JPH09503570A - ツインピストン形パワーシリンダ - Google Patents

ツインピストン形パワーシリンダ

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JPH09503570A
JPH09503570A JP7501143A JP50114395A JPH09503570A JP H09503570 A JPH09503570 A JP H09503570A JP 7501143 A JP7501143 A JP 7501143A JP 50114395 A JP50114395 A JP 50114395A JP H09503570 A JPH09503570 A JP H09503570A
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ブライス ディック,ジェームス
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ブライス ディック,ジェームス
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01BMACHINES OR ENGINES, IN GENERAL OR OF POSITIVE-DISPLACEMENT TYPE, e.g. STEAM ENGINES
    • F01B7/00Machines or engines with two or more pistons reciprocating within same cylinder or within essentially coaxial cylinders

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Abstract

(57)【要約】 パワーシリンダ(10)は、別々のシリンダ(14,22)内に摺動可能に取り付けられた二つのピストン(12,20)を有して、各シリンダ内に内方室および外方室(16,18;24,26)を形成するようにする。一つ又は複数のロッド(28)がこれらのピストン間に連結される。加圧された流体(液体または気体)が外方室(18,26)間を流れることができるように外方室(18,26)が互いに連結される。加圧された流体(液体または気体)が内方室(16,24)間を流れることができるように内方室(16,24)が互いに連結される。二つの中空ロッド(128,130)を使用することによって、かつ流体がこれらのロッドを通って対応する室間を流れることができるようにすることによって、上述の流体の流れが達成されることができる。ガード体(44)が第1および第2のシリンダ(14,22)を包囲することができる。ガード体(44)に対する各シリンダの摺動移動を可能にするために、軸受(46,48)がシリンダ(14,22)の互いに対向する内方端部の周りに固定されることができる。シール(146,148)がシリンダ(114,122)の互いに対向する内方端部の周りに固定されて、シリンダ(114,122)間にガード体(144)によって包囲された流体圧室(158)を設けるようにすることができる。二つのロッドがデュアルシリンダを相互に連結する場合、第1のピストン(212)が第2のシリンダ(222)に連結されることができると共に、第1のシリンダ(214)が第2のピストン(220)に連結されることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 ツインピストン形パワーシリンダ 発明の分野 本出願は、別々のシリンダ内に取り付けられたデュアルピストンを有するパワ ーシリンダに関する。二つのピストンは、一つ又は複数のロッドによって互いに 連結されることができる。二つのシリンダ間の連結部を包囲するガード体が設け られることができる。各シリンダの外方室は互いに流体的に連通することができ 、かつ各シリンダの内方室は互いに流体的に連通することができる。 発明の背景 従来のパワーシリンダは、単一のピストンと単一のロッドとを有する。ピスト ンはシリンダ内に摺動可能に取り付けられる。ロッドがピストンの一端部に固定 され、かつこのロッドはシリンダの一端部を通って突出する。加圧された流体( 液体または気体)がシリンダのロッド側端部内に注入されると共にシリンダの反 対側の端部から引き出され、その結果ピストンがシリンダの反対側の端部に向け て強制的に移動され、これによりロッドがシリンダ内に引っ込められる。加圧さ れた流体の流れの向きが反転されると、ピストンがシリンダのロッド側端部に向 けて強制的に移動され、これによりロッドがシリンダから伸ばされる。 上述の種類の従来のパワーシリンダは多くの不利点を有する。例えば、従来の パワーシリンダ内に使用されるシールはかなり大きな磨耗を受け、これらのシー ルは一般的に、最も頻繁に保守を必要とする構成要素となっている。特に、シリ ンダが作動する外部環境に 露呈されるシールは、より急速に磨耗する可能性がある。また、標準的な使用中 にロッド上に課せられる力によりロッドが曲げられる可能性があり、これにより シール及び/又はロッド支持用軸受の磨耗が加速される。 本発明は、各シールの磨耗を低減させ、且つシールの個数を増加させ、かつ外 部環境からシールを保護する。例えば、別々のシリンダ内に取り付けられたデュ アルピストンを設けることによって、シールの磨耗が低減される。これは、各シ ールに対するロッドの行程長を減少させる。典型的にはこの行程の減少は、従来 のシリンダの行程の半分のオーダである。 従来のパワーシリンダではしばしば、外部の機械に取り付けるためにアイ(ey e)がロッドの端部上に設けられている。このことは、アイをロッドに連結する ための適切な空間を提供するためにロッドの直径が増大されなければならないと いう設計上の問題を引き起こす可能性がある。その結果、従来のシリンダに使用 されるロッドは時々、標準的な使用によってシリンダ上に課せられる荷重を支持 するのに必要とされる寸法およびコストよりも、より大きく形成されると共によ り高価に形成される。本発明は、必要なアイをロッドにではなくシリンダに取り 付けることにより、この問題を回避する。従って、本発明で使用されるロッドは アイを必要としない。これにより、標準的な使用中にロッドによって支持される べき線形荷重のみに基づいて適切なロッドが選択されることが可能にされる。 従来のシリンダが有する別の不利点は、単一のロッド及びピストンがシリンダ 内で回転しがちであるという点である。