JPH0969833A - セル出力装置 - Google Patents

セル出力装置

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JPH0969833A
JPH0969833A JP7221947A JP22194795A JPH0969833A JP H0969833 A JPH0969833 A JP H0969833A JP 7221947 A JP7221947 A JP 7221947A JP 22194795 A JP22194795 A JP 22194795A JP H0969833 A JPH0969833 A JP H0969833A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送路中にセル挿入のための空きセルが存在
しないときでも、一定時間内に入力セルの伝送を行える
ようにすること。 【解決手段】 伝送路の空きセルを検出する空きセル検
出部13と、伝送路に対する所定セルの出力要求がされ
たときに空きセル検出部13によって検出された空きセ
ル位置に当該所定セルを出力するセル出力制御部12と
を備え、さらに、空きセル検出部13の上流側に、所定
の遅延信号に基づいて伝送路に空きセルを挿入する空き
セル生成手段20と、所定セルの出力要求がされた後予
め定められた一定時間経過以内に空きセル検出部13に
よって空きセルが検出されないときには空きセル生成手
段20に遅延信号を出力する空きセル生成制御手段21
とを併設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル通信,デ
ータ伝送等の分野に関し、特にATM(Asynchronous T
ransfer Mode)伝送装置の監視制御機能における、伝送
路へのセル出力装置に関するものである。
【0002】ATM伝送装置においては、監視制御機能
のために、伝送路にOAM(Operation, Administratio
n and Maintenance )セル等の、新たなセルを出力する
ことが必要になる場合がある。
【0003】
【従来の技術】図2は、従来のセル出力装置の構成を示
したものである。従来のセル出力装置は、図2に示すよ
うに、伝送路における入力セル2内の空きセルを監視す
る空きセル検出部13と、セル出力待ち状態において、
空きセル検出部13が出力する空きセル検出情報に基づ
いて、セル出力許可信号14を出力するセル出力制御部
12と、送信用セルデータを蓄積し、セル出力許可信号
14に応じて送信用セル15を送出するセル送信バッフ
ァ10と、入力セル2に対して、送信用セル15を、空
きセル検出部13で検出された空きセルに挿入するセレ
クタ部16とを有している。
【0004】図2に示された従来のセル出力装置の動作
は、次のようなものである。
【0005】伝送路への新規セル出力を行う場合には、
図示されない装置制御部からセル出力要求が行われる
と、空きセル検出部13は入力セル2内の空きセルを監
視して、セル出力のための空きセルを検出する。空きセ
ルが検出された場合は、セル出力制御部12がセル送信
バッファ10に対して、セル出力許可信号14を出力す
る。セル出力許可信号14を受信したセル送信バッファ
10は、送信用セル15を出力し、セレクタ部16は、
空きセル検出部13で検出された空きセルに、送信用セ
ル15を挿入する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のセル出力装置で
は、装置制御部からセル出力要求が行われた場合に、入
力セル内の空きセル検出を行なって、空きセルが検出さ
れたとき、その位置に送信用セルを挿入するようにして
いた。そのため、セル信号待ち状態で、伝送路使用率が
100%に近い場合等、空きセルが僅かしか存在しない
場合には、送信用セルの送出が大きく遅れるか、また
は、送信用セルの送出を行うことができないという問題
があった。
【0007】これに対して、特開平5−292112号
公報においては、複数のVP(Virtual Path)またはV
C(Virtual Channel )ごとに多重化された伝送路で、
各VPまたはVCのセルの挿入要求後に空きセルが到着
したときに、挿入要求が出ているVPまたはVCに対し
て、演算手段によって挿入待ち幅に達するまでの残り時
間を推定演算し、挿入残り時間が最小になるVPまたは
VCに対してセルを挿入することが記載されている。
【0008】しかしながらこのような構成では、演算手
段等が必要になるので、装置構成が複雑化するととも
に、空きセルが存在しないときは、セルの挿入を行うこ
とができないという問題がある。
