JPH0992071A - 表面実装型リードスイッチの製造方法 - Google Patents

表面実装型リードスイッチの製造方法

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Publication number
JPH0992071A
JPH0992071A JP24938895A JP24938895A JPH0992071A JP H0992071 A JPH0992071 A JP H0992071A JP 24938895 A JP24938895 A JP 24938895A JP 24938895 A JP24938895 A JP 24938895A JP H0992071 A JPH0992071 A JP H0992071A
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JP
Japan
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terminal
glass tube
reed switch
state
heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP24938895A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kondo
幸一 近藤
Haruyuki Ogiwara
春幸 荻原
Masanori Baba
正典 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagano Fujitsu Component Ltd
Original Assignee
Nagano Fujitsu Component Ltd
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Publication date
Application filed by Nagano Fujitsu Component Ltd filed Critical Nagano Fujitsu Component Ltd
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Publication of JPH0992071A publication Critical patent/JPH0992071A/ja
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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
  • Manufacture Of Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は表面実装型リードスイッチの製造方
法に関し、品質に関する信頼性が高い表面実装型リード
スイッチを製造することを課題とする。 【解決手段】 リード端子部が形成され、且つ、端子と
なる予定の部分に予め、潰し加工し、且つ、潰し加工に
よる加工硬化を除去する熱処理をした端子部材41を準
備する。この端子部材41に対して、ガラス管23を封
着し、封着後は、端子部材のうち該ガラス管より突き出
ており、既に潰し加工してある部分25Aを、表面実装
型の形状に曲げ加工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表面実装型リードス
イッチの製造方法に係わり、特に、機器のセンサ素子と
して使用されており、プリント板に表面実装される表面
実装型リードスイッチの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の1例の表面実装型リード
スイッチの製造方法を示す。先ず、リード接点部形成工
程10を行う。ここでは、素材である丸棒の一端側を潰
して、リード接点部20を形成する。これによって、端
子部材21が準備される。22は、端子となる予定部分
であり、丸棒のままである。
【0003】次に、封着工程11を行う。ここでは、2
つの端子部材21を、そのリード接点部20の先端が対
向した状態で一直線状に整列させて位置決めし、ガラス
管23の両端側を端子部材21に封着する。24は封着
部である。この封着によって、リード接点部20がガラ
ス管23内に封入され、端子予定部分22がガラス管2
3より外側に突き出た状態となる。
【0004】次に、潰し加工工程12を行う。ここで
は、プレス機を使用して、端子予定部分22を潰し、偏
平とする。これにより、薄くて細い幅の帯状部25が形
成される。最後に、曲げ加工工程13を行う。ここで
は、プレス機を使用して、帯状部25をクランク状に曲
