JPH0958745A - Ptp用易開裂蓋材シート - Google Patents
Ptp用易開裂蓋材シートInfo
- Publication number
- JPH0958745A JPH0958745A JP20556195A JP20556195A JPH0958745A JP H0958745 A JPH0958745 A JP H0958745A JP 20556195 A JP20556195 A JP 20556195A JP 20556195 A JP20556195 A JP 20556195A JP H0958745 A JPH0958745 A JP H0958745A
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- Japan
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- sheet
- ptp
- easy
- material sheet
- cover sheet
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/80—Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 PTPの蓋材シートと底材シートをヒートシ
ール(熱接着)する際のヒートシール用接着剤を塗布す
る工程を省き、さらに使用後のリサイクル性があり、易
開裂、破断性の特性を有するPTP用蓋材シートを提供
する。 【解決手段】 硬質ポリ塩化ビニルシートの少なくとも
片面にケトン系、炭化水素系、エステル系の有機溶剤の
うち少なくとも1種類を5〜100g/cm2塗布後直
ちに乾燥させ、JIS P 8112のミューレン低圧
用試験機による方法で破裂強度が0.01kg/cm2
〜5.0kg/cm2 になるように作製されたPTP用
易開裂蓋材シートである。
ール(熱接着)する際のヒートシール用接着剤を塗布す
る工程を省き、さらに使用後のリサイクル性があり、易
開裂、破断性の特性を有するPTP用蓋材シートを提供
する。 【解決手段】 硬質ポリ塩化ビニルシートの少なくとも
片面にケトン系、炭化水素系、エステル系の有機溶剤の
うち少なくとも1種類を5〜100g/cm2塗布後直
ちに乾燥させ、JIS P 8112のミューレン低圧
用試験機による方法で破裂強度が0.01kg/cm2
〜5.0kg/cm2 になるように作製されたPTP用
易開裂蓋材シートである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】錠剤、カプセル等の医薬品、
その他食品などに用いられるプレススルーパッケージ
(以下PTPという)用蓋材シートに関する。
その他食品などに用いられるプレススルーパッケージ
(以下PTPという)用蓋材シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、医薬品のカプセル、錠剤等の
包装形態としてPTP包装が用いられてきたが、使用基
材としては、錠剤等の封入されるポケット状に加工の施
された側のシート、すなわち底材シートとしては硬質ポ
リ塩化ビニル樹脂等のプラスチックシートが、また封入
された錠剤等の取り出し側となる蓋材シートとしては開
封時に易開裂、破断性が必要なためアルミ箔が一般に用
いられてきた。
包装形態としてPTP包装が用いられてきたが、使用基
材としては、錠剤等の封入されるポケット状に加工の施
された側のシート、すなわち底材シートとしては硬質ポ
リ塩化ビニル樹脂等のプラスチックシートが、また封入
された錠剤等の取り出し側となる蓋材シートとしては開
封時に易開裂、破断性が必要なためアルミ箔が一般に用
いられてきた。
【0003】しかしながら従来のPTPでは蓋材シート
の材質が無機物、底材シートの材質が有機物と全く異質
であるため、底材シートと蓋材シートをヒートシール
(熱接着)する際にヒートシール用接着剤を塗布する工
程が必要であった。さらに開封使用済み後のリサイクル
性に乏しく、焼却、廃棄処理時にアルミ箔が燃え残り易
いという問題があった。
の材質が無機物、底材シートの材質が有機物と全く異質