【0009】また、単純にバッファ等によってセル出力
を待たせるといった方法では、多種のセルが多重された
伝送路上のバッファの場合は、全セルに遅延が発生する
ため、送信用セルとは全く無関係のセルに対しても、そ
の伝送品質が損なわれることになるという問題があっ
た。
【0010】これに対して、特開平4−363939号
公報においては、伝送データのセルを蓄積するバッファ
を任意数備えるとともに、これらバッファから一つを選
択して、蓄積されたセルを順次出力するセル出力装置が
記載されている。このように、各種セル列毎に分離され
たバッファを有する場合には、上述のような問題はない
が、反面、バッファの増加によって、ハードウェア規模
が増大するという問題があった。
【0011】
【発明の目的】本発明は、このような従来技術の課題を
解決しようとするものであって、伝送路へのセル出力要
求が行われた場合に、伝送路中にセル挿入のための空き
セルが存在しないときでも、一定時間内に所定セルの伝
送を行えるようにすることを目的としている。
【0012】また本発明は、セルの強制挿入時に、遅延
が発生するセルを特定のセルのみとすることによって、
試験用セル等の伝送路への送出を迅速に行えるようにす
ることを目的としている。
【0013】さらに本発明は、セル挿入のためのハード
ウエア量が少なくてすむとともに、送信セル数に見合っ
たメモリ容量を確保できれば、一度に多量のセルを出力
することも可能なセル出力装置を提供することを目的と
している。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、第
1の手段として、伝送路の空きセルを検出する空きセル
検出部と、伝送路に対する所定セルの出力要求がされた
ときに空きセル検出部によって検出された空きセル位置
に当該所定セルを出力するセル出力制御部とを備えてい
る。しかも、空きセル検出部の上流側に、所定の遅延信
号に基づいて伝送路に空きセルを挿入する空きセル生成
手段と、所定セルの出力要求がされた後予め定められた
一定時間経過以内に空きセル検出部によって空きセルが
検出されないときには空きセル生成手段に遅延信号を出
力する空きセル生成制御手段とを併設した。
【0015】この第1の手段では、空きセル生成制御手
段が、空きセルが検出されない時間が一定時間を越えた
場合には遅延信号を出力し、これに応じて、空きセル生
成手段が、当該遅延信号を受信したときには伝送路に空
きセルを挿入するため、セル出力制御部は、この空きセ
ル生成手段によって生成された空きセルに所定セルを出
力する。このため、伝送経路に所定セル挿入のための空
きセルが存在しない場合でも、一定時間内に所定セルの
挿入が行われる。
【0016】第2の手段として、第1の手段を特定する
事項に加え、空きセル生成手段が、伝送路から入力され
る入力セルのうち予め指定されたセルを分岐して出力す
ると共に当該分岐出力した分岐セルの元のセル位置を空
きセルに変換する指定セル分岐部と、この指定セル分岐
部によって出力される分岐セルを蓄積すると共に空きセ
ル生成制御手段から遅延信号が出力されたときには当該
遅延信号に応じて分岐セルの出力を遅延させる遅延挿入
メモリ部と、指定セル分岐部からの出力に遅延挿入メモ
リ部から出力された分岐セルを挿入するセル再挿入部と
を備えた。
【0017】第2の手段では、指定セル分岐部が、予め
指定されたセルについて分岐させるため、多種のセルが
多重された伝送路の場合に所定セル挿入によって全体に
遅延が波及することはない。
【0018】第3の手段では、第2の手段を特定する事
項に加え、指定セル分岐部が、セル出力制御部によって
出力される所定セルと同一種のセルを指定セルとして分
岐出力する同種セル分岐機能を備えた。
【0019】第4の手段では、第2の手段を特定する事
項に加え、指定セル分岐部が、セル出力制御部によって
出力される所定セルに対して同一VPIを有するセル列
を指定セルとして分岐出力する同一VPI分岐機能を備
えた。
【0020】第3又は第4の手段では、指定セル分岐部
が、セル出力制御部によって出力される所定セルと同種
のセルを分岐させるため、その他の種類のセルについて
ななんら伝送品質が損なわれることなく通常の伝送が行
われる。
【0021】第5の手段では、第2の手段を特定する事
項に加え、セル再挿入部が、遅延挿入メモリによる遅延
量が「0」であるときには当該遅延挿入メモリから出力
される分岐セルを指定セル分岐部によって当該分岐セル
の元のセル位置に挿入された空きセルに挿入する第1の
挿入機能と、遅延挿入メモリ部から分岐セルが出力され
ない場合には指定セル分岐部によって挿入された空きセ
