JPH10111186A - 半導体基板の温度測定装置及びその方法 - Google Patents

半導体基板の温度測定装置及びその方法

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JPH10111186A
JPH10111186A JP8262758A JP26275896A JPH10111186A JP H10111186 A JPH10111186 A JP H10111186A JP 8262758 A JP8262758 A JP 8262758A JP 26275896 A JP26275896 A JP 26275896A JP H10111186 A JPH10111186 A JP H10111186A
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temperature
semiconductor substrate
light
filter
measuring
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JP8262758A
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Miwako Suzuki
美和子 鈴木
Eisuke Nishitani
英輔 西谷
Toshiyuki Arai
利行 荒井
Norihiro Uchida
憲宏 内田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ノイズ成分を低減し、S/N比を向上させ、低
温度から測定できる放射温度測定方法及びその装置を提
供する。 【解決手段】基板からの放射光を検出する検出素子の検
出波長域を限定するためのフィルタと、基板と光源との
間に載置され検知波長領域を吸収または反射するフィル
タとを具備し、検出波長を1.2μm 以下とし、基板加
工等に用いる光源からの光の波長を検知する波長に含ま
ないようにしてS/N比を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体製造工程にお
ける半導体基板の温度測定方法及びその装置に係り、特
に基板からの放射エネルギより基板温度を算出する半導
体基板の温度測定装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造プロセスではLSIの高集積
化に対応し、品質を決定する重要なパラメータである基
板の温度を管理することが非常に重要となっている。例
えば、基板温度は、成膜プロセスにおいて成膜速度およ
び膜の特性を支配し、また不純物をイオン注入した後の
アニール処理においても、不純物の拡散距離を決定する
重要な因子となる。
【0003】現在、半導体製造プロセスにおける基板の
温度測定には、熱電対や放射温度計が使用されている。
熱電対を基板に直接接触させて測定する場合、ウエハ汚
染を引き起こす可能性があり、熱電対は基板温度の直接
計測に適さないと考えられている。また、熱電対により
基板を載せるステージ等の温度を計測し間接的に基板温
度を算出する場合、ステージと基板間の熱伝達の悪い状
況ではステージと基板の温度が異なり、正確な基板温度
の計測が非常に困難である。更に電磁障害等の外乱を受
け易く、熱電対を用いて正確に基板温度を測定すること
は困難である。
【0004】一方、放射温度計は、非接触に直接基板温
度を計測できるという点で優れた計測手段であり、基板
表面から放射される赤外線の強度、及び既知の表面放射
率より基板温度を算出する。しかし半導体基板の放射率
は波長と温度によって大きく変化し、例えば基板材質が
Siの場合、その放射率は図2に示すようにSiの吸収
波長域である1.2μm以下では温度に依存しないが、
1.2μm以上では基板温度により異なる。従って、温
度検出素子として1.2μm 以上の波長を検知する素子
を用いた場合、放射率が温度によって変化するため、正
確な温度を算出することが困難である。
【0005】更に、1.2μm 以上では光がSi基板を
