JPH10113367A - 利用者応答型運動装置 - Google Patents

利用者応答型運動装置

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JPH10113367A
JPH10113367A JP8272577A JP27257796A JPH10113367A JP H10113367 A JPH10113367 A JP H10113367A JP 8272577 A JP8272577 A JP 8272577A JP 27257796 A JP27257796 A JP 27257796A JP H10113367 A JPH10113367 A JP H10113367A
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walking
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義宏 榊原
Yukio Yamada
行雄 山田
Hotsukai Suzuki
北海 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動面の移動速度を利用者の種々の進行速度
に追従して変化させ、万一歩行が停止しても可動面から
の利用者の転落を防止できる利用者応答型運動装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 利用者10が歩行する可動面を有する無
端軌道ベルト1と、制御信号に基づいた速度で可動面が
移動するように無端軌道ベルト1を駆動するモータ駆動
装置6と、無端軌道ベルト1上の利用者10の位置を検
出する距離測定器8と、距離測定器8が検出した利用者
10の位置の偏差に比例した大きさの前記制御信号を形
成し、前記モータ駆動装置に送出する制御手段を備えた
利用者意思読取装置7とを有する利用者応答型運動装置
である。利用者の走りたい速度、歩きたい速度に可動面
の移動速度を自動的に制御することができる。また、可
動面上の基準位置に戻れば必ず可動面が停止する為、安
全に歩行することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動手段によって
回転する無端軌道面上を利用者が歩行または走行する利
用者応答型運動装置に関し、特に、脳卒中、糖尿病等の
病後や関節手術等の手術後に行なわれるメディカルリハ
ビリテーション、競技選手等がけがをした後に行なわれ
るアスレチックリハビリテーション等における歩行リハ
ビリテーション(以下、リハビリと略す)、または美容
のための歩行姿勢の矯正を目的とする歩行訓練に好適な
利用者応答型運動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】利用者の位置を検出して走行速度を変化
させる利用者応答型運動装置が特公平2−47231号
公報や特開昭63−309280号公報などに開示され
ている。特公平2−47231号公報に開示されている
利用者応答型運動装置は、利用者が可動面上の所定範囲
内に位置する時は可動面の定速駆動を行ない、利用者の
位置が可動面上の所定範囲を外れた時は正または負の加
速度のオンオフ操作を実行する。より具体的には、可動
面上の走者の位置が次第に前進し、前進限界線を越えた
場合に、可動面がワンステップ加速するように加速制御
を行ない、走者の位置が次第に後退し、後退限界線を越
えた時は可動面がワンステップ減速するように減速制御
を行なう。
【0003】特開昭63−309280号公報に開示さ
れた利用者応答型運動装置も、走者が可動面上の所定範
囲を外れた時に走者と距離測定器との間の距離に基づい
て可動面の速度の変化率(加速度)を与える。
【0004】すなわち、上記従来の装置では利用者が設
定範囲内に留まる定速走行時は積極的制御を行なわず、
速度変化により走者の位置が所定範囲を外れた時に加減
速を行なう加速度(減速度)制御であり、定速走行がデ
フォールト状態である。結果として可動面の速度は、加
速度制御の結果として定まっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ボタンのオンオフによ
り可動面の移動速度を制御するタイプの運動装置を用い
て歩行リハビリを行なう場合、利用者の運動を一定速度
に規定してしまうことが多い。
【0006】上記従来技術においては、利用者の速度変
化が可能であるが、利用者が歩行速度を変化させても、
装置の可動面の移動速度が迅速に変化しなかった。この
ため、利用者の歩行能力にあわせた速度が迅速に得られ
ず歩行感覚に違和感が残る。また、歩けなくなって停止
した場合に減速が間に合わず走行面から利用者が転落す
る可能性があった。
【0007】本発明の目的は、歩行開始から終了に到る
までの可動面の移動速度を、利用者の速度に追従して変
