JPH0974367A - 高周波装置 - Google Patents

高周波装置

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JPH0974367A
JPH0974367A JP22619095A JP22619095A JPH0974367A JP H0974367 A JPH0974367 A JP H0974367A JP 22619095 A JP22619095 A JP 22619095A JP 22619095 A JP22619095 A JP 22619095A JP H0974367 A JPH0974367 A JP H0974367A
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input
high frequency
signal
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JP22619095A
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Inventor
Masakatsu Yasuda
雅克 安田
Yoshihiro Nakajima
吉啓 中島
Yasuhiro Hirano
安博 平野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の独立した回路機能を有する小型化され
た高周波装置に関するものである。 【構成】 略同一寸法を有するとともに各々独立した機
能を有する第1の回路部101と第2の回路部102と
が包含された金属製の筐体103を設け、前記第1の回
路部101と前記第2の回路部102は各々独立した入
出力端子104,105を有するとともに、前記第1の
回路部101と前記第2の回路部102とは略平行に装
着された構成としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波信号を処理する
複数の独立した回路機能を有する高周波装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の回路機能を有する高周波装
置は、一枚のプリント基板上に各々独立した回路機能で
あるチューナ部と復調部とを形成し、これを一つの金属
製の筐体内に実装していた。なお、これに類する技術と
して例えば、USP4,689,825号公報がある。
しかし、一つの筐体内に異なる回路機能を有する回路部
を集約してしまうと、仕向地等によってチューナ部或い
は復調部のいずれかの仕様が異なる度に、それに対応す
る高周波装置を用意しなければならず、その管理等は大
変なものであった。
【0003】そこで、各々独立した回路毎に一つの独立
した金属製の筐体に実装し、それを必要に応じて筐体側
面側で連結することにより実質的に多品種に対応するこ
とも行われていた。この場合、第1の回路部の出力を第
2の回路部の入力に能率よく供給するため各回路は一直
線上に配列されていた。なお、これに類する技術として
例えば特開平6−284024号公報がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の構成では一方向にのみ長くなる構成となり、こ
の高周波装置が載置される親基板の外形寸法や設計自由
度に大きな制約を課するものであった。
【0005】本発明はこのような問題点を解決するもの
で、親基板の設計自由度を大きくするとともに小型化さ
れた高周波装置を提供することを目的としたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の高周波装置は、略同一寸法を有する各々独立
した機能を有する第1の回路部と第2の回路部とが包含
された金属製の筐体を設け、前記第1の回路部と前記第
2の回路部は各々独立した入出力端子を有するととも
に、前記第1の回路部と前記第2の回路部とは略平行に
装着された構成としたものである。
【0007】
【作用】この構成により、略同一の外形寸法をしている
第1の回路部と第2の回路部とが略平行に装着されてい
るので、小型化されるとともに親基板へ装着時の長さ方
向は小さくなり、親基板の設計自由度を増すことができ
る。
【0008】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例にお
ける高周波装置の斜視図である。また図2は、そのブロ
ック図である。
【0009】図1において、本発明の高周波装置は、第
