JPH09304367A - 気体試料吸着脱離装置 - Google Patents

気体試料吸着脱離装置

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JPH09304367A
JPH09304367A JP8146677A JP14667796A JPH09304367A JP H09304367 A JPH09304367 A JP H09304367A JP 8146677 A JP8146677 A JP 8146677A JP 14667796 A JP14667796 A JP 14667796A JP H09304367 A JPH09304367 A JP H09304367A
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JP
Japan
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adsorption
gas
gas sample
adsorbing
port
Prior art date
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JP8146677A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Negami
光弘 根上
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 気体試料中の特定成分の吸着作業の効率向上
を図る。 【解決手段】 気体試料を取り込む取込口2と、気体試
料から特定成分を吸着させる吸着手段3と、気体試料の
流動を付勢する吸引ポンプ4と、吸着手段3を加熱する
加熱手段11と、特定成分を分析装置側に吐出する吐出
口12と、取込口2から吐出口12までの間にキャリア
ガスを供給するガス供給手段13と、不要なキャリアガ
スを排出する排出口14と、各構成を連絡する複数の連
絡用配管と、これら連絡用配管を所定の組み合わせで接
続する切り換え手段5,6,7とを備え、ガス供給手段
13は、切り換え手段5,6,7を介して取込口2又は
吸着手段3に選択的に連絡自在であると共に、吸着手段
3は、切り換え手段5,6,7を介して、その上流側を
取込口2又はガス供給手段13と選択的に連絡自在とし
且つ下流側を吸引ポンプ4,吐出口12又は排出口14
と選択的に連絡自在とするという構成を採っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気体試料吸着脱離
装置に係り、特に、気体試料からの特定成分の吸着から
各部の洗浄までを行う気体試料吸着脱離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から気体試料の含有成分の分析作業
は、例えば、医療分野における臨床検査用の呼気分析や
患者の病態の監視、産業分野における作業環境の測定や
室内環境の測定、警察分野における飲酒運転取締まりや
麻薬取締まり、消防分野における火災原因調査、健康産
業における健康管理等、広範な分野に使用される。そし
て、この気体試料の分析の際には、当該試料の捕集を含
めて、複数の工程からなる作業を必要としていた。
【0003】図8乃至図13は、特に人間の呼気の分析
を行う際に、呼気中の特定成分を抽出するまでの複数の
工程を示している。以下、これら各工程を順を追って説
明する。
【0004】まず最初に、被験者からの呼気の捕集を行
う捕集工程について説明する。図8(A)は、使用前の
呼気捕集バッグ100を示している。この呼気捕集バッ
グ100は、その内部に気体試料としての呼気を貯留す
る薄いプラスチックの袋状部材101と、この袋状部材
101ヘの呼気の出し入れ口となるテフロン性のコック
102とから構成されており、呼気捕集後には、図8
(B)に示すように袋状部材101が被験者から吹き込
まれた呼気で満たされた状態となる。この呼気中には水
分とペンタンを含む複数の特定成分とが含有されてお
り、本動作説明では、この複数の特定成分を濃縮して分
析装置に供給するものとする。