化させることができ、万一歩行が停止しても可動面から
の利用者の転落を防止できる利用者応答型運動装置を提
供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、マラソンのような走
行競技に参加する走者や歩行リハビリを行なう歩行者な
ど利用形態が異なる利用者に対応可能な利用者応答型運
動装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点による
と、利用者が歩行または走行する可動面を有する無端軌
道機構と、外部から入力される制御信号に基づいた速度
で前記可動面が移動するように前記無端軌道機構を駆動
する駆動手段と、前記可動面上に設定した基準位置から
前記可動面上の利用者の位置までの位置偏差を検出する
位置偏差検出手段と、前記位置偏差検出手段により検出
された位置偏差を入力し、位置偏差の増大に従って単調
に増大する出力信号を形成して、前記駆動手段に前記制
御信号として送出する制御手段とを有する利用者応答型
運動装置が提供される。
【0010】基準位置からの利用者の位置偏差に対応し
た速度で可動面を駆動することにより、利用者の速度に
迅速に追随して可動面を移動させることができる。また
位置偏差が零になると可動面の速度を零とするため、利
用者の可動面上の位置が基準位置より後方に行くことを
防止でき、可動面からの利用者の転落を防止することが
できる。
【0011】本発明の他の観点によると、上述の利用者
応答型運動装置において、利用者の進行方向を前記位置
偏差の正方向とした時、前記制御手段は前記位置偏差が
負の値を持つ間は前記出力信号を零に維持することを特
徴とする利用者応答型運動装置が提供される。
【0012】可動面は利用者の歩行(または走行)の向
きと逆向きにのみ移動する。利用者が可動面上に上がり
基準位置まで進む間、可動面は移動せず、利用者が基準
位置を越えた時に、可動面が利用者の歩行の向きと逆向
きに移動を開始する。従って利用者は安全に歩行を開始
することができる。
【0013】本発明のさらに他の観点によると、利用者
が歩行または走行する可動面を有する無端軌道機構と、
外部から入力される制御信号に基づいた速度で前記可動
面が移動するように前記無端軌道機構を駆動する駆動手
段と、前記可動面上に設定した基準位置から前記可動面
上の利用者の位置までの位置偏差を検出する位置偏差検
出手段と、歩行と走行の利用モードを切り替える入力操
作に基づいて切替信号を出す切替手段と、前記位置偏差
検出手段により検出された位置偏差を入力し、位置偏差
に応じた大きさの第1出力を形成する現在値対応動作と
位置偏差を積分した量に応じた大きさの第2出力を形成
する積分動作とを行なうことができ、歩行の利用モード
では現在値対応動作のみによる制御を行ない、走行の利
用モードでは現在値対応動作と積分動作とを組み合わせ
た制御を行なうスイッチを有し、利用モードに依存した
出力信号を形成し、前記駆動手段に前記制御信号として
送出する制御手段とを有する利用者応答型運動装置が提
供される。
【0014】基準位置から利用者の位置までの位置偏差
を制御量とし、現在値対応動作による制御と、現在値対
応動作と積分動作とを組み合わせた制御とを制御手段が
前記切替手段の切替信号に基づき切り替えて行なうこと
により、可動面を利用者の歩行速度または走行速度に迅
速に追随させて移動させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態による利用者応答型運動装置を説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施形態による利用者
応答型運動装置の部分概略正面図及び制御系のブロック
図を示す。フレーム3に2つのローラ4が取り付けら
れ、2つのローラ4の間に無端軌道ベルト1が架けられ
ている。利用者10は無端軌道ベルト1の上面(可動
面)上を速度Vhで歩行する。可動面は利用者10が歩
行する向きと反対向きに速度Vhで移動する。便宜上、
利用者10の進行方向(図中右向き方向)を正の方向と
する。すると、可動面の向きを含めた速度は−Vmとな
る。利用者10は、フレーム3に対して速度Vh−Vm
を持つ。
【0017】利用者10の両側には、フレーム3に取り
付けられた手摺12が配置されている。無端軌道ベルト
1の可動面の下方には歩行路長Lの全範囲で利用者10
の体重を支える支持板2が配置されている。一方のロー
ラ4に、プーリを介してモータ5から回転力が与えられ
る。モータ5は、モータ駆動装置6により駆動される。
【0018】利用者10の前方に超音波センサまたは光
学センサ等から構成される距離測定器8が配置されてい
る。距離測定器8は、基準位置0からの利用者10の位
置偏差Δxを計測し、利用者意思読取装置7に位置偏差
Δxに対応した位置偏差情報を送出する。利用者10が
