JPH09316911A - 油圧式掘削機械の作業機装置 - Google Patents
油圧式掘削機械の作業機装置Info
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- JPH09316911A JPH09316911A JP15741396A JP15741396A JPH09316911A JP H09316911 A JPH09316911 A JP H09316911A JP 15741396 A JP15741396 A JP 15741396A JP 15741396 A JP15741396 A JP 15741396A JP H09316911 A JPH09316911 A JP H09316911A
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
- E02F3/30—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with a dipper-arm pivoted on a cantilever beam, i.e. boom
- E02F3/301—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with a dipper-arm pivoted on a cantilever beam, i.e. boom with more than two arms (boom included), e.g. two-part boom with additional dipper-arm
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
- E02F3/36—Component parts
- E02F3/38—Cantilever beams, i.e. booms;, e.g. manufacturing processes, forms, geometry or materials used for booms; Dipper-arms, e.g. manufacturing processes, forms, geometry or materials used for dipper-arms; Bucket-arms
- E02F3/388—Mechanical locking means for booms or arms against rotation, e.g. during transport of the machine
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Shovels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 油圧掘削機械の作業機装置の格納姿勢への操
作を容易し、走行中、格納姿勢がくずれないようにす
る。 【解決手段】 格納姿勢において、後傾して折り畳んだ
第１ブーム３の重心Ａと第２ブーム５の重心Ｂの中間の
下方に、上部旋回体２に固設したブーム支持部材２０を
設け、ほぼ水平なアーム１０の重心Ｃとバケット１３の
重心Ｄの中間の下方に、下部走行体１に固設したアーム
支持部材３０を設ける。このときアームシリンダ１２は
最短状態にすることにより格納作業を容易にする。ま
た、第２ブーム５とアーム１０の連結ピン１１回りのモ
ーメントは小さく、格納姿勢はくずれない。
作を容易し、走行中、格納姿勢がくずれないようにす
る。 【解決手段】 格納姿勢において、後傾して折り畳んだ
第１ブーム３の重心Ａと第２ブーム５の重心Ｂの中間の
下方に、上部旋回体２に固設したブーム支持部材２０を
設け、ほぼ水平なアーム１０の重心Ｃとバケット１３の
重心Ｄの中間の下方に、下部走行体１に固設したアーム
支持部材３０を設ける。このときアームシリンダ１２は
最短状態にすることにより格納作業を容易にする。ま
た、第２ブーム５とアーム１０の連結ピン１１回りのモ
ーメントは小さく、格納姿勢はくずれない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、折り畳み式ブーム
を備えた油圧式掘削機械の作業機装置に関する。
を備えた油圧式掘削機械の作業機装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】折り畳み式ブームを備えた油圧式掘削機
械の作業機装置の構造については、本出願人による先の
提案（特願平４−１５５０２２号公報）がある。
械の作業機装置の構造については、本出願人による先の
提案（特願平４−１５５０２２号公報）がある。
