JPH09510A - 磁気共鳴撮影装置のコイル機構 - Google Patents
磁気共鳴撮影装置のコイル機構Info
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- JPH09510A JPH09510A JP7157482A JP15748295A JPH09510A JP H09510 A JPH09510 A JP H09510A JP 7157482 A JP7157482 A JP 7157482A JP 15748295 A JP15748295 A JP 15748295A JP H09510 A JPH09510 A JP H09510A
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- frequency coil
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 勾配磁場コイルの騒音に対し効果的に遮音を
行う手段を備えた磁気共鳴撮影装置のコイル機構を実現
することである。 【構成】 静磁場発生装置１と、静磁場発生装置の内部
空間に配置される勾配磁場コイル２と、勾配磁場コイル
の内部空間に配置される高周波コイル３１とを有する磁
気共鳴撮影装置のコイル機構において、空間３４を隔て
て高周波コイル３１の周面を包囲する遮音部材３３と、
前記高周波コイルの周面と前記遮音部材の間の空間を冷
却する冷却装置５とを具備することを特徴とする。
行う手段を備えた磁気共鳴撮影装置のコイル機構を実現
することである。 【構成】 静磁場発生装置１と、静磁場発生装置の内部
空間に配置される勾配磁場コイル２と、勾配磁場コイル
の内部空間に配置される高周波コイル３１とを有する磁
気共鳴撮影装置のコイル機構において、空間３４を隔て
て高周波コイル３１の周面を包囲する遮音部材３３と、
前記高周波コイルの周面と前記遮音部材の間の空間を冷
却する冷却装置５とを具備することを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気共鳴撮影装置のコ
イル機構に関する。さらに詳しくは、本発明は、勾配磁
場コイル駆動時の騒音に対する遮音手段を備えた磁気共
鳴撮影装置のコイル機構である。
イル機構に関する。さらに詳しくは、本発明は、勾配磁
場コイル駆動時の騒音に対する遮音手段を備えた磁気共
鳴撮影装置のコイル機構である。
【０００２】
【従来の技術】磁気共鳴撮影装置は図７に示すように、
静磁場発生装置Ｍと、その内部の静磁場空間に配置され
た勾配磁場コイルＧ、送信コイルＢ、および受信コイル
Ｒを有する。
静磁場発生装置Ｍと、その内部の静磁場空間に配置され
た勾配磁場コイルＧ、送信コイルＢ、および受信コイル
Ｒを有する。
【０００３】勾配磁場コイルＧには勾配駆動装置ＧＲか
ら駆動信号が与えられて静磁場空間内に勾配磁場が形成
される。送信コイルＢには送信装置ＴＲから送信信号が
与えられて静磁場空間内に高周波回転磁場が形成され
る。受信コイルＲは被検体Ｏに生じた磁気共鳴信号を受
信する。被検体Ｏの撮影部位が体幹部の場合は送信コイ
ルＴＲが磁気共鳴信号の受信にも利用される。送信コイ
ルＢと受信コイルＲは高周波コイルとも呼ばれる。
ら駆動信号が与えられて静磁場空間内に勾配磁場が形成
される。送信コイルＢには送信装置ＴＲから送信信号が
与えられて静磁場空間内に高周波回転磁場が形成され
る。受信コイルＲは被検体Ｏに生じた磁気共鳴信号を受
信する。被検体Ｏの撮影部位が体幹部の場合は送信コイ
ルＴＲが磁気共鳴信号の受信にも利用される。送信コイ
ルＢと受信コイルＲは高周波コイルとも呼ばれる。
【０００４】受信された磁気共鳴信号は受信装置ＲＶで
受信処理され、アナログ・ディジタル変換装置ＡＤでデ
ィジタル信号に変換され、コンピュータＣＯＭで処理さ
れて被検体Ｏの画像が形成される。画像は表示装置ＤＩ
Ｓに表示される。
受信処理され、アナログ・ディジタル変換装置ＡＤでデ
ィジタル信号に変換され、コンピュータＣＯＭで処理さ
れて被検体Ｏの画像が形成される。画像は表示装置ＤＩ
Ｓに表示される。
【０００５】制御装置ＣＮＴはコンピュータＣＯＭによ
る管制の下で勾配駆動装置ＧＲ、送信装置ＴＲ、受信装
置ＲＶおよびアナログ・ディジタル変換装置ＡＤを制御
して撮影を遂行する。操作者は操作装置ＯＰを通じてコ
ンピュータＣＯＭに指令を与えて所望の撮影を行わせ
る。
る管制の下で勾配駆動装置ＧＲ、送信装置ＴＲ、受信装
置ＲＶおよびアナログ・ディジタル変換装置ＡＤを制御
して撮影を遂行する。操作者は操作装置ＯＰを通じてコ
