JPH09501794A - 電気放電による粒状物質の処理 - Google Patents

電気放電による粒状物質の処理

Info

Publication number
JPH09501794A
JPH09501794A JP50708994A JP50708994A JPH09501794A JP H09501794 A JPH09501794 A JP H09501794A JP 50708994 A JP50708994 A JP 50708994A JP 50708994 A JP50708994 A JP 50708994A JP H09501794 A JPH09501794 A JP H09501794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
particulate matter
reactor
base current
space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP50708994A
Other languages
English (en)
Inventor
ケイ. ティルコ、ヨゼフ
Original Assignee
リフランコ コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by リフランコ コーポレイション filed Critical リフランコ コーポレイション
Priority claimed from PCT/US1994/009146 external-priority patent/WO1995005263A1/en
Priority claimed from PCT/US1995/013317 external-priority patent/WO1997014528A1/en
Publication of JPH09501794A publication Critical patent/JPH09501794A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • H01J37/32055Arc discharge
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K10/00Welding or cutting by means of a plasma
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B19/00Heating of coke ovens by electrical means
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B4/00Electrothermal treatment of ores or metallurgical products for obtaining metals or alloys
    • C22B4/005Electrothermal treatment of ores or metallurgical products for obtaining metals or alloys using plasma jets
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B4/00Electrothermal treatment of ores or metallurgical products for obtaining metals or alloys
    • C22B4/08Apparatus
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B7/00Working up raw materials other than ores, e.g. scrap, to produce non-ferrous metals and compounds thereof; Methods of a general interest or applied to the winning of more than two metals
    • C22B7/001Dry processes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • H01J37/32055Arc discharge
    • H01J37/32064Circuits specially adapted for controlling the arc discharge
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05HPLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
    • H05H1/00Generating plasma; Handling plasma
    • H05H1/24Generating plasma
    • H05H1/26Plasma torches
    • H05H1/32Plasma torches using an arc
    • H05H1/44Plasma torches using an arc using more than one torch
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S588/00Hazardous or toxic waste destruction or containment
    • Y10S588/90Apparatus

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 プラズマ作用によって物質を処理するリアクター及び方法。複数の電極構造体(21)−(26)が電極間空間と協働する反応領域を区画するように配置されている。電極問空問は(予めイオン化されることによって)調整され、一連の別々の電気放電が反応領域全体に生起される。好適な実施形態では、反応領域は反応領域内で処理される物質の滞留時間よりも短い時間間隔で一連の別々の電気放電に晒される。

Description

