JPH10119848A - 自動車部品の組み付け装置 - Google Patents

自動車部品の組み付け装置

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JPH10119848A
JPH10119848A JP8273613A JP27361396A JPH10119848A JP H10119848 A JPH10119848 A JP H10119848A JP 8273613 A JP8273613 A JP 8273613A JP 27361396 A JP27361396 A JP 27361396A JP H10119848 A JPH10119848 A JP H10119848A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トーボードにガイド板を設けることなく、エ
ンジンルームから車内へ突出する部品をエンジンと同時
に組み付ける。 【解決手段】 エンジンマウントリフタに取り付けられ
るとともに、上端で車体下面と当接可能に形成されて車
体上下方向へ伸縮自在な直動アーム21と、直動アーム
21を車体上方へ向けて付勢するリターンスプリング3
1と、直動アーム21及びほぼ平行なリンク22、23
に連結されるとともに、車幅方向に揺動可能なリンク2
4、25、28と、リンク28に基端を車体前後方向へ
揺動可能に支持されて、上端でロアジョイント55を把
持する保持具26と、上方のリンク22にはフレーム2
7と直動アーム21の相対変位の増大に応じてこの保持
具26を駆動するカム29を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車体へ
エンジンと同時に操舵装置等の部品を組み付ける装置の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から自動車などの車両の組立工程に
おいては、エンジンルーム内にワークを組み付ける際
に、エンジンマウントリフタ等の昇降装置を使用して車
体下面からワークを組み付けており、このような組み付
け装置としては、特開平6−56058号公報、特開平
6−127445号公報または特開平6−183378
号公報等が知られている。
【0003】そして、近年では、生産性を向上させるた
めに、エンジン組み付け時に操舵部品やサスペンション
等を同時に組み付けるものがあり、例えば、図9に示す
ように、エンジンを車体の下面から組み付けるとき、ス
テアリングギヤボックス554に連結されたロアジョイ
ント55を同時に組み付ける場合では、昇降自在のエン
ジンマウントリフタに載置されたエンジン及びロアジョ
イント55を上昇させ、作業者はロアジョイント55を
トーボード52に設けた貫通孔53から車内へ突出させ
てから、エンジンとステアリングギアボックスをそれぞ
れ車体へ締結してロアジョイント55とエンジンの組付
けを同時に行う。
【0004】ロアジョイント55を車内へ突出させる際
には、図示しない治具等によって支持したロアジョイン
ト55をトーボード52側へ若干傾斜させる一方、車体
50側には貫通孔53の周縁上部からエンジンルーム5
1内へ向けてガイド板56を突設しておく。
【0005】そして、エンジンマウントリフタ1が上昇
すると、ロアジョイント55の上端はガイド板56に摺
接しながら車内へ案内され、所定の角度で傾斜して所定
の組み付け状態となり、次に、車体50へエンジン57
及びステアリングギヤボックスを締結すれば、エンジン
57とロアジョイント55の組付けを同時に行うことが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動車部品の組み付け装置にあっては、トーボード
52に貫通形成した貫通孔53へガイド板56を設ける
必要があり、このガイド板56のために部品点数及び加
工組立工数が増大して製造コストが増大するという問題
があり、また、ガイド板56はエンジンルーム51内へ
突出してエンジンルーム51内の部品レイアウトを制限
するため、設計の自由度が低下するという問題がある。
さらに、ガイド板56は、ロアジョイント55を組み付
けた後には不要な部品となるため、車両の小型軽量化を
阻害するという問題があった。