【0005】次に、上述した呼気捕集バッグ100から
吸着手段110を使用して特定成分を吸着させる吸着工
程を図9に基づいて説明する。この吸着手段110は、
その内部に上記の複数の成分を吸着させる吸着剤を含ん
だ管状部材であり、その一端部が捕集バッグ100のテ
フロン性のコック102に着脱自在であり、他端部は吸
引ポンプ111と積算流量計112とが連結されてい
る。そして、吸引ポンプ111により吸着手段110を
介して呼気捕集バッグ100内の呼気が当該吸引ポンプ
111側に吹い寄せられ、このとき、呼気が吸着手段1
10の内部を通過する際に、呼気中の水分と各特定成分
とが吸着手段110内部の吸着剤に吸着される。
【0006】吸着工程が行われると、吸着手段110の
吸着剤に特定成分と共に吸着された水分の除去工程が行
われる。即ち、図10に示すように、吸着手段110か
ら呼気捕集バッグ100と吸引ポンプ111とが外さ
れ、一方の端部を開放した状態で他方の端部にHeガス
ボンベ113が連結される。このHeガスボンベ113
から吸着手段110の内部にHeガスが供給され通過す
ることにより、吸着剤に吸着された水分のみが脱離され
て排出される。
【0007】上記の水分除去作業が一定時間の間行われ
ると、脱離工程が行われる。即ち、図11に示すよう
に、吸着手段110の一端部をHeガスボンベ113に
連結した状態を維持して、この吸着手段110が加熱手
段114に装備されると共に水分除去工程では開放され
ていた他端部がガスクロマトグラフィーを備えた分析装
置115に連結される。そして、吸着手段110の加熱
を行いつつHeガスボンベからHeガスの供給を行うこ
とにより、吸着剤に吸着されていた複数の特定成分が吸
着剤から脱離してHeガスと共に分析装置115に送ら
れる。分析装置115では、ガスクロマトグラフィーに
より特定成分中のペンタンを抽出し、分析が行われる。
【0008】一方、捕集工程で使用された呼気捕集バッ
グ100は、再利用を図るために洗浄が行われる(呼気
捕集バッグ洗浄工程)。即ち、図12(A)に示すよう
に、呼気捕集バッグ100のコック102に窒素ガスボ
ンベ116が連結されると共に袋状部材101内部に窒
素ガスが吸入され、さらに、コック102を閉じた状態
で乾燥器(図示略)内に所定時間保存する(図12
(B))。そして、図12(C)に示すように、吸引ポ
ンプ117をコック102に連結し、袋状部材101内
の窒素ガスを排出する。この際、袋状部材101及びコ
ック102の内側に付着した残留物が同時に排出されて
洗浄が行われる。
【0009】最後に、吸着手段110の吸着剤の再生工
程が行われる。図13に示すように、吸着手段110の
一方の端部が窒素ガスボンベ118に連結され且つ他方
の端部が開放された状態で当該吸着手段110は恒温槽
119内に収容される。そして、恒温槽119により一
定の温度に昇温された状態で窒素ガスの供給が行われ、
吸着剤に吸着されていた残留物が吸着手段110の外部
に排出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した如く、気体試
料の分析に際しては、気体試料の捕集,特定成分の吸
着,水分の除去,特定成分の脱離,呼気捕集バックの洗
浄及び吸着手段の再生からなる六つの工程が個別に行わ
れていた。これらの各工程が個別に行われることによ
り、気体試料の分析作業全体の作業効率が低下し、例え
ば、気体試料の捕集から分析結果を出すまでに多くの時
間を要する等の不都合が発生していた。
【0011】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、作業の迅速化を図り得る気体試料吸着脱離装
置を提供することを、その目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明で
は、気体試料を取り込む取込口と、取り込まれた気体試
料の通過により特定成分を吸着させる吸着手段と、気体
試料を吸着手段まで引き込む流動を付勢する吸引ポンプ
と、吸着手段を加熱する加熱手段と、吸着手段の下流側
に配設し特定成分を分析装置側に吐出する吐出口と、取
込口から吸着手段を介して吐出口までの間にキャリアガ
