JPH09323734A - プラスチック封筒及びその開封方法 - Google Patents

プラスチック封筒及びその開封方法

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JPH09323734A
JPH09323734A JP16116496A JP16116496A JPH09323734A JP H09323734 A JPH09323734 A JP H09323734A JP 16116496 A JP16116496 A JP 16116496A JP 16116496 A JP16116496 A JP 16116496A JP H09323734 A JPH09323734 A JP H09323734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flap
envelope
plastic envelope
cut
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP16116496A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Mitsunabe
英治 三鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JITSUPU KK
Original Assignee
JITSUPU KK
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Publication date
Application filed by JITSUPU KK filed Critical JITSUPU KK
Priority to JP16116496A priority Critical patent/JPH09323734A/ja
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Abstract

(57)【要約】 〔課題〕 開封が容易なプラスチック封筒及びその開封
方法を提供する。 〔解決手段〕 糊付けしたフラップ12を剥がして開封
するプラスチック封筒において、フラップ12の折り返
し部14又はその側近の両端にフラップ12の裂断開始
を容易にする小さな切り込み16を形成したことを特徴
とするプラスチック封筒。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイレクトメール
等に使用するプラスチック封筒及びその開封方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、ダイレクトメール等(以下、
DMという)に使用する封筒は、内容物の一部を透かせ
て見せて開封率を高めさせようとする目的等により、ポ
リエチレンやポリプロピレン等の化成品資材を用いたプ
ラスチック封筒(以下、プラ封筒という)を使うことが
多い。
【0003】プラ封筒の封緘も、通常紙材の封筒と同
様、封筒本体の開口箇所の一側に舌片(これをフラップ
という)を設け、このフラップを封筒本体に対して糊付
けすることに依っている。而して、開封に際しては、フ
ラップを手で引っ張ってこの糊付けを剥がしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、糊付けも、
完全なる接着ではなく、手で引っ張れば剥がせる程度の
ものにしてある。しかし、輸送等の取扱い中に剥がれて
は拙いので、軽く引っ張った程度では剥がせないように
してある。
【0005】従って、開封に際しては、手で引っ張る作
業を何回か繰り返し、フラップを少しずつ剥がして行く
ことになるが、あまり繰り返し回数が多いと、開封者
は、この作業を面倒くさがって開封を諦めてしまうこと
がある。このようなことは、特に、DMでは、送付者に
とっては好ましいことではない。本発明は、このような
課題を解決するものであり、フラップ全体を軽い力で一
気に切り離せるようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題の下、本発明
は、糊付けしたフラップを剥がして開封するプラスチッ
ク封筒において、フラップの折り返し部又はその側近の
両端にフラップの裂断開始を容易にする小さな切り込み
を形成したことを特徴とするプラ封筒を提供する。
【0007】そして、このフラップが長辺側に設けられ
る洋封筒のもの、短辺側に設けられる和封筒のものをそ
れぞれ提供する。
【0008】更に、本発明は、上記した封筒を開封する
に際し、フラップを引っ張って糊付けを剥がすととも
に、その切り込みから裂断を開始させてこの裂断を全長
に亘って行わせ、フラップ全体を切り離して開封するこ
とを特徴とするプラ封筒の開封方法を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の一例を示すプラ封
筒の封緘前の斜視図、図2及び図3は封緘後の斜視図で
あるが、プラ封筒も、封筒本体10とフラップ12とか
らなることは上述したとおりである。そして、フラップ
12は封筒本体10に対して折り曲げられ、糊付けされ
て封緘されることも上述したとおりである。
【0010】本発明では、フラップ12の折り返し部1
4の両端に小さな切り込み16を形成するのである。こ
の切り込み16の具体例としては、短い(約1〜3mm
程度)裂断線16aや折り返し部14を頂点とする封筒
本体10及びフラップ12にかけての小さな三角形の切
り落とし16b等が考えられる(図2)。
【0011】この他、図示は省略するが、短いミシン目
或いは熱を加えたミシン目を入れてもよく、これらを総
称して切り込み16と称する。尚、切り込み16は、フ
ラップ12の頂辺となる折り返し部14上に設けるのが
通常であるが、フラップ12の中側にわずかに位置をず
らせたその側近であってもよい。
【0012】ところで、封筒には、フラップ12を封筒
本体10の長辺側に設定する洋封筒(図2)と、短辺側
に設定する和封筒(図3)とがあるが、この切り込み1
6は、いずれの封筒にも適用できる。特に、洋封筒は、
フラップ12が長いから(剥がす部分が長いから)、切
り込み16を形成することの意義は大きい。
【0013】プラ封筒は、多くの場合、封筒の形成(製
袋)を自動で行っている。即ち、ロールに巻いたシート
を繰り出してこれを二枚に折り(一方を長くしてこれを
フラップ12とする)、両端を熱溶断して封筒に製袋し
ている。更に、洋封筒形式の場合、このようにして製袋
した封筒を移送させ、これに丁合した内容物を横から挿
入する他、フラップ12を糊付けして封緘する作業まで
も自動化したものもある。
【0014】切り込み16は、この製袋工程の適宜な箇
所でロールやカッターを用いて機械的に形成するのが一
般的である。但し、製袋工程に限らず、内容物の封入や
封緘工程で形成してもよい。更に、切り込み16は手作
業で形成してもよい。和封筒形式の場合、内容物の封入
や封緘は手作業で行っているが、このとき、鋏やカッタ
ーで切り込み16を入れてもよい。
【0015】以上の封筒を開封するには、まず、フラッ
プ12の一部を手で持ち、折り返し部14のラインと平
行な方向に引っ張る。すると、フラップ12の糊付けが
剥がれるとともに、フラップ12は切り込み16を裂断
開始箇所としてその延長方向に裂断して行く。
【0016】このとき、フラップ12は折り返し部14
と平行な方向には容易に裂断する性質があり、しかも、
手で持った部分が先行するような引っ張り姿勢になって
糊付けの剥がしも容易になるから、フラップ12全部が
一挙の動作で切り離される。尚、右利きと左利きでは、
裂断開始箇所が違うから、どちらの方向からでもこれが
できるように、切り込み16は折り返し部14の両端に
形成しておく。
【0017】一方、自動製袋でプラ封筒を製作する場
合、折り返し部14となる部分には、通常、溝等を形成
して折り癖を付けることから、切り込み16を折り返し
部14に入れた場合でも、裂断線はこれをかわした折り
返し部14の縁の線に沿って進行する。このことから、
切り込み16を予め折り返し部14の縁(側近)に入れ
ることも意味がある。
【0018】ところで、フラップ12の折り返し部14
の両端にこのような切り込み16を形成すると、取扱い
中にこの箇所が裂断したりするおそれはないのかという
疑問が生ずるかもしれないが、この切り込み16は小さ
い上に、その下方のフラップ12の部分は強固に糊付け
されているのであるから、たとえ、裂断方向に外力が作
用しても、この糊付け部分がこれを抑制し、封緘状態を
害すことはない。
【0019】
【発明の効果】以上、本発明によると、プラ封筒を軽い
力による一動作でフラップを切り離す態様で開封できる
から、従来のように何回も剥離作業を繰り返し、あげく
の果てに開封を諦めてしまうといった事態がなくなる。
従って、DM等には特に効果のあるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示すプラスチック封筒の封緘前
の斜視図である。
【図2】本発明の一例を示すプラスチック封筒の封緘後
の斜視図である。
【図3】本発明の一例を示すプラスチック封筒の封緘後
の斜視図である。
【符号の説明】
10 封筒本体 12 フラップ 14 折り返し部 16 切り込み