1の回路部101と、向かい合わせて成る第2の回路部
102を包含する一体化された金属製の筐体103と、
各々の回路部に接続される入出力端子104,105,
接続コネクタ106,同軸コネクタ107とで構成され
ている。この第1の回路部101と第2の回路部102
とは略同一寸法であるとともにそれぞれ独立した機能を
有している。また、第1の回路部101と第2の回路部
102とは略平行に配置されている。第1の回路部10
1と、第2の回路部102のそれぞれのプリント基板の
大きさが等しい必要はなく、第1の回路部101および
第2の回路部102全体として略等しい外形寸法である
ことが重要である。
【0010】このように、第1の回路部101と第2の
回路部102とは、金属製の筐体103内に略平行に配
置されているので、高周波装置の小型化が実現できると
ともに、一方向にのみ長くなることはないので、親基板
に実装するに際しては親基板の設計自由度が増す。
【0011】また、106は接続コネクタであり、第1
の回路部101と第2の回路部102とをプリント基板
上で連結するものである。この接続コネクタ106は第
1の回路部101と第2の回路部102の対応した位置
であればどこにでも植設することができる。したがっ
て、プリント基板の設計自由度が増すとともに高周波的
に望ましい位置で信号を授受することができる。
【0012】図2に本発明の高周波装置の電気回路を示
す。図1および図2において、107は同軸コネクタで
あり、筐体103の内部の第2の回路部102と筐体1
03の外部の回路とを接続する端子である。また、10
4は筐体103内部の第1の回路部101と筐体103
外部の回路とを接続する入出力端子である。105は筐
体103の内部の第2の回路部102と筐体103の外
部の回路とを接続する入出力端子である。一方、106
は筐体103の内部の第1の回路部101と、筐体10
3の内部の第2の回路部102とを接続するコネクタで
ある。なお、108,109,110および、111,
112,113はそれぞれ第1の回路部101および第
2の回路部102の回路ブロックを示す。
【0013】第1の回路部101と第2の回路部102
はそれぞれ独立した機能を有するとともに、電気的には
接続コネクタ106を介して接続されており、接続コネ
クタ106を分離することでそれぞれ単独で独立して使
用することもできる。
【0014】(実施例2)図3は、衛星放送受信機用高
周波装置の一実施例のブロック図である。図3におい
て、320は高周波信号を選局した後FM復調する第1
の回路部であり、321はFM復調された信号をディジ
タル復調する第2の回路部である。301と302は高
周波入力端子であり、この入力端子301と302は高
周波切り替えスイッチ303に接続されている。このス
イッチ303は入力端子313より入力された切り替え
信号により、高周波入力端子301あるいは高周波入力
端子302のいずれかの高周波信号が選択され、混合回
路(以下、MIXという)304に接続されている。3
14は選局PLL回路306の制御信号入力端子であ
り、このPLL回路306で発振回路305を制御し
て、MIX304から固定のIF信号を得るための発振
周波数が得られるように動作する。MIX304はスイ
ッチ303からの入力信号と発振回路305からの発振
信号の差の周波数のIF信号を出力する。MIX304
から出力されたIF信号は、バンドパスフィルタ(以
下、BPFという)307を介して、必要な帯域のみが
選択され、FM復調回路308に入力される。FM復調
回路308で復調された信号は接続コネクタ316を介
して、第2の回路部321に接続される。一方、FM復
調回路308からはAFC制御信号が出力端子315を
介して外部回路へ出力される。
【0015】第1の回路部320の接続コネクタ316
から出力されたIF信号は分岐される。一方のIF信号
はビデオ回路309に入力される。そしてこのビデオ回
路309でディエンファシス、ディスパーサル信号除去
・増幅等がなされ、出力端子317を介して外部回路へ
出力される。他方のIF信号は、QPSK復調回路31
0に入力され、ビットストリーム出力信号を得る。この
ビットストリーム信号は、PCM復調回路311に入力
される。このPCM復調回路311でPCM復調、エラ
ー訂正、音声信号とデータ信号の分離がなされる。そし
て音声信号は、D/Aコンバータ312に入力され、ア
ナログの音声信号として、出力端子318を介して外部
回路へ出力される。また、データ信号は、出力端子31
9を介して外部回路へ出力される。