であるため、底材シートと蓋材シートをヒートシール
(熱接着)する際にヒートシール用接着剤を塗布する工
程が必要であった。さらに開封使用済み後のリサイクル
性に乏しく、焼却、廃棄処理時にアルミ箔が燃え残り易
いという問題があった。
【0004】よって環境保護の面からも、蓋材シートも
底材シートと同質の材料を用いることが望まれて来た
が、通常のプラスチックシートでは蓋材シートの強度が
強過ぎ、実使用(薬剤取り出し)時の易開裂、破断性に
欠けたものであった。ここでいう易開裂、破断性とは、
PTPとしてポケット状に成形加工された底材シートに
錠剤等を実装して蓋材シートとヒートシールした後の実
使用、すなわち錠剤等取り出し時の蓋材シートの開封の
平易さをさす。
底材シートと同質の材料を用いることが望まれて来た
が、通常のプラスチックシートでは蓋材シートの強度が
強過ぎ、実使用(薬剤取り出し)時の易開裂、破断性に
欠けたものであった。ここでいう易開裂、破断性とは、
PTPとしてポケット状に成形加工された底材シートに
錠剤等を実装して蓋材シートとヒートシールした後の実
使用、すなわち錠剤等取り出し時の蓋材シートの開封の
平易さをさす。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】PTPの蓋材シートと
底材シートをヒートシールする際のヒートシール用接着
剤を塗布する工程を省き、さらに開封使用済み後のリサ
イクル性があり、易開裂、破断性の特性を有するPTP
用蓋材シートを提供する。
底材シートをヒートシールする際のヒートシール用接着
剤を塗布する工程を省き、さらに開封使用済み後のリサ
イクル性があり、易開裂、破断性の特性を有するPTP
用蓋材シートを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】硬質ポリ塩化ビニル(以
下硬質PVCという)シートの少なくとも片面にケトン
系、炭化水素系、エステル系の有機溶剤のうち少なくと
も1種類を5〜100g/cm2塗布後直ちに乾燥さ
せ、JIS P 8112のミューレン低圧用試験機に
よる方法で破裂強度が0.01kg/cm2〜5.0k
g/cm2 になるように作製されたPTP用易開裂蓋材
シートである。
下硬質PVCという)シートの少なくとも片面にケトン
系、炭化水素系、エステル系の有機溶剤のうち少なくと
も1種類を5〜100g/cm2塗布後直ちに乾燥さ
せ、JIS P 8112のミューレン低圧用試験機に
よる方法で破裂強度が0.01kg/cm2〜5.0k
g/cm2 になるように作製されたPTP用易開裂蓋材
シートである。
【0007】
【発明の実施の態様】硬質PVCシートは通常一般に包
装材等に用いられるPVCシートで、PVCレジンとし
ては平均重合度が500〜1000で、JIS K 6
734による柔軟温度試験による測定で柔軟温度が50
℃以上のものを指す。また必要に応じてPVCレジン以
外に安定剤、補強剤、紫外線吸収剤、滑剤等の加工助剤
等が添加されていてもよい。シート厚みについても特に
限定されないが蓋材シートとしての開裂効果を考慮する
と、薄い方が効果的で0.01〜0.3mm、望ましく
は0.02〜0.2mmのシート厚みである。0.3m
mよりもシートが厚いと易開裂、破断性が出にくく、
0.01mmよりも薄いとシート加工が難しく実用上適
さない。。
装材等に用いられるPVCシートで、PVCレジンとし
ては平均重合度が500〜1000で、JIS K 6
734による柔軟温度試験による測定で柔軟温度が50
℃以上のものを指す。また必要に応じてPVCレジン以
外に安定剤、補強剤、紫外線吸収剤、滑剤等の加工助剤
等が添加されていてもよい。シート厚みについても特に
限定されないが蓋材シートとしての開裂効果を考慮する
と、薄い方が効果的で0.01〜0.3mm、望ましく
は0.02〜0.2mmのシート厚みである。0.3m
mよりもシートが厚いと易開裂、破断性が出にくく、
0.01mmよりも薄いとシート加工が難しく実用上適
さない。。
【0008】次に蓋材シートとして易開裂、破断性を付
与させるため上記の硬質PVCシートの少なくとも片面
を有機溶剤により硬質PVCシートの表面を劣化、脆化
