JPH0965535A - 電力ケーブルの引込み方法 - Google Patents

電力ケーブルの引込み方法

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Publication number
JPH0965535A
JPH0965535A JP24369695A JP24369695A JPH0965535A JP H0965535 A JPH0965535 A JP H0965535A JP 24369695 A JP24369695 A JP 24369695A JP 24369695 A JP24369695 A JP 24369695A JP H0965535 A JPH0965535 A JP H0965535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
connecting portion
connection
manhole
protective tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP24369695A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yatsuka
健 八束
Makoto Yamashita
真 山下
Akio Chikada
彰夫 近田
Kaneyo Suzuki
兼四 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接続用作業室の設営個数を少くして作業室の設
営コストを低減するとともに、接続スペースの大きな場
所を選択して接続用作業室を設けることにより接続作業
を容易にした電力ケーブルの引込み方法を提供する。 【解決手段】マンホールや洞道等に接続用作業室を設
け、該作業室でケーブルを接続した後、上記ケーブルを
洞道又は管路に延線して前記作業室から離れた位置にケ
ーブル接続部を設置する電力ケーブルの引込み方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電力ケーブルを洞道
や管路地等へ引込む方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電力ケーブルを洞道や管路に引込
む場合、その接続は接続部を設置する場所毎に接続用作
業室を設け、該作業室でケーブルの接続作業を行い、接
続部用保護管を取付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来は
接続部を設置する場所毎に接続用作業室を設けて接続作
業を行うため、接続用作業室を接続部の設置場所毎に設
ける必要があり、設置コストが高くなる。又接続用作業
室として使用できるスペースが狭い場所では、接続作業
用設備の搬入が困難であったり、作業者が作業するため
の正常な姿勢を保つ高さが確保できない等の問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解消し、接続用作業室の設営個数を少くして設営コスト
を低減するとともに、接続スペースの大きな場所を選択
して接続用作業室を設けることにより接続作業を容易に
した電力ケーブルの引込み方法を提供するもので、その
特徴はマンホールや洞道等に接続用作業室を設け、該作
業室でケーブルを接続した後、上記ケーブルを洞道又は
管路に延線して前記作業室から離れた位置にケーブル接
続部を設置する電力ケーブルの引込み方法にある。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明の電力ケーブルの引
込み方法の基本的な実施形態の説明図である。図1
(イ)に示すように例えば接続作業スペースが充分確保
出来るマンホール1に接続用作業室2を設ける。そし
て、該マンホール1とはケーブル6の延線方向(矢印
a)の反対側にあるマンホール3の地上にケーブルドラ
ム4を設置し、該マンホール3を通じて前記接続用作業
室2に向って管路又は洞道A内にケーブル6を引込み、
前記接続用作業室2で先行のケーブル6とこれに続くケ
ーブル6とを接続する。接続終了後、図1(ロ)に示す
ように、ケーブル6を矢印aの方向に延線し、ケーブル
接続部7を所定の位置、例えばマンホール5に設置す
る。このような作業を繰返すことにより、複数の接続部
7を形成したケーブル6を管路又は洞道A内に延線し、
上記接続部7を所定の位置に設置することが出来る。
【0006】
【実施例1】図2は本発明の1実施例の説明図である。
通常電力ケーブルの接続部には機械的保護及び防水機能
が要求されるため、ケーブル接続部分の外側に接続部用
保護管が取付けられるが、現行の接続部用保護管は長さ
が長いため、保護管を取付けた状態では接続部が曲がら
ず、曲がりのあるルートでは接続部が引込めないという
問題がある。従って、本実施例では、前述の接続用作業
室2におけるケーブル6の接続作業では、図2(イ)に
示すように、ケーブル接続部分11の外側には接続部用保
護管15を取付けず、接続用保護管15はあらかじめケーブ
ル接続部7(図1参照)を設置する位置に据えつけてお
く。
【0007】そして、作業室2では延線中に接続部分11
やケーブルコア12が外力により外傷を受けることのない
よう、これらを内包してケーブルの防食層13間にわたっ
て保護層14を設けておく。上記保護層14はゴム、プラス
チックのテープ巻や収縮チューブ、あるいはこれらの外
側に半割れで曲性のある金属コルゲートパイプによる補
強層を設けて形成される。
【0008】このようにケーブル接続部分11上に保護層