透過するため、基板表面のパターンや膜質の違いによっ
て検知エネルギ量が異なり、正確な温度表示ができない
という問題点もある。
【0006】上記問題点を解決するためには、基板の吸
収係数が高い波長域を検知する素子を用い、温度を測定
することが有用である。Siフォトダイオード放射温度
計は検知波長域が0.5〜1.2μmであり、Si基板の
温度測定波長としては適切である。しかし、通常CVD
等で用いられるプロセス温度300〜500℃では、そ
の波長域の放射エネルギが極めて少ないため、素子の検
知する量が少なく測定が困難であった。
【0007】上記に関する従来技術として、特開平4−1
30746 号公報において、基板近傍で放射光を効率良く受
光し検出素子へと伝達させる導光体を設置することによ
り、測定下限の低下を図る方法が開示されている。しか
し、基板をランプ・ヒーター等で加熱する場合、加熱源
からの放射光も素子に検出され、それがノイズとなり測
定時のS/N比が小さくなるという問題がある。
【0008】S/N比を向上させるための従来技術とし
て、1)特開平1−83124号公報,2)特開平4−42025号
公報,3)特開平4−355911 号公報において、加熱源と
なるヒーターと基板の間にフィルタを載置し、温度計の
検出波長をカットすることにより、基板を処理する雰囲
気内に光源より導入される波長が検知する波長を含ま
ず、加熱された基板からの放射光のみを検出することを
可能とする測定方法が示されている。しかし、低温度領
域の測定やS/N比の向上が困難であること、フィルタ
の耐熱性を向上させる必要があること、基板温度や基板
に形成されたパターンの違いにより基板の放射率が異な
り、測定精度が低い等の様々な問題点があり、実際の半
導体製造プロセスに適用するに至っていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】正確な基板温度を測定
するために、基板の吸収波長域(短波長域)の放射エネ
ルギを検出する場合、300℃から800℃程度の低温
領域では放射エネルギ量が少ない。温度Tにおける黒体
の放射エネルギ密度ρ(λ)は数1に示すプランク(Pl
anck)の輻射式に従い、図3に示すようになる。
【0010】
【数1】
【0011】ここでλは放射光波長であり、cは光の速
度、hはPlanck定数、kはボルツマン(Boltzmann)定数
である。
【0012】放射面の温度が高いほど発光波長分布のピ
ークは短波長側へシフトし、その放射エネルギ密度は大
きくなる。例えば400℃では、発光波長のピークは
4.5μmでありその放射輝度は2×108W/sr・m
3 であるが、1.0μmでの放射輝度は約2×104W/
sr・m3 であり、非常に少ない。
【0013】基板の放射率が0.63 、基板は完全拡散
面であると仮定し、1.0〜1.1μmを温度測定波長と
して図4に示した系で温度測定をした場合、温度計内の
素子が検知する基板からの放射量は基板温度400℃に
おいて5×10~9Wとなる。これに対し、例えばランプ
からの放射光で基板を加熱する場合、ランプ放射光が基
板表面で反射し、その反射光も素子が検出することにな
る。基板表面より反射した光の放射量は加熱ランプとし
てハロゲンランプを用いた場合2×10~4W,メタルハ
ライドランプを用いた場合4×10~5W程度となる。こ
れらの光はノイズとなり、シグナルはノイズ成分の1/
105〜1/104であるため、事実上測定が不可能とな
る。よって、測定に際し充分なノイズ対策が必要であ
る。更に、基板からの放射量をできるだけ取り込むこと
が可能となる集光系を構成することが必要である。
【0014】一般的に、光源から放射される特定の波長
をカットするためにはフィルタを用いる。しかし、加熱
源と基板との間にフィルタを載置した場合、フィルタに
はランプからの放射光により大きな熱負荷がかかるた
め、フィルタ自体の割れや反射型フィルタにコーティン
グされている表面膜の剥がれ等の問題がある。
【0015】また、フィルタとして反射型フィルタを使
用した場合には、熱負荷量は若干小さくなるが、光がフ
