JPH096874A - 文書作成装置あるいは帳票作成方法 - Google Patents

文書作成装置あるいは帳票作成方法

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JPH096874A
JPH096874A JP7157390A JP15739095A JPH096874A JP H096874 A JPH096874 A JP H096874A JP 7157390 A JP7157390 A JP 7157390A JP 15739095 A JP15739095 A JP 15739095A JP H096874 A JPH096874 A JP H096874A
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JP
Japan
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input area
data
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recognition
recognized
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Pending
Application number
JP7157390A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Iwayama
保之 岩山
Junichiro Takeyama
潤一郎 武山
Satohiro Narita
諭広 成田
Hiroshi Saotome
弘 早乙女
Masaki Fujiwara
正樹 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フォーム用紙への入力,編集,印刷等を容易に
できる文書作成装置を得ること。 【構成】文字等を表示する表示装置と、印刷条件の指定
や文字の入力等を行う入力装置と、作成した文書等を印
刷する印字装置と、印刷文字や手書きの文字等をドット
データとして読み取る読取装置と、読み取ったドットデ
ータを分析して文書作成装置等で扱える文字データやケ
イ線データとして認識する認識装置と、読み取ったドッ
トデータや認識した認識データ等を記憶する記憶装置
と、前記それぞれ装置を制御する制御装置とを備えた文
書作成装置において、前記認識装置で認識した認識デー
タから入力エリアの位置やサイズ等を定義する入力エリ
ア定義手段を設けたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は日本語ワードプロセッサ
のような文書作成装置に係り、特に、見積書や注文書等
の既製のフォーム用紙への入力,編集,管理,印刷する
ための文書作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、印刷文字や手書きの文字等をド
ットデータとして読み取り、読み取ったドットデータを
分析して文字やケイ線等を認識し、そのまま文書作成装
置等で扱える文字データやケイ線データに変換する文書
作成装置、即ち、印刷物や手書きの文書をそのまま認識
できる文書作成装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の文
書作成装置では、見積書等のフォーム用紙の入力エリア
を自動的に定義して入力編集等を行うことができないも
のとなっている。
【0004】従って、見積書や注文書等のフォーム用紙
に対する入力,編集作業の向上を図ることができなかっ
た。
【0005】前記に着目し、見積書や注文書等の既製の
フォーム用紙の入力エリアを自動的に定義し、定義した
入力エリア情報を使用することにより既製のフォーム用
紙への入力,編集,印刷等を容易にする文書作成装置を
提供することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的は、文字等を表
示する表示装置と、印刷条件の指定や文字の入力等を行
う入力装置と、作成した文書等を印刷する印字装置と、
印刷文字や手書きの文字等をドットデータとして読み取
る読取装置と、読み取ったドットデータを分析して文書
作成装置等で扱える文字データやケイ線データとして認
識する認識装置と、読み取ったドットデータや認識した
認識データ等を記憶する記憶装置と、前記それぞれ装置
を制御する制御装置とを備えた文書作成装置において、
前記認識装置で認識した認識データから入力エリアの位
置やサイズ等を定義する入力エリア定義手段を設けるこ
とによって達成される。
【0007】又、既印刷の帳票をドットデータとして読
み取り、読み取られたドットデータを記憶装置に記憶さ
せると共に読み取ったドットデータに基づく帳票を表示