ルを通過させる第2の挿入機能と、遅延挿入メモリ部に
分岐セルが蓄積されている場合には指定セル分岐部から
の出力のうち空きセルに当該分岐セルを挿入する第3の
挿入機能を備えた。
【0022】第5の手段では、まず、第1の挿入機能に
より、伝送路使用率が極めて高い状態で所定セルを挿入
する場合以外は、通常の伝送が行われる。さらに、第2
の挿入機能により、伝送路使用率が極めて高い状態で所
定セルを挿入する場合には、必要な空きセルが伝送路に
挿入される。また、第3の挿入機能により、伝送路使用
率が極めて高い状態での所定セルの挿入により遅延挿入
メモリ部に蓄積された分岐セルは、伝送路に生じる空き
セルに順次挿入される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明のセル出力装置につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。
【0024】図1は、本発明のセル出力装置の一実施形
態を示したものである。ここでセル出力装置とは、図示
されない装置制御部からセル出力要求が行われた場合
に、伝送路中の空きセルを検出し、検出された空きセル
位置に、指示されたセルを出力するものである。
【0025】本実施形態によるセル出力装置は、伝送路
の空きセルを検出する空きセル検出部13と、伝送路に
対する所定セルの出力要求がされたときに空きセル検出
部13によって検出された空きセル位置に当該所定セル
を出力するセル出力制御部12とを備えている。
【0026】しかも、空きセル検出部13の上流側に、
所定の遅延信号に基づいて伝送路に空きセルを挿入する
空きセル生成手段20と、所定セルの出力要求がされた
後予め定められた一定時間経過以内に空きセル検出部1
3によって空きセルが検出されないときには空きセル生
成手段20に遅延信号を出力する空きセル生成制御手段
21とを併設している。
【0027】さらに、空きセル生成手段20は、伝送路
から入力される入力セルのうち予め指定されたセルを分
岐して出力すると共に当該分岐出力した分岐セルの元の
セル位置を空きセルに変換する指定セル分岐部1と、こ
の指定セル分岐部1によって出力される分岐セルを蓄積
すると共に空きセル生成制御手段から遅延信号が出力さ
れたときには当該遅延信号に応じて分岐セルの出力を遅
延させる遅延挿入メモリ部4と、指定セル分岐部からの
出力に遅延挿入メモリ部4から出力された分岐セルを挿
入するセル再挿入部6とを備えている。
【0028】一方、空きセル生成制御手段21は、空き
セル検出部13からの出力に応じて一定時間の経過を計
時する空きセル監視タイマ11と、この空きセル監視タ
イマ11の出力に基づいて遅延挿入メモリ部4に遅延信
号を出力するメモリ制御部3とを備えている。
【0029】以下、本実施形態においては、特定のVP
I(Virtual Path Identifier )番号を持っ試験セルを
所定セルとして、伝送路に出力する場合の動作について
説明する。
【0030】装置制御部からセル出力要求が行われる
と、指定セル分岐部1は、入力セル2の中から、セル出
力要求が行われたセルと同一のVPI番号を持つセルの
分岐出力を開始し、これによって、入力セル2の分岐元
のセル位置は、空きセルに変換される(同種セル分岐機
能又は同一VPI分岐機能)。
【0031】メモリ制御部3は、遅延挿入メモリ部4の
書込/読出制御を行っており、これによって、遅延挿入
メモリ部4の書込側では、指定セル分岐部1が出力する
分岐セル5が書き込まれ、遅延挿入メモリ部4の読出側
では、遅延挿入メモリ部4に滞留するセルが順に読み出
される。
【0032】遅延挿入メモリ部4が空になると、遅延挿
入メモリ部4からの読み出しが停止し、その場合、遅延
挿入メモリ部4からは空きセルが出力される。セル再挿
入部6は、指定セル分岐部1の出力7内の空きセルを監
視し、空きセルが検出されると、遅延挿入メモリ部4の
出力8を、検出された空きセル位置に挿入する。
【0033】ここで、セル再挿入部6において再挿入さ
れるセルは、分岐セル5が遅延挿入メモリ部4を最短時
間で通過(遅延量0)する場合、指定セル分岐部1で、
分岐処理により変換されたその空きセル位置に、再挿入
できる構造となっており、この場合、入力セル2とセル
再挿入部6の出力9のセル列は同じである(第1の挿入
機能)。言い換えれば、遅延挿入メモリ部4において遅
延挿入を行わない限りは、セル列が保存されている。
【0034】一方、装置制御部からセル出力要求が行わ
れると、セル送信バッファ10には送信セルデータが蓄
積され、空きセル監視タイマ11およびセル出力制御部
12は、空きセル検出待ち状態となる。空きセル検出部
