JPH10111440A - 分岐部を有する光通線用パイプの光ケーブル通線方法 - Google Patents
分岐部を有する光通線用パイプの光ケーブル通線方法Info
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- JPH10111440A JPH10111440A JP28606896A JP28606896A JPH10111440A JP H10111440 A JPH10111440 A JP H10111440A JP 28606896 A JP28606896 A JP 28606896A JP 28606896 A JP28606896 A JP 28606896A JP H10111440 A JPH10111440 A JP H10111440A
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- optical cable
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 分岐部を有する光通線用パイプへのエアブロ
ン光ファイバ工法による光ケーブルの通線において、通
線対象分岐パイプの選択を可能とした、分岐部を有する
光通線用パイプの光ケーブル通線方法を提供する。 【解決手段】 分岐部を有する光通線用パイプの分岐部
において、該分岐部に接続されている主幹パイプの光ケ
ーブル入線端と、上記分岐部に接続されている分岐パイ
プの通線対象外のすべてのパイプ端からそれぞれ流体を
圧入し、主幹パイプ→分岐部→通線対象分岐パイプ、及
び通線対象外分岐パイプ→分岐部→通線対象分岐パイプ
の流体の流れを形成させ、主幹パイプの光ケーブル入線
端から光ケーブルを、分岐部→通線対象分岐パイプの流
れに乗せて通線対象分岐パイプ内に通線する分岐部を有
する光通線用パイプの光ケーブル通線方法。
ン光ファイバ工法による光ケーブルの通線において、通
線対象分岐パイプの選択を可能とした、分岐部を有する
光通線用パイプの光ケーブル通線方法を提供する。 【解決手段】 分岐部を有する光通線用パイプの分岐部
において、該分岐部に接続されている主幹パイプの光ケ
ーブル入線端と、上記分岐部に接続されている分岐パイ
プの通線対象外のすべてのパイプ端からそれぞれ流体を
圧入し、主幹パイプ→分岐部→通線対象分岐パイプ、及
び通線対象外分岐パイプ→分岐部→通線対象分岐パイプ
の流体の流れを形成させ、主幹パイプの光ケーブル入線
端から光ケーブルを、分岐部→通線対象分岐パイプの流
れに乗せて通線対象分岐パイプ内に通線する分岐部を有
する光通線用パイプの光ケーブル通線方法。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、分岐部を有する光
通線用パイプへのエアブロン光ファイバ工法による光ケ
ーブル通線方法に関するものである。
通線用パイプへのエアブロン光ファイバ工法による光ケ
ーブル通線方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近時、
情報通信網の発達に対応するため、光ケーブルの通線可
能な複数のパイプで構成した光通線用パイプケーブル、
あるいは電力ケーブル等に光ケーブルの通線可能なパイ
プを複合させた複合ケーブルをあらかじめ布設してお
き、必要な時に必要本数の光ケーブルを前記パイプ内に
通線する技術が開発されている。
情報通信網の発達に対応するため、光ケーブルの通線可
能な複数のパイプで構成した光通線用パイプケーブル、
あるいは電力ケーブル等に光ケーブルの通線可能なパイ
プを複合させた複合ケーブルをあらかじめ布設してお
き、必要な時に必要本数の光ケーブルを前記パイプ内に
通線する技術が開発されている。
【０００３】一方、上記のような既に布設されている光
ケーブル通線用パイプ内へ、光ケーブルを通線する手段
として、例えば圧縮空気、窒素ガス、水等の流体を上記
パイプ内に圧入して光ケーブルを圧送する、いわゆるエ
アブロン光ファイバ工法が開発されている。しかし、上
記のようなエアブロン光ファイバ工法を用いて、光ケー
ブルを光通線用パイプ内に通線する場合、光通線用パイ
プにあらかじめ分岐部が形成されているときは、通線対
象分岐パイプを選択して通線する必要があり、今後の大
きな課題の一つとなっている。
ケーブル通線用パイプ内へ、光ケーブルを通線する手段
として、例えば圧縮空気、窒素ガス、水等の流体を上記
パイプ内に圧入して光ケーブルを圧送する、いわゆるエ
アブロン光ファイバ工法が開発されている。しかし、上
記のようなエアブロン光ファイバ工法を用いて、光ケー
ブルを光通線用パイプ内に通線する場合、光通線用パイ
プにあらかじめ分岐部が形成されているときは、通線対
象分岐パイプを選択して通線する必要があり、今後の大
きな課題の一つとなっている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
消した分岐部を有する光通線用パイプの光ケーブル通線