ィルタに入射する時の角度によってフィルタの透過特性
が異なる。垂直入射以外の入射角度では、薄膜の見掛け
の厚さが1/cosθ倍(θ:入射面と光のなす角)とな
り、入射角度の減少と共に透過分光特性がブルーシフト
する。さらに入射角度が小さくなるにつれ透過率が上昇
し、温度測定波長の光のカット量が減少する。よって反
射型フィルタを用いた場合、ランダムな角度で入射する
光から温度測定波長のみをカットすることは非常に難し
い。
【0016】一方吸収型フィルタを用いた場合、吸収し
た光がフィルタに対し多大な熱負荷を与える。よって基
板温度測定においてノイズの低減は非常に難しい課題で
ある。
【0017】本発明の目的は、基板からの微小な放射光
をノイズの影響なしに検知し、低温度から高温度まで幅
広い範囲の高精度な温度測定を可能とする半導体基板の
温度測定方法及びその装置を提供することにある。ま
た、本発明の目的はフィルタへの熱負荷を低減または分
散させること等により長期に亘る連続的な基板の温度測
定を可能とし、量産装置に適用できる基板温度測定方法
・装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成させる
ため、本発明に係る基板温度測定装置の構成として、隔
離された雰囲気内に設置され、光源によって加熱された
半導体基板の温度を、基板からの放射光を効率良く取り
込む導光体と、取り込んだ光を輸送するための光輸送媒
体と、光輸送媒体より出射される光を検出する検出素子
と、素子検出波長域を限定するためのフィルタによって
測定する装置において、検出波長を1.2μm以下とする
と共に、その検出波長を吸収または反射するフィルタを
具備したことを特徴とするものである。
【0019】同様に前記の目的を達成させるため、本発
明に係る基板温度測定方法の構成は、検出波長を1.2
μm 以下とし、その検出波長を吸収または反射するフ
ィルタを上記基板と上記光源との間に載置することによ
り、光源から雰囲気内に入射される検出波長成分を遮蔽
してS/N比を向上させたことを特徴とするものであ
る。また、基板からの放射量の取り込み効率・輸送効率
を向上させ測定感度を向上させることを特徴とするもの
である。更に、測定感度の向上により素子検出波長域を
狭めることが可能となり、フィルタへの熱負荷を低減さ
せることを特徴とするものである。また、冷却手段によ
りフィルタの冷却を行うこと、あるいはフィルタを数枚
用い、フィルタへの熱負荷を低減させることを特徴とす
るものである。
【0020】更に前記の目的を達成させるため、本発明
に係る基板温度測定方法の構成は、基板からの放射光を
効率良く取り込む導光体を数本用い、基板面内の温度分
布を測定すること、あるいは基板面から放射される光の
相対強度分布を測定し、上記基板温度測定装置により測
定した絶対測定温度より、基板面内の温度分布を算出す
ることを特徴とするものである。また、本発明に係る基
板温度測定方法及び装置として、温度測定以前に個々の
基板により異なる放射率を測定することにより、各基板
に対して較正を行うことも特徴とするものである。
【0021】本発明に係る基板温度測定装置の構成によ
れば、隔離された雰囲気内に設置された半導体基板と、
基板を加熱するための光源と、基板と光源との間に載置
され検知波長領域を吸収または反射させるフィルタと、
1.2μm 以下の放射光を検出する素子と、素子検出波
長を限定するためのフィルタとを備えているので、光源
より雰囲気内に導入される波長が検知する波長を含ま
ず、ノイズ量が低減しS/N比を向上させ、基板の温度
・種類に依存しない高精度な温度測定を可能にする。
【0022】更に、基板からの放射光を効率良く取り込
む導光体と、取り込んだ光を検出素子まで高効率に輸送
するための光輸送媒体と、光輸送媒体から出射される光
のほとんどを検出することが可能な検出素子及び光学系
を具備しているので、基板からの放射光が少ない低温度
領域においても検知波長領域を狭めることができ、フィ
ルタへの熱負荷を低減させ、長期に亘る基板温度測定を
可能にする。
【0023】同様にフィルタを冷却手段により冷却し、
