JPH0933840A - 走査光学装置 - Google Patents

走査光学装置

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JPH0933840A
JPH0933840A JP20783595A JP20783595A JPH0933840A JP H0933840 A JPH0933840 A JP H0933840A JP 20783595 A JP20783595 A JP 20783595A JP 20783595 A JP20783595 A JP 20783595A JP H0933840 A JPH0933840 A JP H0933840A
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optical
optical element
lens
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Manabu Kato
加藤  学
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単レンズから成るfθレンズを使用し被走査
面上でのピントずれ、ピッチずれを少なくする。 【構成】 光源11の出射方向にはコリメータレンズ1
2、絞り13、シリンドリカルレンズ14、光偏向器1
5が配置され、光偏向器15による偏向方向にはfθ特
性を有する結像光学系であるfθレンズ16、感光ドラ
ム等の被走査面17が設けられている。fθレンズ16
は線膨張係数の大きいPC製の保持部材21上に固定さ
れ、保持部材21は偏向器15の近傍で光源11、コリ
メータレンズ12等の支持部材である光学箱22に固定
されている。光学箱22はガラス繊維入りの材料により
モールド成形されており、保持部材21と比較してその
線膨張係数は非常に小さい。装置の温度上昇に伴う副走
査方向のピントずれは、保持部材21が伸びることによ
って、その上に配置されたfθレンズ16が移動し、実
用上問題のないレベルまで補正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源から出射した
光束を偏向素子で偏向させ、fθ特性を持つ結像素子を
介して被走査面上を光走査して画像情報を記録するよう
にし、例えば電子写真プロセスを有するレーザービーム
プリンタやデジタル複写機等の装置に好適に使用し得る
走査光学装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からレーザービームプリンタ(LB
P)等の走査光学装置においては、画像信号に応じて光
源手段から出射した光束を光変調している。そして、光
変調された光束を例えばポリゴンミラーから成る光偏向
器により周期的に偏向し、fθ特性を有する結像光学系
によって感光性を有する記録媒体面上にスポット状に集
束させて光走査し画像記録を行っている。
【0003】図5は従来の走査光学装置の主走査方向の
断面図である。光源1から放射した発散光束はコリメー
ターレンズ2により略平行光となり、絞り3によって光
束を制限してシリンドリカルレンズ4に入射する。シリ
ンドリカルレンズ4に入射した平行光束のうち、主走査
面内においてはそのままの状態で出射し、副走査面内に
おいては集束してポリゴンミラーから成る光偏向器5の
反射面にほぼ線像として結像する。光偏向器5の反射面
で反射偏向された光束は、fθ特性を有する結像光学系
であるfθレンズ6を介して被走査面7に導光される。
そして、光偏向器5を矢印方向に回転させることによっ
て被走査面7上を走査する。
【0004】このような走査光学装置は、被走査面の全
域に渡って像面湾曲が補正されスポットが揃っているこ
と、入射光の角度と像高が比例関係となるfθ特性を持
っていることが必要である。このような特性を満たす走
査光学装置又はその補正光学系は数多く考案されてい
る。
【0005】一方、レーザービームプリンタやデジタル
複写機の小型化、低価格化に伴い、走査光学装置も同様
のことが求められている。これらを両立させるものとし
て、従来から複数のガラスレンズを組み合わせて構成し
てきたfθレンズを、非球面形状の単玉レンズとした提
案が幾つか知られている。これらの単玉fθレンズは非
球面を使用するためその形状が複雑であり、現在ではそ
の多くがプラスチック材料を使用しモールド成形により
製造されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらプラスチ
ック材料は周囲の温度変化に伴って屈折率が変動するた
め、装置内の温度変化に伴って被走査面のピントがず
れ、例えば従来例の走査光学装置の諸量を、fθレンズ
と被走査面間の距離Skを112、fθレンズの一面の曲
率半径r1を18.954、他面の曲率半径r2を−18.