【0016】(実施例3)図4は、図1の高周波装置か
ら第1の回路部101および第1の回路部101に備え
られていた入出力端子104を取りはずした高周波装置
の斜視図である。このように図4の高周波装置は第2の
回路部102単独で独立して使用できる。
【0017】なお、この筐体103内には第1の回路部
101を単独で実装してもよい。このことにより、部品
の標準化・共用化等を図ることができる。
【0018】(実施例4)図5は、第1の回路部101
を包含する金属製の第1の筐体501と、第2の回路部
102を包含する金属製の第2の筐体502の接続をす
る前の状態の斜視図である。第1の筐体501と第2の
筐体502との一方の辺(第1の回路部101と、第2
の回路部102が実装されたプリント基板と平行の面)
の連結面には、延在部503が設けられ、この延在部5
03には角孔504が設けられている。また他方の辺の
連結面には弾性を有する延在部506が設けられてい
る。一方、第2の筐体502の連結面には、延在部50
5が設けられている。この延在部505は筐体501の
延在部503に設けられた角孔504に嵌合する。ま
た、第2の筐体502の連結面に設けられた凹部507
は、筐体501の延在部506と圧着嵌合するように筐
体502を凹まして形成している。この延在部503と
505、または延在部506と凹部507の連結により
連結部を形成している。なお、この連結部は筐体の連結
後、延在部505を折りまげることにより、より確実に
連結することもできる。また、前記折りまげ部をハンダ
付けしてもよい。もちろん延在部506と凹部507の
連結部もハンダ付けをしてもよい。このように、第1の
回路部101と第2の回路部102とは、それぞれ別体
の筐体501,502内に実装されているので、管理が
容易となる。
【0019】(実施例5)図6は、第1の回路部101
を包含する第1の筐体501と、第2の回路部102を
包含する第2の筐体502の接続をする前の状態の側面
図である。第1の筐体501は第2の筐体502に嵌合
し、第2の回路部102の第1の回路部101との対向
面側の1部または全部を金属板601で覆っている。こ
の金属板601により、第1の回路部101と第2の回
路部102の信号の相互干渉を防ぐことができる。ま
た、それぞれの回路部を単独で使用する場合、第1の筐
体501にも第2の筐体502と同様に金属板を設ける
ことにより、それぞれの金属板が、それぞれの筐体のシ
ールドカバーとなり、筐体外への不要な輻射を防ぐこと
ができる。
【0020】図7は、第1の回路部101を包含する第
1の筐体501と、第2の回路部102を包含する第2
の筐体502の接続をする前の状態の側面図である。第
1の筐体501は第2の筐体502に嵌合し、第2の回
路部102と第1の回路部101との対向面側の1部ま
たは全部を覆う電波吸収板701を備えている。これ
は、対向面側の1部または全部に電波吸収材を張りつけ
た金属板701であっても良い。いずれにしてもこの電
波吸収材により、第1の回路部101と第2の回路部1
02の信号の相互干渉を防ぐことができる。
【0021】(実施例6)図8は、同軸コネクタ801
の心線部を、第1の回路部101に取付部803にて接
続し、同軸コネクタ802の心線部を、第2の回路部1
02に取付部804にて接続する。もちろん同軸コネク
タ801は、第2の回路部102と接続されてもよい
し、また、同軸コネクタ802は、第1の回路部101
と接続されてもよい。ここで取付部803および804
はハンダ付けしている。
【0022】このように、第1の回路部101或いは第
2の回路部102から同軸コネクタ801,802で外
部との信号接続ができる。また、筐体103の一方の側
面に設けた同軸コネクタ801と他方の側面に設けた同
軸コネクタ802の中心線を合わせることにより、筐体
103の厚み方向を略同軸コネクタの直径まで小さくす
ることができる。
【0023】図9は、同軸コネクタ901の心線部を、
第1の回路部101に設けられた貫通孔902を介し
て、第2の回路部102に取付部903にてハンダ付け
にて接続する。このとき同軸コネクタ901の心線部は
貫通孔902にて第1の回路部101と絶縁されてもよ
いし、ハンダ付けにより接続されてもよい。
【0024】このようにすれば、一方の水平面(プリン
ト基板と平行な面)に複数の同軸コネクタを集めること
ができる。しかも、この一方向に設けた同軸コネクタと
第1の回路部101、第2の回路部102への接続が容
易に可能となる。
【0025】(実施例7)図10は、衛星放送受信機用