フィルタあるいは光遮蔽板への熱負荷を低減させ、長期
に亘る基板温度測定を可能にすることができる。
【0024】また、導光体を数本用いることにより、あ
るいは本基板温度測定装置と基板面内の放射光の相対強
度分布を同時に測定することにより、基板面内の温度分
布の測定を可能とする。
【0025】更に本発明に係る基板温度測定方法及び装
置として、基板の温度測定以前に個々の基板の放射率を
測定し、各基板に対して較正を行うことにより、基板の
工程来歴や基板自体の質が異なるため、基板により放射
率に差異がある場合においても、高精度な温度測定を可
能とする。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例に係る
基板温度測定装置を用いたCVD装置の断面図である。
【0027】図1において、100はCVDリアクタ、
101はガスシャワー、102は半導体基板、103は
光源ユニット、104は光源ランプ、105は反射鏡、
106は光透過窓、107は吸収型フィルタ、108は反
射型フィルタ、109は水冷用チューブ、110は光伝
送ロッド、111は干渉フィルタ、112はSiフォト
ダイオード、113はアンプ、114は光伝送媒体とな
る光ファイバである。
【0028】図1に示すように、CVDリアクタ100
はその内部に半導体基板102を載置し、上部入り口か
ら導入したCVDガスをガスシャワー101を介し、こ
の半導体基板102に均一かつ局所化して流す構成とな
っている。前記CVDリアクタの両側面には、圧力をコ
ントロールするための排気口が設けられている。
【0029】また図1に示すように、光源ユニット10
3には、同心円上に複数個の光源ランプ104が配置さ
れている。光源ランプ104は、その発光分布が半導体
基板102の光吸収域に属するメタルハライドランプ,
キセノンランプあるいは高圧水銀ランプ等の高圧放電ラ
ンプ、または光量制御が簡易であるハロゲンランプであ
る。半導体基板102の温度分布均一性を得るため、ま
た効率良く光を基板に照射させるために、基板102に
光を反射させるための反射鏡105も配設している。こ
のように構成された光源ランプより照射された光は、リ
アクタ内部の気密性を保持するための石英製あるいはサ
ファイア製の光窓106及び特定の波長を吸収する吸収
型フィルタ107または反射型フィルタ108を介し
て、前記半導体基板102を加熱する。また吸収型フィ
ルタは水冷チューブ109より導入された水により冷却
される。
【0030】更に、半導体基板102からの放射光を取
り込む石英製の光伝送ロッド110は、基板102の裏
面近傍に載置され、ロッド110に導かれた光はフレキ
シブルな光伝送媒体である光ファイバ114により、温
度測定波長域のみ透過する干渉フィルタ111を介し検
出素子のSiフォトダイオード112に入射される。S
iフォトダイオード112により検出された光はアンプ
113により増幅され、入力した放射率により温度に換
算された値が表示される。
【0031】半導体基板の温度測定に関する本実施例の
機能を説明する。
【0032】従来用いられてきた光伝送ロッドと光ファ
イバの組み合わせでは、300℃から500℃程度の低
温領域を測定する場合、基板からの放射量が少ないため
測定波長領域を広域化する必要があり、検出素子が感知
できる量を取り込むためには、基板の吸収波長域,放射
光量を考慮し、温度測定波長として少なくとも400n
mの波長領域を検出しなければならなかった。更に光伝
送ロッドへの迷光入射を防ぐため、ロッド側面に金属製
のロッドカバーを設ける等の物理的に迷光をカットする
手段を用いる必要があった。
【0033】本実施例では口径が1.5mm であり、かつ
装置構成上1回曲げたロッド110と、口径1.4mm,
N.A.0.53,透過率99.8%/m である光ファイ
バを用い、従来の20倍以上の光を透過させることがで
きる。これは、第一に、ロッドの曲げ半径dは、曲げ部
において全反射条件を保持できるようd>3.6mm と
し、第二に、一般的に用いられる光ファイバに比べ、本
来光ファイバは口径かつN.A.が大きく透過率が高いこ