170、中心厚dを6.0、屈折率nを1.519、線
膨張係数dnを1.2×10-4とすると、25度の温度上
昇による副走査方向のピントずれ量dSは3.69とな
り、高精細な走査光学装置において問題となる。また、
偏向素子面と被走査面間を光学的共役にした面倒れ補正
走査光学装置では、倒れ補正が悪化しピッチむらが大き
くなり、画像品位の低下を招いている。
【0007】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
fθ特性を有する低価格な結像手段を使用して高精度の
性能が得られる走査光学装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1発明に係る走査光学装置は、光源と、該光源から
出射した光束を変換する第1の光学素子と、光束を主走
査方向に長い線像に変換する第2の光学素子と、光束を
偏向走査する偏向素子と、該偏向素子により偏向した光
束を被走査面上にスポット状に結像しfθ特性を有する
第3の光学素子とを具備する光学系において、単レンズ
から成る前記第3の光学素子を前記偏向素子と被走査面
間の前記偏向素子の近傍に配置し、前記第3の光学素子
を前記光学系の温度上昇に伴い光軸に沿って被走査面側
に移動させて、前記光学系の温度上昇による前記被走査
面上でのピントずれ、ピッチむらを補償する手段を有す
ることを特徴とする。
【0009】また、第2発明に係る走査光学装置は、光
源と、該光源から出射した光束を変換する第1の光学素
子と、光束を主走査方向に長い線像に変換する第2の光
学素子と、光束を偏向走査する偏向素子と、該偏向素子
により偏向した光束を被走査面上にスポット状に結像し
fθ特性を有する第3の光学素子と、前記第3の光学素
子の近傍の温度を測定する温度センサと、前記第3の光
学素子を光軸に沿って移動させるモータとを具備する光
学系において、単レンズから成る前記第3の光学素子を
前記偏向素子と被走査面間の前記偏向器素子の近傍に配
置し、前記温度センサが前記光学系の温度を検知し、こ
の検知信号に伴って前記モータにより前記第3の光学素
子を光軸に沿って移動し、前記光学系の温度上昇による
被走査面上でのピントずれ、ピッチむらを補償する手段
を有することを特徴とする。
【0010】上述の構成を有する本発明の走査光学装置
は、光学系の温度上昇に伴ってfθ特性を有する第3の
光学素子を移動して被走査面上でのピントずれ、ピッチ
むらの少なくする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図4に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1は第1の実施例の走
査光学装置の主走査方向の断面図である。11は例えば
半導体レーザー光源から成る光源であり、この光源11
の出射方向にはコリメータレンズ12、絞り13、シリ
ンドリカルレンズ14、モータにより回転駆動されるポ
リゴンミラーから成る光偏向器15が配置され、光偏向
器15による偏向方向にはfθ特性を有する結像光学系
であるfθレンズ16、感光ドラム等の被走査面17が
設けられている。
【0012】光源11から出射した発散光束は、コリメ
ーターレンズ12によって略平行光に変換される。この
光束は絞り13によって光量を制限されシリンドリカル
レンズ14に入射する。このうち、主走査方向の光束は
そのまま光偏向器15に入射するが、副走査方向の光束
は集束して光偏向器15のミラー面付近に結像される。
従って、光偏向器15に入射する光束は主走査方向に長
い線像となる。光偏向器15に入射した光束は、モータ
による光偏向器15の矢印方向の回動によって偏向走査
される。
【0013】光偏向器15により偏向された光束は、f
θ特性を有するfθレンズ16に入射される。このfθ
レンズ16は主走査方向と副走査方向に異なる屈折力を
持っており、光偏向器からの偏向光束を被走査面17に
結像させると共に、ミラー面の倒れを補正している。f
θレンズ16に入射した光束は、fθレンズ16により
被走査面17上に結像して、被走査面17上を光スポッ
トにより光走査する。
【0014】本実施例では、fθレンズ16の形状を主
走査方向は10次までの関数で表す非球面形状とし、副
走査方向は像高方向に連続に変化する球面としている。
その形状は例えばfθレンズ16と光軸との交点を原点
とし、光軸方向をX軸、主走査面内において光軸と直交
する軸をY軸、副走査面内において光軸と直交する軸を
Z軸としたとき、fθレンズ16の主走査方向と対応す
る母線方向の非球面関数を次式とする。 X=(Y2 /R)/[1+{1−(1+K)・(Y/
R)2}1/2]+B4Y4 +B6Y6 +B8Y8 +B10 Y10 ただし、Rは曲率半径、K、B4、B6、B8、B10 は非球面
係数である。
【0015】また、副走査方向(光軸を含む主走査方向
に直交する方向)と対応する子線方向の非球面関数を次
式とする。 S=(Z2 /r')/[1+{1−(Z2 /r')2}1/2
【0016】ここで、r’=r(1+D2Y2 +D4Y4
D6Y6 +D8Y8 +D10 Y10)とする。ただし、rは曲率
半径、D2、D4、D6、D8、D10 は非球面係数である。
