JPH0939345A - インクリボンユニット - Google Patents
インクリボンユニットInfo
- Publication number
- JPH0939345A JPH0939345A JP19741895A JP19741895A JPH0939345A JP H0939345 A JPH0939345 A JP H0939345A JP 19741895 A JP19741895 A JP 19741895A JP 19741895 A JP19741895 A JP 19741895A JP H0939345 A JPH0939345 A JP H0939345A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon
- spool
- ink ribbon
- take
- drive end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】輸送等時にインクリボンを変形等させる心配が
なく、使用が簡単で低コストなインクリボンユニットを
提供する。 【解決手段】リボン供給スプールと、輸送時等には上記
リボン供給スプールのケースとして機能し、使用時には
リボン巻取りスプールとして機能する円筒状部材とで構
成する。
なく、使用が簡単で低コストなインクリボンユニットを
提供する。 【解決手段】リボン供給スプールと、輸送時等には上記
リボン供給スプールのケースとして機能し、使用時には
リボン巻取りスプールとして機能する円筒状部材とで構
成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機械に使用さ
れる幅広、長尺のインクリボンの両端にリボン供給スプ
ールとリボン巻取りスプールとを取り付けて一体形成し
たインクリボンユニットに関し、特に、輸送時及びスト
ック時におけるインクリボンの保護と、梱包コストの節
約とを図ったインクリボンユニットに関するものであ
る。
れる幅広、長尺のインクリボンの両端にリボン供給スプ
ールとリボン巻取りスプールとを取り付けて一体形成し
たインクリボンユニットに関し、特に、輸送時及びスト
ック時におけるインクリボンの保護と、梱包コストの節
約とを図ったインクリボンユニットに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】インクリボンユニットは、幅広、長尺の
インクリボンの両端にリボン供給スプールとリボン巻取
りスプールとを取り付けて一体形成したものであり、製
造工場から出荷される新品時には、図４に示すように、
インクリボン１の全体はリボン供給スプール２に巻か
れ、リボン巻取りスプール３にはインクリボン１の先端
のみが固定されている状態にある。
インクリボンの両端にリボン供給スプールとリボン巻取
りスプールとを取り付けて一体形成したものであり、製
造工場から出荷される新品時には、図４に示すように、
インクリボン１の全体はリボン供給スプール２に巻か
れ、リボン巻取りスプール３にはインクリボン１の先端
のみが固定されている状態にある。
【０００３】なお、リボン供給スプール２及びリボン巻
取りスプール３の各一端２ａ、３ａは駆動端となってお
り、印刷機械に設けられている駆動軸と係合し、回転駆
動される構造になっている。
取りスプール３の各一端２ａ、３ａは駆動端となってお
り、印刷機械に設けられている駆動軸と係合し、回転駆
動される構造になっている。
【０００４】インクリボンユニットは、輸送時等にその
ままの状態で取り扱うと、リボン供給スプール２とリボ
ン巻取りスプール３とが離れたり、また、リボン供給ス
プール２の巻き状態が緩んだりするので、そのような事
故を防止するため、従来、工場出荷時等には、図４に示
すような色々な対策が施されている。
ままの状態で取り扱うと、リボン供給スプール２とリボ
ン巻取りスプール３とが離れたり、また、リボン供給ス
プール２の巻き状態が緩んだりするので、そのような事
故を防止するため、従来、工場出荷時等には、図４に示
すような色々な対策が施されている。
【０００５】図４（Ａ）に示す方法は、リボン供給スプ
ール２とリボン巻取りスプール３の各駆動端２ａ、３ａ
に粘着テープ４を貼り付け、両者が離れないようにする
ものである。
ール２とリボン巻取りスプール３の各駆動端２ａ、３ａ
に粘着テープ４を貼り付け、両者が離れないようにする
ものである。
【０００６】図４（Ｂ）に示す方法は、リボン供給スプ
ール２とリボン巻取りスプール３とをまとめて、輪ゴム
５で緊縛するものである。
ール２とリボン巻取りスプール３とをまとめて、輪ゴム
５で緊縛するものである。
【０００７】図４（Ｃ）に示す方法は、インクリボンユ
ニット全体をポリエチレンの袋６の中に収納し、袋６の
蓋を粘着テープ７で封ずるものである。
ニット全体をポリエチレンの袋６の中に収納し、袋６の
蓋を粘着テープ７で封ずるものである。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のインクリボンユニットの輸送対策には下記のような
問題点があった。
来のインクリボンユニットの輸送対策には下記のような
問題点があった。
【０００９】図４（Ａ）の方法では、粘着テープ４を貼
るのに熟練を要する。図４（Ｂ）の方法では、リボン供
給スプール２に巻かれているインクリボン１が輪ゴム５
により変形したり粘着を起こしたりする。また、図４
（Ｃ）の方法では、袋詰めに時間とコストがかかる。
るのに熟練を要する。図４（Ｂ）の方法では、リボン供
給スプール２に巻かれているインクリボン１が輪ゴム５
により変形したり粘着を起こしたりする。また、図４
（Ｃ）の方法では、袋詰めに時間とコストがかかる。
【００１０】従って、本発明は、上記問題点を解消し、
インクリボンの変形等を来さないように完全に保護し、
