易となり、病人介護用
のレンタルベッドとしても好適に使用することができる
ウオーターベッドを、簡単な構造により提供することで
ある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに本発明の採った手段を、図面に使用する符号を付し
て説明すると、「マット内に液体が充填されてなるウオ
ーターベッドに於いて、マット内に前記液体よりも比重
の軽い部材を混入したことを特徴とするウオーターベッ
ド」である。
めに本発明の採った手段を、図面に使用する符号を付し
て説明すると、「マット内に液体が充填されてなるウオ
ーターベッドに於いて、マット内に前記液体よりも比重
の軽い部材を混入したことを特徴とするウオーターベッ
ド」である。
【０００７】本発明に係るウオーターベッドは、上記構
成により、マット自体の厚さを薄くすることなく、充填
される液体の容量を削減することができ、全体の重量の
軽減を図ることができる。
成により、マット自体の厚さを薄くすることなく、充填
される液体の容量を削減することができ、全体の重量の
軽減を図ることができる。
【０００８】ここで、マットに充填される液体より比重
の軽い部材としては、発泡樹脂、密閉された内部空間を
有する例えばゴムボールや樹脂ボール等の中空製品、木
片等が挙げられるが、生産性及び取り扱い性を考慮する
と、前述の発泡樹脂や中空製品が好ましい。また、その
形状としては、円滑な流動性及びマット上に伏臥した身
体への触感を考慮すると、直径１〜５ｃｍ程度の球状で
あることが好ましい。
の軽い部材としては、発泡樹脂、密閉された内部空間を
有する例えばゴムボールや樹脂ボール等の中空製品、木
片等が挙げられるが、生産性及び取り扱い性を考慮する
と、前述の発泡樹脂や中空製品が好ましい。また、その
形状としては、円滑な流動性及びマット上に伏臥した身
体への触感を考慮すると、直径１〜５ｃｍ程度の球状で
あることが好ましい。
【０００９】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、図
面に従って詳細に説明する。図１に、本発明に係るウオ
ーターベッドの一例を示す。マットの寸法は、幅８０ｃ
ｍ、長さ１８０ｃｍ、高さ３０ｃｍの標準的なシングル
サイズとしてあり、このマットには、液体として水（比
重：１．０ｇ／ｃｍ3 ）が充填されている。また、この
マットには、水の他に、水よりも比重の軽い発泡スチロ
ール等により直径３ｃｍの球状に形成された樹脂ボール
（比重：０．１ｇ／ｃｍ3 程度）が、マット容積の５０
％程度混入されている。これにより、マット自体の重量
は、約２３０ｋｇ程度と、従来のものに比して約半分の
重量となり、大幅な軽量化を図ることができる。なお、
混入する部材として、密閉された内部空間を有し比重が
０．１ｇ／ｃｍ3 程度のゴムボールや樹脂ボール等の中
空製品を採用した場合も、同様な軽量化を図ることがで
きる。
面に従って詳細に説明する。図１に、本発明に係るウオ
ーターベッドの一例を示す。マットの寸法は、幅８０ｃ
ｍ、長さ１８０ｃｍ、高さ３０ｃｍの標準的なシングル
サイズとしてあり、このマットには、液体として水（比
重：１．０ｇ／ｃｍ3 ）が充填されている。また、この
マットには、水の他に、水よりも比重の軽い発泡スチロ
ール等により直径３ｃｍの球状に形成された樹脂ボール
（比重：０．１ｇ／ｃｍ3 程度）が、マット容積の５０
％程度混入されている。これにより、マット自体の重量
は、約２３０ｋｇ程度と、従来のものに比して約半分の
重量となり、大幅な軽量化を図ることができる。なお、
混入する部材として、密閉された内部空間を有し比重が
０．１ｇ／ｃｍ3 程度のゴムボールや樹脂ボール等の中
空製品を採用した場合も、同様な軽量化を図ることがで
きる。
【００１０】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るウオーターベッドは、マットに、液体の他に、この液
体よりも比重の軽い部材を混入したものであり、これに
より、マット内に充填される液体の容量を削減すること
ができ、全体の重量を軽減することができる。なお、例
え液体よりも低比重の部材を混入しても、この部材は、
マット内に於いて上層に浮かぶため円滑に流動し、マッ
トの表面は、伏臥した身体に倣って円滑に起伏する。よ
って、ウオーターベッドとしての機能を何等損なうこと
はない。
るウオーターベッドは、マットに、液体の他に、この液
体よりも比重の軽い部材を混入したものであり、これに
より、マット内に充填される液体の容量を削減すること
ができ、全体の重量を軽減することができる。なお、例
え液体よりも低比重の部材を混入しても、この部材は、
マット内に於いて上層に浮かぶため円滑に流動し、マッ
トの表面は、伏臥した身体に倣って円滑に起伏する。よ
って、ウオーターベッドとしての機能を何等損なうこと
はない。
【図１】 本発明に係るウオーターベッドの一例を示す
断面側面図である。
断面側面図である。
１０ マット ２０ 液体 ３０ 液体よりも比重の軽い部材
Claims (1)
- 【請求項１】 マット内に液体が充填されてなるウオー
ターベッドに於いて、マット内に前記液体よりも比重の
軽い部材を混入したことを特徴とするウオーターベッ
ド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8177465A JPH10139A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | ウオーターベッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8177465A JPH10139A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | ウオーターベッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10139A true JPH10139A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=16031409
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8177465A Pending JPH10139A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | ウオーターベッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10139A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001204772A (ja) * | 2000-01-25 | 2001-07-31 | Kazuyoshi Muraoka | ウォーターベッド |
| EP1932453A1 (de) * | 2006-12-14 | 2008-06-18 | Ernest F. Jakob | Wassermatratze |
| JP2013022074A (ja) * | 2011-07-15 | 2013-02-04 | Toshiko Miyashita | 傾動可能ベッド |
-
1996
- 1996-06-17 JP JP8177465A patent/JPH10139A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001204772A (ja) * | 2000-01-25 | 2001-07-31 | Kazuyoshi Muraoka | ウォーターベッド |
| EP1932453A1 (de) * | 2006-12-14 | 2008-06-18 | Ernest F. Jakob | Wassermatratze |
| JP2013022074A (ja) * | 2011-07-15 | 2013-02-04 | Toshiko Miyashita | 傾動可能ベッド |
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