JPH0956758A - 歯科用治療椅子 - Google Patents
歯科用治療椅子Info
- Publication number
- JPH0956758A JPH0956758A JP7210449A JP21044995A JPH0956758A JP H0956758 A JPH0956758 A JP H0956758A JP 7210449 A JP7210449 A JP 7210449A JP 21044995 A JP21044995 A JP 21044995A JP H0956758 A JPH0956758 A JP H0956758A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- treatment chair
- dental treatment
- contour sheet
- counter seat
- dentist
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000011282 treatment Methods 0.000 title claims abstract description 24
- 210000001217 buttock Anatomy 0.000 claims abstract description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 12
- 231100000862 numbness Toxicity 0.000 abstract description 6
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 abstract description 5
- 210000002414 leg Anatomy 0.000 description 6
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 4
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000017531 blood circulation Effects 0.000 description 1
- 210000004204 blood vessel Anatomy 0.000 description 1
- 238000011866 long-term treatment Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 座った時に、或いは、寝た時に、体の圧力が
かかる部分のコンタシートを低反発弾性の材料にて構成
し、もって、長時間の治療においても異和感がなく、し
かも、しびれ等を生じない歯科治療椅子を提供する。 【解決手段】 歯科用治療椅子10は、バックレスト1
2及びコンタシート13を有し、前記バックレストを起
倒させて歯科治療を行うものである。コンタシート13
の臀部が当る部分を含む部分は、低反発弾性の材料20
で構成されている。低反発弾性部材20は、コンタシー
トの基材21のくりぬき部21aに、入れ子式に配設さ
れており、コンタシートが形くずれしないようにしてい
る。
かかる部分のコンタシートを低反発弾性の材料にて構成
し、もって、長時間の治療においても異和感がなく、し
かも、しびれ等を生じない歯科治療椅子を提供する。 【解決手段】 歯科用治療椅子10は、バックレスト1
2及びコンタシート13を有し、前記バックレストを起
倒させて歯科治療を行うものである。コンタシート13
の臀部が当る部分を含む部分は、低反発弾性の材料20
で構成されている。低反発弾性部材20は、コンタシー
トの基材21のくりぬき部21aに、入れ子式に配設さ
れており、コンタシートが形くずれしないようにしてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科用治療椅子、
より詳細には、長時間座っていても異和感やしびれが生
じないようにした歯科用治療椅子に関する。
より詳細には、長時間座っていても異和感やしびれが生
じないようにした歯科用治療椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、本発明が適用される歯科用治療
椅子の一例を説明するための要部概略構成図で、図中、
10は歯科用治用椅子、11は安頭台、12はバックレ
スト、13はコンタシート、14はレッグレスト、15
はフットレスト、16は基台で、周知のように、常時
は、図2(A)に示すように、起状態にあり、この状態
で患者は、フットレスト15の上に乗って、その後、コ
ンタシート14に腰掛ける。その後、ドクターは、椅子
を図2(B)に示す倒状態(寝状態)にして治療を行
い、或いは、図2(A)に示す、起状態にして患者がう
がいしやすいようにする等、椅子10を起、或いは、倒
状態にして歯科治療を行う。
椅子の一例を説明するための要部概略構成図で、図中、