スを供給するガス供給手段と、不要なキャリアガスを排
出する排出口と、各構成を連絡する複数の連絡用配管
と、これら連絡用配管を所定の組み合わせで接続する切
り換え手段とを備えている。
【0013】ガス供給手段は、切り換え手段を介して取
込口又は吸着手段に選択的に連絡自在であると共に、吸
着手段は、切り換え手段を介して、その上流側を取込口
又はガス供給手段と選択的に連絡自在とし且つ下流側を
吸引ポンプ,吐出口又は排出口と選択的に連絡自在とす
るという構成を採っている。
【0014】上記の構成において、吐出口を分析装置に
連結した状態で、特定成分の吸着動作が行われる。
【0015】まず、取込口から気体試料の取り込みが行
われる。かかる場合、取込口と吸着手段とが連絡され且
つ吸着手段から吸引ポンプとへ連絡されるように各連絡
用配管が切り換え手段により接続される。そして、吸引
ポンプの駆動により、取込口から外気,呼気等の気体試
料が取り込まれると共に吸着手段を通過する。この吸着
手段の通過により気体試料から特定成分が吸着される
(気体試料の捕集工程及び特定成分の吸着工程)。
【0016】次に、切り換え手段を介して、ガス供給手
段が取込口と連絡され、取込口にキャリアガスを供給す
ることにより当該取込口の洗浄を行う(取込口の洗浄工
程)。
【0017】その後、ガス供給手段と吸着手段とが連絡
され、さらに、吸着手段から排出口までの間が連絡され
る。この状態で吸着手段にキャリアガスが供給され、こ
れにより吸着手段に吸着した余分な水分が除去される
(水分の除去工程)。
【0018】また、切り換え手段により、ガス供給手段
は吸着手段と連絡され、さらに、吸着手段から吐出口ま
での間が連絡される。そして、これと同時に、加熱手段
による吸着手段の加熱が行われ、ガス供給手段からキャ
リアガスが供給されることにより、吸着手段から特定成
分が脱離され、キャリアガスの流動に合わせて特定成分
は吐出口を介して分析装置に供給される(特定成分の脱
離工程)。分析装置では、特定成分中の任意の成分につ
いて抽出し分析する。
【0019】その後、吸着手段はその連絡先が吐出口か
ら排出口に切り換えられ、継続してキャリアガスの供給
及び加熱手段による加熱を受けることにより吸着手段に
残留する残留吸着物が排出される(吸着手段の再生工
程)。
【0020】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明と同様の構成を有すると共に、取込口の下流に気体
試料を一時的に貯留するバッファを装備するという構成
を採っている。
【0021】この構成では、例えば、人間の呼気の採取
等の際に、取込口から強制的に呼気が吹き込まれると、
当該呼気は一時的にバッファ内に貯留され、その後一定
の速度で吸着手段を通過するように吸引ポンプにより流
動を付勢される。その他の動作については、請求項1記
載の発明と同様に行われる。
【0022】請求項3記載の発明では、請求項1又は2
記載の発明と同様の構成を有すると共に、前記吸引ポン
プの上流に予め内部を減圧する減圧容器を設ける構成を
採っている。
【0023】上記構成では、気体試料の捕集に先立っ
て、予め吸引ポンプにより減圧容器内の空気を排出し、
その内部を減圧する(例えば、真空状態とする)。この
状態において、請求項1又は2記載の発明と同様に、気
体試料の捕集動作を開始することにより、気体試料は、
減圧容器に向かって流動が付勢される。そして、その他
の動作については、上記と同様に行われる。
【0024】本発明は、上記各構成により前述した目的
を達成しようとするものである。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1乃至図
5に基づいて説明する。本実施形態は、ガスクロマトグ
ラフィーを備えた分析装置10の上流側に装備された気
体試料吸着脱離装置としての呼気吸着脱離装置1を示し
ている。この呼気吸着脱離装置1は、被験者の呼気中に
含有する特定成分を吸着させて濃縮し分析装置に供給す
るためのものである。
【0026】呼気吸着脱離装置1は、気体試料としての
呼気を取り込む取込口2と、取り込まれた呼気の通過に
より特定成分を吸着させる吸着手段としての吸着剤充填
