JPH0969799A - 自動制御サーキュレータ装置 - Google Patents

自動制御サーキュレータ装置

Info

Publication number
JPH0969799A
JPH0969799A JP7225590A JP22559095A JPH0969799A JP H0969799 A JPH0969799 A JP H0969799A JP 7225590 A JP7225590 A JP 7225590A JP 22559095 A JP22559095 A JP 22559095A JP H0969799 A JPH0969799 A JP H0969799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circulator
signal
receiver
voltage
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7225590A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Saito
茂 齋藤
Tokuyoshi Oba
徳喜 大場
Susumu Nakabayashi
進 中林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ANTENNA GIKEN KK
Original Assignee
ANTENNA GIKEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ANTENNA GIKEN KK filed Critical ANTENNA GIKEN KK
Priority to JP7225590A priority Critical patent/JPH0969799A/ja
Publication of JPH0969799A publication Critical patent/JPH0969799A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transceivers (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Transmitters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナの電気特性の変化や,周囲温度の変
化があった場合でも,十分なアイソレーション特性を確
保できるようにする。また,送受信に使用する周波数が
接近している場合でも,受信が行えるようにする。 【解決手段】 サーキュレータ105の入出力端子とア
ンテナ102との間に配置された電圧可変整合回路10
6と,サーキュレータ105の出力端子から受信機10
3側に漏れてきた漏洩信号S(f1 )を分岐する方向性
結合器107と,分岐した漏洩信号S(f1 )の強さを
モニタし,強さに応じたアナログ信号を出力するモニタ
受信機108と,該アナログ信号に基づいて,前記漏洩
信号S(f 1 )が常に最小となるように電圧可変整合回
路106の整合特性の可変制御を行う整合制御回路10
9とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,送信機と受信機と
の間にサーキュレータを配置し,該サーキュレータを介
して送信機と受信機とで一つのアンテナを共用して使用
する無線通信機において,自局妨害波の障害を最小限に
押さえかつ自局送信波の電力を最大限にアンテナに供給
する自動制御サーキュレータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無線通信機として,例えば,送信
機と受信機との間にサーキュレータを配置し,該サーキ
ュレータを介して送信機と受信機とで一つのアンテナを
共用して使用する無線通信機がある。
【0003】図7は,アンテナを共用して使用する従来
の無線通信機の概略構成を示し,図示の如く,アンテナ
701を共用して使用するために,送信機702と受信
機703との間にサーキュレータ704を挿入し,さら
にサーキュレータ704の出力端子3と受信機703と
の間にフィルタ705を挿入して,送信機702と受信
機703との間のアイソレーション(方向性分離)特性
を確保できるようにしたものである。
【0004】以上の構成において,送信機701から出
力された送信波T(f1 )は,サーキュレータ704の
入力端子1から入出力端子2を介してアンテナ701へ
送られて送信される。このとき,送信波T(f1 )の一
部がサーキュレータ704の入力端子1から出力端子3
へ回り込み,出力端子3から受信機703側に漏れて漏
洩信号S(f1 )となる。
【0005】一方,アンテナ701によって受信された
受信波R(f2 )は,サーキュレータ704の入出力端
子2から出力端子3を介して受信機703側へ出力され
る。したがって,送受信が同時に行われた場合,サーキ
ュレータ704の出力端子3からは,受信波R(f2
と前述した漏洩信号S(f1 )が出力されることにな
る。
【0006】サーキュレータ704の出力端子3から出
力された受信波R(f2 )+漏洩信号S(f1 )は,フ
ィルタ705に入力されて,受信波R(f2 )と漏洩信
号S(f1 )(すなわち,送信波T(f1 ))との周波
数が分離され,漏洩信号S(f1 )が受信波R(f2
よりも小さいレベルに低減された後,受信機703に入