とに起因する。
【0034】上記の構成によって、基板からの放射量が
少なくても、光伝送途中での損失量を少なくでき、温度
測定波長域を最小の場合で50nmと狭域化させること
ができる。温度測定波長域を狭域化することにより、光
源より基板が設置された雰囲気内に入射される温度測定
波長成分、すなわちノイズ成分をカットするためのフィ
ルタあるいは光遮蔽板のカット領域も狭域化でき、フィ
ルタあるいは光遮蔽板の熱負荷を減少させることができ
る。
【0035】本実施例では、温度測定波長域をSiの吸
収波長域である1000nmから1100nmとした。
図5は検出波長を限定するために検出素子の直前に載置
された温度計用反射型フィルタA,A′,B及び温度計
用吸収型フィルタCの透過特性を表わしたものである。
また、図6はノイズ成分をカットするための光源と基板
との間に載置された反射型フィルタD及び吸収型フィル
タEの透過特性を表わしたものである。
【0036】反射型フィルタA,A′,B,Dは基材に
MgF2 などの膜が多層蒸着されたものであり、吸収型
フィルタC,Eは、ほうけい酸ガラス等を基材として、
これにイオンまたはコロイドの状態で発色する着色材を
入れたものである。
【0037】まず、温度計内部の検出素子側について説
明する。図7にフィルタA,A′,B及びCを使用した場
合の温度計の内部構成を示す。700は光ファイバ、7
01は検出素子、702,702′は光学レンズ、70
3はフィルタA、704はフィルタA′、705はフィ
ルタBである。反射型フィルタAを用いた場合、前記に
示したように透過特性の入射角依存性があるため、同図
(a)の様に、入射光がフィルタに対して垂直入射とな
るようレンズ702により光を平行光とし、レンズ70
2′により再び集光する構成とした。また同図(b)の
様に、フィルタ704の表面形状を球面とする光学系
(フィルタA′)を形成しても良い。一方フィルタ70
5(C)を使用した場合、このフィルタは吸収型フィル
タであるため、透過特性の入射角依存性がなく、同図
(c)の様に特別な光学系を組む必要がない。
【0038】上記温度計の構成により、検出素子は10
00nmから1100nmの波長域のみを検出すること
ができる。
【0039】次に、光源と基板との間に載置されたノイ
ズ成分をカットするためのフィルタについて説明する。
反射型フィルタDは前述したように透過特性の入射角依
存性があり、図8に示すように、その特性の変化が著し
い。光源であるランプ数本から放射した光は、反射鏡に
より反射し、フィルタにはあらゆる角度から入射され
る。よって温度検出波長である1000nmから110
0nmの光のみをカットし、この領域の透過率を10~5
から10~4程度にするためには、 1)反射型フィルタと透過特性の入射角依存性のない吸
収型フィルタを組み合わせて使用する、 2)吸収型フィルタのみを用いてカットする、 3)反射型フィルタを用いる場合、透過特性がブルーシ
フトする分を予め考慮し、1000nmから1300n
m付近までカット領域を広域化する、 4)反射鏡を放物面とし光源からの光をフィルタに垂直
入射させる、等が必要である。
【0040】ここで、前記図1の実施例は上記1)の場
合を示している。吸収型フィルタはフィルタ自身が光を
吸収するため、吸収型フィルタのみを用いた場合には、
吸収光によるフィルタへの熱負荷が大きくなることが予
想される。そこで、予め反射型フィルタで一部分をカッ
トし、反射型フィルタでカットできなかった光を吸収型
フィルタでカットする構成とした。よって、吸収型フィ
ルタへの熱負荷を軽減させかつ光源より入射される10
00nmから1100nmの光を1/104 以下にカッ
トすることができる。
【0041】上記2)の吸収型フィルタのみを用いた場
合、フィルタに大きな熱負荷がかかるため、水冷または
空冷により冷却をする必要があるが、フィルタ数を減少
させることができるという利点がある。
【0042】上記1),2)に示した方法及び装置によ
り、放射温度計の表示温度とウエハに張り付けた熱電対
の表示温度との比較を行った。但し、基板の放射率を0.