基準位置よりも前方にいる場合、位置偏差Δxは正とな
る。利用者意思読取装置7は利用者の位置偏差情報に基
づいて無端軌道ベルト1の可動面の好ましい移動速度を
決定し、モータ駆動装置6にモータ制御信号を送出す
る。さらに、制御情報表示装置9に対して、モータ制御
信号に対応した加減速情報を送出する。
【0019】制御情報表示装置9は、利用者意思読取装
置7から与えられた加減速情報に基づいて、加減速の状
態を利用者10に視認可能に表示する。
【0020】次に、図1に示す利用者応答運動装置の動
作を説明する。利用者10が可動面上の基準位置Oより
も後方(図1において左側)から可動面上に上がり、前
方に配置した距離測定器8に向かって歩行または走行を
開始する。
【0021】距離測定器8は基準位置Oから利用者10
の位置までの距離、即ち位置偏差Δxを計測する。利用
者10が基準位置Oより前方に居る状態での位置偏差Δ
xを正、基準位置Oより後方に居る状態での位置偏差Δ
xを負とする。
【0022】利用者10が基準位置Oよりも前方に進む
と位置偏差Δxが正になる。利用者意思読取装置7は、
位置偏差Δxが正になったことを検出すると、モータ駆
動装置6に対してモータ回転開始の指示をする。モータ
駆動装置6がモータ5に駆動信号を送出し、モータ5が
回転を開始して無端軌道ベルト1が回転を始める。
【0023】次に、モータ駆動装置6と利用者意思読取
装置7の動作について図2を参照して説明する。
【0024】図2に示すように、利用者10の加速又は
減速しようという意思に基づいて歩行または走行動作が
行なわれる。以下では利用者10が歩行を行なうものと
して説明する。利用者10は自分の意思に従って筋肉運
動を行ない、その結果ある時刻に無端軌道ベルト1に対
してある速度Vhに達する。無端軌道ベルト1の可動面
は、利用者10の歩行方向と逆向きに速度−Vmで移動
する。従って、可動面上の利用者10はフレーム3に固
定された基準位置Oに対して速度Vhと速度−Vmとの
合成であるVh+(−Vm)=Vh−Vm=ΔVの合成
速度で移動する。この合成速度ΔVの積分値が、利用者
10の基準位置Oに対する位置偏差Δxとなる。
【0025】すなわち、フレーム3に固定された距離測
定器8によって測定される距離は、合成速度ΔVで移動
する利用者10と距離測定器8との間の距離である。距
離測定器8と基準位置Oとの間の距離と測定された距離
との差を求めることにより位置偏差Δxが得られる。
【0026】利用者意思読取装置7は、増幅器7bを有
している。利用者意思読取装置7の出力は、単方向器7
uに入力される。単方向器7uは、たとえばダイオード
で形成され、正の速度指令値のみを通過させる。増幅器
7bは、位置偏差ΔxにゲインKvを乗算して、速度指
令値Pvを形成する。従って、単方向器7uは、速度指
令値Pvの正の値のみを通し、モータ制御信号Mcを生
成する。
【0027】図3に位置偏差Δxとモータ制御信号Mc
との関係を示す。位置偏差Δxが負および零の間はモー
タ制御信号Mcは零であり、位置偏差Δxが正の領域で
はモータ制御信号McはΔxに比例する。但し、モータ
制御信号Mcは上限値を有する。
【0028】すなわち利用者意思読取装置7は、距離測
定器8の測定した位置偏差Δxに基づき利用者の重心位
置または胴体表面の位置と原点との位置偏差を算出し、
その位置偏差Δxに比例した速度に無端軌道ベルトを駆
動して、利用者の歩きたい速度に無端軌道ベルト1の速
度を追従させる、いわゆる比例制御を行なっている。
【0029】図4(A)、(B)は、図2に示す制御を
行なった時のシミュレーション結果を示す。なお、ここ
では、利用者意思読取装置7におけるゲインKvをKv
=1.12(単位:1/s)とした場合の利用者10の
速度Vhと、これに対する可動面の速度Vmの変化を図
4(A)に示す。なお、図4(A)の速度は単位(km
/h)で示している。
【0030】図4(A)に示すように、利用者10が基
準位置Oを越えた時(t=0)から12秒未満までは、
時速約3kmを目標として下記(1)式で表される速度
で加速し、12秒から20秒未満までの間は、時速約4
kmを目標として下記(2)式で表される速度で加速
し、20秒以降は歩行を中止しようとして下記(3)式
で表される速度で減速した時の無端軌道ベルト1の可動
面の移動速度Vmの変化をシミュレーションした。
【0031】 Vh=Vh1 …(1) Vh=Vh1+Vh2 …(2) Vh=Vh1+Vh2−Vh3 …(3) ただし、 Vh1=(1−exp(−0.5t))×0.833 Vh2=(1−exp(−0.6(t−12)))×
0.278 Vh3=(1−exp(−0.3(t−20)))×
1.111 とした。
【0032】図4(A)は、利用者10の速度Vhおよ
び可動面の移動速度Vmの時間変化を示す。tは歩行者
が基準位置を越えた歩行開始時点からの経過時間、0.
