JPH09502840A - テレビ画像サブバンド両立式符号化用エンコーダ/デコーダ及びツリー構造による階層的運動符号化へのその応用 - Google Patents

テレビ画像サブバンド両立式符号化用エンコーダ/デコーダ及びツリー構造による階層的運動符号化へのその応用

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Abstract

(57)【要約】 エンコーダ/デコーダは、前段のデコード画像(In-1)及び現在のソース画像(I)から各々解像度の異なる2つの画像ピラミッド(P及びP)を各々構成するための手段を備え、各画像ピラミッドは、解像度に従って同一方法により順番を付けた同一所定数の画像を有している。その各画像は、画像の水平(X)及び鉛直(Y)方向で前段の解像度レベルの半分の解像度レベルに対応し、各ピラミッド(P及びP)は、各々運動ベクトル(V)を出力する階層的運動予測器の第1及び第2の直列入力に各々入力され、その運動ベクトル(V)の大きさは2つのピラミッド(P及びP)間で予測された運動に比例する。両立式高品位テレビに適用される。

Description

【発明の詳細な説明】 テレビ画像サブバンド両立式符号化用エンコーダ/デコーダ 及びツリー構造による階層的運動符号化へのその応用 本発明は、テレビ画像サブバンド両立式符号化用エンコーダ/デコーダ及びツ リー構造による階層的運動符号化へのその応用に関するものである。 本発明は、デジタル伝送システム及び特にデジタル画像シーケンスの伝送に使 用される。 広帯域デジタルネットワークの発展と共にデジタル伝送に関する最近の技術の 進歩は、デジタル圧縮の役割に重要な位置を与えている。データ伝送に割り当て られたビット伝送速度は減少し続けているが、一方、符号化の品質に関する要求 は増大しでいる。従って、デジタル画像シーケンス伝送に関して、開発されたア ルゴリズムは、通常、運動予測と共に時間冗長度を活用することに基づく、より 強化された複雑な技術を使用することを必要とする。これは、例えば、「フレー ムスキップ(frameskip)」と呼ばれる画像飛越し技術を使用する両方向符号化 または時間内挿技術を使用する場合である。 しかし、これらの技術は運動予測に関して新しい制約の出現を伴う。特に処理 されている画像が高品位(High Definition)(HD)フォーマットである時、 両方向符号化は、大きな振幅の運動を予測する能力を要求する。「フレームスキ ップ」及び時間内挿は、可能限り物理フィールドに類似した正確なベクトルフィ ールドを要求する。また、伝送されるべき運動情報がかなり大きくなると、運動 フィールドを符号化するコストを可能な限り少なくすることが重要である。この ために最も有効な手段は、可能な限り均質にすることである。精度、均質性、大 き な大きさ及び物理フィールドへの適合性は、運動予測器によって考慮されるべき 特性である。 公知の画像エンコーダ/デコーダの大多数は、画像をブロックに区画する技術 を示す「ブロックマッチング型」運動予測技術と共に、内部(intra)または相互( inter)モードで作動するDCTと略称されている離散コサイン変換(Discrete Co sine Transform)符号化技術を使用する。ブロックにつき1つの運動ベクトルが 、相関計算によって測定される。この技術によって、特に「イメージコミュニケ ーション(Image Communication)4」(1992年)161 〜174 頁に発表された『画 像シーケンス符号化のための運動予測及び補正(Motion estimation and compens ation for image sequence coding)』に展開された整数の画素またはより稀には ペル再帰(pel-recursive)型(ペル(pel)は、画素(pixel)の略称である)によっ て計算された運動ベクトルを得ることが可能になる。ペル再帰法では、輪郭運動 のレベルで十分な精度を得ることができず、また、ノイズに対する余りに影響を 受けやすい。 予測エラーを減少させることに関して良好な結果を与えるより普及した技術は 、「ブロックマッチングフルサーチ(block matching full search)」として知 られる技術である。しかし、この技術は大きさが大きい運動を予測することはで きない。また、「フルサーチ(full search)」技術は、近接するブロックから生 じるベクトル間の空間相関を考慮しないが、これは真の運動から掛け離れたノイ ズの多いフィールドとして示されることがしばしばある。サーチウィンドのサイ ズを大きくすることは、予測したフィールドの不均質性を強調するだけであり、 従って、その符号化のコストは低いビット伝送速度では無視でき ない。従って、「フルサーチ」は、もはや新しい制約に適していない。 より大きなベクトル偏位を可能にする、より複雑だが、迅速な「ブロックマッ チング」技術は、複数の論文に展開されており、特にキュー.