【０００３】図９は上記提案の油圧式掘削機械の側面図
である。下部走行体５０に旋回自在に搭載された上部旋
回体５１に、第１ブーム５２と第２ブーム５３とからな
る折り畳み式ブーム５４がピン６２により揺動自在に取
着されており、上部旋回体５１と第１ブーム５２とは第
１ブームシリンダ５７により連結されている。第２ブー
ム５３の先端にはアーム５５とバケット５６が取着され
第２ブーム５３とアーム５５とはアームシリンダ５８に
より連結され、アーム５５とバケット５６とはバケット
シリンダ５９により連結されている。下部走行体５０の
前部にはアーム５５とバケット５６の連結ピン６０に係
合し、アーム５５を支持するアーム保持器６１が設けら
れている。折り畳み式ブーム５４は図１０に示すよう
に、折り畳み開閉時の回動角度内において、第１ブーム
の回動点であるピン６２と第１ブームシリンダ５７の両
端の連結ピン６３，６４とが直線Ｓ上にあり、死点にな
る関係を備えている。第１ブーム５２と第２ブーム５３
には、それぞれ連結用のピン穴６５、６６が設けられて
いる。
である。下部走行体５０に旋回自在に搭載された上部旋
回体５１に、第１ブーム５２と第２ブーム５３とからな
る折り畳み式ブーム５４がピン６２により揺動自在に取
着されており、上部旋回体５１と第１ブーム５２とは第
１ブームシリンダ５７により連結されている。第２ブー
ム５３の先端にはアーム５５とバケット５６が取着され
第２ブーム５３とアーム５５とはアームシリンダ５８に
より連結され、アーム５５とバケット５６とはバケット
シリンダ５９により連結されている。下部走行体５０の
前部にはアーム５５とバケット５６の連結ピン６０に係
合し、アーム５５を支持するアーム保持器６１が設けら
れている。折り畳み式ブーム５４は図１０に示すよう
に、折り畳み開閉時の回動角度内において、第１ブーム
の回動点であるピン６２と第１ブームシリンダ５７の両
端の連結ピン６３，６４とが直線Ｓ上にあり、死点にな
る関係を備えている。第１ブーム５２と第２ブーム５３
には、それぞれ連結用のピン穴６５、６６が設けられて
いる。
【０００４】この作業機を格納するときは、図９に示す
ようにアーム５５とバケット５６の連結ピン６０を下部
走行体５０の前方に設けたアーム保持器６１に係合させ
て保持させ、アームシリンダ５８を短縮し、第１ブーム
シリンダ５７を縮小して第１ブーム５２と第２ブーム５
３とを上部旋回体５１の後方に折り畳み、格納姿勢とし
ている。
ようにアーム５５とバケット５６の連結ピン６０を下部
走行体５０の前方に設けたアーム保持器６１に係合させ
て保持させ、アームシリンダ５８を短縮し、第１ブーム
シリンダ５７を縮小して第１ブーム５２と第２ブーム５
３とを上部旋回体５１の後方に折り畳み、格納姿勢とし
ている。
【０００５】作業機を格納姿勢から作業姿勢へ移行する
場合には、第１ブームシリンダ５７を伸長させながらア
ームシリンダ５８を伸長または浮きの状態にすることに
より、図１０に示すように第１ブーム５２を死点状態に
させる。次にアームシリンダ５８を伸長させながらブー
ムシリンダ５７を浮きの状態にすることにより第１ブー
ム５２を死点通過させる。次に第１ブーム５２と第２ブ
ーム５３との位置を調整してピン穴６５、６６の位置を
整合させ、繋止ピンを嵌挿して第１ブーム５２と第２ブ
ーム５３とを一体化する。次に作業機を操作してアーム
５５をアーム保持器６１から外して作業を開始する。
場合には、第１ブームシリンダ５７を伸長させながらア
ームシリンダ５８を伸長または浮きの状態にすることに
より、図１０に示すように第１ブーム５２を死点状態に
させる。次にアームシリンダ５８を伸長させながらブー
ムシリンダ５７を浮きの状態にすることにより第１ブー
ム５２を死点通過させる。次に第１ブーム５２と第２ブ
ーム５３との位置を調整してピン穴６５、６６の位置を
整合させ、繋止ピンを嵌挿して第１ブーム５２と第２ブ
ーム５３とを一体化する。次に作業機を操作してアーム
５５をアーム保持器６１から外して作業を開始する。
【０００６】作業姿勢から格納姿勢に移行するときに
は、作業機を操作してアーム５５とバケット５６の連結
ピン６０をアーム保持器６１に係合させたのち、第１ブ
ーム５２と第２ブーム５３との繋止ピンを外す。次にブ
ームシリンダ５７を浮き状態にしながらアームシリンダ
５８を縮小して格納姿勢にする。
は、作業機を操作してアーム５５とバケット５６の連結
ピン６０をアーム保持器６１に係合させたのち、第１ブ
ーム５２と第２ブーム５３との繋止ピンを外す。次にブ
ームシリンダ５７を浮き状態にしながらアームシリンダ
５８を縮小して格納姿勢にする。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成においては以下のような問題点がある。 （１）作業機を格納姿勢から作業姿勢に移行する場合