【0007】そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、トーボードにガイド板を設けることなく、
エンジンルームから車内へ突出する部品をエンジンとと
もに同時に組み付けることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、車体下面
へ向けて昇降自在な昇降手段と、前記昇降手段側に取り
付けられるとともに、上端を車体下面と当接可能に形成
されて車体上下方向へ伸縮自在な直動部材と、前記直動
部材を車体上方へ向けて付勢する付勢手段と、前記直動
部材に連結されるとともに、昇降手段に支持されて車幅
方向に揺動可能な揺動部材と、前記揺動部材で基端を車
体前後方向へ揺動可能に支持されて、他端で車体に組み
付けられる部品を把持する保持部材と、前記昇降手段と
直動部材の相対変位の増大に応じてこの保持部材を駆動
する駆動手段とを備える。
【0009】また第2の発明は、前記第1の発明におい
て、前記駆動手段は、前記揺動部材の変位に応じて保持
部材の基端側を駆動するカム及びカムフォロアから構成
される。
【0010】また第3の発明は、前記第1の発明におい
て、前記昇降手段は、車体下面側から取り付けられる第
2の部品を載置するとともに、この第2部品を車体の所
定の位置へ位置決めする。
【0011】また第4の発明は、前記第1の発明におい
て、前記保持部材は、ほぼ鉛直方向に支持した部品を、
昇降手段と直動部材の相対変位の増大に応じて車体後方
側へ傾斜させる。
【0012】
【発明の効果】したがって、第1の発明は、昇降手段が
上昇して直動部材の上端が車体側と当接すると、昇降手
段と直動部材は相対的に変位し、この相対変位に呼応し
て揺動部材が車幅方向に揺動する一方、部品を把持した
保持部材は相対変位の増大に応じて揺動方向に駆動され
るため、例えば、保持部材を車体後方側へ揺動可能にし
て、ステアリング機構を構成するロアジョイントを把持
させれば、前記従来例のように、トーボードに形成した
貫通孔にガイド板を設けることなく、ロアジョイントを
自動的に挿通させて組み付けることができ、ガイド板を
廃止することによって部品点数及び加工、組立工数を低
減して製造コストを抑制しながら、エンジンルーム内の
設計の自由度を向上させることが可能となる。
【0013】また第2の発明は揺動部材の変位に応じて
カム及びカムフォロアが保持部材の基端側を駆動するた
め、センサや制御装置を必要とせず、既存のエンジンマ
ウントリフタ等の昇降手段へ容易に付加することができ
るため、設備投資の増大を抑制しながら生産性を向上さ
せることができる。
【0014】また第3の発明は、昇降手段は、第2の部
品を載置するとともに車体の所定の位置へ位置決めする
ため、昇降手段の1回の上昇で保持部材に把持された部
品と、昇降手段に載置された第2部品をほぼ同時に組み
付けることが可能となって、生産性の向上を図ることが
できる。
【0015】また第4の発明は、保持部材は、ほぼ鉛直
方向に支持した部品を、昇降手段と直動部材の相対変位
の増大に応じて車体後方側へ傾斜させるため、例えば、
ステアリング機構を構成するロアジョイントを把持させ
れば、前記従来例のように、トーボードに形成した貫通
孔にガイド板を設けることなく、ロアジョイントを自動
的に挿通させて組み付けることができ、ガイド板を用い
ることなく把持した部品を貫通孔へ挿通させて組み付け
ることができ、前記従来例のようなガイド板を廃止する
ことによって部品点数及び加工、組立工数を低減して製
造コストを抑制しながら、エンジンルーム内の設計の自
由度を向上させることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0017】図1から図6は、昇降自在なエンジンマウ
ントリフタ1に取り付けられて、ステアリングギヤボッ
クス54に連結されたロアジョイント55を、エンジン
57と同時に車体50へ組み付ける部品組み付け装置2
に、本発明を適用した場合を示す。
【0018】部品組み付け装置2は、図2、図3に示す
ように、昇降手段としてのエンジンマウントリフタ1の
上面に固設されたフレーム27で、車幅方向へ揺動自在
に支持されたリンク24、25と、これらリンク24、
25と連結したリンク22、23及びリンク28と、付
勢手段としてのリターンスプリング31によって車体上