このような数個のシリンダが直列に接続 された場合(例えば、ロボットのマニピュレータアームを形成するために)、各 シリンダの回転する傾向は、構造の安定性に悪影響を及ぼすと共に正確な制御を 妨げる可能性 がある。本発明の或る実施態様は、二つ以上の平行なロッドを用いることによっ てこの問題を解決する。各ロッドは、シリンダのロッド側端部内に形成された別 々の開孔を貫通する。斯くしてロッドがシリンダに対して所定の場所に保持され 、かつロッドが伸ばされ及び引っ込められるときにロッドが回転することが防止 される。 二つ以上のロッドを有する本発明の実施態様では、流体が、第1および第2の 流体圧シリンダ間に配置されたこれらのロッドを通過することが許容されるよう にすることができる。これにより、シリンダを作動させるのに必要とされる外部 流体圧回路が単純化されると共に、従来のシリンダに関連した既存の流体圧回路 を何ら変更することなく本発明が従来のシリンダに対して直接置き換えられるこ とが可能にされる。 発明の要約 本発明の第1の実施態様によれば、パワーシリンダであって、第1のシリンダ 内に摺動可能に取り付けられた第1のピストンを有して第1シリンダ内に内方室 と外方室とを形成するようにし、更に、第2のシリンダ内に摺動可能に取り付け られた第2のピストンを有して第2シリンダ内に内方室と外方室とを形成するよ うにした、パワーシリンダが提供される。単一のロッドが第1ピストンと第2ピ ストン間に連結される。加圧された流体(液体または気体)が二つの外方室間を 流通することができるように二つの外方室が互いに連結される。加圧された流体 (液体または気体)が二つの内方室間を流通することができるように二つの内方 室が互いに連結される。円筒状ガード体が第1および第2のシリンダを包囲し、 ガード体に対する第1および第2のシリンダの摺動移動を可能にするように軸受 機構が設けられる。ガード体は、ロッドが貫通する二つのシリンダ 間の空間を包囲する。斯くしてロッドは、パワーシリンダが作動する外部環境か ら遮蔽される。これにより、ロッドが受ける磨耗またはロッドが環境から受ける 他の損傷が最小化され、その結果ロッドシールの寿命が伸ばされる。 本発明の第2の実施態様は、第1および第2のロッドが第1ピストンと第2ピ ストン間に連結されるという点を除いて第1実施態様と同様である。 本発明の第3の実施態様は、ロッドが中空であるという点を除いて第2実施態 様と同様である。これにより、加圧された流体(液体または気体)が第1のロッ ド内を通って二つの外方室間を流通することが可能にされる。同様に、流体が中 空の第2のロッド内を通って二つの内方室間を流通することが可能にされる。外 方室の一方内、および内方室の一方内に流体流通ポートが夫々設けられる。 本発明の第4の実施態様によれば、パワーシリンダであって、第1のシリンダ 内に摺動可能に取り付けられた第1のピストンを有して第1シリンダ内に内方室 と外方室とを形成するようにし、更に、第2のシリンダ内に摺動可能に取り付け られた第2のピストンを有して第2シリンダ内に内方室と外方室とを形成するよ うにした、パワーシリンダが提供される。第1の中空ロッドが第1ピストンと第 2シリンダの近位端部との間に連結される。第2のロッドが第1シリンダの遠位 端部と第2ピストンとの間に連結される。その長さ方向に沿って、第1中空ロッ ドが第2ロッドを包囲する。加圧された流体が二つの外方室間を流通することが できるように二つの外方室が互いに連結される。加圧された流体(液体または気 体)が二つの内方室間を流通することができるように二つの内方室が互いに連結 される。円筒状ガード体が第1および第2のシリンダを包囲することができると 共に、ガード体に対する第1および第2のシリンダの 摺動移動を可能にするための軸受機構が設けられることができる。 第1および第2のシリンダを包囲する円筒状ガード体を有する上述の実施態様 には、ガード体への流体圧入力部が組み込まれることができ、ガード体は、ガー ド体に対する第1および第2のシリンダの流体圧による摺動移動を可能にするた めの軸受およびシール機構を有することができる。また、ガード体がシリンダに 対して摺動移動される領域内に異物が侵入することを防止するために、フィルタ がガード体に組み込まれることができる。斯くして、ガード体の軸受およびシー ルが受ける損傷が最小化される。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の第1の実施例に従って構成されたパワーシリンダの縦断面図 である。 図2は、本発明の第2および第3の実施例に従って構成されたパワーシリンダ の縦断面図である。 図3は、本発明の第4の実施例に従って構成されたパワーシリンダの縦断面図 である。 図4は、本発明の第5の実施例に従って構成されかつ外側ガード体が所定の場 所に配置されたパワーシリンダの縦断面図である。 図5は、本発明が如何にしてトラニオン取付部と共に使用されるように適合さ れることができるかを示す図である。 図6は、図2に示すデュアルロッドの代わりに単一のロッドを有する実施例を 示す図である。 好ましい実施例の詳細な説明 図1にパワーシリンダ10を示す。パワーシリンダ10は、第1 のシリンダ14内に摺動可能に取り付けられた第1のピストン12を有して、第 1シリンダ14内に内方室16と外方室18とを形成するようにする。第2のピ ストン20が第2のシリンダ22内に摺動可能に取り付けられて、第2シリンダ 22内に内方室24と外方室26とを形成するようにする。ロッド28が第1ピ ストン12と第2ピストン20間に結合され、これにより二つのピストン間の移 動が固定される。ガード体44が第1および第2のシリンダ14,22を包囲す る。シリンダ14,22の対向する内方端部の周りに軸受46,48が固定され て、ガード体44に対するシリンダの摺動移動を可能にするようにする。ガード 体44の互いに反対側の端部の周りに固定された追加の軸受50,52が、同じ 目的のために寄与する。シリンダ14,22の外方端部の周りに固定されたスト ッパ54,56は、ガード体44がシリンダ14,22の周りから不用意に外れ てしまうことを防止する。ガード体44は、異物が領域58内に侵入することを 防止する。もし異物が領域58内に侵入すると、この領域58内に侵入した異物 がロッド28を傷つける又は摩損させる可能性があり、これによりロッドシール 60,62が損傷を受ける可能性があり、その結果時間を消費しかつ高価な補修 作業が必要とされることになる。 