JPH09324491A - 建築構造用複合パネル材 - Google Patents

建築構造用複合パネル材

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JPH09324491A
JPH09324491A JP8144135A JP14413596A JPH09324491A JP H09324491 A JPH09324491 A JP H09324491A JP 8144135 A JP8144135 A JP 8144135A JP 14413596 A JP14413596 A JP 14413596A JP H09324491 A JPH09324491 A JP H09324491A
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JP
Japan
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lath
inorganic
composite panel
resin foam
foam layer
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JP8144135A
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English (en)
Inventor
Tamotsu Kawai
合 保 河
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断熱性及び壁倍率強度、曲げ強度などの構造
強度に優れるとともに、その厚さ、重量が低減して、パ
ネル工法における取り扱いなどに便利で、雨水、結露な
どによって膨潤して腐蝕することがなく、しかも、白ア
リによってパネル材が蝕まれることなく、構造強度、断
熱性、ならびに外観などが損なわれない建築構造用複合
パネル材を提供する。 【解決手段】 芯材を構成する樹脂発泡体層の少なくと
も片面に補強材として機能するラス12を接合一体化
し、該ラス接合面である樹脂発泡体層の片面に無機質板
14を、接着剤にて固着、又は接合一体化するととも
に、樹脂発泡体層の他面に無機質板15もしくは木質板
を、接着剤にて固着、又は接合一体化した建築構造用複
合パネル材10である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パネル工法によっ
て構築される住宅、農業用畜舎などの建築物の内外壁、
床及び天井などを構成する建築構造用の建築構造用複合
パネル材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、軸組工法などの在来工法にお
いて、住宅施工の際には、発泡ポリスチレン、発泡ポリ
ウレタン、発泡ポリプロピレンなどの樹脂発泡材料から
なる断熱材、石膏ボードなどの断熱材を内装材に用いた
り、サイジングボードなどの外装材の内側に断熱材を配
設して、住宅内部の気密性、断熱性を高めることが行わ
れている。
【0003】しかしながら、昨今では、住宅施工作業の
工程簡略化、コストの低減を図るために、図13に示し
たように、樹脂発泡材料からなる芯材である断熱材20
2の両面に合板などの圧縮構造木質材からなる板材20
4を接合した複合パネル材200が実用化されている。
すなわち、パネル材の両面の板材に所定の強度をもたせ
て、従来必要であった柱、根太、筋交いなどの構造部材
を使用せずに、壁面、床面などを構築することが可能な
いわゆるパネル工法が採用され始めている。
【0004】このような工法の一例として、図14に示
したような工法が用いられている。すなわち、この工法
では、基礎100の上に複合パネル材からなる床材10
1を配置し、床材101の上に下枠102を固定し、複
数枚用意した複合パネル材103を、相互に図示しない
接合部を介して結合しながら、複合パネル材103の下
端に形成した結合凹部(図示せず)を介して下枠102
上に固定して配置し、複合パネル材103の上部に形成
した上枠用凹部105に上枠104を差し渡して構築す
る方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
複合パネル材では、芯材として樹脂発泡材料を用いてい
るので、断熱性には優れるものの、パネル工法に用いる
には、構造強度の目安とされる壁倍率強度、曲げ強度に
おいて、構造強度的には、まだまだ満足できるものでは
なかった。従って、従来の複合パネル材では、その壁倍