装置に表示し、表示装置に表示されている前記画面上の
帳票の入力領域に数字等を入力して帳票を作成する帳票
作成方法において、既印刷の帳票の表形式とされている
数値等の入力領域と、同じく表形式とされていない数値
等の入力領域を他の読み取りデータ部分と表示状態を異
ならせて表示し、表示されたこれらの入力領域に数値等
を任意に入力する帳票作成方法によって達成される。
【0008】
【作用】前記本発明の構成で、入力エリア定義手段は、
印刷文字や手書きの文書から入力エリアを自動的に定義
するので、見積書や注文書等の既製のフォーム用紙への
入力,編集等が容易にできるようになる。更には、入力
エリア定義手段で定義した入力エリアデータを使用する
ことにより記入済みの見積書や注文書等の記入内容を自
動的にデータベース化するため、データの管理も容易に
できるように作用する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の構成を日本語ワードプロセッ
サに適用した場合を例として、図面を参照して説明す
る。
【0010】図1は全体構成を示す電気的ブロック図で
ある。図において10は文字や図形等を表示するCRT
ディスプレイ等の表示装置、20は入力エリアへの文
字,数値データ等を入力するキーボード等の入力装置、
30は印刷文字や手書きの文字等をドットデータとして
読み取るイメージリーダ等の読取装置、40は読取装置
30で読み取ったドットデータを分析して文書作成装置
等で扱える文字データやケイ線データとして認識するO
CR等の認識装置、60は定義された入力エリアデータ
(61),前記認識装置40で認識された認識データ
(62),入力エリアに入力された文字,数値データ等
の内容データ(63),キーワードデータ(64)等を
格納記憶しておく記憶装置、50は前記入力装置20か
らの入力に基づいて、文字列の入力および編集等の処理
を行って前記記憶装置60に記憶させたり、あるいは印
刷制御を実行する制御処理装置、70は前記制御処理装
置50に制御されて、入力エリアの内容や認識した認識
データ等を印刷する印字装置である。
【0011】制御処理装置50はマイクロコンピュータ
等によって構成されており、情報処理プログラムによっ
て実現され、認識装置40で認識した認識データより入
力エリアの位置やサイズ等を自動的に定義する入力エリ
ア定義機能51,入力エリアを定義するキーワードを登
録するキーワード登録機能52,認識した文字データと
登録されているキーワードから入力エリアの位置やサイ
ズ等を定義するキーワード入力エリア定義機能53,予
め定義された入力エリア内のみの印刷文字や手書きの文
字等を認識する指定位置内認識機能54,前記指定位置
内認識機能54で認識されたデータを予め定義された形
式でデータベース化するデータベース化機能55,予め
定義された入力エリア外のみの印刷文字や手書きの文字
等を認識する指定位置外認識機能56,前記指定位置外
認識機能56等で認識された認識データと入力エリア内
に入力された内容データや記憶装置60に記憶されてい
る入力エリアの内容データとを合成して印刷する合成印
刷機能57,前記入力エリア定義機能51やキーワード
入力エリア定義機能53で定義された点在する入力エリ
ア群をある条件に従い表として定義する表定義機能5
8,認識装置で認識した認識データに表がある場合に不
当な入力エリア同士を結合して表として最適な入力エリ
アを定義する表最適入力エリア定義機能59,前記入力
エリア定義機能51やキーワード入力エリア定義機能5
3で定義された入力エリアとそれ以外の区別が一見して
確認できる入力エリア表示機能510を備えている。
【0012】図2は本発明になる前記日本語ワードプロ
セッサにおいて、原紙となる見積書を認識して認識デー
タから入力エリアの位置やサイズを自動的に定義する定
義手順を例示している。
【0013】(a)は、原紙となる見積書11Aであ
る。ここで、入力装置20より入力エリアの定義要求が
あると、(b)に示す認識データ11Bのように、原紙
である見積書が日本語ワードプロセッサで扱える文字デ
ータやケイ線データとして認識される。
【0014】そして、認識データの縦ケイ線,横ケイ線
位置等から(c)に示す入力エリアデータ11Cのよう
に、入力エリアが自動的に定義される。認識データと入
力エリアデータを合成して表示すると(d)に示す表示
画面11Dのように入力すべき位置と内容が一見して分
かるようになる。
【0015】図3は、入力エリアを定義するキーワード
を登録する手順および登録されているキーワードデータ
を使用して、入力エリアの位置やサイズを自動的に定義
する定義手順を例示している。
【0016】入力装置20よりキーワードの設定要求が
あると、(a)に示すように、キーワードや入力エリア
の情報を設定するキーワード設定画面12が表示され
る。情報を設定した後、終了をするキーワード設定画面
