JPH0939289A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0939289A
JPH0939289A JP19297095A JP19297095A JPH0939289A JP H0939289 A JPH0939289 A JP H0939289A JP 19297095 A JP19297095 A JP 19297095A JP 19297095 A JP19297095 A JP 19297095A JP H0939289 A JPH0939289 A JP H0939289A
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JP
Japan
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image forming
electrode array
forming apparatus
openings
toner
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JP19297095A
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Inventor
Osamu Takagi
修 高木
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 濃度むらが無く、安定した印字が可能な画像
形成装置を実現すること。 【解決手段】 絶縁シート2のアパチャ6とドライバI
C3との間で、下流固定部材上41及び下流固定部材下
42とウレタンゴム5とが絶縁シート2をクランプして
いる。よって、ドライバIC3近傍にしわが発生して
も、下流固定部材上41及び下流固定部材下42とウレ
タンゴム5とによってアパチャ6近傍にはそのしわが及
ばない。また、絶縁シート2のクランプ部はウレタンゴ
ム5、7を介在させてあるため均一なクランプ力となっ
ている。さらに引っ張りバネ9によって絶縁シート2に
張力を付与して絶縁シート2が緩まないように張ってい
る。従って、アパチャ電極体1とトナー担時ローラ14
の当接力も均一になり、濃度ムラの無い画質が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、プロッタ、ファクシミリなどに利用し得る画像形成
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の1つとして、複数
の小さな孔(以下、アパチャと称する)を有したアパチ
ャ電極体に画像信号による駆動信号を印加することによ
り、トナー粒子のアパチャ通過を制御し、通過したトナ
ー粒子により印字用紙等の画像記録媒体上に画像を得る
画像形成装置が、特開平6−155798号公報等にお
いて開示されている。
【0003】このような画像形成装置は、図4に示すよ
うに、アパチャ電極体101を挟んで、トナー担持ロー
ラ114と画像記録媒体120とを対向させ、さらに、
画像記録媒体120の背面に背面電極ローラ122を設
けた構成となっている。また、この画像形成装置100
では、アパチャ電極体101は、図5に示すように、厚
さ25μポリイミド製の絶縁シート102に直径100
μmの複数のアパチャ106が、アパチャ電極体101
の長手方向に一列に形成され、当該アパチャ106の周
囲に厚さ1μm、幅20μmの銅箔からなる制御電極1
04が各々形成されている。このアパチャ電極体101
は、図4に示すように、制御電極104が設けられてい
る面を画像記録媒体120に対向して配置されている。
この画像形成装置100では、制御電極104に制御電
圧印加回路108から画像信号に応じた制御電圧を印加
して、トナー担持ローラ114が担持するトナー116
の飛翔を制御し、画像記録媒体120上に画像を形成し
ている。
【0004】また、図5に示すように従来の絶縁シート
102のクランプ方法は絶縁シート102の両端をそれ
ぞれ下流固定部材上301と下流固定部材下302、上
流固定部材上303と上流固定部材下304で挟み込
み、トナーケース等の本体フレームに接着剤やネジで固
定するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置においては、製造コスト削減のため、各ア
パチャの制御電極に印加する電圧を制御するための制御
回路素子(集積回路素子)のチップをアパチャ電極体の
表面に実装することが考えられるが、薄いフィルム状の
アパチャ電極体に制御回路素子のチップを接着剤にて固
定すると、その箇所のアパチャ電極体の剛性が他の部位
より高くなるため、アパチャ電極体にしわが発生してし
まい、その結果、各アパチャにおけるトナー通過量が不
均一となり画像の濃度むらや画像の歪みが発生して印字
品質が低下するという問題点がある。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、低コストで優れた画像品質と安
定した画像形成が可能な画像形成装置を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の画像形成装置は、複数の開