率強度、曲げ強度を向上しようとすれば、両面の板材の
厚さを厚くしなければならず、その結果、複合パネル材
が、嵩張り、重量も重くなるので、パネル工法に用いる
際に、取り扱いに不便であった。また、建築物の設計上
も制約されることになるので、居住空間などが狭くなっ
てしまい好ましくなかった。
【0006】また、合板などの圧縮構造木質材からなる
板材を断熱材の両面に接合してあるので、例えば、雨
水、結露などによって、板材が膨潤して腐蝕して、強度
的に弱くなってしまい好ましくなく、また、複合パネル
材に反りが発生して構造強度、断熱性、ならびに外観な
どを損なうこととなってしまい問題があった。
【0007】さらに、このような複合パネル材では、表
面、特に外壁側表面に板材である圧縮構造木質材が存在
することになるので、板材を白アリが蝕んでしまうこと
があり、複合パネル材の構造強度、断熱性、ならびに外
観などを損なうこととなってしまい問題があった。
【0008】本発明は、このような現状に鑑みて、断熱
性及び壁倍率強度、曲げ強度などの構造強度に優れると
ともに、その厚さ、重量が低減して、パネル工法におけ
る取り扱いなどに便利で、建築設計上も何ら制約される
ことのない建築構造用複合パネル材を提供することを目
的とする。
【0009】また、本発明は、雨水、結露などによって
膨潤して腐蝕することがなく、その構造強度、断熱性、
ならびに外観などを損なうことのない建築構造用複合パ
ネル材を提供することを目的とする。
【0010】さらに、本発明は、白アリによってパネル
材が蝕まれることがなく、構造強度、断熱性、ならびに
外観などを損なうことのない建築構造用複合パネル材を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述したよう
な従来技術における課題及び目的を達成するために発明
なされたものであって、本発明の建築構造用複合パネル
材は、樹脂発泡体層の片面にラスを介して、無機質硬化
性材料からなる無機質板を接合一体化するとともに、前
記樹脂発泡体層の他面に接着剤を介して、無機質硬化性
材料からなる無機質板もしくは木質板を固着したことを
特徴とする。
【0012】また、本発明の建築構造用複合パネル材
は、樹脂発泡体層の片面にラスを介して、無機質硬化性
材料からなる無機質板を接合一体化するとともに、前記
樹脂発泡体層の他面にラスを接合一体化するとともに、
該ラス接合面に、接着剤を介して、無機質硬化性材料か
らなる無機質板もしくは木質板を固着したことを特徴と
する。
【0013】さらに、本発明の建築構造用複合パネル材
は、樹脂発泡体層の片面にラスを接合一体化するととも
に、該ラス接合面に、接着剤を介して、無機質硬化性材
料からなる無機質板を固着するとともに、前記樹脂発泡
体層の他面に接着剤を介して、無機質硬化性材料からな
る無機質板もしくは木質板を固着したことを特徴とす
る。
【0014】また、本発明の建築構造用複合パネル材
は、樹脂発泡体層の片面にラスを接合一体化するととも
に、該ラス接合面に、接着剤を介して、無機質硬化性材
料からなる無機質板を固着するとともに、前記樹脂発泡
体層の他面にラスを接合一体化するとともに、該ラス接
合面に、接着剤を介して、無機質硬化性材料からなる無
機質板もしくは木質板を固着したことを特徴とする。
【0015】さらに、本発明の建築構造用複合パネル材
は、樹脂発泡体層の片面にラスを接合一体化するととも
に、該ラス接合面に、無機質硬化性材料からなる無機質
板を固着するとともに、前記樹脂発泡体層の他面にラス
を接合一体化するとともに、該ラス接合面に、無機質硬
化性材料からなる無機質板を接合一体化したことを特徴
とする。
【0016】すなわち、本発明の建築構造用複合パネル
材は、芯材を構成する樹脂発泡体層の少なくとも片面に
ラスを接合一体化し、該ラス接合面である樹脂発泡体層
の片面に無機質板を、接着剤にて固着、又は接合一体化
するとともに、樹脂発泡体層の他面に無機質硬化性材料
からなる無機質板もしくは木質板を、接着剤にて固着、
又は接合一体化した構成である。
【0017】従って、樹脂発泡体の有する断熱性、軽量
性を利用するとともに、ラスが補強材として機能するこ
とによって、無機質硬化性材料からなる無機質板もしく
は木質板の有する機械的強度と相俟って、複合パネル材
全体の壁倍率強度、引張り強度、曲げ強度などの機械的
強度が増大し、それ自体で過重負担が可能な自立性を有
し、強度的にも極めて優れた壁、床材などのパネル工法
に用いる建築用複合パネル材を提供することができる。