力される。
【0007】一般に,通常の無線通信機は,アイソレー
ション特性に広帯域特性を持たせる必要がある。一方,
通常のサーキュレータ704では,常温でアイソレーシ
ョン特性を最大に調整すると,60〜80dB程度の特
性を得ることができるが,このようにサーキュレータ7
04のアイソレーション特性を最大に調整すると,サー
キュレータ704とアンテナ701間の整合がくずれ易
くなったり,サーキュレータ704内の磁性材料の温度
変化や経年変化によってアイソレーションや整合の劣化
度合いが著しくなる。このため,サーキュレータ704
が本来持っている特性を犠牲にして,アイソレーション
は常温で20〜40dB程度の値になっている。
【0008】したがって,広帯域特性を持たせつつ,十
分なアイソレーション特性を確保するために,サーキュ
レータ704の入出力間のアイソレーション劣化に対し
ては大掛かりなフィルタ705を設けて対処している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来の技術によれば,フィルタを配置することにより,広
帯域特性を持たせつつ,十分なアイソレーション特性の
確保を図っているものの,降雪や暴風雨等の影響により
アンテナの電気特性(放射抵抗,リアクタンス)が変化
した場合,サーキュレータとアンテナとの間の整合がく
ずれるため,アイソレーションが著しく劣化するという
問題点があった。
【0010】また,従来の技術によれば,通常のサーキ
ュレータでは,周囲温度の変化でアイソレーション特性
が劣化すると共に,送信機とアンテナとの間の整合が狂
ってくるため,整合劣化によるアイソレーションの劣化
や,送信の効率劣化が起こるという問題点もあった。
【0011】さらに,従来の技術では,送受信に使用す
る周波数が接近してくると,送受信機間に干渉が発生す
るため,受信が行えないという問題点もあった。
【0012】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て,アンテナの電気特性の変化や,周囲温度の変化があ
った場合でも,十分なアイソレーション特性を確保でき
るようにすることを目的とする。
【0013】また,本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって,アンテナの電気特性の変化や,周囲温度の変
化があった場合でも,十分なアイソレーション特性を確
保できるようにすると共に,送受信に使用する周波数が
接近している場合でも,受信が行えるようにすることを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,請求項1に係る自動制御サーキュレータ装置は,送
信機と受信機との間にサーキュレータを配置し,該サー
キュレータを介して前記送信機と受信機とで一つのアン
テナを共用して使用する無線通信機において,前記サー
キュレータの入出力端子と前記アンテナとの間に配置さ
れた電圧可変整合回路と,前記サーキュレータの出力端
子と前記受信機間に配置され,前記送信機・アンテナ系
の送信波がサーキュレータの出力端子から受信機側に漏
れてきた漏洩信号を分岐する方向性結合器と,前記方向
性結合器で分岐した漏洩信号の強さをモニタし,前記漏
洩信号の強さに応じたアナログ信号を出力するモニタ受
信機と,前記モニタ受信機から出力されたアナログ信号
に基づいて,前記サーキュレータの出力端子から受信機
側に漏れてくる漏洩信号が常に最小となるように前記電
圧可変整合回路の整合特性の可変制御を行う制御回路と
を備えたものである。
【0015】また,請求項2に係る自動制御サーキュレ
ータ装置は,前記制御回路が,前記モニタ受信機から出
力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D
変換器と,前記A/D変換器からデジタル信号を入力
し,前記デジタル信号が最小となるように,前記電圧可
変整合回路に印加するの複数の制御電圧値を可変するマ
イクロコンピュータと,前記マイクロコンピュータから
複数の制御電圧値を入力し,アナログ信号に変換して前
記電圧可変整合回路に印加する複数のD/A変換器とを
備えたものである。
【0016】また,請求項3に係る自動制御サーキュレ
ータ装置は,前記送信機と前記サーキュレータの入出力
端子との間に配置され,所定の識別信号を用いて前記送
信機から出力された送信波に変調を施す変調器と,前記
モニタ受信機と前記制御回路との間に配置され,前記モ
ニタ受信機から出力されたアナログ信号を復調して,前
記識別信号を抽出する識別信号抽出回路とを備え,前記
制御回路が,前記識別信号抽出回路で抽出した識別信号
を入力し,前記識別信号が常に最小となるように前記電
圧可変整合回路の整合特性を可変するものである。
【0017】また,請求項4に係る自動制御サーキュレ
ータ装置は,前記電圧可変整合回路が,コイルと可変容
量ダイオードを組み合わせた構成であるものである。
【0018】また,請求項5に係る自動制御サーキュレ
ータ装置は,前記電圧可変整合回路が,コンデンサの部
分に,可変容量ダイオードと固定容量を組み合わせて合
成するものである。
【0019】また,請求項6に係る自動制御サーキュレ
ータ装置は,前記サーキュレータを一定の温度に保つ恒
温槽を配置したものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下,本発明の自動制御サーキュ