高周波装置のブロック図である。図10において101
6は衛星放送からの信号を受信するダウンコンバータが
実装された第1の回路部であり、1017はこのダウン
コンバータからの信号を復調するFM復調部が実装され
た第2の回路部である。1001は高周波入力端子であ
り、広帯域増幅回路1002に接続されている。この広
帯域増幅回路1002の出力はMIX1003に接続さ
れる。1015は選局PLL回路1005の制御信号入
力端子であり、発振回路1004を制御して、MIX1
003から固定の出力IF信号を得るための発振周波数
が得られるように動作する。MIX1003は広帯域増
幅回路1002からの入力信号と発振回路1004から
の発振信号の差の周波数のIF信号を出力する。MIX
1003から出力されたIF信号は、IF増幅回路10
06を介して、コネクタ1007に接続される。そして
このIF信号は第2の回路部1017に向かって出力さ
れる。
【0026】第1の回路部1016のコネクタ1007
から出力されたIF信号は、第2の回路部1017のB
PF1008にて必要な帯域のみが選択され、IF増幅
回路1009を介して位相比較回路1010の一方の入
力に入力される。電圧制御発振回路1013からの発振
信号が位相比較回路1010の他方の入力に入力され、
位相比較回路1010はIF増幅回路1009からの入
力信号と電圧制御発振回路1013からの発振信号の位
相差信号を出力する。電圧制御発振回路1013からの
発振信号の位相差信号は直流増幅回路1011を介して
ループフィルタ1012に入力され、必要な帯域を選択
された後出力端子1014より出力される。また、ルー
プフィルタ1012の出力は電圧制御発振回路1013
の制御信号として発振位相を制御する。そして、位相比
較回路1010からの位相差信号が最小になるように、
位相比較回路1010と直流増幅回路1011とループ
フィルタ1012と電圧制御発振回路1013の閉ルー
プが動作する。この動作により、出力端子1014から
の出力は位相比較回路1010に入力された周波数変調
信号を復調した出力になる。
【0027】そして、第1の実施例と同様に第1の回路
部1016と第2の回路部1017は電気的にはコネク
タ1007を介して接続されており、コネクタ1007
を分離することでそれぞれ単独でチューナ部および復調
部として独立に使用することができる。
【0028】(実施例8)図11は、デジタル放送受信
機用高周波装置のブロック図である。図11において、
1118は入力されたディジタル放送波を選局する第1
の回路部であり、1117はその選局された信号をディ
ジタル復調する第2の回路部である。1101は高周波
入力端子であり、広帯域増幅回路1102に接続されて
いる。この広帯域増幅回路1102の出力はMIX11
03に接続される。1116は選局PLL回路1105
の制御信号入力端子であり、発振回路1104を制御し
て、MIX1103から固定のIF信号を得るための発
振周波数が得られるように動作する。MIX1103は
広帯域増幅回路1102からの入力信号と発振回路11
04からの発振信号の差の周波数のIF信号を出力す
る。MIX1103から出力されたIF信号は、IF増
幅回路1106、コネクタ1107を介して第2の回路
部1117に接続される。
【0029】第1の回路部1118のコネクタ1107
から第2の回路部1117へ出力されたIF信号は、第
2の回路部1117のBPF1108にて必要な帯域の
みが選択され、IF増幅回路1109を介して第1の位
相比較回路1110と第2の位相比較回路1111の一
方の入力にそれぞれ入力される。デジタル復調回路11
14からの制御信号にて位相制御された電圧制御発振回
路1113からの出力が位相変移回路1112を介し
て、90°位相変移されて位相比較回路1110の他方
の入力に入力される。第1の位相比較回路1110はI
F増幅回路1109からのIF信号出力と位相変移回路
1112からの発振出力との位相誤差信号を出力し、ク
ワドラフェーズ信号(Q信号)としてデジタル復調回路
1114に接続される。電圧制御発振回路1113から
の出力はさらに第2の位相比較回路1111の他方の入
力に入力される。第2の位相比較回路1111はIF増
幅回路1109からのIF信号出力と電圧制御発振回路
1113からの発振出力との位相誤差信号を出力し、イ
ンフェーズ信号(I信号)としてデジタル復調回路11
14に接続される。デジタル復調回路1114からデジ
タル復調信号が出力端子1115を介して出力される。
さらに、デジタル復調回路1114から電圧制御発振回