【0018】特に、樹脂発泡体層の両面にラスを接合一
体化するとともに、該ラス接合面に無機質板もしくは木
質板を固着又は接合一体化した構成の建築用複合パネル
材では、両方向の曲げに強く、壁倍率強度、引張り強
度、曲げ強度などの機械的強度がより一層増大する。
【0019】また、本発明の建築構造用複合パネル材
は、樹脂発泡体層の片面に無機質板を固着又は接合一体
化しているので、無機質板固着(接合)側を外壁側とな
るように用いることによって、雨水、結露などによって
膨潤して反りが発生したり、腐蝕することがなく、しか
も、白アリによって蝕まれることがないので、その構造
強度、断熱性、ならびに外観などを損なうことがない。
特に、樹脂発泡体層の両面に無機質板を固着又は接合一
体化している構成の建築構造用複合パネル材では、この
ような膨潤防止効果、白アリ防止効果がよりいっそう増
大する。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の複合パネル材において、
樹脂発泡体層は、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレ
ンなどの発泡ポリオレフィン、発泡スチロール、発泡ウ
レタン、発泡塩化ビニールなどが使用可能であり、これ
ら以外でも発泡樹脂であれば何れも使用可能である。
【0021】また、樹脂発泡体層にラスを接合一体化す
る状態としては、ラスが樹脂発泡体層の表面位置よりも
全体的に突設した状態若しくは部分的に突設した状態で
接合一体化すれば、引張り強度、曲げ強度などの機械的
強度が増大する。さらに、ラスの外端位置と樹脂発泡体
層の表面位置とが一致(すなわち、面一となるように)
するように、ラスが樹脂発泡体層の表面近傍に埋設され
て接合一体化しても良く、この場合には、さらに機械的
強度が増大するとともに、その表面に直接無機質板を接
着剤によって固着(貼着)することが可能である。
【0022】なお、樹脂発泡体層にラスを接合一体化す
る方法としては、予め用意した樹脂発泡体の表面に、加
熱したラスを押しつけて溶着する方法、樹脂を金型内で
発泡させる際に、ラスを金型内に配置する方法などが採
用可能である。
【0023】また、無機質板としては、石膏、スレー
ト、モルタル、軽量コンクリート、気泡石膏、気泡モル
タル、気泡軽量コンクリートなどの無機質硬化性材料を
用いればよい。この場合、接着剤を用いて、樹脂発泡体
層の表面又はそのラス接合面に無機質板を固着する場合
には、これらの無機質硬化性材料からなる無機質成形板
を用いればよく、樹脂発泡体層の表面又はそのラス接合
面に無機質板を接合一体化する場合には、これらの無機
質硬化性材料を、吹付け、塗着、又は流延した後硬化す
ることによって接合一体化すればよい。
【0024】さらに、木質板としては、配向性ボード
(OSB)、パーティクルボードなどの構造用圧縮合
板、合板などが使用可能である。また、樹脂発泡体層の
表面又はそのラス接合面に無機質板又は木質板を固着
(貼着)するのに用いる接着剤としては、ポリアミド系
接着剤、ポリイミド系接着剤、α−オレフィン系接着
剤、ポリエステル系接着剤などのホットメルト樹脂接着
剤、エポキシ樹脂系接着剤、ウレタン系接着剤、シアノ
アクリレート系接着剤などの反応硬化性樹脂接着剤、酢
酸ビニル系接着剤、ゴム系接着剤などの溶剤系接着剤、
エチレン−酢酸ビニル系共重合体エマルジョン系接着
剤、アクリルエマルジョン系接着剤などの水系接着剤を
用いればよく、その接着状態としては、全面接着の他、
また点状の接着など適宜変更可能である。さらに、この
接着剤を、ホットメルト樹脂フィルム、不織布状のホッ
トメルト樹脂から構成することも可能である。
【0025】さらに、このような接着剤又は樹脂発泡体
層の原材料の中に、ホウ酸亜鉛などの防蟻剤、塩化ベン
ザルコニウム、安息香酸およびこのナトリウム塩などの
防菌剤、亜硝酸ナトリウム、ベンゾトリアゾールなどの
防錆剤を予め混入しておけば、これら防蟻効果などが発
揮されることになり好ましい。
【0026】なお、樹脂発泡体層の両面に、無機質板が
固着又は接合一体化した構成の建築用複合パネル材で
は、これら無機質板を同一種類のものから選択すること
も、両面で無機質板の種類を相違させるように種々選択
することも可能である。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいてより
詳細に説明する。なお、以下の各実施例では同様の構成
部材には、基本的には同一の参照番号を付している。
【0028】図1は、本発明の建築構造用複合パネル材