流体流通ポート32,34,36,38が内方室16,24内および外方室1 8,26内に夫々設けられ、その結果加圧された流体(液体または気体)が各部 屋(室)内に流入する又は各部屋から流出することが可能にされる。導管40の ような『流体流通手段』が内方室ポート32,34間に連結される。導管42の ような別の『流体流通手段』が外方室ポート36,38間に連結される。ロッド 28が貫通するシリンダ14,22の開孔内に、従来からあるシール60,62 が設けられる。また、ピストン12,20の周りに、 従来からあるシールリング64,66が設けられる。 加圧された流体(液体または気体)を導管42内に注入すると共に導管40か ら流体を引き出すことによって、シリンダ10が伸ばされる。導管42を介して 注入された流体は、外方室18,26内に入ると共に外方室18,26において 力を及ぼす。二つのピストンが互いに対して固定されているので、シリンダ14 ,22は互いから離れる方向に強制的に摺動せしめられる。これにより、外方室 18,26の体積が増大されると共に同時に内方室16,24の体積が減少され る。 加圧された流体(液体または気体)を導管40内に注入すると共に導管42か ら流体を引き出すことによって、シリンダ10が引っ込められる。導管40を介 して注入された流体は、内方室16,24内に入ると共に内方室16,24にお いて力を及ぼす。二つのピストンが互いに対して固定されているので、シリンダ 14,22は互いに対して向かう方向に強制的に摺動せしめられる。これにより 、内方室16,24の体積が増大されると共に同時に外方室18,26の体積が 減少される。 図2に別のパワーシリンダ100を示す。パワーシリンダ100は、第1のシ リンダ114内に摺動可能に取り付けられた第1のピストン112を有して、第 1シリンダ114内に内方室116と外方室118とを形成するようにする。第 2のピストン120が第2のシリンダ122内に摺動可能に取り付けられて、第 2シリンダ122内に内方室124と外方室126とを形成するようにする。中 空ロッド128,130が第1ピストン112と第2ピストン120間に結合さ れ、これにより二つのピストン間の移動が固定される。ガード体144が第1お よび第2のシリンダ114,122を包囲する。シリンダ114,122の対向 する内方端部の周りにシー ル146,148が固定され、その結果シリンダ114,122間にガード体1 44によって包囲された流体室158が設けられる。ガード体144の互いに反 対側の端部の周りに固定された軸受150,152が、ガード体144に対する シリンダの摺動移動を可能にする。シリンダ114,122の外方端部の周りに 固定されたストッパ154,156は、ガード体144がシリンダ114,12 2の周りから不用意に外れてしまうことを防止する。フィルタ151,153は 、異物が領域159,161内に侵入することを防止し、これによりシール14 6,148を保護するようにする。 ロッド130がピストン112,120を貫通し(又はこれら両方のピストン を夫々貫通する各開孔と連通し)、その結果、加圧された流体(液体または気体 )がロッド130を通って外方室118,126間を流通することが可能ならし められる。ロッド128はピストン112,120の内方表面間に結合される。 流体は、ピストン112,120の内方表面の近傍のロッド128の各端部内に 設けられた開孔145,147を介しロッド128を通って内方室116,12 4間を流通することができる。流体入口/出口ポート132,134が、内方室 の一方内および外方室の一方内に設けられる。ロッド128,130が貫通する シリンダ114,122の開孔内に、従来からあるシールが設けられる。従来か らあるシールリングがピストン112,120の周りに設けられる。 加圧された流体(液体または気体)をポート134内に注入すると共にポート 132を介して流体を引き出すことによって、シリンダ100が伸ばされる。ポ ート134を介して注入された流体は、外方室126内に入り且つ中空ロッド1 30を通って外方室118内に流入する。二つの外方室内の流体はピストン11 2,120上に力を及ぼす。これら二つのピストンが互いに対して固定されてい るので、シリンダ114,122が互いから離れる方向に強制的に摺動せしめら れる。これにより、外方室118,126の体積が増大され(シリンダ100を 伸ばし続けることが望まれる場合には追加の流体が外方室内に注入されることが 可能にされる)、同時に内方室116,124の体積が減少される。内方室11 6の体積が減少するにつれて、流体が中空ロッド128を介して内方室124内 に排出され、この流体がポート132を介して放出される。 加圧された流体(液体または気体)をポート132内に注入すると共にポート 134を介して流体を引き出すことによって、シリンダ100が引っ込められる 。ポート132を介して注入された流体は、内方室124内に入り且つロッド1 28を通って内方室116内に流入する。これら二つの内方室内の流体は、内方 室116,124において力を及ぼす。二つのピストンが互いに対して固定され ているので、シリンダ114,122は互いに向かう方向に強制的に摺動せしめ られる。これにより、内方室116,124の体積が増大され(シリンダ100 を引っ込め続けることが望まれる場合には追加の流体が内方室内に注入されるこ とが可能にされる)、同時に外方室118,126の体積が減少される。外方室 118の体積が減少するにつれて、流体が中空ロッド130を介して外方室12 6内に排出され、この流体がポート134を介して放出される。 パワーシリンダによって及ぼされる力を増大させるために、部屋(室)158 が他の部屋(室)と並列に作動されることができる。例えば、部屋158が加圧 された流体(ポート162を介して供給される)を内包する場合、そうでなけれ ばロッド128,130のみによって支持されるであろう荷重の一部を支持する ことができる。このような追加の支持作用は、ロッドが過剰な力を受けることに よってロッドが曲げられるという可能性を低減させる。曲がったロ ッドは、ロッドシール及び軸受の過度の磨耗を引き起こす。この代わりに、部屋 158内の加圧された流体の荷重支持能力によっては、ロッド128,130の 大きさが低減されることができ、斯くしてパワーシリンダの製造コストが低減さ れることができる。 