833、0.278、1.111は無限時間経過後の
(1)式から(3)式まで各々の最終速度(単位:m/
s)である。
【0033】図4(A)に示すように、利用者の速度V
hの上昇に伴って可動面の移動速度Vmは少し遅れて、
但し、連続的にかつ滑らかに追従していることがわか
る。VhとVmの加減速は一致しており、一方が加速し
ている間に他方が減速することはない。
【0034】図4(B)は、図4(A)の状況における
利用者10の基準位置Oからの位置偏差Δxの時間変化
を示す。
【0035】図4(A)、(B)に示すように、基準位
置Oから(1)、(2)式に従って歩行速度を高めてい
くと、基準位置Oから約0.75m前進した所で約3k
m/hの時速に達し、さらに基準位置Oから約1m前進
したところで約4km/hの速度に達する。その後、
(3)式に従って急速に速度Vhを落とすと、それに伴
って利用者の位置は後退し、やがて速度Vh、可動面移
動速度Vmはともに零になり、また、歩行者の位置も基
準位置Oに戻っている。
【0036】このように、利用者が急減速しても利用者
の速度に対応して可動面の移動速度を迅速にかつ滑らか
に急減速することができるため、利用者10は可動面の
後部から転落することなく装置を停止でき、歩行リハビ
リ等を行なう際の安全性の向上をはかることができる。
【0037】ここで、本実施例の速度制御を従来の運動
装置の加速度制御と比較してみる。従来の運動装置で利
用者が速度を上げても利用者の位置が、所定範囲内であ
れば可動面は定速移動する。利用者の位置が前進限界線
を越えたとき、初めて可動面の加速が開始する。やがて
可動面の速度が利用者の速度と等しくなる。しかし、こ
こまでの期間は(Vh−Vm)は正であり、利用者の位
置は前進を続け、前進限界線よりも前方に移動してい
る。
【0038】従って、可動面の速度は利用者の速度を越
えて上昇せざるを得ない。可動面の速度が利用者の速度
を越え、(Vh−Vm)が負になると、利用者の位置は
後退する。利用者の位置が前進限界線よりも後方になっ
てようやく加速が停止して可動面は定速走行する。しか
し、(Vh−Vm)は負であり、利用者の位置は後退を
続ける。利用者の位置が後退限界線を越えて初めて可動
面の再加速が開始する。やがて(Vh−Vm)が正とな
り、利用者の位置は前進を始める。利用者の位置が後退
限界線よりも前方になって初めて再加速が停止する。
【0039】このように、従来の加速制御では、速度の
オーバシュートが生じる。また、利用者の位置が前進/
後退限界線を越えるまで制御の時間的遅れがある。特に
加速から減速に変わった時等に制御の時間的遅れが大き
くなる。本実施例の速度制御では、図4(A)に示すよ
うにオーバシュートも制御の時間的遅れもない。
【0040】距離測定器8を利用者10の前方に設置し
た場合を例に取り説明したが、利用者10が歩行または
走行する際には腕を振ってはずみをつけており、胸の前
にまで大きく振られた腕を距離測定器8が利用者10の
位置として検出し、腰、胸の位置との間にずれが生じて
測定誤差となることがある。
【0041】ところで、腕を後方に振る時は腕が背中の
後方に回ることはほとんどない。そこで腕の振りと腰、
胸の移動を区別するために、距離測定器8を利用者の後
方に設置したほうが、より正確な測定を行なうことがで
きる。
【0042】なお、図5に示すように、利用者意思読取
装置7にさらにフィルタ7fを設けてもよい。フィルタ
7fにより距離測定器8から与えられる位置偏差信号に
含まれる利用者の腕振り等によるノイズを取り除き、利
用者の本来の位置を示す位置偏差Δxfを得る。その後
は、前述の実施例同様、増幅器7bにおいてゲインKv
を付与して速度指令値Pvfを生成し、単方向器7uで
負値をカットし、モータ制御信号Mcを生成する。
【0043】すなわち利用者意思読取装置7は、距離測
定器8の捉えた位置偏差Δxからノイズを除去して利用
者の重心位置または胴体表面の位置と基準位置Oとの位
置偏差を推定した位置偏差Δxfを生成し、Δxfを元
に利用者の歩きたい速度に無端軌道ベルト1の速度を追
従させる、いわゆる補正比例動作をもって制御を行な
う。このようにして、距離測定器8を利用者10の後方
でなく前方に設けても利用者10の腕振り等のノイズを
除去して本来の位置を把握することができる。なお、こ
の時のシミュレーション結果は図4(A)及び図4
(B)とほぼ同じであるため、説明は省略する。
【0044】次に本発明の他の実施形態による利用者応
答型運動装置を説明する。図6は、本発明の他の実施形
態による利用者応答型運動装置の部分概略正面図及び制
御系のブロック図である。図6に示す利用者応答型運動
装置は、走行モードと歩行モードとの2つのモードを有
し、利用者が走行モードと歩行モードのいずれかを選択
して利用可能なように手摺12に利用形態切替スイッチ
