JPH0951351A - ネットワーク間接続装置 - Google Patents

ネットワーク間接続装置

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JPH0951351A
JPH0951351A JP7202082A JP20208295A JPH0951351A JP H0951351 A JPH0951351 A JP H0951351A JP 7202082 A JP7202082 A JP 7202082A JP 20208295 A JP20208295 A JP 20208295A JP H0951351 A JPH0951351 A JP H0951351A
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JP
Japan
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network
bit width
bus
transmission frame
transmission
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JP7202082A
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English (en)
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Toshifumi Shiba
利史 芝
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝送フレームのビット幅が互いに異なるネッ
トワーク1a〜1d相互間で伝送フレームの中継を可能
とする。 【構成】 共通バス14のうちデータ転送に使用される
データバス14aを所定ビット幅を有した複数のブロッ
クに分割して、バス調停部20で各ブロックに対する使
用権を調停する。転送先ネットワーク・インタフェース
から受領した送信先ネットワーク1b〜1dの必要とす
るビット幅と現在の使用可能ブロック数に基づいて実際
の転送ブロック数を決定し、自己ネットワーク1aから
受信した伝送フレームのビット幅を先に決定した転送ブ
ロック数に対応するビット幅に一致させ、さらに、共通
バスから転送されてきた自己ネットワーク1a宛の伝送
フレームのビット幅を自己ネットワーク1aのビット幅
に一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はLAN等の複数のネット
ワーク相互間で伝送フレームを中継するネットワーク間
接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】それぞれ複数のノードが組込まれた複数
のLAN(ローカルエリア・ネットワーク)相互間やW
AN(ワイドエリア・ネットワーク)相互間を接続する
ネットワーク間接続装置は例えば図4に示すように構成
されている。
【0003】それぞれ自己に接続されたネットワーク1
a,1bに対して所定のフオーマットを有した伝送フレ
ームを送受信するネットワーク・インタフェース2a,
2bは1つの共通バス3に接続されている。この共通バ
ス3にはフレームバッファ4及び中継処理部5が接続さ
れている。
【0004】中継処理部5においては、内部バス6に対
して、各種情報処理を行うMPU7,中継プログラムを
記憶するプログラムメリ8,共通バス3に対して中継す
べき伝送フレームを入出力するバス送受信部9,共通バ
ス3に対する使用権(アクセス権)を調停するバス調停
部10が接続されている。
【0005】このようなネットワーク間接続11におい
て、例えば自己のネットワーク1aから伝送フレームを
受信したネットワーク・インタフェース2aはバス調停
部10に対して共通バス3の使用権の獲得要求を出し
て、使用権を獲得すると、受信した伝送フレームを共通
バス3を介してフレームバッファ4へ書込む。中継処理
部5のMPU7は共通バス3の使用権を獲得すると、フ
レームバッファ4に書込まれた伝送フレームをバス送受
信部9を介して取込んで、プログラムメモリ8に記憶さ
ているプログラムに従って、転送先ネットワーク・イン
タフェース2bの特定等の所定のプロトコル処理を施し
て、フレームバッファ4へ書込むと共に、転送先ネット
ワーク・インタフェース2bに対して送信要求を送出す