フィルタ151,153には、ばね荷重がかけられた単純な逆止弁が組み込ま れる。これらの逆止弁は、シリンダ100が引っ込むときに開放され、その結果 空気が各フィルタを通って引かれることが可能にされる。シリンダ100が伸び るとき、逆止弁は閉鎖される。これにより清浄な空気が強制的にシール146, 148を通過せしめられ、その結果、シールの近傍に蓄積しがちな塵または他の 異物が除去される。 上述のように二つの別個の中空ロッド128,130を用いる代わりに、二つ の別個の長手方向流路131,133を有する単一のロッド129(図6参照) を用いることができる。流路131は外方室118,126間の流体流れを可能 にし、一方流路133は内方室116,124間の流体流れを可能にする。図6 にはまた、どの軸受とも交差しない流体ライン115用の別の保護経路(protect ive routing)が示されている。 図3に更に別のパワーシリンダ200を示す。パワーシリンダ200は、第1 のシリンダ214内に摺動可能に取り付けられた第1のピストン212を有して 、第1シリンダ214内に内方室216と外方室218とを形成するようにする 。第2のピストン220が第2のシリンダ222内に摺動可能に取り付けられて 、第2シリンダ222内に内方室224と外方室226とを形成するようにする 。第1のロッド228が第1ピストン212と第2シリンダ222間に結合され る。第2のロッド230が第1シリンダ214と第2ピストン220間に結合さ れる。 流体流通ポート232,234,236,238が内方室216,224内お よび外方室218,226内に夫々設けられ、その結果加圧された流体(液体ま たは気体)が各室内に流入する又は各室から流出することが可能ならしめられる 。導管240のような『流体流通手段』が内方室ポート232,234間に連結 される。導管242のような別の『流体流通手段』が外方室ポート236,23 8間に連結される。ロッド228,230が貫通するシリンダ214,222の 開孔内に、従来からあるシールが設けられる。また、従来からあるシールリング がピストン212,220の周りに設けられる。 加圧された流体(液体または気体)を導管242内に注入すると共に導管24 0から流体を引き出すことによって、シリンダ200が伸ばされる。導管242 を介して注入された流体は外方室218,226内に入り、かつピストン212 ,220の外方表面上に力を及ぼす。第1ピストン212が第2シリンダ222 に連結されており且つ第1シリンダ214が第2ピストン220に連結されてい るので、シリンダ214,222は互いから離れる方向に強制的に摺動せしめら れる。これにより、外方室218,226の体積が増大されると共に同時に内方 室216,224の体積が減少される。 加圧された流体(液体または気体)を導管240内に注入すると共に導管24 2から流体を引き出すことによって、シリンダ200が引っ込められる。導管2 40を介して注入された流体は内方室216,224内に入り、かつピストン2 12,220の内方表面上に力を及ぼす。第1ピストン212が第2シリンダ2 22に連結されており且つ第1シリンダ214が第2ピストン220に連結され ているので、シリンダ214,222は互いに向かう方向に強制的 に摺動せしめられる。これにより、内方室216,224の体積が増大されると 共に同時に外方室218,226の体積が減少される。 図4に更に別のパワーシリンダ300を示す。このパワーシリンダ300は、 第1のロッド328が中空をなすと共に第2のロッド330が第1ロッド328 の軸線方向穴内に配置されるという点と、外側ガード体が、流体室358を包囲 するシリンダ314,322を包囲するという点とを除いて、シリンダ200と 同様である。より詳細には、第1のピストン312が第1のシリンダ314内に 摺動可能に取り付けられて、第1シリンダ314内に内方室316と外方室31 8とを形成するようにする。第2のピストン320が第2のシリンダ322内に 摺動可能に取り付けられて、第2シリンダ322内に内方室324と外方室32 6とを形成するようにする。第1の中空ロッド328が第1ピストン312と第 2シリンダ322の近位端部との間に連結される。第2のロッド330が第2ピ ストン320と第1シリンダ314の遠位端部との間に連結される。第2ロッド 330は第1ロッド328の軸線方向穴内に配置される。加圧された流体(液体 または気体)がロッド330内の通路372を介して二つの外方室間を自由に流 れることを可能にするように、外方室318,326が互いに連結されることが できる。また、加圧された流体(液体または気体)がロッド328内の通路37 4を介して二つの内方室間を自由に流れることを可能にするように、内方室31 6,324が互いに連結されることができる。 図4にはまた、円筒状の外側ガード体344がパワーシリンダ300上に設け られることが示されている。ガード体344は、図2に示すガード体144と同 じ目的を果たす。より詳細には、ガード体344は第1および第2のシリンダ3 14,322を包囲する。 シール346,348がシリンダ314,322の互いに対向する内方端部の周 りに固定され、その結果シリンダ314,322間でガード体344によって包 囲された流体室358が形成される。ガード体344の互いに反対側の端部の周 りに固定された軸受350,352は、ガード体344に対するシリンダの摺動 移動を可能にする。シリンダ314,322の外方端部の周りに固定されたスト ッパ354,356は、ガード体344がシリンダ314,322の周りから不 用意に外れてしまうことを防止する。ガード体344とシリンダ314,322 とシール346,348とによって包囲された流体室358は、加圧された流体 (液体または気体)をポート360から注入する(又は引き出す)ことによって 伸ばされる(又は引っ込められる)。フィルタ380,382は、異物が領域3 84,386内に侵入することを防止する。もし異物が領域384,386内に 侵入すると、この領域384または386内に侵入した異物がシール346,3 48を傷つける又は摩損させる可能性がある。 図5は、ガード体が有する利点を保持しつつ本発明が如何にしてトラニオン取 付部と共に使用されるように適合されることができるかを示している。図5には 特に、更に別のパワーシリンダ400が示されている。このパワーシリンダ40 0は、ガード体402が、互いに対して摺動する上方半体402aと下方半体4 02bとを具備するという点を除いて、図2に示す実施例と機能的に同様である 。