ンピュータＣＯＭに指令を与えて所望の撮影を行わせ
る。
【０００６】勾配駆動装置ＧＲにより勾配磁場コイルＧ
を駆動したとき、勾配磁場コイルＧから騒音が発生す
る。これは勾配磁場コイルＧに流れる電流と静磁場との
間に働く電磁力により勾配磁場コイルが振動するためで
ある。
を駆動したとき、勾配磁場コイルＧから騒音が発生す
る。これは勾配磁場コイルＧに流れる電流と静磁場との
間に働く電磁力により勾配磁場コイルが振動するためで
ある。
【０００７】この騒音を低減するために種々の対策が取
られる。対策は勾配磁場コイルの防振と騒音の遮音の両
面からなされる。このうち遮音については、勾配磁場コ
イルの内側に位置する高周波コイルの巻枠に吸音材や制
振材を取り付けて被検体Ｏ側に漏れる騒音を阻止しよう
とする手法が用いられる。
られる。対策は勾配磁場コイルの防振と騒音の遮音の両
面からなされる。このうち遮音については、勾配磁場コ
イルの内側に位置する高周波コイルの巻枠に吸音材や制
振材を取り付けて被検体Ｏ側に漏れる騒音を阻止しよう
とする手法が用いられる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】勾配磁場コイルが発生
する騒音は低周波成分から高周波成分まで広い周波数成
分を含むので、上記のような吸音手段では十分な遮音効
果を上げることができない。
する騒音は低周波成分から高周波成分まで広い周波数成
分を含むので、上記のような吸音手段では十分な遮音効
果を上げることができない。
【０００９】本発明は上記問題を解決するためになされ
たもので、その目的は、勾配磁場コイルの騒音に対し効
果的に遮音を行う手段を備えた磁気共鳴撮影装置のコイ
ル機構を実現することである。
たもので、その目的は、勾配磁場コイルの騒音に対し効
果的に遮音を行う手段を備えた磁気共鳴撮影装置のコイ
ル機構を実現することである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する第
１の手段は、静磁場発生装置と、前記静磁場発生装置の
内部空間に配置される勾配磁場コイルと、前記勾配磁場
コイルの内部空間に配置される高周波コイルとを有する
磁気共鳴撮影装置のコイル機構において、空間を隔てて
前記高周波コイルの周面を包囲する遮音部材と、前記高
周波コイルの周面と前記遮音部材の間の空間を冷却する
冷却装置とを具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装
置のコイル機構である。
１の手段は、静磁場発生装置と、前記静磁場発生装置の
内部空間に配置される勾配磁場コイルと、前記勾配磁場
コイルの内部空間に配置される高周波コイルとを有する
磁気共鳴撮影装置のコイル機構において、空間を隔てて
前記高周波コイルの周面を包囲する遮音部材と、前記高
周波コイルの周面と前記遮音部材の間の空間を冷却する
冷却装置とを具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装
置のコイル機構である。
【００１１】前記の課題を解決する第２の手段は、静磁
場発生装置と、前記静磁場発生装置の内部空間に配置さ
れる勾配磁場コイルと、前記勾配磁場コイルの内部空間
に配置される高周波コイルとを有する磁気共鳴撮影装置
のコイル機構において、両端に鍔部を有する筒型の巻枠
上に形成された高周波コイルと、前記高周波コイルの巻
枠の鍔部に取り付けられ前記高周波コイルの周面を包囲
する遮音部材と、前記高周波コイルの周面と前記遮音部
材の間の空間を冷却する冷却装置とを具備することを特
徴とする磁気共鳴撮影装置のコイル機構である。
場発生装置と、前記静磁場発生装置の内部空間に配置さ
れる勾配磁場コイルと、前記勾配磁場コイルの内部空間
に配置される高周波コイルとを有する磁気共鳴撮影装置
のコイル機構において、両端に鍔部を有する筒型の巻枠
上に形成された高周波コイルと、前記高周波コイルの巻
枠の鍔部に取り付けられ前記高周波コイルの周面を包囲
する遮音部材と、前記高周波コイルの周面と前記遮音部
材の間の空間を冷却する冷却装置とを具備することを特
徴とする磁気共鳴撮影装置のコイル機構である。
【００１２】前記の課題を解決する第３の手段は、静磁
場発生装置と、前記静磁場発生装置の内部空間に配置さ
れる勾配磁場コイルと、前記勾配磁場コイルの内部空間
に配置される高周波コイルとを有する磁気共鳴撮影装置
のコイル機構において、筒型の巻枠上に形成された高周
波コイルと、両端が絞られた筒型の形状を有し前記高周
波コイルの周面を包囲する遮音部材と、前記高周波コイ