63とし放射量より基板温度を算出した。図9に比較結果
を示す。温度は300℃から測定可能であり、誤差はそ
れぞれσ=4%,6%であった。
【0043】上記3)の場合、反射型フィルタDではカ
ット範囲が広がるため基板に蒸着される多層膜の層数が
多くなり、各層の熱膨張係数が異なることによる膜剥が
れが生じやすい。よってフィルタDの特性を1枚のフィ
ルタのみでなく2枚のフィルタにより生じさせた。これ
によりフィルタ1表面あたりの多層膜の層数を減少させ
ることができ、膜剥がれは発生しなかった。更にこれら
2枚のフィルタの間に圧縮空気を流して空冷することに
より、図1に示した装置を用いてW−CVD処理(反応
温度:450℃)を2000枚に亘り連続処理を行った
場合でも膜剥がれが発生せず、温度は400℃から測定
可能であった。
【0044】上記4)の場合、光源と一体となっている
反射鏡の形状を放物面とするかまたはレンズ等を用いる
ことにより、光はフィルタに対して垂直入射するため、
反射型フィルタDを用いることができる。カット領域が
狭いためフィルタの特性を2枚に分散させる必要はない
が、膜剥がれ防止のため、フィルタの下部に反射防止膜
付きの石英板を載置し、これら2枚のフィルタ,石英板
の間を空冷した。この場合もW−CVD処理を2000
枚に亘り連続処理を行ったが、膜剥がれは発生しなかっ
た。前記と同様に温度計表示と熱伝達の温度表示との比
較した結果を図9に示す。温度は400℃より測定可能
であり、誤差はσ=7%であった。但し、放物面鏡を使
用する場合、光源からの光がウエハに均一に照射されな
いため、膜厚均一性を得ることが難しい。フィルタ透過
後に分散板等を用いて光を分散させ、見掛け上の点光源
を複数作成し、ウエハに均一に照射させることも可能で
ある。
【0045】上記により、基板への汚染源となり得るロ
ッドにロッドカバー等を設けることなく300℃という
低温度からの放射温度測定を可能とした。
【0046】また、上記温度測定波長を用いたことによ
り、ウエハの種類によらず300℃から500℃の範囲
において±5℃の誤差範囲内での温度計測が可能であっ
た。
【0047】更に基板内の温度分布を測定する場合に
は、上記ロッドを数本使用することにより、同時に数箇
所の温度を測定することができる。また、本基板温度測
定装置より少なくとも基板内一点の絶対温度を把握する
と同時に、本基板温度測定装置と基板面内の放射光の相
対強度分布を測定することにより、基板面内の温度分布
の測定ができ、面内の加熱制御を可能とし、基板内の膜
厚分布及び膜質均一性を向上することができる。
【0048】以上、実施例では、本発明の半導体基板の
温度測定方法及びその装置を半導体製造プロセスの中の
CVDプロセスに適用した例を説明したが、これに限定
されるものではなく、ランプアニールプロセス,熱酸化
プロセス,プラズマCVDプロセス等の工程における基
板温度測定装置として適用することができ、顕著な効果
を奏する。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、第一に、半導体製造プ
ロセスにおける基板加熱中の基板放射温度測定におい
て、ノイズ成分を低減し、S/N比を向上させ、低温度
より測定することができる半導体基板の温度測定方法及
びその装置を提供することができる。
【0050】第二に、カットフィルタへの熱負荷量を低
減し、長期に亘る測定を可能とすることにより、本発明
の半導体基板温度測定方法及びその装置を量産装置に適
用することができる。
【0051】第三に、本発明の半導体基板温度測定方法
及びその装置を用いることにより、再現性の良い基板処
理が可能となる。
【0052】第四に、本発明の半導体基板温度測定方法
及びその装置を用いることにより、基板内の膜厚及び膜
質均一性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の半導体基板温度測定装置の
全体構成図。
【図2】Si分光放射率の温度依存性を示す特性図。
【図3】Planckの黒体放射の式に基づいて算出される各
温度における放射エネルギ密度の波長依存特性図。
【図4】従来の温度測定装置の構成図。
【図5】検出素子の直前に載置する温度計用フィルタの
透過特性図。
【図6】光源と基板との間に載置するフィルタの透過特
性図。
【図7】温度計内部の光検出部の構成図。
【図8】反射型フィルタにおける透過特性の入射角依存
性を表わす特性図。
【図9】本温度測定装置を用いた時のウエハ温度の計測
値と熱電対表値の比較を示す線図。
【符号の説明】
100…CVDリアクタ、101…ガスシャワー、10