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糊付けしたフラップを剥がして開封する
    プラスチック封筒において、フラップの折り返し部又は
    その側近の両端にフラップの裂断開始を容易にする小さ
    な切り込みを形成したことを特徴とするプラスチック封
    筒。
  2. 【請求項2】 フラップが長辺側に設けられる洋封筒で
    ある請求項1記載のプラスチック封筒。
  3. 【請求項3】 フラップが短辺側に設けられる和封筒で
    ある請求項1記載のプラスチック封筒。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3いずれかに記載の封筒を開
    封するに際し、フラップを引っ張って糊付けを剥がすと
    ともに、その切り込みから裂断を開始させてこの裂断を
    全長に亘って行わせ、フラップ全体を切り離して開封す
    ることを特徴とするプラスチック封筒の開封方法。
JP16116496A 1996-05-30 1996-05-30 プラスチック封筒及びその開封方法 Pending JPH09323734A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16116496A JPH09323734A (ja) 1996-05-30 1996-05-30 プラスチック封筒及びその開封方法

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JPH09323734A true JPH09323734A (ja) 1997-12-16

Family

ID=15729821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16116496A Pending JPH09323734A (ja) 1996-05-30 1996-05-30 プラスチック封筒及びその開封方法

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JP (1) JPH09323734A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003040279A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Toppan Forms Co Ltd 封 筒

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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