JPH0973829A - 照明付きスイッチ - Google Patents

照明付きスイッチ

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JPH0973829A
JPH0973829A JP24866395A JP24866395A JPH0973829A JP H0973829 A JPH0973829 A JP H0973829A JP 24866395 A JP24866395 A JP 24866395A JP 24866395 A JP24866395 A JP 24866395A JP H0973829 A JPH0973829 A JP H0973829A
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JP
Japan
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switch
light
knob
light source
optical path
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JP24866395A
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English (en)
Inventor
Masuo Noda
益生 野田
Kazuyoshi Ishiguro
和義 石黒
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作ノブの表示部を照明する光の光量不足の
解消と光量変化の抑制とを図る。 【解決手段】 操作ノブ25,27と共に前後退するノ
ブボディー36,38は、操作ノブ側で中空部36a,
38aとされており、その両端が開口36c,38c、
開口36d,38dとされている。つまり、開口36
d,38dから中空部36a,38aを経て開口36
c,38cに至るまでを、ランプ39から照射された光
を操作ノブの表示部25a,27aまで導く光路部36
e,38eとする。ノブボディー36,38は、白色の
遮光性ABS樹脂にて成形されており、光路部36e,
38eの内面で光を反射させながら導く。また、ランプ
39を挟んで操作ノブと反対側の壁体63の表面は、光
の反射が可能な反射面64とされており、この反射面6
4で反射した光は開口36d,38dから中空部36
a,38aに入り込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源を内蔵し、該
光源の光で操作ノブの表示部を照明する照明付きスイッ
チに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の照明付きスイッチは、操
作ノブの表示部を照明することで、スイッチのオン・オ
フの状態や夜間におけるスイッチの位置を視認すること
ができるため、種々の分野で多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
照明付きスイッチでは、次のような問題点が指摘される
に至っている。
【0004】まず第1に、表示部を表示する光量が足り
ず、充分な明るさで表示部を照明できない場合があっ
た。このことは、光源と操作ノブとが離間してる場合に
顕著であった。よって、従来は、この光量不足の解消を
図る上で、光源の発する光量自体を多くすることが行な
われていた。しかし、光源、具体的にはランプ形状が大
きくなるため、スイッチの小型化が求められている分野
(例えば、車両の車室内スイッチの分野)では、この小
型化が優先され光量不足の解消は充分ではない場合もあ
った。よって、光源の小型化を図りつつ光量不足を補う
ため、光源と操作ノブの表示部との間に亘って、アクリ
ル等の透光性の樹脂で形成したライトガイドを設置して
ランプからの光を効率よく導くことが行なわれている。
この場合には、ライトガイドのスイッチ内への組み込み
が必要なため工数およびコストの増加を招いていた。
【0005】また、操作ノブが押圧操作されて前後する
押しボタンスイッチでは、特に操作ノブを複数有するス
イッチでは、単一の光源たるランプを用いる都合上、そ
れぞれの操作ノブと光源とを遮蔽物無しに直線配置する
ことができない。よって、ランプとそれぞれの操作ノブ
との相対位置関係がスイッチの操作の前後で異なる。こ
のため、ランプから操作ノブの表示部に至る間の光路の
当該ランプ側末端とランプとの相対位置関係もノブ操作
の前後で異なる。よって、操作ノブの非操作時と操作時
とでは、光量変化が起きる。この場合、ライトガイドを
用いればライトガイドをランプ近くにまで設置すること
で、この光量変化をある程度抑制できるが、ライトガイ
ドを用いない場合には光量変化が著しい。もっとも、ラ
イトガイドを用いる場合には、上記のように工数および
コストの増加を招く。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
され、操作ノブの表示部を照明する光の光量不足の解消