レータ装置について,〔実施例1〕,〔実施例2〕,
〔実施例3〕,〔応用例〕の順で図面を参照して詳細に
説明する。
【0021】〔実施例1〕図1は,実施例1の自動制御
サーキュレータ装置を適用した無線通信機の概略構成を
示し,図示の如く,送信機101,アンテナ102およ
び受信機103の間に実施例1の自動制御サーキュレー
タ装置104が配置されている。
【0022】自動制御サーキュレータ装置104は,送
信機101から信号(送信波T(f 1 ))を入力する入
力端子1,入力端子1から入力した信号をアンテナ10
2へ出力すると共にアンテナ102から信号を入力する
入出力端子2および入出力端子2から入力した信号を受
信機103側へ出力する出力端子3の3つの端子を有し
たサーキュレータ105と,サーキュレータ105の入
出力端子2とアンテナ102との間に配置された電圧可
変整合回路106と,サーキュレータ105の出力端子
3と受信機103の間に配置され,送信機・アンテナ系
の送信波がサーキュレータ105の出力端子3から受信
機103側に漏れてきた漏洩信号S(f 1 )を分岐する
方向性結合器107と,方向性結合器107で分岐した
漏洩信号S(f1 )の強さをモニタし,漏洩信号S(f
1 )の強さに応じたアナログ信号を出力するモニタ受信
機108と,モニタ受信機108から出力されたアナロ
グ信号に基づいて,サーキュレータ105の出力端子3
から受信機103側に漏れてくる漏洩信号S(f1 )が
常に最小となるように電圧可変整合回路106の整合特
性の可変制御を行う整合制御回路109とから構成され
る。
【0023】なお,整合制御回路109は,モニタ受信
機108から出力されたアナログ信号をデジタル信号に
変換するA/D変換器109aと,A/D変換器109
aからデジタル信号を入力し,該デジタル信号が最小と
なるように,電圧可変整合回路106に印加するの制御
電圧値Vc1,Vc2を可変する整合制御マイクロコン
ピュータ109bと,整合制御マイクロコンピュータ1
09bから制御電圧値Vc1,Vc2をそれぞれ入力
し,アナログ信号に変換して電圧可変整合回路106に
印加する2つのD/A変換器109c,109dとから
構成される。
【0024】図2は,電圧可変整合回路106の回路例
を示す説明図である。電圧可変整合回路106は,図示
の如く,インダクタンスLと,キャパシタンスCS ,C
P ,可変容量ダイオードD1,D2およびチョークコイ
ルCHとから構成されており,可変容量ダイオードD
1,D2に印加するバイアス電圧を制御電圧として用
い,該制御電圧を変えることで,広範囲にサーキュレー
タ105とアンテナ102とのインピーダンス整合をと
れるようにしている。
【0025】なお,ここで,それぞれの制御電圧は,図
1に示したように,整合制御マイクロコンピュータ10
9bから出力された制御電圧値Vc1,Vc2をD/A
変換器109c,109dでアナログ信号(電圧)に変
換したものである。換言すれば,それぞれの制御電圧
は,整合制御マイクロコンピュータ109bによって調
整されることになる。
【0026】また,図2の電圧可変整合回路106はπ
型整合器であるが,多くの場合にはL型の簡易回路でも
十分対応することができる。さらに,送信機101の出
力が大きい場合には,図3の電圧可変整合回路106の
他の回路例で示すように,コンデンサ(キャパシタンス
S ,CP )の部分に,可変容量ダイオードD1または
D2に加えて,別のキャパシタンスCdを並列接続し,
印加する高周波電圧を分圧することで大きな電力を扱え
るようにできる。
【0027】例えば,50Ω系で出力が50Wの場合,
インダクタンスLの片端とGND(接地)間には,実効
値で(50×5)1/2 =15.8V(RMX) ,尖頭値で1
5.8×(2)1/2 =44.7V(P-P) もの電圧が加わ
り,一般の可変容量ダイオード(30V程度)では破壊
してしまう。したがって,図3に示すように,可変容量
ダイオードD1,D2にキャパシタンスCdを並列接続
することで,可変容量ダイオードD1,D2に掛かる電
圧を下げ,高電力が取り扱えるようになる。ただし,こ
の場合には,図2の電圧可変整合回路106と比較し
て,整合可変範囲が狭くなる。
【0028】以上の構成において,その動作を説明す
る。送信機101から出力された送信波T(f1 )は,
サーキュレータ105の入力端子1から入出力端子2を
介してアンテナ102へ送られて送信される。このと
き,送信波T(f1 )の一部がサーキュレータ105の
入力端子1から出力端子3へ回り込み,出力端子3から
受信機103側に漏れて漏洩信号S(f1 )となる。一
方,アンテナ102によって受信された受信波R
(f2 )は,サーキュレータ105の入出力端子2から
出力端子3を介して受信機103側へ出力される。した
がって,送受信が同時に行われた場合,サーキュレータ
105の出力端子3からは,受信波R(f2 )と前述し
た漏洩信号S(f1 )が出力されることになる。
【0029】方向性結合器107は,入力信号として
(受信波R(f2 )+漏洩信号S(f 1 ))を入力する
と,入力信号の一部を取り出してモニタ受信機108へ
送出する。モニタ受信機108は漏洩信号S(f1 )の
強さに応じた直流電圧を出力し,その直流電圧はA/D
変換器109aによってデジタル信号に変換された後,
整合制御マイクロコンピュータ109bに取り込まれ
る。
【0030】整合制御マイクロコンピュータ109b
は,D/A変換器109c,109dを介して電圧可変