る。
【0006】転送先ネットワーク・インタフェース2b
は、送信要求を受領すると、バス使用権を確保して、フ
レームバッファ4に書込まれたプロトコロ処理済みの伝
送フレームを読出して自己のネットワーク1bへ送出す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示すネットワーク間接続装置においてもまだ解消すべき
次のような課題があった。すなわち、一般に、共通バス
3は、ハード的又はソフト的に複数の信号路で構成され
ている。そして、この共通バス3は、伝送フレームのデ
ータ自体を伝送する例えば4,8,16,32等の所定
ビット幅を有したデータバスと、このデータバスの使用
状況(動作状態)を示す動作状態バスを含む複数の制御
バス等で構成されている。
【0008】したがって、この共通バス3のデータバス
上を転送可能な伝送フレームのビット幅もデータバスの
ビット幅に一致させる必要がある。その結果、この共通
バス3に接続されている各ネットワーク・インタフェー
ス2a,2bに接続される前述したLAN,WAN等の
各ネットワーク1a,1b上を伝送される伝送フレーム
のビット幅もネットワーク間接続装置11の共通バス3
のデータバスのビット幅に制限される。
【0009】一方、近年、LAN,WAN等の各ネット
ワーク1a,1bにおいて、多くの情報を高速に伝送す
るために、伝送フレームのビット幅を増加する傾向にあ
る。その結果、ビット幅が互いに異なる伝送フレームが
伝送されるネットワーク相互間のにおける伝送フレーム
の中継を行う必要が生じるが、図4に示すネットワーク
間接続装置11においては、そのような要求に対処しき
れない。
【0010】また、近年、LAN,WAN等の各ネット
ワーク1a,1bにおいて、伝送フレームの伝送速度を
高速化する傾向にある。したがって、このような高速伝
送のネットワークに対しては、高速処理可能なバスイン
タフェースが必要となる。また、従来の伝送速度(低
速)のネットワークに対する低速処理可能なバスインタ
フェースも現在時点では必要である。さらに、伝送速度
の異なるネットワーク相互間で伝送フレームの中継も必
要になる。しかし、図4に示すネットワーク間接続装置
11においては、そのような要求に対処しきれない。
【0011】さらに、共通バス3上には同時に一つの伝
送フレームしか載せられないので、共通バス3に多数の
ネットワーク・インタフェース2a,2bが接続される
と、共通バス3に対する調停待ち時間が増加して、伝送
フレームの中継効率が低下する問題もある。
【0012】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、共通バスのデータバスを所定ビット幅を有
した複数のブロックに分割して、各ブロック毎に使用権
を調停することによって、たとえ送信側ネットワークと
受信側ネットワークの伝送フレームのビット幅及び伝送
速度が一致していなくても、正常に伝送フレームの中継
を実施でき、かつ中継処能率を向上できるネットワーク
間接続装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明は、それぞれ自己に接続されたネットワークに
対して伝送フレームの送受信を行う複数のネットワーク
・インタフェースが一つの共通バスに接続され、各ネッ
トワーク・インタフェース相互間で共通バスを介して伝
送フレームの転送を行うネットワーク間接続装置におい
て、各ネットワーク・インタフェースに対して、共通バ
スのうちデータ転送に使用されるデータバスを所定ビッ
ト幅を有した複数のブロックに分割して、各ブロックに
対する使用権を調停するバス調停部と、自己に接続され
たネットワーク内で伝送される伝送フレームのビット幅
を管理するネットワーク管理部と、自己ネットワークか
ら他ネットワーク宛の伝送フレームを受信すると、バス
調停部を介して使用可能ブロック数を把握して、転送先
ネットワーク・インタフェースへ通知する使用可能ブロ
ック数通知手段と、転送先ネットワーク・インタフェー
スから受領した送信先ネットワークの必要とするビット
幅と使用可能ブロック数に基づいて転送ブロック数を決
定する転送ブロック数決定手段と、自己ネットワークか
ら受信した伝送フレームのビット幅を決定した転送ブロ
ック数に対応するビット幅に一致させる送信ビット幅制
御手段と、この送信ビット幅制御手段にてビット幅制御