【発明の詳細な説明】 電気放電による粒状物質の処理 発明の背景 本発明はプラズマとの相互作用による物質の処理、より詳細には同処理を不連 続電気放電を介して実施するためのリアクター及び方法に関する。 プラズマから得られる比較的高いエネルギー・レベルの利用価値は、多くの粒 状物の処理において認められている。プラズマを形成する周知の一般的方法は、 電流を高温の流出体(Effluents)へ変換することに基づく。流出体は自身の高 い温度及びエンタルピーにより、供給材料と相互作用を起こす。この結果、流出 体は低い温度における反応と比較して更に高い反応速度を実現する。プラズマ・ トーチ(“プラズマトロン(Plasmatrons)”)等の低温プラズマを形成する殆 どの従来の方法に関する工業的利用価値は、トン単位での粒状物処理において証 明されていない。 低温プラズマを利用した粒状物処理に関する問題点は、1982年11月30 日に共同発明者の一人であるヨゼフ ケイ.ティルコに付与された米国特許第4 ,361,441号に開示されており、これをもって本明細書中にその内容を開 示したものとする。前記の米国特許において定義された“低温プラズマ”とは、 100,000°K未満のイオン温度を有する任意のプラズマを指す。この定義 は本明細書中においても維持される。更に、“粒状物質”は個体粒子及び流体( 気体または液体)、並びにこれらの化合物または混合物を含む。 前記の米国出願に開示されているように、低温プラズマ技術の工業的利用は2 つの異なるルートに沿って開発されてきた。第1のルート(同ルートでは、大量 のアーク放電を供給材料の浮遊に使用していない)はアノード上におけるアーク 衝突点を主に利用している。この意味において、第1のルートは電気アーク炉の ように機能する。第2のルートは本発明に更に関連しており、形成されたプラズ マの全体積内において粒子を“浮遊状態(In flight)”で処理する。この目的 を達成するためには、プラズマの膨張が必要であり、同膨張はプラズマの初期体 積 を増加させることを含む。これは本発明の共同発明者の一人であるヨゼフ ケイ .ティルコによって開発された。 プラズマを膨張させる2つの方法は、前記の米国特許中に開示されている。こ れらの方法はいずれも膨張したプラズマ体積の形成及び同体積の維持を含む。こ れらの方法に関連するとともに、本発明の理解に役立つ方法は英国特許第1,3 90,351から3号に開示されている。この方法において、カソードとして機 能するプラズマ・トーチは円軌道上を旋回し、さらには下流に位置する環状電極 へ向けてアークを垂直方向に対して僅かな角度をともなって放出する。円錐台状 をなすプラズマ領域は、軌道上を旋回するアーク放電によって形成されている。 この方法は多くの反応の研究に使用される研究室用プラズマ炉としても良好に機 能する。しかし、トーチを旋回させる必要性に基づく機械的限界は、この方法の 工業的利用を大きく制限する。 前記の特許に開示された方法は、トーチの旋回に関する多くの問題を処理して いる。この方法論では、アーク放電は固定された電極構造体間に形成される。そ して、電極構造体のうちの少なくとも1つは環状をなしている。前記の特許に開 示されているシステムの主な要件としては、膨張したプラズマを電極構造体間に 位置する反応領域内に形成し、かつ同膨張したプラズマを維持することが挙げら れる。前記の特許に開示された方法論の初期のバージョンは、プラズマトロンの 利用を必要とした。後期のバージョンは、アノードの環状構造を維持する一方で 、中央のカソードとして簡単な電極構造体を利用している。環状アノードは複数 のアノード・セグメントから構成されている。このようなシステムは、1991 年4月にユニバーシティ・オブ・ミネソタにおいてスティーブン アンソニー ヴルコタが記述した“電気アーク炉からの金属回収のためのサステインド・ショ ック・ウェーブ・リアタターの利用(Use of the Sustained Shock Wave Reacto r for the Recovery of Metals From Electric Arc Furnace)”と称される修士 論文中に開示されている。 前記の特許の方法は処理対象物質を更に大量に充填することを可能にする一方 、 少なくとも幾つかの物質がプラズマ内において示す特異な作用の効果を有する。 プラズマ領域内に存在する粒子が高い密度を伴って浮遊することにより、有効エ ネルギー束が増大し、これによりプラズマ及び個体間に急激な相互作用が生じる と結論づけている。これらの相互作用は純粋に熱力学的相互作用である必要はな い。事実、前記の特許に開示された方法は、これらの非熱力学的(異常)現象を 利用している。 前記したように、これらの従来の方法における問題点としては、プラズマを形 成するアーク放電の維持が挙げられる。一般的に、膨張したプラズマ内に案内す る物質の量を増加した場合、アークが消滅する可能性が増大する。アークの消滅 は多くの問題とともに処理の中止を招来する。前記の特許において、アークが消 滅する問題は放電が環状電極構造体(アノード)の周辺を循環する間に、カソー ド電極構造体及びアノード電極構造体の間に生じる電位差の急激な変化を利用す ることによって処理されている。しかし、工業的に重要な供給材料を充填する際 のプラズマの維持が問題として残された。最も低いエネルギー形態のパターンが 確立され得る。また、充填量の多さも問題として残され、充填量が多いことによ り全ての粒子を処理できない。 即ち、前記の特許に開示された方法は非機械的手段によりアークを旋回させる ことにより従来技術における機械的制限を解消した。この方法では、機械的手段 が実現し得る回転速度を遥かに上回る回転数が実現されている。更に、供給電力 の急速な変化によって生じるアークの脈動は、処理対象物に作用するプラズマを 強化する非熱力学的現象を利用する一方で、アーク放電の維持能力を改善する条 件を形成する。しかし、環状電極構造体周辺を旋回するアーク放電を維持する必 要性は、この方法の工業的利用を大きく制限する。更に、充填量の多さが問題と して残されている。オペレーション中、最も低いエネルギー形態のパターンが確 立されていた。この結果、粒子は均一に処理されていなかった。 発明の概要 本発明は旋回するアーク放電の維持の必要性を排除する一方で、前記の特許に 開示する方法の利点を提供する。