図2に示す実施例とは異なり、図5に示す実施例では、ガード体402内に流 体(液体または気体)を閉じ込めるための企てがなされていない。他の点では、 図2に示す実施例と図5に示す実施例とは同様である。即ち、第1のシリンダ4 14内に摺動可能に取り付けられた第1のピストン412が、第1シリンダ41 4内に内方室 416と外方室418とを形成する。第2のシリンダ422内に摺動可能に取り 付けられた第2のピストン420が、第2シリンダ422内に内方室424と外 方室426とを形成する。中空ロッド428,430が第1ピストン412と第 2ピストン420間に連結され、これにより二つのピストン間の移動が固定され る。 図5では、トラニオン取付部403をより良く表すために、上方シリンダ41 4が90°回転された状態でパワーシリンダ400が示されている。上方ガード 体402aの上方端部が第1シリンダ414の下方端部の周りに固定され、その 結果第1シリンダ414にトラニオン取付部403を直接的に固定するための空 間(余地)が残される。下方ガード体402bの下方端部が第2シリンダ422 の下方端部の周りに固定される。図示されるように、上方ガード体402aの周 囲の大きさは下方ガード体402bの周囲の大きさよりもわずかに大きく形成さ れ、その結果二つのガード体半体が互いに伸縮運動することが可能ならしめられ る。上方ガード体402aの下方端部の周りと下方ガード体402bの上方端部 の周りとに適切な軸受が夫々設けられ、その結果二つのガード体半体の互いに対 する摺動移動が可能ならしめられる。 加圧された流体(液体または気体)をポート434内に注入すると共にポート 432を介して流体を引き出すことによって、シリンダ400が伸ばされる。ポ ート434を介して注入された流体は、外方室418内に入ると共に中空ロッド 430を通って外方室426内に流入し、その結果ピストン412,420上に 力を及ぼし、かつシリンダ414,422を互いに離れる方向に強制的に移動さ せる。これらのシリンダが互いに離れる方向に強制的に移動されるときに、これ らのシリンダは、シリンダ自体と共に対応するガード体半体を引きずっていく( 即ち、上方ガード体402aの下方端部 が下方ガード体402bの外側表面上を上方に向けて引っ張られるように摺動せ しめられると共に、下方ガード体402bの上方端部が上方ガード体402aの 内側表面上を下方に向けて引っ張られるように摺動せしめられる)。斯くして二 つのガード体半体は、内部領域458を包囲された状態に維持し、その結果異物 がロッド428,430の露呈された外側表面に達することが防止される。 上述の実施例は、従来技術に比べて多くの利点を提供するということが当業者 には明らかであろう。二つの別個のシリンダが所与の伸長長さに亘って独立に移 動されるので、各シールは、従来のシリンダにおいて経験されるであろう行程距 離の約半分に対してしか露呈されない。これにより、従来の単一ロッドのシリン ダにおける一組のシール及び軸受のみの場合に比べて、磨耗力が二組のシール及 び軸受上に分散されることによって、各シール及び軸受の磨耗が低減される。 更なる利点は、本発明のいずれの実施例に従って構成されたシリンダの端部も 同一となっており、その結果シリンダロッドの直径に関わらずに両方のシリンダ 端部に同一の連結アイ(coupling eye)を固定しやすいという点である。従来のシ リンダはしばしば、より大きな連結アイを収容するためにより大きな直径のロッ ドを必要とし、このことがシリンダの大きさ、コスト及び力容量に悪影響を及ぼ していた。ロッド端部と連結アイ間の連結部が存在しないので、ロッドの直径は 、連結アイの大きさに関わりなく、シリンダによって支持されるべき荷重に基づ いて選択されることができる。従来のシリンダでは、連結アイは、アイ内に嵌合 される荷重支持用軸受を収容するために拡大されなければならない場合があった 。連結アイの大きさが増大されると、より大きなアイを支持するためにロッドの 直径が対応して増大されなければならない。しかしながら、ロッド の直径が増大すると、ピストンのロッド側上の有効ピストン面積が減少し、これ により、ロッドがシリンダ内で引っ込められるときに及ぼされることができる出 力が減少されてしまう。これらの問題点が本発明によって回避される。 本発明に従って構成されたパワーシリンダは、同一の直径のロッドを有する同 一の直径の従来のシリンダよりも大きな力を及ぼすことができる。例えば、シリ ンダ10(図1参照)は、同一のシリンダ直径および同一のロッド直径を有する 従来のシリンダが及ぼす力の約2倍の力を及ぼすことができる。これは、中央室 58が二対の内方室/外方室16,18/24,26と並列に作動されて、シリ ンダ10によって及ぼされる力を増大させるようにすることができるからである 。中央室58が加圧された流体(ポート162を介して供給される)を内包する 場合、そうでなければロッド28によってのみ支持される荷重の一部を支持する ことができる。同様の出力の倍加が、図2に示すシリンダ100によって達成さ れることができる。シリンダ200(図3参照)もまた、同一のシリンダ直径お よび同一のロッド直径を有する従来のシリンダに比べて倍加された力の出力を達 成する。しかしながらこの場合、力の倍加作用は、ロッド228,230の端部 が、対向するピストンに対してではなく、対向するシリンダに対して固定される ことによって生じせしめられる並列効果により得られる。シリンダ300(図4 参照)は、上述の特徴の両方(即ち、ロッドを対向するシリンダに固定すること と、二対の内方室/外方室に加えて中央室358を加圧すること)を組み合わせ ることによって3倍の力の出力を達成する。 上述の開示から当業者には明らかなように、本発明の実施に当たり、本発明の 精神または範囲を逸脱することなく多くの変更および修正をなすことが可能であ る。例えば、本発明に従って構成される 流体圧シリンダに使用されるデュアルピストンは同じ大きさである必要はない。 異なる大きさのピストンが使用された場合、シリンダの速度および利用可能な出 力が、単純な流体圧回路を用いて制御されることができる。従って、本発明の範 囲は、以下に記載する請求の範囲によって規定される実体に従って解釈されるべ きである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年1月31日 【補正内容】 明細書 これは、各シールに対するロッドの行程長を減少させる。