口部が少なくとも一列並んで配列形成されると共に各開
口部に対応する複数の制御電極を有する電極アレーと、
その電極アレーの開口部に荷電粒子を供給するための荷
電粒子供給手段とを備え、荷電粒子を荷電粒子供給手段
から電極アレーの開口部を貫通して画像記録媒体上に選
択的に飛翔させる画像形成装置において、電極アレー上
に設けられると共に複数の制御電極のそれぞれと接続さ
れ、その複数の制御電極を独立して駆動制御するための
集積回路チップと、開口部と集積回路チップとの間で開
口部の配列方向と同方向に延びるように配置され、電極
アレーを本体フレームに取付けるための第1の取付手段
と、開口部に対する第1の取付手段の反対側に配置さ
れ、電極アレーを前記本体フレームに取付けるための第
2の取付手段とを備えている。従って、集積回路チップ
を設けることによって発生する電極アレーのしわは第1
の取付手段によって開口部付近には到らず、各開口部に
おける荷電粒子通過量を均一にすることができる。
【0008】また、請求項2記載の画像形成装置は、第
1の取付手段が集積回路及び制御電極が配置された電極
アレーの一面と接触する開口部の配列方向と同方向に延
びる板状の弾性部材を含んでいるため、その弾性部材に
より電極アレーを安定且つ均一に保持することができ
る。
【0009】そして、請求項3記載の画像形成装置は、
第1の取付手段が開口部の配列方向と同方向に延びるよ
うに電極アレーの他面に配置されると共に本体フレーム
に取付けられる剛性取付板と、その剛性取付板に電極ア
レーを弾性部材を介して押し付ける剛性取付板と同方向
に延びる剛性押え板とから構成されている。従って、剛
性押え板が弾性部材を介して電極アレーを剛性取付板に
押圧するため、電極アレーの集積回路チップ近傍に発生
するしわが開口部付近に到ることをより強く防止でき
る。
【0010】更に、請求項4記載の画像形成装置は、第
1の取付手段と本体フレームとの間には、電極アレーに
張力を付与するためのバネ部材が配置されているため、
各開口部近傍の電極アレーに均一に張力を付与して、し
わの発生を防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一つの
実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0012】先ず、図1を参照して画像形成装置50の
全体の構成について説明する。
【0013】本発明の実施の形態である画像形成装置5
0は、その右部に荷電粒子供給手段としてのトナー供給
装置10が設けられ、トナー供給装置10の左方には、
トナー流の制御を行う電極アレーとしてのアパチャ電極
体1が設けられている。このアパチャ電極体1の左方に
は、当該アパチャ電極体1と1mmの間隔を保持して背
面電極板22が配設されている。前記アパチャ電極体1
と背面電極板22の間隙には、搬送ローラ19の矢示D
方向の回転によりトナーにより画像が形成される画像記
録媒体20が矢印C方向に挿入搬送される。さらに画像
記録媒体20の搬送方向上には、画像を画像記録媒体2
0に定着させる定着装置26が配設されている。定着装
置26はシリコンゴムを表層に有するプレッシャーロー
ラ26aと内部にハロゲンヒータを有するヒートローラ
26bから構成される熱定着方式である。
【0014】次に、上記画像形成装置50の各部の詳細
を図面を参照して説明する。
【0015】前記トナー供給装置10には図1に示すよ
うに、トナー供給装置10全体のハウジングを兼ねるト
ナーケース11が設けられ、そのトナーケース11内に
は、荷電粒子としてのトナー16が蓄えられており、ま
た、トナー16を担持して前記アパチャ電極体1に搬送
する円筒形のトナー担持ローラ14が矢印B方向に回動
可能にトナーケース11内に支持されている。図1にお
いてトナー担持ローラ14の右斜め下方部には、トナー
ケース11に蓄えらているトナー16を前記トナー担持
ローラ14に給送する円筒形の供給ローラ12が設けら
れ、供給ローラ12とトナー担持ローラ14とは、互い
に平行に配設され、その円筒面の母線を接している。
【0016】また、トナーケース11内において前記ト
ナー担持ローラ14の上方には、トナー担持ローラ14
により担持されるトナー16の量をトナー担持ローラ1
4のローラ面上で均一になるように調整するとともに、
そのトナー16を均一に帯電させるためのトナー層規制
ブレード18が設けられ、当該トナー層規制ブレード1
8はトナー担持ローラ14にその一端を圧接されてい
る。
【0017】次に、アパチャ電極体1について図面を参
照して説明する。
【0018】前記アパチャ電極体1は、図2に示すよう
に厚さ25μmのポリイミド製の絶縁シート2から構成
され、その絶縁シート2には、直径60μmの開口部と
しての複数のアパチャ6がアパチャ電極体1の長手方向
に一列に形成されている。また、そのアパチャ6の周囲
には、厚さ8μmの銅箔からなる制御電極4が各アパチ
ャ6毎に形成されている。更に、アパチャ電極体1の制
御電極4が形成された面には複数の集積回路チップとし
てのドライバIC3が接着剤によって固定されており、