の第1の実施例の構成を示す部分拡大断面図であり、図
2は、図1のA−A方向の平面図である。図において、
10は全体で本発明の建築構造用複合パネル材(以下、
「複合パネル材」と略す)を示しており、基本的には、
芯材を構成する樹脂発泡体層11と、その上面11aに
熱溶着によって接合一体化したラス12と、ラス12の
上面に接合一体化した無機質板14と、樹脂発泡体層1
1の下面に接着剤層13を介して固着(貼着)された無
機質板15とから構成されている。
【0029】この場合、樹脂発泡体層11は、発泡ポリ
プロピレン、発泡ポリエチレンなどの発泡ポリオレフィ
ン、発泡スチロール、発泡ウレタン、発泡塩化ビニール
などが使用可能であり、これら以外でも発泡樹脂であれ
ば何れも使用可能である。
【0030】一方、無機質板14としては、石膏、スレ
ート、モルタル、軽量コンクリート、気泡石膏、気泡モ
ルタル、気泡軽量コンクリートなどの無機質硬化性材料
を用い、ラス接合面11aに無機質板14を接合一体化
するには、これらの無機質硬化性材料を、吹付け、塗
着、又は流延した後硬化することによって接合一体化す
ればよい。
【0031】また、樹脂発泡体層11にラス12を接合
一体化する状態としては、本実施例のように、ラスの外
端位置と樹脂発泡体層の表面位置とが一致(すなわち、
面一となるように)するように、ラス12が樹脂発泡体
層11の表面近傍に埋設されて接合一体化すれば、機械
的強度が増大する。また、樹脂発泡体層11にラス12
を接合一体化する状態としては、図3に示したように、
ラス12が樹脂発泡体層11の表面位置よりも全体的に
突設した状態12aとしても良く、また、図4に示した
ように、部分的に突設した部分12bと埋設した部分1
2cとを有する状態で接合一体化すれば、引張り強度、
曲げ強度などの機械的強度が増大する。
【0032】なお、樹脂発泡体層11にラス12を接合
一体化する方法としては、予め用意した樹脂発泡体の表
面に、加熱したラスを押しつけて溶着する方法、樹脂を
金型内で発泡させる際に、ラスを金型内に配置する方法
などが採用可能である。
【0033】また、ラス12としては、平ラス、こぶラ
ス、波形ラス及びリブラスからなるメタルラス、溶接ラ
ス、網ラス、金網、パンチングメタル、ガラス繊維から
構成したラスなど、複合パネル材10の機械的強度を向
上させるものであれば何れのラスも使用可能である。
【0034】さらに、樹脂発泡体層11の下面に固着す
る無機質板15としては、石膏、スレート、モルタル、
軽量コンクリート、気泡石膏、気泡モルタル、気泡軽量
コンクリートなどの無機質硬化性材料からなる無機質成
形板を用いればよい。なお、無機質板14、15は、同
一種類のものから選択することも、両面で無機質板の無
機質硬化材料の種類を相違させるように種々選択するこ
とも可能である。
【0035】また、接着剤層13、すなわち、樹脂発泡
体層11の下面に無機質板15を固着するのに用いる接
着剤としては、ポリアミド系接着剤、ポリイミド系接着
剤、α−オレフィン系接着剤、ポリエステル系接着剤な
どのホットメルト樹脂接着剤、エポキシ樹脂系接着剤、
ウレタン系接着剤、シアノアクリレート系接着剤などの
反応硬化性樹脂接着剤、酢酸ビニル系接着剤、ゴム系接
着剤などの溶剤系接着剤、エチレン−酢酸ビニル系共重
合体エマルジョン系接着剤、アクリルエマルジョン系接
着剤などの水系接着剤を用いればよい。さらに、その接
着状態としては、本実施例のように全面接着の他、図示
しないが、点状の接着など適宜変更可能である。
【0036】さらに、この接着剤を、ホットメルト樹脂
フィルム、不織布状のホットメルト樹脂から構成するこ
とも可能である。ホットメルト樹脂フィルム、不織布状
のホットメルト樹脂から構成する場合、無機質板15と
樹脂発泡体層11との間に、このようなフィルム状又は
不織布状の接着剤を挟んで加熱するだけで、両部材が貼
着されるのでその製造工程が簡単となる。
【0037】さらに、このような接着剤又は樹脂発泡体
層の原材料の中に、ホウ酸亜鉛などの防蟻剤、塩化ベン
ザルコニウム、安息香酸およびこのナトリウム塩などの
防菌剤、亜硝酸ナトリウム、ベンゾトリアゾールなどの
防錆剤を予め混入しておけば、これら防蟻効果などが発
揮されることになり好ましい。
【0038】また、樹脂発泡体層11、無機質板14及
び無機質板15の厚さの割合、寸法については、適宜選
択できるものであり、例えば、建築用材料として用いる
場合には、複合パネル全体の寸法が、縦1800mm×
横900mm×厚さ50mm程度になるように、目的と
