JPH0932407A - 扉用蝶番 - Google Patents

扉用蝶番

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Publication number
JPH0932407A
JPH0932407A JP7209192A JP20919295A JPH0932407A JP H0932407 A JPH0932407 A JP H0932407A JP 7209192 A JP7209192 A JP 7209192A JP 20919295 A JP20919295 A JP 20919295A JP H0932407 A JPH0932407 A JP H0932407A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
door
spring mounting
pressing
compression coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP7209192A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Sakayori
守 酒寄
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Daiwa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Daiwa Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉を全開状態と全閉状態のいずれかに選択的
に保持する。 【解決手段】 固定側取付片10、回動側取付片20に
は、それぞれバネ装着部14,24が設けられ、両バネ
装着部14,24は、扉200の全開位置と全閉位置と
の間の回動に伴って、枢軸19と一方のバネ装着部14
とを結ぶ直線を他方のバネ装着部24が越えて移動する
ように、配置され、両バネ装着部14,24間には、両
バネ装着部14,24を離反させる方向へ押圧するバネ
50が装着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、家具、ロッカー等
の扉をバネにより全開状態と全閉状態のいずれかに選択
的に保持し得る扉用蝶番に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の扉用蝶番は、例えば図7に示すよ
うに、家具等の扉取付部100に取り付けられる固定側
取付片1と、扉200に取り付けられる回動側取付片2
とを、枢軸9を介して回動自在に枢着している。そし
て、扉200が勝手に開かないように、枢軸9にねじり
コイルバネ5を装着して、扉200を閉じる方向へ回動
側取付片2を押圧している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の扉用蝶
番では、常時、扉が閉じる方向へ押圧されるため、物の
出し入れ等に際して扉を開け続けたい場合、扉を手で押
さえなければならず、使い勝手が悪いという問題があっ
た。
【0004】本発明は、このように従来の問題に鑑み、
扉を好適に開閉し得る扉用蝶番の提供を目的としたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
扉取付部に取り付けられる固定側取付片と、扉に取り付
けられる回動側取付片とが、枢軸を介して回動自在に枢
着されてなる扉用蝶番において、前記両取付片にはそれ
ぞれバネ装着部が設けられ、両バネ装着部は、扉の全開
位置と全閉位置との間の回動に伴って、前記枢軸と一方
のバネ装着部とを結ぶ直線を他方のバネ装着部が越えて
移動するように、配置され、両バネ装着部間には、両バ
ネ装着部を離反させる方向へ押圧するバネが装着された
ことにある。
【0006】なお、両バネ装着部間に装着されるバネは
圧縮コイルバネであって、該圧縮コイルバネは、前記バ
ネ装着部に対応した押圧部と筒状のバネ収容部とを有す
るバネケースに収容されることが好ましく、バネ装着部
に対応した押圧部を有する押圧片が、バネケース収容部
に挿入されて圧縮コイルバネに被せられることが好まし
い。
【0007】また、バネ装着部と押圧部は、枢軸に平行
な円柱形の軸状または略半円筒形の軸受状に形成され、
バネケースには、前記バネ装着部をバネ収容部内に進入
させる進入溝が設けられてなることが好ましく、また、
バネケースに、複数のバネ収容部が並列して設けられな
ることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の一例を
図1〜図6について説明する。
【0009】図1,図2,図5,図6において、10は
固定側取付片であり、固定側取付片10には、枢軸19