取扱いが簡易で、低コストのインクリボンユニットに課
題を有する。
インクリボンの変形等を来さないように完全に保護し、
取扱いが簡易で、低コストのインクリボンユニットに課
題を有する。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明に係るインクリボ
ンユニットは、インクリボンを一杯に巻いたリボン供給
スプールを、開閉可能な円筒状ケースに入れて輸送し、
印刷機に使用する時には、上記円筒状ケースから供給側
スプールを取り出すと共に、この円筒状ケースを即リボ
ン巻取りスプールに転用するように構成する。
ンユニットは、インクリボンを一杯に巻いたリボン供給
スプールを、開閉可能な円筒状ケースに入れて輸送し、
印刷機に使用する時には、上記円筒状ケースから供給側
スプールを取り出すと共に、この円筒状ケースを即リボ
ン巻取りスプールに転用するように構成する。
【００１２】このように構成したことにより、インクリ
ボンユニットをプリンタ等の印刷機に装着しない時、ま
たはストックしておく時には、インクリボン自体をリボ
ン巻取りスプール内に収納してインクリボン自体を外部
から保護すると共に、密封した状態にして保存する環境
条件を維持させることができる。
ボンユニットをプリンタ等の印刷機に装着しない時、ま
たはストックしておく時には、インクリボン自体をリボ
ン巻取りスプール内に収納してインクリボン自体を外部
から保護すると共に、密封した状態にして保存する環境
条件を維持させることができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明に係るインクリボンユニッ
トの最も好ましい実施の形態は、図１〜図３に示すよう
に、インクリボン１を一杯に巻装させた状態のリボン供
給スプール１０と、リボン供給スプール１０を収納する
ことができる内部空間を有する円筒状のケース兼リボン
巻取りスプール２０とからなる。
トの最も好ましい実施の形態は、図１〜図３に示すよう
に、インクリボン１を一杯に巻装させた状態のリボン供
給スプール１０と、リボン供給スプール１０を収納する
ことができる内部空間を有する円筒状のケース兼リボン
巻取りスプール２０とからなる。
【００１４】リボン供給スプール１０の一端部１１は巻
き出し用駆動端となっている。また、インクリボン１の
先端部は、両面粘着テープ１２により、ケース兼リボン
巻取りスプール２０の内面に接着されている。
き出し用駆動端となっている。また、インクリボン１の
先端部は、両面粘着テープ１２により、ケース兼リボン
巻取りスプール２０の内面に接着されている。
【００１５】ケース兼リボン巻取りスプール２０は、円
筒を半分に縦割りした形状を有する二個の半円筒状部材
２１、２２と、円筒を形成する半円筒状部材２１、２２
の一方の合わせ目２３ａの内側に取り付けられた複数の
ヒンジ２４と、合わせ目２３ａと反対側の合わせ目２３
ｂの中央に設けられた止め部２５とからなる。
筒を半分に縦割りした形状を有する二個の半円筒状部材
２１、２２と、円筒を形成する半円筒状部材２１、２２
の一方の合わせ目２３ａの内側に取り付けられた複数の
ヒンジ２４と、合わせ目２３ａと反対側の合わせ目２３
ｂの中央に設けられた止め部２５とからなる。
【００１６】この構造により、半円筒状部材２１、２２
は、合わせ目２３ａに設けられたヒンジ２４を軸とし
て、合わせ目２３ｂを開閉することができるようになっ
ている。なお、止め部２５は、半円筒状部材２１に取り
付けられた弾性爪と半円筒状部材２２に設けられた凹部
とからなり、半円筒状部材２１、２２を閉じた時は、上
記爪の弾力により止めがねの役目を果たすようになって
いる。
は、合わせ目２３ａに設けられたヒンジ２４を軸とし
て、合わせ目２３ｂを開閉することができるようになっ
ている。なお、止め部２５は、半円筒状部材２１に取り
付けられた弾性爪と半円筒状部材２２に設けられた凹部
とからなり、半円筒状部材２１、２２を閉じた時は、上
記爪の弾力により止めがねの役目を果たすようになって
いる。
【００１７】また、半円筒状部材２１、２２を合わせた
場合、リボン供給スプール１０の駆動端１１と同じ側に
は、リボン巻取りスプール２０の駆動端２６が形成され
るようになっている。この駆動端２６の長さや構造は任
意である。
場合、リボン供給スプール１０の駆動端１１と同じ側に
は、リボン巻取りスプール２０の駆動端２６が形成され
るようになっている。この駆動端２６の長さや構造は任
意である。
【００１８】図１は、このインクリボンユニットの輸送
中の状態を、図２はインクリボンユニットを開けた状態
を、図３は印刷機で使用する時の状態を、夫々、示す。
中の状態を、図２はインクリボンユニットを開けた状態
を、図３は印刷機で使用する時の状態を、夫々、示す。
【００１９】図１に示すような輸送状態から、図２に示
すように、半円筒状部材２１、２２を開いてリボン供給
スプール１０を取り出した後、そのまま半円筒状部材２
１、２２を閉じると、インクリボン１の先端は両面粘着
テープ１２により半円筒状部材２１の内面の合わせ目２
３ｂの近傍に接着されているから、インクリボン１の先
端は合わせ目２３ｂで固定され、図３に示すような状態
になる。
すように、半円筒状部材２１、２２を開いてリボン供給
スプール１０を取り出した後、そのまま半円筒状部材２
１、２２を閉じると、インクリボン１の先端は両面粘着
テープ１２により半円筒状部材２１の内面の合わせ目２
３ｂの近傍に接着されているから、インクリボン１の先
端は合わせ目２３ｂで固定され、図３に示すような状態
になる。
【００２０】このようにして、半円筒状部材２１、２２
は、インクリボン１と接続された中空の円筒を形成し、
リボン巻取りスプール２０に変身する。そこで、リボン
供給スプール１０の駆動端１１とリボン巻取りスプール