させ易開裂、破断性を付与させる。有機溶剤の塗布方法
は特に限定されないが、例えばロールコート、スプレー
コート、ディッピングコート等が挙げられる。用いられ
る有機溶剤は易開裂、破断性に効果ある溶剤としてケト
ン系溶剤、炭化水素系溶剤、エステル系溶剤が挙げられ
る。ケトン系溶剤としては例えばメチルエチルケトン
(MEK)、テトラヒドロフラン(THF)、アセトン
等が挙げられる。炭化水素系溶剤としては、例えばトル
エン、キシレン、ペガゾール、アイソパー等が挙げられ
る。エステル系溶剤としては、例えば酢酸エチル、酢酸
ブチル等が挙げられる。また有機溶剤は2種以上で混合
使用してもよい。破裂強度が所定の範囲であるならば劣
化、脆化の効果をより上げるためにシートの両面にコー
トしてもよい。
与させるため上記の硬質PVCシートの少なくとも片面
を有機溶剤により硬質PVCシートの表面を劣化、脆化
させ易開裂、破断性を付与させる。有機溶剤の塗布方法
は特に限定されないが、例えばロールコート、スプレー
コート、ディッピングコート等が挙げられる。用いられ
る有機溶剤は易開裂、破断性に効果ある溶剤としてケト
ン系溶剤、炭化水素系溶剤、エステル系溶剤が挙げられ
る。ケトン系溶剤としては例えばメチルエチルケトン
(MEK)、テトラヒドロフラン(THF)、アセトン
等が挙げられる。炭化水素系溶剤としては、例えばトル
エン、キシレン、ペガゾール、アイソパー等が挙げられ
る。エステル系溶剤としては、例えば酢酸エチル、酢酸
ブチル等が挙げられる。また有機溶剤は2種以上で混合
使用してもよい。破裂強度が所定の範囲であるならば劣
化、脆化の効果をより上げるためにシートの両面にコー
トしてもよい。
【0009】PTPとして、得られた蓋材シートを底材
シートにヒートシールする方法についても、求めるシー
ル強度が得られれば特に限定されない。また蓋材シート
のシール面も開封時の易開裂、破断性に差障りがなけれ
ば特に限定されない。
シートにヒートシールする方法についても、求めるシー
ル強度が得られれば特に限定されない。また蓋材シート
のシール面も開封時の易開裂、破断性に差障りがなけれ
ば特に限定されない。
【0010】このようにして得られる蓋材シートのJI
S P 8112によるミューレン低圧用試験機による
破裂強度は0.01〜5.0kg/cm2、望ましくは
0.1〜3.5kg/cm2である。破裂強度が0.0
1kg/cm2よりも小さいと開裂性が良すぎて実用に
適さず、5.0kg/cm2よりも大きいと開封時に開
裂し難いので実用上不適である。
S P 8112によるミューレン低圧用試験機による
破裂強度は0.01〜5.0kg/cm2、望ましくは
0.1〜3.5kg/cm2である。破裂強度が0.0
1kg/cm2よりも小さいと開裂性が良すぎて実用に
適さず、5.0kg/cm2よりも大きいと開封時に開
裂し難いので実用上不適である。
【0011】
《実施例1》カレンダー工法により得られた厚み0.0
5mmの硬質PVCシート(平均重合度P=800、柔
軟温度55℃)の片面にリバースコートによりMEKを
塗工量30g/m2、コートスピード10m/min.で
コート後60℃×1分乾燥して得られた蓋材シートと、
カレンダー工法により得られた厚み0.3mmのPVC
シートに錠剤収納用にポケット状に成形加工を施した底
材シートとを、底材ポケット部に錠剤充填後ヒートシー
ルしてPTPとした。実用評価として、得られたPTP
から錠剤を取り出したが、蓋材シートの易開裂、破断が
容易で実用に適していた。また蓋材シートの破裂強度を
JIS P 8112のミューレン低圧用試験機により
測定すると0.9kg/cm2であった。
5mmの硬質PVCシート(平均重合度P=800、柔
軟温度55℃)の片面にリバースコートによりMEKを
塗工量30g/m2、コートスピード10m/min.で
コート後60℃×1分乾燥して得られた蓋材シートと、
カレンダー工法により得られた厚み0.3mmのPVC
シートに錠剤収納用にポケット状に成形加工を施した底
材シートとを、底材ポケット部に錠剤充填後ヒートシー
ルしてPTPとした。実用評価として、得られたPTP
から錠剤を取り出したが、蓋材シートの易開裂、破断が