整合回路106に印加する制御電圧値Vc1,Vc2を
可変させて,A/D変換器109aを介して入力するデ
ジタル信号が最小となるように,制御する。
【0031】すなわち,A/D変換器109aを介して
取り込んだ直流電圧の値(漏洩信号S(f1 ))が最も
小さくなるように制御電圧値Vc1,Vc2を設定す
る。
【0032】通常,アンテナ102で受信する受信波R
(f2 )と漏洩信号S(f1 )の強さには数10dB程
度のレベル差(漏洩信号S(f1 )の方が遙に大きい)
があるため,整合制御マイクロコンピュータ109bは
モニタ受信機108から取り込んだ直流電圧が採用にな
るように,すなわち,漏洩信号S(f1 )が最も小さく
なるように制御電圧値Vc1,Vc2を調整すれば良
い。
【0033】これは基本的には,各制御電圧値Vc1,
Vc2を微小電圧上下させ,モニタ受信機108の出力
が小さい方を選択して行くことで実現できる。
【0034】なお,モニタ受信機108が狭帯域のフィ
ルタ(例えば,中間周波数フィルタ)を備えている場合
には,漏洩信号S(f1 )と受信波R(f2 )との周波
数が分離できるので,漏洩信号S(f1 )を受信波R
(f2 )よりも小さいレベルまで低めることが可能であ
る。
【0035】前述したように実施例1の自動制御サーキ
ュレータ装置において,送信機101から出力された送
信波T(f1 )は,その大方の電力がアンテナ102に
よって空中に放射されるが,一部がサーキュレータ10
5を漏洩して漏洩信号S(f 1 )となり,受信波R(f
2 )と共に受信機103側に漏れてくる。この漏洩比
率,すなわち,アイソレーション(方向分離性)特性
は,特にサーキュレータ105とアンテナ102の整合
に大きく依存する。したがって,実施例1では,サーキ
ュレータ105とアンテナ102との間に電圧可変整合
回路106を配置し,この電圧可変整合回路106を調
整してサーキュレータ105とアンテナ102との整合
を取るため,アンテナの電気特性の変化や,周囲温度の
変化があった場合でも,常に最良のアイソレーションを
確保することができる。
【0036】また,このとき,整合が取れることによ
り,副次的に送信機101からアンテナ102への電送
効率も改善される。
【0037】〔実施例2〕図4は,実施例2の自動制御
サーキュレータ装置401の構成を示す。実施例2の自
動制御サーキュレータ装置401は,基本的に図1で示
した実施例1の自動制御サーキュレータ装置104と同
様であり,共通の符号は同一の構成を示すため,ここで
は異なる部分のみを説明する。
【0038】実施例2の自動制御サーキュレータ装置4
01は,実施例1の構成に加えて,トーン信号を発生す
るトーン信号発生器402と,トーン信号発生器402
から入力したトーン信号を用いて送信機101から出力
された送信波T(f1 )に変調を施す変調器403と,
モニタ受信機108と整合制御回路109との間に配置
され,モニタ受信機108から出力された直流電圧(ア
ナログ信号)を復調して,トーン信号を検知(抽出)す
るトーン信号検知回路404とを備えている。
【0039】以上の構成において,変調器403が,送
信波T(f1 )にトーン信号で浅く変調を掛けるによ
り,サーキュレータ105を漏れた送信波T(f1
(すなわち,漏洩信号S(f1 ))にもトーン信号が載
っていることになる。したがって,このトーン信号をト
ーン信号検知回路404で検知することができる。
【0040】サーキュレータ105の出力端子3から漏
れてきた漏洩信号S(f1 )をモニタ受信機108で復
調し,トーン信号をトーン信号検知回路404で抽出・
整流し,A/D変換器109aで整合制御マイクロコン
ピュータ109bに取り込む。
【0041】整合制御マイクロコンピュータ109b
は,入力したトーン信号の振幅が最小となるようにD/
A変換器109c,109dを通じて電圧可変整合回路
106の整合特性を可変制御する。なお,ここでトーン
信号は,受信機103の受信波R(f2 )とは無関係で
あるので,整合制御マイクロコンピュータ109bは単
純にトーン信号の強度が最小になるように制御するれば
良い。
【0042】実施例2によれば,送信波T(f1 )(漏
洩信号S(f1 ))にトーン信号を載せることにより,
送信波T(f1 )と受信波R(f2 )とを確実に識別す
ることができるので,例えば,送信波T(f1 )と受信
波R(f2 )の周波数が非常に接近し,モニタ受信機1
08のフィルタで分離ができない場合でも,トーン信号
に基づいて,電圧可変整合回路106を調整してサーキ
ュレータ105とアンテナ102との整合を取るため,
常に最良のアイソレーションを確保することができる。
【0043】換言すれば,実施例1の効果に加えて,送
信波T(f1 )と受信波R(f2 )の周波数が非常に接
近している場合でも,常に良好な受信を行うことができ
る。
【0044】〔実施例3〕図5は,実施例3の自動制御
サーキュレータ装置501の構成を示す。実施例3の自
動制御サーキュレータ装置501は,図1で示した実施
例1の自動制御サーキュレータ装置104に,サーキュ
レータ105の温度を一定の温度に保つ恒温槽502を
配置したものである。なお,その他の構成は同一である
ため説明を省略する。
【0045】一般に,サーキュレータ105は,周囲温
度の変化によってサーキュレータ105の分離特性が変
化(劣化)することが知られており,例えば,周囲温度