ルの周面と前記遮音部材の間の空間を冷却する冷却装置
とを具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装置のコイ
ル機構である。
場発生装置と、前記静磁場発生装置の内部空間に配置さ
れる勾配磁場コイルと、前記勾配磁場コイルの内部空間
に配置される高周波コイルとを有する磁気共鳴撮影装置
のコイル機構において、筒型の巻枠上に形成された高周
波コイルと、両端が絞られた筒型の形状を有し前記高周
波コイルの周面を包囲する遮音部材と、前記高周波コイ
ルの周面と前記遮音部材の間の空間を冷却する冷却装置
とを具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装置のコイ
ル機構である。
【００１３】前記の課題を解決する第１〜第３の手段に
おいて、前記遮音部材と前記高周波コイルの周面の間の
空間に吸音材を詰めることが遮音効果をさらに高める点
で好ましい。
おいて、前記遮音部材と前記高周波コイルの周面の間の
空間に吸音材を詰めることが遮音効果をさらに高める点
で好ましい。
【００１４】
【作用】課題を解決する第１乃至第３の手段では、空間
部を隔てて高周波コイルの周面を包囲する遮音部材の２
重窓効果によって勾配磁場コイルの騒音が遮音される。
遮音部材と高周波コイルの周面の間に籠もる高周波コイ
ルの発熱は冷却装置によって冷却される。
部を隔てて高周波コイルの周面を包囲する遮音部材の２
重窓効果によって勾配磁場コイルの騒音が遮音される。
遮音部材と高周波コイルの周面の間に籠もる高周波コイ
ルの発熱は冷却装置によって冷却される。
【００１５】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図１は本発明実施例の装置の構成図であ
る。図１において、１は静磁場発生装置で、例えば超電
導コイルとそれを極低温状態に維持するクライオスタッ
トからなるものである。静磁場発生装置１は円筒形をな
し、その内部空間に静磁場を形成する。
に説明する。図１は本発明実施例の装置の構成図であ
る。図１において、１は静磁場発生装置で、例えば超電
導コイルとそれを極低温状態に維持するクライオスタッ
トからなるものである。静磁場発生装置１は円筒形をな
し、その内部空間に静磁場を形成する。
【００１６】静磁場発生装置１の内側に勾配磁場コイル
２が配置される。勾配磁場コイル２は静磁場発生装置１
と同心の円筒形状をなす。勾配磁場コイル２の内側に高
周波コイルユニット３が配置される。高周波コイルユニ
ット３は円筒形の巻枠３１を有する。巻枠３１は静磁場
発生装置１と同心円筒をなす。この巻枠３１に高周波コ
イルが形成されている。巻枠３１は両端に大経の鍔部３
２を有する。この鍔部３２を利用して遮音部材３３が巻
枠３１の全周を包囲するように取り付けられる。
２が配置される。勾配磁場コイル２は静磁場発生装置１
と同心の円筒形状をなす。勾配磁場コイル２の内側に高
周波コイルユニット３が配置される。高周波コイルユニ
ット３は円筒形の巻枠３１を有する。巻枠３１は静磁場
発生装置１と同心円筒をなす。この巻枠３１に高周波コ
イルが形成されている。巻枠３１は両端に大経の鍔部３
２を有する。この鍔部３２を利用して遮音部材３３が巻
枠３１の全周を包囲するように取り付けられる。
【００１７】遮音部材３３には振動吸収性の良い材料が
用いられる。そのような材料の中で機械や建物の制振材
として用いられるアスファルトゴムが低周波から高周波
まで広い範囲の振動吸収特性を有する点で好ましい。
用いられる。そのような材料の中で機械や建物の制振材
として用いられるアスファルトゴムが低周波から高周波
まで広い範囲の振動吸収特性を有する点で好ましい。
【００１８】アスファルトゴムを用いる場合はこれを例
えばＦＲＰ(fiber rainforced plastic)板に張り付けた
ものを用いる。遮音部材３３の内壁と巻枠３１の周面と
の間には円筒状の空間部３４が形成される。この空間部
３４に吸音材３５が詰められる。吸音材３５としては例
えばスポンジやグラスファイバー等が用いられる。吸音
材３５は高周波コイルの作動時に発熱する回路部品例え
ば同調コンデンサ３６を避けて詰められる。
えばＦＲＰ(fiber rainforced plastic)板に張り付けた
ものを用いる。遮音部材３３の内壁と巻枠３１の周面と
の間には円筒状の空間部３４が形成される。この空間部
３４に吸音材３５が詰められる。吸音材３５としては例
えばスポンジやグラスファイバー等が用いられる。吸音