【0017】図2は偏向器15から被走査面17までの
副走査方向の断面図である。平面Hはfθレンズ16の
前側主平面、平面H’は後側主平面であり、偏向器15
面から前側主平面Hまでの距離をSo、後側主平面H’か
ら被走査面17までの距離をSkと定義する。
【0018】ここで、fθレンズ16の温度上昇による
屈折率変化に伴う副走査方向のピント移動を、fθレン
ズ16を光軸に沿って被走査面17の方向にdLだけ移動
させることにより補正することを考える。
【0019】fθレンズ16の屈折率が単位温度当りdn
だけ変化したときのピントずれdSは、fθレンズ16の
屈折力の変化dφを介して、 dφ=dn・[(1/r1)−(1/r2)+{(n2 −1)/n
2}・{d/(r1・r2)}] dS=−Sk2 ・dφ =−Sk2 ・dn・[(1/r1)−(1/r2)+{(n2 −1)
/n2}・{d/(r1・r2)}] と表すことができる。ただし、r1はfθレンズ16の副
走査方向の第1面の曲率半径、r2は第2面の曲率半径、
nは屈折力、dはfθレンズ16の中心厚である。
【0020】一方、fθレンズ16を光軸に沿って被走
査面方向に単位温度当りdLだけ移動させたときのピント
ずれ量dS’は、 1/So+1/Sk=1/(So+dL)+1/(Sk+dS') dS’=−(Sk/So)2・dL となる。
【0021】ピント移動をfθレンズ16の移動により
補正するためには、 dS=−dS’ −Sk2 ・dn・[(1/r1)−(1/r2)+{(n2 −1)/
2}・{d/(r1・r2)}] =(Sk/So)2・dL dL=−So2 ・dn・[(1/r1)−(1/r2)+{(n2
1)/n2}・{d/(r1・r2)}] となるように、fθレンズ16の単位温度当りの移動量
を設定すればよい。
【0022】以上の考察は等式で展開したが、実際の走
査光学装置ではこのように完全に補正する必要はなく、 0.5≦−(dn/dL)・So2 ・[(1/r1)−(1/r2)
+{(n2 −1)/n2}・{d/(r1・r2)}] ≦2.0 を満足するような範囲で諸量を設定すれば、実用上問題
のないレベルでピントを補正することが可能である。
【0023】即ち、上記条件式が1に等しい場合には完
全にピントの補正が行えるが、条件式の範囲が0.5以
上、2.0以下であれば、実用上ピントのずれは問題と
ならない。
【0024】また、fθレンズ16を移動させたときの
主走査方向のピントずれや、倍率誤差(fθ特性、部分
倍率)の変化は微少である。このような手段でピントを
補正すれば、偏向器15と被走査面17間の共役関係は
保たれるため面倒れ補正機能も悪化せず、ピッチむらが
良好に補正できることは云うまでもない。
【0025】表1は第1の実施例における光学配置、f
θレンズの非球面係数を示している。 表1 走査光学装置設計例 使用波長 λ(nm) 780 fθレンズの屈折力 n 1.519 光偏向器への入射角 θi -90 光偏向器の最大出射角 θmax 45 光偏向器−fθレンズ e 20 fθレンズの中心厚 d 6 fθレンズ−被走査面 Sk 111 fθ係数 f 136 コリメータレンズの収束度 (光偏向器−自然収束点)fc 332.0 fθレンズ 主走査方向 第1面 第2面 R 1.8462・101 1.9374・101 Ke -6.2912・100 -7.2707・100 B4e -1.2135・10-5 -1.2926・10-5 B6e -1.375・10-10 4.5681・10-9 B8e 2.441・10-12 -2.7589・10-12 B10e -4.7942・10-18 7.9836・10-17 Ks -6.1867・100 -7.1728・100 B4s -1.0029・10-5 -1.1219・10-5 B6s -3.4096・10-10 3.5881・10-9 B8s 1.6494・10-12 -2.1479・10-12 B10s 5.6642・10-18 7.8312・10-17 fθレンズ 副走査方向 第1面 第2面 r 1.8954・101 -1.8122・101 D2e 0.0000・100 8.7545・10-3 D4e 0.0000・100 -6.4934・10-6 D6e 0.0000・100 5.1317・10-8 D8e 0.0000・100 -1.3183・10-10 D10e 0.0000・100 9.2216・10-14 D2s 0.0000・100 8.0357・10-3 D4s 0.0000・100 -4.7476・10-6 D6s 0.0000・100 3.7119・10-8 D8e 0.0000・100 -8.9794・10-11 D10s 0.0000・100 5.7113・10-14
【0026】なお、fθレンズ形状で添字sは偏向器1
5側、添字eは被走査面17側を示す。
【0027】ここで、fθレンズ16は線膨張係数の大
きいPC製の保持部材21上に固定され、保持部材21
は偏向器15の近傍で光源11、コリメータレンズ12
等の支持部材である光学箱22に固定されている。光学
箱22はガラス繊維入りの材料によりモールド成形され
ており、保持部材21と比較してその線膨張係数は非常
に小さい。
【0028】例えば、保持部材21の線膨張係数を8.