13において、セル出力のための空きセルが検出される
と、セル出力制御部12は、セル送信バッファ10に対
してセル出力許可信号14を送出する。これにより、セ
ル送信バッファ10は送信用セル15を出力し、セレク
タ部16は、送信用セル15を、セル再挿入部6の出力
9内の空きセル検出位置に挿入して出力する。
【0035】空きセル監視タイマ11は、空きセル検出
待ち状態において、予め設定されている時間が経過して
も空きセルが検出されない場合に、メモリ制御部3に対
して、空きセル生成要求信号17を送出する。これによ
り、メモリ制御部3は遅延挿入メモリ部4の読み出しを
停止し、遅延挿入メモリ部4からはセル出力のための空
きセルが出力される(第2の挿入機能)。
【0036】以上、説明したように、本発明のセル出力
装置では、装置制御部からセル出力要求が行われたにも
かかわらず、一時的に伝送路中に空きセルが存在しない
ために、直ちにセル出力を行えないような場合に、セル
送出が可能になるという効果を有している。
【0037】本発明のセル出力装置において、装置制御
部からのセル出力要求時に、空きセル監視タイマ11に
は、伝送路中に空きセルが存在しない場合に、セル出力
を待たせることが可能な最大時間が設定される。この送
信待機時間は、送信セルの伝送路セルに対する優先度、
あるいは送信用セルの出力間隔等を考慮して設定され
る。空きセル監視タイマ11は、設定された時間内は伝
送路セルの伝送を優先し、その設定時間内にセル出力の
ための空きセルが検出できない場合に、空きセル生成要
求信号17を出力する。
【0038】空きセル生成要求信号17を受信したメモ
リ制御部3は、遅延挿入メモリ部4の読み出しを一定時
間停止し、これによって、セル出力に必要となるセル数
分の空きセルが強制的に生成される。すなわち、出力対
象セルと同一のVPI番号を持つセルだけに遅延が挿入
され、そのようにして生成された空きセルがセル再挿入
部6を通過し、そこに従来の処理により送信用セル15
が挿入される。
【0039】なお、セル出力終了直後は、遅延挿入メモ
リ部4の読み出し停止により、一時的に遅延挿入メモリ
部4内に遅延量に相当するセルが滞留することがある
が、通常の伝送路には必ず空きセルが存在していること
から、これらのセルは、セル再挿入部6において、入力
セル2内の空きセル検出ごとに順次減少するため、暫く
した後には、セル再挿入部6の出力9のセル列は、入力
セル2のセルと同じになり、セル出力要求前の状態とな
る(第3の挿入機能)。
【0040】以上説明したように、本発明によれば、伝
送路へのセル出力要求が行われた場合に、伝送路中にセ
ル挿入のための空きセルが存在しない場合に、遅延挿入
メモリ部に対する読み出しを制御することによって、強
制的にセル出力用の空きセルを発生できることと、空き
セル監視タイマを設けたことによって、セル出力要求か
ら一定時間内は入力セルの伝送を優先するとともに、一
定時間経過後は、強制的に空きセルを発生することが可
能である。
【0041】また、単純にバッファでセル出力を待たせ
るといった制御では、強制挿入時に全入力セルに遅延が
発生することになり、伝送品質が損なわれることになる
が、本発明の場合は、強制挿入時に遅延が発生するセル
は、出力対象セルに関連したセル(実施形態の場合は同
一VPIセル)のみであることから、試験用セル等の伝
送路への出力に関して、迅速かつ効果的な処理が可能と
なる。
【0042】さらに、本発明のハードウェア構成は、数
セル程度の小容量のメモリと空きセル監視タイマの追加
によって現実可能であり、ハードウェア規模も大きくな
らない。また、ハードウェア規模が多少は増加するが、
送信セル数に見合ったメモリ容量を確保することができ
れば、一度に多量のセルを出力することも容易であると
いう効果もある。
【0043】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、請求項1記載の発明では、空きセ
ル生成制御手段が、空きセルが検出されない時間が一定
時間を越えた場合には遅延信号を出力し、これに応じ
て、空きセル生成手段が、当該遅延信号を受信したとき
には伝送路に空きセルを挿入するため、セル出力制御部
は、この空きセル生成手段によって生成された空きセル
に所定セルを出力することができ、従って、伝送経路に
所定セル挿入のための空きセルが存在しない場合でも、
一定時間内に所定セルの挿入が行われる。このように、
一定時間内に所定セルの伝送を行うことができる従来に
ない優れたセル出力装置を提供することができる。
【0044】請求項2,3又は4記載の発明では、指定
セル分岐部が、セル出力制御部によって出力される所定
セルと同一種(同一VPI又は予め指定された)セルを