する壁倍率強度、曲げ強度などの構造強度を考慮して両
層の厚さ割合を適宜選択すればよい。
【0039】また、複合パネル材10の両面、すなわち
無機質板14、15の表面には、耐火性、耐熱性、断熱
性を有する延焼防止塗料、例えば「ファイヤスパイクシ
ステム(商品名)」(株)ハイウッドシステム社製を塗
布することも可能である。
【0040】なお、本発明の複合パネル材は、連続的な
製造方法、バッチ式の製造方法、半連続式など種々の方
法で製造することができ、何ら限定されるべきものでは
ないことは勿論である。
【0041】このように構成される本発明の第1の実施
例の複合パネル材では、断熱性を有し軽量である発泡樹
脂を芯材として樹脂発泡体層11として用いており、し
かも、樹脂発泡体層11の上面に補強材として機能する
ラス12を接合一体化し、その上面に機械的強度に優れ
た無機質板14を接合一体化している。従って、これら
の部材の有する諸特性が相俟って発揮されることになる
とともに、樹脂発泡体層11と無機質板14とにラス1
2が接合一体化した状態となるので、ラスが補強材とし
て機能することによって、複合パネル材全体の壁倍率強
度、曲げ強度などの機械的強度が増大する。なお、樹脂
発泡体層11の下面にも接着剤層13を介して、無機質
板15を固着しているので、複合パネル材全体の壁倍率
強度、曲げ強度などの機械的強度がより増大することに
なる。
【0042】また、複合パネル材の両表面に、無機質硬
化材料からなる無機質板14、15が存在するので、無
機質板固着(接合)側を外壁側となるように用いること
によって、雨水、結露などによって膨潤して腐蝕するこ
とがなく、しかも、これら無機質板は白アリによって蝕
まれることがないので、その構造強度、断熱性、ならび
に外観などを損なうことがない。
【0043】図5は、本発明の複合パネル材の第2の実
施例の構成を示す部分拡大断面図である。この実施例で
は、樹脂発泡体層11の下面に接着剤層13を介して、
無機質板15を固着する代わりに、樹脂発泡体層11の
下面に接着剤層13を介して、木質板16を固着した点
が、図1に示した第1の実施例と相違しており、その他
の構成は同様の構成となっている。従って、同じ構成部
分の説明については省略する。
【0044】この場合、配向性ボード(OSB)、パー
ティクルボードなどの構造用圧縮合板、合板、などが使
用可能であり、特に限定されるものではない。また、接
着剤層13、すなわち、樹脂発泡体層11の下面に木質
板16を固着するのに用いる接着剤としては、ポリアミ
ド系接着剤、ポリイミド系接着剤、α−オレフィン系接
着剤、ポリエステル系接着剤などのホットメルト樹脂接
着剤、エポキシ樹脂系接着剤、ウレタン系接着剤、シア
ノアクリレート系接着剤などの反応硬化性樹脂接着剤、
酢酸ビニル系接着剤、ゴム系接着剤などの溶剤系接着
剤、エチレン−酢酸ビニル系共重合体エマルジョン系接
着剤、アクリルエマルジョン系接着剤などの水系接着剤
を用いればよい。さらに、その接着状態としては、本実
施例のように全面接着の他、図示しないが、点状の接着
など適宜変更可能である。
【0045】さらに、この接着剤を、ホットメルト樹脂
フィルム、不織布状のホットメルト樹脂から構成するこ
とも可能である。ホットメルト樹脂フィルム、不織布状
のホットメルト樹脂から構成する場合、木質板16と樹
脂発泡体層11との間に、このようなフィルム状又は不
織布状の接着剤を挟んで加熱するだけで、両部材が貼着
されるのでその製造工程が簡単となる。
【0046】このように構成される本発明の第2の実施
例の複合パネル材では、複合パネル材の無機質板14側
を外壁側として、木質板板16側を内壁側として用いる
ことによって、外壁側において、雨水、結露などによっ
て膨潤して腐蝕することがなく、しかも、無機質板14
は白アリによって蝕まれることがないので、その構造強
度、断熱性、ならびに外観などを損なうことがない。し
かも、内壁側が木質板16となっているので、そのまま
で室内化粧板の機能を果たすことになる。
【0047】図6は、本発明の複合パネル材の第3の実
施例の構成を示す部分拡大断面図である。この実施例で
は、樹脂発泡体層11の下面にも、熱溶着によってラス
12’を接合一体化するとともに、ラス12’の下面に
接着剤層13’を介して無機質板15’を固着(貼着)
した点が、図1に示した第1の実施例と相違しており、
その他の構成は同様の構成となっている。
【0048】すなわち、樹脂発泡体層11と、その上面
11aに熱溶着によって接合一体化したラス12と、ラ
ス12の上面に接合一体化した無機質板14と、樹脂発
