JPH10103297A - ヒータ内蔵ポンプ - Google Patents

ヒータ内蔵ポンプ

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JPH10103297A
JPH10103297A JP26184496A JP26184496A JPH10103297A JP H10103297 A JPH10103297 A JP H10103297A JP 26184496 A JP26184496 A JP 26184496A JP 26184496 A JP26184496 A JP 26184496A JP H10103297 A JPH10103297 A JP H10103297A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
housing
cylindrical part
discharge port
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP26184496A
Other languages
English (en)
Inventor
Takefumi Hirafuji
武文 平藤
Tatsuya Hoshino
達也 星野
Tomoaki Inai
友昭 井内
Yusuke Inoue
裕介 井上
Masaru Tomisaka
勝 冨阪
Atsushi Osawa
敦 大澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH10103297A publication Critical patent/JPH10103297A/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ハウジング12の気水分離室24内に環状の
ヒータ26を配置し、インペラ34の回転時に発熱させ
る。すると、ハウジング12の吸込口14から吸い込ま
れた水は、ハウジング12内でヒータ26によって所定
温度に加熱され、その後、吐出口16から吐出される。 【効果】 温水循環路を形成するときにコストの削減や
スペースの有効利用を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はヒータ内蔵ポンプに関
し、特にたとえば床暖房等の温水循環路を形成する、ヒ
ータ内蔵ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示す従来の温水循環路では、ポン
プ1の吸込口2と吐出口3とに管路が接続され、吐出口
3に接続される管4の途中にヒータ5が設けられる。そ
して、ポンプ1の吐出口3から吐出された水をヒータ5
の部分で加熱することによって、所定温度の温水を循環
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、ポンプ
1とは別にヒータ5を設けるときに配管部品等を用いる
必要があるので、コスト高であるという問題点があっ
た。また、そのような温水循環路では、ヒータ5によっ
て多くのスペースが占められるということもあった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、安
価に温水循環路を形成でき、しかもコンパクトである、
ヒータ内蔵ポンプを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、吸込口と吐
出口とを形成したハウジングを含むポンプにおいて、ハ
ウジングにヒータを取り付けて吸込口から吸い込まれた
水を吐出口から吐出されるまでに加熱するようにしたこ
とを特徴とする、ヒータ内蔵ポンプである。
【0006】
【作用】吸込口からハウジング内に吸い込まれた水は、
ハウジングに取り付けられたヒータによって吐出口から
吐出されるまでに加熱されるので、温水循環路の途中
に、別の配管部品を用いてヒータを設ける必要がない。
また、従来、ポンプとは別に設置されるヒータが占めて
いたスペースが確保される。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、ポンプとヒータとが
一体であって、ヒータを設ける際に別途の配管部品等が
必要ないので、安価に温水循環路を形成できる。また、
従来、ヒータが占めていたスペースを有効に利用でき
る。さらに、ハウジング内を流れる水はヒータに沿う流
れを形成するので、熱効率がよい。
【0008】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】図1に示すこの実施例のヒータ内蔵ポンプ1
0は、温水循環路等に接続するためのものであって、上
部に配置されて円筒状に形成され、プラスチック等の合
成樹脂からなる自吸式のハウジング12を含む。ハウジ
ング12の上面中央には、循環路に接続するために、さ
らに上方に延びる吸込口14が、また、ハウジング12
の上面周縁部には吸込口14と同様の形状を有する吐出
口16が設けられる。吸込口14からは、連続するよう
にハウジング12内を下方に向かって延びる円筒部18
が形成される。
【0010】円筒部18とハウジング12の外周を形成
する外筒部20とのほぼ中間位置には内筒部22が形成
され、外筒部20と内筒部22との間に形成される円筒
状の空間である、気水分離室24内に吐出口16が連通
される。また、内筒部22と円筒部18との間には、円
筒状のタンク室25が形成される。気水分離室24の下
部には、ニクロム線等を環状に形成したヒータ26が配
置される。ヒータ26は、外筒部20の下部に形成され
て気水分離室24と外部空間とを連通する孔20aに、
封水部材を介して取り付けられる接続端子28に接続さ
れ、接続端子28は図示しない外部電源と接続される。
また、吐出口16の内部には、気水分離室24内を下方
に向かってヒータ26の近傍まで延びる平板であって、
水をスムーズに吐出するための整流板30が設けられ
る。
【0011】ハウジング12の下端面には、分離板32
およびインペラ34を収容するインペラ収容部36をこ
の順に挟んで、さらにステータハウジング38がボルト
・ナット40を用いて固定される。分離板32の中央に
は、吸込口14からの水を円筒部18を通して取り入れ
る入口32aが形成され、一方、分離板32の周縁部で
あって吐出口16に対応する位置には、出口32bが形
成される。また、分離板32の周縁部であって気水分離
室24に対応する所定位置には、少なくとも1つの環状
孔32cが形成される。
【0012】インペラ収容部36に収容されるインペラ
34の中央上部には、水の取入口34aが形成される。
一方、インペラ34の下部には、連結部42を介してロ
ータ44が取り付けられ、インペラ34,連結部42お
よびロータ44によって回転部46が構成される。ま
た、インペラ収容部36におけるインペラ34の側面の
吐出口16に対応する位置には、分離板32の出口32
bに水を導くための流路36aが形成される。
【0013】ステータハウジング38の上面には、内面
半球形のロータ収容部38aが形成される。ロータ収容
部38aの中央部には、支持部38bが突出して設けら
れ、その上端部にはセラミック等からなるボール38c
が固着される。そして、ボール38c上には、回転部4