げる。これにより、端子26が形成され、表面実装型リ
ードスイッチ27が完成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の表面
実装型リードスイッチの製造方法によれば、以下の問題
点があった。 1.潰し加工により、帯状部25は加工硬化しており、
その分その後の曲げ加工を高い荷重で行う必要がある。
【0006】2.上記(1)と関連し、曲げ加工を高い荷
重で行うことによって、封着部24に無理な応力が加わ
り易くなり、封着部24にクラックが発生し易い。クラ
ックが発生すると、ガラス管23内の気密が損なわれ、
表面実装型リードスイッチの信頼性が低下する。
【0007】3.上記(1)と関連し、曲げ加工をむりに
行うことによって、端子部材21が軸線に関して回転す
る方向にずれ易い。端子部材21が軸線に関して回転す
る方向にずれると、対向しているリード部20の向きず
れ、リードスイッチの動作特性に影響がでる。
【0008】そこで、本発明は、上記課題を解決した表
面実装型リードスイッチの製造方法を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、リー
ド端子部が形成され、且つ、端子となる予定の部分に予
め潰し加工した端子部材に対して、ガラス管を封着し、
封着後は、端子部材のうち該ガラス管より突き出てお
り、既に潰し加工してある部分を、表面実装型の形状に
曲げ加工する構成としたものである。
【0010】請求項2の発明は、リード端子部が形成さ
れ、且つ、端子となる予定の部分に予め、潰し加工し、
且つ、潰し加工による加工硬化を除去する熱処理をした
端子部材に対して、ガラス管を封着し、封着後は、端子
部材のうち該ガラス管より突き出ており、既に潰し加工
してある部分を、表面実装型の形状に曲げ加工する構成
としたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例になる表
面実装型リードスイッチの製造方法を示す。図1中、図
2に示す構成部分と同一部分には同一符号を付し、図2
に示す構成部分と対応する部分には添字Aを付した符号
を付す。
【0012】先ず、リード接点部・帯状部形成工程30
を行う。ここでは、プレス機を使用して、素材である丸
棒の両方の端側を潰して、偏平とし、リード接点部20
と、薄くて細い幅の帯状部25を同時に形成する。これ
によって、プレス加工済み端子部材40が準備される。
帯状部25の成形は、リード接点部20を形成する加工
と同時に行われ、帯状部25は従来にくらべて作業工数
を増やさず形成される。素材である丸棒は、52アロイ
(Ni;52%,Fe;残)であり、径が0.3から
0.6mmのものである。
【0013】次に、熱処理工程31を行う。ここでは、
プレス加工済み端子部材40を加熱、徐冷して、帯状部
25に生じていた加工硬化が除去される。これによっ
て、熱処理済み端子部材41が製造される。25Aは、
熱処理済み帯状部であり、加工硬化が除去されている。
22Aは、端子となる予定部分であり、加工硬化が除去
された熱処理済み帯状部25Aよりなる。
【0014】以上により、熱処理済み端子部材41が準
備される。次に、封着工程32を行う。ここでは、2つ
の熱処理済み端子部材41を、そのリード接点部20の
先端が対向した状態で一直線状に整列させて位置決め
し、ガラス管23の両端側を端子部材41に封着する。
24Aは封着部である。この封着によって、リード接点
部20がガラス管23内に封入され、端子予定部分22
Aがガラス管23より外側に突き出た状態となる。
【0015】最後に、曲げ加工工程33を行う。ここで
は、プレス機を使用して、熱処理済み帯状部25Aをク
ランク状に曲げる。これにより、端子26Aが形成さ
れ、表面実装型リードスイッチ27Aが完成する。ここ
で、熱処理済み帯状部25Aは工程30におけるプレス
加工による加工硬化が除去された状態にあるため、曲げ
加工工程33においてプレス機がかける荷重は、従来の
曲げ加工工程においてプレス機がかける荷重より低くて
済む。
【0016】プレス機がかける荷重が低いため、封着部
24に加わる応力は従来に比べて小さくなり、封着部2
4にクラックが発生することが効果的に防止される。よ
って、表面実装型リードスイッチ27Aは、ガラス管2
3内の気密を損なう虞れなく製造される。
【0017】また、プレス機がかける荷重が低いため、
端子部材41が軸線に関して回転する方向にずれて、対
向しているリード端子部20の向きがずれてしまうとい
うことが起きない。よって、表面実装型リードスイッチ
27Aは、リードスイッチの動作特性を変えてしまう虞
れなく製造される。
【0018】従って、本実施例の製造方法によれば、従
来の製造方法に比べて、信頼性が高く、且つ、動作特性
のばらつきのない表面実装型リードスイッチを製造出来