の変化によって,サーキュレータ105は以下ように劣
化する。 周囲温度が,−10℃〜22℃の間の平均劣化率は,約
0.28dB/℃ 22℃〜80℃の間の平均劣化率は,約0.38dB/
【0046】したがって,あらかじめ環境温度25℃で
サーキュレータ105の分離特性を想定して,無線通信
機を作製した場合,周囲温度が35℃になった場合,サ
ーキュレータ105は,0.38(dB/℃)×10
(℃)=38dBの劣化することになる。
【0047】実施例3では,恒温層502によって,サ
ーキュレータ105の温度を一定(ここでは,25℃)
に保つので,温度変化によるサーキュレータ105の分
離特性の劣化を回避でき,常に最良のアイソレーション
を確保することができる。
【0048】〔応用例〕前述した実施例1〜実施例3で
は,本発明の自動制御サーキュレータ装置を無線通信機
に適用した場合を例として説明したが,例えば,LCX
中継装置(漏洩同軸ケーブル中継装置)に応用すること
もできる。
【0049】図6は,実施例1の自動制御サーキュレー
タ装置104をLCX中継装置601に適用した場合の
応用例を示し,図において,602は上がり(下り)用
の中継アンプ,603は下り(上がり)用の中継アン
プ,604は漏洩同軸ケーブルを示す。なお,各中継ア
ンプは,図示しないが,互いに直接干渉しないようにシ
ールドが施されている。
【0050】このような構成とすることにより,漏洩同
軸ケーブル604の上がりと下りのアイソレーションが
大きく取れるので,上がり(下り)用の中継アンプ60
2と下り(上がり)用の中継アンプ603の利得を大き
く取れることができ,中継距離を飛躍的に向上させるこ
とができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように,本発明の自動制御
サーキュレータ装置(請求項1)は,送信機と受信機と
の間にサーキュレータを配置し,該サーキュレータを介
して送信機と受信機とで一つのアンテナを共用して使用
する無線通信機において,サーキュレータの入出力端子
とアンテナとの間に配置された電圧可変整合回路と,サ
ーキュレータの出力端子と受信機間に配置され,送信機
・アンテナ系の送信波がサーキュレータの出力端子から
受信機側に漏れてきた漏洩信号を分岐する方向性結合器
と,方向性結合器で分岐した漏洩信号の強さをモニタ
し,漏洩信号の強さに応じたアナログ信号を出力するモ
ニタ受信機と,モニタ受信機から出力されたアナログ信
号に基づいて,サーキュレータの出力端子から受信機側
に漏れてくる漏洩信号が常に最小となるように電圧可変
整合回路の整合特性の可変制御を行う制御回路とを備え
たため,アンテナの電気特性の変化や,周囲温度の変化
があった場合でも,十分なアイソレーション特性を確保
できる。
【0052】また,本発明の自動制御サーキュレータ装
置(請求項2)は,制御回路が,モニタ受信機から出力
されたアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変
換器と,A/D変換器からデジタル信号を入力し,デジ
タル信号が最小となるように,電圧可変整合回路に印加
するの複数の制御電圧値を可変するマイクロコンピュー
タと,マイクロコンピュータから複数の制御電圧値を入
力し,アナログ信号に変換して電圧可変整合回路に印加
する複数のD/A変換器とを備えたため,常にサーキュ
レータとアンテナとの整合を最適にすることができる。
【0053】また,本発明の自動制御サーキュレータ装
置(請求項3)は,送信機とサーキュレータの入出力端
子との間に配置され,所定の識別信号を用いて送信機か
ら出力された送信波に変調を施す変調器と,モニタ受信
機と制御回路との間に配置され,モニタ受信機から出力
されたアナログ信号を復調して,識別信号を抽出する識
別信号抽出回路とを備え,制御回路は,識別信号抽出回
路で抽出した識別信号を入力し,識別信号が常に最小と
なるように電圧可変整合回路の整合特性を可変するた
め,アンテナの電気特性の変化や,周囲温度の変化があ
った場合でも,十分なアイソレーション特性を確保でき
るようにすると共に,送受信に使用する周波数が接近し
ている場合でも,受信が行える。
【0054】また,本発明の自動制御サーキュレータ装
置(請求項4)は,電圧可変整合回路が,コイルと可変
容量ダイオードを組み合わせた構成であるため,簡単な
構成でサーキュレータとアンテナとの整合を取ることが
できる。
【0055】また,本発明の自動制御サーキュレータ装
置(請求項5)は,電圧可変整合回路が,コンデンサの
部分に,可変容量ダイオードと固定容量を組み合わせて
合成するため,送信機の出力が大きい場合でも,サーキ
ュレータとアンテナとの整合を取ることができる。
【0056】また,本発明の自動制御サーキュレータ装
置(請求項6)は,サーキュレータを一定の温度に保つ
恒温槽を配置したため,さらに精度良く,サーキュレー
タとアンテナとの整合を取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の自動制御サーキュレータ装置を適用
した無線通信機の概略構成を示す説明図である。
【図2】電圧可変整合回路の回路例を示す説明図であ
る。
【図3】電圧可変整合回路の他の回路例を示す説明図で
ある。
【図4】実施例2の自動制御サーキュレータ装置の構成
を示す説明図である。
【図5】実施例3の自動制御サーキュレータ装置の構成
を示す説明図である。
【図6】本発明の自動制御サーキュレータ装置をLCX