10は歯科用治用椅子、11は安頭台、12はバックレ
スト、13はコンタシート、14はレッグレスト、15
はフットレスト、16は基台で、周知のように、常時
は、図2(A)に示すように、起状態にあり、この状態
で患者は、フットレスト15の上に乗って、その後、コ
ンタシート14に腰掛ける。その後、ドクターは、椅子
を図2(B)に示す倒状態(寝状態)にして治療を行
い、或いは、図2(A)に示す、起状態にして患者がう
がいしやすいようにする等、椅子10を起、或いは、倒
状態にして歯科治療を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】而して、歯科治療にお
いては、長時間、治療椅子に座ったままの状態で、或い
は、略水平状態に寝た状態で治療を受けることがある
が、従来のコンタシートでは、体の凸部分(例えば臀
部)に、高い圧力がかかってしまい、そのため、その部
分の血管が圧迫され、異和感を生じ、或いは、しびれを
起こすことがあった。
いては、長時間、治療椅子に座ったままの状態で、或い
は、略水平状態に寝た状態で治療を受けることがある
が、従来のコンタシートでは、体の凸部分(例えば臀
部)に、高い圧力がかかってしまい、そのため、その部
分の血管が圧迫され、異和感を生じ、或いは、しびれを
起こすことがあった。
【0004】本発明は、上述のごとき問題を解決するた
めになされたもので、特に、座った時に、或いは、寝た
時に、体の圧力がかかる部分のシートを低反発弾性の材
料にて構成し、もって、長時間の治療においても異和感
がなく、しかも、しびれ等を生じない歯科用治療椅子を
提供することを目的としてなされたものである。
めになされたもので、特に、座った時に、或いは、寝た
時に、体の圧力がかかる部分のシートを低反発弾性の材
料にて構成し、もって、長時間の治療においても異和感
がなく、しかも、しびれ等を生じない歯科用治療椅子を
提供することを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、バックレスト及びコンタシートを有し、
前記バックレストを起倒させて歯科治療を行う歯科用治
療椅子において、前記コンタシートの臀部が当る部分を
含む、領域を低反発弾性の材料で構成し、もって、長時
間座っていても異和感を生じたり、しびれを生じたりす
ることがなく、更には、該低反発弾性をコンタシート内
に入れ子式に配設し、もって、製造時、レザーを張る時
に、端の部分が押しつぶされて形くずれをしないように
したものである。
決するために、バックレスト及びコンタシートを有し、
前記バックレストを起倒させて歯科治療を行う歯科用治
療椅子において、前記コンタシートの臀部が当る部分を
含む、領域を低反発弾性の材料で構成し、もって、長時
間座っていても異和感を生じたり、しびれを生じたりす
ることがなく、更には、該低反発弾性をコンタシート内
に入れ子式に配設し、もって、製造時、レザーを張る時
に、端の部分が押しつぶされて形くずれをしないように
したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による歯科用治療
椅子の一実施例を説明するための図で、図1(A)は、
バックレスト部12、コンタシート部13、レッグレス
ト部14(なお、このレッグレスト14は、コンタシー
ト部13と一体でもよい)を有する歯科用治療椅子の要
部概略斜視図で、本発明においては、コンタシート13
の患者の臀部が当る部分を含む部分に、図中に点線にて
示すように、低反発弾性の材料20が用いられている。
椅子の一実施例を説明するための図で、図1(A)は、
バックレスト部12、コンタシート部13、レッグレス
ト部14(なお、このレッグレスト14は、コンタシー
ト部13と一体でもよい)を有する歯科用治療椅子の要
部概略斜視図で、本発明においては、コンタシート13
の患者の臀部が当る部分を含む部分に、図中に点線にて
示すように、低反発弾性の材料20が用いられている。
【0007】前記低反発弾性の材料としては、例えば、
アキレス株式会社製のスラブフォーム(RTC)が適し
ており、このスラブフォーム(RTC)は、反発弾性が
7%(JISK6401)程度で、他のスラブフォーム
(JH)の49%、モールドフォーム(HR)の67%
に対して非常に小さい。そのため、着座時の体圧(荷
重)を広く分散させ、広い面積で体圧を支えるため、体
の形状によくフィットし、更には、臀部等の体の凸部に
対する圧迫を少なくし、長時間着座していても血流の阻
害が少なく、また、異和感も感じないものとなる。
アキレス株式会社製のスラブフォーム(RTC)が適し
ており、このスラブフォーム(RTC)は、反発弾性が
7%(JISK6401)程度で、他のスラブフォーム
(JH)の49%、モールドフォーム(HR)の67%
に対して非常に小さい。そのため、着座時の体圧(荷
重)を広く分散させ、広い面積で体圧を支えるため、体
の形状によくフィットし、更には、臀部等の体の凸部に