これに代えて、不連続な電気放電は互いに離間 する電極構造体によって形成された処理領域、即ち反応領域内にて使用される。 処理領域は処理対象となる大量の粒子を含む。そして、放電は浮遊状態の粒子に 作用する。これらの放電は時間的に連続して実施し得る。しかし、同放電は空間 的に連続して順次実施する必要はない。更に、同放電は時間的及び空間的に重複 可能であり、かつ同時に実施してよい。従って、連続的に旋回して実施される放 電を排除できる。 前記の特許に開示され、かつ初期に実現された非熱力学的現象を使用する一方 で、高い密度を有する浮遊状態の粒子が処理領域内に存在することにより、有効 エネルギー束が増大する。特に、これらの非熱力学的現象は“マイクロフィール ド”の形成によって得られると考えられる。同マイクロフィールド内では、非常 に高い局所的電位差と、これに関連し、かつ変動を伴う他の異常とが生じる。こ れらの高い局所的電位差及び関連する異常は処理対象粒子に対して顕著な効果を 示す。これらの効果の例としては、電気的ストレス及び機械的応力を加えること と、崩壊を補助し、かつ分極を引き起こすことと、イオン化の増大と、固体との 間の相互作用とが挙げられる。この特性の効果は基本的に非熱力学的であり、プ ラズマの微視的メカニズム内に存在する。前記の特許に開示されているように、 これらの効果は確認されているが、経済的利用に必要とされる十分に安定したプ ラズマの形成及び同プラズマの維持に依存している。 本明細書中に開示するモデルは非常に簡略化されている。しかし、同モデルは 本発明及び従来技術の間の主な違いを指摘するとともに、本発明の範囲内で動作 する基本的メカニズムを示している。従来技術では、膨張した安定なプラズマの 形成及び維持が必要であった。本発明に基づく好ましい実施例では、処理領域を 形成する互いに離間した電極構造体を有するリアクターが提供される。処理領域 は所望の方法にて予めイオン化されている。そして、不連続電気放電が処理領域 全体にわたって形成される。不連続電気放電は所望の順序に基づくとともに、短 い時間的間隔、好ましくは処理領域を通過する処理対象物質の通過時間より更に 非常に短い時間間隔で実施される。任意の電極の形態を使用する好ましい実施例 では、1つ以上の電極構造体がアノードまたはカソードとして交互に機能し得る 。即ち、本発明に基づく電極構造体は可変極性(Variable polarity)を伴って 動作させ得る。この可変極性は本発明の重要な特性であるとともに、本発明と従 来技術との本質的違いを強調する。即ち、膨張したプラズマを電極間空間内にお いて形成し、かつ同膨張したプラズマを維持するために前記の従来技術に基づく 装置に使用されている電極は、膨張したプラズマを維持するために自身の極性を 維持する必要がある。 本発明はリアクター以外に、電気放電による物質の処理方法を提供する。同処 理方法は、複数の電極構造体を配置して所望の電極間空間を区画する工程と、前 記電極間空間を所望の方法で予めイオン化することによって同電極間空間を調節 する工程と、処理すべき粒状物質を前記電極間空間に通す工程と、前記電極構造 体間に所望の順序で複数の別々の電気放電を生起する工程とを含む。本発明の方 法に基づき、電極間空間全体は、同電極間空間で処理される粒子の期待される滞 留時間より短い時間間隔で不連続電気放電を受ける。 好ましい実施例において、円錐状処理領域は1つの中央のカソードと、同カソ ードから長さ方向に離間し、かつ環状に配置された複数のアノードとによって形 成されている。この構造は前記の特許に開示された構造に表面的に類似する一方 で区別され得る。より詳細には、アーク放電は環状をなすアノード電極構造の周 囲を旋回する必要はない。その代わり、本発明では、不連続な電気放電は環状に 配置されたアノード構造体に沿って順次移動し得る。更に、環状に配置された電 極構造体の任意の一部または全ては、カソードとして機能し得る。これは本発明 を前記の特許と明確に区別する。 任意の数の電極配置を特定の用途に基づいて使用できる。更に、本発明はガラ スの製造、化合物の合成または化学的若しくは物理的反応から得られる廃棄物( 固体、液体若しくは気体、またはこれらの組み合わせ)の処理に使用できる。 リアクターは広い圧力範囲(大気圧以下から同大気圧以上)及び各種の状況(還 元状態、酸化状態または中立状態)にわたる動作が可能である。 図面の簡単な説明 図1は本発明のリアクターの側面図である。 図2は本発明に基づく好ましい電極配置及びその制御を示す図である。 図3は本発明に基づく好ましい制御回路を示す回路図である。 図4は図3の回路の一部の変形例を示す回路図である。 図5A〜図5Fは互いに離間する電極構造体によって形成された処理領域を通 じて実施される不連続電気放電の順番を示す図である。 図6は動作順序の一部における図3の電源スイッチのオン/オフの状態を示す 表である。 発明の詳細な説明 図1は従来技術において周知の多くのエレメントを組み込むとともに、本発明 を実施する際に使用される、本発明に基づくリアクターの概略図である。図1の リアクターにおいて、供給材料ディスペンサ10は静電充電プローブ11を介し てモジューラヘッド12に接続されている。供給材料ディスペンサ10はプラズ マを生成するガス、冷却剤及び始動電極用の電源も受け入れる。プラズマヘッド 12の下流には反応室13及び電極集合体部14が設けられている。図1のリア クターの他の部分は用途が特定され、例えばリアクターがエネルギーを回収する ために用いられるのであれば利用され、電極部14の直下に燃焼室15を有して いる。燃焼室15には符号16において制御された量の空気が注入されるが、こ れは、例えば反応室13において分離された炭素価(carbon value)の燃焼を生 じさせるためである。サイドダクト17は蒸気を上昇させ、電気を発生させるた めに、生成される熱風を運び去り、固形残留物は冷却室18を通ってコレクタ1 9に達する。 図1に示すリアクターは一般的に記載され、本願に組み入れた特許の図3に示 すリアクターに類似しており、本願に組み入れた特許において記載されるものと 同一の用途領域を有している。 図2について説明すると、図1のリアクターのモジューラヘッド12に収容さ れる軸方向における電極構造体20と、図1のリアクターの電極集合体部14の 長手方向における中心軸の周囲に環状に配置された複数の電極構造体21−26 が示されている。