6の連結部42の下部に設けられる軸受42cを介し
て、回転部46が回転可能に支持される。また、ステー
タハウジング38の下部には図示しないステータが収容
される。
【0014】動作において、図示しない電源スイッチを
オンしてポンプ10を作動すると、ステータハウジング
38内のステータによって発生される回転磁界によって
回転部46のロータ44が回転され、それに伴いインペ
ラ34も回転される。それと同時に、ハウジング12内
のヒータ26に通電され発熱される。インペラ34が回
転されると、その周辺に溜まった水と空気とが混合さ
れ、インペラ収容部36に形成される流路36aおよび
分離板32に形成される出口32bを通してハウジング
12の気水分離室24内に導かれる。
【0015】そして、気水分離室24内へ導かれた空気
は、整流板30によって整流され、スムーズに吐出口1
6から排出される。一方、気水分離室24内へ導かれた
水は、環流孔32cを通して再びインペラ34の周辺に
導かれる。この水は、インペラ34の周辺の空気と再度
混合されて、流路36aから出口32bを通して気水分
離室24内へ導かれる。そのような動作を繰り返すうち
に吸込口14から水が吸入され始め、気水分離室24内
が満水状態となり、揚水運転に移行する。
【0016】揚水運転時には、出口32bから流出され
た水は、インペラ34の遠心力によって気水分離室24
内をヒータ26に沿うように回転しながら上方に導か
れ、このときヒータ26によって所定温度に加熱され
る。その後、整流板30に案内されて吐出口16からス
ムーズに吐出され温水循環路内に供給される。ポンプ1
0の電源スイッチをオフして停止すると、いわゆるサイ
フォン現象によって循環路内の水が逆流され、吐出口1
6から空気が取り込まれ、気水分離室24内の水位が徐
々に低下する。そして、空気が分離板32の入口32a
からタンク室25内へ流入すると、サイフォン現象は破
られる。このとき、タンク室25内には十分な量の水が
残され、この水が次の運転(自吸運転)のための呼び水
として用いられる。
【0017】この実施例によれば、ハウジング12内に
ヒータ26を設置するので、ポンプ10に接続される管
路に、別体のヒータや配管部品を設ける必要がなく、安
価である。また、従来、ヒータを設置していたスペース
を有効に利用できる。さらに、ハウジング12内を流れ
る水は、ヒータ26の形状(環状)に沿うように流れる
ので、効率よく水を加熱できる。
【0018】図2に示す他の実施例のポンプ50は、図
1実施例で示したポンプ10のハウジング12を変形し
た(自吸式でない)ハウジング52を含む。ハウジング
52に取り付けられる環状のヒータ54は、ハウジング
52におけるインペラ56の直上に形成される環状の収
容部52a内に配置され、接続端子54aを介して図示
しない外部電源と接続される。したがって、ポンプ50
の吸込口52bから吸い込まれた水は、インペラ56内
の流路を通過後にヒータ54の表面に達し直接的に加熱
された後に、吐出口52cから吐出される。
【0019】一方、図3に示すその他の実施例のポンプ
60は、砲金等の鋳物からなる金属製のハウジング62
の肉部に環状のヒータ64を鋳込んだものである。ここ
で、ヒータ64は接続端子64aを介して図示しない外
部電源と接続される。ハウジング62の吸込口66から
吐出口68までの流路は直線的に形成される。そして、
ヒータ64を発熱させるとヒータ64によってハウジン
グ62の肉部自体が加熱され、その熱をハウジング62
やインペラ70の流路内に流れる水へ伝導させることに
よって、間接的に水を温める。
【0020】図2および図3実施例においても、ハウジ
ング52または62内にヒータ54または64を一体的
に設けるので、温水循環路を形成するときのコストの低
減やスペースの有効利用を図ることができる。なお、図
1〜図3で示したヒータ26,54および64の種類と
しては、たとえば、シーズヒータ,パイプヒータ,セラ
ミックヒータあるいはフレキシブルヒータ等が挙げられ
る。
【0021】また、そのような各種類のヒータの形状と
しては、環状のもの以外に円筒状,棒状,その他任意の
形状のものを利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】この発明の他の実施例を示す図解図である。
【図3】この発明のその他の実施例を示す図解図であ
る。
【図4】従来技術を示す図解図である。
【符号の説明】
10,50,60 …ヒータ内蔵ポンプ 12,52,62 …ハウジング 14,52b,66 …吸込口 16,52c,68 …吐出口 24 …気水分離室 26,54,64 …ヒータ 28,54a,64a …接続端子 34,56,70 …インペラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 裕介 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タビニルパイプ工場内 (72)発明者 冨阪 勝 大阪府浪速区敷津東1丁目2番47号 クボ タラング株式会社内 (72)発明者 大澤 敦 大阪府浪速区敷津東1丁目2番47号 クボ タラング株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸込口と吐出口とを形成したハウジングを
    含むポンプにおいて、 前記ハウジングにヒータを取り付けて前記吸込口から吸
    い込まれた水を前記吐出口から吐出されるまでに加熱す
    るようにしたことを特徴とする、ヒータ内蔵ポンプ。
JP26184496A 1996-10-02 1996-10-02 ヒータ内蔵ポンプ Pending JPH10103297A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26184496A JPH10103297A (ja) 1996-10-02 1996-10-02 ヒータ内蔵ポンプ

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JP26184496A JPH10103297A (ja) 1996-10-02 1996-10-02 ヒータ内蔵ポンプ

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ID=17367541

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JP26184496A Pending JPH10103297A (ja) 1996-10-02 1996-10-02 ヒータ内蔵ポンプ

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US12049907B2 (en) 2019-09-03 2024-07-30 Guangdong Midea White Home Appliance Technology Innovation Center Co., Ltd. Heating pump and cleaning device with same

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