と、操作ノブの非操作時と操作時における光量変化の抑
制とを図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】か
かる課題を解決するため、第1の発明の照明付きスイッ
チは、光源を内蔵し、該光源の光で操作ノブの表示部を
照明する照明付きスイッチであって、前記表示部と前記
光源との間に、光を導く光路部を有し、前記光源から前
記表示部と反対の側に照射される光を前記光路部に反射
して導入する反射光導入部を備える。
【0008】上記構成を有する第1の発明の照明付きス
イッチでは、それまでは表示部と反対の側に照射される
ために表示部への光路部に至らず表示部の照明に用いら
れていなかった光を、反射光導入部で反射して光路部に
導入して表示部の照明に供する。よって、この第1の発
明の照明付きスイッチによれば、操作ノブの表示部を照
明する光の光量不足の解消と、操作ノブの非操作時と操
作時における光量変化の抑制とを図ることができる。ま
た、光源の大型化を要しないので、スイッチの小型化を
も併せて図ることができる。
【0009】上記の構成において、前記光路部は、前記
光源の近傍から前記表示部に至る間に中空領域を区画し
て形成する光路体の前記中空領域とされ、前記中空領域
を区画する区画壁内面は、光の反射が可能な面とされて
いる。
【0010】このように光路体が光の反射が可能な面で
区画する中空領域で表示部に光を至らしめる構成では、
表示部と反対の側に照射されて表示部の照明に用いられ
ていなかった光までもこの中空領域をその区画壁面で反
射しつつ表示部に至らしめる。よって、ライトガイドを
用いることなく光量不足の解消と光量変化の抑制とを図
ることができるので、ライトガイドの組み付け工数およ
びライトガイド自体の部品費が削減できコスト低下を併
せて図ることができる。
【0011】
【発明の他の態様】本発明は、以下のような他の態様を
とることも可能である。第1の態様としては、光源を内
蔵し、該光源の光で操作ノブの表示部を照明する照明付
きスイッチであって、操作ノブに所定の押圧操作が加え
られることで第1の位置から第2の位置に移動し、次の
押圧操作が前記操作ノブに加えられることで前記第2の
位置から前記第1の位置に復帰する第1と第2のスイッ
チ機構を有し、前記第1と第2のスイッチ機構のそれぞ
れの操作ノブに表示部を有し、前記それぞれの表示部と
前記光源との間に、光を導くそれぞれの光路部を有し、
前記光源から前記表示部と反対の側に照射される光を前
記それぞれの光路部に反射して導入する反射光導入部を
備える。
【0012】この第1の態様では、第1の位置と第2の
位置との間で移動する押しボタンスイッチにおける表示
部の照明に際して、表示部と反対の側に照射された光の
導入を通して、光量不足の解消と光量変化の抑制とを図
ることができる。このことは、ライトガイドの有無に拘
らないので、結果的に押しボタンスイッチではライトガ
イドが不要となり、組み付け工数およびライトガイド自
体の部品費の削減を通したコスト低下を図ることができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る照明付きスイ
ッチの実施の形態を、押しボタンスイッチを例に採った
実施例に基づき説明する。
【0014】図1は、本発明の実施例である押しボタン
スイッチ20の外観を示し、その正面図,平面図および
側面図を表わす。押しボタンスイッチ20は、車両のエ
アコンスイッチとして用いられているいわゆる連動スイ
ッチであり、図示するように、ハウジング22内に第1
スイッチ24と第2スイッチ26とを備える。第1スイ
ッチ24はその操作ノブ25を、また、第2スイッチ2
6もその操作ノブ27をそれぞれハウジング22から外
部に突出させている。第1スイッチ24は、エアコンの
メインスイッチであり、その平面図に示すように操作ノ
ブ25には、「A/C」なる表示部25aとONインジ
ケータ部25bとを有する。また、第2スイッチ26
は、エアコンを抑制して運転するいわゆるエコノミーモ
ードスイッチであり、操作ノブ27には、「ECON」
なる表示部27aとONインジケータ部27bとを有す
る。
【0015】ここで、第1スイッチ24,第2スイッチ
26の構成の説明に先立ち、これらスイッチの動作の概
要を説明する。第1スイッチ24,第2スイッチ26
は、その正面図に示すように、それぞれの操作ノブを最
大限突出させた初期位置(図中、第1スイッチ24はこ
の初期位置にある)とこの位置よりハウジング22内に
入り込んだ前進位置(図中、第2スイッチ26はこの前
進位置にある)とを取りえ、操作ノブ(例えば、図示す
る操作ノブ27)に所定の押圧操作が加えられると、初
期位置から前進位置まで移動しその位置に留まる。ま
た、この前進位置にある第2スイッチ26は、その操作
ノブ27に再度押圧操作が加えられると、前進位置から
初期位置に復帰する。第1スイッチ24についても同様
である。
【0016】また、押しボタンスイッチ20は、第1ス
イッチ24と第2スイッチ26とを連動させる後述のキ
ャンセル機構を内蔵し、このキャンセル機構により、次
