JPH0953451A - ディーゼル発電装置 - Google Patents

ディーゼル発電装置

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Publication number
JPH0953451A
JPH0953451A JP20548095A JP20548095A JPH0953451A JP H0953451 A JPH0953451 A JP H0953451A JP 20548095 A JP20548095 A JP 20548095A JP 20548095 A JP20548095 A JP 20548095A JP H0953451 A JPH0953451 A JP H0953451A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
water tank
depressurized
diesel engine
stop position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20548095A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Sudo
秀和 須藤
Yoshiyuki Hoshikawa
義幸 星川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP20548095A priority Critical patent/JPH0953451A/ja
Publication of JPH0953451A publication Critical patent/JPH0953451A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディーゼル発電装置において、ボールタップ
の腐食を防止し、ディーゼルエンジンへの給水を円滑に
行う。 【解決手段】 不凍液タンク8から減圧水槽3へ不凍液
を供給する不凍液供給路9に電磁バルブ10を設け、待
機状態となって減圧水槽3内の水位が止水位置まで上昇
すると、第1のセンサ11bがこれを検出して電磁バル
ブ10を開き、不凍液を減圧水槽3内に注入する。不凍
液の液位が所定高さになると、第2のセンサ11bによ
りこれを検出し、不凍液の注入を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、清水冷却方式の
ディーゼル発電装置に関し、特にその減圧水槽内のボー
ルタップの腐食を防止する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の清水冷却方式のディーゼル
発電装置の構成を示し、図3はそのボールタップの正面
図を示す。図において、1は発電機、2は発電機1を駆
動するディーゼルエンジン、3は給水の圧力を減少させ
るための減圧水槽、4は減圧水槽3に設けられたボール
タップ、5は減圧水槽3からの清水をディーゼルエンジ
ン2に供給する給水路、6はディーゼルエンジン2を冷
却した水を排出する排水路、7は排水路6にサイフォン
作用を防止するために設けられた弁である。
【0003】又、図3に示すボールタップ4において
は、水の供給口である給水口4aを有するとともに、こ
の給水口4aを開閉する弁4b、弁4bに一端が連結さ
れ、他端にフロート4dが連結されたロッド4c、及び
給水口4aとロッド4cとの間に設けられたリンク機構
4eを有している。
【0004】上記した従来のディーゼル発電装置におい
ては、ディーゼルエンジン2により発電機1が駆動さ
れ、発電が行われる。一方、給水口4aを介して給水源
から減圧水槽3内に供給された清水は減圧され給水路5
を介してディーゼルエンジン2に供給され、ディーゼル
エンジン2を冷却した後排水路6から排出される。発電
しないときはディーゼルエンジン2は停止され、給水も
停止される。このとき、給水口4aから供給された清水
は減圧水槽3内において水位が上昇し、これに従ってフ
ロート4dも上昇し、清水止水位置まで上昇すると、弁
4bにより給水口4aが閉じられ、給水が停止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のディー
ゼル発電装置においては、特に非常用の場合には、非常
時以外は待機状態にあり、長期間稼動しないために、水
分によりボールタップ4の特にリンク機構4e等がサビ
や水あか等により腐食した。このため、発電が開始さ
れ、減圧水槽3からディーゼルエンジン2へ給水が行わ
れて減圧水槽3内の水位が下がった場合、リンク機構4
eのサビ付き等によりフロート4dが動かなくなり、弁
4bが開かずに減圧水槽3への給水が行われず、従って
ディーゼルエンジン2への給水も行われなくなり、ディ
ーゼルエンジン2は水温が上昇して停止することになっ
た。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、ボールタップの腐食を防止し
てディーゼルエンジンへの給水を常に円滑に行うことが
できるディーゼル発電装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るディーゼ
ル発電装置においては、減圧水槽内の水位が止水位置に
なると、不凍液を減圧水槽に供給する不凍液供給路に設
けられた電磁バルブを開とし、不凍液を減圧水槽に供給
する。又、不凍液の液位が止液位置になった際には電磁
バルブを閉とし、不凍液の供給を停止する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