ドライバIC3の各出力端子は各制御電極4にそれぞれ
接続されている。
【0019】また、図2に示すように絶縁シート2のア
パチャ6とドライバIC3との間にはアパチャ6の配列
方向(アパチャ電極体1の長手方向)に延びる剛性取付
板としての下流固定部材下42が設けられ、その下流固
定部材下42に絶縁シート2を弾性部材としてのウレタ
ンゴム5を挟んで剛性押え板としての下流固定部材上4
1がネジ止めされている。よって、これらの下流固定部
材上41及び下流固定部材下42とウレタンゴム5とが
本発明の第1の取付手段を構成している。
【0020】従って、これらの下流固定部材上41及び
下流固定部材下42とウレタンゴム5とがアパチャ6と
ドライバIC3との間で絶縁シート2をクランプするよ
うに構成されていることから、絶縁シート2にドライバ
IC3を接着剤にて固定する際に発生するしわがアパチ
ャ6近傍の絶縁シート2まで到ることを防止できる。ま
た、制御電極4は剛体である下流固定部材上41と直接
接触することなくウレタンゴム5と接触するため、制御
電極4が傷ついたり断線してしまうことがない。更に、
ウレタンゴム5がネジ締め力を分散するため、絶縁シー
ト2のネジ締め付け部の近傍のみならず、ネジとネジの
中間部分も均一な力でクランプできている。
【0021】そして、絶縁シート2のアパチャ6に対す
る下流固定部材上41及び下流固定部材下42の反対側
には、アパチャ6の配列方向(アパチャ電極体1の長手
方向)に延びる上流固定部材下44が設けられ、その上
流固定部材下44に絶縁シート2をウレタンゴム7を挟
んで上流固定部材上43がネジ止めされている。よっ
て、これらの上流固定部材上43及び上流固定部材下4
4とウレタンゴム7とが本発明の第2の取付手段を構成
している。よって、ウレタンゴム5がネジ締め力を分散
するため、絶縁シート2のネジ締め付け部の近傍のみな
らず、ネジとネジの中間部分も均一な力でクランプでき
ている。
【0022】また、アパチャ電極体1をクランプしてい
る上流固定部材下44は、図1に示すようにトナーケー
ス11に固定されている。そして、下流固定部材下42
はバネ部材としての引っ張りバネ9を介してトナーケー
ス11に取り付けられている。従って、このトナーケー
ス11が本発明の本体フレームを構成している。
【0023】この様に下流固定部材下42と上流固定部
材下44とをトナーケース11に取り付けると絶縁シー
ト2はトナー担持ローラ114に押し当てられて絶縁シ
ート2には張力が発生するが、上記両クランプ部がウレ
タンゴム7の作用で、均一にクランプされている為、張
力も均一となる。アパチャ電極体1の張力が均一である
と、アパチャ6とトナー担持ローラ114との接触圧力
も均一になり画像出力の濃度むらも発生しない。
【0024】次に、前記アパチャ電極体1のアパチャ6
とトナー担持ローラ14との位置関係の詳細を説明する
と、図3に示すように、各アパチャ6は各々の中心線3
0がトナー担持ローラ14の周面の最上部分と、トナー
担持ローラ14の中心軸32とを通過するように配置さ
れている。これによれば、各アパチャ6は、トナー担持
ローラ14の周面の最上部分を基準として、左右に均等
に配置されることにより、各アパチャ6を通過するトナ
ー16の分布をアパチャ内の全域で均一にすることがで
きる。また、アパチャ6の壁面とトナー16の飛翔方向
とが平行であるため、安定してトナーを飛翔させること
ができる。
【0025】さらに、アパチャ電極体1自体は、図3に
示すようにトナー担持ローラ14に対して、アパチャ6
を中心として左右に同じ角度だけたわむように圧接され
ている。これにより、アパチャ電極体1とトナー担持ロ
ーラ14との接触面積を大きくすることができるととも
に、アパチャ6の下部周辺を左右均一に圧接することが
できるため、トナーの濃度むらが発生することを極力抑
えることができる。
【0026】次に、各電極の制御装置について説明す
る。図1に示すように、ドライバIC3とトナー担持ロ
ーラ14の間には、データ制御回路8が接続されてい
る。このデータ制御回路8は、図示しない画像信号受信
手段から送られてくる画像信号に基いてドライバIC3
を介して制御電極4に対して−30V、もしくは+30
Vの電圧を印加するように構成されている。尚、図示し
ない画像信号受信手段は、外部のコンピュータや画像読
取装置や画像通信装置等に接続されいる。
【0027】さらに、前記背面電極板22とトナー担持
ローラ14との間には背面電圧印加回路24が接続され
ており、この背面電圧印加回路24は前記背面電極ロー
ラ22に対して+1kVの電圧を印加し得るようになっ
ている。
【0028】次に、上述のように構成される画像形成装
置の動作を図1を参照して説明する。
【0029】供給ローラ12の矢印A方向への回動によ
り、トナーケース11内に蓄えられているトナー16は
トナー担持ローラ14に向けて搬送される。そして、搬
送されてきたトナー16はトナー担持ローラ14に擦り
つけられ、マイナスに帯電してトナー担持ローラ14上
に担持される。トナー担持ローラ14に担持されたトナ
ー16は、トナー担持ローラ14の矢印B方向への回動