路1113の制御信号が出力される。
【0030】そして、実施例1と同様に第1の回路部1
118と第2の回路部1117は電気的にはコネクタ1
107を介して接続されており、コネクタ1107を分
離することでそれぞれ単独で独立して使用することもで
きる。
【0031】(実施例9)図12は、地上波放送受信機
用高周波装置のブロック図である。図12において、1
221は地上波を受信して選局する第1の回路部であ
り、1222はこの選局された信号を復調する第2の回
路部である。1201は高周波入力端子であり、VHF
とUHFの分配回路1202に接続されている。この分
配回路1202の第1の出力はVHFの増幅回路120
3を介してVHFのMIX1205に接続される。分配
回路1202の第2の出力はUHFの増幅回路1204
を介してUHFのMIX1206に接続される。121
0は選局PLL回路1209の制御信号入力端子であ
り、VHF発振回路1207とUHF発振回路1208
を制御して、VHFのMIX1205とUHFのMIX
1206からそれぞれ固定のIF信号を得るための発振
周波数が得られるように動作する。ここで、UHFのM
IX1206のIF出力はVHFのMIX1205に入
力され、このときにVHFのMIX1205はIF増幅
回路として動作する。VHFのMIX1205の出力は
IF増幅回路1211で増幅された後、コネクタ121
2を介して第2の回路部1222に接続される。
【0032】第1の回路部1221のコネクタ1212
から第2の回路部1222へ入力されたIF信号は、第
1のBPF1213にて映像信号の復調に必要な帯域の
みが選択され、第1のIF増幅回路1214を介して映
像の復調回路1215に接続される。映像の復調回路1
215から映像信号の復調出力が出力端子1216を介
して出力される。コネクタ1212から入力されたIF
信号はさらに第2のBPF1217を通った後、第2の
IF増幅回路1218で増幅されて音声の復調回路12
19に接続される。音声の復調回路1219から音声の
復調出力が出力端子1220を介して出力される。
【0033】そして、実施例1と同様に第1の回路部1
221と第2の回路部1222は電気的にはコネクタ1
212を介して接続されており、コネクタ1212を分
離することでそれぞれ単独で独立して使用することもで
きる。
【0034】(実施例10)図13は、高周波フロント
エンドのブロック図である。図13において、1307
は第1の回路部であり、1314は第2の回路部であ
る。第1の回路部1307と第2の回路部1314は共
に高周波信号を受信して選局した後、復調する高周波装
置であり、例えばテレビ番組の受像と裏番組の録画とを
同時に行うことができるものである。次に各回路部の詳
細を説明する。1301は第1の高周波入力端子であ
り、第1のMIX回路1302に接続されている。13
04は第1の選局PLL回路1303の制御信号入力端
子であり、第1のMIX回路1302から固定のIF信
号を得るための周波数制御を行う。第1のMIX回路1
302からの出力は第1の復調回路1305に接続され
る。第1の復調回路1305にて復調された信号は第1
の出力端子1306を介して出力される。
【0035】1308は第2の高周波入力端子であり、
第2のMIX回路1309に接続されている。1311
は第2の選局PLL回路1310の制御信号入力端子で
あり、第2のMIX回路1309から固定のIF信号を
得るための周波数制御を行う。第2のMIX回路130
9からの出力は第2の復調回路1312に接続される。
第2の復調回路1312にて復調された信号は第2の出
力端子1313を介して出力される。
【0036】(実施例11)図14は、高周波フロント
エンドのブロック図である。第1の回路部1407と第
2の回路部1414は共に、入力信号を変調して高周波
信号に変換する高周波装置である。図14において、第
1の回路部1407の第1の入力端子1406を介して
入力された信号は第1の変調回路1405にて変調さ
れ、第1のMIX回路1402に接続される。1404
は第1の選局PLL回路1403の制御信号入力端子で
あり、第1のMIX回路1402から固定のRF信号を
得るための周波数制御を行う。第1のMIX回路140
2の出力は第1の高周波出力端子1401を介して出力
される。
【0037】第2の回路部1414の第2の入力端子1
413を介して入力された信号は第2の変調回路141
2にて変調され、第2のMIX回路1409に接続され
る。1411は第2の選局PLL回路1410の制御信