に、第１ブームを死点を通過させるとき、ブームシリン
ダを伸長状態から浮き状態に変更する必要があり、操作
が煩雑である。 （２）作業機を作業姿勢から格納姿勢にする場合に、ア
ームとバケットの連結ピンをアーム保持器に係合させる
必要があり、この作業が微妙な操作を必要とし、時間が
かかる。 （３）格納姿勢では作業機の後部の位置は第１ブームシ
リンダを保持状態にすることにより決められる。したが
って、走行中、振動等による衝撃力はこの第１ブームシ
リンダに加わり、油圧が上昇して内部洩れを発生し、ブ
ームの格納位置がくずれる恐れがある。
成においては以下のような問題点がある。 （１）作業機を格納姿勢から作業姿勢に移行する場合
に、第１ブームを死点を通過させるとき、ブームシリン
ダを伸長状態から浮き状態に変更する必要があり、操作
が煩雑である。 （２）作業機を作業姿勢から格納姿勢にする場合に、ア
ームとバケットの連結ピンをアーム保持器に係合させる
必要があり、この作業が微妙な操作を必要とし、時間が
かかる。 （３）格納姿勢では作業機の後部の位置は第１ブームシ
リンダを保持状態にすることにより決められる。したが
って、走行中、振動等による衝撃力はこの第１ブームシ
リンダに加わり、油圧が上昇して内部洩れを発生し、ブ
ームの格納位置がくずれる恐れがある。
【０００８】本発明は上記の問題点に鑑み、格納姿勢ま
たは作業姿勢への移行作業が容易で、走行中などに格納
姿勢がくずれる恐れのない油圧式掘削機械の作業機装置
を提供することを目的としている。
たは作業姿勢への移行作業が容易で、走行中などに格納
姿勢がくずれる恐れのない油圧式掘削機械の作業機装置
を提供することを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段および効果】上記の目的を
達成するために、本発明に係る油圧式掘削機械の作業機
装置の第１は、下部走行体に旋回自在に搭載された上部
旋回体に、順次連結される第１ブームと、第２ブーム
と、アームと、バケットと、及びこれらを夫々俯仰させ
る油圧シリンダを有する油圧式掘削機械の作業機装置に
おいて、前後傾可能な第１ブームと、第１ブームの後傾
時に第１ブームに沿って前傾可能な第２ブームと、第１
ブームの後傾時かつ第２ブームの前傾時にほぼ水平姿勢
を可能とされたアームとを有すると共に、第１ブームと
第２ブームとの両重心の中間位置の下方と、アームとバ
ケットとの両重心の中間位置の下方とに支持部材を夫々
に有することを特徴としている。本第１構成によれば、
第１ブームを後傾させ、第２ブームを第１ブームに沿っ
て前傾させ、かつアームをほぼ水平姿勢として、これら
を両支持部材上に乗せると、作業機装置が安定した格納
姿勢となり、走行中などに格納姿勢がくずれる恐れがな
い。
達成するために、本発明に係る油圧式掘削機械の作業機
装置の第１は、下部走行体に旋回自在に搭載された上部
旋回体に、順次連結される第１ブームと、第２ブーム
と、アームと、バケットと、及びこれらを夫々俯仰させ
る油圧シリンダを有する油圧式掘削機械の作業機装置に
おいて、前後傾可能な第１ブームと、第１ブームの後傾
時に第１ブームに沿って前傾可能な第２ブームと、第１
ブームの後傾時かつ第２ブームの前傾時にほぼ水平姿勢
を可能とされたアームとを有すると共に、第１ブームと
第２ブームとの両重心の中間位置の下方と、アームとバ
ケットとの両重心の中間位置の下方とに支持部材を夫々
に有することを特徴としている。本第１構成によれば、
第１ブームを後傾させ、第２ブームを第１ブームに沿っ
て前傾させ、かつアームをほぼ水平姿勢として、これら
を両支持部材上に乗せると、作業機装置が安定した格納
姿勢となり、走行中などに格納姿勢がくずれる恐れがな
い。
【００１０】また第２は、上記第１構成において、第２
ブームとアームとを連結するアームシリンダは、第１ブ
ームの後傾時、第２ブームの前傾時、かつアームのほぼ
水平姿勢時、最短状態を有することを特徴としている。
本第２構成によれば、作業姿勢から前記格納姿勢に移行
するとき、アームシリンダを最短状態にすれば格納姿勢
となり、微妙な操作を必要とせず、格納作業が容易にな
る。
ブームとアームとを連結するアームシリンダは、第１ブ
ームの後傾時、第２ブームの前傾時、かつアームのほぼ
水平姿勢時、最短状態を有することを特徴としている。
本第２構成によれば、作業姿勢から前記格納姿勢に移行
するとき、アームシリンダを最短状態にすれば格納姿勢
となり、微妙な操作を必要とせず、格納作業が容易にな
る。
【００１１】さらに第３は、上記第１構成において、ア
ームとバケットとの両重心の中間位置の下方に設けた支