泡体層11の下面11bに熱溶着によって接合一体化し
たラス12’と、ラス12’の下面に形成した接着剤層
13’を介して固着された無機質板15’とから構成さ
れている。
【0049】また、ラス12’、接着剤層13’及び無
機質板15’は、前述したラス12接着剤層13、及び
無機質板15と同様であり、その詳細説明は省略する。
このように、樹脂発泡体層11の上面と下面に、ラス1
2、12’を接合一体化して無機質板14、15’を接
合一体化又は固着してあるので、両方向の曲げに強く、
壁倍率などの機械的強度がより一層増大することにな
る。
【0050】図7は、本発明の複合パネル材の第4の実
施例の構成を示す部分拡大断面図である。この実施例で
は、樹脂発泡体層11の下面に接合一体化したラス1
2’の下面に接着剤層13’を介して無機質板15’を
固着する代わりに、樹脂発泡体層11に接合一体化した
ラス12’の下面に接着剤層13’を介して、木質板1
6’を固着した点が、図6に示した第3の実施例と相違
しており、その他の構成は同様の構成となっている。従
って、同じ構成部分の説明については省略する。
【0051】このように構成される本発明の第4の実施
例の複合パネル材では、複合パネル材の無機質板14側
を外壁側として、木質板板16’側を内壁側として用い
ることによって、外壁側において、雨水、結露などによ
って膨潤して腐蝕することがなく、しかも、無機質板1
4は白アリによって蝕まれることがないので、その構造
強度、断熱性、ならびに外観などを損なうことがない。
しかも、内壁側が木質板16’となっているので、その
ままで室内化粧板の機能を果たすことになる。
【0052】図8は、本発明の複合パネル材の第5の実
施例の構成を示す部分拡大断面図である。この実施例で
は、樹脂発泡体層11の上面に接合一体化したラス12
の上面に、接着剤層13”を介して無機質板14’を固
着した点が、図1に示した第1の実施例と相違してお
り、その他の構成は同様の構成となっている。
【0053】すなわち、樹脂発泡体層11と、その上面
11aに熱溶着によって接合一体化したラス12と、ラ
ス12の上面に接着剤層13”を介して固着した無機質
板14’と、樹脂発泡体層11の下面に形成した接着剤
層13を介して固着された無機質板15とから構成され
ている。
【0054】図9は、本発明の複合パネル材の第6の実
施例の構成を示す部分拡大断面図である。この実施例で
は、樹脂発泡体層11の下面に接着剤層13を介して、
無機質板15を固着する代わりに、樹脂発泡体層11の
下面に接着剤層13を介して、木質板16を固着した点
が、図8に示した第5の実施例と相違しており、その他
の構成は同様の構成となっている。
【0055】このように構成される本発明の第6の実施
例の複合パネル材では、複合パネル材の無機質板14’
側を外壁側として、木質板板16側を内壁側として用い
ることによって、外壁側において、雨水、結露などによ
って膨潤して腐蝕することがなく、しかも、無機質板1
4は白アリによって蝕まれることがないので、その構造
強度、断熱性、ならびに外観などを損なうことがない。
しかも、内壁側が木質板16となっているので、そのま
まで室内化粧板の機能を果たすことになる。
【0056】図10は、本発明の複合パネル材の第7の
実施例の構成を示す部分拡大断面図である。この実施例
では、樹脂発泡体層11の上面に接合一体化したラス1
2の上面に接着剤層13’を介して無機質板14’を固
着した点が、図6に示した第3の実施例と相違してお
り、その他の構成は同様の構成となっている。
【0057】すなわち、樹脂発泡体層11と、その上面
11aに熱溶着によって接合一体化したラス12と、ラ
ス12の上面に接着剤層13”を介して固着した無機質
板14と、樹脂発泡体層11の下面11bに熱溶着によ
って接合一体化したラス12’と、ラス12’の下面に
形成した接着剤層13’を介して固着された無機質板1
5’とから構成されている。
【0058】このように、樹脂発泡体層11の上面と下
面に、ラス12、12’を接合一体化して無機質板1
4’、15’を固着してあるので、両方向の曲げに強
く、壁倍率などの機械的強度がより一層増大することに
なる。
【0059】図11は、本発明の複合パネル材の第8の
実施例の構成を示す部分拡大断面図である。この実施例
では、樹脂発泡体層11の下面に接合一体化したラス1
2’の下面に接着剤層13’を介して無機質板15’を
固着する代わりに、樹脂発泡体層11に接合一体化した
ラス12’の下面に接着剤層13’を介して、木質板1