とともにトナー担持ローラ16の円筒形のローラ面に担
持されたまま搬送され、トナー層規制ブレード18によ
って薄層化されるとともに帯電を均一化された後、トナ
ー担持ローラ14の矢印B方向への回動によってアパチ
ャ電極体1に向けて搬送される。そして、トナー担持ロ
ーラ14上のトナーはアパチャ電極体1の絶縁シート2
に擦られつつアパチャ6の下に供給される。
【0030】次に画像の形成動作について図1及び図
2、図3を参照して説明する。
【0031】図示しない画像信号受信手段から送られて
来る画像信号に応じて、データ制御回路8は、その画像
部分に対応する制御電極4に+30Vの電圧を印加す
る。その結果、電圧が印加された制御電極4内のアパチ
ャ6には、制御電極4とトナー担持ローラ14の間の電
位差により、制御電極4よりトナー担持ローラ14に向
かう電気力線が形成される。それにより、マイナスに帯
電されたトナーは電位の高い方向に静電力を受け、トナ
ー担持ローラ14上からアパチャ6を通過して制御電極
4側に引き出される。引き出されたトナー16は、背面
電圧印加回路24が背面電極板22に印加している+1
kVの電圧によって画像記録媒体20とアパチャ電極体
1との間に形成される電界により、画像記録媒体20に
向かって飛翔し、画像記録媒体20上に堆積して画素を
形成する。
【0032】前述した通り、絶縁シート2のドライバI
C3近傍にしわが発生しても、下流固定部材上41及び
下流固定部材下42とウレタンゴム5とによってアパチ
ャ6近傍にはそのしわが及ばず、また、絶縁シート2の
クランプ部はウレタンゴム5、7を介在させてあるため
均一なクランプ力となっている。さらに引っ張りバネ9
によって絶縁シート2に張力を付与して絶縁シート2が
緩まないように張っている。従って、アパチャ電極体1
とトナー担時ローラ14の当接力も均一になり、濃度ム
ラの無い画質が得られる。
【0033】また、非画像部分に対応する制御電極4に
は、データ制御回路8から−30Vの電圧が印加される
ため、トナー担持ローラ14と制御電極4との間には電
界が形成されずトナー担持ローラ14上のトナー16は
静電力を受けない上、前記ヒータ15を通電してゴム膜
7によってアパチャが封鎖される。その結果、機械的な
力で誤ってトナーがアパチャ6を通過しない。従って、
画像記録媒体20上の当該制御電極4に対向する部分に
は、画素が形成されない。
【0034】ここで、画像記録媒体20は、その面上に
トナー16により1列の画素が形成されると、次に、図
示しない搬送手段により、アパチャ6列と垂直の方向に
1画素分搬送される。そして、上記の画像形成のプロセ
スを繰り返すことにより画像記録媒体20の全面にトナ
ー像が形成される。その後、形成されたトナー像は、図
示しない搬送装置によって定着装置26に搬送され、定
着装置26によって画像記録媒体20上に定着される。
尚、定着装置26は、加熱定着方式や圧力定着方式のい
ずれのタイプのものでもよい。
【0035】また、本実施の形態の画像形成装置50で
は、アパチャ電極体1の絶縁性シート2はトナー担持ロ
ーラ14側に向けられているので、トナー供給系の不具
合でトナー担持ローラ14上にトナー16が存在しない
場合でも、制御電極4とトナー担持ローラ14が直接接
触して電気的に短絡し、データ制御回路8を壊すことは
ない。
【0036】尚、本発明は、以上詳述した実施の形態に
限定されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲に
おいて、種々の変更を加えることが可能である。
【0037】例えば、上記形態では弾性体7はウレタン
を使用しているが、ウレタンにこだわらずゴム弾性体、
シリコン、樹脂などを使用してもよい。
【0038】また、上記形態においては、トナー流制御
手段としてアパチャ電極体を用いたが、例えば、米国特
許第5036341号の明細書に記載されるような編目
状の電極体を用いることも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の請求項1記載の画像形成装置は、電極アレーに
設けられた開口部と集積回路チップとの間に第1の取付
手段を配置したため、集積回路チップを設けることによ
って発生する電極アレーのしわが開口部付近に及ぶこと
を防止し、各開口部における荷電粒子通過量を均一にす
ることができる。従って、濃度むらが無く安定した画像
形成を行うことができる。
【0040】また、請求項2記載の画像形成装置は、第
1の取付手段が集積回路及び制御電極が配置された電極
アレーの一面と接触する開口部の配列方向と同方向に延
びる板状の弾性部材を含んでいるため、その弾性部材に
より電極アレーを安定且つ均一に保持することができ、
その結果、濃度むらが無く安定した画像形成を行うこと
ができる。
【0041】そして、請求項3記載の画像形成装置は、
剛性押え板が弾性部材を介して電極アレーを剛性取付板
に押圧するため、電極アレーの集積回路チップ近傍に発
生するしわが開口部付近に到ることをより強く防止でき
る。従って、濃度むらが無く安定した画像形成を行うこ
とができる。
【0042】更に、請求項4記載の画像形成装置は、バ