持部材は、下部走行体の前部に固設され、所定の幅で下
部走行体の前部を覆う部位を有することを特徴としてい
る。本第３構成によれば、作業中にバケット等が下部走
行体に接触して損傷する恐れがなくなる。
ームとバケットとの両重心の中間位置の下方に設けた支
持部材は、下部走行体の前部に固設され、所定の幅で下
部走行体の前部を覆う部位を有することを特徴としてい
る。本第３構成によれば、作業中にバケット等が下部走
行体に接触して損傷する恐れがなくなる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下実施例を図面を参照して詳述
する。
する。
【００１３】図１は本発明の作業機装置を装着した油圧
式掘削機械の、作業機の格納姿勢を示す側面図である。
下部走行体１に旋回自在に搭載された上部旋回体２には
第１ブーム３の基端部がピン４により起伏自在に取着さ
れ、第１ブーム３の先端部には第２ブーム５の基端近傍
がピン６により回動自在に取着されている。上部旋回体
２と第２ブーム５とは第１ブームシリンダ７により連結
され、第１ブームとともに４節リンクを構成している。
第１ブーム３の基端近傍と第２ブーム５の基端部とは第
２ブームシリンダ８により連結され、第２ブームシリン
ダ８を伸縮することにより第１ブーム３はピン４を中心
として回動するようになっている。
式掘削機械の、作業機の格納姿勢を示す側面図である。
下部走行体１に旋回自在に搭載された上部旋回体２には
第１ブーム３の基端部がピン４により起伏自在に取着さ
れ、第１ブーム３の先端部には第２ブーム５の基端近傍
がピン６により回動自在に取着されている。上部旋回体
２と第２ブーム５とは第１ブームシリンダ７により連結
され、第１ブームとともに４節リンクを構成している。
第１ブーム３の基端近傍と第２ブーム５の基端部とは第
２ブームシリンダ８により連結され、第２ブームシリン
ダ８を伸縮することにより第１ブーム３はピン４を中心
として回動するようになっている。
【００１４】第２ブーム５の先端部にはアーム１０が連
結ピン１１により回動自在に取着され、第２ブーム５と
アーム１０とはアームシリンダ１２により連結されてい
る。アーム１０の先端にはバケット１３が回動自在に取
着され、アーム１０とバケット１３とはバケットシリン
ダ１４により連結されている。
結ピン１１により回動自在に取着され、第２ブーム５と
アーム１０とはアームシリンダ１２により連結されてい
る。アーム１０の先端にはバケット１３が回動自在に取
着され、アーム１０とバケット１３とはバケットシリン
ダ１４により連結されている。
【００１５】作業機格納姿勢においては、第１ブーム３
および第２ブーム５は後傾しており、第１ブーム３およ
び第２ブーム５の重心Ａ、Ｂの中間位置の下方は、上部
旋回体２に固設されたブーム支持部材２０に支持されて
いる。アーム１０はほぼ水平で、アーム１０とバケット
１３の重心Ｃ、Ｄの中間位置の下方は、下部走行体１の
前部に固設されたアーム支持部材３０に支持されてい
る。このとき、アームシリンダ１２は最短状態である。
格納時には各油圧シリンダは保持の状態である。
および第２ブーム５は後傾しており、第１ブーム３およ
び第２ブーム５の重心Ａ、Ｂの中間位置の下方は、上部
旋回体２に固設されたブーム支持部材２０に支持されて
いる。アーム１０はほぼ水平で、アーム１０とバケット
１３の重心Ｃ、Ｄの中間位置の下方は、下部走行体１の
前部に固設されたアーム支持部材３０に支持されてい
る。このとき、アームシリンダ１２は最短状態である。
格納時には各油圧シリンダは保持の状態である。
【００１６】上記構成としたため、格納姿勢における第
２ブーム５とアーム１０との連結ピン１１回りに加わる
モーメントは小さくなり、アームシリンダ１２に加わる
力も小さい。従って走行中、振動等からくる力によって
アームシリンダ１２が伸縮して作業機の姿勢がくずれる
等の恐れがない。また上記格納姿勢では、バケット１３
の重心Ｄをアーム１０に対するバケット１３の回動中心
より前方に位置させてあるのでバケット１３の刃先がさ
らに降下することもない。
２ブーム５とアーム１０との連結ピン１１回りに加わる
モーメントは小さくなり、アームシリンダ１２に加わる
力も小さい。従って走行中、振動等からくる力によって
アームシリンダ１２が伸縮して作業機の姿勢がくずれる
等の恐れがない。また上記格納姿勢では、バケット１３
の重心Ｄをアーム１０に対するバケット１３の回動中心
より前方に位置させてあるのでバケット１３の刃先がさ
らに降下することもない。
【００１７】図２はブーム支持部材２０の詳細、一部断
面図である。上部旋回体２に固設された本体２１の上面
には上面板２２が溶着され、その上面にはゴム等の弾性