された伝送フレームを共通バスの決定されたブロック数
のブロックを用いて転送先ネットワーク・インタフェー
スへ転送する伝送フレーム転送手段と、共通バスから転
送されてきた自己ネットワーク宛の伝送フレームのビッ
ト幅を自己ネットワークのビット幅に一致させる受信ビ
ット幅制御手段とを付加している。
【0014】また、別の発明は、前記各ビット幅制御手
段において、広いビット幅を狭いビット幅に変換する場
合には出力クロック周期を入力クロック周期より短く設
定し、狭いビット幅を広いビット幅に変換する場合には
出力クロック周期を入力クロック周期に等しく設定する
とともに各出力クロックに対して間欠的にデータを割付
けるようにしている。
【0015】
【作用】このように構成されたネットワーク間接続装置
においては、共通バスを構成するデータ転送用に使用さ
れるデータバスは所定ビット幅を有した複数のブロック
に分割されており、バス調停部によって各ブロック毎に
使用権(アクセス権)を調停することが可能である。
【0016】そして、一つのネットワーク・インタフェ
ースから伝送フレームが入力されると、先ず、現在時点
において、共通バスのデータバスにおける使用可能ブロ
ック数を把握する。そして、この使用可能ブロック数を
転送先のネットワーク・インタフェースへ送信し、送信
先から必要とするビット幅を受領して、実際の転送に必
要なブロック数を決定し、そのプロックを用いて伝送フ
レームを転送先へ転送する。
【0017】したがって、必ずしも、共通バスを構成す
るデータバスの全てのブロックを使用する必要がなく、
余ったブロックは他のネットワーク・インタフェース相
互間で転送する他の伝送フレームが使用可能である。す
なわち、共通バスを効率的に使用できるので、装置全体
としての伝送フレームの中継効率が向上する。
【0018】また、送信側ネットワークで伝送されてい
る伝送フレームのビット幅と受信側ネットワークで伝送
されている伝送フレームのビット幅が一致いない場合が
ある。また、伝送フレームのビット幅が決定された共通
バス上における転送ブロックのビット幅に一致しない場
合もある。この場合、送信ビット幅制御手段によって、
ビット幅が強制的に転送ブロックのビット幅に変換され
る。
【0019】また、共通バスを介して送信側のネットワ
ーク・インタフェースから受信した伝送フレームのビッ
ト幅が自己のネットワークの伝送フレームのビット幅に
一致しない場合も、受信ビット幅制御手段によって、受
信伝送フレームのビット幅がネットワークの伝送フレー
ムのビット幅に強制的に変換される。
【0020】したがって、たとえ、送信側ネットワーク
と受信側ネットワークにおける伝送フレームのビット幅
が不一致であったとしても、正常に伝送フレームの中継
が実施できる。
【0021】また、別の発明においては、ビット幅を変
更する手段として、共通バスを介して伝送フレームを送
受信する場合のクロックの周期を変更するようにしてい
る。このことを利用すると、例えば、狭いビット幅で高
速で入力された伝送フレームを、広いビット幅で低速で
出力できる。
【0022】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。図2は実施例のネットワーク間接続装置の概略構成
図である。このネットワーク間接続装置12において
は、図4に示す従来のネットワーク間接続装置11と同
様に、それぞれ自己に接続されたネットワーク1a,1
b,1c,1dに対して所定のフオーマットを有した伝
送フレームを送受信するネットワーク・インタフェース
13a,13b,13c,13dは1つの共通バス14
に接続されている。
【0023】この共通バス14には、送信先ノードが何
処のネットワーク1a〜1dに所属するのか、または、
複数のネットワーク間接続装置12が組込まれた通信ネ
ットワークシステムにおいては、目的とするネットワー
クへ伝送フレームを転送する場合は、どのネットワーク
1a〜1d及びどのネットワーク間接続装置12を経由
すればよいかの情報が記憶された経路情報データベース
15が接続されている。さらに、この共通バス14に
は、ネットワーク間接続装置12全体を管理する管理用
プロセッサ16が接続されている。そして、この管理用
プロセッサ16は必要に応じて、外部の管理用マシン1
7にて制御される。
【0024】図1は共通バス14とこの共通バス14に
接続された4つのネットワーク・インタフェース13a