２０の駆動端２６とを、印刷機械の各駆動軸に取り付
け、印刷を開始することができる。
は、インクリボン１と接続された中空の円筒を形成し、
リボン巻取りスプール２０に変身する。そこで、リボン
供給スプール１０の駆動端１１とリボン巻取りスプール
２０の駆動端２６とを、印刷機械の各駆動軸に取り付
け、印刷を開始することができる。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るイン
クリボンユニットは、非使用時はリボン供給スプールを
収納するケースとなり、使用時は、リボン巻取りスプー
ルとなる円筒状部材で構成されているから、輸送やスト
ック等の非使用時には、インクリボンはケースにより完
全に保護され、密封された状態で保存状態を良好に維持
させることができると云う効果がある。
クリボンユニットは、非使用時はリボン供給スプールを
収納するケースとなり、使用時は、リボン巻取りスプー
ルとなる円筒状部材で構成されているから、輸送やスト
ック等の非使用時には、インクリボンはケースにより完
全に保護され、密封された状態で保存状態を良好に維持
させることができると云う効果がある。
【００２２】また、リボン供給スプールがリボン巻取り
スプールの中に入るから、荷姿が小さく、しかも、梱包
材が不要であり、従って、輸送費用の節約と省資源効果
がある。
スプールの中に入るから、荷姿が小さく、しかも、梱包
材が不要であり、従って、輸送費用の節約と省資源効果
がある。
【００２３】更に、印刷機で使用する時は、ケースを開
けて、リボン供給スプールを取り出し、ケースを閉める
という簡単な操作で使用状態にすることができると云う
極めて優れた効果を奏する。
けて、リボン供給スプールを取り出し、ケースを閉める
という簡単な操作で使用状態にすることができると云う
極めて優れた効果を奏する。
【図１】本発明に係るインクリボンユニットの輸送時の
外観を示す斜視図である。
外観を示す斜視図である。
【図２】同インクリボンユニットの使用直前の状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図３】同インクリボンユニットの使用時の状態を示す
一部破断斜視図である。
一部破断斜視図である。
【図４】従来のインクリボンユニットの輸送時の状態を
示す説明図である。
示す説明図である。
１ インクリボン １０ リボン供給スプール １２ 両面粘着テープ ２０ リボン巻取りスプール ２１、２２ 半円筒状部材 ２４ ヒンジ ２６ 駆動端
Claims (3)
- 【請求項１】 インクリボンを巻装したリボン供給スプ
ールと、前記インクリボンを巻き取るリボン巻取りスプ
ールとからなるインクリボンユニットであり、前記リボ
ン巻取りスプールは、前記インクリボンを巻装したリボ
ン供給スプールを収納できる２個の開閉自在な半円筒状
部材で形成したことを特徴とするインクリボンユニッ
ト。 - 【請求項２】 前記リボン巻取りスプールの一端部に
は、駆動端を設けたことを特徴とする請求項１に記載の
インクリボンユニット。 - 【請求項３】 前記リボン巻取りスプールに係止したイ
ンクリボンの先端は、前記リボン巻取りスプールの内面
の適宜位置に設けたことを特徴とする請求項１に記載の
インクリボンユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19741895A JPH0939345A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | インクリボンユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19741895A JPH0939345A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | インクリボンユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0939345A true JPH0939345A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16374194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19741895A Pending JPH0939345A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | インクリボンユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0939345A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007151760A (ja) * | 2005-12-02 | 2007-06-21 | Chiaki Matsumoto | 傘袋収納体 |
| JP2021024116A (ja) * | 2019-07-31 | 2021-02-22 | サトーホールディングス株式会社 | インクリボン |
-
1995
- 1995-08-02 JP JP19741895A patent/JPH0939345A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007151760A (ja) * | 2005-12-02 | 2007-06-21 | Chiaki Matsumoto | 傘袋収納体 |
| JP2021024116A (ja) * | 2019-07-31 | 2021-02-22 | サトーホールディングス株式会社 | インクリボン |
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