体よりなるクッション２３がネジ２４により締着されて
いる。格納姿勢において第１ブーム３はクッション２３
に当接し、衝撃は緩和される。
面図である。上部旋回体２に固設された本体２１の上面
には上面板２２が溶着され、その上面にはゴム等の弾性
体よりなるクッション２３がネジ２４により締着されて
いる。格納姿勢において第１ブーム３はクッション２３
に当接し、衝撃は緩和される。
【００１８】図３はアーム支持部材３０の詳細側面図で
あり、図４は正面図である。アーム支持部材３０は下部
走行体１の前部にボルト３１により締着されており、図
４に示すようにアーム支持部材３０は下部走行体１の前
部を保護するのに十分な幅Ｗの門型を形成している。従
って作業中バケット１３等が下部走行体１に接触して損
傷することを防止することができる。アーム支持部材３
０の上面にはブーム支持部材２０と同様にクッション２
３が取着され、格納姿勢においてアーム１０の下面が当
接するようになっている。
あり、図４は正面図である。アーム支持部材３０は下部
走行体１の前部にボルト３１により締着されており、図
４に示すようにアーム支持部材３０は下部走行体１の前
部を保護するのに十分な幅Ｗの門型を形成している。従
って作業中バケット１３等が下部走行体１に接触して損
傷することを防止することができる。アーム支持部材３
０の上面にはブーム支持部材２０と同様にクッション２
３が取着され、格納姿勢においてアーム１０の下面が当
接するようになっている。
【００１９】以下、図１及び図５〜図８に基づき作業機
の作業姿勢及び格納姿勢への移行手順について説明す
る。
の作業姿勢及び格納姿勢への移行手順について説明す
る。
【００２０】作業姿勢から格納姿勢に移行する場合に
は、図５に示すようにアームシリンダ１２を最短、保持
状態にする。第１ブームシリンダ７の長さＬ１は図１に
示す作業機格納姿勢時の長さＬ以上にして保持状態にす
る。次に図６に示すようにバケット１３を所定量チルト
バックし、第２ブームシリンダ８を伸長して第１ブーム
３を後傾してブーム支持部材２０に当接させ、第２ブー
ムシリンダ８を保持状態にする。次に図７に示すように
第１ブームシリンダ７を短縮するか、あるいは浮き状態
にしてアーム１０をアーム支持部材３０に当接させ、保
持状態にする。次に図１に示すようにバケット１３を所
定の位置までチルトして格納作業を終了する。
は、図５に示すようにアームシリンダ１２を最短、保持
状態にする。第１ブームシリンダ７の長さＬ１は図１に
示す作業機格納姿勢時の長さＬ以上にして保持状態にす
る。次に図６に示すようにバケット１３を所定量チルト
バックし、第２ブームシリンダ８を伸長して第１ブーム
３を後傾してブーム支持部材２０に当接させ、第２ブー
ムシリンダ８を保持状態にする。次に図７に示すように
第１ブームシリンダ７を短縮するか、あるいは浮き状態
にしてアーム１０をアーム支持部材３０に当接させ、保
持状態にする。次に図１に示すようにバケット１３を所
定の位置までチルトして格納作業を終了する。
【００２１】格納姿勢から作業姿勢に移行する場合に
は、図１の格納姿勢から第２ブームシリンダ８を短縮
し、図８に示すように第１ブーム３を所定の位置まで起
立させた状態にしてから他の部分を操作し、作業を開始
する。
は、図１の格納姿勢から第２ブームシリンダ８を短縮
し、図８に示すように第１ブーム３を所定の位置まで起
立させた状態にしてから他の部分を操作し、作業を開始
する。
【００２２】上述のように格納姿勢にする場合も、作業
姿勢にする場合もブームは死点を通過することがないた
め、単純な操作で姿勢の移行が可能である。
姿勢にする場合もブームは死点を通過することがないた
め、単純な操作で姿勢の移行が可能である。
【図１】実施例を備えた油圧式掘削機械の側面図であ
る。
る。
【図２】実施例のブーム支持部材の詳細図である。
【図３】実施例のアーム支持部材の詳細側面図である。
【図４】実施例のアーム支持部材の詳細正面図である。
【図５】実施例を作業姿勢から格納姿勢に移行する第１
手順を示す図である。
手順を示す図である。
【図６】実施例を作業姿勢から格納姿勢に移行する第２
手順を示す図である。
手順を示す図である。
【図７】実施例を作業姿勢から格納姿勢に移行する第３
手順を示す図である。
手順を示す図である。
【図８】実施例を格納姿勢から作業姿勢に移行する手順
を示す図である。
を示す図である。
【図９】従来の作業機装置を備えた油圧式掘削機械の側
面図である。
面図である。
【図１０】従来の作業機装置の格納姿勢と作業姿勢との
間での移行途中状態を示す図である。
間での移行途中状態を示す図である。