〜13dのうちの一つのネットワーク・インタフェース
13aの詳細構成を示すブロック図である。なお、各ネ
ットワーク・インタフェース13a〜13dはほぼ同一
構成である。
【0025】図示するように、共通バス14は、データ
転送に使用されるデータバス14aと,ネットワーク・
インタフェース13a〜13b相互間の伝送フレーム転
送に伴う制御情報の伝送に用いるステータス転送バス1
4b,データバス14aの動作状態を示す情報が出力さ
れている状態表示バス14c,バス調停に関する各種情
報が伝送される調停用バス14dとで構成されている。
【0026】前記データバス14aは合計wの信号経路
(ビット幅w)を有しており、それぞれ所定ビット幅
(w/n)を有したn個のブロックで構成されている。
例えばw=32,n=8の場合においては、データバス
14aは32の信号経路(ビット幅32)で構成されて
おり、4ビット幅を有した8個のブロックに分割されて
おり、各ブロックには1番から8番までのブロックNo
が付してある。したがって、2つのブロックを同時に使
用すると8ビット幅のデータを送信でき、4つのブロッ
クを同時に使用すれば、16ビット幅のデータを送信で
きる、さらに、8つのブロック全部を使用すると32ビ
ット幅のデータを送信できる。そして、各ブロック毎に
使用権の調停が可能である。
【0027】状態表示バス14cは、前述したデータバ
ス14aのn個の各ブロック毎に、下記5種類の状態を
表示可能である。 a) 動作状態及びデータ転送中(パケットモード) b) 動作状態及びデータ転送中(回線交換モード) c) 休止状態(バス使用権の獲得可能) d) 停止状態(バス使用権の獲得不可能) e) リセット状態 したがって、この状態表示バス14cに出力されている
信号状態を読取ることによって、データバス14aの状
態を把握できる。
【0028】データバス14aのn個の各ブロックには
それぞれ個別に送受信部15が接続されている。また、
ステータス転送バス14bには送受信部16が接続され
ている。送受信部16は、ステータス転送バス14bの
制御情報を読取ってステータスレジスタ17に書込むと
共に、ステータスレジスタ17に書込まれた制御情報を
ステータス転送バス14bへ出力する。
【0029】送受信部18は、状態表示バス14cの状
態を読取って状態レジスタ19に書込むと共に、状態レ
ジスタ19に書込まれたa)〜e)の各状態を状態表示
バス14cへ出力する。
【0030】バス調停部20は、データバス14aを構
成するn個の各ブロック毎に、送受信部21及び調停バ
ス14dを介して他のネットワーク・インタフェース1
2b〜12dのバス調停部20との間で、該当ブロック
の使用権の調停を行い、使用可能ブロックを獲得する。
【0031】一方、ネットワーク1aに対して伝送フレ
ームを送受する送受信部22は受信した伝送フレームを
ネットワーク受信制御部23へ送出する。ネットワーク
受信制御部23は受信した伝送フレームをプロトコル処
理プロセッサ24へ送出すると共に、FIFOメモリで
形成されたネットワーク受信バッファ25へ書込む。
【0032】ネットワーク受信バッファ25から出力さ
れた伝送フレームはバスI/O制御部26にて書込み制
御されるバス送信バッファ27へ例えばビット幅変換さ
れた状態で書込まれる。このバス送信バッファ27へ書
込まれた伝送フレームは次の誤り検出制御部28におい
て、誤り検出用のパリティビットが付されて、各ブロッ
ク毎に分割されて、それぞれ対応するブロックの送受信
部15へ入力される。各ブロック毎の送受信部15は入
力したブロック毎に分割された各伝送フレームをデータ
バス14aの対応するブロックに出力する。
【0033】逆に、他のネットワーク・インタフェース
12b〜12dからデータバス14aの各ブロックにぞ
それ分割されて出力された伝送フレームを受信した各ブ
ロックの送受信部15は、受信した伝送フレームを一つ
の伝送フレームに合成して次の誤り検出制御部28へ送
出する。誤り検出制御部28は入力した伝送フレームの
パリティチェックを実施したのち、次のバス受信バッフ
ァ30へ送出する。なお、誤りが検出されると、誤り検
出情報をバスメイン制御部29へ送出する。
【0034】バス受信バッファ30から出力された伝送
フレームは、バスI/O制御部26にて書込制御される
FIFOメモリで形成されたネットワーク送信バッファ
31へ例えばビット幅変換された状態で書込まれる。ネ