ワン(Q.Wang)及び アール.ジェー.クラーク(R.J.Clarke)による『画像シーケンス符号化のための 運動予測及び補正(Motion estimation and compensation for image sequence coding)』(「イメージコミュニケーション(Image Communicaon)4」(1992年) 161〜174頁)及びエル.リー(L.Lee)、ジェー.ワン(J.WANG)、ジェー.リー(J. Lee)及びジェー.シー(J.Shie)による『ブロックマッチングアルゴリズムのた めのダイナミックサーチウィンドアジャストメント及びインターレース式サーチ (Dynamic Search Window Adjustment and Interlaced Search for Block Matchi ngAlgorithm)』 (「HDTVに関するインターナショナルワークショップ '93 、会報第2巻(International Workshop on HDTV '93,Proceedings vol.2)」( 1992年11月)カワサキ(Kawasaki)に記載されている。 これらの技術の目的は、ブロックごとにテストする位置の数の最小にすること である。これらの方法の利点は、完全なサーチを排除することにある。しかし、 それらの技術は、運動フィールドにより大きな一貫性を与えることがなく、反対 に、運動予測器の分散の可能性を大きくする。しかし、階層的予測技術によって 、運動フィールドの符号化に関する上記の制約を満たすことが可能である。 これらの符号化技術及び予測技術を使用するcodec (エンコーダ/デコーダ(c oder/decoder)の略称)は、2つの予測ルー プを有する両立式の構造を備え、従って、HDTV(High Definition TeleVisi on(高画質テレビ)の略称)エンコーダと呼ばれる第1のループの“全解像度”コ ーダと標準型とされるTV(Televisionの略称)デコーダと呼ばれる第2のルー プの“4分の1解像度”デコーダとの間のドリフトを防ぐ。そのような構造は、 『TV/HDTV両立式符号化方法の草案仕様書(Draft Specification of TV/H DTV Compatible Coding Scheme)』(「CMTT/2−SRG文献 (Document C MTT/2-SRG)」1992年7月)に記載されている。 このcodec によって使用される符号化原理は、ソース画像のスペクトルをサブ バンドに分割することからなり、その各バンドは別々に符号化されている。code c は、最初に符号化モード、すなわち、“内部”モードまたは“相互”モードを 選択し、次に内部モードの場合はバンドそれ自体を、または相互モードの場合は このバンドに関する予測エラーを量子化する。次に、VLC(可変長符号化(Var iable Length Coding)の略称)符号化後、伝送チャネルを介してバンドを順番に 次々に伝送する。 相互予測モードでは、codec は伝送された係数から解像度の異なる2つの画像 、すなわちHDTVループの“全解像度”画像及びTVループの“4分の1解像 度”画像を再構築する。“全解像度”画像は、伝送される全周波数帯域を使用す る合成フィルタの段によって得られる。“4分の1解像度”画像は、伝送された サブバンドのちょうど4分の1だけを使用する。 次に、これらの2つのデコードされた画像はメモリに記憶され、直前のデコー ドされた画像と現在のソース画像の間の運動の予測及び補正の後、次のソース画 像の相互予測を提供するために使用される。2つの画像は、次に再整列し、サブ バンドに 分割される。TVループは、低い周波数に対応するサブバンドの4分の1を与え 、サブバンドの残りはHDTVループから派生する。 この型のcodec では、両立式の“4分の1解像度”画像は、予測後、“全解像 度”画像間で予測されるベクトルを使用することによって相互予測のために再整 列させる。しかし、対応する再整列は、“全解像度”レベルに良好に適合してい ることはあるが、必ずしも“4分の1解像度”レベルに適合しているわけではな い。 また、“全解像度”画像に関して伝送される全運動ベクトルもまた両立式デコ ーダによってデコードされなければならず、これは低いビット伝送速度での両立 式部分に対応するピット伝送速度をかなり大きくする。 本発明の目的は、上記の問題点を解消することにある。 このため、本発明の目的は、2つの連続したソース画像すなわち前段の画像及 び現在の画像間の階層的運動予測器に接続された特定のフォーマットの主符号化 回路及び符号化ループを備える型のテレビ画像のサブバンド両立式符号化のエン コーダ/デコーダであって、前段のデコード画像及び現在のソース画像から各々 その解像度によって同一の番号を付けた同じ特定の数の画像を含む解像度の異な る画像ピラミッドを各々構成するための手段を備え、その各画像は、画像の水平 方向及び鉛直方向で前段の解像度レベルの半分の解像度レベルに対応し、各ピラ ミッドは、各々運動ベクトルを出力する階層的運動予測器の第1及び第2の直列 入力に各々入力され、その運動ベクトルの大きさは、2つのピラミッド間で予測 された運動に比例することを特徴とするエンコーダ/デコーダである。 