典型的にはこの行程の 減少は、従来のシリンダの行程の半分のオーダである。 従来のパワーシリンダではしばしば、外部の機械に取り付けるためにアイ(eye )がロッドの端部上に設けられている。このことは、アイをロッドに連結するた めの適切な空間を提供するためにロッドの直径が増大されなければならないとい う設計上の問題を引き起こす可能性がある。その結果、従来のシリンダに使用さ れるロッドは時々、標準的な使用によってシリンダ上に課せられる荷重を支持す るのに必要とされる寸法およびコストよりも、より大きく形成されると共により 高価に形成される。本発明は、必要なアイをロッドにではなくシリンダに取り付 けることにより、この問題を回避する。従って、本発明で使用されるロッドはア イを必要としない。これにより、標準的な使用中にロッドによって支持されるべ き線形荷重のみに基づいて適切なロッドが選択されることが可能にされる。 従来のシリンダが有する別の不利点は、単一のロッド及びピストンがシリンダ 内で回転しがちであるという点である。このような数個のシリンダが直列に接続 された場合(例えば、ロボットのマニピュレータアームを形成するために)、各 シリンダの回転する傾向は、構造の安定性に悪影響を及ぼすと共に正確な制御を 妨げる可能性がある。本発明の或る実施態様は、二つ以上の平行なロッドを用い ることによってこの問題を解決する。各ロッドは、シリンダのロッド側端部内に 形成された別々の開孔を貫通する。斯くしてロッドがシリンダに対して所定の場 所に保持され、かつロッドが伸ばされ及び引っ込められるときにロッドが回転す ることが防止される。 二つ以上のロッドを有する本発明の実施態様では、流体が、第1および第2の 流体圧シリンダ間に配置されたこれらのロッドを通過することが許容されるよう にすることができる。これにより、シリンダを作動させるのに必要とされる外部 流体圧回路が単純化されると共に、従来のシリンダに関連した既存の流体圧回路 を何ら変更することなく本発明が従来のシリンダに対して直接置き換えられるこ とが可能にされる。 1965年10月25日に発行されたオーストリア国特許第243,038号 は、ツインピストン形流体圧シリンダの分野に全体的に関連している。 1985年7月30日にMoutonに対して発行された米国特許第4,531,4 51号は、ジャック装置に使用されるように意図された複数のシリンダを含む流 体圧ジャックを開示している。しかしながら、Moutonによるジャックは、上述の 従来技術のパワーシリンダが有する不利点のすべてを克服しているわけではない 。 発明の要約 本発明の第1の実施態様によれば、パワーシリンダであって、第1のシリンダ 内に摺動可能に取り付けられた第1のピストンを有して第1シリンダ内に内方室 と外方室とを形成するようにし、更に、第2のシリンダ内に摺動可能に取り付け られた第2のピストンを有して第2シリンダ内に内方室と外方室とを形成するよ うにした、パワーシリンダが提供される。 しかしながら、ロッドの直径が増大すると、ピストンのロッド側上の有効ピスト ン面積が減少し、これにより、ロッドがシリンダ内で引っ込められるときに及ぼ されることができる出力が減少されてしまう。これらの問題点が本発明によって 回避される。 本発明に従って構成されたパワーシリンダは、同一の直径のロッドを有する同 一の直径の従来のシリンダよりも大きな力を及ぼすことができる。例えば、シリ ンダ10(図1参照)は、同一のシリンダ直径および同一のロッド直径を有する 従来のシリンダが及ぼす力の約2倍の力を及ぼすことができる。これは、中央室 58が二対の内方室/外方室16,18/24,26と並列に作動されて、シリ ンダ10によって及ぼされる力を増大させるようにすることができるからである 。中央室58が加圧された流体(ポート162を介して供給される)を内包する 場合、そうでなければロッド28によってのみ支持される荷重の一部を支持する ことができる。同様の出力の倍加が、図2に示すシリンダ100によって達成さ れることができる。シリンダ200(図3参照)もまた、同一のシリンダ直径お よび同一のロッド直径を有する従来のシリンダに比べて倍加された力の出力を達 成する。しかしながらこの場合、力の倍加作用は、ロッド228,230の端部 が、対向するピストンに対してではなく、対向するシリンダに対して固定される ことによって生じせしめられる並列効果により得られる。シリンダ300(図4 参照)は、上述の特徴の両方(即ち、ロッドを対向するシリンダに固定すること と、二対の内方室/外方室に加えて中央室358を加圧すること)を組み合わせ ることによって3倍の力の出力を達成する。 上述の開示から当業者には明らかなように、本発明の実施に当たり、本発明の 範囲を逸脱することなく多くの変更および修正をなすことが可能である。例えば 、本発明に従って構成される流体圧シリ ンダに使用されるデュアルピストンは同じ大きさである必要はない。異なる大き さのピストンが使用された場合、シリンダの速度および利用可能な出力が、単純 な流体圧回路を用いて制御されることができる。従って、本発明の範囲は、以下 に記載する請求の範囲によって規定される実体に従って解釈されるべきである。 請求の範囲 4.パワーシリンダ(100)であって、第1のシリンダ(114)内に摺動 可能に取り付けられた第1のピストン(112)を有して該第1シリンダ内に内 方室(116)と外方室(118)とを形成するようにし、更に、第2のシリン ダ(122)内に摺動可能に取り付けられた第2のピストン(120)を有して 該第2シリンダ内に内方室(124)と外方室(126)とを形成するようにし た、パワーシリンダにおいて、 (a)該第1ピストンと該第2ピストン間に連結された第1の中空ロッド(1 30)を具備して、流体が該第1ロッドを通って該第1シリンダの外方室と該第 2シリンダの外方室との間を流れるようにし、 (b)更に、該第1ピストンと該第2ピストン間に連結された第2の中空ロッ ド(128)を具備して、流体が該第2ロッドを通って該第1シリンダの内方室 と該第2シリンダの内方室との間を流れるようにし、 (c)更に、該外方室の一方内に設けられた第1の流体流通ポート(134) を具備し、 (d)更に、該内方室の一方内に設けられた第2の流体流通ポート(132) を具備し、 (e)更に、該第1および第2のシリンダを包囲する円筒状ガード体(144 )を具備することを特徴とする、パワーシリンダ。 