号入力端子であり、第2のMIX回路1409から固定
のRF信号を得るための周波数制御を行う。第2のMI
X回路1409の出力は第2の高周波出力端子1408
を介して出力される。
【0038】なお、実施例10に示す受信装置の第1の
回路部1307または第2の回路部1314のいずれか
と実施例11に示す送信装置の第1の回路部1407ま
たは第2の回路部1414のいずれかとが組み合わされ
る場合もあることはいうまでもない。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明の高周波装置によ
れば、略同一寸法を有するとともに各々独立した機能を
有する第1の回路部と第2の回路部とが包含された金属
製の筐体を設け、前記第1の回路部と前記第2の回路部
は各々独立した入出力端子を有するとともに、前記第1
の回路部と前記第2の回路部とは略平行に装着された構
成としたものである。したがって、略同一の外形寸法を
している第1の回路部と第2の回路部とを略平行に装着
されているので、小型化されるとともに親基板へ装着時
の長さ方向は小さくなり、親基板の設計自由度を増すこ
とができる。
【0040】また、第1の回路部と、第2の回路部の組
み合わせは任意であるので小品種で、しかも多種の機能
が実現でき、設計、生産、管理は必要最小限の個別機能
回路部の品種で良い。
【0041】更に、第1の回路部と、第2の回路部は独
立した機能毎に一体化されているので、組み合わせの調
整後の管理も容易になる。
【0042】更にまた、別体化して単体で提供すること
も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による高周波装置の斜視
【図2】同、ブロック図
【図3】同、第2の実施例における衛星放送受信機用高
周波装置のブロック図
【図4】同、第3の実施例における第2の回路部のみを
装着した高周波装置の斜視図
【図5】同、第4の実施例における分離状態の高周波装
置の斜視図
【図6】同、第5の実施例における分離状態の高周波装
置の側面図
【図7】同、第5の実施例による他の例による分離状態
の高周波装置の側面図
【図8】同、第6の実施例における高周波装置の側面図
【図9】同、第6の実施例による他の例による高周波装
置の側面図
【図10】同、第7の実施例における衛星放送受信機用
高周波装置のブロック図
【図11】同、第8の実施例におけるデジタル放送受信
機用高周波装置のブロック図
【図12】同、第9の実施例における地上波放送受信機
用高周波装置のブロック図
【図13】同、第10の実施例における高周波フロント
エンドのブロック図
【図14】同、第11の実施例における高周波フロント
エンドの第2の実施例のブロック図
【符号の説明】
101 第1の回路部 102 第2の回路部 103 筐体 104 入出力端子 105 入出力端子 106 接続コネクタ 107 同軸コネクタ

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略同一寸法を有するとともに各々独立し
    た機能を有する第1の回路部と第2の回路部とが包含さ
    れた金属製の筐体を設け、前記第1の回路部と前記第2
    の回路部は各々独立した入出力端子を有するとともに、
    前記第1の回路部と前記第2の回路部とは略平行に装着
    された高周波装置。
  2. 【請求項2】 第1の回路部と第2の回路部とを連結す
    るコネクタを前記第1の回路部を実装するプリント基板
    或いは前記第2の回路部を実装するプリント基板の少な
    くとも一方に植設した請求項1記載の高周波装置。
  3. 【請求項3】 第1の回路部と第2の回路部との間に金
    属板を設けた請求項1記載の高周波装置。
  4. 【請求項4】 第1の回路部と第2の回路部との間に電
    波吸収部材を設けた請求項1記載の高周波装置。
  5. 【請求項5】 第1の同軸コネクタと第2の同軸コネク
    タとを筐体側面に設け、各々の同軸コネクタの心線部を
    各々第1の回路部と第2の回路部の入力端子に接続した
    請求項1記載の高周波装置。
  6. 【請求項6】 同軸コネクタを筐体平面部に設け、この
    同軸コネクタの心線部は第1の回路部を貫通して第2の
    回路部に接続された請求項1記載の高周波装置。
  7. 【請求項7】 同軸コネクタを筐体平面部に複数個設け
    た請求項6記載の高周波装置。
  8. 【請求項8】 第1の回路部は、高周波信号の入力端子
    と、この入力端子に接続された広帯域増幅回路と、この