図2の実施形態の例では、6つの電極構造体21−26が設け られ、これらは本発明に基づき、黒鉛製又は金属製の単純なロッド形構造体であ って、例えば、これらは以下に説明するように連続パルス電荷が付与される。同 様に、本発明に基づき、電極20は電極21−26に類似した単純なロッド構造 体である。各電極20−26は、スイッチコントロール29を介して制御される 連動スイッチ30により、ベース電流源27及びパルス電流源28に接続されて いる。スイッチ30の好ましい実施形態は図3及び図4を参照して以下に説明さ れ、制御端子(図2において端子31にて表される)を有している。この制御端 子により、ベース電流源27及びパルス電流源28により生成される電位は、以 下により詳細に説明するように、2つ以上の電極20−26間に選択的に付与さ れる。端子31は特定の実施形態に必要とされる1つ以上の制御端子を表してい る。本明細書において、これは「端子」という名称にて表される。スイッチコン トロール29の端子31はスイッチ30と協働する端子31に接続されている。 これらの接続は明快さを考慮して示されないが、当業者の技術範囲内にあること である。 上記のように、図3の中央電極20は電極21−26に対して軸方向に配置さ れ、電極20−26の配置は電極間空間にほぼ一致する処理領域、即ち反応域を 画定している。当業者であれば理解されるように、電極20−26、特に電極2 1−26は所望の形状又は配置にて如何様にも配置され、これら電極間又はこれ ら電極と電極20との間において所望の電極間空間を如何様にも画定する。表面 上、本明細書中にて説明される埋込み(implantation)において、電極20はア ノードと称され、電極21−26はカソードとして機能し、又は以下に説明する ように、選択的にアノードとして機能する。実際、本発明の幾つかの実施形態に おいて、各電極は選択的にアノード又はカソードとして機能する。更に、6つの 電極21−26が示されているが、所望の用途により、同様に構成されるととも に電気的に接続された電極の数を幾つにしてもよい。選択的にアノード又はカソ ードとして機能するように接続されたこれら電極は、本明細書において可変極性 電極と称される時もある。 動作中、電極構造体20と協働するスイッチ30は協働する端子31及びスイ ッチコントロール29を介して制御され、ベース電流源27の負の端子を電極構 造体20に接続する。同時に、電極構造体21−26(通常、全ての電極構造体 21−26)と協働する1つ以上のスイッチ30は、協働する制御端子31及び スイッチコントロール29を介して選択的に制御され、ベース電流源29の正の 端子を電極構造体21−26のうちの選択された電極構造体に接続する。ベース 電流源29の出力は周知の方法で選択かつ制御され、ベース電流を形成して電極 間空間を予めイオン化する。勿論、周知の如何なる方法でも予めイオン化するこ とにより、電極間空間を調整することは本発明の範囲内にある。この調整(例え ば、予めイオン化する)により実質的な電位差を有する選択された電極構造体間 に放電を許容する。このような放電は以下により詳細に説明するように、パルス 電流源28から電極構造体20−26にパルスを選択的に付与することにより行 われる。当業者には明らかなように、電極20−26間における連続放電はイオ ン化レベルを維持することにより電極間空間を「調整」し、作用の継続中にベー ス電流が停止することを許容する。 電極構造体20−26のいずれも放電に対してカソードとして機能する。従っ て、スイッチ30を選択的に制御することにより、電極間空間にわたって放電が 拡大するように放電の制御を可能にすることは明らかである。これは図5を参照 して説明されている。上記のように、これらの放電と処理領域内にて処理される 粒状物質との相互作用、詳細には該領域内におけるマイクロフィールドの効果は 、従来技術のように膨張プラズマを設定し、かつ維持する必要がなく、プラズマ との相互作用(プラスマ作用)をもたらす。 図3は好ましい制御回路、詳細には図2のスイッチ30の好ましい実施形態を 示す。幾つかの図にわたって、同様の要素を示すのに同様の符号を用いている。 図示した実施形態において、スイッチ30は1つ以上のゲートターンオフ・サイ リスタ(GTO)により構成されている。しかし、本発明を実施するのに他の半導 体電源スイッチを用いてもよく、電流パルスを付与するのに、バイポーラ接合ト ランジスタ、MOS電界効果トランジスタ技術及び他のサイリスタがあると理解 されたい。図3の実施形態において、好適なスイッチ制御回路(符号29にて表 される)は上記のように、かつ図4に示すように、周知の方法でスイッチ30に 対し、GTOの制御電極に接続されている。本発明の説明において、オン又はオ フ状態を得るため、適正な制御信号をGTOの制御電極に付与する制御回路29 によって、種々のサイリスタが「オン」(伝導)又は「オフ」(非伝導)になっ ていると説明されている。各電極20−26と協働するスイッチ30は”C”( カソード)、”P”(パルス)及び”B”(ベース電流)と名付けられた3つの GTOから構成されている。当業者は理解されようか、パルス電流源28の正の 出力は”P”と名付けられたGTOの各々に接続され、ベース電流源27の正の 出力は電流分担を向上させる、磁気的に結合されたインダクタ32を介し、”B ”と名付けられたGTOの各々に接続されている。 動作時、図2に示すような「円錐形」の電極配置を想定すると、電極20と協 働するスイッチ30は、電極20がカソードとして機能するように制御される。 即ち、電極20と協働する”C”GTOは伝導し、協働する”B”及び”P”G TOは「オフ」状態である。電極21−26と協働する”C”GTOは「オフ」 状態である。電極21−26と協働する各”B”GTOは、「カソード」電極2 0と「アノード」電極21−26との間に電流が流れるように導通している。こ の電流は選択されて電極間空間を予めイオン化し、実用電位差にて電極20と電 極21−26との間におけるアーク放電に必要な条件を設定する。上記のように 、予めイオン化することは適正な方法により代替的に、又は付加的に行われる。 電極間空間を適正に調整し(例えば、上記のようにベース電流源27を介して 予めイオン化される)、パルス電流源28からの出力が電極21−26と協働す る各”P”GTOに付与される。