方(図中上方)へ向けて付勢されるとともに、リンク2
3に連結されて鉛直方向(車体上下方向)へ変位可能な
直動部材としての直動アーム21、そして、リンク28
の上端にはロアジョイント55を把持する保持具26が
配設され、この保持具26は車体後方へ揺動可能な保持
部材としての揺動アーム42及び揺動アーム42に固設
されてロアジョイント55を把持する把持部43、板バ
ネ44、44を主体に構成される。
【0019】フレーム27に基端を揺動自由に支持され
たリンク24、25は車体上方へ向けて配設され、リン
ク24の上端側では、ほぼ平行なリンク22、23の基
端を揺動自由に支持しており、これらリンク22、23
の端部にはリンク28が揺動自在に連結される。そし
て、リンク25の上端はリンク25の途中に連結され、
各リンクはそれぞれ相対的に揺動可能となる。なお、リ
ンク22がリンク23よりも車体上方側に配置され、揺
動部材としてのリンク24、25、28は車幅方向(図
中左右方向)へ揺動する。
【0020】リンク23は、長手方向に形成されたガイ
ド穴23Aを介して直動アーム21の途中に突設したガ
イドピン21Bと係合し、直動アーム21の鉛直方向へ
の変位に応じてリンク23が駆動される。
【0021】そして、リンク28と連結したリンク22
の端部には、後述するように保持具26を駆動するカム
プレート29が上方へ向けて突設される。
【0022】ここで、直動アーム21はフレーム27に
固設されたガイド35によって鉛直方向へ変位自在に支
持され、直動アーム21の上端はリンク22よりも車体
上方側へ突出し、この上端には車体50の下面と当接可
能な当接部21Aが形成される。
【0023】一方、図4に示すように、直動アーム21
の下端には、リターンスプリング31に常時付勢される
プッシュアーム32が固設される。プッシュアーム32
の下面と、フレーム27から下方へ突設された支持アー
ム30の上面の間には利端スプリング31が介装され
て、直動アーム21を常時上方へ付勢する。
【0024】このプッシュアーム32には、図2のよう
に、フレーム27に固設された下限ストッパ34と選択
的に係合可能な係止部33が形成され、直動アーム21
が所定の位置まで下降すると、下限ストッパ34のレバ
ー34Aが係止部33の上面と係合して、直動アーム2
1の上方への変位を規制する。なお、レバー34Aは車
体前後方向に揺動自由に支持されて、図示しないスプリ
ングなどにより車体後方側へ付勢されるとともに、鉛直
位置で係止され、レバー34Aを車体前方側へ倒すこと
により、直動アーム21の係止を解除することができ
る。
【0025】一方、リンク28の上端に配設された保持
具26は、図5、図6に示すように、リンク28の上端
に固設されたガイドブロック40と、このガイドブロッ
ク40に形成されたガイド溝41に収装されて車体前後
方向へ揺動可能かつ、ガイド溝41に沿って変位可能な
揺動アーム42と、リンク22に形成されたカムプレー
ト29と当接して揺動アーム42を駆動するカムフォロ
ア47を主体に構成され、ロアジョイント55を把持す
る把持部43及び板バネ44、44は揺動アーム42の
上部から車幅方向に向けて支持される。
【0026】ガイドブロック40に形成されたガイド溝
41は、車体前方側に鉛直な壁面41Aを備える一方、
車体後方側には凸状の曲面で構成された案内面41Bを
備え、案内面41ABは車体後方へ向けてほぼ鉛直な面
から水平な面へと徐々に変化する。
【0027】そして、図6に示すように、壁面41Aの
車幅方向のほぼ中央には、鉛直方向に沿って貫通したガ
イド穴41Cが形成される。
【0028】ガイド溝41内を変位する揺動アーム42
の下端には、案内面41B上を転動する一対のローラ4
5、45が軸支されるとともに、車体前方側へ向けて突
設されたピン46の端部には、カムプレート29上を転
動するローラ47が軸支される。
【0029】さらに、このガイド穴41C内にはピン4
6を下方へ向けて付勢するバネ48が収装され、また、
車体後方側のガイドブロック40の上面と揺動アーム4
2の上部の間には引っ張りバネ49が介装され、揺動ア
ーム42の上端は車体後方へ付勢される。したがって、
揺動アーム42は、下端をバネ48によって下方へ、上
端を引っ張りバネ49によって車体後方へ付勢され、揺