容易で実用に適していた。また蓋材シートの破裂強度を
JIS P 8112のミューレン低圧用試験機により
測定すると0.9kg/cm2であった。
【0012】《実施例2》カレンダー工法により得られ
た厚み0.2mmの硬質PVCシート(平均重合度P=
1000、柔軟温度58℃)の片面にグラビアコートに
よりTHFと酢酸エチル(THF/酢酸エチル=1/1
の配合量で混合)を、塗工量20g/m2、コートスピー
ド15m/min.でコート後70℃×1分乾燥して得
られた蓋材シートと、カレンダー工法により得られた厚
み0.3mmのPVCシートに錠剤収納用にポケット状
に成形加工を施した底材シートとを、底材ポケット部に
錠剤充填後ヒートシールしてPTPとした。実用評価と
して、得られたPTPから錠剤を取り出したが、蓋材シ
ートの易開裂、破断が容易で実用に適していた。また蓋
材シートの破裂強度をJIS P 8112のミューレ
ン低圧用試験機により測定すると0.7kg/cm2で
あった。
た厚み0.2mmの硬質PVCシート(平均重合度P=
1000、柔軟温度58℃)の片面にグラビアコートに
よりTHFと酢酸エチル(THF/酢酸エチル=1/1
の配合量で混合)を、塗工量20g/m2、コートスピー
ド15m/min.でコート後70℃×1分乾燥して得
られた蓋材シートと、カレンダー工法により得られた厚
み0.3mmのPVCシートに錠剤収納用にポケット状
に成形加工を施した底材シートとを、底材ポケット部に
錠剤充填後ヒートシールしてPTPとした。実用評価と
して、得られたPTPから錠剤を取り出したが、蓋材シ
ートの易開裂、破断が容易で実用に適していた。また蓋
材シートの破裂強度をJIS P 8112のミューレ
ン低圧用試験機により測定すると0.7kg/cm2で
あった。
【0013】《実施例3》カレンダー工法により得られ
た厚み0.1mmの硬質PVCシート(平均重合度P=
800、柔軟温度56℃)の片面にリバースコートによ
りトルエンを塗工量50g/m2、コートスピード12m
/min.でコート後50℃×1分乾燥して得られた蓋
材シートと、カレンダー工法により得られた厚み0.3
mmのPVCシートに錠剤収納用にポケット状に成形加
工を施した底材シートとを、底材ポケット部に錠剤充填
後ヒートシールしてPTPとした。実用評価として、得
られたPTPから錠剤を取り出したが、蓋材シートの易
開裂、破断が容易で実用に適していた。また蓋材シート
の破裂強度をJIS P 8112のミューレン低圧用
試験機により測定すると1.1kg/cm2であった。
た厚み0.1mmの硬質PVCシート(平均重合度P=
800、柔軟温度56℃)の片面にリバースコートによ
りトルエンを塗工量50g/m2、コートスピード12m
/min.でコート後50℃×1分乾燥して得られた蓋
材シートと、カレンダー工法により得られた厚み0.3
mmのPVCシートに錠剤収納用にポケット状に成形加
工を施した底材シートとを、底材ポケット部に錠剤充填
後ヒートシールしてPTPとした。実用評価として、得
られたPTPから錠剤を取り出したが、蓋材シートの易
開裂、破断が容易で実用に適していた。また蓋材シート
の破裂強度をJIS P 8112のミューレン低圧用
試験機により測定すると1.1kg/cm2であった。
【0014】《比較例1》カレンダー工法により得られ
た厚み0.2mmの硬質PVCシート(平均重合度P=
800、柔軟温度50℃)の片面にリバースコートによ
りIPAを塗工量50g/m2、コートスピード14m/
min.でコート後75℃×1分乾燥して得られた蓋材
シートと、カレンダー工法により得られた厚み0.3m
mのPVCシートに錠剤収納用にポケット状に成形加工
を施した底材シートとを、底材ポケット部に錠剤充填後
ヒートシールしてPTPとした。実用評価として、得ら
れたPTPから錠剤を取り出そうとしたが、蓋材シート
が開裂、破断せず内容物は取り出せなかった。また蓋材
シートの破裂強度をJIS P 8112のミューレン
低圧用試験機により測定すると5.9kg/cm2であ
った。尚、実施例1、実施例2、実施例3及び比較例1
において、底材シートと蓋材シートをヒートシールする