スイッチコントロール29の制御下において、 GTOの1つは「オン」にされ、協働する電極21−26とカソード電極20と の間にアーク放電が生じる。以下により詳細に説明するように、スイッチコント ロール29は所望の順序のパルス(電極21−26と電極20との間に)を形成 するのに用いられることは明らかである。 各電極20−26に関連し、図3及び図4に端子35が示されている。端子3 5は、電流検出器36とともに用いられ、アノードとして機能する電極20−2 6の各々又はいずれかの間における電流を相対的に検出する。このような電流及 び関連電圧は関連電極に近接して処理される供給材料の装填を表している。この 情報は、特定の電極の影響の領域、即ちフィールド内における相対的な装填状態 により決定するファイアリング順序又は他の適正な作用を選択するのに利用する ことができる。各電極20−26と協働する端子35間の接続は、電流検出器3 6と協働する端子35により表されている。明快さを考慮し、図3には特定の接 続は示されていない。 さて、図4を参照すると、図3に示す実施形態の一部に対する変形例、特には 各電極20−26と協働するスイッチ30に対する変形例が示されている。図4 に示すように、”C”GTO40は図3のスイッチ30の”C”GTOに相当し 、一方、”B”及び”P”GTO41及び42は”B”及び”P”GTOにそれ ぞれ相当する。端子43及び44は図3の27で示すようなベース電流源の負及 び正の出力に接続可能であり、その端子43は図3に28で示すようなパルス電 流源の負の出力に接続されている。図4の端子45は図3に28で示すようなパ ルス電流源の正の出力に接続可能である。電極46は図3のいずれかの電極構造 体20−26を示すことが可能である。 この点に関し、図4に記載のエレメントは、電流検出器36の端子35を介し た接続及びスイッチコントロール29を介した制御と同様に、図3に記載のもの と直接的な関連を有する。図4の変形例では、端子50は追加のパルス電流源の 負の出力に対する接続に適用され、そのパルス電流源は図3に28で示すものに 本質的には相当し、一方、端子51はそのパルス電流源の正の出力に対する接続 に適用される。端子50は本質的には図3に27で示すものに類似したベース電 流源の負の出力に接続可能であり、その第2ベース電流源の負の出力はカソード 電極20に対して、当該技術に精通した者にとっては明らかな方法で接続される 。第2”C”GTO52は端子50に設けられ、一方、追加の”P”GTO53 は端子51に設けられている。GTO52及び53はGTO40及び41にその 機能において相当するが、第2及あるいは追加のパルス電流源及びベース電流源 に接続されることにより、第1の組のパルスに追加して、それらに重ね合わせる ことによって、あるいは独立した一組のパルスとしてのいづれかで、第2の組の パルスを供給する。 次に、図5A−5Fを参照すると、図2の電極構造体21−26の配列に相当 する一連の環状に配置された電極が模式的に例示されている。図5A−5Fでは 、電極構造体21−26の間に延びる点線が上記の制御システム、特には図3の 制御システムによって確立された別々の電気放電を示している。電極間空間が適 正に調整(予めイオン化)されたとすると、各電極及びいかなる電極21−26 もカソードとして作用するように選択でき、他の電極はアノードとして選択的に 作用する。例えば、図5Aでは、電極構造体23はカソードとして作用し、電極 構造体21,26及び25はアノードとして順次作用する。すなわち、別々の電 気放電が(パルス電流源28を介して)まず電極(カソード)23と電極(アノ ード)21との間に確立される。パルス電流源28からの次のパルスはスイッチ コントロール29の制御の下に、カソードとしての電極23とアノードとしての 電極26との間に付与される。同様に、次のパルスはカソードとしての電極23 とアノードとしての電極25の間に付与される。その後、スイッチコントロール 2 9が動作して、カソードとして電極構造体22を選択し、かつアノードとして電 極構造体24−26を選択して、図5Bに示すように、これらの電極間で循環す る一連の別々の電気放電を行うことを可能にする。本質的に、図5A−5Fにそ れぞれ示す連続的なファイアリングは同時には存在しないが、いくつかのオーバ ーラップは存在する。更に、図5A−5Fによって選択された順序でカソード及 びアノード電極を選択的に切り換えることにより、電極間空間の全容積が電気放 電に晒される。従って、その容積内の粒子は本発明に基づく処理に晒される。勿 論、いかなるファイアリング順序も利用することができ、それには、図4を参照 して記載したように、多重パルスとベース電流源とによって生起される多重放電 が含まれている。更に、電極20は本発明に基づくリアクター内にて(カソード 又はアノードとして)使用可能であり、電極間空間は1つ又はそれ以上の電極の 移動によって変形可能である。実際には、電極配置は特定の用途及びその用途で の要求に応じていかなる所望の配置にも容易に変更可能である。電極配置、ファ イアリング順序及びタイミングは、ほぼ全体の電極間空間がその電極間空間内で 処理されるべき粒子の期待滞留時間より短い時間間隔、好ましくは相当に短い時 間間隔内に別々の放電に晒されるように、選択される。これは、電極間空間の反 応領域を通過する処理すべき粒状物質の通過時間よりも短い時間間隔、好ましく は相当に短い時間間隔内において、別々の電気放電を選択された順序で行うこと により、達成可能である。 図6の表は図5Aに示すファイアリング順序についての伝導/非伝導(オンは X、オフはO)を示す。表中、第1行は特定の電極構造体を示し、第2行は各電 極と協働する特定の”C”,”B”及び”P”GTOを示す。表の第3から第5 行はパルス電流源28によって発信される第1、第2及び第3パルスを示す。表 を見ると、電極23と協働する”C”GTOは3つのパルス全体を通じてオンさ れており、一方、他の電極と協働する”C”GTOはオフされている。電極23 と協働する”P”GTOはオフされており、一方、他の電極と協働する”B”G TOはオンされている。これにより、ベース電流源27を介したベース電流が電 極23のカソードと、アノードとして作用する他の電極との間に供給される。