材３５は高周波コイルの作動時に発熱する回路部品例え
ば同調コンデンサ３６を避けて詰められる。
【００１９】静磁場発生装置１、勾配磁場コイル２およ
び高周波コイルユニット３はカバー４の中に密閉され
る。カバー４は筒状の構造を持つ。カバー４は筒の内壁
に形成されたブリッジ４１を有する。このブリッジ４１
上に被検体が移送装置に搭載されて搬入される（図
略）。
び高周波コイルユニット３はカバー４の中に密閉され
る。カバー４は筒状の構造を持つ。カバー４は筒の内壁
に形成されたブリッジ４１を有する。このブリッジ４１
上に被検体が移送装置に搭載されて搬入される（図
略）。
【００２０】ブリッジ４１の内部には空気用のダクト４
２が設けられ、このダクト４２が高周波コイルユニット
３の巻枠３１に設けられた孔を通じて空間部３４と繋が
っている。ダクト４２には送風機５が接続され冷却用の
空気が送り込まれる。
２が設けられ、このダクト４２が高周波コイルユニット
３の巻枠３１に設けられた孔を通じて空間部３４と繋が
っている。ダクト４２には送風機５が接続され冷却用の
空気が送り込まれる。
【００２１】図には現れていないが同様なダクトがもう
１系統設けられており、それには図２に示すように排気
用のホース６が接続される。このような冷却装置により
高周波コイルユニット３の発熱素子の空冷が行われ過大
な温度上昇が防止される。なお、冷却装置はこのような
空冷装置に限るものではなく、例えばヒートパイプを用
いた冷却装置等他の適宜の冷却装置を利用して良い。
１系統設けられており、それには図２に示すように排気
用のホース６が接続される。このような冷却装置により
高周波コイルユニット３の発熱素子の空冷が行われ過大
な温度上昇が防止される。なお、冷却装置はこのような
空冷装置に限るものではなく、例えばヒートパイプを用
いた冷却装置等他の適宜の冷却装置を利用して良い。
【００２２】次に、このように構成されたコイル装置の
遮音効果について説明する。勾配磁場コイル２が発する
音は高周波コイルユニット３の厚みを透過したものが騒
音となる。本装置においては遮音部材３３の遮音作用、
空間部３４による２重窓効果および吸音材３５による空
間部３４での音圧低減作用の相乗効果により、高周波コ
イルユニット３を透過する音は大幅に低減される。すな
わち遮音性の優れたコイル機構が得られる。
遮音効果について説明する。勾配磁場コイル２が発する
音は高周波コイルユニット３の厚みを透過したものが騒
音となる。本装置においては遮音部材３３の遮音作用、
空間部３４による２重窓効果および吸音材３５による空
間部３４での音圧低減作用の相乗効果により、高周波コ
イルユニット３を透過する音は大幅に低減される。すな
わち遮音性の優れたコイル機構が得られる。
【００２３】図３に本発明の他の実施例の構成を示す。
図３は高周波コイルユニット３の他の例を半断面図によ
って示したものである。ここでは巻枠３１がその内部に
遮音部材３３’を埋め込んだものとなっている。それ以
外の構成は図１のものと同様である。この高周波コイル
ユニットによれば巻枠３１に埋め込まれた遮音部材３
３’によりさらに遮音効果をあげることができる。
図３は高周波コイルユニット３の他の例を半断面図によ
って示したものである。ここでは巻枠３１がその内部に
遮音部材３３’を埋め込んだものとなっている。それ以
外の構成は図１のものと同様である。この高周波コイル
ユニットによれば巻枠３１に埋め込まれた遮音部材３
３’によりさらに遮音効果をあげることができる。
【００２４】図４に高周波コイルユニット３のさらに他
の例を半断面図によって示す。ここでは巻枠３１が鍔部
を有しない円筒構造のものになっており、その代わりに
遮音部材３３が両端に絞り部３３１を有する円筒形状の
ものになっている。このような遮音部材３３で巻枠３１
の周面を包囲することにより、遮音部材３３と巻枠３１
の間に空間部３４が形成される。
の例を半断面図によって示す。ここでは巻枠３１が鍔部
を有しない円筒構造のものになっており、その代わりに
遮音部材３３が両端に絞り部３３１を有する円筒形状の
ものになっている。このような遮音部材３３で巻枠３１
の周面を包囲することにより、遮音部材３３と巻枠３１
の間に空間部３４が形成される。
【００２５】遮音部材３３の円筒形状は部分円筒板の組
合わせによって構成することができる。そのようにする
ことは製造性とコストの点で好ましい。すなわち図１お
よび図３における遮音部材３３は例えは図５に示すよう
な部分円筒板の組合せによって構成し、図４における遮
音部材３３は図６に示すような部分円筒板の組合せによ
って構成する。