のようにスイッチを移動させる。図示するように、一方
のスイッチ(第2スイッチ26)が前進位置にある際に
他方のスイッチ(第1スイッチ24)に所定の押圧操作
が加えられると、第1スイッチ24は初期位置から前進
位置まで移動してその位置に留り、それまで前進位置に
あった第2スイッチ26は、操作ノブ27の押圧操作に
拘らず(つまり、操作ノブ27が押圧操作されなくて
も)、前進位置から初期位置に強制的に復帰する。以
下、この強制的な初期位置への復帰を単独操作時の復帰
(単独復帰)と区別するためにキャンセル復帰と呼ぶこ
ととする。
【0017】なお、上記した操作ノブの押圧操作に伴っ
て初期位置から前進位置に前進してその位置に留まる際
には、それぞれの操作ノブは図1に一点鎖線Fで示した
フルストロークの位置まで一旦押し込まれ、その後、一
点鎖線Rに示した前進位置(ロックストローク)の位置
まで戻ってここに留まる。また、操作ノブの押圧操作に
伴って前進位置から初期位置に復帰する際には、それぞ
れの操作ノブは図1に一点鎖線Rに示した前進位置から
一点鎖線Fで示したフルストロークの位置まで改めて押
し込まれ、その後、初期位置に復帰する。
【0018】上記のように動作する押しボタンスイッチ
20は、図1の2−2線断面図である図2に示すよう
に、ハウジング22の内部にボディー28を備える。こ
のボディー28は、ハウジング22の内部に後述するコ
ンタクトホルダ等を所定の状態で収納するために、この
ハウジング22の内部空間を区画する。その区画の様子
を説明すると、ボディー28は、その中央の壁28aに
てハウジング22の内部をその長手方向に上下に区画
し、その上部を第1スイッチ24,第2スイッチ26の
操作部の収納区域とし、下部を両スイッチの可動部材た
るコンタクトホルダ30,32の収納区域とする。この
コンタクトホルダの収納区域は、ボディー28の壁28
bにより左右に分割されており、それぞれの区域に、コ
ンタクトホルダ30とコンタクトホルダ32が収納され
る。そして、コンタクトホルダ30およびコンタクトホ
ルダ32は、この区画された収納区域内で、図中上下に
移動する。なお、本実施例では、ハウジング22やボデ
ィー28を始めとする種々の部材は、重量や生産性を考
慮して適宜な樹脂(例えば、ABS,POM等)にて成
形されている。
【0019】また、ハウジング22内には、図2の3−
3線断面図である図3に示すように、プリント基板34
が組み込み固定されており、このプリント基板34は、
押しボタンスイッチ20のスイッチ接点を備える。な
お、プリント基板34のコネクタ端子34aは、ハウジ
ング22のコネクタ挿入孔22aに配置されている。そ
して、このプリント基板34の上側(図3における左
側)において、上記両スイッチの操作ノブ25,27が
固定されるノブボディー36,38が組み込まれてお
り、このノブボディー36,38は、操作ノブ25,2
7が上記したように押圧操作されると、該当するノブと
共に前後動する(図中上下に移動する)。
【0020】ノブボディー36,38は、操作ノブ2
5,27が固定される側においては中空部36a,38
aとされており、この中空部36a,38aとその一区
画壁(プリント基板34側の壁)で連結した連結片36
b,38bを有し、この連結片36b,38bの先端に
は、コンタクトホルダ30,32がその係合腕31(図
2の第2スイッチ26参照)により係合・固定されてい
る。
【0021】コンタクトホルダ30,32は、ボディー
28がその壁28aや壁28b等で区画する区画区域4
4,46に、それぞればね45,47と共に収納されて
おり、当該区画区域内で上下動自在である。そして、ば
ね45,47は、コンタクトホルダ30,32を常時図
中上方に向けて付勢する。従って、操作ノブ25,27
に押圧操作が加わると、コンタクトホルダ30,32
は、ノブボディー36,38の連結片36b,38bに
よりばね45,47のばね力に反して初期位置から前進
位置に移動する。この場合、図2では、第1スイッチ2
4は初期位置にある状態が表われされており、第2スイ
ッチ26は前進位置にある状態が表わされている。ま
た、コンタクトホルダ30,32の裏側(図3における
右側)には、プリント基板34の図示しない接点を開閉
するためのコンタクト48が固定されている。つまり、
上記したコンタクトホルダ30,32が初期位置と前進
位置とに移動すると、このコンタクト48により接点が
開閉される。
【0022】次に、第1スイッチ24,第2スイッチ2
6の個別の押圧操作により、これら各スイッチの初期位
置と前進位置との間に亘る移動(前進移動および復帰)
を実現する機構について、簡単に説明する。このような
スイッチの移動には、図2,図3に示すように、コンタ
クトホルダ30,32に所定軌跡で形成されたカム溝3
0a,32aとこのカム溝に一端が入り込むロックスプ
リング50,52とばね45,47が関与する。カム溝
30aとカム溝32aは、左右対称に形成されており、
ロックスプリング50,52はその一端がこれらカム溝
の底面に接するよう形成されてハウジング22内に組み