2…半導体基板、103…光源ユニット、104…光源ラ
ンプ、105…反射鏡、106…光透過窓、107…吸
収型フィルタ、108…反射型フィルタ、109…水冷
用チューブ、110…光伝送ロッド、111…干渉フィ
ルタ、112…Siフォトダイオード、113…アン
プ、114…光ファイバ、400…石英製光透過窓、7
00…光ファイバ、701…検出素子、702…レン
ズ、702′…レンズ、703…反射型フィルタ、70
4…球面状反射型フィルタ、705…吸収型フィルタ。
フロントページの続き (72)発明者 内田 憲宏 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】隔離された雰囲気内に設置され、光源によ
    って加熱された半導体基板の温度を、上記基板からの放
    射光を効率良く取り込む導光体と、取り込んだ光を輸送
    するための光輸送媒体と、光輸送媒体より出射される光
    を検出する検出素子と、素子検出波長域を限定するため
    のフィルタによって測定する装置において、検出波長を
    1.2μm 以下とすると共に、その検出波長を吸収また
    は反射するフィルタを上記基板と上記光源との間に載置
    することにより、光源から雰囲気内に入射される検出波
    長成分を遮蔽してS/N比を向上させることを特徴とす
    る半導体基板の温度測定装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体基板の温度測定装置
    において、前記基板と光源との間に載置するフィルタと
    して、吸収型フィルタと反射型フィルタの双方を有する
    ことを特徴とする半導体基板の温度測定装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の半導体基板の温度測定装置
    において、前記基板と光源との間に載置するフィルタへ
    の熱負荷を分散させるため、フィルタを2枚以上用いる
    ことを特徴とする半導体基板の温度測定装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の半導体基板の温度測定装置
    において、前記基板と光源との間に載置するフィルタに
    は、光源からの光が斜め入射したことにより生じる波長
    シフト分に応じてカット波長域を広域化させた反射型フ
    ィルタを用いたことを特徴とする半導体基板の温度測定
    装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の半導体基板の温度測定装置
    において、前記基板と光源との間に載置するフィルタを
    水冷あるいは空冷する冷却機構を有し、フィルタへの熱
    負荷を低減させることを特徴とする半導体基板の温度測
    定装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載の半導体基板の温度測定装置
    において、光輸送媒体のN.A.を0.5以上,透過率を
    95%/m,径を0.5mm以上とし、光の輸送効率を向
    上させることにより、検出素子の検出量を増大させ、測
    定感度を向上させることを特徴とする半導体基板の温度
    測定装置。
  7. 【請求項7】請求項1記載の半導体基板の温度測定装置
    において、光輸送媒体のN.A.より算出される開口角を
    2θ,光輸送媒体と検出素子との距離をrとすると、検
    出素子の径dをd>2rtanθ とすることにより、上記
    光輸送媒体からの出射光全てを検出素子に受光させ、測
    定感度を向上させたことを特徴とする半導体基板の温度
    測定装置。
  8. 【請求項8】請求項1及び6または7記載の半導体基板
    の温度測定装置において、測定感度を向上させたことに
    より、温度測定波長幅域を200nm以下とし、即ちフ
    ィルタのカット幅を短くし、フィルタへの熱負荷を低減
    させたことを特徴とする半導体基板の温度測定装置。
  9. 【請求項9】請求項1記載の半導体基板の温度測定装置
    において、前記素子検出波長域を限定するための反射型
    フィルタに対して、光輸送媒体より出射される光を垂直
    に入射させ、上記フィルタへの斜め入射による波長シフ
    トを回避したことを特徴とする半導体基板の温度測定装
    置。
  10. 【請求項10】隔離された雰囲気内に設置され、光源に