    広帯域増幅回路の出力に一方の入力が接続された混合回
    路と、この混合回路の出力に接続された中間周波数増幅
    回路と、この中間周波数増幅回路の出力に接続された出
    力コネクタと、制御信号入力端子に接続されたPLL回
    路と、このPLL回路に接続された発振回路と、この発
    振回路の出力が前記混合回路の他方の入力に接続される
    とともに、前記第2の回路部は、前記出力コネクタに接
    続されるバンドパスフィルタと、このバンドパスフィル
    タの出力に接続された中間周波数増幅回路と、この中間
    周波数増幅回路の出力が一方の入力に接続された位相比
    較回路と、この位相比較回路の出力に接続された直流増
    幅回路と、この直流増幅回路の出力に接続されたループ
    フィルタと、このループフィルタの出力に接続された出
    力端子と、前記ループフィルタと前記位相比較回路の他
    方の入力との間に接続された電圧制御発振回路で構成さ
    れた請求項1記載の高周波装置。
  9. 【請求項9】 第1の回路部は、高周波信号の入力端子
    と、この入力端子に接続された広帯域増幅回路と、この
    広帯域増幅回路の出力に一方の入力が接続された混合回
    路と、この混合回路の出力に接続された中間周波数増幅
    回路と、この中間周波数増幅回路の出力に接続された出
    力コネクタと、制御信号入力端子に接続されたPLL回
    路と、このPLL回路に接続された発振回路と、この発
    振回路の出力が前記混合回路の他方の入力に接続される
    とともに、前記第2の回路部は、前記出力コネクタに接
    続されるバンドパスフィルタと、このバンドパスフィル
    タの出力に接続された中間周波数増幅回路と、この中間
    周波数増幅回路の出力が一方の入力に接続された第1の
    位相比較回路及び第2の位相比較回路と、この第1の位
    相比較回路の出力に接続されたデジタル復調回路と、こ
    のデジタル復調回路の出力に接続された出力端子と、前
    記デジタル復調回路に接続された電圧制御発振回路と、
    この電圧制御発振回路の出力に接続された位相変移回路
    と、この位相変移回路の出力は前記第1の位相比較回路
    の他方の入力に接続されるとともに、前記電圧制御発振
    回路の出力は前記第2の位相比較回路の他方の入力に接
    続された請求項1記載の高周波装置。
  10. 【請求項10】 入力された高周波信号を選局してFM
    復調する第1の回路部と、このFM復調された信号をデ
    ィジタル信号に復調する第2の回路部とを備えた請求項
    1記載の高周波装置。
  11. 【請求項11】 入力された地上波を受信して選局する
    第1の回路部と、この選局された信号を復調する第2の
    回路部とを備えた請求項1記載の高周波装置。
  12. 【請求項12】 第1の回路部と第2の回路部とはとも
    に入力された高周波信号を選局した後、その信号を復調
    する請求項1記載の高周波装置。
  13. 【請求項13】 第1の回路部と第2の回路部とはとも
    に入力された信号を変調した後、その信号を高周波信号
    に変換する請求項1記載の高周波装置。
  14. 【請求項14】 第1の回路部に送信装置を実装すると
    ともに、第2の回路部に受信装置を実装した請求項1記
    載の高周波装置。
  15. 【請求項15】 独立した機能を有する第1の回路部が
    包含された第1の筐体と、この第1の筐体と略同一寸法
    を有するとともに独立した機能を有する第2の回路部が
    包含された第2の筐体とを有し、前記第1の筐体と第2
    の筐体とは着脱自在な連結部で略平行に接続されるとと
    もに、前記第1の回路部の出力と前記第2の回路部の入
    力とはコネクタで接続された高周波装置。
  16. 【請求項16】 第1の回路部と第2の回路部とを連結
    するコネクタを前記第1の回路部を実装するプリント基
    板或いは前記第2の回路部を実装するプリント基板の少
    なくとも一方に植設した請求項15記載の高周波装置。
  17. 【請求項17】 第1の回路部と第2の回路部との間に
    金属板を設けた請求項15記載の高周波装置。
  18. 【請求項18】 第1の回路部と第2の回路部との間に
    電波吸収部材を設けた請求項15記載の高周波装置。
  19. 【請求項19】 連結部は第1の筐体から延在した延在