動アーム42の姿勢は、図2に示すような、直動アーム
21の伸長位置では、図5のように鉛直方向に起立する
一方、図3に示すような直動アーム21の収縮位置で
は、揺動アーム42は車体後方へ向けて傾斜し、車体5
0とエンジンマウントリフタ1との間に折り畳まれよう
に装置全高を縮小して、部品や車体50に干渉するのを
防ぐことができる。
【0030】なお、把持部43はロアジョイント55を
吸着可能な磁石等で構成され、板バネ44、44は車体
前後方向へ所定の間隔で基端を把持部43に支持され
て、ロアジョイント55を狭持可能に形成される。
【0031】また、部品組み付け装置2の直動アーム2
1は、当接部21Aが車体50の所定の位置、例えば、
ボディサイドメンバ50A(図1参照)等と当接可能な
位置に配設される。
【0032】以上のように構成されて、次に作用を説明
する。
【0033】まず、図8のように、図中右側のエンジン
サブラインにおいて、作業者Aはエンジン57ととも
に、ステアリングギアボックス54をエンジンマウント
リフタ1の所定の位置に載置するとともに、ロアジョイ
ント55を部品組み付け装置2の保持具26に把持させ
る。
【0034】このとき、部品組み付け装置2は図2に示
すように、下限ストッパ34が開場された直動アーム2
1の伸長状態にあり、揺動アーム42は図5のようにほ
ぼ鉛直方向に直立して、板バネ44及び把持部43で支
持したロアジョイント55も、図7に示すようにほぼ直
立する。
【0035】次に、部品組み付け装置2へロアジョイン
ト55を位置決めするとともに、エンジン57及びステ
アリングギアボックス54を載置したエンジンマウント
リフタ1を、図示しない搬送手段によって図8左側の車
体組立ラインへ搬送する。
【0036】車体組立ラインの作業者Bは、エンジンマ
ウントリフタ1を上昇させて、載置したエンジン57、
ステアリングギアボックス54及びロアジョイント55
の組付けを開始する。
【0037】エンジンマウントリフタ1を上昇させてい
くと、まず、部品組み付け装置2の直動アーム21の上
端に形成した当接部21Aがボディサイドメンバ50A
に当接するため、エンジンマウントリフタ1の上昇に応
じて直動アーム21はリターンスプリング31を圧縮
し、フレーム27に対して相対的に下降する。
【0038】直動アーム21とフレーム27の相対変位
に伴って、ピン21B及びガイド穴23Aを介して連結
されたリンク23はフレーム27へ近接し、エンジンマ
ウントリフタ1が所定の位置まで上昇すると、各リンク
22〜25、28は、図3に示すように、リンク24、
27、28が車幅方向へ揺動し、リンク22、23が水
平状態に向けて下方へ揺動する。
【0039】このとき、上端に保持具26を備えたリン
ク28が、図2の直立位置から、図3の位置まで、リン
ク23との連結位置を軸に、図中反時計まわりへ揺動す
るため、ガイド溝41に収装された揺動アーム42は、
図6において、カムプレート29の形状に応じてカムフ
ォロア47を上方へ駆動する。
【0040】カムフォロア47の上昇によって、引っ張
りスプリング49で上端を車体後方へ付勢された揺動ア
ーム42は案内面41Bに沿って上昇し、上端を車体後
方へ向けて傾斜させながら基端が上昇するため、把持部
43及び板バネ44に支持されたロアジョイント55
は、図7に示す55’のようにトーボード52に設けた
貫通孔53へ挿入され、所定の組み付け状態となる。
【0041】この状態では、直動アーム21がフレーム
27に対して相対的に下降するため、下降ストッパ34
が係止部33と係合可能となるため、ロアジョイント5
5を貫通孔53内へ挿入した状態を維持でき、エンジン
57及びステアリングギアボックス54の位置決め補正
等を行ってから、エンジン57とステアリングギアボッ
クス54を車体50へ締結することができる。
【0042】こうして、エンジン57の組み付けと同時
にロアジョイント55の組付けを確実かつ迅速に行った
後、エンジンマウントリフタ1を下降させるとともに、
下降ストッパ34を解除し、直動アーム21を図2に示
す初期状態へ復帰させるとともに、作業者Bはエンジン
マウントリフタ1を図8の右側に示すエンジンラインへ
搬送して1サイクルを終了する。
【0043】このように、エンジンマウントリフタ1の
上昇に応じて車体側と当接することで伸縮する直動アー