本発明によって、一方では多解像度ピラミッドを生成するための知られている 二重ループcodec の構造によることができ、一方では所定のビット伝送速度で、 特に両立式部分のレベルで画像の品質に関してcodec の性能を改良することがで きるという利点がある。 本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照して行なう下記の説明から 明らかになろう。 第1図は、本発明によるエンコーダ/デコーダの1実施例を図示したものであ り、 第2図は、本発明によるエンコーダ/デコーダによって使用される階層的運動 予測器を介した空間予測子の選択を示す画像ピラミッドの1部分の2次元表示で ある。 第1図には、多解像度階層的運動予測器を備える本発明による4つの解像度レ ベルを有するエンコーダ/デコーダすなわちcodec の1実施例が図示されている 。 この実施例は、ジェー.モー(J.Mau)による『完全な再構成変調フィルタ段(Pe rfect Reconstruction Modulated Filter Banks)』(ICASSP、1992年3月 、サンフランシスコ(San Francisco))に記載されたサブバンド分割原理を使用 する。 画像は、2次元の分離可能なフィルタ段の使用に基づく並列構造によってサブ バンドに分割される。そのような段は、解析フィルタと合成フィルタを備える。 解析フィルタの段は、画像を、画像の水平方向X及び垂直方向Yに沿って所定の 数Mのバンドに分解する。従って、各々M行とM列を決定する。フィルタの分離 可能な特徴によって、画像の行及び列を別々に処理することができる。画像をサ ブバンドM×Mへ分割するため、解析フィルタは1次元であり、M個のサブバン ドに画像の行を分 割し、次に連続してM個のサブバンドに列を分割する。サブバンドは、各方向X 及びYにおいて、バンド数Mによってサブサンプリングされる。 同様に、画像は、数Mのサブバンドに対応する数Mの1次元合成フィルタを含 む段と、サブバンド数Mの特定のファクタによる内挿とによって再構成される。 分析及び合成フィルタは、同一リニアフェイズ低域原型フィルタを変調すること によって計算される。解析及び合成の変調位相は反対であり、従って、画像再構 成中のスペクトル後退を除去する。 “全解像度”画像をM×M個のサブバンドに分割することから出発して、本発 明によるcodecは、Mが偶数ならば“4分の1解像度”のサブ画像を再構成 する。このため、codecはこのレベルの解像度に対応するM/2×M/2の サブバンドを選択するが、このサブバンドは低周波数に対応する。codecは 、“全解像度”合成段から単純に演繹された合成段を計算する。M/2合成フィ ルタ段は、M個のサブバンドへの分割のため当初の原型フィルタの2つづサブサ ンプリングされた型を変調することによって得られる。Mが2の累乗である時、 方法は反復され、1×1の合成段の使用まで16番目の解像度サブ画像等を生成す る。 本発明によるcodecの実施例は、点線によって区画された主符号化回路1 を備える。この主符号化回路によって、伝送チャネルを介して、内部モードでは 符号化された現在のソース画像Iを、相互モードでは現在のソース画像Iと 前段のデコード画像In-1に基づいて形成された予測から生じる画像との間の差 から生成する符号化されたエラー信号を送ることができる。 主符号化回路は、入力Eから出力Sまで、現在のソース画像Iをその入力に 受け、その出力に64個のバンド、すなわち、画像の水平なX方向に8個及びY方 向に8個のバンドに分割された同じ“全解像度”画像を出力する第1の高品位解 析フィルタ段すなわちHD解析段2を備える。HD解析段2の出力は、code cによって選択された「内部モード」位置でスイッチ4によって量子化回路すな わち量子化器3に直接接続されるか、または、codecによって選択された「 相互モード」位置でスイッチ4を介して出力が量子化器3の入力に接続された減 算演算子すなわち減算器5の第1のオペランド入力に接続される。 内部モードでは分割され量子化されたHD画像をまたは相互モードでは量子化 されたエラー信号を出力する量子化器3の出力は、一方ではマルチプレクサMU Xを内蔵し、出力が伝送チャネルに接続された可変長符号化装置すなわちVLC 6の第1の入力に接続され、もう一方では出力がcodecによって選択された 「内部モード」位置では第2のスイッチ12を介して、点線内に各々図示された4 つの符号化ループ8〜11の入力に直接接続されるかまたは出力がcodecによ って選択された「相互モード」位置では各々高品位(High Definition)フォーマ ット、テレビジョン(Television)フォーマット、ビデオ電話(Videotelephone)フ ォーマット及び信号の平均が零であることを意味する「直流(Direct Current)」 フォーマットを意味するHD、TV、VT及びDCフォーマットに関する4つの 符号化ループ8〜11の入力に接続されている加算演算子すなわち加算器13の第1 のオペランド入力に接続される。 