5.(a)更に、上記ガード体と上記第1および第2のシリンダとの間に設け られたシール手段(46,48;146,148)を具備して、該ガード体と該 第1および第2のシリンダとの間の部屋(58;158)を流体的に隔離するよ うにし、 (b)更に、該隔離された部屋へ及び該隔離された部屋から流体が流れるよう に該ガード体内に設けられた第3の流体流通ポート(162)を具備する、請求 項4に記載のパワーシリンダ。 6.更に、異物が上記ガード体と上記第1または第2のシリンダとの間に侵入 することを防止するための濾過手段(151,153)を具備する、請求項5に 記載のパワーシリンダ。 7.パワーシリンダ(400)であって、第1のシリンダ(414)内に摺動 可能に取り付けられた第1のピストン(412)を有して該第1シリンダ内に内 方室(416)と外方室(418)とを形成するようにし、更に、第2のシリン ダ(422)内に摺動可能に取り付けられた第2のピストン(420)を有して 該第2シリンダ内に内方室(424)と外方室(426)とを形成するようにし た、パワーシリンダにおいて、 (a)該第1ピストンと該第2ピストン間に連結された第1の中空ロッド(4 30)を具備して、流体が該第1ロッドを通って該第1シリンダの外方室と該第 2シリンダの外方室との間を流れるようにし、 (b)更に、該第1ピストンと該第2ピストン間に連結された第2の中空ロッ ド(428)を具備して、流体が該第2ロッドを通って該第1シリンダの内方室 と該第2シリンダの内方室との間を流れるようにし、 (c)更に、該外方室の一方内に設けられた第1の流体流通ポート(434) を具備し、 (d)更に、該内方室の一方内に設けられた第2の流体流通ポート(432) を具備し、 (e)更に、該第1シリンダの下方端部の周りに固定された一端部を有する円 筒状上方ガード体(402a)を具備し、 (f)更に、該第2シリンダの上方端部の周りに固定された一端部を有する円 筒状下方ガード体(402b)を具備し、 該パワーシリンダが伸ばされる又は引っ込められる間に該上方ガード体および 下方ガード体の互いに対向する端部が、該ロッドを包囲しつつ互いに摺動するこ とを特徴とする、パワーシリンダ。 8.パワーシリンダ(100)であって、第1のシリンダ(114)内に摺動 可能に取り付けられた第1のピストン(112)を有して該第1シリンダ内に内 方室(116)と外方室(118)とを形成するようにし、更に、第2のシリン ダ(122)内に摺動可能に取り付けられた第2のピストン(120)を有して 該第2シリンダ内に内方室(124)と外方室(126)とを形成するようにし た、パワーシリンダにおいて、 (a)該第1ピストンと該第2ピストン間に連結されたロッド(129)を具 備し、 (b)更に、流体が該ロッドを通って該第1シリンダの外方室と該第2シリン ダの外方室との間を流れるように該ロッド内に形成された第1の流体流通路(1 31)を具備し、 (c)更に、流体が該ロッドを通って該第1シリンダの内方室と該第2シリン ダの内方室との間を流れるように該ロッド内に形成された第2の流体流通路(1 33)を具備することを特徴とする、パワーシリンダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ ,LK,LU,LV,MD,MG,MN,MW,NL, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S I,SK,TJ,TT,UA,US,UZ,VN 【要約の続き】 46,148)がシリンダ(114,122)の互いに 対向する内方端部の周りに固定されて、シリンダ(11 4,122)間にガード体(144)によって包囲され た流体圧室(158)を設けるようにすることができ る。二つのロッドがデュアルシリンダを相互に連結する 場合、第1のピストン(212)が第2のシリンダ(2 22)に連結されることができると共に、第1のシリン ダ(214)が第2のピストン(220)に連結される ことができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.パワーシリンダ(10)であって、第1のシリンダ(14)内に摺動可能 に取り付けられた第1のピストン(12)を有して該第1シリンダ内に内方室( 16)と外方室(18)とを形成するようにし、更に、第2のシリンダ(22) 内に摺動可能に取り付けられた第2のピストン(20)を有して該第2シリンダ 内に内方室(24)と外方室(26)とを形成するようにし、更に、該第1ピス トンと該第2ピストン間に連結された少なくとも一つのロッド(28)を有する 、パワーシリンダにおいて、 (a)上記第1シリンダの内方室と上記第2シリンダの内方室とに連結された 第1の流体流通手段(40)を具備し、 (b)更に、上記第1シリンダの外方室と上記第2シリンダの外方室とに連結 された第2の流体流通手段(42)を具備し、 (c)更に、該第1および第2のシリンダを包囲する円筒状ガード体(44) を具備し、 (d)更に、該ガード体に対する該第1および第2のシリンダの摺動移動を可 能にするための軸受手段を具備することを特徴とする、パワーシリンダ。 2.(a)更に、上記ガード体と上記第1および第2のシリンダとの間に設け られたシール手段(46,48;146,148)を具備して、該ガード体と該 第1および第2のシリンダとの間の部屋(58;158)を流体的に隔離するよ うにし、 (b)更に、該隔離された部屋へ及び該隔離された部屋から流体が流れるよう に該ガード体内に設けられた流体流通ポート(162)を具備する、請求項1に 記載のパワーシリンダ。 3.更に、異物が上記ガード体と上記第1または第2のシリンダ との間に侵入することを防止するための濾過手段(151,153)を具備する 、請求項2に記載のパワーシリンダ。 4.パワーシリンダ(100)であって、第1のシリンダ(114)内に摺動 可能に取り付けられた第1のピストン(112)を有して該第1シリンダ内に内 方室(116)と外方室(118)とを形成するようにし、更に、第2のシリン ダ(122)内に摺動可能に取り付けられた第2のピストン(120)を有して 該第2シリンダ内に内方室(124)と外方室(126)とを形成するようにし た、パワーシリンダにおいて、 (a)該第1ピストンと該第2ピストン間に連結された第1の中空ロッド(1 30)を具備して、流体が該第1ロッドを通って該第1シリンダの外方室と該第 2シリンダの外方室との間を流れるようにし、 (b)更に、該第1ピストンと該第2ピストン間に連結された第2の中空ロッ ド(128)を具備して、流体が該第2ロッドを通って該第1シリンダの内方室 と該第2シリンダの内方室との間を流れるようにし、 (c)更に、該外方室の一方内に設けられた第1の流体流通ポート(134) を具備し、 (d)更に、該内方室の一方内に設けられた第2の流体流通ポート(132) を具備し、 (e)更に、該第1および第2のシリンダを包囲する円筒状ガード体(144 )を具備することを特徴とする、パワーシリンダ。 