12で設定された情報を記憶装置60のキーワードデー
タ64に登録する。(b)は、原紙となる見積書11F
である。その後、入力装置20よりキーワード入力エリ
ア定義要求があると(c)に示す入力エリアデータ11
Gのように、予め登録されているキーワードの条件によ
り入力エリアが自動的に定義される。認識データと入力
エリアデータを合成して表示すると(d)に示す表示画
面11Hのように入力すべき位置と内容が一見して分か
るようになる。
【0017】図4は、内容が手書きで記入されている見
積書を予め定義されている入力エリアデータを使用して
自動的にデータベース化する手順を例示している。
【0018】(a)は、予め定義されている入力エリア
データ11Iである。(b)は、内容が手書きで記入さ
れている見積書11Jである。ここで、入力装置20よ
り内容の読み取り要求があると、(c)に示すように、
見積書の手書きの部分のみが日本ワードプロセッサで扱
える文字,数値データ11Kとして認識される。更に
は、(d)に示すように、予め定義された形式11Lで
認識データがデータベース化される。手書きの見積書が
複数ある場合に、内容のみを抽出して自動的にデータベ
ース化することによりデータの管理,再利用が容易にな
る。
【0019】図5は、既に内容が記入されてしまってい
る見積書を予め定義されている入力エリアデータを使用
して見積書の原紙を抽出する手順を例示している。
【0020】(a)は、予め定義されている入力エリア
データ11Mである。(b)は、内容が記入されてしま
っている見積書11Nである。
【0021】ここで、入力装置20より原紙の抽出の要
求があると、(c)に示すように、見積書の内容以外の
部分が日本ワードプロセッサで扱える文字,ケイ線デー
タ11Oとして認識される。(d)は、入力エリアの内
容と抽出した原紙を合成して印刷した印刷例11Pであ
る。これにより、既に内容が手書きで記入されている見
積書の原紙を抽出でき、更には、入力エリアの内容デー
タと抽出した原紙を合成して印刷することによりコピー
機等を使用することなく原紙の再利用ができる。
【0022】図6は、定義された点在する入力エリア群
を縦ケイ線,横ケイ線で囲まれた入力エリア群を表とし
て定義する定義手順を例示している。
【0023】(a)は、原紙となる見積書11Qであ
る。
【0024】ここで、入力装置20より入力エリアの定
義要求があると、(b)に示す認識データ11Rのよう
に、原紙である見積書が日本語ワードプロセッサで扱え
る文字データやケイ線データとして認識される。そし
て、認識データの縦ケイ線,横ケイ線の位置等から
(c)に示す入力エリアデータ11Sのように、入力エ
リアが自動的に定義される。さらに、認識データの縦ケ
イ線,横ケイ線の位置から(d)に示す入力エリアデー
タ11Tのように13の部分が3行4列の表として定義
される。入力エリア群を表として定義することにより、
表計算,行挿入,列挿入といった表に対する固有の編集
機能を容易に実現することができる。
【0025】図7は、入力エリアを定義するときに認識
データから表を認識して最適な入力エリアを定義する定
義手順を例示している。
【0026】(a)は、原紙となる見積書11Uであ
る。ここで、入力装置20より入力エリアの定義要求が
あると、(b)に示す手順で、認識データより表の部分
を抽出11Vし、表を構成するケイ線全てを表を取り囲
むケイ線まで延長(11Wの破線のように延長)した
後、全項目に対して項目サイズの入力エリアを定義す
る。入力エリア定義後、列の分割状態を走査して列が1
4のように2分割程度であれば入力エリアはそのままと
定義しておき、15,16のように列が必要以上に分割
されていれば隣同士の入力エリアを結合して再定義す
る。認識データと入力エリアデータを合成して表示する
と(d)に示す表示画面11Hのように複雑な表に対し
て最適な入力エリアを定義することができる。
【0027】図8は、入力エリアとそれ以外の区別が一
見して確認できる表示画面例である。
【0028】表示画面11Zのように入力エリア18と
それ以外のエリア17の区別が一見して確認できる。図
面では色の表現を省略するが、実際には網かけ部分17
は入力エリアと区別できる色で表示されているものであ
る。これにより、点在する入力エリアの位置が一見して
確認できるため、入力エリアへの入力がスムーズに行え
る。
【0029】図9は、原紙となる見積書を認識して認識
データから入力エリアの位置やサイズを自動的に定義す
るときの制御処理装置50の各機能部による機能処理の
フローチャートである。
【0030】ステップ101では、入力装置20より入
力エリア定義要求があると読取装置30にセットされて
いる見積書をドットデータとして読み込む。ステップ1
02,ステップ103では、読取装置30より読み込ま
れたドットデータ内の直線を日本語ワードプロセッサで