ットワーク送信バッファ31から出力された伝送フレー
ムはネットワーク送信制御部32によって、送受信部2
2を介してネットワーク1aへ送出される。
【0035】このネットワーク・インタフェース12a
内の内部バス33に対して、前記プロトコル処理プロセ
ッサ24,例えば自己ネットワーク1aから受信した伝
送フレームの送信先ノードが自己ネットワーク1aに存
在するか否か、送信先ノードに対する転送先ネットワー
ク・インタフェース情報、共通バス14を介して他のネ
ットワーク・インタフェース12b〜12dから転送さ
れてきた伝送フレームの送信先ノードが自己ネットワー
ク1aに存在するか否か等の経路情報を記憶する経路デ
ータバス36,及び前記バスメイン制御部29が接続さ
れている。
【0036】さらに、この内部バス33には、必要に応
じて、伝送フレームのビット幅を増減したり、ヘッダを
挿入するバスI/O制御部26、及びネットワーク管理
部35が接続されている。
【0037】このネットワーク管理部35は、MPU3
5a,ブログラムメモリ35b,送受信部35c及び調
停部35dとで構成されており、ネットワーク・インタ
フェース13aを構成する各部の動作を初期化したり、
各部に初期値を設定したり、また、接続されているネッ
トワーク1a上を伝送される伝送フレームのビット幅等
の各種の管理情報を制御する機能を有する。
【0038】また、バスメイン制御部29は、このネッ
トワーク・インタフェース13a全体の動作を制御する
機能を有し、バス調停部20で獲得された使用可能ブロ
ック数(No)及び転送先ネットワーク・インタフェー
ス13b〜13dから受領したビット幅に基づいて転送
ビット幅及び使用ブロック数,ブロックNoを決定し、
ブロック選択レジスタ36へ設定する。
【0039】このように構成されたネットワーク間接続
装置の動作を図3に示すバスメイン制御部29の動作を
示す流れ図に従って説明する。先ず、自己ネットワーク
1aから伝送フレームを送受信部22を介してネットワ
ーク受信制御部23が受信すると、このネットワーク受
信制御部23は、その伝送フレームの正常/異常を判断
して、正常な伝送フレームであると判断すると、ネット
ワーク受信ハッファ25へ書込む。
【0040】一方、プロトコル処理プロセッサ24は受
信した伝送フレームのヘッダ情報か送信先ノードが自己
ネットワーク1a内に存在するか否か、また他のネット
ワークの場合は転送先ネットワーク・インタフェース1
3b〜13dを経路情報データベース34を参考にして
判断して、自己ネットワーク1a内のノードの場合はそ
の伝送フレームを破棄し、自己以外のネットワークの場
合は内部バス33を介して、バスメイン制御部29へデ
ータ転送要求を送出する。また、この場合、転送先ネッ
トワーク・インタフェース情報も同時に送信する。
【0041】図3の流れ図のS(ステップ)1にて、プ
ロトコル処理プロセッサ24からデータ転送要求を受領
したバスメイン制御部29は、ネットワーク管理部35
から今回自己のネットワーク1aから受信した伝送フレ
ームのビット幅を読取り、このビット幅に対応する獲得
すべきデータバス14aのブロック数を決定する(S
2)。なお、この場合、状態バス14cが示す現在のデ
ータバス14aの前述したa)〜e)の状態を状態レジ
スタ19から読取って、この状態も参考にして獲得すべ
きブロック数を決定する。
【0042】バスメイン制御部29は獲得すべきブロッ
ク数をバス調停部20へ送出する(S3)。バス調停部
20は、調停用バス14dを介して他のネットワーク・
インタフェース13b〜13dとの間で、データバス1
4aの使用権の調停を行って、自己のネットワーク・イ
ンタフェース13aが現在時点で使用可能なブロック数
及びブロックNoを確保する。バス調停部20は確保し
た使用可能ブロック数及びブロックNoをバスメイン制
御部29へ返信する。
【0043】S4にて、使用可能ブロック数及びブロッ
クNoを受領したバスメイン制御部29は、その確保し
た使用可能ブロック数及びブロックNoをステータスレ
ジスタ17,送受信部16及びステータス転送バス14
bを介して該当伝送フレームの転送先のネットワーク・
インタフェース13b〜13dへ送信する(S5)。
【0044】ステータス転送バス14bを介して使用可
能ブロック数及びブロックNoを受信した転送先のネッ
トワーク・インタフェース13b〜13dのバスメイン
制御部29は、自己のネットワーク・インタフェース1