方法を提供するもので、その特徴は、分岐部に接続され
ている主幹パイプの光ケーブル入線端と、上記分岐部に
接続されている分岐パイプの光ケーブル通線対象外のす
べてのパイプ端からそれぞれ流体を圧入し、主幹パイプ
→分岐部→通線対象分岐パイプ、及び通線対象外分岐パ
イプ→分岐部→通線対象分岐パイプの流体の流れを形成
させ、主幹パイプの光ケーブル入線端から光ケーブル
を、分岐部→通線対象分岐パイプの流れに乗せて通線対
象分岐パイプ内に通線することにある。
消した分岐部を有する光通線用パイプの光ケーブル通線
方法を提供するもので、その特徴は、分岐部に接続され
ている主幹パイプの光ケーブル入線端と、上記分岐部に
接続されている分岐パイプの光ケーブル通線対象外のす
べてのパイプ端からそれぞれ流体を圧入し、主幹パイプ
→分岐部→通線対象分岐パイプ、及び通線対象外分岐パ
イプ→分岐部→通線対象分岐パイプの流体の流れを形成
させ、主幹パイプの光ケーブル入線端から光ケーブル
を、分岐部→通線対象分岐パイプの流れに乗せて通線対
象分岐パイプ内に通線することにある。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１は本発明の光ケーブル通線方
法の具体例の説明図である。図面において、１は主幹パ
イプ、２は分岐部、３ａ、３ｂ・・・・・ ３ｎは通線対象外
分岐パイプ、４は通線対象分岐パイプである。図面に示
すように、主幹パイプ１の光ケーブル入線端から圧力Ｐ
の流体を圧入する。一方光ケーブル通線対象外のすべて
の分岐パイプ３ａ、３ｂ・・・・・ ３ｎ端から、それぞれ圧
力Ｐａ、Ｐｂ・・・・・ Ｐｎの流体を圧入する。この時Ｐ＞
Ｐａ＋Ｐｂ・・・・・ ＋Ｐｎの関係を満たすことによって、
主幹パイプ１→分岐部２→通線対象分岐パイプ４、及び
通線対象外分岐パイプ３ａ、３ｂ・・・・・ ３ｎ→分岐部２
→通線対象分岐パイプ４の流体の流れが形成される。そ
して、主幹パイプ１の光ケーブル入線端から主幹パイプ
１→分岐部２→通線対象分岐パイプ４の流体の流れに乗
って通線されてきた光ケーブルは、分岐部２にて通線対
象外分岐パイプ３ａ、３ｂ・・・・・ ３ｎ→分岐部２→通線
対象分岐パイプ４の流体の流れによって、通線対象外分
岐パイプ３ａ、３ｂ・・・・・ ３ｎへの侵入が阻止され、光
ケーブルは分岐部２にて通線対象外分岐パイプ３ａ、３
ｂ・・・・・ ３ｎに迷い込むことなく、所望の通線対象分岐
パイプ４への通線が可能となる。なお、上述の方法にお
いて、圧入する流体を圧縮空気や窒素ガス等の気体とす
ることで、流体の出口、すなわち通線対象分岐パイプ４
の光ケーブル引出し端において流体を回収する必要がな
くなり、作業性が向上する。
法の具体例の説明図である。図面において、１は主幹パ
イプ、２は分岐部、３ａ、３ｂ・・・・・ ３ｎは通線対象外
分岐パイプ、４は通線対象分岐パイプである。図面に示
すように、主幹パイプ１の光ケーブル入線端から圧力Ｐ
の流体を圧入する。一方光ケーブル通線対象外のすべて
の分岐パイプ３ａ、３ｂ・・・・・ ３ｎ端から、それぞれ圧
力Ｐａ、Ｐｂ・・・・・ Ｐｎの流体を圧入する。この時Ｐ＞
Ｐａ＋Ｐｂ・・・・・ ＋Ｐｎの関係を満たすことによって、
主幹パイプ１→分岐部２→通線対象分岐パイプ４、及び
通線対象外分岐パイプ３ａ、３ｂ・・・・・ ３ｎ→分岐部２
→通線対象分岐パイプ４の流体の流れが形成される。そ
して、主幹パイプ１の光ケーブル入線端から主幹パイプ
１→分岐部２→通線対象分岐パイプ４の流体の流れに乗
って通線されてきた光ケーブルは、分岐部２にて通線対
象外分岐パイプ３ａ、３ｂ・・・・・ ３ｎ→分岐部２→通線
対象分岐パイプ４の流体の流れによって、通線対象外分
岐パイプ３ａ、３ｂ・・・・・ ３ｎへの侵入が阻止され、光
ケーブルは分岐部２にて通線対象外分岐パイプ３ａ、３
ｂ・・・・・ ３ｎに迷い込むことなく、所望の通線対象分岐
パイプ４への通線が可能となる。なお、上述の方法にお
いて、圧入する流体を圧縮空気や窒素ガス等の気体とす
ることで、流体の出口、すなわち通線対象分岐パイプ４
の光ケーブル引出し端において流体を回収する必要がな
くなり、作業性が向上する。
【０００６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ケーブ
ル通線方法によれば、分岐部を有する光通線用パイプに
おいて、通線対象分岐パイプの選択が容易に実施でき
る。従って、分岐部を有する光通線用パイプへのエアブ
ロン光ファイバ工法による光ケーブルの通線に利用する
とき、極めて効果的である。
ル通線方法によれば、分岐部を有する光通線用パイプに
おいて、通線対象分岐パイプの選択が容易に実施でき
る。従って、分岐部を有する光通線用パイプへのエアブ
ロン光ファイバ工法による光ケーブルの通線に利用する
とき、極めて効果的である。
【図１】本発明の光ケーブル通線方法の具体例の説明図
である。
である。
