JPH0946829A - 2段積遮断器の母線ブッシング - Google Patents

2段積遮断器の母線ブッシング

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Publication number
JPH0946829A
JPH0946829A JP7192888A JP19288895A JPH0946829A JP H0946829 A JPH0946829 A JP H0946829A JP 7192888 A JP7192888 A JP 7192888A JP 19288895 A JP19288895 A JP 19288895A JP H0946829 A JPH0946829 A JP H0946829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
busbar
bus
conductor
circuit breaker
chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP7192888A
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English (en)
Inventor
Taisuke Abe
泰典 阿部
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】母線用の分岐導体を不必要にして母線室を狭く
しても作業性が向上し、ブッシングの数を減らし、母線
を支持する碍子を不要にする。 【解決手段】母線室7の内部のS相の母線ブッシング2
0sは、電機絶縁性材のモルールド体21の内部にモー
ルドされて母線室7側から2つの遮断器室8a、8b側
へ分岐される導体22を備える。導体22を母線室7側
のモールド体21の外部へ突出させて母線14sが接続
可能な母線端子22sを形成させる。導体22を2つの
遮断器室8a、8b側のモールド体21の外部へ突出さ
せて断路接触子22a、22bを形成させる。モールド
体21に隔壁9に取付けるフランジ21fを設ける。導
体22を母線端子22sと断路接触子22a及び22b
とに分岐するため中間導体22mが用いられ、母線端子
22sと中間導体22mと断路接触子22a及び22b
とはろー付けで接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2段積遮断器の
母線ブッシングに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来例の2段積遮断器の透視左側
面図である。図において、盤体は、底板1、側板2、天
井板3、背面扉4、前面上扉5a及び前面下扉5bから
なる。盤体の内部は、ケーブル室6、母線室7、上の遮
断器室8a及び下の遮断器室8bからなる。ケーブル室
6及び母線室7と、上の遮断器室8a及び下の遮断器室
8bとは、隔壁9で仕切られ、上の遮断器室8aと下の
遮断器室8bとは床板9aで仕切られる。それぞれの遮
断器室には上の遮断器10a、下の遮断器10bが収納
され、ケーブル接触子11a、11b並びにCT12
a、CT12bを介してケーブル13a、13bが接続
される。
【0003】母線室7の内部において、上中下の3段の
水平方向に架設される母線14r、14s、14tは、
それぞれ、碍子51で支持される。隔壁9にブッシング
を形成する接触子52a、52bが取付けられる。接触
子52a、52bは、いずれも、紙面と直角に、すなわ
ち、盤体正面からみて水平にR、S、T相の3個が、2
段に計6個設けられ、R相の接触子52a、52bのみ
が図に現れる。R相において、前記母線14rは分岐導
体53rに接続され、分岐導体53rは分岐導体54r
を介して上下の接触子52a、52bに接続される。S
相及びT相において、母線14s、14tは、それぞれ
分岐導体53s、53tに接続され、分岐導体53s、
53tは、分岐導体54rと紙面と直角で図に現れない
ない分岐導体54rと類似の分岐導体を介して上下の接
触子52a、52bに接続される。
【0004】遮断器10aを図の状態に押し込めば、遮
断器10aはケーブル接触子11a及び母線側の接触子
52aと接触して運転状態になる。遮断器10bも同様
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来例では、3
相2段積みの遮断器の母線のために、分岐導体53r、
53s、53t及び54rなどが6個必要であり、ブッ
シングを形成する接触子52a、52bも6個を必要と
し、各相の母線のために碍子51が3個必要であり、部