扱える縦横ケイ線データとして認識する。ステップ10
4では、判定のために使用される内部変数である横線数
を初期化する。ステップ105では、判定の基準になる
横ケイ線データを取得する。ステップ106では、基準
横ケイ線と交差している縦ケイ線があるか判定する。交
差している縦ケイ線がある場合は、ステップ107へ移
る。交差している縦ケイ線がない場合は、1つの入力エ
リアであると判断して、基準横ケイ線データの座標およ
びサイズデータを参照して、入力エリアの座標およびサ
イズを設定(ステップ119,120,121)後、ス
テップ113へ移る。
【0031】ステップ107では、横ケイ線と縦ケイ線
の交差状態を判定する。交差状態が『┌,┬,┐』の場
合には、表の上端であり、入力すべき位置がないと判断
して、次の横ケイ線データの判定に移るためにステップ
105に戻る。交差状態が前記以外の場合は、横ケイ線
上に複数の入力すべき位置があると判断して、ステップ
108へ移る。ステップ107,ステップ109では、
横ケイ線上の入力エリアで共通の情報となる縦方向の座
標および縦サイズを設定する。
【0032】ステップ110では、ステップ106で判
定した交差位置以降に交差している縦ケイ線があるか判
定する。交差している縦ケイ線がある場合は、入力エリ
アがその位置で分割されているものと判断して、入力エ
リアの横サイズを設定した後、横方向の座標位置を更新
し(ステップ111,112)ステップ113へ移る。
【0033】交差している縦ケイ線がない場合は、入力
エリアの横サイズを設定した(ステップ118)後、ス
テップ113へ移る。ステップ113では、前記処理で
設定した入力エリア内に認識した文字,数値データ等が
存在するか判定する。
【0034】内部にデータが存在する場合は、入力エリ
アでないと判断して、設定した入力エリア情報は定義し
ないでステップ115へ移る。内部にデータが存在する
場合は、入力エリアであると判断して、設定した入力情
報を定義した(ステップ114)後、ステップ115に
移る。ステップ115では、基準となる横ケイ線の判定
を終了したか(横ケイ線の左端位置まで)判定する。終
了した場合は、ステップ116へ移る。
【0035】終了していない場合は、ステップ110へ
戻り次の交差判定をする。ステップ116では、次の位
置の横ケイ線の判定を行うために内部変数である横線数
をプラス1する。上記処理を横ケイ線データがなくなる
まで繰返す(ステップ117)。
【0036】図10は、予め入力エリアを定義するキー
ワードを登録するときの制御処理装置50の各機能部に
よる機能処理のフローチャートである。
【0037】入力装置20よりキーワード設定の要求が
あると、表示装置10にキーワード設定画面12を表示
する(ステップ201)。キーワード設定画面12に表
示されている各種条件を入力装置20より入力する(ス
テップ202,203)。
【0038】項目設定を終了すると、表示装置10より
キーワード設定画面12を消去する(ステップ20
4)。その後、設定された内容を記憶装置60のキーワ
ードデータ記憶領域に格納(ステップ205)して、処
理を終了する。
【0039】図11は、登録されているキーワードを使
用して入力エリアを定義するときの、制御処理装置50
の各機能部による機能処理のフローチャートである。
【0040】ステップ301では、入力装置20よりキ
ーワード入力エリア定義の要求があると読取装置30に
セットされている見積書をドットデータとして読み込
む。
【0041】ステップ302では、読取装置30より読
み込まれたドットデータ内の文字を日本語ワードプロセ
ッサで扱える文字データとして認識する。ステップ30
3では記憶装置60のキーワードデータ記憶領域に格納
されているキーワードデータを読み込む。その後、認識
データの判定開始文字データとキーワードデータの判定
開始キーワードをセットする(ステップ305,30
6)。文字データとキーワードが等しければ入力エリア
を定義する(ステップ307,308)。そして、文字
データはそのままにしておき、格納されていたキーワー
ドデータがなくなるまで判定処理を繰返す(ステップ3
08,310)。ステップ305からステップ308ま
での処理を、認識データ内の文字データがなくなるまで
繰返して(ステップ309,311)、処理を終了す
る。
【0042】図12は、内容が手書きで記入されている
見積書を予め定義されている入力エリアデータを使用し
て自動的にデータベース化するときの制御処理装置50
の各機能部による機能処理のフローチャートである。
【0043】入力装置20より内容の読み取り要求があ
ると、記憶装置60に記憶されている指定された入力エ
リアデータを取得する(ステップ401,402)。ス
テップ403では、読取装置30にセットされている内
容が手書きで記入された見積書をドットデータとして読