対する圧迫を少なくし、長時間着座していても血流の阻
害が少なく、また、異和感も感じないものとなる。
【0008】上述のごとき低反発弾性部材は、バックレ
スト12や、レッグレスト14等にも使用可能である
が、これらバックレストやレッグレストは、全体を低反
発弾性材で形成しても、或いは、前述のように、荷重
(体重)のかかる部分の付近のみを低反発弾性部材で形
成するようにしても、シートの端部に荷重がかかること
がないので、それ程問題はない。
スト12や、レッグレスト14等にも使用可能である
が、これらバックレストやレッグレストは、全体を低反
発弾性材で形成しても、或いは、前述のように、荷重
(体重)のかかる部分の付近のみを低反発弾性部材で形
成するようにしても、シートの端部に荷重がかかること
がないので、それ程問題はない。
【0009】しかし、コンタシートの場合、厚さが厚
く、しかも、モールド成形(一体成型)できないため、
手張りになってしまうが、レザーを手張りする時に、端
の部分(斜線Eにて示す部分)が押しつぶされてしま
い、形のよいデザインができない。そのため、本発明に
おいては、図1(B)に示すように、例えば、モールド
ウレタン等から成るコンタシート基材21の臀部が当る
部分を含む中央部の略全体にくりぬき部21aを設ける
ことも、コンタシート基板22の上に、前記くりぬき部
21aに対応した低反発弾性のウレタン20を取り付
け、図1(C)に断面図にて示すように、該基板22上
に前記基材21を重ね合せ、低反発弾性材20をこれら
基板22と基材21との間に入れ子式に配設する。この
ようにすると、低反発弾性部材20が形くずれ等するこ
となく、椅子の端部のラインをきれいに出すことができ
る。また、高価な低反発弾性材の使用量を節約すること
ができる。
く、しかも、モールド成形(一体成型)できないため、
手張りになってしまうが、レザーを手張りする時に、端
の部分(斜線Eにて示す部分)が押しつぶされてしま
い、形のよいデザインができない。そのため、本発明に
おいては、図1(B)に示すように、例えば、モールド
ウレタン等から成るコンタシート基材21の臀部が当る
部分を含む中央部の略全体にくりぬき部21aを設ける
ことも、コンタシート基板22の上に、前記くりぬき部
21aに対応した低反発弾性のウレタン20を取り付
け、図1(C)に断面図にて示すように、該基板22上
に前記基材21を重ね合せ、低反発弾性材20をこれら
基板22と基材21との間に入れ子式に配設する。この
ようにすると、低反発弾性部材20が形くずれ等するこ
となく、椅子の端部のラインをきれいに出すことができ
る。また、高価な低反発弾性材の使用量を節約すること
ができる。
【0010】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、歯科用治療椅子のコンタシートの臀部が当る
部分を含む部分に、低反発弾性の部材を配設するように
したので、患者は、長時間にわたって治療を受けた場合
であっても、異和感を感じたり、しびれをきらしたりす
るようなことはなく、快適な座り心地で治療を受けるこ
とができる。また、低反発弾性部材がコンタシート内に
入れ子式に配設されているので、製造時に、コンタシー
トの端部のラインをくずすようなこともなく、きれいな
デザインにすることができる。更には、高価な低反発弾
性材の使用量を節約することができる。
によると、歯科用治療椅子のコンタシートの臀部が当る
部分を含む部分に、低反発弾性の部材を配設するように
したので、患者は、長時間にわたって治療を受けた場合
であっても、異和感を感じたり、しびれをきらしたりす
るようなことはなく、快適な座り心地で治療を受けるこ
とができる。また、低反発弾性部材がコンタシート内に
入れ子式に配設されているので、製造時に、コンタシー
トの端部のラインをくずすようなこともなく、きれいな
デザインにすることができる。更には、高価な低反発弾
性材の使用量を節約することができる。
【図1】 本発明による歯科用治療椅子の一実施例を説
明するための要部概略構成図、及び、コンタシートの分
解斜視図である。
明するための要部概略構成図、及び、コンタシートの分
解斜視図である。
【図2】 本発明が適用される歯科用治療椅子の使用例
を説明するための図である。
を説明するための図である。
10…歯科用治療椅子、12…バックレスト、13…コ
ンタシート、14…レッグレスト、20…低反発弾性
材、21…コンタシート基材、22…コンタシート基
板。
ンタシート、14…レッグレスト、20…低反発弾性
材、21…コンタシート基材、22…コンタシート基
板。
Claims (2)
- 【請求項1】 バックレスト及びコンタシートを有し、
前記バックレストを起倒させて歯科治療を行う歯科用治
療椅子において、前記コンタシートの臀部が当る部分を
含む部分が低反発弾性の材料で構成されていることを特
徴とする歯科用治療椅子。 - 【請求項2】 前記低反発弾性部材がコンタシート内に
入れ子式に配設されていることを特徴とする請求項1に