6’を固着した点が、図10に示した第7の実施例と相
違しており、その他の構成は同様の構成となっている。
従って、同じ構成部分の説明については省略する。
【0060】このように構成される本発明の第8の実施
例の複合パネル材では、複合パネル材の無機質板14’
側を外壁側として、木質板板16’側を内壁側として用
いることによって、外壁側において、雨水、結露などに
よって膨潤して腐蝕することがなく、しかも、無機質板
14’は白アリによって蝕まれることがないので、その
構造強度、断熱性、ならびに外観などを損なうことがな
い。しかも、内壁側が木質板16’となっているので、
そのままで室内化粧板の機能を果たすことになる。
【0061】図12は、本発明の複合パネル材の第9の
実施例の構成を示す部分拡大断面図である。本実施例で
は、樹脂発泡体層11の上下面(11a,11b)にそ
れぞれ、ラス12、12’を熱溶着によって接合一体化
するとともに、該ラス接合面にそれぞれ、無機質板1
4”、15”を接合一体化した点が、図1に示した第1
の実施例と相違する。
【0062】このように、樹脂発泡体層11の上面と下
面に、ラス12、12’を接合一体化して無機質板1
4”、15”を固着してあるので、両方向の曲げに強
く、壁倍率などの機械的強度がより一層増大することに
なるとともに、接着剤をいっさい使用していないので、
コストが安くなるという効果がある。
【0063】なお、従来の発泡樹脂の両面に板材を接合
した複合パネル材の壁倍率強度が、3であったのが、前
述した実施例の複合パネル材では、壁倍率強度が約3.
5に上昇した。
【0064】
【発明の効果】本発明の複合パネル材は、断熱性を有し
軽量である発泡樹脂を芯材として樹脂発泡体層として用
いており、しかも、芯材を構成する樹脂発泡体層の少な
くとも片面に補強材として機能するラスを接合一体化
し、該ラス接合面である樹脂発泡体層の片面に無機質板
を、接着剤にて固着、又は接合一体化するとともに、樹
脂発泡体層の他面に無機質硬化性材料からなる無機質板
もしくは木質板を、接着剤にて固着、又は接合一体化し
た構成であるので、下記のような顕著で特有な作用効果
を奏する極めて優れた発明である。 (1)これらの部材の有する諸特性、すなわち、断熱
性、軽量性などが相俟って発揮されることになるととも
に、樹脂発泡体層と無機質板又は木質板にラスが接合し
た状態となるので、ラスが補強材として機能することに
よって、複合パネル材全体の壁倍率強度、曲げ強度など
の機械的強度が増大する。従って、強度的にも極めて優
れた壁、床材などのパネル工法に用いる建築用複合パネ
ル材を提供することができる。 (2)特に、樹脂発泡体層の両面にラスを接合一体化す
るとともに、該ラス接合面に、無機質板又は木質板を固
着又は接合一体化した構成の建築用複合パネル材では、
両方向の曲げに強く、壁倍率強度、引張り強度、曲げ強
度などの機械的強度がより一層増大する。 (3)また、本発明の建築構造用複合パネル材は、樹脂
発泡体層の片面に無機質板を固着又は接合一体化してい
るので、無機質板固着(接合)側を外壁側となるように
用いることによって、雨水、結露などによって膨潤して
反りが発生したり、腐蝕することがなく、しかも、白ア
リによって蝕まれることがないので、その構造強度、断
熱性、ならびに外観などを損なうことがない。 (4)特に、樹脂発泡体層の両面に無機質板を固着又は
接合一体化している構成の建築構造用複合パネル材で
は、このような膨潤防止効果、白アリ防止効果がよりい
っそう増大する。 (5)さらに、複合パネル材の片面に無機質板を固着又
は接合一体化し、反対面に木質板を固着した建築構造用
複合パネル材では、無機質板側を外壁側として、木質板
板側を内壁側として用いることによって、外壁側におい
て、雨水、結露などによって膨潤して腐蝕することがな
く、しかも、無機質板は白アリによって蝕まれることが
ないので、機械的強度が確保されるとともに、内壁側が
木質板となっているので、そのままで室内化粧板の機能
を果たすことになる。 (6)また、ラスを接合することによって、壁倍率など
の構造強度が向上するので、同じ壁倍率であっても、従
来に比較して壁厚を薄くすることが可能であるので、そ
の厚さ、重量が低減して、パネル工法における取り扱い
などに便利で、居住空間などが狭くなってしまうなどの
建築設計上も何ら制約されることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合パネル材の第1の実施例の構成を
示す部分拡大断面図である。
【図2】図1のA−A方向の平面図である。