ム21が、ほぼ上下方向に揺動するリンク22、23を
介して、車幅方向に揺動するリンク24、25、28を
駆動し、リンク28の上端に支持された保持具26は、
リンク22のカムプレート29に沿って車体後方へ傾斜
する揺動アーム42によってステアリング機構を構成す
るロアジョイント55を支持するようにしたため、前記
従来例のように、トーボード52に形成した貫通孔53
へガイド板56を設ける必要がなくなって、部品点数及
び加工、組立工数を低減して製造コストを抑制でき、ま
た、エンジンルーム51内の設計の自由度を向上させる
ことができる。
【0044】さらに、部品組み付け装置2は、センサや
制御装置を必要とせず、既存のエンジンマウントリフタ
1へ容易に付加することができるため、設備投資の増大
を抑制しながら生産性を向上させることができる。
【0045】なお、上記実施形態においては、エンジン
マウントリフタ1の昇降及び締結を手動によって行う場
合について述べたが、エンジンマウントリフタ1にナッ
トランナ等を設けて、エンジン57及びステアリングギ
アボックス54の締結と、ロアジョイント55の組付け
を自動的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す部品組み付け装置及
びエンジンルームの斜視図。
【図2】同じく部品組み付け装置の伸長状態を示す概略
斜視図。
【図3】同じく部品組み付け装置の収縮状態を示す概略
斜視図。
【図4】同じく直動アームとリターンスプリングの関係
を示す概略斜視図。
【図5】同じく保持具の要部断面図。
【図6】同じく保持具の分解斜視図。
【図7】ロアジョイントの組付けの様子を示す車体の側
面図。
【図8】ロアジョイント及びエンジンの組付けの様子を
示す説明図。
【図9】従来例を示し、ロアジョイントの組付けの様子
を示す車体の側面図。
【符号の説明】
1 エンジンマウントリフタ 2 部品組み付け装置 21 直動アーム 21A 当接部 21B ガイドピン 22〜25 リンク 23A ガイド穴 26 保持具 27 フレーム 28 リンク 29 カムプレート 30 支持アーム 31 リターンスプリング 32 プッシュアーム 33 係止部 34 下限ストッパ 35 ガイド 40 ガイドブロック 42 揺動アーム 43 把持部 44 板バネ 45 ローラ 46 ピン 47 カムフォロア 48 バネ 49 引っ張りバネ 41 案内面 50 車体 51 エンジンルーム 52 トーボード 53 貫通孔 54 ステアリングギアボックス 55 ロアジョイント 57 エンジン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体下面へ向けて昇降自在な昇降手段
    と、前記昇降手段側に取り付けられるとともに、上端を
    車体下面と当接可能に形成されて車体上下方向へ伸縮自
    在な直動部材と、前記直動部材を車体上方へ向けて付勢
    する付勢手段と、前記直動部材に連結されるとともに、
    昇降手段側に支持されて車幅方向に揺動可能な揺動部材
    と、前記揺動部材で基端を車体前後方向へ揺動可能に支
    持されて、他端で車体に組み付けられる部品を把持する
    保持部材と、前記昇降手段と直動部材の相対変位の増大
    に応じてこの保持部材を駆動する駆動手段とを備えたこ
    とを特徴とする自動車部品の組み付け装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段は、前記揺動部材の変位に
    応じて保持部材の基端側を駆動するカム及びカムフォロ
    アから構成されたことを特徴とする請求項1に記載の自
    動車部品の組み付け装置。
  3. 【請求項3】 前記昇降手段は、車体下面側から取り付
    けられる第2の部品を載置するとともに、車体の所定の
    位置へ位置決めすることを特徴とする請求項1に記載の
    自動車部品の組み付け装置。
  4. 【請求項4】 前記保持部材は、ほぼ鉛直方向に支持し
    た部品を、昇降手段と直動部材の相対変位の増大に応じ
    て車体後方側へ傾斜させることを特徴とする請求項1に
    記載の自動車部品の組み付け装置。
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