が縦向きに固着されており、枢軸19の近傍に開口部1
2が設けられている。そして、枢軸19には、開口部1
2を通して、つ字形の回動側取付片20の後端部が、回
動自在に枢着されている。また、固定側取付片10、回
動側取付片20には、それぞれ、円柱形の軸状のバネ装
着部14,24が枢軸19に平行な縦向きに固着されて
おり、回動側取付片20には、バネ装着部24の近傍に
開口部22が設けられている。
【0010】回動側取付片20上のバネ装着部24は、
つ字形の屈曲部近傍に枢軸19から離れて配置されてお
り、固定側取付片10上のバネ装着部14は、枢軸19
から更に離れた位置に配置されている。そして、回動側
取付片20が固定側取付片10に対して枢軸19を介し
て回動すると、バネ装着部24が、バネ装着部14と枢
軸19とを結ぶ直線(平面)を横切って移動し、バネ装
着部14,24間の距離が変化するようになっている。
【0011】そして、バネ装着部14,24間には、開
口部12,22を通して、3つの圧縮コイルバネ50,
50,50が、バネケース30及び押圧片40を介して
装着されている。
【0012】バネケース30は、図3,図4に示すよう
に、板状(直方体状)に形成されており、その内部に
は、3つのバネ収容部35,35,35が縦方向に並列
して横向きに設けられており、各バネ収容部35は、圧
縮コイルバネ50に対応して、一方が開口した円筒形に
形成されている。更に、バネケース30には、進入溝3
9が、全てのバネ収容部35,35,35の開口側部分
を縦方向に貫通する形で設けられており、軸状のバネ装
着部24に対応して、バネ収容部35に平行な横向きの
切欠き状に形成されている。また、バネケース30に
は、バネ収容部35の閉鎖側の配置に、軸状のバネ装着
部14に対応して、略半円筒形の軸受状の押圧部34が
縦向きに設けられている。
【0013】バネケース30の各バネ収容部35には、
圧縮コイルバネ50が収容されており、バネ収容部3
5,35,35及び進入溝39には、圧縮コイルバネ5
0に被せるように、押圧片40が挿入されている。押圧
片40は、バネ収容部35,35,35及び進入溝39
に対応して、3つの短円柱形部分が連結された形状に形
成されており、圧縮コイルバネ50の反対側の配置に
は、軸状のバネ装着部24に対応して、略半円筒形の軸
受状の押圧部44が縦向きに設けられている。
【0014】バネケース30に収容された圧縮コイルバ
ネ50,50,50の装着は、押圧片40の押圧部44
を回動側取付片20のバネ装着部24に押し当て、バネ
ケース30をバネ装着部24側へ押し付けて内部の圧縮
コイルバネ50,50,50を圧縮し、バネケース30
の押圧部34を固定側取付片10のバネ装着部14との
間に押し込むようにして行う。即ち、バネケース30に
収容された圧縮コイルバネ50は側方へたわむことなく
好適に圧縮されるので、圧縮コイルバネ50の装着作業
が容易になり、また1つのバネケース30に3個の圧縮
コイルバネ50,50,50が収容されているので、装
着工程が効率化される。なお、バネケース30に収容す
る圧縮コイルバネ50の数を変更することによって、押
圧力を容易に変更することができる。
【0015】このように構成される扉用蝶番は、固定側
取付片10を取付孔11,11……を介して木ねじ等に
より家具、ロッカー等の扉取付部100に固定し、回動
側取付片20を取付孔21,21……を介して木ねじ等
により扉200に固定するようにして取り付けられ、扉
200を扉取付部100に対して開閉自在に連結する。
【0016】扉200の開閉に際しては、回動側取付片
20上のバネ装着部24が、固定側取付片10上のバネ
装着部14と枢軸19とを結ぶ直線(平面)を横切っ
て、バネ装着部14との距離を変化させるように移動
し、これに伴って、圧縮コイルバネ50,50,50が
回動しつつ伸縮する。この際、圧縮コイルバネ50,5
0,50は、バネケース30に収容されているので側方
にたわむことなく好適に圧縮され、また、バネ装着部1
4,24に対応した形状の押圧部34,44が介在する
ので円滑に回動しつつ伸縮する。
【0017】そして、回動側取付片20は圧縮コイルバ
ネ50,50,50の押圧力を受けるが、図5に示すよ
うに、扉200の開閉途中において、バネ装着部14,
24と枢軸19が一直線(一平面)上に位置し、圧縮コ
イルバネ50,50,50が最も圧縮された状態とな
り、回動側取付片20はこの状態を境として正反対の方
向へ押圧される。従って、扉200は全開位置と全閉位
置のいずれかの方向へ押圧されることになり、扉200
を図6に示す全開状態と図1に示す全閉状態のいずかの
状態に選択的に保持することができるので、手で扉20
0を押さえておく必要がなくなり、使い勝手が向上す
る。
【0018】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る扉用蝶番