込まれている。また、ロックスプリング50,52のそ
れぞれの他端は、ハウジング22の所定箇所に固定され
ている。そして、第1スイッチ24にあっては、そのカ
ム溝30aの底面の所定箇所、即ち第1スイッチ24が
初期位置に位置するときにロックスプリング50の一端
が入り込んでいる箇所(初期位置規定箇所)と、第1ス
イッチ24が前進位置に位置するときにロックスプリン
グ50の一端が入り込んでいる箇所(前進位置規定箇
所)とでは、カム溝底面は、その他の箇所のカム溝底面
より深い位置決め箇所とされている。
【0023】従って、初期位置にある第1スイッチ24
がその操作ノブ25に押圧操作を受けると、コンタクト
ホルダ30は上記したようにばね45のばね力に反して
連結片36bにより押され、この際、ロックスプリング
50の一端はカム溝30aの初期位置規定箇所から外れ
る。その後、コンタクトホルダ30は、ロックスプリン
グ50の一端をカム溝30aの軌跡に倣わせて区画区域
44内を前進移動する。そして、第1スイッチ24がフ
ルストロークの位置まで押されてその押圧が解除される
と、ロックスプリング50の一端はカム溝30aの前進
位置規定箇所に入り込んでコンタクトホルダ30はこの
ロックスプリング50により前進位置に止め置かれる。
このため、操作ノブ25もこの先進位置に留まる。一
方、前進位置から再度操作ノブ25に押圧操作が加わる
と、ロックスプリング50の一端は前進位置規定箇所か
ら外れるので、その後は、コンタクトホルダ30および
操作ノブ25は、ばね45のばね力を受けて初期位置に
復帰し、その際には、ロックスプリング50の一端は初
期位置規定箇所に再度入り込む。上記した動作とロック
スプリング等の様子は第2スイッチ26でも同様であ
る。
【0024】次に、第1スイッチ24と第2スイッチ2
6のキャンセル復帰を実現するキャンセル機構について
説明する。このキャンセル復帰には、コンタクトホルダ
30,32に設けられた係合突起30b,32bと、キ
ャンセルプレート54が関与する。このキャンセルプレ
ート54は、ボディー28の壁28bに形成された突起
部に挿入されて回動自在であり、第1スイッチ24,第
2スイッチ26のいずれかが押圧操作により初期位置か
ら前進すると、コンタクトホルダ30,32の係合突起
30b,32bにより一方向に回転される。図2に示す
ように第2スイッチ26が前進位置にある場合に第1ス
イッチ24が押圧されると、キャンセルプレート54は
コンタクトホルダ30の係合突起30bに押されて図中
時計回りに回転する。そして、このように回転すると、
キャンセルプレート54は、第2スイッチ26のロック
スプリング52を図中左側に押して、ロックスプリング
52の一端を前進位置規定箇所から外す。これにより、
前進位置にあった第2スイッチ26は、ばね47のばね
力を受けて初期位置に復帰する。第1スイッチ24が前
進位置にある場合に第2スイッチ26が押圧された場合
も同様である。
【0025】上記のようにして前進位置から初期位置に
復帰するコンタクトホルダ30,32は、ボディー28
の壁28aに凸状に設けられたストッパー56,58に
当接して停止し、その際、上記したようにロックスプリ
ング50,52の一端は初期位置規定箇所に入り込む。
【0026】上記したノブボディー36,38の中空部
36a,38aは、操作ノブ25,27側とランプ39
側とでは、それぞれ開口36c,38c、開口36d,
38dとされている。従って、ランプ39側の開口36
d,38dから中空部36a,38aを経て開口36
c,38cに至るまでが、ランプ39から照射された光
を操作ノブの表示部25a,27aまで導く光路部36
e,38eとなる。そして、本実施例では、このノブボ
ディー36,38は白色の遮光性ABS樹脂にて成形さ
れているので、ハウジング22の内部は暗室状態に近い
ことと相まって、表面を白色とするだけで光路部36
e,38eの内面での光の反射効率を高めることができ
る。また、プリント基板34の上面は、やはり反射効率
を高めるためにランプ39の周囲が白色に印刷されてい
る。よって、ランプ39が点灯すると、光路部36e,
38eにおける開口36c,38cと対向する箇所でラ
ンプ39から照射された光は、光路部36e,38eに
直接入り込み、当該光路部の内面を反射しながら開口3
6c,38cからでて表示部25a,27aをその裏面
から照明する。
【0027】ボディー28の壁28aには、ランプ39
に向けて衝立状の壁体63が設けられており、その壁体
63の表面は、光の反射が可能な反射面64とされてい
る。この壁体63の反射面64は、その拡大斜視図であ
る図4に示すように、その中央から左右に分けられて、
別々に屈曲形成されている。そして、反射面64の図3
における右半分は、ノブボディー36の光路部36eに
光を導入させるための反射部とされ、左半分はノブボデ
ィー38の光路部38eに光を導入させるための反射部
とされている。
【0028】従って、操作ノブ25,27の表示部25
a,27aと反対側にランプ39から照射された光は、
この反射面64にて反射してから、ノブボディー36,