中継装置に適用した場合の応用例を示す説明図である。
【図7】従来の無線通信機の概略構成を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
101 送信機 102 アン
テナ 103 受信機 104 自動制御サーキュレータ装置(実施例1) 105 サーキュレータ 106 電圧
可変整合回路 107 方向性結合器 108 モニ
タ受信機 109 整合制御回路 109a A
/D変換器 109b 整合制御マイクロコンピュータ 109c,109d D/A変換器 401 自動制御サーキュレータ装置(実施例2) 402 トーン信号発生器 403 変調
器 404 トーン信号検知回路 501 自動制御サーキュレータ装置(実施例3) 502 恒温槽 601 LCX中継装置 602 上がり(下り)用の中継アンプ 603 下り(上がり)用の中継アンプ 604 漏洩同軸ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中林 進 神奈川県川崎市幸区南加瀬三丁目3番9号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信機と受信機との間にサーキュレータ
    を配置し,該サーキュレータを介して前記送信機と受信
    機とで一つのアンテナを共用して使用する無線通信機に
    おいて,前記サーキュレータの入出力端子と前記アンテ
    ナとの間に配置された電圧可変整合回路と,前記サーキ
    ュレータの出力端子と前記受信機間に配置され,前記送
    信機・アンテナ系の送信波がサーキュレータの出力端子
    から受信機側に漏れてきた漏洩信号を分岐する方向性結
    合器と,前記方向性結合器で分岐した漏洩信号の強さを
    モニタし,前記漏洩信号の強さに応じたアナログ信号を
    出力するモニタ受信機と,前記モニタ受信機から出力さ
    れたアナログ信号に基づいて,前記サーキュレータの出
    力端子から受信機側に漏れてくる漏洩信号が常に最小と
    なるように前記電圧可変整合回路の整合特性の可変制御
    を行う制御回路とを備えたことを特徴とする自動制御サ
    ーキュレータ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御回路は,前記モニタ受信機から
    出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するA/
    D変換器と,前記A/D変換器からデジタル信号を入力
    し,前記デジタル信号が最小となるように,前記電圧可
    変整合回路に印加するの複数の制御電圧値を可変するマ
    イクロコンピュータと,前記マイクロコンピュータから
    複数の制御電圧値を入力し,アナログ信号に変換して前
    記電圧可変整合回路に印加する複数のD/A変換器とを
    備えたことを特徴とする請求項1記載の自動制御サーキ
    ュレータ装置。
  3. 【請求項3】 前記送信機と前記サーキュレータの入出
    力端子との間に配置され,所定の識別信号を用いて前記
    送信機から出力された送信波に変調を施す変調器と,前
    記モニタ受信機と前記制御回路との間に配置され,前記
    モニタ受信機から出力されたアナログ信号を復調して,
    前記識別信号を抽出する識別信号抽出回路とを備え,前
    記制御回路は,前記識別信号抽出回路で抽出した識別信
    号を入力し,前記識別信号が常に最小となるように前記
    電圧可変整合回路の整合特性を可変することを特徴とす
    る請求項1記載の自動制御サーキュレータ装置。
  4. 【請求項4】 前記電圧可変整合回路は,コイルと可変
    容量ダイオードを組み合わせた構成であることを特徴と
    する請求項1,2または3記載の自動制御サーキュレー
    タ装置。
  5. 【請求項5】 前記電圧可変整合回路は,コンデンサの
    部分に,可変容量ダイオードと固定容量を組み合わせて
    合成することを特徴とする請求項1,2または3記載の
    自動制御サーキュレータ装置。
  6. 【請求項6】 前記サーキュレータを一定の温度に保つ
    恒温槽を配置したことを特徴とする請求項1,2,3,
    4または5記載の自動制御サーキュレータ装置。
JP7225590A 1995-09-01 1995-09-01 自動制御サーキュレータ装置 Pending JPH0969799A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7225590A JPH0969799A (ja) 1995-09-01 1995-09-01 自動制御サーキュレータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7225590A JPH0969799A (ja) 1995-09-01 1995-09-01 自動制御サーキュレータ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0969799A true JPH0969799A (ja) 1997-03-11

Family