み込む。ステップ404では、読取装置30より読み込
まれたドットデータを日本語ワードプロセッサで扱える
文字,数値データおよびケイ線データとして認識する。
ステップ405では、判定のために使用される内部変数
であるエリア番号を初期化する。エリア番号で指定され
た入力エリア内に設定されているステップ404で作成
した認識データの抽出を定義された入力エリアデータが
なくなるまで繰返す(ステップ406,407,40
8)。
【0044】認識データの抽出が終了した後、抽出デー
タを11Lのような予め定義された形式にデータを変換
した後、記憶装置60に内容データ63として記憶す
る。
【0045】図13は、既に内容が記入されてしまって
いる見積書を予め定義されている入力エリアデータを使
用して見積書の原紙を抽出するときの制御処理装置50
の各機能部による機能処理のフローチャートである。
【0046】入力装置20より原紙の抽出の要求がある
と、記憶装置60に記憶されている指定された入力エリ
アデータを取得する(ステップ501,502)。ステ
ップ503では、読取装置30にセットされている内容
が手書きで記入された見積書をドットデータとして読み
込む。ステップ504では、読取装置30より読み込ま
れたドットデータを日本語ワードプロセッサで扱える文
字,数値データおよびケイ線データとして認識する。ス
テップ505では、判定のために使用される内部変数で
あるエリア番号を初期化する。エリア番号で指定された
入力エリア内に設定されているステップ504で作成し
た認識データの削除を定義された入力エリアデータがな
くなるまで繰返す(ステップ506,507,50
8)。
【0047】図14は、定義された点在する入力エリア
群を縦ケイ線,横ケイ線で囲まれた入力エリア群を表と
して定義するときの入力エリア定義処理(図9)以降の
制御処理装置50の各機能部による機能処理のフローチ
ャートである。
【0048】ステップ601では、認識データの中から
表の定義に必要となる、縦と横のケイ線データを取得す
る。ステップ602では、ステップ601で取得したケ
イ線データの中から基準となる縦ケイ線データを取り出
す。ステップ603では、列数の算出に必要な内部変数
である列数を初期化する。
【0049】次に参照する縦ケイ線を取り出し、基準縦
ケイ線と参照縦ケイ線の開始位置(X方向の座標)が等
しいか判定して、等しければ内部変数である列数をプラ
ス1する処理を縦ケイ線数がなくなるまで実行する(ス
テップ604,605,606,615)。
【0050】ステップ607では、ステップ601で取
得したケイ線データの中から基準となる縦ケイ線データ
と交差する横ケイ線データを取り出す。ステップ608
では、行数の算出に必要な内部変数である行数に相当す
る数値を初期化する。
【0051】次に参照する横ケイ線を取り出し、基準縦
ケイ線と参照縦ケイ線の開始および終了位置が等しいか
判定して、等しければ内部変数である行数をプラス1す
る処理を基準縦ケイ線と交差する横ケイ線数がなくなる
まで実行する(ステップ609,610,611,61
6)。
【0052】ステップ612では、算出した列数および
行数が0以外か判定して、列数と行数が共に0以外なら
行列数および座標データを設定する(ステップ61
3)。ステップ614では、縦ケイ線全てが基準縦ケイ
線となったか判定して、終了指定されなければ次の縦ケ
イ線を基準縦ケイ線としてステップ602に戻る。
【0053】図15は、認識装置40で認識した認識デ
ータに表がある場合に、不当な入力エリア同士を結合し
て表として最適な入力エリアを定義するときの制御処理
装置50の各機能部による機能処理のフローチャートで
ある。
【0054】ステップ701では、入力装置20より入
力エリア定義の要求があると読取装置30にセットされ
ている見積書をドットデータとして読み込む。
【0055】ステップ702では、読取装置30より読
み込まれたドットデータ内の文字および直線を日本語ワ
ードプロセッサで扱える文字,ケイ線データとして認識
する。認識データの中から表として扱えるデータ11V
を抽出する(ステップ703)。
【0056】その後、表を構成するケイ線全てを表を取
り囲むケイ線まで延長(11Wの破線のように延長)す
る(ステップ704)。疑似表の全項目に対して項目サ
イズの入力エリアを定義する(ステップ705,70
6,707)。入力エリア定義後、項目分割状態を走査
して項目が2分割以下であれば入力エリアはそのままと
定義しておき、3分割以上に分割されていれば隣同士の
入力エリアを結合して再定義する(ステップ708,7
09,711)。
【0057】前記再定義処理を疑似表に定義した入力エ
リアだけ繰返して(ステップ710)、処理を終了する。
【0058】図16は、入力エリアとそれ以外の区別が
一見して確認できる表示をするときの制御処理装置50
の各機能部による機能処理のフローチャートである。