品点数が多くて母線室が大きく、それらの組立てを狭い
母線室7内で作業するのに保守組立上の困難がある。
【0006】この発明の目的は、母線用の分岐導体を不
必要にして母線室を狭くしても作業性が向上し、ブッシ
ングの数を減らし、母線を支持する碍子を不要にできる
2段積遮断器の母線ブッシングを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明1の配電盤用遮断器
のシャッタ装置は、2段積の遮断器室と隔壁により仕切
られる母線室に取付けられる母線ブッシングは、各相ご
とに、モルールド体の内部にモールドされて母線室側か
ら2遮断器室側へ分岐される導体を備え、導体を母線室
側のモールド体の外部へ突出させて母線が接続可能な母
線端子を形成させ、導体を2遮断器室側のモールド体の
外部へ突出させて断路接触子を形成させ、モールド体に
隔壁に取付けるフランジを設けるものである。
【0008】〔発明1の作用〕発明1によれば、導体
は、母線ブッシング内で母線端子から2段の遮断器室側
へ分岐するので、従来例の裸の分岐導体6個が不必要に
なる。このため、母線室の外で製作しておいた母線ブッ
シングを母線室7に取付けるだけでよく、母線室内での
分岐導体の取付け作業が不必要になる。母線ブッシング
は、それぞれフランジで隔壁に取付けられそれ自体剛性
があるので、母線ブッシングそのものが母線のための碍
子を兼ねて母線支持用の碍子が不必要になり、かつ列盤
構成の場合、各相において、盤間の母線の接続端子の役
目を持つ。1個の母線ブッシングが、それぞれ2段の断
路接触子を持つので、ブッシング数が6個から3個に減
少する。
【0009】発明2は発明1において、上中下3段に水
平方向に架設される母線のうち、上段と下段の母線のた
めの母線ブッシングを、隔壁の面に平行な面内で180
°回転して相互に交換して使用可能な形状とするもので
ある。 〔発明2の作用〕発明2によれば、上段と下段の母線の
ための母線ブッシングを、相互に交換して使用可能にな
る。
【0010】発明3は発明1において、全ての相の導体
を1の母線ブッシングに一体にモールドするものであ
る。 〔発明3の作用〕発明3によれば、母線ブッシングは全
ての相を一体にして1個になる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は実施例の母線ブッシングの
図2のB−B垂直断面図、図2は図1のA−A水平断面
図、図3は図2の左側面図、図4は図3の背面図、図5
は実施例の2段積遮断器の透視左側面図である。従来例
及び各図において同一符号を付けるものはおよそ同一機
能を持ち説明を省くことがある。、図5により、始めに
従来例と同一部分を説明する。盤体は、底板1、側板
2、天井板3、背面扉4、前面上扉5a及び前面下扉5
bからなる。盤体の内部は、ケーブル室6、母線室7、
上の遮断器室8a及び下の遮断器室8bからなる。ケー
ブル室6及び母線室7と上の遮断器室8a及び下の遮断
器室8bとは、隔壁9で仕切られ、上の遮断器室8aと
下の遮断器室8bとは床板9aで仕切られる。それぞれ
の遮断器室には上の遮断器10a、下の遮断器10bが
収納され、ケーブル接触子11a、11b並びにCT1
2a、CT12bを介してケーブル13a、13bが接
続される。
【0012】実施例の特徴を図1及び図2で説明する。
母線室7の内部のS相の母線14sに関して、母線ブッ
シング20sは、電機絶縁性材のモルールド体21の内
部にモールドされて母線室7側から2つの遮断器室8
a、8b側へ分岐される導体22を備える。導体22を
母線室7側のモールド体21の外部へ突出させて母線1
4sが接続可能な母線端子22sを形成させ、導体22
を2つの遮断器室8a、8b側のモールド体21の外部
へ突出させて断路接触子22a、22bを形成させる。
モールド体21に隔壁9に取付けるフランジ21fを設
ける。導体22を母線端子22sと断路接触子22a及
び22bとに分岐するため中間導体22mが用いられ、
母線端子22sと中間導体22mと断路接触子22a及
び22bとはろー付けされる。母線端子22sと断路接
触子22a及び22bとが中間導体22mにろー付けさ
れる部分を折り曲げてリベット付けしてもよいし、導体
は平板でなくて棒状のものから形成してもよい。
【0013】図3及び図4は、S相の母線ブッシング2
0sをR相、T相に適用した母線ブッシング20r、2
0s、20tを示す。上中下3段に水平方向に架設され
る母線のうち、上段と下段の母線のための母線ブッシン
グ20r、20tを、隔壁9の面に平行な面内で180
°回転して相互に交換して使用可能な形状とするとよ
い。
【0014】前記の実施例によれば、導体22は、母線