3b〜13dに接続されたネットワーク1b〜1dの伝
送フレームのビット幅等に基づいて受信可能ブロック数
及びプロックNoを同じくステータス転送バス14bを
介して送信元のネットワーク・インタフェース13aへ
返信する。
【0045】S6にて、転送先のネットワーク・インタ
フェース13b〜13dから受信可能ブロック数及びブ
ロックNoを受信した転送元のネットワーク・インタフ
ェース13aのバスメイン制御部29は、先に獲得した
使用可能ブロック数及びブロックNoと今回受信した受
信可能ブロック数及びブロックNoとから、実際の転送
に使用するブロック数及びブロックNoを決定する(S
7)。
【0046】具体的には、獲得ビット幅が転送先の受信
可能ビット幅を越えていた場合は、転送先の受信可能ビ
ット幅に対応するブロック数及びブロックNoを採用
し、獲得したが使用しないブロックは使用権を放棄す
る。逆に、転送先の受信可能ビット幅が獲得ビット幅を
越えていた場合は、獲得した全てのブロック数及びブロ
ックNoを採用する。
【0047】なお、伝送フレームがマルチキャスト(同
報通信)の場合は、各ネットワーク・インタフェース1
3b〜13から受信した使用可能ビット幅のうちの最小
のビット幅に対応したブロック数及びブロックNoを採
用する。
【0048】そして、バスメイン制御部29は、決定し
た転送ブロック数及びブロックNoをバスI/O制御部
26へ送出する(S8)。バスI/O制御部26は、ネ
ットワーク受信バッファ25に記憶されている伝送フレ
ームのビット幅がバスメイン制御部29から指定された
ブロック数に対応するビット幅に一致しない場合は、伝
送フレームのビット幅を強制的に指定されたブロック数
のビット幅に一致させる。
【0049】具体的には、伝送フレームのビット幅が指
定されたビット幅より大きい場合は、バス送信バッファ
27に転送する場合の書込クロックの周期をネットワー
ク受信バッファ25から読出す場合の読出クロックより
短く設定する。そして、1クロックで読出した広いビッ
ト幅の各データを複数に分割して、分割された各データ
を早い書込クロックでバス送信バッファ27に書込む。
例えば、16ビット幅のデータを8ビット幅に変換する
場合は、書込クロック周期を読出クロック周期の1/2
倍に設定すればよい。
【0050】逆に、伝送フレームのビット幅が指定され
たビット幅より小さい場合は、読出クロックと書込クロ
ックの周期を特に変更せずに、複数クロックで読出した
複数クロック分のデータを各書込クロックに対して間欠
的に割付ける。このようにすることによって、データバ
ス14aを時分割して使用でき、全二重のデータ伝送が
可能となる。なお、当然書込クロックの周期を遅くする
ことも可能である。
【0051】このようにして、ビット幅変換された伝送
フレームはバス送信バッフア27に書込まれる。また、
バスI/O制御部26は転送用のヘッダを作成して伝送
フレームに付加する。
【0052】以上のバスI/O制御部26における処理
が終了すると、バスメイン制御部29は、ブロック選択
レジスタ36を介して、転送に採用したブロックNoに
対応する送受信部15を送信可能にセットする(S
9)。同時に、バスメイン制御部29は、状態表示バス
14bに対して、該当ブロックNoの状態をa)の[動
作状態及びデータ転送中(パケットモード)]に設定す
る(S10)。
【0053】すると、バス送信バッファ27に記憶され
た伝送フレームは誤り検出制御部28でパリティビット
が付加されて、前記指定された各ブロックNoの送受信
部15を介してデータバス14aの指定された各ブロッ
クに送出される。
【0054】バスメイン制御部29は伝送フレームの転
送先ネットトワーク・インタフェース13b〜13dへ
の転送終了を検出すると(S11)、状態表示バス14
bに対して、該当ブロックNoの[休止状態(バス使用
権の獲得可能)]の状態c)をセットする(S12)。
【0055】その後、バスメイン制御部29はプロトコ
ル処理プロセッサ24に対して転送完了を通知する(S
13)。以上で、自己のネットワーク1aから受信した
伝送フレームに対する転送先ネットワーク・インタフェ
ース13b〜13dへの転送処理か終了する。
【0056】次に、他のネットワーク・インタフェース
13b〜13dからデータバス14aを介して転送され
てきた伝送フレームを自己のネットワーク1aへ送信す
る場合の各部の動作を順番に説明する。