【0059】制御処理装置50より文字データやケイ線
データの表示要求があると(ステップ810)ステップ
804で、入力エリアの表示かそれ以外の表示(下地表
示)かを判定する。
【0060】入力エリア以外の表示要求の場合は、入力
エリアとそれ以外の区別が一見して確認できる表示色を
設定した(ステップ804)後、表示要求のあった文字
データやケイ線データ等を表示装置10に表示をする
(ステップ803)。
【0061】入力エリアの表示要求の場合は、そのま
ま、表示要求のあった文字データやケイ線データ等を表
示装置10に表示をする。
【0062】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、見積
書や注文書等の既製のフォーム用紙の入力位置やサイズ
を自動的に認識して入力エリアを定義できることから、
見積書や注文書等の既製のフォーム用紙を容易に作成す
ることができる。更には、定義した入力エリアデータを
使用することにより記入済みの見積書や注文書等の記入
内容を自動的にデータベース化でき、データの管理も容
易にできるようになり、見積書や注文書等の作成あるい
は印刷作業の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】日本語ワードプロセッサの電気的ブロック図。
【図2】原紙となる見積書を認識して認識データから入
力エリアの位置やサイズを自動的に定義する定義手順を
示す図。
【図3】入力エリアを定義するキーワードを登録する手
順および登録されているキーワードデータを使用して、
入力エリアの位置やサイズを自動的に定義する定義手順
を示す図。
【図4】内容が手書きで記入されている見積書を予め定
義されている入力エリアデータを使用して自動的にデー
タベース化する手順を示す図。
【図5】既に内容が記入されてしまっている見積書を予
め定義されている入力エリアデータを使用して見積書の
原紙を抽出する手順を示す図。
【図6】定義された点在する入力エリア群を縦ケイ線,
横ケイ線で囲まれた入力エリア群を表として定義する定
義手順を示す図。
【図7】入力エリアを定義するときに認識データから表
を認識して最適な入力エリアを定義する定義手順を示す
図。
【図8】入力エリアとそれ以外の区別が一見して確認で
きる表示画面例を示す図。
【図9】原紙となる見積書を認識して認識データから入
力エリアの位置やサイズを自動的に定義する処理を示す
フローチャート。
【図10】予め入力エリアを定義するキーワードを登録
するときの処理を示すフローチャート。
【図11】登録されているキーワードを使用して、入力
エリアを定義するときの処理を示すフローチャート。
【図12】内容が手書きで記入されている見積書を予め
定義されている入力エリアデータを使用して自動的にデ
ータベース化する処理を示すフローチャート。
【図13】既に内容が記入されてしまっている見積書を
予め定義されている入力エリアデータを使用して見積書
の原紙を抽出する処理を示すフローチャート。
【図14】定義された点在する入力エリア群を縦ケイ
線,横ケイ線で囲まれた入力エリア群を表として定義す
る処理を示すフローチャート。
【図15】認識データに表がある場合に、不当な入力エ
リア同士を結合して表として最適な入力エリアを定義す
るときの処理を示すフローチャート。
【図16】入力エリアとそれ以外の区別が一見して確認
できる表示処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
10…表示装置、20…入力装置、30…読取装置、4
0…認識装置、50…制御処理装置、51…入力エリア
定義機能、52…キーワード登録機能、53…キーワー
ド入力エリア定義機能、54…指定位置内認識機能、5
5…データベース化機能、56…指定位置外認識機能、
57…合成印刷機能、58…表定義機能、59…表最適
入力エリア定義機能、60…記憶装置、61…入力エリ
アデータ記憶領域、62…認識データ記憶領域、63…
内容データ、64…キーワードデータ、70…印字装
置、510…入力エリア表示機能部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成田 諭広 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内 (72)発明者 早乙女 弘 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内 (72)発明者 藤原 正樹 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字等を表示する表示装置と、印刷条件の
    指定や文字の入力等を行う入力装置と、作成した文書等
    を印刷する印字装置と、印刷文字や手書きの文字等をド
    ットデータとして読み取る読取装置と、読み取ったドッ