0×10-5、保持部材21のfθレンズ16の取付部か
ら光学箱22との結合部までの光軸方向の距離を50と
すると、保持部材21の単位温度当りの伸び量、つまり
fθレンズ16の光軸方向の移動量dLは4.0×10-3
となる。また、fθレンズ16のプラスチック材料の単
位温度当りの屈折率変化dnは1.2×10-4とすると、 −(dn/dL)・So2 ・[(1/r1)−(1/r2)+{(n2
−1)/n2}・{d/(r1・r2)}] =1.98 となり、装置の温度上昇に伴う副走査方向のピントずれ
は、保持部材21が伸びることによって、その上に配置
されたfθレンズ16が移動し、実用上問題のないレベ
ルまで補正される。
【0029】図3は走査光学装置の温度が25度上昇し
たときの副走査方向のピント面を示すグラフ図であり、
実線は通常の温度上昇がない場合のピント面、点線は本
実施例における補正を行ったときのピント面、一点鎖線
は補正を行わなかったときのピント面である。
【0030】この図3から判断できるように、プラスチ
ック材料の温度上昇に伴う屈折率変化によるピント面移
動、面倒れ補正機能の悪化を補正することが可能であ
り、高精細印字に適した小型で安価な走査光学装置の提
供を可能にする。更に本実施例では、補正手段となるf
θレンズ16の移動を、保持部材21の温度膨張を利用
して行うため、コスト増が少なく、かつ補正を容易にす
る。
【0031】図4は第2の実施例の走査光学装置におけ
るfθレンズ16の取付部の主走査方向の断面図であ
る。この第2の実施例において第1の実施例と異なる点
は、fθレンズ16の光軸方向の移動を保持部材の膨張
又は収縮により行うのではなく、fθレンズ16の保持
部材23は光学箱22に取り付けたモータ24により移
動するようになっている。そして、光学箱22上には温
度センサ25が設けられており、温度センサ25の出力
は演算部26を介してモータ24に接続されている。
【0032】温度センサ25は光学系の温度を検知し演
算部26に信号を送ると、演算部26はこの信号からf
θレンズ16の光軸方向の移動量を算出しモータ24に
伝達する。モータ24はこの信号により保持部材21を
移動させて、fθレンズ16の位置を調整する。
【0033】このような方法により、第1の実施例と同
様に温度上昇による走査光学系のピント移動、ピッチむ
らを補正することができる。また、この第2の実施例に
おける方法は第1の実施例よりも構造が複雑になるもの
の、より精度の高い補正を行うことが可能であり、更に
高精細な印字を行う場合に有効である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る走査光
学装置は、単レンズから成り、fθ特性を有する第3の
光学素子を偏向器の近傍に配置し、装置の温度上昇に伴
い第3の光学素子を光軸に沿って被走査面側に移動する
ように構成し、更に温度上昇に伴う第3の光学素子の移
動量を、第3の光学素子の曲率半径、偏向素子から副走
査方向の主平面までの距離等で最適化することによっ
て、温度上昇による被走査面上でのピントずれ、ピッチ
むらの少ない高品位、低価格を実現することを可能にす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の走査光学装置の主走査方向の断
面図である。
【図2】偏向器から被走査面までの副走査方向の断面図
である。
【図3】温度上昇におけるピント面の変化のグラフ図で
ある。
【図4】第2の実施例におけるfθレンズの取付部の主
走査方向の断面図である。
【図5】従来例の主走査方向の断面図である。
【符号の説明】
11 光源 12 コリメータレンズ 13 絞り 14 シリンドリカルレンズ 15 光偏向器 16 fθレンズ 17 被走査面 21、23 保持部材 22 光学箱 24 モータ 25 温度センサ 26 演算部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、該光源から出射した光束を変換
    する第1の光学素子と、光束を主走査方向に長い線像に
    変換する第2の光学素子と、光束を偏向走査する偏向素
    子と、該偏向素子により偏向した光束を被走査面上にス
    ポット状に結像しfθ特性を有する第3の光学素子とを
    具備する光学系において、単レンズから成る前記第3の
    光学素子を前記偏向素子と被走査面間の前記偏向素子の
    近傍に配置し、前記第3の光学素子を前記光学系の温度
    上昇に伴い光軸に沿って被走査面側に移動させて、前記