14を設けた状態で延線し、図2(ロ)に示すように、あ
らかじめ接続部用保護管15が据えつけられている直前で
前記保護層14を取除き、接続部分11を上記保護管15に引
込み、保護管15の端部とケーブル防食層13との間を防水
処理して所定の位置に設置する。ケーブルが長尺の場
合、ケーブルの金属シースを縁切りしてクロスボンド接
地しないと、循環電流が大きくなって送電ロスが増加す
るので縁切りのために絶縁筒16を備えた接続部用保護管
15を用いる必要がある。
【0009】
【実施例2】図3は本発明の他の実施例の説明図であ
る。本実施例では、前記接続用作業室2でケーブルの接
続部分の外側に接続部用保護管を取付け、しかもケーブ
ル外径の10倍以上の曲がりのあるルートに引込みが可能
としたものである。即ち、前記接続用作業室2でケーブ
ル接続部分11の外側に、長さが1000mm以下の短い接続部
用保護管17を取付け、該保護管17の端部とケーブル防食
層13の間をゴム、プラスチックテープや収縮チューブ等
のよる防水処理層18を施したものである。このように短
い接続部用保護管17を取付けることによってケーブル外
径の10倍以上の曲がりのあるルートへの引込みが可能と
なる。
【0010】
【実施例3】図4は本発明のさらに他の実施例の説明図
である。本実施例は、上記実施例2と同様に接続用作業
室2でケーブルの接続部分11の外側に接続部用保護管を
取付けた状態で、ケーブル外径の10倍以上の曲がりのあ
るルートに引込みが可能としたものである。即ち、接続
用作業室2でケーブル接続部分11の外側に、長さ1000mm
以下の短い接続部用保護管17を取付け、該保護管17とケ
ーブル防食層13の間を曲性のある金属コルゲートパイプ
19で接続し、それぞれの継目に防水処理層18を施したも
のである。なお、図3及び図4において接続部用保護管
17には絶縁筒を図示していないが、必要により絶縁筒を
備えた接続部用保護管を用いるのは実施例1と同様であ
る。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電力ケー
ブルの引込み方法によれば、陸上輸送の重量制限のため
にケーブル輸送長が制限される都市部等において、接続
スペースの大きな場所を選定して接続用作業室を設ける
ことより、接続作業が容易に実施できるとともに、作業
室の数を減じ、設営コストを低減することができ、その
効果は極めて大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(イ)及び(ロ)は本発明の電力ケーブル
の引込み方法の基本的な実施形態の説明図である。
【図2】図2(イ)及び(ロ)は本発明の実施例1の説
明図である。
【図3】本発明の実施例2の説明図である。
【図4】本発明の実施例3の説明図である。
【符号の説明】
1、3、5 マンホール 2 接続用作業室 4 ケーブルドラム 6 ケーブル 7 ケーブル接続部 11 ケーブルの接続部分 12 ケーブルコア 13 ケーブル防食層 14 保護層 15 接続部用保護管 16 絶縁筒 17 短い接続部用保護管 18 防水処理層 19 金属コルゲートパイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 兼四 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マンホールや洞道等に接続用作業室を設
    け、該作業室でケーブルを接続した後、上記ケーブルを
    洞道又は管路に延線して前記作業室から離れた位置にケ
    ーブル接続部を設置することを特徴とする電力ケーブル
    の引込み方法。
  2. 【請求項2】接続用作業室でケーブル接続部分上に接続
    部用保護管を取付けることなく保護層を設け、あらかじ
    めマンホール又は洞道のケーブル接続部設置位置にケー
    ブル外径より大きい口径の接続部用保護管を据えつけて
    おき、上記保護管の直前で前記保護層を取除いてケーブ
    ル接続部分を前記接続部用保護管内に引込み、該保護管
    の端部とケーブル防食層の間を防水処理することを特徴
    とする請求項1記載の電力ケーブルの引込み方法。
  3. 【請求項3】接続用作業室でケーブル接続部分上に長さ
    の短い接続部用保護管を取付け、該保護管の端部とケー
    ブル防食層の間を防水処理した後、ケーブルを延線し所
    定の位置にケーブル接続部を設置することを特徴とする
    請求項1記載の電力ケーブルの引込み方法。
  4. 【請求項4】接続用作業室でケーブル接続部分上に長さ
    の短い接続部用保護管を取付け、該保護管とケーブル防
    食層の間を金属製コルゲートパイプで接続し、両者の継
    目を防水処理した後、ケーブルを延線し所定の位置にケ
    ーブル接続部を設置することを特徴とする請求項1記載
    の電力ケーブルの引込み方法。
  5. 【請求項5】接続部用保護管が絶縁筒を備えていること
    を特徴とする請求項2〜4のいずれか記載の電力ケーブ
    ルの引込み方法。
JP24369695A 1995-08-28 1995-08-28 電力ケーブルの引込み方法 Pending JPH0965535A (ja)

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JPH0965535A true JPH0965535A (ja) 1997-03-07

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