ID=16831709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7225590A Pending JPH0969799A (ja) 1995-09-01 1995-09-01 自動制御サーキュレータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0969799A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001267953A (ja) * 2000-03-22 2001-09-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd アンテナ装置
EP1220456A2 (en) * 2000-12-29 2002-07-03 Nokia Corporation Arrangement for antenna matching
WO2002069122A1 (fr) * 2001-02-26 2002-09-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Carte et dispositif de communication
JP2003332934A (ja) * 2002-05-09 2003-11-21 Yokowo Co Ltd 最適化アンテナ装置
JP2005244340A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Fujitsu Ltd アンテナ整合回路用制御装置
JP2006129358A (ja) * 2004-11-01 2006-05-18 Kyocera Corp 無線通信モジュール、通信端末、およびインピーダンス整合方法
JP2006295419A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Fujitsu Ltd Rfid用送受信装置
JP2006340028A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Fujitsu Ltd アンテナ自動整合装置
JP2009268122A (ja) * 2001-04-11 2009-11-12 Kyocera Wireless Corp チューナブル整合回路
JP2013042901A (ja) * 2011-08-24 2013-03-04 Hitachi Medical Corp 磁気共鳴イメージング装置
JP2015029238A (ja) * 2013-07-31 2015-02-12 株式会社村田製作所 デュプレクサ
JP2016082581A (ja) * 2014-10-13 2016-05-16 ▲啓▼碁科技股▲ふん▼有限公司 リーダおよびrfidリーダ
JP2017005728A (ja) * 2011-10-26 2017-01-05 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 送信機−受信機間の阻止のためのインピーダンス平衡
US10056936B2 (en) 2014-09-25 2018-08-21 Murata Manufacturing Co., Ltd. Front end circuit and communication apparatus
JP2018532286A (ja) * 2015-08-12 2018-11-01 シュアー アクイジッション ホールディングス インコーポレイテッドShure Acquisition Holdings,Inc. 広帯域調整可能合成器システム
JP2019068166A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 富士通フロンテック株式会社 Rfidリーダライタ装置、インピーダンス調整方法、プログラム
US10370813B2 (en) 2001-07-09 2019-08-06 Henry K. Obermeyer Water control apparatus

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001267953A (ja) * 2000-03-22 2001-09-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd アンテナ装置
EP1220456A2 (en) * 2000-12-29 2002-07-03 Nokia Corporation Arrangement for antenna matching
WO2002069122A1 (fr) * 2001-02-26 2002-09-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Carte et dispositif de communication
US7043269B2 (en) 2001-02-26 2006-05-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Communication card and communication device
JP2009268122A (ja) * 2001-04-11 2009-11-12 Kyocera Wireless Corp チューナブル整合回路
US10370813B2 (en) 2001-07-09 2019-08-06 Henry K. Obermeyer Water control apparatus