は、扉取付部に取り付けられる固定側取付片と、扉に取
り付けられる回動側取付片とを、枢軸を介して回動自在
に枢着し、両取付片にそれぞれバネ装着部を設け、両バ
ネ装着部を、扉の全開位置と全閉位置との間の回動に伴
って、他方のバネ装着部が枢軸と一方のバネ装着部とを
結ぶ直線を越えて移動するように、配置し、両バネ装着
部間に、両バネ装着部を離反させる方向へ押圧するバネ
を装着したことによって、両バネ装着部と枢軸が一直線
上に位置する状態を境として回動側取付片が扉の全開位
置と全閉位置のいずれかの方向へ押圧される。従って、
扉を全開状態と全閉状態のいずれかの状態に選択的に保
持することができ、使い勝手が向上する。
【0019】また、圧縮コイルバネを用いる場合には、
バネ装着部に対応した押圧部と、筒状のバネ収容部とを
有するバネケースに収容することによって、圧縮コイル
バネを側方へたわませることなく好適に圧縮することが
できる。
【0020】更に、バネ装着部に対応した押圧部を有す
る押圧片をバネケースのバネ収容部に挿入して圧縮コイ
ルバネに被せることによって、圧縮コイルバネを円滑に
伸縮させることができる。
【0021】また、バネ装着部と押圧部を、枢軸に平行
な円柱形の軸状または略半円筒形の軸受状に形成し、バ
ネケースに、バネ装着部をバネ収容部内に進入させる進
入溝を設けることによって、圧縮コイルバネを両取付片
間に容易に装着することができる。
【0022】更に、バネケースに、複数のバネ収容部を
並列して設けることによって、複数の圧縮コイルバネを
両取付片間に容易に装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る扉用蝶番の実施の形態の一例であ
って、扉の全閉状態を示す横断面図である。
【図2】図1におけるA矢視図である。
【図3】バネケース、押圧片および圧縮コイルバネの縦
断面図ある。
【図4】図3におけるB矢視図である。
【図5】扉の開閉途中状態を示す横断面図である。
【図6】扉の全開状態を示す横断面図である。
【図7】従来の扉用蝶番の一例を示す横断面図である。
【符号の説明】
10 固定側取付片 11 取付孔 12 開口部 14 バネ装着部 19 枢軸 20 回動側取付片 21 取付孔 22 開口部 24 バネ装着部 30 バネケース 34 押圧部 35 バネ収容部 39 進入溝 40 押圧片 44 押圧部 50 圧縮コイルバネ 100 扉取付部 200 扉

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉取付部に取り付けられる固定側取付片
    と、扉に取り付けられる回動側取付片とが、枢軸を介し
    て回動自在に枢着されてなる扉用蝶番において、 前記両取付片にはそれぞれバネ装着部が設けられ、両バ
    ネ装着部は、扉の全開位置と全閉位置との間の回動に伴
    って、前記枢軸と一方のバネ装着部とを結ぶ直線を他方
    のバネ装着部が越えて移動するように、配置され、両バ
    ネ装着部間には、両バネ装着部を離反させる方向へ押圧
    するバネが装着されてなる扉用蝶番。
  2. 【請求項2】 両バネ装着部間に装着されるバネは圧縮
    コイルバネであって、該圧縮コイルバネは、前記バネ装
    着部に対応した押圧部と筒状のバネ収容部とを有するバ
    ネケースに収容されてなる請求項1に記載の扉用蝶番。
  3. 【請求項3】 バネ装着部に対応した押圧部を有する押
    圧片が、バネケース収容部に挿入されて圧縮コイルバネ
    に被せられてなる請求項2に記載の扉用蝶番。
  4. 【請求項4】 バネ装着部と押圧部は、枢軸に平行な円
    柱形の軸状または略半円筒形の軸受状に形成され、バネ
    ケースには、前記バネ装着部をバネ収容部内に進入させ
    る進入溝が設けられてなる請求項2にもしくは請求項3
    に記載の扉用蝶番。
  5. 【請求項5】 バネケースに、複数のバネ収容部が並列
    して設けられてなる請求項4に記載の扉用蝶番。
JP7209192A 1995-07-25 1995-07-25 扉用蝶番 Pending JPH0932407A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019117236A1 (ja) * 2017-12-14 2019-06-20 三星電子株式会社 ヒンジ、収納装置及び冷蔵庫

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019117236A1 (ja) * 2017-12-14 2019-06-20 三星電子株式会社 ヒンジ、収納装置及び冷蔵庫
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