【図3】本発明の複合パネル材の第1の実施例のラスの
接合一体化状態の別の状態を示す部分拡大断面図であ
る。
【図4】本発明の複合パネル材の第1の実施例のラスの
接合一体化状態のさらに別の状態を示す部分拡大断面図
である。
【図5】本発明の複合パネル材の第2の実施例の構成を
示す部分拡大断面図である。
【図6】本発明の複合パネル材の第3の実施例の構成を
示す部分拡大断面図である。
【図7】本発明の複合パネル材の第4の実施例の構成を
示す部分拡大断面図である。
【図8】本発明の複合パネル材の第5の実施例の構成を
示す部分拡大断面図である。
【図9】本発明の複合パネル材の第6の実施例の構成を
示す部分拡大断面図である。
【図10】本発明の複合パネル材の第7の実施例の構成
を示す部分拡大断面図である。
【図11】本発明の複合パネル材の第8の実施例の構成
を示す部分拡大断面図である。
【図12】本発明の複合パネル材の第9の実施例の構成
を示す部分拡大断面図である。
【図13】従来の複合パネル材の構成を示す部分拡大断
面図である。
【図14】従来の複合パネル材を用いたパネル工法の概
略を説明する斜視図である。
【符号の説明】
10…複合パネル材 11…樹脂発泡体層 12、12’…ラス 13、13’、13”…接着剤層 14、14’、14”、…無機質板 15、15’、15”・・・無機質板 16、16’・・・木質板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04C 2/20 E04C 2/20 L E04B 2/00 2/46 J

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂発泡体層の片面にラスを介して、無
    機質硬化性材料からなる無機質板を接合一体化するとと
    もに、 前記樹脂発泡体層の他面に接着剤を介して、無機質硬化
    性材料からなる無機質板もしくは木質板を固着したこと
    を特徴とする建築構造用複合パネル材。
  2. 【請求項2】 樹脂発泡体層の片面にラスを介して、無
    機質硬化性材料からなる無機質板を接合一体化するとと
    もに、 前記樹脂発泡体層の他面にラスを接合一体化するととも
    に、該ラス接合面に、接着剤を介して、無機質硬化性材
    料からなる無機質板もしくは木質板を固着したことを特
    徴とする建築構造用複合パネル材。
  3. 【請求項3】 樹脂発泡体層の片面にラスを接合一体化
    するとともに、該ラス接合面に、接着剤を介して、無機
    質硬化性材料からなる無機質板を固着するとともに、 前記樹脂発泡体層の他面に接着剤を介して、無機質硬化
    性材料からなる無機質板もしくは木質板を固着したこと
    を特徴とする建築構造用複合パネル材。
  4. 【請求項4】 樹脂発泡体層の片面にラスを接合一体化
    するとともに、該ラス接合面に、接着剤を介して、無機
    質硬化性材料からなる無機質板を固着するとともに、 前記樹脂発泡体層の他面にラスを接合一体化するととも
    に、該ラス接合面に、接着剤を介して、無機質硬化性材
    料からなる無機質板もしくは木質板を固着したことを特
    徴とする建築構造用複合パネル材。
  5. 【請求項5】 樹脂発泡体層の片面にラスを接合一体化
    するとともに、該ラス接合面に、無機質硬化性材料から
    なる無機質板を固着するとともに、 前記樹脂発泡体層の他面にラスを接合一体化するととも
    に、該ラス接合面に、無機質硬化性材料からなる無機質
    板を接合一体化したことを特徴とする建築構造用複合パ
    ネル材。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020063084A (ko) * 2001-01-26 2002-08-01 주식회사 에이치엔씨 외벽체와 인접한 슬라브의 코너부용 결로방지 단열재
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JP2016216967A (ja) * 2015-05-18 2016-12-22 東北資材工業株式会社 建築材表面形成複合体、軽量建築部材およびその製造方法
JP2019070065A (ja) * 2017-10-06 2019-05-09 古河電気工業株式会社 難燃防蟻組成物、電力ケーブルおよびその製造方法

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