    トデータを分析して文書作成装置等で扱える文字データ
    やケイ線データとして認識する認識装置と、読み取った
    ドットデータや認識した認識データ等を記憶する記憶装
    置と、前記それぞれ装置を制御する制御装置とを備えた
    文書作成装置において、 前記認識装置で認識した認識データから入力エリアの位
    置やサイズ等を定義する入力エリア定義手段を設けたこ
    とを特徴とする文書作成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の文書作成装置において、 入力エリアを定義するキーワードを登録するキーワード
    登録手段と、認識した文字データと登録されているキー
    ワードから入力エリアの位置やサイズ等を定義するキー
    ワード入力エリア定義手段を設けた文書作成装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の文書作成装置において、 予め定義された入力エリア内のみの印刷文字や手書きの
    文字等を認識する指定位置内認識手段と、認識した入力
    エリアの内容データを予め定義された形式でデータベー
    ス化するデータベース化手段を設けた文書作成装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の文書作成装置において、 予め定義された入力エリア外のみの印刷文字や手書きの
    文字等を認識する指定位置外認識手段と、指定位置外認
    識手段で認識されたデータと入力エリアに入力されたデ
    ータや記憶装置に記憶されている入力エリアの内容デー
    タとを合成して印刷する合成印刷手段を設けた文書作成
    装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の文書作成装置において、 認識装置で認識した認識データから定義された点在する
    入力エリア群をある条件に従い表として定義する表定義
    手段を設けたことを特徴とする文書作成装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載の文書作成装置において、 認識装置で認識した認識データに表がある場合に不当な
    入力エリア同士を結合して表として最適な入力エリアを
    定義する表最適入力エリア定義手段を設けた文書作成装
    置。
  7. 【請求項7】請求項1記載の文書作成装置において、 認識装置で認識した認識データから定義された入力エリ
    アとそれ以外の区別が一見して確認できる入力エリア表
    示手段を設けたことを特徴とする文書作成装置。
  8. 【請求項8】既印刷の帳票をドットデータとして読み取
    り、読み取られたドットデータを記憶装置に記憶させる
    と共に読み取ったドットデータに基づく帳票を表示装置
    に表示し、表示装置に表示されている前記画面上の帳票
    の入力領域に数字等を入力して帳票を作成する帳票作成
    方法において、 既印刷の帳票の表形式とされている数値等の入力領域
    と、同じく表形式とされていない数値等の入力領域を他
    の読み取りデータ部分と表示状態を異ならせて表示し、
    表示されたこれらの入力領域に数値等を任意に入力する
    帳票作成方法。
  9. 【請求項9】既印刷の帳票をドットデータとして読み取
    り、読み取られたドットデータを記憶装置に記憶させる
    と共に読み取ったドットデータに基づく帳票を表示装置
    に表示し、表示装置に表示されている前記画面上の帳票
    の入力領域に数字等を入力して帳票を作成する帳票作成
    方法において、 既印刷の帳票の表形式とされている数値等の入力領域
    と、同じく表形式とされていない数値等の入力領域を他
    の読み取りデータ部分と表示状態を異ならせて表示し、
    更に、表形式とされている数値等の入力領域はケイ線を
    伴う表形式表示とし、表形式とされていない数値等の入
    力領域は独立の矩形表示とし、これらの入力領域に数値
    等を任意に入力するようにした帳票作成方法。
JP7157390A 1995-06-23 1995-06-23 文書作成装置あるいは帳票作成方法 Pending JPH096874A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009070246A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Ricoh Co Ltd 情報処理システム,情報処理装置,プログラム,および記録媒体

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