【0057】データバス14aの指定されたブロックを
介して転送されてきた伝送フレームは各対応する送受信
部15で受信されて、一つの伝送フレームに合成されて
誤り検出制御部28へ入力されて、パリティチェックが
実施された後、バス受信バッファ30へ書込まれる。
【0058】バスI/O制御部26は、バスメイン制御
部29からの指示に基づいて、バス受信バッファ30に
書込まれている伝送フレームのビット幅が、自己ネット
ワーク1aの伝送フレームのビット幅に一致しない場合
は、この受信伝送フレームのビット幅を強制的に自己ネ
ットワーク1aの伝送フレームのビット幅に一致させ
る。このビット幅変更処理は前述した通りである。
【0059】ビット幅が調整された伝送フレームはネッ
トワーク受信バッファ31へ書込まれると共に、バスI
/O制御部26によって、転送用のヘッダが除去され
る。転送用ヘッダが除去された伝送フレームはフロトコ
ル処理プロセッサ24によって、ネットワーク送信制御
部32及び送受信部22を介して自己ネットワーク1a
へ出力される。
【0060】このように構成されたネットワーク間接続
装置においては、共通バス14を構成するデータバス1
4aは所定ビット幅を有した複数のブロックに分割され
ており、バス調停部20によって各ブロック毎に使用権
(アクセス権)が調停される。
【0061】したがって、複数種類のビット幅を有した
伝送フレームを転送可能と考えた場合に、伝送フレーム
をネットワークから受信した場合は、必ずしも、共通バ
ス14を構成するデータバス14aの全てのブロックを
使用する必要がなく、受信した伝送フレームのビット
幅,転送先ネットワークの伝送フレームのビット幅及び
現在使用可能ブロック数に対応するビット幅等を考慮し
て実際に転送に使用するビット幅及びブロックを決定す
ればよい。
【0062】その結果、使用しない余ったブロックは他
のネットワーク・インタフェース相互間で転送する他の
伝送フレームが使用可能である。すなわち、共通バスの
データバス14aの使用効率を向上できるので、ネット
ワーク間接続装置全体としての伝送フレームの中継効率
が向上する。
【0063】このことは、例えば画像データ伝送のよう
に、大量のデータを高速で伝送する必要がある場合は、
データバス14aを構成する全てのブロックを占有して
転送することが可能となり、送信される画像や音声のリ
アルタイム性を大きく向上できる。
【0064】また、受信した伝送フレームのビット幅は
データバス14a上に獲得されたブロックのビット幅に
強制的に調整される。また、他のネットワーク・インタ
フェースからデータバスを介して転送されてきた伝送フ
レームのビット幅は、自己のネットワークの伝送フレー
ムのビット幅に強制的に一致させられる。
【0065】したがって、たとえ、送信側ネットワーク
と受信側ネットワークにおける転送フレームのビット幅
が不一致であったとしても、正常に伝送フレームの中継
が実施できる。
【0066】また、ビット幅を変更する手段として、共
通バスを介して伝送フレームを送受信する場合のクロッ
クの周期を変更するようにしている。したがって、各ネ
ットワーク・インタフェース13a〜13dにおいて、
共通バス14のデータバス14a上の伝送速度(クロッ
ク周期)とネットワーク1a〜1dに対して送受信する
伝送フレームの伝送速度(クロック周期)との間の関係
を任意に調整可能である。よって、伝送フレームの伝送
速度が互いに異なるネットワーク相互間における伝送フ
レームの中継も可能となる。
【0067】さらに、前述したように、バスI/O制御
部26において、伝送フレームの各データをデータバス
14a上における伝送クロックに対して間欠的に割付け
ることが可能となり、データバス14aを時分割使用で
きる。その結果、外部の各ネットワーク1a〜1dの伝
送速度に比較して内部のデータバス14aの伝送速度を
2倍以上に設定可能となり、全二重通信ネットワークを
簡単に構築できる。
【0068】また、通常の電話回線のように一度獲得し
た回線を回線切断まで維持する回線方式の場合は、一度
必要なブロックの獲得後、このブロックの解放を実施し
ないことによって、他の回線に影響を与えることなく簡
単にこの回線方式を実施できる。この場合、ビット幅調
整を実行する必要ない。
【0069】さらに、バスI/O制御部26が異なるネ
ットワーク・インタフェースからの伝送フレームの受信
を同時に行うようにバス受信バッファ27を制御すれ