１ 下部走行体 ２ 上部旋回体 ３ 第１ブーム ５ 第２ブーム ７ 第１ブームシリンダ ８ 第２ブームシリンダ １０ アーム １２ アームシリンダ １３ バケット １４ バケットシリンダ ２０ ブーム支持部材 ３０ アーム支持部材
Claims (3)
- 【請求項１】 下部走行体に旋回自在に搭載された上部
旋回体に、順次連結される第１ブームと、第２ブーム
と、アームと、バケットと、及びこれらを夫々俯仰させ
る油圧シリンダを有する油圧式掘削機械の作業機装置に
おいて、前後傾可能な第１ブームと、第１ブームの後傾
時に第１ブームに沿って前傾可能な第２ブームと、第１
ブームの後傾時かつ第２ブームの前傾時にほぼ水平姿勢
を可能とされたアームとを有すると共に、第１ブームと
第２ブームとの両重心の中間位置の下方と、アームとバ
ケットとの両重心の中間位置の下方とに支持部材を夫々
に有することを特徴とする油圧式掘削機械の作業機装
置。 - 【請求項２】 請求項１記載の油圧式掘削機械の作業機
装置において、第２ブームとアームとを連結するアーム
シリンダは、第１ブームの後傾時、第２ブームの前傾
時、かつアームのほぼ水平姿勢時、最短状態を有するこ
とを特徴とする油圧式掘削機械の作業機装置。 - 【請求項３】 請求項１記載の油圧式掘削機械の作業機
装置において、アームとバケットとの両重心の中間位置
の下方に設けた支持部材は、下部走行体の前部に固設さ
れ、所定の幅で下部走行体の前部を覆う部位を有するこ
とを特徴とする油圧式掘削機械の作業機装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15741396A JPH09316911A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 油圧式掘削機械の作業機装置 |
| PCT/JP1997/001762 WO1997045598A1 (fr) | 1996-05-30 | 1997-05-26 | Machine de travaux de pelle excavatrice hydraulique |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15741396A JPH09316911A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 油圧式掘削機械の作業機装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09316911A true JPH09316911A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15649104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15741396A Pending JPH09316911A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 油圧式掘削機械の作業機装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09316911A (ja) |
| WO (1) | WO1997045598A1 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006100580A1 (en) * | 2005-03-24 | 2006-09-28 | Daniel Paul Silcock | Front end loader |
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-
1996
- 1996-05-30 JP JP15741396A patent/JPH09316911A/ja active Pending
-
1997
- 1997-05-26 WO PCT/JP1997/001762 patent/WO1997045598A1/ja active Application Filing
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006100580A1 (en) * | 2005-03-24 | 2006-09-28 | Daniel Paul Silcock | Front end loader |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| WO1997045598A1 (fr) | 1997-12-04 |
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