13を設けている。
【0045】利用形態切替スイッチ13を利用者が操作
した場合、切替信号Scが利用者意思読取装置7と、利
用者意思読取装置7と距離計測器8との間に設置した基
準位置変更器14に与えられる。なお、図1に示す実施
形態と同一部分には同一符号を付け説明は省略する。
【0046】基準位置変更器14は、利用形態切替スイ
ッチ13が利用者10の操作で走行モードとされた時
は、可動面上の基準位置を符号OR の箇所に設定し、歩
行モードとされた時は可動面上の基準位置を符号Oの箇
所に設定するように、距離測定器8の出力を修正して、
これらの基準位置からの位置偏差Δxの演算を行なう。
【0047】たとえば、図7に示すように、基準位置変
更器14は、スイッチ14a、14b、演算器14cを
含む。利用形態切替スイッチ13からの切替信号Scが
歩行モードの場合にはスイッチ14aをON、スイッチ
14bをOFFとし、走行モードの場合にはスイッチ1
4aをOFF、スイッチ14bをONにする。
【0048】スイッチ14aがON(スイッチ14bは
OFF)の歩行モードであれば、距離測定器8が出す利
用者10と基準位置Oとの位置偏差Δxをそのまま利用
者意思読取装置7に伝達する。スイッチ14bがON
(スイッチ14aはOFF)の走行モードの場合には、
距離測定器8が出す基準位置Oと利用者10との位置偏
差から両基準位置O−OR 間の距離L2を演算器14c
で減算した位置偏差Δxを出す。
【0049】これは、距離測定器8が基準位置Oを基準
として位置偏差を出す構成となっているためである。利
用者10が走行モードを設定すると位置OR を可動面上
の基準位置とすることになる。基準位置変更器14はこ
の調整を行なう。利用者意思読取装置7は、位置OR
可動面上の基準位置とした位置偏差Δxを受け取る。な
お、位置OとOR のいずれを基本とするかは任意であ
る。位置OR を基本とする時は、スイッチ14aに+L
2の演算を行なう演算器を接続すればよい。
【0050】利用者意思読取装置7は、増幅器7aと積
分器7cを含み、過去の位置偏差の積分値に対応する制
御を行なう積分制御系と増幅器7aを含む現在値対応制
御系とを有する。両制御系の出力は加算器7dで加算さ
れる。利用者意思読取装置7の積分動作系にはスイッチ
7eが設けられている。スイッチ7eは切替信号Scに
より、走行モードにおいては基準位置変更器14のスイ
ッチ14bと同様にONになり、歩行モードにおいては
OFFとなる。
【0051】従って、利用者意思読取装置7は走行モー
ドにおいては積分動作系制御と現在値対応動作系制御が
働き、歩行モードにおいては現在値対応動作系制御のみ
が働く。
【0052】利用者10による操作で利用形態切替スイ
ッチ13が歩行モードにされた場合、すなわち現在値対
応動作系を動作させた場合には、図6の利用者応答型運
動装置は図1に示すものとほぼ同等になるため、説明は
省略する。なお、利用者意思読取装置7には、歩行モー
ドとされた時に利用者10が基準位置Oより後方になっ
たら、モータ5の回転を停止させるリミッタとなる単方
向器7uを設けておくのが望ましい。
【0053】歩行モードにおいては、図1乃至図5に示
す実施態様と同様に、利用者10が急減速しても利用者
の歩行速度に対応して可動面の移動速度を急減速するこ
とができるため、利用者10は可動面の後部から転落す
ることなく装置を停止でき、歩行リハビリ等を行なう際
の安全性の向上をはかることができる。
【0054】一方、利用者10による操作で、利用形態
切替スイッチ13が走行モードにされた場合、すなわち
積分動作系と現在値対応動作系を動作させた場合の利用
者応答型運動装置の動作について、以下説明する。
【0055】図7に示すように、利用者意思読取装置7
は、スイッチ7e、増幅器7a、7b、積分器7c及び
加算器7dから構成される。増幅器7aは、距離測定器
8から基準位置変更器14を介して与えられる位置偏差
ΔxにゲインKaを付与して図8に示すような加速度指
令値Paを生成する。積分器7cは、加速度指令値Pa
を数値的に時間積分して速度指令値Psを生成する。増
幅器7bは同じく位置偏差ΔxにゲインKvを付与して
図9に示すような速度指令値Pvを生成する。
【0056】加算器7dは、速度指令値Psと速度指令
値Pvを加算して単方向器7uに出力し、単方向器7u
はモータ制御信号Mcを生成する。すなわち、利用者意
思読取装置7は利用者10の位置を制御量とし、位置偏
差Δx=0を目標値として、現在値対応動作と積分動作
とを組み合わせた制御動作を行なっている。
【0057】利用者10がスイッチ13を走行モードに
切り替えているが、図4(A)に示すシミュレーション
時と同一の進行速度であって、加速度指令値Paは図
8、速度指令値Pvは図9に示すものとし、ゲインKv
をKv=1.12(単位:1/s)、ゲインKaをKa