電 流パルス源28からの第1パルスと同時に、電極21と協働する”P”GTOが 導通し(オンになり)、よって、電極構造体21及び23の間に電位が付与され 、その結果、図5Aのこれらの電極構造体間に点線によって示すように別々の電 気放電が生じる。電流パルス源28からの第2パルスは電極構造体21と協働す る”P”GTOをオフし、一方、電極構造体26と協働する”P”GTOをオン する。従って、図5Aのこれらの電極構造体間に点線で示すように、電極構造体 23及び26間に放電が適用される。最下行は順序中の第3パルスの間における GTOの状態を示し、その結果、電極構造体23のカソードとアノード25との 間に電気放電が生じる。その後、いずれかの電極構造体21−26がカソードと して使用されて、それと協働する”C”GTOがオンされ、かつ、それと協働す る”P”GTOがオフされる。他の電極構造体の”C”及び”B”GTOは反対 の状態にあり、一方、アノードとして作用することが望まれる電極の”P”GT Oは電流パルス源28からのパルスと同時にオンされる。電極構造体20は図示 した装置中において、それと協働する”C”,”B”及び”P”GTOの状態に 応じて、カソード又はアノードとして作用することが可能である。 この記載から明らかなように、各電極構造体20−26はカソード又はアノー ドとして交互に作用することができ、よって、可変の極性を示す。更に、放電は カソードとして一つの電極を使用する所望の順序に従って生じ、一方、カソード としての電極の選択も同様に所望の順序に従って行うことが可能である。上記の ように、電極は所望の構成に配置することができ、かつ、動作中の配置あるいは 初期のセットアップ状態を変更するために、周知の方法で移動可能である。例え ば、上記の電極配置により、中央のカソード20を考慮すれば、ほぼ円錐形の電 極間空間が確立される。それ以外に、非円錐形の配置が本発明によって考慮され ている。又、自然発生あるいは誘起される共鳴現象は浮遊する粒子と相互に作用 してそれらの取り扱いを改善する。更に、処理領域は同一又は異なる電極配置を 有する異なる領域と「組み立てる」ことも可能である(粒子通路内に順次配置さ れた多重処理領域)。本発明に基づくリアクターの動作を円滑に行うため、磁場 コイルを、調節可能な動力源とともに、当業者にとって周知の方法で設けること が可能である。最後に、処理すべき粒状物質、プラズマ形成用のガス及び/又は 安定処理が周知の方法、例えば、本願に組み入れた特許の示唆に従って、反応領 域内に導入可能である。従って、別々の電気放電を使用してプラズマ作用によっ て粒状物質を処理するのに整合したいかなる電極配置も、添付した請求の範囲に 記載の本発明の範囲内にあることが理解されるべきである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.処理領域を区画する離間した電極構造体を備えた形式の、電気放電によっ て粒状物質を処理するリアクターにおいて、その改良は 処理領域を予めイオン化するための手段と、 前記処理領域全体を通じて別々の電気放電を生起するための手段と を含む。 2.電気放電によって粒状物質を処理するためのリアクターであって、 所望の形状の電極間空間を区画する複数の離間した電極手段と、 前記電極間空間を予めイオン化するための手段と、 前記電極間空間に処理すべき粒状物質を導入するための手段と、 前記電極間空間全体を通じて一連の別々の電気放電を生起するための手段と を備えるリアクター。 3.前記予めイオン化する手段は前記電極間空間内にベース電流を確立するた めの手段を備える請求項2のリアクター。 4.調整された処理領域内にて電気放電によって粒状物質を処理するためのリ アクターにおいて、そのリアクターは 処理すべき粒状物質を処理領域に通すための手段と、 前記処理領域を通る粒状物質の通過時間よりも相当に短い時間間隔に渡り、一 連の別々の電気放電に前記処理領域全体を晒すための手段と を備える。 5.前記電気放電に晒す手段は複数の離間した電極構造体と、前記電極構造体 間に非正弦波パルスを選択的に付与するための手段とを備える請求項4のリアク ター。 6.前記電極構造体間にベース電流を選択的に確立するための手段を更に備え る請求項5のリアクター。 7.前記ベース電流を検出するための手段と、前記ベース電流検出手段に応答 して前記パルスが付与される電極構造体を選択するための手段とを更に備える請 求項9のリアクター。 8.電気放電によって粒状物質を処理する方法であって、 複数の電極構造体を配置して所望の電極間空間を区画する工程と、 処理すべき粒状物質を前記電極間空間に導入する工程と、 前記電極構造体間に所望の順序で複数の別々の電気放電を生起する工程と を備えた方法。 9.少なくともいくつかの前記電極構造体間にベース電流を確立する工程を更 に含む請求項8の方法。 10.ベース電流を検出し、かつ、検出されたベース電流に従って前記所望の 順序を確立する工程を更に含む請求項9の方法。 11.電気放電によって粒状物質を処理する方法であって、 複数の電極構造体を配置して所望の電極間空間を区画する工程と、 前記電極間空間を予めイオン化する工程と、 処理すべき粒状物質を前記電極間空間に通す工程と、 電極間空間内にて処理すべき粒子の期待滞留時間よりも相当に短い時間間隔に 渡り、別々の電気放電に前記電極間空間のほぼ全体を晒す工程と を備える方法。
JP50708994A 1993-08-19 1994-08-12 電気放電による粒状物質の処理 Pending JPH09501794A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/109,606 US5403991A (en) 1993-08-19 1993-08-19 Reactor and method for the treatment of particulate matter by electrical discharge
US109,606 1993-08-19
PCT/US1994/009146 WO1995005263A1 (en) 1993-08-19 1994-08-12 Treatment of particulate matter by electrical discharge