    部と、この延在部で嵌合する第2の筐体に設けられた孔
    とで構成された請求項15記載の高周波装置。
  20. 【請求項20】 連結部は第1の筐体から延在した延在
    部と、この延在部で嵌合する第2の筐体に設けられた凹
    部とで構成された請求項15記載の高周波装置。
  21. 【請求項21】 同軸コネクタを筐体平面部に設け、こ
    の同軸コネクタの心線部は第1の回路部を貫通して第2
    の回路部に接続された請求項15記載の高周波装置。
  22. 【請求項22】 同軸コネクタを筐体平面部に複数個設
    けた請求項21記載の高周波装置。
  23. 【請求項23】 第1の回路部は、高周波信号の入力端
    子と、この入力端子に接続された広帯域増幅回路と、こ
    の広帯域増幅回路の出力に一方の入力が接続された混合
    回路と、この混合回路の出力に接続された中間周波数増
    幅回路と、この中間周波数増幅回路の出力に接続された
    出力コネクタと、制御信号入力端子に接続されたPLL
    回路と、このPLL回路に接続された発振回路と、この
    発振回路の出力が前記混合回路の他方の入力に接続され
    るとともに、前記第2の回路部は、前記出力コネクタに
    接続されるバンドパスフィルタと、このバンドパスフィ
    ルタの出力に接続された中間周波数増幅回路と、この中
    間周波数増幅回路の出力が一方の入力に接続された位相
    比較回路と、この位相比較回路の出力に接続された直流
    増幅回路と、この直流増幅回路の出力に接続されたルー
    プフィルタと、このループフィルタの出力に接続された
    出力端子と、前記ループフィルタと前記位相比較回路の
    他方の入力との間に接続された電圧制御発振回路で構成
    された請求項15記載の高周波装置。
  24. 【請求項24】 第1の回路部は、高周波信号の入力端
    子と、この入力端子に接続された広帯域増幅回路と、こ
    の広帯域増幅回路の出力に一方の入力が接続された混合
    回路と、この混合回路の出力に接続された中間周波数増
    幅回路と、この中間周波数増幅回路の出力に接続された
    出力コネクタと、制御信号入力端子に接続されたPLL
    回路と、このPLL回路に接続された発振回路と、この
    発振回路の出力が前記混合回路の他方の入力に接続され
    るとともに、前記第2の回路部は、前記出力コネクタに
    接続されるバンドパスフィルタと、このバンドパスフィ
    ルタの出力に接続された中間周波数増幅回路と、この中
    間周波数増幅回路の出力が一方の入力に接続された第1
    の位相比較回路及び第2の位相比較回路と、この第1の
    位相比較回路の出力に接続されたデジタル復調回路と、
    このデジタル復調回路の出力に接続された出力端子と、
    前記デジタル復調回路に接続された電圧制御発振回路
    と、この電圧制御発振回路の出力に接続された位相変移
    回路と、この位相変移回路の出力は前記第1の位相比較
    回路の他方の入力に接続されるとともに、前記電圧制御
    発振回路の出力は前記第2の位相比較回路の他方の入力
    に接続された請求項15記載の高周波装置。
  25. 【請求項25】 入力された高周波信号を選局してFM
    復調する第1の回路部と、このFM復調された信号をデ
    ィジタル信号に復調する第2の回路部とを備えた請求項
    15記載の高周波装置。
  26. 【請求項26】 入力された地上波を受信して選局する
    第1の回路部と、この選局された信号を復調する第2の
    回路部とを備えた請求項15記載の高周波装置。
  27. 【請求項27】 第1の回路部と第2の回路部とはとも
    に入力された高周波信号を選局した後、その信号を復調
    する請求項15記載の高周波装置。
  28. 【請求項28】 第1の回路部と第2の回路部とはとも
    に入力された信号を変調した後、その信号を高周波信号
    に変換する請求項15記載の高周波装置。
  29. 【請求項29】 第1の回路部に送信装置を実装すると
    ともに、第2の回路部に受信装置を実装した請求項15
    記載の高周波装置。
JP22619095A 1995-09-04 1995-09-04 高周波装置 Withdrawn JPH0974367A (ja)

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