各ループ8〜11は、前段のデコードされた画像In-1から再構成された画像を 出力し、HDフォーマットでは“全解像度” 画像を、TVフォーマットでは“4分の1解像度”画像を、VTフォーマットで は“16分の1解像度”画像を及びDCフォーマットでは“64分の1解像度”画像 を各々構成する。第1及び第2のループ8及び9は、各々、HD予測ループ及び TV予測ループに対応する。 HD予測ループ8及びTV予測ループ9は、各々、入力から出力までにサブバ ンドに分割された“全解像度”画像からHDフォーマット“全解像度”画像R= 1画像及びTVフォーマット“4分の1解像度”画像R=4分の1画像を再構成 するための合成フィルタ段すなわち合成段12及び13を備える。 合成段12及び13は、各々前段のHD及びTVフォーマットの画像の記憶を可能 にする画像メモリ14及び15の入力に接続される。各画像メモリ14及び15の出力は 、各々運動補正装置16及び17の第1の入力に接続されており、その運動補正装置 16及び17は、運動補正装置16及び17の第2の入力に達する運動ベクトルVの形の 制御信号により、現在のソース画像Iと前段のデコードされた画像In-1 との 間で実行される運動予測に基づいて、HD及びTVフォーマット画像を再整列さ せることを可能にする。運動ベクトルVは、そのままの大きさで、HDループの 運動補正装置16に入力され、この大きさの半分は、TVループ解像度が、画像の 両方向X及びYのHDループの解像度の半分を示すので、TVループの運動補正 装置17に入力される。それら運動補正装置16及び17の出力は、解析段18及び19の 入力にそれぞれ接続されている。2つの再整列されたHD及びTVフォーマット 画像は、次にサブバンドに分割され、次のソース画像Iの予測として役立つ。 解析段18及び19の各出力は、共通接続されており、また、一 方では減算器5の第2のオペランド入力に、もう一方では加算器13の第2のオペ ランド入力に接続されている。第3及び第4のループ10及び11は、各々、VT及 びTCフォーマットのループに対応し、各々合成段20及び21を備える。各合成段 20及び21の出力は、各々、画像メモリ22及び23の入力に接続されている。 4つのループ8、9、10及び11に関する画像メモリ14、15、22及び23の出力は 、各々、多解像度階層的運動予測器24の第1の組の4つの番号の付いた入力に接 続されている。 4つのループ8、9、10及び11の出力は、第1の多解像度ピラミッドP1を生 成する。そこでは、各ループ8、9、10及び11に再構成された画像は、そのピラ ミッドP1の4つのレベルn=1〜4の1つに対応する。第1のレベルn=1は HDフォーマットを有する“全解像度”R=1画像に、第2のレベルn=2はT Vフォーマットを有する“4分の1解像度”R=1/4画像に、第3のレベル= 3はVTフォーマットを有する“16分の1解像度”画像R=“1/16”画像に、 そして、第4のレベルn=4はDCフォーマットを有する“64分の1解像度”画 像R=“1/64”画像に対応する。 予測器24は、第1の組の4つの前述した入力と同様に、第2の組の4つの順番 の付いた入力に、第2の多解像度ピラミッドP2を受ける。 第1の入力は、主符号化回路1のHD解析段2によるサブバンド分割の前の“ 全解像度”の現在のソース画像Inを受ける。その他の3つの連続した入力は、 各々、順番に主符号化回路1の解析段2によってM×M個のサブバンドに分割さ れてそれらの入力に入力された現在のソース画像Inから、それぞれTV合成段2 5、VT合成段26及びDC合成段27によって再構成され た画像を受ける。 次に、予測器24によって現在のソース画像Inと前もって符号化されたソース 画像In-1との間の階層的運動予測を実施する。この最後のデコードされた画像 In-1に対応する第1のピラミッドP1は、既にHDループ8に存在するデコード された“全解像度”画像、TVループ9に存在する“4分の1解像度”画像及び DCループ11の合成フィルタ21の係数から直接得られるDC画像を含む。cod ecは、VTループ10の合成段20に基づく16分1の解像度画像だけを再構成する 。 2つの多解像度ピラミッドP1及びP2に基づいて実施される運動予測から生じ る運動ベクトルVを生成する予測器24の出力は、一方では第1のHD予測ループ 8の画像メモリ16の第2の入力に接続され、もう一方では主符号化回路1のVL Cの第2の入力に接続される。