ブッシング20r、20s、20t内で母線端子22
r、22s、22tから2段の遮断器室8a、8b側へ
分岐するので、従来例の裸の分岐導体6個が不必要にな
る。このため、母線室7の外で製作しておいた母線ブッ
シング20r、20s、20tを母線室7に取付けるだ
けでよく、母線室7内での分岐導体の取付け作業が不必
要になる。母線ブッシング20r、20s、20tは、
それぞれフランジ21fで隔壁9に取付けられそれ自体
剛性があるので、母線ブッシングそのものが母線のため
の碍子を兼ねて従来例の母線支持用の碍子51が不必要
になり、かつ列盤構成の場合、各相において、盤間の母
線の接続端子の役目を持つ。1個の母線ブッシング20
r、20s、20tが、それぞれ2段の断路接触子22
a、22bを持つので、ブッシング数が6個から3個に
減少する。上段と下段の母線のための母線ブッシング2
0r、20tを、相互に交換して使用可能になる。
【0015】発明3は図示を要しないが前記実施例にお
いて、全ての相の導体22を1の母線ブッシングに一体
にモールドするものである。このため、母線ブッシング
は全ての相を一体にして1個になる。
【0016】
【発明の効果】発明1の配電盤用遮断器のシャッタ装置
によれば、母線ブッシングは、モルールド体の内部に母
線室側から2遮断器室側へ分岐される導体を備え、母線
端子と2段の断路接触子を持ち、隔壁に取付けるフラン
ジを設けるので、従来例の裸の分岐導体6個が不必要に
なって母線室内での分岐導体の取付け作業が不必要にな
り、母線支持用の碍子が不必要になり、ブッシング数が
6個から3個に減少するという効果がある。
【0017】発明2によれば、上段と下段の母線のため
の母線ブッシングを、相互に交換して使用可能になると
いう効果がある。発明3によれば、全ての相の導体を1
の母線ブッシングに一体にモールドするので、母線ブッ
シングは全ての相を一体にして1個になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の母線ブッシングの図2のB−B垂直断
面図
【図2】図1のA−A水平断面図
【図3】図2の左側面図
【図4】図3の背面図
【図5】実施例の2段積遮断器の透視左側面図
【図6】従来例の2段積遮断器の透視左側面図
【符号の説明】
1 底板 2 側板 3 天井板 4 背面扉 5a 前面上扉 5b 前面下扉 6 ケーブル室 7 母線室 8a 遮断器室 8b 遮断器室 9 隔壁 9a 床板 10a 遮断器 10b 遮断器 11a ケーブル接触子 11b ケーブル
接触子 12a CT 12b CT 13a ケーブル 13b ケーブル 14r 母線 14s 母線 14t 母線 20r 母線ブッ
シング 20s 母線ブッシング 20t 母線ブッ
シング 21 モールド体 21f フランジ 22 導体 22a 断路接触
子 22b 断路接触子 22m 母線端子 22r 母線端子 22s 母線端子 22t 母線端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2段積の遮断器室と隔壁により仕切られる
    母線室に取付けられる母線ブッシングは、各相ごとに、
    モルールド体の内部にモールドされて母線室側から2遮
    断器室側へ分岐される導体を備え、導体を母線室側のモ
    ールド体の外部へ突出させて母線が接続可能な母線端子
    を形成させ、導体を2遮断器室側のモールド体の外部へ
    突出させて断路接触子を形成させ、モールド体に隔壁に
    取付けるフランジを設けることを特徴とする2段積遮断
    器の母線ブッシング。
  2. 【請求項2】請求項1記載の2段積遮断器の母線ブッシ
    ングにおいて、上中下3段に水平方向に架設される母線
    のうち、上段と下段の母線のための母線ブッシングを、
    隔壁の面に平行な面内で180°回転して相互に交換し
    て使用可能な形状とすることを特徴とする2段積遮断器
    の母線ブッシング。
  3. 【請求項3】請求項1記載の2段積遮断器の母線ブッシ
    ングにおいて、全ての相の導体を1の母線ブッシングに
    一体にモールドすることを特徴とする2段積遮断器の母
    線ブッシング。
JP7192888A 1995-07-28 1995-07-28 2段積遮断器の母線ブッシング Pending JPH0946829A (ja)

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Cited By (4)

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