=1.67(単位:1/s2 )とした時のシミュレーシ
ョン結果を図10(A)、(B)に示す。
【0058】図10(A)は、利用者10の速度Vhに
示すように、走行開始後約2秒間は利用者の走行速度V
hの上昇に対して可動面の移動速度Vmが遅れて上昇
し、移動速度Vmが速度Vhに等しくなった後も移動速
度Vmの増加は急には低下せずにオーバシュートする。
その後、Vmは飽和し、やがて低下して走行開始後約5
秒程で移動速度Vmが速度Vhに等しくなる。利用者が
走行開始後12秒の時点で更に加速を行なうと、やはり
一旦移動速度Vmの速度はオーバシュートするが、約2
秒ほどでやはり速度Vhに等しくなる。同様に走行開始
後20秒の時点で急減速を行なっても約2秒ほどで速度
Vhに移動速度Vmが等しくなっている。
【0059】図10(B)は、図10(A)の状況にお
ける利用者10の基準位置OR からの位置偏差Δxの時
間変化を示す。
【0060】図10(A)、(B)に示すように、利用
者が歩行速度を高め約2km/hになった時点では利用
者の位置は基準位置OR から約20cm前進するが5秒
ほどで基準位置OR に戻る。利用者の速度Vhが3km
/hに達した時でも基準位置OR のままである。歩行開
始12秒後に急加速を行なっても利用者10は若干前進
するだけですぐに基準位置OR へと戻っている。走行開
始20秒後に急減速を行なうと基準位置OR から約20
cm後退するが、徐々に基準位置OR に戻り、利用者1
0が歩行を停止すると可動面の移動速度も0になるとと
もに利用者10は基準位置OR に戻っている。
【0061】このように、走行モードでは、積分制御に
より利用者位置は速度に拘らず、同じ位置に戻るように
制御される。また、走行モードにおいても、現在値対応
制御により利用者10の意思に応じた急減速に対応して
可動面の移動速度を迅速に急減速することができるた
め、利用者10は可動面からの転落を防止され、基準位
置OR 付近を走行することができる。
【0062】また、距離測定器8を利用者10の前方に
設置した場合を例に取り説明したが、腕の振りと腰、胸
の移動を区別するために、距離測定器8を利用者の後方
に設置してもよい。利用者の後方に設置したほうが、よ
り正確な測定を行なうことができる。
【0063】利用者意思読取装置7は、距離測定器8の
捉えた位置偏差Δxから利用者の重心位置または胴体表
面の位置と原点との位置偏差を推定した位置偏差Δxf
を元に利用者の歩きたい速度に無端軌道ベルト1の速度
を追従させる、いわゆる補正比例動作をもって制御動作
を行なってもよい。
【0064】たとえば、図11に示すように、利用者意
思読取装置7の増幅器7bの前にフィルタ7fを設け、
フィルタ7fにより距離測定器8から与えられる位置偏
差信号に含まれる利用者の腕振り等によるノイズを取り
除き、利用者の本来の位置を示す位置偏差Δxfを得、
増幅器7bにおいてゲインKvを付与して速度指令値P
vfを生成してもよい。なお、フィルタ7fを基準位置
変更器14の出力の後に設けて利用者意思読取装置7の
入力を位置偏差Δxfとしてもよい。但し、積分動作系
においては、算出する速度指令値Psにはそれほどノイ
ズの影響が無い。
【0065】つまり、距離測定器8を利用者10の前方
に設けても後方に設けた時と同様に利用者10の本来の
位置を把握することができ、距離測定器8の設置場所を
限定せずにすむ。なお、この時のシミュレーション結果
は図10(A)及び図10(B)とほぼ同じであるた
め、説明は省略する。
【0066】以上述べたように、図6乃至図11に示す
実施態様による利用者応答型運動装置は、歩行モードを
利用者10が選択した時には、歩行中に利用者10が基
準位置Oより後方に行くことがないため、無端軌道ベル
ト1から落ちず、従って、基準位置Oを可動面の後方端
に近い位置に設定できる。それにより、利用者10前方
の歩行路が長くなり、利用者10が前方に移動できる範
囲が広がる。歩行時に基準位置Oから前方に利用者10
が離れるほど利用者10の速度Vhは速くなる。従っ
て、基準位置Oの後退は無端軌道ベルト1の移動速度V
mの可変速度範囲を広げる。また、利用形態切替スイッ
チを利用することにより、リハビリ時のゆっくりした歩
行からランニングまで、幅広い運動に対応が可能であ
る。
【0067】なお、図1や図6に示す利用者応答型運動
装置において、制御情報表示装置9は、利用者意思読取
装置7で決定された可動面の加速量及び距離測定器8か
ら得られた位置偏差Δxを例えば、CRTや液晶表示パ
ネル、プラズマ放電表示パネル上の棒グラフ等で表示す
る。走行路の加減速状況を表示することにより、利用者
は歩行の加減速が正確に検知されて制御系が適切に働い
ていることを確認することができ、利用者の意思と違っ
た動きをしていないことを確かめることができる。ま
た、装置の追従性の限界を知ることで、歩行の加速の加