PCT/US1995/013317 WO1997014528A1 (en) 1993-08-19 1995-10-20 Plasmalysis treatment method for waste matter

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09501794A true JPH09501794A (ja) 1997-02-18

Family

ID=22328578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50708994A Pending JPH09501794A (ja) 1993-08-19 1994-08-12 電気放電による粒状物質の処理

Country Status (6)

Country Link
US (3) US5403991A (ja)
EP (1) EP0722376A4 (ja)
JP (1) JPH09501794A (ja)
KR (1) KR960703700A (ja)
CN (1) CN1103232A (ja)
ZA (1) ZA946162B (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3121743B2 (ja) * 1994-08-10 2001-01-09 日立造船株式会社 プラズマ式溶融方法
JPH08231228A (ja) * 1994-12-23 1996-09-10 A Sliger William ガラス化プロセスに使用するスタータ管
US5795285A (en) * 1995-12-01 1998-08-18 Mclaughlin; David Francis Conversion of contaminated sediments into useful products by plasma melting
KR100348339B1 (ko) * 1997-06-05 2002-12-06 이시가와지마 하리마 주고교(주) 흑연화전기로
US6633017B1 (en) * 1997-10-14 2003-10-14 Advanced Energy Industries, Inc. System for plasma ignition by fast voltage rise
US7211038B2 (en) * 2001-09-25 2007-05-01 Geosafe Corporation Methods for melting of materials to be treated
US6936145B2 (en) * 2002-02-28 2005-08-30 Ionedge Corporation Coating method and apparatus
US7669349B1 (en) * 2004-03-04 2010-03-02 TD*X Associates LP Method separating volatile components from feed material
WO2006081441A1 (en) * 2005-01-28 2006-08-03 Geosafe Corporation Waste treatment by in-container vitrification
US7648933B2 (en) * 2006-01-13 2010-01-19 Dynamic Abrasives Llc Composition comprising spinel crystals, glass, and calcium iron silicate
US7513077B2 (en) * 2006-11-16 2009-04-07 Igor Fridman Method and system for disinfection and aeration of soil
US8610024B1 (en) 2008-02-05 2013-12-17 Zybek Advanced Products, Inc. Apparatus and method for producing a lunar agglutinate simulant
BG111044A (en) * 2011-10-03 2013-04-30 Borislav лавБОРИСОВ Борис Borisov METHOD AND PLATE RECEIVING METHOD AND APPARATUS
CN107887249B (zh) * 2017-11-14 2019-06-04 珠海宝丰堂电子科技有限公司 等离子蚀刻装置及其放电腔体
EP4305350A1 (en) * 2021-03-08 2024-01-17 Extiel AP, LLC Device for pyrolysis of carbonaceous materials and method

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE569245A (ja) * 1953-12-09
FR1600278A (ja) * 1968-12-31 1970-07-20 Anvar
US3708704A (en) * 1971-09-09 1973-01-02 Gen Electric Thermionic cathodes for mhd generators
US3736447A (en) * 1971-09-27 1973-05-29 Gen Electric Uniform ionization means for mhd generators
US4361441A (en) * 1979-04-17 1982-11-30 Plasma Holdings N.V. Treatment of matter in low temperature plasmas
HU184389B (en) * 1981-02-27 1984-08-28 Villamos Ipari Kutato Intezet Method and apparatus for destroying wastes by using of plasmatechnic
CA1225441A (en) * 1984-01-23 1987-08-11 Edward S. Fox Plasma pyrolysis waste destruction