5.(a)更に、上記ガード体と上記第1および第2のシリンダとの間に設け られたシール手段(46,48;146,148)を具備して、該ガード体と該 第1および第2のシリンダとの間の部屋(58;158)を流体的に隔離するよ うにし、 (b)更に、該隔離された部屋へ及び該隔離された部屋から流体が流れるよう に該ガード体内に設けられた第3の流体流通ポート(162)を具備する、請求 項4に記載のパワーシリンダ。 6.更に、異物が上記ガード体と上記第1または第2のシリンダとの間に侵入 することを防止するための濾過手段(151,153)を具備する、請求項5に 記載のパワーシリンダ。 7.パワーシリンダ(200)であって、第1のシリンダ(214)内に摺動 可能に取り付けられた第1のピストン(212)を有して該第1シリンダ内に内 方室(216)と外方室(218)とを形成するようにし、更に、第2のシリン ダ(222)内に摺動可能に取り付けられた第2のピストン(220)を有して 該第2シリンダ内に内方室(224)と外方室(226)とを形成するようにし た、パワーシリンダにおいて、 (a)該第1ピストンと該第2シリンダ間に連結された第1のロッド(228 )を具備し、 (b)更に、該第2ピストンと該第1シリンダ間に連結された第2のロッド( 230)を具備し、 (c)更に、該第1シリンダの内方室と該第2シリンダの内方室とに連結され た第1の流体流通手段(240)を具備し、 (d)更に、該第1シリンダの外方室と該第2シリンダの外方室とに連結され た第2の流体流通手段(242)を具備することを特徴とする、パワーシリンダ 。 8.パワーシリンダ(300)であって、第1のシリンダ(314)内に摺動 可能に取り付けられた第1のピストン(312)を有して該第1シリンダ内に内 方室(316)と外方室(318)とを形成するようにし、更に、第2のシリン ダ(322)内に摺動可能に取り付けられた第2のピストン(320)を有して 該第2シリン ダ内に内方室(324)と外方室(326)とを形成するようにした、パワーシ リンダにおいて、 (a)該第1ピストンと該第2シリンダ間に連結された第1のロッド(328 )を具備し、 (b)更に、該第1ロッドを貫通するように該第2ピストンと該第1シリンダ 間に連結された第2のロッド(330)を具備することを特徴とする、パワーシ リンダ。 9.(a)更に、上記第1および第2のシリンダを包囲する円筒状ガード体( 344)を具備し、 (b)更に、該ガード体に対する該第1および第2のシリンダの摺動移動を可 能にするための軸受手段(350,352)を具備する、請求項8に記載のパワ ーシリンダ。 10.(a)更に、上記ガード体と上記第1および第2のシリンダとの間に設 けられたシール手段(346,348)を具備して、該ガード体と該第1および 第2のシリンダとの間の部屋(358)を流体的に隔離するようにし、 (b)更に、該隔離された部屋へ及び該隔離された部屋から流体が流れるよう に該ガード体内に設けられた流体流通ポート(360)を具備する、請求項9に 記載のパワーシリンダ。 11.更に、異物が上記ガード体と上記第1または第2のシリンダとの間に侵 入することを防止するための濾過手段(151,153)を具備する、請求項1 0に記載のパワーシリンダ。 12.パワーシリンダ(400)であって、第1のシリンダ(414)内に摺 動可能に取り付けられた第1のピストン(412)を有して該第1シリンダ内に 内方室(416)と外方室(418)とを形成するようにし、更に、第2のシリ ンダ(422)内に摺動可能に取り付けられた第2のピストン(420)を有し て該第2シリ ンダ内に内方室(424)と外方室(426)とを形成するようにした、パワー シリンダにおいて、 (a)該第1ピストンと該第2ピストン間に連結された第1の中空ロッド(4 30)を具備して、流体が該第1ロッドを通って該第1シリンダの外方室と該第 2シリンダの外方室との間を流れるようにし、 (b)更に、該第1ピストンと該第2ピストン間に連結された第2の中空ロッ ド(428)を具備して、流体が該第2ロッドを通って該第1シリンダの内方室 と該第2シリンダの内方室との間を流れるようにし、 (c)更に、該外方室の一方内に設けられた第1の流体流通ポート(434) を具備し、 (d)更に、該内方室の一方内に設けられた第2の流体流通ポート(432) を具備し、 (e)更に、該第1シリンダの下方端部の周りに固定された一端部を有する円 筒状上方ガード体(402a)を具備し、 (f)更に、該第2シリンダの上方端部の周りに固定された一端部を有する円 筒状下方ガード体(402b)を具備し、 該パワーシリンダが伸ばされる又は引っ込められる間に該上方ガード体および 下方ガード体の互いに対向する端部が、該ロッドを包囲しつつ互いに摺動するこ とを特徴とする、パワーシリンダ。 13.パワーシリンダ(100)であって、第1のシリンダ(114)内に摺 動可能に取り付けられた第1のピストン(112)を有して該第1シリンダ内に 内方室(116)と外方室(118)とを形成するようにし、更に、第2のシリ ンダ(122)内に摺動可能に取り付けられた第2のピストン(120)を有し て該第2シリンダ内に内方室(124)と外方室(126)とを形成するように した、パワーシリンダにおいて、 (a)該第1ピストンと該第2ピストン間に連結されたロッド(129)を具 備し、 (b)更に、流体が該ロッドを通って該第1シリンダの外方室と該第2シリン ダの外方室との間を流れるように該ロッド内に形成された第1の流体流通路(1 31)を具備し、 (c)更に、流体が該ロッドを通って該第1シリンダの内方室と該第2シリン ダの内方室との間を流れるように該ロッド内に形成された第2の流体流通路(1 33)を具備することを特徴とする、パワーシリンダ。
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