同じベクトルVは、その大きさが2分の1に分割 されて、また第2のTV予測ループ9の画像メモリ17の第2の入力に接続される 。 本発明によるcodecでの多解像度階層的予測器の使用は、予測アルゴリズ ムの構造の変更を必要としない。すなわち、TVフォーマットと両立する画像の ために使用される運動ベクトルVは、再拡張されたHDフォーマットの“全解像 度”画像のベクトルである。ベクトルVのフィールドは、ベクトルVの拡張後、 “全解像度”画像及び“TV両立式”画像との両方に対して再整列を確保する。 特に、第1のピラミッドP1の様々なレベルn=1〜n=4は、実際両立式画像 から再構成される。特に、最後のレベルn=4で予測されたベクトルVは、前の レベルn=3で計算されたベクトルを使用して初期化され、従って、TV両立式 画像の最高の再整列を確実にする。従って、T V両立式画像の再整列のため再拡張された時、“全解像度”運動ベクトルVのフ ィールドは、第1のピラミッドP1の後ろから2番目のレベルn=3で予測され るような真のフィールドに似る各機会を有する。 予測方法の実施例を下記に記載する。ソース画像は、特定の数のブロックに分 割される。各ブロックは行及びその各列の交点によって区画され、そのサイズは 全ての解像度レベルで同じである。この実施例では、運動予測は、“全解像度” 画像の場合、漸進フォーマットでは16×16ブロックごとに、または交差フォーマ ットでは16×8ブロックごとに、1つの運動ベクトルで最高に達しなければなら ない。サーチは、最も低い解像度レベルで開始する。 予測器は、サーチを初期化するために1ブロックにつき1つの時間予測子を含 む。この予測値の値は、前の予測中の同じブロック及び同じ解像度レベルに対応 するベクトルの値である。シーケンスの開始時に、時間予測子は0に設定される 。次に、予測器は、略称DFDで知られている、時間予測に対応する変位した内 部画像差を、零変移に対応する差と共に計算する。最小のDFDを有するベクト ルが得られる。次に、このベクトルは、水平方向Xで±x及び垂直方向Yで±y の大きさのサーチウィンドによって抽出され、ベクトルの先端に中心が合わせら れる。最小のDFDを形成する補正されたベクトルを取り出し、次の解像度レベ ルでサーチを初期化するために使用する。この技術は、特に、ピー.アナンダン (P.Anandan)によって「SPIE第521 巻 インテリジェントロボットとコンピ ュータヴィジョン(SPIE Vol.521 Intelligent Robot and Computer Vision )」(1986年)に発表された『閉塞を含む場で信頼予測 で密度の濃い変位フィールドを計算する(Computing dense displacement fields with confidence measures in scenes containing occlusions)』に記載されて いる。 2つの連続したレベルn−1及びnでは、高いレベルnの各ブロックは4つの 予測子、すなわち、低いレベルn−1で実施された前段の予測から派生する1つ の時間予測子及び3つの空間予測子を有する。低いレベルn−1の各ブロックに 高いレベルnの4つのブロックが対応する。低いレベルn−1のブロックに割り 当てられたベクトルは、ベクトルを拡張した後、高いレブルの4つのブロックの 各々に伝搬される。3つの空間予測子の割当は、高いレベルnの各ブロックごと に決定される。 図2の実施例では、低いレベルn=1の1〜9の番号の付いた9個のブロック を線影をつけて図示した。各ブロック1〜9 =2の4つのブロック、すなわち、右上ブロック、左上ブロック、左下ブロック 及び右下ブロックが対応する。 ブロックが対応する。そのブロック5の中心は、上位レベルn=2の4つのブロ ック上に中心がある。3つの空間予測子は、 てられる。第1の空間予測子は各々、上位レベルn=2のベク の2つの空間予測子は各々第1の予測子に近接する2つのブロックに対応する。 4×3個の予測子の組は、上位レベルn=2で十字を形成する。残りのサーチは 、下位レベルn=1の他の ブロックについて同様に続行され、続く上位レベルn=3及び4でも同じ作業が 実施される。しかし、レベルn=4に対応する“全解像度”レベルでは、予測器 はもはや時間予測子を使用せず、3つの空間予測子だけを使用して、サーチを初 期化する。従って、実施の複雑さを最小にする。従って、n=1〜n=4の4つ のレベルで、16×16または16×8のブロックにつき1つの整数ベクトルが得られ る。 サブ画素精度を得るためには、双一次内挿または類似のものを使用して、前段 で発見された整数ベクトルの周囲の対応する位置をテストすることができる。 この階層的予測器によって予測されるベクトルの最大整数の大きさは、下記の 通りである。 