38の光路部36e,38eにおける開口36d,38
dに至り、光路部36e,38eに入り込む。その後
は、当該光路部の内面を反射しながら開口36c,38
cからでて表示部25a,27aをその裏面から照明す
る。つまり、それまでは表示部25a,27aと反対の
側に照射されるために表示部の照明に用いられていなか
った光を、反射面64で反射して光路部36e,38e
に導入して表示部25a,27aの照明に供する。この
ことは、図4に示すようにノブボディー36が操作ノブ
25の押圧操作と共にランプ39側に前進した場合でも
同様である。つまり、反射面64で反射した光は、操作
ノブ25,27の押圧操作の有無、換言すれば第1スイ
ッチ24,第2スイッチ26が初期位置にあるか前進位
置にあるかに拘らず、ノブの表示部25a,27aの照
明に用いられる。
【0029】このため、この押しボタンスイッチ20に
よれば、表示部25a,27aを照明する光の光量不足
の解消と光量変化の抑制とを図ることができる。また、
ランプ39の大型化を要しないので、スイッチの小型化
をも併せて図ることができる。更には、光量不足の解消
と光量変化の抑制とを図るに当たりライトガイドを要し
ないので、ライトガイドの組み付け工数およびライトガ
イド自体の部品費の削減を通してコスト低下を図ること
ができる。
【0030】なお、ノブのONインジケータ部25b,
27bは、プリント基板34の有する個別のLEDによ
り照明される(図3にはONインジケータ部25b照明
用のLED25cとレンズ25dを示す)。
【0031】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記の実施例や実施形態になんら限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種
々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【0032】例えば、上記した押しボタンスイッチに限
られるものではなく、内蔵した光源の光で操作ノブの表
示部を照明する照明付きスイッチであれば、なんら限定
を受けない。また、押しボタンスイッチであっても、単
一の操作ノブとノブボディーを有するものであってもよ
い。更には、壁体63を設けることなくボディー28の
壁28aのランプ39側の壁面を反射面として構成する
こともできる。
【0033】また、反射面64は、屈曲形成されている
ものに限られるものではなく、図5に示すように湾曲形
成されてたものであってもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である押しボタンスイッチ20
の外観を示し、その正面図,平面図および側面図を表わ
す外観図。
【図2】図1の2−2線断面図。
【図3】図2の3−3線断面図。
【図4】ボディー28に設けた壁体63の反射面64を
その奏する作用・効果と共に説明するための要部拡大斜
視図。
【図5】壁体63の反射面64の変形例を示す拡大斜視
図。
【符号の説明】
20…押しボタンスイッチ 22…ハウジング 24…第1スイッチ 26…第2スイッチ 25,27…操作ノブ 25a,27a…表示部 25b,27b…ONインジケータ部 28…ボディー 28a…壁 28b…壁 30,32…コンタクトホルダ 34…プリント基板 36,38…ノブボディー 36a,38a…中空部 36c,38c…開口 36d,38d…開口 36e,38e…光路部 39…ランプ 64…反射面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源を内蔵し、該光源の光で操作ノブの
    表示部を照明する照明付きスイッチであって、 前記表示部と前記光源との間に、光を導く光路部を有
    し、 前記光源から前記表示部と反対の側に照射される光を前
    記光路部に反射して導入する反射光導入部を備える。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の照明付きスイッチであっ
    て、 前記光路部は、前記光源の近傍から前記表示部に至る間
    に中空領域を区画して形成する光路体の前記中空領域と
    され、 前記中空領域を区画する区画壁内面は、光の反射が可能
    な面とされている。
JP24866395A 1995-08-31 1995-08-31 照明付きスイッチ Pending JPH0973829A (ja)

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JP (1) JPH0973829A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002126162A (ja) * 2000-10-24 2002-05-08 Sanden System Engineering Kk スロットマシンの停止ボタンスイッチ発光機構

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