る。また、封着工程32の後には、従来は、潰し加工工
程と曲げ加工工程との2つの工程が必要であったのに対
して、曲げ加工工程33だけであるため、表面実装型リ
ードスイッチを従来に比べて、作業性良く製造できる。
【0019】なお、上記の熱処理工程31が無い製造で
もよい。この場合の製造方法によっても、封着工程32
の後には、曲げ加工工程33だけで足り、表面実装型リ
ードスイッチを従来に比べて、作業性良く製造できる。
【0020】
【発明の効果】上述の如く、請求項1の発明は、リード
端子部が形成され、且つ、端子となる予定の部分に予め
潰し加工した端子部材に対して、ガラス管を封着し、封
着後は、端子部材のうち該ガラス管より突き出ており、
既に潰し加工してある部分を、表面実装型の形状に曲げ
加工する構成であるため、封着後には、曲げ加工だけで
足り、封着後に潰し加工と曲げ加工とを行っていた従来
に比べて、表面実装型リードスイッチを作業性良く製造
できる。
【0021】請求項2の発明は、リード端子部が形成さ
れ、且つ、端子となる予定の部分に予め、潰し加工し、
且つ、潰し加工による加工硬化を除去する熱処理をした
端子部材に対して、ガラス管を封着し、封着後は、端子
部材のうち該ガラス管より突き出ており、既に潰し加工
してある部分を、表面実装型の形状に曲げ加工する構成
であるため、曲げ加工においてプレス機がかける荷重
は、従来の曲げ加工工程においてプレス機がかける荷重
より低くて済み、よって、封着部に加わる応力は従来に
比べて小さくなり、封着部にクラックが発生することが
効果的に防止される。これにより、表面実装型リードス
イッチをガラス管内の気密を損なう虞れなく製造でき
る。
【0022】また、プレス機がかける荷重が低いため、
端子部材が軸線に関して回転する方向にずれて、対向し
ているリード端子部の向きがずれてしまうということが
起きない。よって、表面実装型リードスイッチをリード
スイッチの動作特性を変えてしまう虞れなく製造出来
る。
【0023】また、封着後には、曲げ加工だけで足り、
封着後に潰し加工と曲げ加工とを行っていた従来に比べ
て、表面実装型リードスイッチを作業性良く製造でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例になる表面実装型リードスイ
ッチの製造方法を説明する図である。
【図2】従来の1例になる表面実装型リードスイッチの
製造方法を説明する図である。
【符号の説明】
20 リード接点部 22A 端子となる予定部分 23 ガラス管 24A 封着部 25 帯状部 25A 熱処理済み帯状部 26A 端子 27A 表面実装型リードスイッチ 30 リード接点部・帯状部形成工程 31 熱処理工程 32 封着工程 33 曲げ加工工程 40 プレス加工済み端子部材 41 熱処理済み端子部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リード端子部が形成され、且つ、端子と
    なる予定の部分に予め潰し加工した端子部材に対して、
    ガラス管を封着し、封着後は、端子部材のうち該ガラス
    管より突き出ており、既に潰し加工してある部分を、表
    面実装型の形状に曲げ加工する構成としたことを特徴と
    する表面実装型リードスイッチの製造方法。
  2. 【請求項2】 リード端子部が形成され、且つ、端子と
    なる予定の部分に予め、潰し加工し、且つ、潰し加工に
    よる加工硬化を除去する熱処理をした端子部材に対し
    て、ガラス管を封着し、封着後は、端子部材のうち該ガ
    ラス管より突き出ており、既に潰し加工してある部分
    を、表面実装型の形状に曲げ加工する構成としたことを
    特徴とする表面実装型リードスイッチの製造方法。
JP24938895A 1995-09-27 1995-09-27 表面実装型リードスイッチの製造方法 Pending JPH0992071A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100950924B1 (ko) * 2008-07-03 2010-04-01 주식회사 세명전자 자석감지기용 센서부의 제조방법 및 이를 이용한 센서부
CN111681895A (zh) * 2020-06-04 2020-09-18 四川泛华航空仪表电器有限公司 陶瓷干簧管的制备方法

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KR100950924B1 (ko) * 2008-07-03 2010-04-01 주식회사 세명전자 자석감지기용 센서부의 제조방법 및 이를 이용한 센서부
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