レベルn=1では、 |V1x|+x |V1y|+y レベルn=2では、2|V1x|+3x 2|V1y|+3y レベルn=3では、4|V1x|+7x 4|V1y|+7y 及び レベルn=4では、8|V1x|+15x 8|V1y|+15y (但し、|V1x|及び|V1y|は、各々、X方向でのベクトルV1の基準及びY 方向でのベクトルV1の基準を示す。 従って、水平及び鉛直に±3の画素の大きさを有するウィンドでは、漸進の場 合、予測器はその大きさが各方向に±45画素に達することがあるベクトルを予測 することができる。実際、ピラミッドの第1のレベルで時間予測子を使用するこ とによって、より大きさの大きいベクトル予測が可能である。予測される最大の 大きさは、予測器の発散の危険性を小さくするためにはやはりピラミッドの全レ ベルで制限されなければならない。 本発明によるcodecは、例えば、「4進木(quadtree)」 型のツリー構造を使用する運動ベクトルフィールドの符号化に使用される。 この用途では、両立式部分に使用されるベクトルはツリー構造を介して直接伝 送されなければならない。この用途は、従来の示差符号化に対して全フィールド を符号化するコストを減少する観点から利点があり、さらに大きな利点は両立式 デコーダは全運動情報をデコードする必要がなく、単に根から所望の解像度レベ ルまで伸びるツリー部分だけをデコードすればよいということである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年3月3日 【補正内容】 請求の範囲 1.主符号化回路(1)と、2つの連続したソース画像間の運動予測器(24)に基 づいて運動ついて補正されたサブバンドを計算するための少なくとも1つの予測 ループ(8、9)とを備える型のテレビ画像のサブバンド両立式エンコーダ/デコー ダであって、現在の画像及び現在のサブバンドから現在の画像の第1のピラミッ ド(P2)及び前段の符号化されたサブバンドから前段の画像(P1)の第2の ピラミッドを構成する手段を備え、各ピラミッドは解像度レベルの異なる画像か ら構成され、運動予測器(24)は、その入力にピラミッドが入力される階層的運動 予測器であることを特徴とするエンコーダ/デコーダ。 2.特定のフォーマットのテレビの画像に関する解像度の異なる画像を再構成す る予測ループを備えるコーダ/デコーデであって、ピラミッドP1の少なくとも 1つの画像は予測ループから取り出されることを特徴とする請求項1に記載のエ ンコーダ/デコーダ。 3.ピラミッドP2を構成する画像は、サブバンド符号化用の解析フィルタ段( 2)から生成され、ピラミッドP1を構成する画像は、予測ループにおいて画像 を再構成する合成フィルタ段(12、13)から生成されることを特徴とする請求項 1に記載のエンコーダ/デコーダ。 4.階層的運動予測器(24)は更に、現在のソース画像(I)の“全解像度”レ ベルの大きい解像度レベルに対応するサブ画素 精度を可能にする双一次内挿段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれ か1項に記載のエンコーダ/デコーダ。 5.2つの多解像度画像ピラミッド(P及びP)を構成する手段は、現在の ソース画像(I)を、各々その画像(I)の行及び列に対応する、その画像 (I)の水平方法(X)及び垂直方向(Y)に沿って、互いに等しい偶数のサ ブバンド(M)に分割する第1の手段と第1の手段からの結果を使用して前段の 画像(In-1)とそれらの解像度に従って並べられた解像度が異なり且つ前段の デコード画像(In-1)から構築された特定の数の画像を備える第1の組の画像 を再構成するために第2の手段(8、9、10及び11)と、第1の手段によって分 割された“全解像度”の現在のソース画像(I)から、それらの解像度に従っ て並べられた解像度が異なる特定の数の画像を含む第2の組の画像を再構成する 第3の手段(25、26及び27)とを備え、解像度が異なる第1の組の画像が、上記 した第1のピラミッド(P)を形成しており、現在のソース画像(I)と解 像度が異なる第2の組の画像とが、上記した第2のピラミッド(P)を形成し ていることを特徴とする請求項1に記載のエンコーダ/デコーダ。 6.第1の手段は、画像(I)の行及び列に各々対応する画像の水平方向(X )及び垂直方向(Y)に沿ってサブバンド(M)に分割される現在のソース画像 (In)の連続解析を可能にする2次元の分離可能な解析フィルタ段(2)を備 えることを特徴とする請求項5に記載のエンコーダ/デコーダ。 7.第2の手段は特定の数の符号化ループ(8、9、10及び11)を備え、各ルー プは特定のフォーマットでの画像を再構成するための合成フィルタ段(12、13、 20及び21)と、再構成された画像を記憶する画像メモリ(14、15、22及び23)と を備え、各画像メモリ(14、15、22及び23)の出力は、各々ループ(8、9、10 及び11)のフォーマットによって決定された解像度を有する画像を出力し、従っ て、第1のピラミッド(P)を形成することを特徴とする請求項5に記載のエ ンコーダ/デコーダ。 