    よって加熱された半導体基板の温度を、基板からの放射
    光を効率良く取り込む導光体と、取り込んだ光を輸送す
    るための光輸送媒体と、光輸送媒体より出射される光を
    検出する検出素子と、素子検出波長域を限定するための
    フィルタとを用いて測定する温度測定方法において、検
    出波長を1.2μm 以下とすると共に、その検出波長を
    吸収または反射するフィルタを上記基板と上記光源との
    間に載置することにより、光源から雰囲気内に導入され
    る検出波長成分を遮蔽してS/N比を向上させることを
    特徴とする半導体基板の温度測定方法。
  11. 【請求項11】請求項10記載の半導体基板の温度測定
    方法において、前記基板と光源との間に載置するフィル
    タとして、吸収型フィルタと反射型フィルタを組み合わ
    せることにより、光源からの光がフィルタに入射する時
    の入射角に依らず、S/N比を向上させることを特徴と
    する半導体基板の温度測定方法。
  12. 【請求項12】請求項10記載の半導体基板の温度測定
    方法において、前記基板と光源との間に載置するフィル
    タを2枚以上用い、フィルタへの熱負荷を分散させるこ
    とにより、長期に亘る基板の温度測定を可能とすること
    を特徴とする半導体基板の温度測定方法。
  13. 【請求項13】請求項10記載の半導体基板の温度測定
    方法において、前記基板と光源との間に載置するフィル
    タには、光源からの光が斜め入射したことにより生じる
    波長シフト分に応じてカット波長域を広域化させた反射
    型フィルタを用い、S/N比を向上させることを特徴と
    する半導体基板の温度測定方法。
  14. 【請求項14】請求項10記載の半導体基板の温度測定
    方法において、前記基板と光源との間に載置するフィル
    タを水冷あるいは空冷する冷却機構を有し、フィルタへ
    の熱負荷を低減させ、長期に亘る基板の温度測定を可能
    とすることを特徴とする半導体基板の温度測定方法。
  15. 【請求項15】請求項10記載の半導体基板の温度測定
    方法において、光輸送媒体のN.A.を0.5以上,透過
    率を95%/m,径を0.5mm以上とし、光の輸送効率
    を向上させることにより、検出素子の検出量を増大さ
    せ、測定感度を向上させたことを特徴とする半導体基板
    の温度測定方法。
  16. 【請求項16】請求項10記載の半導体基板の温度測定
    方法において、光輸送媒体のN.A.より算出される開口
    角を2θ,光輸送媒体と検出素子との距離をrとする
    と、検出素子の径dをd>2rtanθ とすることによ
    り、上記光輸送媒体からの出射光全てを検出素子に受光
    させ、測定感度を向上させたことを特徴とする半導体基
    板の温度測定方法。
  17. 【請求項17】請求項10及び15または16記載の半
    導体基板の温度測定方法において、測定感度を向上させ
    たことにより、温度測定波長幅域を200nm以下と
    し、即ちフィルタのカット幅を短くし、フィルタへの熱
    負荷を低減させ、長期に亘る温度測定を可能とすること
    を特徴とする半導体基板の温度測定方法。
  18. 【請求項18】請求項10記載の半導体基板の温度測定
    方法において、前記素子検出波長域を限定するための反
    射型フィルタに対して、光輸送媒体より出射される光を
    垂直に入射させ、上記フィルタへの斜め入射による波長
    シフトを回避し、S/N比を向上させることを特徴とす
    る半導体基板の温度測定方法。
  19. 【請求項19】請求項1に記載の半導体基板の温度測定
    箇所を2箇所で行い、基板面内の温度分布を測定するこ
    とを特徴とする半導体基板の温度測定方法。
  20. 【請求項20】請求項1に記載の半導体基板の温度測定
    装置より測定した絶対温度と、基板面から放射される光
    の相対強度分布測定値より、基板面内の温度分布を測定
    することを特徴とする半導体基板の温度測定方法。
  21. 【請求項21】請求項10記載の半導体基板の温度測定
    方法において、個々の基板の放射率を測定し、その測定
    値と検出光量より各基板の温度を算出し、温度測定精度
    を向上させることを特徴とする半導体基板の温度測定方
    法。
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