とともに説明する。図1はこの実施形態によるディーゼ
ル発電装置の構成を示し、8は不凍液を貯留する不凍液
タンク、9は不凍液を不凍液タンク8から減圧水槽3へ
供給する不凍液供給路、10は不凍液供給路9に設けら
れた電磁バルブ、11は減圧水槽3内の水位が止水位置
になったことを検出する第1のセンサ11aと、減圧水
槽3内の不凍液の液位が止液位置になったことを検出す
る第2のセンサ11bを有するフロートスイッチであ
る。他の構成は従来と同様である。
【0009】次に、上記構成のディーゼル発電装置の動
作を説明する。まず、発電時においてはディーゼルエン
ジン2が駆動され、ディーゼルエンジン2に対する給水
も行われる。ここで、ディーゼルエンジン2が停止さ
れ、待機状態に入るとディーゼルエンジン2への給水も
停止され、減圧水槽3内の水位が上昇する。水位が清水
の止水位置まで上昇すると、ボールタップ4の弁4bが
閉じられて給水が停止される。又、第1のセンサ11a
も清水の止水位置を検出してフロートスイッチ11を介
して電磁バルブ9を開き、不凍液を不凍液タンク8から
減圧水槽3へ注入する。
【0010】次に、不凍液の液位が止液位置まで上昇す
ると、第2のセンサ11bがこれを検出し、フロートス
イッチ11を介して電磁バルブ10を閉とする。この時
点でボールタップ4のリンク機構4e等は不凍液中にあ
り、不凍液は防錆作用があるためにボールタップ4はさ
びない。従って、再びディーゼルエンジン2が稼動さ
れ、減圧水槽3からディーゼルエンジン2へ給水が行わ
れた際に、減圧水槽3内の水位が下がるとボールタップ
4が作動して再び減圧水槽3への給水が行われ、ディー
ゼルエンジン2への給水が継続される。
【0011】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ディー
ゼルエンジンの稼動が停止され、減圧水槽内の水位が止
水位置まで上昇すると、ボールタップの作動により減圧
水槽への給水が停止される。同時に、第1のセンサによ
りこれが検知されて電磁バルブが開かれ、不凍液が減圧
水槽に注入される。不凍液が止液位置まで上昇すると、
第2のセンサの作用により電磁バルブは閉じられる。こ
のように、待機状態ではボールタップは不凍液中に浸漬
されるため、腐食せず、再び稼動した際にディーゼルエ
ンジンへの給水を支障なく行うことができ、ボールタッ
プの日常的な点検も不要となる。又、減圧水槽において
は、待機状態では不凍液の注入により清水の凍結が防止
される。さらに、減圧水槽の腐食も防止され、また待機
状態で水位が止水位置になったときのみ不凍液の注入が
行われるので、不凍液を節約することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるディーゼル発電装置の構成図で
ある。
【図2】従来のディーゼル発電装置の構成図である。
【図3】ボールタップの正面図である。
【符号の説明】
1…発電機 2…ディーゼルエンジン 3…減圧水槽 4…ボールタップ 5…給水路 6…排水路 8…不凍液タンク 9…不凍液供給路 10…電磁バルブ 11…フロートスイッチ 11a…第1のセンサ 11b…第2のセンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電機と、発電機を駆動するディーゼル
    エンジンと、給水源からの給水の圧力を減少させてディ
    ーゼルエンジンに供給するとともに、水位が止水位置に
    なった際に給水源からの給水を停止させるボールタップ
    を有する減圧水槽を備えたディーゼル発電装置におい
    て、不凍液源からの不凍液を減圧水槽に供給する不凍液
    供給路に設けられた電磁バルブと、減圧水槽内の水位が
    止水位置になったことを検出し、電磁バルブを開く第1
    のセンサと、減圧水槽内の不凍液の液位が止液位置にな
    ったことを検出し、電磁バルブを開く第1のセンサと、
    減圧水槽内の不凍液の液位が止液位置になったことを検
    出し、電磁バルブを閉とする第2のセンサを備えたこと
    を特徴とするディーゼル発電装置。
JP20548095A 1995-08-11 1995-08-11 ディーゼル発電装置 Pending JPH0953451A (ja)

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JP20548095A JPH0953451A (ja) 1995-08-11 1995-08-11 ディーゼル発電装置

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JP20548095A JPH0953451A (ja) 1995-08-11 1995-08-11 ディーゼル発電装置

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JPH0953451A true JPH0953451A (ja) 1997-02-25

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ID=16507558

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JP20548095A Pending JPH0953451A (ja) 1995-08-11 1995-08-11 ディーゼル発電装置

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