8.予測ループと呼ばれる特定数の符号化ループ(8及び9)は更に、各々、同 じループ(8及び9)に第1の入力が接続され、ループ(8及び9)のフォーマ ットに応じて重み付けられた運動ベクトル(V)を出力する階層的予測器(24)の 出力に第2の入力が接続された運動補正装置(16及び17)と、運動補正装置(16 及び17)から出力される画像をサブバンド(M)に再分割する解析フィルタ段( 18及び19)とを備え、各ループ(8及び9)の出力は互いに接続され、各々主符 号化回路(1)と符号化ループ(8、9、10及び11)の入力に接続され、各々前 段のデコード画像(In-1)と現在の画像(I)との間で符号化エラーに関す る予測信号(P)を出力することを特徴とする請求項5に記載のエンコーダ/デ コーダ。 9.第3の手段は、特定の数の合成フィルタ(25、26及び27)を備え、各々が合 成フィルタ段(2)によって分割された“全解像度”の現在のソース画像(I) から解像度の異なる画像を再構成するこ特徴とする請求項を特徴とする請求項5 に記載のエンコーダ/デコーダ。 10.各ピラミッド(P及びP)は、最低レベルから最高レベルまでの解像度 を含み、第1の画像はDCフォーマットの解像度R=1/64のレベル(n=1) の画像に対応し、第2の画像はVTフォーマットの解像度R=1/16のレベル( n=2)の画像に対応し、第3の画像はTVフォーマットの解像度R=1/4の レベル(n=3)の画像に対応し、及び、第4の画像はHDフォーマットの“全 解像度”R=1のレベル(n=4)の画像に対応することを特徴とする請求項1 〜9のいずれか1項に記載のエンコーダ/デコーダ。 11.第2のピラミッド(P)の第1の3つのレベル(n=1〜3)は、解析フ ィルタ段(1)によって画像の水平方向(X)及び垂直方向(Y)に沿って各々 8個のバンドに、すなわち、64個のバンド(M)に分割され、各々DC、VT及 びTV合成フィルタ(27、26及び25)によって別々に再構成された現在のソース 画像(I)から得られ、第1のピラミッド(P)の4つのレベル(n=1〜 4)は各々、DC、VT、TV及びHDフォーマットに対応する4つの符号化ル ープ(8、9、10及び11)によってHD解析フィルタ(2)によって分割された前 段のデコード画像(In-1)から得られることを特徴とする請求項10に記載のエ ンコーダ/デコーダ。 12.各々HD及びTVフォーマットを有する第1の2つのループ(8及び9)は 、運動補正予測ループであることを特徴とする請求項11に記載のエンコーダ/デ コーダ。 13.解析及び合成フィルタは、同一リニアフェイズ低域原型フ ィルタを変調することによって計算され、解析及び合成の変調位相は反対であり 、従って、画像の再構成中のスペクトル変化を排除することを特徴とする請求項 1〜12のいずれか1項に記載のエンコーダ/デコーダ。 14.ツリー構造による運動ベクトル(V)のフィールドの符号化への請求項1〜 11のいずれか1項に記載のエンコーダ/デコーダの使用であって、運動ベクトル (V)はツリー構造を介しで予測器(24)の出力から予測ループ(8及び9)に転 送される使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブッシュロク,ファディラ フランス国 92402 クールヴボワ セデ ックス ボワト ポスタル 329 トムソ ン セーエスエフ エスセーペーイー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.2つの連続したソース画像すなわち前段の画像(In-1)及び現在の画像( In)間の階層的運動予測器(24)に接続された特定のフォーマットの主符号化回 路(1)及び符号化ループ(8〜11)を備える型のテレビ画像のサブバンド両立式 符号化のエンコーダ/デコーダであって、前段のデコード画像(In-1)及び現 在のソース画像(In)から各々その解像度によって同一の番号を付けた同じ特 定の数の画像を含む解像度の異なる画像ピラミッド(P1及びP2)を各々構成す るための手段を備え、その各画像は画像の水平(X)及び鉛直(Y)方向で前段 の解像度レベルの半分の解像度レベルに対応し、各ピラミッド(P1及びP2)は 各々運動ベクトル(V)を出力する階層的運動予測器の第1及び第2の直列入力 に各々入力され、その運動ベクトル(V)の大きさは2つのピラミッド(P1及 びP2)間で予測された運動に比例することを特徴とするエンコーダ/デコーダ 。 2.さらに、階層的運動予測器(24)は、現在のソース画像(In)の“全解像度 ”レベルより大きい解像度レベルに対応するサブ画素精度を可能にする双一次内 挿段を含むことを特徴とする請求項1に記載のエンコーダ/デコーダ。 