１ 主幹パイプ ２ 分岐部 ３ａ、３ｂ・・・・・ ３ｎ 通線対象外分岐パイプ ４ 通線対象分岐パイプ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成８年１１月２８日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 分岐部を有する光通線用パイプ
の光ケーブル通線方法
の光ケーブル通線方法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畑 良輔 大阪市此花区島屋一丁目１番３号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 多山 洋文 大阪市北区中之島３丁目３番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 玉田 裕一 大阪市北区中之島３丁目３番22号 関西電 力株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 分岐部を有する光通線用パイプの分岐部
において、該分岐部に接続されている主幹パイプの光ケ
ーブル入線端と、上記分岐部に接続されている分岐パイ
プの光ケーブル通線対象外のすべてのパイプ端からそれ
ぞれ流体を圧入し、主幹パイプ→分岐部→通線対象分岐
パイプ、及び通線対象外分岐パイプ→分岐部→通線対象
パイプの流体の流れを形成させ、主幹パイプの光ケーブ
ル入線端から光ケーブルを、分岐部→通線対象分岐パイ
プの流れに乗せて通線対象分岐パイプ内に通線すること
を特徴とする分岐部を有する通線用パイプの光ケーブル
通線方法。 - 【請求項２】 光通線用パイプに圧入する流体が圧縮空
気や窒素ガス等の気体であることを特徴とする請求項１
記載の分岐部を有する光通線用パイプの光ケーブル通線
方法。 - 【請求項３】 主幹パイプへの圧入する流体の圧力を
Ｐ、通線対象外分岐パイプへ圧入する流体の圧力をそれ
ぞれＰａ、Ｐｂ・・・・・ Ｐｎとするとき、Ｐ＞Ｐａ＋Ｐｂ
・・・・・ ＋Ｐｎに関係にあることを特徴とする請求項１記
載の分岐部を有する光通線用パイプの光ケーブル通線方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28606896A JP3884113B2 (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 分岐部を有する光通線用パイプの光ケーブル通線方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28606896A JP3884113B2 (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 分岐部を有する光通線用パイプの光ケーブル通線方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10111440A true JPH10111440A (ja) | 1998-04-28 |
| JP3884113B2 JP3884113B2 (ja) | 2007-02-21 |
Family
ID=17699546
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28606896A Expired - Fee Related JP3884113B2 (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 分岐部を有する光通線用パイプの光ケーブル通線方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3884113B2 (ja) |
-
1996
- 1996-10-07 JP JP28606896A patent/JP3884113B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3884113B2 (ja) | 2007-02-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041208 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20051025 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060726 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060922 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061109 |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111124 Year of fee payment: 5 |
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