ば、その受信データを多重化して外部のネットワーク1
aに送出するバックボーン・ネットワークを簡単に構築
できる。
【0070】なお、本発明の応用として、各バス調停部
20を各ネットワーク・インタフェース13a〜13d
毎に設けるのではなくて、全部のネットワーク・インタ
フェースに亘って共通する一つのバス調停部を設けるこ
とも可能である。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明のネットワー
ク間接続装置においては、共通バスのデータバスを所定
ビット幅を有した複数のブロックに分割して、各ブロッ
ク毎にバス使用権を調停している。したがって、たとえ
送信側ネットワークと受信側ネットワークの伝送フレー
ムのビット幅及び伝送速度が一致しなくても、正常に伝
送フレームの中継を実施でき、かつ中継処能率を大幅に
向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わるネットワーク間接
続装置の各ネットワーク・インタフェースの構成を示す
ブロック図
【図2】 同実施例ネットワーク間接続装置の概略構成
を示す模式図
【図3】 同実施例ネットワーク間接続装置のバスメイ
ン制御部の動作を示す流れ図
【図4】 従来のネットワーク間接続装置の概略構成を
示す模式図
【符号の説明】
1a〜1d…ネットワーク、13a〜13d…ネットワ
ーク・インタフェース、14…共通バス、14a…デー
タバス、14c…状態表示バス、15…送受信部、20
…バス調停部、24…プロトコル処理プロセッサ、26
…バスI/O制御部、28…誤り検出制御部、29…バ
スメイン制御部、35…ネットワーク管理部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ自己に接続されたネットワーク
    に対して伝送フレームの送受信を行う複数のネットワー
    ク・インタフェースが一つの共通バスに接続され、各ネ
    ットワーク・インタフェース相互間で前記共通バスを介
    して伝送フレームの転送を行うネットワーク間接続装置
    において、 前記各ネットワーク・インタフェースは、 前記共通バスのうちデータ転送に使用されるデータバス
    を所定ビット幅を有した複数のブロックに分割して、各
    ブロックに対する使用権を調停するバス調停部と、 自己に接続されたネットワーク内で伝送される伝送フレ
    ームのビット幅を管理するネットワーク管理部と、 自己ネットワークから他ネットワーク宛の伝送フレーム
    を受信すると、前記バス調停部を介して使用可能ブロッ
    ク数を把握して、転送先ネットワーク・インタフェース
    へ通知する使用可能ブロック数通知手段と、 前記転送先ネットワーク・インタフェースから受領した
    送信先ネットワークの必要とするビット幅と前記使用可
    能ブロック数に基づいて転送ブロック数を決定する転送
    ブロック数決定手段と、 前記自己ネットワークから受信した伝送フレームのビッ
    ト幅を前記決定した転送ブロック数に対応するビット幅
    に一致させる送信ビット幅制御手段と、 この送信ビット幅制御手段にてビット幅制御された伝送
    フレームを前記共通バスの前記決定されたブロック数の
    ブロックを用いて前記転送先ネットワーク・インタフェ
    ースへ転送する伝送フレーム転送手段と、 前記共通バスから転送されてきた自己ネットワーク宛の
    伝送フレームのビット幅を自己ネットワークのビット幅
    に一致させる受信ビット幅制御手段とを有することを特
    徴とするネットワーク間接続装置。
  2. 【請求項2】 前記各ビット幅制御手段は、広いビット
    幅を狭いビット幅に変換する場合には出力クロック周期
    を入力クロック周期より短く設定し、狭いビット幅を広
    いビット幅に変換する場合には出力クロック周期を入力
    クロック周期に等しく設定するとともに各出力クロック
    に対して間欠的にデータを割付けることを特徴とする請
    求項1記載のネットワーク間接続装置。
JP7202082A 1995-08-08 1995-08-08 ネットワーク間接続装置 Pending JPH0951351A (ja)

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