3.2つの多解像度画像ピラミッド(P1及びP2)を構成する手段は、現在のソ ース画像(In)を各々その画像(In)の行及び列に沿って等しい偶数のサブバ ンド(M)に分割する第1の手段と、第1の手段からの結果を使用して前段の画 像 (In-1)とそれらの解像度に応じて番号のついた解像度が異なり、前段のデコ ード画像(In-1)から構成された特定の数の画像を備える第1の組の画像を再 構成するために第1の手段(2)からの結果を使用する第2の手段(8、9、10及 び11)と、第1の手段によって分割された“全解像度”の現在のソース画像(In )からのそれらの解像度に応じて番号のついた解像度が異なる特定の数の画像 と第2のピラミッド(P2)を形成する第2の組の解像度の異なる画像を含む第 3の手段(25、26及び27)を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の エンコーダ/デコーダ。 4.第1の手段は、画像(In)の行及び列に各々対応する画像の水平(X)及 び垂直(Y)方向に沿ってサブバンド(M)に分割される現在のソース画像(In )の連続解析を可能にする2次元の分離可能な解析フィルタ段(2)を備える ことを特徴とする請求項3に記載のエンコーダ/デコーダ。 5.第2の手段は特定の数の符号化ループ(8、9、10及び11)を備え、各ルー プは特定のフォーマットでの画像を再構成するための合成フィルタ段(12、13、 20及び21)及び再構成された画像を記憶する画像メモリ(14、15、22及び23)を 備え、各画像メモリ(14、15、22及び23)は各々ループ(8、9、10及び11)の フォーマットによって決定された解像度を有する画像を出力し、従って、第1の ピラミッド(P1)を形成することを特徴とする請求項3に記載のエンコーダ/ デコーダ。 6.予測ループと呼ばれる特定数の符号化ループ(8及び9) は、また、各々第1の入力を介して同じループ(8及び9)に接続され、第2の 入力を介してループ(8及び9)のフォーマットに応じて重み付けられた運動ベ クトル(V)を出力する階層的予測器(24)の出力に接続された運動補正装置(16 及び17)と、運動補正装置(16及び17)を離れる画像をサブバンド(M)に再分 割する解析フィルタ段(18及び19)とを備え、各ループ(8及び9)の出力は互 いに接続され、各々主符号化回路(1)及び符号化ループ(8、9、10及び11)の 入力に接続され、各々前段のデコード画像(In-1)と現在の画像(In)との間 で符号化エラーに関する予測信号(P)を出力することを特徴とする請求項5に 記載のエンコーダ/デコーダ。 7.第3の手段は、特定の数の合成フィルタ(25、26及び27)を備え、各々が合 成フィルタ段(2)によって分割された“全解像度”の現在のソース画像(In)か ら解像度の異なる画像を再構成することを特徴とする請求項3に記載のエンコー ダ/デコーダ。 8.各ピラミッド(P1及びP2)は、最低レベルから最高レベルまでの解像度を 含み、第1の画像はDCフォーマットの解像度R=1/64のレベル(n=1)の 画像に対応し、第2の画像はVTフォーマットの解像度R=1/16のレベル(n =2)の画像に対応し、第3の画像はTVフォーマットの解像度R=1/4のレ ベル(n=3)の画像に対応し、及び、第4の画像はHDフォーマットの“全解 像度”R=1のレベル(n=4)の画像に対応することを特徴とする請求項1〜 7のいずれか1項に記載のエンコーダ/デコーダ。 9.第2のピラミッド(P2)の第1の3つのレベル(n=1〜3)は、解析フ ィルタ段(2)によって画像の水平(X)及び垂直(Y)方向に沿って各々8個 のバンドに、すなわち、64個のバンド(M)に分割され、各々DC、VT及びT V合成フィルタ(27、26及び25)によって別々に再構成された現在のソース画像 (In)から得られ、第1のピラミッド(P1)の4つのレベル(n=1〜4)は 各々DC、VT、TV及びHDフォーマットに対応する4つの符号化ループ(8 、9、10及び11)によってHD解析フィルタ(2)によって分割された前段のデコ ード画像(In-1)から得られることを特徴とする請求項8に記載のエンコーダ /デコーダ。 10.各々HD及びTVフォーマットを有する第1の2つのループ(8及び9)は 、運動補正予測ループであることを特徴とする請求項9に記載のエンコーダ/デ コーダ。 11.解析及び合成フィルタは、同一リニアフェイズ低域原型フィルタを変調する ことによって計算され、解析及び合成の変調位相は反対であり、従って、画像の 再構成中のスペクトル変化を排除することを特徴とする請求項1〜10のいずれか 1項に記載のエンコーダ/デコーダ。 12.ツリー構造による運動ベクトル(V)のフィールドの符号化への請求項1〜 11のいずれか1項に記載のエンコーダ/デコーダの使用であって、運動ベクトル (V)はツリー構造を介して予測器(24)の出力から予測ループ(8及び9)に転 送される使用。
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