際にヒートシール用接着剤を使用しなかったが、いずれ
もヒートシール可能であった。
た厚み0.2mmの硬質PVCシート(平均重合度P=
800、柔軟温度50℃)の片面にリバースコートによ
りIPAを塗工量50g/m2、コートスピード14m/
min.でコート後75℃×1分乾燥して得られた蓋材
シートと、カレンダー工法により得られた厚み0.3m
mのPVCシートに錠剤収納用にポケット状に成形加工
を施した底材シートとを、底材ポケット部に錠剤充填後
ヒートシールしてPTPとした。実用評価として、得ら
れたPTPから錠剤を取り出そうとしたが、蓋材シート
が開裂、破断せず内容物は取り出せなかった。また蓋材
シートの破裂強度をJIS P 8112のミューレン
低圧用試験機により測定すると5.9kg/cm2であ
った。尚、実施例1、実施例2、実施例3及び比較例1
において、底材シートと蓋材シートをヒートシールする
際にヒートシール用接着剤を使用しなかったが、いずれ
もヒートシール可能であった。
【0015】
【発明の効果】硬質PVCシートに有機溶剤をコートす
ることにより、PTPの蓋材として必要な易開裂、破断
性が容易に得られ、また底材と同材質のプラスチックシ
ートであるため使用後のリサイクル性に優れ、かつ蓋材
シートと底材シートをヒートシールする際のヒートシー
ル用接着剤を省いたPTP用易開裂蓋材シートが得られ
る。
ることにより、PTPの蓋材として必要な易開裂、破断
性が容易に得られ、また底材と同材質のプラスチックシ
ートであるため使用後のリサイクル性に優れ、かつ蓋材
シートと底材シートをヒートシールする際のヒートシー
ル用接着剤を省いたPTP用易開裂蓋材シートが得られ
る。
【図1】PTPの断面図である。
1 ポケット状に成形加工を施された底材シート 2 蓋材シート
Claims (1)
- 【請求項1】硬質ポリ塩化ビニルシートの少なくとも片
面にケトン系、炭化水素系、エステル系の有機溶剤のう
ち少なくとも1種類を5〜100g/cm2塗布後乾燥
させ、JIS P 8112のミューレン低圧用試験機
による方法で破裂強度が0.01kg/cm2〜5.0
kg/cm2 になるように作製されたことを特徴とする
PTP用易開裂蓋材シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20556195A JPH0958745A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | Ptp用易開裂蓋材シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20556195A JPH0958745A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | Ptp用易開裂蓋材シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0958745A true JPH0958745A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16508940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20556195A Pending JPH0958745A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | Ptp用易開裂蓋材シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0958745A (ja) |
-
1995
- 1995-08-11 JP JP20556195A patent/JPH0958745A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040114 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040121 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040518 |