減をすることができ、安全、快適に運動することが可能
になる。
【0068】なお、増幅器7b、7aがリニアな特性を
有する場合を説明したが、リニア以外の特性のものを用
いることもできる。たとえば、入力変化に対して1次以
上の出力変化を示す増幅器を用いてもよい。また、制御
系をアナログ回路で構成する場合を示したが、デジタル
回路で構成することもできる。この場合、増幅器7b、
7aに代えてルックアップテーブル等を用いることもで
きる。リニア以外の任意形状の特性を実現することもで
きる。
【0069】図12に図11の基準位置変更器14と走
者意思読取装置7の機能をパソコンとインターフェイス
を用いて実現した利用応答型運動装置を示す。距離測定
器8の出力信号は、入力インターフェイス21を介し
て、パソコン24に取り入れられる。利用者形態切替ス
イッチ13の切替信号Scは入力インターフェイス22
を介してパソコン24に取り入れられる。これらの情報
を基にパソコン内に組み込まれたソフトウェア25に沿
った演算が演算装置26によって行なわれ、出力インタ
ーフェイス23を介してモータ駆動装置6にモータ駆動
信号Mcが出力される。無端軌道ベルト1の加減速状況
は出力インターフェイス27を介して制御情報表示装置
9に送られる。パソコン24内のソフトウェア25内の
処理は、図1から図11にあげた処理をそれぞれソフト
ウェア化したものを行なう。このようなソフトウェア処
理は、既存の技術によって容易に実現可能であるので、
ここでは詳細には記述しない。
【0070】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。たとえば、
種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者
に自明であろう。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、利
用者が運動中に何の操作をすることなく利用者の走りた
い速度、歩きたい速度に可動面の移動速度を制御するこ
とができる利用者応答型運動装置を得ることができる。
【0072】また、制御動作として比例動作のみを選択
した時には、利用者が可動面上の基準位置に戻れば必ず
可動面が停止するため、利用者が安全に運動を行なうこ
とができる利用者応答型運動装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態になる利用者応答型運動装
置の構成図である。
【図2】図1に示した利用者応答型運動装置の制御系の
詳細を示すブロック図である。
【図3】図1に示した利用者応答型運動装置におけるモ
ータ制御信号Mcの特性の一例を示すグラフである。
【図4】図1に示した利用者応答型運動装置の特性を示
すグラフである。
【図5】図1に示した利用者応答型運動装置の他の制御
系の詳細を示すブロック図である。
【図6】本発明の他の実施形態になる利用者応答型運動
装置の構成図である。
【図7】図6に示した利用者応答型運動装置の制御系の
詳細を示すブロック図である。
【図8】図6に示した利用者応答型運動装置における利
用者意思読取装置7の加速度指令値特性の一例を示すグ
ラフである。
【図9】図6に示した利用者応答型運動装置における利
用者意思読取装置7の速度指令値特性の一例を示すグラ
フである。
【図10】図6に示した利用者応答型運動装置の特性を
示すグラフである。
【図11】図6に示した利用者応答型運動装置の他の制
御系の詳細を示すブロック図である。
【図12】インターフェイス、コンピュータおよびソフ
トウェアを用いた利用者応答型運動装置の構成例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1:無端軌道ベルト、2:支持板、3:フレーム、4:
ローラ、5:モータ、6:モータ駆動装置、7:利用者
意思読取装置、7a、7b:増幅器、7u:単方向器、
7c:積分器、7d:加算器、7e:スイッチ、7f:
フィルタ、8:距離測定器、9:制御情報表示装置、1
0:利用者、12:手摺、13:利用形態切替スイッ
チ、14:基準位置変更器、14a、14b:スイッ
チ、14c:演算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 北海 茨城県竜ヶ崎市向陽台5丁目2番 日立テ クノエンジニアリング株式会社開発研究所 内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者が歩行または走行する可動面を有す
    る無端軌道機構と、 外部から入力される制御信号に基づいた速度で前記可動
    面が移動するように前記無端軌道機構を駆動する駆動手
    段と、 前記可動面上に設定した基準位置から前記可動面上の利