ZA851933B (en) * 1984-04-06 1985-11-27 Lucidyne Inc Multiple segment electrostatic precipitator with independently pulsed charging means
US4673413A (en) * 1985-05-06 1987-06-16 Strong William A Apparatus for gasifying waste oil
DE3721529A1 (de) * 1987-06-30 1989-01-12 Christiansen Jens Triggerung und isolation von pseudofunkenschaltern
US4998486A (en) * 1989-04-27 1991-03-12 Westinghouse Electric Corp. Process and apparatus for treatment of excavated landfill material in a plasma fired cupola
DE4108474A1 (de) * 1991-03-15 1992-09-17 Lambda Physik Forschung Vorrichtung zur vorionisierung eines gepulsten gaslasers
US5090340A (en) * 1991-08-02 1992-02-25 Burgess Donald A Plasma disintegration for waste material

Also Published As

Publication number Publication date
CN1103232A (zh) 1995-05-31
EP0722376A4 (en) 1997-01-22
EP0722376A1 (en) 1996-07-24
ZA946162B (en) 1996-02-16
US5824988A (en) 1998-10-20
US5626249A (en) 1997-05-06
US5403991A (en) 1995-04-04
KR960703700A (ko) 1996-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09501794A (ja) 電気放電による粒状物質の処理
US6117401A (en) Physico-chemical conversion reactor system with a fluid-flow-field constrictor
Kogelschatz Filamentary, patterned, and diffuse barrier discharges
Mangolini et al. Radial structure of a low-frequency atmospheric-pressure glow discharge in helium
US5414324A (en) One atmosphere, uniform glow discharge plasma
US4361441A (en) Treatment of matter in low temperature plasmas
US5262027A (en) Method of using an electric field controlled emulsion phase contactor
US4601871A (en) Steady state compact toroidal plasma production
US20230017324A1 (en) Plasma generator
US5256854A (en) Tunable plasma method and apparatus using radio frequency heating and electron beam irradiation
CN101563182A (zh) 产生热能的方法
US5605640A (en) Reactor for the treatment of particulate matter by electrical discharge
US3936586A (en) Arc furnaces and to methods of treating materials in such furnaces
Pacheco-Sotelo et al. A universal resonant converter for equilibrium and nonequilibrium plasma discharges
WO1996006706A1 (en) Treatment of particulate matter by electrical discharge
US5702621A (en) Method for the treatment of comminuted matter by electrical discharge
WO1997014528A1 (en) Plasmalysis treatment method for waste matter
Pacheco-Sotelo et al. Plasma torch ignition by a half bridge resonant converter
CN214675823U (zh) 一种微波诱导金属放电助燃装置
Rajanikanth et al. Application of pulsed discharge plasma for methanol synthesis
RU2211952C2 (ru) Импульсный электрический реактивный двигатель
KR102701947B1 (ko) 다중 갭 전극 어셈블리가 있는 소형 오존 발생기
Guan et al. NOx treatment by DC streamer corona discharge with series gap
SU1599724A1 (ru) Способ спектрального анализа
Safronov et al. POWERFUL ALTERNATING CURRENT PLASMA TORCHES FOR PLASMA TECHNOLOGIES