合わせによって構成することができる。そのようにする
ことは製造性とコストの点で好ましい。すなわち図１お
よび図３における遮音部材３３は例えは図５に示すよう
な部分円筒板の組合せによって構成し、図４における遮
音部材３３は図６に示すような部分円筒板の組合せによ
って構成する。
【００２６】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
前述した課題を解決する手段により、勾配磁場コイルの
騒音に対し効果的に遮音を行う手段を備えた磁気共鳴撮
影装置のコイル機構を実現することができる。
前述した課題を解決する手段により、勾配磁場コイルの
騒音に対し効果的に遮音を行う手段を備えた磁気共鳴撮
影装置のコイル機構を実現することができる。
【図１】本発明実施例の装置の構成図である。
【図２】本発明実施例の装置の構成図である。
【図３】本発明の他の実施例の装置の構成図である。
【図４】本発明の他の実施例の装置の構成図である。
【図５】本発明実施例における遮音部材の構成要素の図
である。
である。
【図６】本発明実施例における遮音部材の構成要素の図
である。
である。
【図７】磁気共鳴撮影装置の全体構成を示すブロック図
である。
である。
１ 静磁場発生装置 ２ 勾配磁場コイル ３ 高周波コイルユニット ３１ 巻枠 ３２ 鍔部 ３３ 遮音部材 ３４ 空間部 ３５ 吸音材 ３６ 同調コンデンサ ４ カバー ５ 送風機 ６ 排気ホース
Claims (3)
- 【請求項１】 静磁場発生装置と、前記静磁場発生装置
の内部空間に配置される勾配磁場コイルと、前記勾配磁
場コイルの内部空間に配置される高周波コイルとを有す
る磁気共鳴撮影装置のコイル機構において、空間を隔て
て前記高周波コイルの周面を包囲する遮音部材と、前記
高周波コイルの周面と前記遮音部材の間の空間を冷却す
る冷却装置とを具備することを特徴とする磁気共鳴撮影
装置のコイル機構。 - 【請求項２】 静磁場発生装置と、前記静磁場発生装置
の内部空間に配置される勾配磁場コイルと、前記勾配磁
場コイルの内部空間に配置される高周波コイルとを有す
る磁気共鳴撮影装置のコイル機構において、両端に鍔部
を有する筒型の巻枠上に形成された高周波コイルと、前
記高周波コイルの巻枠の鍔部に取り付けられ前記高周波
コイルの周面を包囲する遮音部材と、前記高周波コイル
の周面と前記遮音部材の間の空間を冷却する冷却装置と
を具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装置のコイル
機構。 - 【請求項３】 静磁場発生装置と、前記静磁場発生装置
の内部空間に配置される勾配磁場コイルと、前記勾配磁
場コイルの内部空間に配置される高周波コイルとを有す
る磁気共鳴撮影装置のコイル機構において、筒型の巻枠
上に形成された高周波コイルと、両端が絞られた筒型の
形状を有し前記高周波コイルの周面を包囲する遮音部材
と、前記高周波コイルの周面と前記遮音部材の間の空間
を冷却する冷却装置とを具備することを特徴とする磁気
共鳴撮影装置のコイル機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7157482A JPH09510A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 磁気共鳴撮影装置のコイル機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7157482A JPH09510A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 磁気共鳴撮影装置のコイル機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09510A true JPH09510A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15650652
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7157482A Pending JPH09510A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 磁気共鳴撮影装置のコイル機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09510A (ja) |
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