    用者の位置までの位置偏差を検出する位置偏差検出手段
    と、 前記位置偏差検出手段により検出された位置偏差を入力
    し、位置偏差の増大に従って単調に増大する出力信号を
    形成して、前記駆動手段に前記制御信号として送出する
    制御手段とを有する利用者応答型運動装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の利用者応答型運動装置にお
    いて、さらに前記基準位置を任意に変更する手段を有す
    る利用者応答型運動装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の利用者応答型運動装置に
    おいて、 利用者の進行方向を前記位置偏差の正方向とした時、前
    記制御手段は前記位置偏差が負の値を持つ間は前記出力
    信号を零に維持することを特徴とする利用者応答型運動
    装置。
  4. 【請求項4】利用者が歩行または走行する可動面を有す
    る無端軌道機構と、 外部から入力される制御信号に基づいた速度で前記可動
    面が移動するように前記無端軌道機構を駆動する駆動手
    段と、 前記可動面上に設定した基準位置から前記可動面上の利
    用者の位置までの位置偏差を検出する位置偏差検出手段
    と、 歩行と走行の利用モードを切り替える入力操作に基づい
    て切替信号を出す切替手段と、 前記位置偏差検出手段により検出された位置偏差を入力
    し、位置偏差に応じた大きさの第1出力を形成する現在
    値対応動作と位置偏差を積分した量に応じた大きさの第
    2出力を形成する積分動作とを行なうことができ、歩行
    の利用モードでは現在値対応動作のみによる制御を行な
    い、走行の利用モードでは現在値対応動作と積分動作と
    を組み合わせた制御を行なうスイッチを有し、利用モー
    ドに依存した出力信号を形成し、前記駆動手段に前記制
    御信号として送出する制御手段とを有する利用者応答型
    運動装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の利用者応答型運動装置にお
    いて、 前記位置偏差検出手段は、利用者の歩行の利用モードに
    おける基準位置に対する利用者の位置の位置偏差を検出
    し、さらに前記位置偏差検出手段と前記制御手段の間
    に、前記切替手段が出す切替信号に基づいて前記歩行の
    利用モードにおける基準位置を前記歩行の利用モードに
    おける基準位置に変更する基準位置変更手段を設けたこ
    とを特徴とする利用者応答型運動装置。
  6. 【請求項6】請求項4に記載の利用者応答型運動装置に
    おいて、 前記制御手段は、前記位置偏差が負の値を持つ間は前記
    第1出力を零に維持することを特徴とする利用者応答型
    運動装置。
  7. 【請求項7】請求項1または請求項4に記載の利用者応
    答型運動装置において、 前記位置偏差検出手段は、可動面上の利用者に対し後方
    に設置されていることを特徴とする利用者応答型運動装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009542407A (ja) * 2006-07-11 2009-12-03 インダストリー−アカデミック コーオペレーション ファンデーション,ヨンナム ユニバーシティー 圧力センサーアレイを用いた自動速度調節トレッドミルおよびファジー論理
JP2018533994A (ja) * 2016-04-01 2018-11-22 廈門▲きん▼奥力電器有限公司Xiamen Xin Aoli Electrical Appliance Co., Ltd スマートランニングマシン
JP2019527071A (ja) * 2016-07-28 2019-09-26 京東方科技集團股▲ふん▼有限公司Boe Technology Group Co.,Ltd. 全方位移動方法、装置及びシステム

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JP2009542407A (ja) * 2006-07-11 2009-12-03 インダストリー−アカデミック コーオペレーション ファンデーション,ヨンナム ユニバーシティー 圧力センサーアレイを用いた自動速度調節トレッドミルおよびファジー論理
JP2018533994A (ja) * 2016-04-01 2018-11-22 廈門▲きん▼奥力電器有限公司Xiamen Xin Aoli Electrical Appliance Co., Ltd スマートランニングマシン
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