JPH0968092A - 内燃機関のスロットル開度判定装置 - Google Patents

内燃機関のスロットル開度判定装置

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JPH0968092A
JPH0968092A JP22141895A JP22141895A JPH0968092A JP H0968092 A JPH0968092 A JP H0968092A JP 22141895 A JP22141895 A JP 22141895A JP 22141895 A JP22141895 A JP 22141895A JP H0968092 A JPH0968092 A JP H0968092A
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JP
Japan
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pressure
throttle
side pressure
fully closed
throttle opening
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Pending
Application number
JP22141895A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigemi Ono
茂美 大野
Mamoru Nemoto
守 根本
Yuichiro Nanao
勇一郎 七尾
Hiroto Ishikawa
広人 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Car Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0968092A publication Critical patent/JPH0968092A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】絞り弁5の上流,下流の圧力とスロットル開度
との関係より、アイドル状態,全開状態,スロットル開
度を求める。 【効果】内燃機関の振動によりスロットルセンサの出力
変動によるスロットル開度の誤検出が防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の電子制御燃料
噴射装置におけるスロットル開度判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関のスロットル開度判定装置は、
一般に、スロットルバルブの軸に装着したスロットルセ
ンサの出力を用いて行うのが知られている。スロットル
センサは、スロットル開度をリニアに検出できるもの、
また、スイッチ的に全閉,全開を検出するものが一般的
である。スロットル開度をリニアに検出できるものは、
センサ内部に抵抗体を有し、スロットル開度に応じて抵
抗値が変化する特性をもっている。したがって、センサ
に一定電圧を印加することで、スロットル開度と電圧が
比例関係で出力されることにより、開度の判定が可能と
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スロットルバ
ルブは、内燃機関に直に装着されるため、熱,振動等に
常時さらされる。このため、スロトルセンサの出力が、
内燃機関の状態(たとえば、高回転高負荷)により、ま
れに真値を計測できない場合が存在した。具体的には、
内燃機関の振動により、センサ内の抵抗体が動き、出力
変動を生じてしまうことがあった。この問題が発生した
場合、スロットルセンサの出力を用いて、加速時の燃料
増量を実施しているものについては、スロットルバルブ
が変化していないにもかかわらず、燃料増量が行われ、
トルクの低下,アフタファイヤ等を引き起こす。
【0004】
【課題を解決するための手段】スロットルバルブ全閉時
のバルブ位置より上流に圧力導入口を設け、圧力センサ
により圧力を計測する全閉圧力計測手段、前記全閉圧力
計測手段と所定値とを比較し、アイドル判定を行うアイ
ドル判定手段と構成される。
【0005】
【作用】バルブ上流に設けられた圧力導入口で検出され
る圧力値とスロットル開度の関係は図4となる。図4よ
り、スロットルバルブが全閉の時は圧力値はほぼ大気圧
と同等となる。スロットルバルブが、全閉よりわずかに
開くと、圧力導入口には急激に負圧が発生する。さら
に、スロットルバルブを開いて行くと、スロットルバル
ブ下流の圧力と一致するようになる。本発明ではこの特
性を利用し、スロットルバルブ全閉の判定は全閉圧力計
測手段の圧力値が、所定値以下(負圧が発生していな
い)の時、スロットルバルブ全閉と判定するように作用
する。また、全開の判定はスロットルバルブ下流の圧力
と略一致した時に全開と判定するように作用する。
【0006】
【実施例】本発明に関する電子制御燃料噴射装置につい
て、図1に基づき説明する。
【0007】エンジン1に必要な空気はエアクリーナ2
の入り口部3から入り、吸気ダクト4を通り、スロット
ルボディ29に取り付けられた空気流量を制御する絞り
弁5を通り、サージタンク6に入る。ここで、空気はエ
ンジン1の各シリンダに直通するインテークマニフォー
ルド7により分配され、エンジン1のシリンダ内に入
る。吸入される空気の温度は吸気温センサ12で検出さ
れる。
【0008】一方、燃料は燃料タンク14から燃料ポン
プ15で吸引,加圧され燃料フィルタ16を通り、イン
テークマニフォールド7に設けられた燃料噴射弁13に
供給され、コントロールユニット28からの噴射信号に
応じて燃料が噴射される。この時、燃料噴射弁13に作
用する燃料圧力は燃料調圧弁17で調圧される。燃料調
圧弁17はインテークマニフォールド7の負圧を導入し
て、燃料圧力とインテークマニフォールド7内の圧力差
を常時一定に保持する働きをする。
【0009】燃料タンク14で発生した燃料蒸気はキャ
ニスタ18に一時回収される。回収された燃料はエンジ
ン1の運転中にキャニスタパージバルブ19を経由し、
サージタンク6に導かれ、エンジン1に吸入され燃焼す
る。
【0010】絞り弁5をバイパスして装着されているI
SCバルブ8,アイドルアップバルブ9はコントロール