記載の歯科用治療椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7210449A JPH0956758A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 歯科用治療椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7210449A JPH0956758A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 歯科用治療椅子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0956758A true JPH0956758A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16589520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7210449A Pending JPH0956758A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 歯科用治療椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0956758A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007236867A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-20 | Osada Res Inst Ltd | 歯科治療椅子 |
CN112656632A (zh) * | 2020-12-16 | 2021-04-16 | 西安交通大学医学院第一附属医院 | 一种用于妇科手术的辅助装置 |
-
1995
- 1995-08-18 JP JP7210449A patent/JPH0956758A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007236867A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-20 | Osada Res Inst Ltd | 歯科治療椅子 |
CN112656632A (zh) * | 2020-12-16 | 2021-04-16 | 西安交通大学医学院第一附属医院 | 一种用于妇科手术的辅助装置 |
CN112656632B (zh) * | 2020-12-16 | 2022-08-05 | 西安交通大学医学院第一附属医院 | 一种用于妇科手术的辅助装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102163201B1 (ko) | 기능성 의자 | |
JP2588184B2 (ja) | 着座姿勢の患者用支持システム | |
JPH0956758A (ja) | 歯科用治療椅子 | |
JPH11510712A (ja) | 支持シート | |
KR900010588Y1 (ko) | 의자용 등 받침구 | |
JP2001037594A (ja) | 座面クッション | |
KR200340883Y1 (ko) | 인체 공학적 변기 | |
US4921304A (en) | Chair | |
KR102617406B1 (ko) | 통기성이 향상된 파손방지 기능을 갖는 좌식의자 | |
KR200327969Y1 (ko) | 탄성부를 갖는 등받이 의자 | |
KR200351308Y1 (ko) | 척추교정용 방석 | |
KR200380548Y1 (ko) | 의자 | |
KR200377409Y1 (ko) | 바른자세를 유지할 수 있는 의자 | |
US20030019026A1 (en) | Shampoo basin | |
KR102034036B1 (ko) | 삼각형 방석 | |
CN216875696U (zh) | 一种座椅扶手及座椅 | |
KR102597324B1 (ko) | 척추교정이 가능한 등받이가 구비되는 좌대로 이루어진 의자. | |
JP2000270964A (ja) | スイング式枕付腰掛 | |
CN208785096U (zh) | 一种轮椅防滑坐垫 | |
KR100784433B1 (ko) | 체중이동변화에 대응가능한 시트분리형 의자 | |
KR880003214Y1 (ko) | 등받이용 에어쿠션 | |
JP2000262564A (ja) | ベッド装置 | |
WO2002054914A1 (en) | Seat and chair with a partial cushion | |
KR20010100664A (ko) | 분리형 의자 등받이 신축 연결구조 | |
KR200277733Y1 (ko) | 지압형 의자 |