指定セルとして分岐出力するため、多種のセルが多重さ
れた伝送路の場合に所定セル挿入によって全体に遅延が
波及することを有効に防止することができ、しかも、そ
の他の種類のセルについてななんら伝送品質が損なわれ
ることなく通常の伝送が行われる。このように、セルの
強制挿入時に、遅延が発生するセルを特定のセルのみと
することによって、試験用セル等の伝送路への送出を迅
速に行えるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセル出力装置の一実施形態を示す図で
ある。
【図2】従来のセル出力装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 指定セル分岐部 2 入力セル 3 メモリ制御部 4 遅延挿入メモリ部 5 分岐セル 6 セル再挿入部 7 指定セル分岐部1の出力 8 遅延挿入メモリ部4の出力 9 セル再挿入部6の出力 10 セル送信バッファ 11 空きセル監視タイマ 12 セル出力制御部 13 空きセル検出部 14 セル出力許可信号 15 送信用セル 16 セレクタ部 17 空きセル生成要求信号 20 空きセル生成手段 21 空きセル生成制御手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路の空きセルを検出する空きセル検
    出部と、前記伝送路に対する所定セルの出力要求がされ
    たときに前記空きセル検出部によって検出された空きセ
    ル位置に当該所定セルを出力するセル出力制御部とを備
    えたセル出力装置において、 前記空きセル検出部の上流側に、所定の遅延信号に基づ
    いて前記伝送路に空きセルを挿入する空きセル生成手段
    と、前記所定セルの出力要求がされた後予め定められた
    一定時間経過以内に前記空きセル検出部によって空きセ
    ルが検出されないときには前記空きセル生成手段に遅延
    信号を出力する空きセル生成制御手段とを併設したこと
    を特徴とするセル出力装置。
  2. 【請求項2】 前記空きセル生成手段が、前記伝送路か
    ら入力される入力セルのうち予め指定されたセルを分岐
    して出力すると共に当該分岐出力した分岐セルの元のセ
    ル位置を空きセルに変換する指定セル分岐部と、この指
    定セル分岐部によって出力される分岐セルを蓄積すると
    共に前記空きセル生成制御手段から前記遅延信号が出力
    されたときには当該遅延信号に応じて前記分岐セルの出
    力を遅延させる遅延挿入メモリ部と、前記指定セル分岐
    部からの出力に前記遅延挿入メモリ部から出力された分
    岐セルを挿入するセル再挿入部とを備えたことを特徴と
    する請求項1記載のセル出力装置。
  3. 【請求項3】 前記指定セル分岐部が、前記セル出力制
    御部によって出力される所定セルと同一種のセルを指定
    セルとして分岐出力する同種セル分岐機能を備えたこと
    を特徴とする請求項2記載のセル出力装置。
  4. 【請求項4】 前記指定セル分岐部が、前記セル出力制
    御部によって出力される所定セルに対して同一VPIを
    有するセル列を指定セルとして分岐出力する同一VPI
    分岐機能を備えたことを特徴とする請求項2記載のセル
    出力装置。
  5. 【請求項5】 前記セル再挿入部が、 前記遅延挿入メモリによる遅延量が「0」であるときに
    は当該遅延挿入メモリから出力される分岐セルを前記指
    定セル分岐部によって当該分岐セルの元のセル位置に挿
    入された空きセルに挿入する第1の挿入機能と、 前記遅延挿入メモリ部から前記分岐セルが出力されない
    場合には前記指定セル分岐部によって挿入された空きセ
    ルを通過させる第2の挿入機能と、 前記遅延挿入メモリ部に分岐セルが蓄積されている場合
    には前記指定セル分岐部からの出力のうち空きセルに当
    該分岐セルを挿入する第3の挿入機能を備えたことを特
    徴とする請求項2記載のセル出力装置。
  6. 【請求項6】 前記空きセル生成制御手段に予め定めら
    れた時間設定が、送信する所定セルの伝送路に入力され
    た入力セルに対する優先度及び送信用セルの出力間隔に
    応じて設定されたことを特徴とする請求項2記載のセル
    出力装置。
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Cited By (1)

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