ネ手段を介して電極アレーが本体フレームに取り付けら
れているため、バネ部材が各開口部近傍の電極アレーに
均一に張力を付与して、しわの発生を防止することがで
きる。よって、濃度むらが無く安定した画像形成を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態である画像形成装置
の内部構成を示した正面図である。
【図2】上記画像形成装置に用いられるアパチャ電極体
の構成を示す斜視図である。
【図3】上記画像形成装置に用いられるアパチャ電極体
とトナー担持ローラとの位置関係を示す正面図である。
【図4】従来技術の画像形成装置の構成を示した正面図
である。
【図5】従来技術の画像形成装置に用いられるアパチャ
電極体の構成を示す斜視面図である。
【符号の説明】
1 アパチャ電極体 2 絶縁性シート 3 ドライバIC 4 制御電極 5 ウレタンゴム 6 アパチャ 7 ウレタンゴム 9 引っ張りバネ 11 トナーケース 14 トナー担持ローラ 16 トナー 20 画像記録媒体 41 下流固定部材上 42 下流固定部材下 43 上流固定部材上 44 上流固定部材下

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の開口部が少なくとも一列並んで配
    列形成されると共に各開口部に対応する複数の制御電極
    を有する電極アレーと、その電極アレーの開口部に荷電
    粒子を供給するための荷電粒子供給手段とを備え、荷電
    粒子を荷電粒子供給手段から電極アレーの開口部を貫通
    して画像記録媒体上に選択的に飛翔させる画像形成装置
    において、 前記電極アレー上に設けられると共に前記複数の制御電
    極のそれぞれと接続され、その複数の制御電極を独立し
    て駆動制御するための集積回路チップと、 前記開口部と前記集積回路チップとの間で開口部の配列
    方向と同方向に延びるように配置され、前記電極アレー
    を本体フレームに取付けるための第1の取付手段と、 前記開口部に対する前記第1の取付手段の反対側に配置
    され、前記電極アレーを前記本体フレームに取付けるた
    めの第2の取付手段とを備えたことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の取付手段は、前記集積回路及
    び制御電極が配置された前記電極アレーの一面と接触す
    る開口部の配列方向と同方向に延びる板状の弾性部材を
    含んでいることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1の取付手段は、前記開口部の配
    列方向と同方向に延びるように前記電極アレーの他面に
    配置されると共に前記本体フレームに取付けられる剛性
    取付板と、その剛性取付板に電極アレーを前記弾性部材
    を介して押し付ける剛性取付板と同方向に延びる剛性押
    え板とから構成されていることを特徴とする請求項2記
    載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の取付手段と前記本体フレーム
    との間には、前記電極アレーに張力を付与するためのバ
    ネ部材が配置されていることを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
JP19297095A 1995-06-09 1995-07-28 画像形成装置 Pending JPH0939289A (ja)

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JP19297095A JPH0939289A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 画像形成装置
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JP19297095A JPH0939289A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 画像形成装置

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JPH0939289A true JPH0939289A (ja) 1997-02-10

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ID=16300080

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000044566A1 (fr) * 1999-01-28 2000-08-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif formant des images, appareil et procede utiles pour le fabriquer

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