JP2003332934A (ja) * 2002-05-09 2003-11-21 Yokowo Co Ltd 最適化アンテナ装置
JP2005244340A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Fujitsu Ltd アンテナ整合回路用制御装置
JP2006129358A (ja) * 2004-11-01 2006-05-18 Kyocera Corp 無線通信モジュール、通信端末、およびインピーダンス整合方法
JP4606843B2 (ja) * 2004-11-01 2011-01-05 京セラ株式会社 無線通信モジュール、通信端末、およびインピーダンス整合方法
JP2006295419A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Fujitsu Ltd Rfid用送受信装置
JP2006340028A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Fujitsu Ltd アンテナ自動整合装置
JP2013042901A (ja) * 2011-08-24 2013-03-04 Hitachi Medical Corp 磁気共鳴イメージング装置
JP2017005728A (ja) * 2011-10-26 2017-01-05 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 送信機−受信機間の阻止のためのインピーダンス平衡
JP2015029238A (ja) * 2013-07-31 2015-02-12 株式会社村田製作所 デュプレクサ
US10056936B2 (en) 2014-09-25 2018-08-21 Murata Manufacturing Co., Ltd. Front end circuit and communication apparatus
JP2016082581A (ja) * 2014-10-13 2016-05-16 ▲啓▼碁科技股▲ふん▼有限公司 リーダおよびrfidリーダ
JP2018532286A (ja) * 2015-08-12 2018-11-01 シュアー アクイジッション ホールディングス インコーポレイテッドShure Acquisition Holdings,Inc. 広帯域調整可能合成器システム
JP2019068166A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 富士通フロンテック株式会社 Rfidリーダライタ装置、インピーダンス調整方法、プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0969799A (ja) 自動制御サーキュレータ装置
US4072899A (en) RF leak detector
KR100297618B1 (ko) 이동체통신장치의출력파워제어회로및공중선공용기
CN102684728B (zh) 无线终端设备
US20150326326A1 (en) RF Transmit Path Calibration via On-Chip Dummy Load
US7760152B2 (en) Antenna system and a method in connection with an antenna
JPH07500706A (ja) 光ファイバ通信システムにおける信号レベル制御
US5146177A (en) Balanced reflective nonlinear processor using FETs
CN104079288B (zh) 宽带耦合器
FI108177B (fi) Matkaviestinlaitteiden lähetin
Qaragoez et al. Frequency division duplex-multitone approach for backscatter aided SWIPT
US20110021135A1 (en) Rf redirection module and system incorporating the rf redirection module
CN109347509A (zh) 一种有源天线的增益补偿方法、装置与有源天线
CN112713904B (zh) 一种复合调谐网络及天线调谐器
US6141538A (en) Transmit detection circuit
AU757652B2 (en) Radio apparatus and method of controlling radio apparatus
GB2315643A (en) Base Station with Remote Antenna
KR20040013184A (ko) 바이어스-티 장치 및 그의 센터 컨덕터 장치
EP0161027A2 (en) Power control for radio transmitters
CN108111227A (zh) 多普勒甚高频全向信标的边带信号调制器电路及实现方法
CN215498959U (zh) 一种实时调节射频负载阻抗的天线模组以及移动终端
JPH10221389A (ja) 周波数特性測定方法
CN208143214U (zh) 一种多系统接入平台漏缆的检测设备和系统
JP3123965B2 (ja) 送受信信号レベルの設定システム
JPH1032543A (ja) 光受信回路