    光学系の温度上昇による前記被走査面上でのピントず
    れ、ピッチむらを補償する手段を有することを特徴とす
    る走査光学装置。
  2. 【請求項2】 dnを第3の光学素子の材料の単位温度当
    りの屈折率変化、r1、r2を第3の光学素子の副走査方向
    の各面の曲率半径、dを第3の光学素子の中心厚、Soを
    偏向素子の偏向面から第3の光学素子の副走査方向の前
    側主平面までの距離としたとき、前記第3の光学素子の
    単位温度当りの光軸方向への移動量dLが、 0.5≦−(dn/dL)・So2 ・[(1/r1)−(1/r2)
    +{(n2 −1)/n2}・{d/(r1・r2)}] ≦2.0 を満たすようにした請求項1に記載の走査光学装置。
  3. 【請求項3】 前記第3の光学素子はプラスチック成型
    により製作したレンズとした請求項1に記載の走査光学
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第3の光学素子は前記第2の光学素
    子、前記偏向素子を支持する光学箱とは別の保持部材で
    支持し、前記光学箱、保持部材を前記第3の光学素子に
    より前記偏向素子側で結合し、前記光学箱、保持部材の
    線膨張係数の違いによって前記第3の光学素子を移動さ
    せるようにした請求項1に記載の走査光学装置。
  5. 【請求項5】 光源と、該光源から出射した光束を変換
    する第1の光学素子と、光束を主走査方向に長い線像に
    変換する第2の光学素子と、光束を偏向走査する偏向素
    子と、該偏向素子により偏向した光束を被走査面上にス
    ポット状に結像しfθ特性を有する第3の光学素子と、
    前記第3の光学素子の近傍の温度を測定する温度センサ
    と、前記第3の光学素子を光軸に沿って移動させるモー
    タとを具備する光学系において、単レンズから成る前記
    第3の光学素子を前記偏向素子と被走査面間の前記偏向
    器素子の近傍に配置し、前記温度センサが前記光学系の
    温度を検知し、この検知信号に伴って前記モータにより
    前記第3の光学素子を光軸に沿って移動し、前記光学系
    の温度上昇による被走査面上でのピントずれ、ピッチむ
    らを補償する手段を有することを特徴とする走査光学装
    置。
  6. 【請求項6】 dnを第3の光学素子の材料の単位温度当
    りの屈折率変化、r1、r2を第3の光学素子の副走査方向
    の各面の曲率半径、dを第3の光学素子の中心厚、Soを
    偏向素子の偏向面から第3の光学素子の副走査方向の前
    側主平面までの距離としたとき、前記第3の光学素子の
    単位温度当りの光軸方向への移動量dLが、 0.5≦−(dn/dL)・So2 ・[(1/r1)−(1/r2)
    +{(n2 −1)/n2}・{d/(r1・r2)}] ≦2.0 を満たすようにした請求項5に記載の走査光学装置。
  7. 【請求項7】 前記第3の光学素子はプラスチック成型
    により製作したレンズとした請求項5に記載の走査光学
    装置。
JP20783595A 1995-07-21 1995-07-21 走査光学装置 Pending JPH0933840A (ja)

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JP20783595A JPH0933840A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 走査光学装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6466246B2 (en) * 1998-12-22 2002-10-15 Canon Kabushiki Kaisha Color image forming apparatus
JP2016033598A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 キヤノン株式会社 走査光学装置及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6466246B2 (en) * 1998-12-22 2002-10-15 Canon Kabushiki Kaisha Color image forming apparatus
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