ユニット28からの信号により、絞り弁5をバイパスし
て空気量を制御することで、アイドル回転数を一定に保
つ。
【0011】排気ガスは触媒24で浄化され、マフラ2
5で消音され放出される。
【0012】コントロールユニット28は絞り弁5より
上流の圧力を測定する圧力センサ10,下流の圧力を測
定する圧力センサ11の出力と、吸気温センサ12で、
インテークマニフォールド7へ流入する空気の温度よ
り、インテークマニフォールド7へ流入する空気量を演
算する。
【0013】また、コントロールユニット28は吸入空
気量の演算結果,水温センサ26からの検出結果,排気
ガス中の酸素量を酸素センサ23で検出した結果から、
最適燃料量を演算し、燃料噴射弁13を駆動し、エンジ
ン1へ燃料を供給する。同様に点火時期についても、ノ
ックセンサ27の検出結果を考慮し、パワースイッチ2
0への通電により点火コイル21,ディストリビュータ
22を通して点火が行われる。
【0014】コントロールユニット28は図2に示すよ
うに、中央処理装置(以下CPU)100,リードオン
リメモリ(以下ROM)101,イグニションキーオフ
後も内容を保持する機能を備えたランダムアクセスメモ
リ(以下RAM)102,入力ポート103,出力ポー
ト104,電圧をディジタル量に変換するA/D変換器
105、およびこれらを接続するデータバスおよびコン
トロールバスなどのバス106を含んで構成されてい
る。CPU100は予めROMに記憶された制御プログラムに
したがって入力ポートおよびA/D変換器を介してデー
タを入力し、出力ポートおよび駆動回路107を介して
接続されたインジェクタ,ISCバルブなどを制御す
る。
【0015】つぎに、図3,図4,図5,図6より本発
明の詳細について説明する。
【0016】図3は本発明の詳細図であり、絞り弁5の
上流側の圧力は圧力センサ10で測定され、下流側の圧
力は圧力センサ11で測定される。測定圧力をそれぞれ
P10,P11とすると、スロットル開度と各圧力の関係を
図4に示す。
【0017】図4より、スロットル開度が微小の時は絞
り弁5の上流側の圧力P10は大気圧に近く高い。下流側
の圧力P11は上流側の圧力P10より大幅に低い。スロッ
トル開度が大きくなるに従い、下流側の圧力P11はしだ
いに高くなっていくが、上流側の圧力P10はスロットル
開度の開き初めに急激に低くなり、その後しだいに下流
側の圧力へと近づいていく。
【0018】この特性を利用した本発明のフローを図
5,図6に示す。
【0019】図5はアイドル状態判定のフローである。
まず、ステップ201で絞り弁5の上流側の圧力P10を
測定する。つぎに、ステップ202で絞り弁5の下流側
の圧力P11を測定する。ステップ203で、下流側の圧
力P11が、あるしきい値PIDL11 より小さいか判定す
る。大きい場合はステップ205でアイドルフラグをリ
セットするが、小さい場合はステップ204で、上流側
の圧力P10が、あるしきい値PIDL10 より大きいか判定
する。ここでも、小さい場合はステップ205でアイドル
フラグをリセットし、大きい場合はステップ206でア
イドルフラグをセットしアイドル状態と判定する。
【0020】図6は全開状態判定のフローである。ま
ず、ステップ301で絞り弁5の上流側の圧力P10を測
定する。つぎに、ステップ302で絞り弁5の下流側の
圧力P11を測定する。ステップ303で、上流側の圧力
P10と下流側の圧力P11の差を演算する。差があるしき
い値PWOT より小さいか判定する。大きい場合はステッ
プ304で全開フラグをリセットするが、小さい場合は
ステップ305で、全開フラグをセットし、全開状態と
判定する。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば圧力センサを用いてスロ
ットルの全閉,全開を検出するようにしたので、内燃機
関の振動等によるスロットル開度の誤検出がなくなり、
無用な空燃比変動を抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における電子燃料噴射制御装置の系統
図。
【図2】本発明による電子燃料噴射制御装置のコントロ
ールユニットの内部のブロック図。
【図3】本発明におけるシステムの説明図。
【図4】本発明におけるスロットル開度と圧力センサ出
力の特性図。
【図5】本発明におけるアイドル状態判定のフローチャ
ート。
【図6】本発明における全開状態判定のフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…エンジン、8…ISCバルブ、13…燃料噴射弁、
20…パワースイッチ、21…点火コイル、22…ディ
ストリビュータ、28…コントロールユニット、29…
スロットルボディ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 35/00 F02D 41/08 301 41/08 301 35/00 366D (72)発明者 七尾 勇一郎 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 石川 広人 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の電子制御燃料噴射装置におい
    て、スロットルバルブの全閉時のバルブ位置より上流に
    圧力導入口を設け、圧力センサにより圧力を計測する全
    閉圧力計測手段、前記全閉圧力計測手段と所定値とを比
    較し、アイドル判定を行うことを特徴とする内燃機関の
    スロットル開度判定装置。
  2. 【請求項2】スロットル下流の圧力を検出し、これと前
    記全閉圧力計測手段で計測された圧力とを比較し、偏差
    が所定値以下の時、スロットル開度を全開と判断する請
    求項1に記載の内燃機関のスロットル開度判定装置。
JP22141895A 1995-08-30 1995-08-30 内燃機関のスロットル開度判定装置 Pending JPH0968092A (ja)

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Cited By (3)

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