管3と、呼気を吸着剤充填管3まで引き込む流動を付勢
する吸引ポンプ4と、吸着剤充填管3を加熱する加熱手
段11と、吸着剤充填管3の下流側に配設し特定成分を
分析装置10側に吐出する吐出口12と、取込口2から
吸着剤充填管3を介して吐出口12までの間にキャリア
ガスを供給するガス供給手段としてのガスボンベ13
と、不要となったキャリアガスを排出する排出口14
と、各構成を連絡する複数の連絡用配管と、各連絡用配
管の連絡を切り換えて呼気及びキャリアガスを所定のル
ートに案内する切り換え手段としての三方バルブ5,八
方バルブ6及び四方バルブ7とを備えている。以下、各
部を詳説する。
【0027】被験者は、取込口2から呼気の吹き込み動
作を行う。この取込口2は、図1中では中空管状部材と
して示されているが、直接呼気を吸入するのに好適なマ
スク状等に形成しても良い。
【0028】この取込口2の下流側は、連絡用配管81
を介して三方バルブ5のポート51と連絡している。そ
して、連絡用配管81の途中には、上流側から順に圧力
センサ21,電磁弁22,圧力センサ23及びバッファ
としてのバック24が配設されている。これらの内,圧
力センサ21,23は各位置における圧力の検出を行う
と共に後述する動作制御手段15に出力し、電磁弁22
は動作制御手段15の動作信号により開閉自在となって
いる。また、バック24は、素材がテフロン等から形成
されており、可撓性を有する袋状部材であり、呼気の流
入・流出により膨張・収縮する。
【0029】次に、ガスボンベ13について説明する。
このガスボンベ13は、所定圧力でキャリアガスが封入
されており、連絡用配管82を介して八方バルブ6のポ
ート63と連絡している。また、この連絡用配管82は
その途中で、三方バルブ5のポート53から引かれた連
絡用配管83及び八方バルブ6のポート65から引かれ
た連絡用配管84ともそれぞれ連絡している。これら各
連絡用配管82,83,84には、前述した圧力でキャ
リアガスが供給されると共に下流側に流動する。即ち、
キャリアガスは、下流側に呼気等の流動を付勢する機能
を有すると共に流路に残留する不要成分を排除する洗浄
ガスとしての機能をも備えている。また、このキャリア
ガスは、一般にHeガス,N2 ガス等が使用される。
【0030】吸着手段としての吸着剤充填管3は、ガラ
ス,ステンレス等からなる両端部が開放された筒状部材
の内側に吸着剤が封入されて形成されており、この筒状
部材の一方の端部から他方の端部にかけて強制的に呼気
を通過させることにより吸着剤に呼気中の特定成分が吸
着される構造となっている。この吸着剤充填管3の一方
の端部は、連絡用配管85を介して八方バルブ6のポー
ト67に連絡しており、他方の端部は、連絡用配管86
を介して八方バルブ6のポート62に連絡している。
【0031】この吸着剤充填管3には、当該吸着剤充填
管3を外部から加熱する加熱手段11が併設されてい
る。この加熱手段11は、約400度まで加温可能なヒ
ータであり、吸着剤充填管3を加熱することにより吸着
剤に吸着された特定成分の脱離を促す機能を有し、動作
制御手段15によりその作動及びその出力温度を制御さ
れる。また、この加熱手段11は、呼気吸着脱離装置1
の他の構成に高温による影響を防止するために、その周
囲が図示しない断熱材に覆われている。
【0032】吸着剤充填管3の下流側には、吸引ポンプ
4が配設される。即ち、この吸引ポンプ4は、連絡用配
管91を介して八方バルブ6のポート61に連絡してお
り、この八方バルブ6に連絡している吸着剤充填管3及
び八方バルブ6のポート68と三方バルブ5のポート5
2とを連絡する連絡用配管87を介して取込口2側と連
絡可能となっている。即ち、三方バルブ5と八方バルブ
6とを所定の接続状態とした場合に、吸引ポンプ4の駆
動により取込口2から呼気の吸引が付勢される。
【0033】さらに連絡用配管91の途中には、上流側
から順に電磁弁41,圧力センサ42,減圧容器43及
び電磁弁44が配設されている。これらの内,圧力セン
サ42は配設位置における圧力の検出を行うと共に動作
制御手段15に出力し、電磁弁41,44は動作制御手
段15の動作信号により開閉自在となっている。また、
減圧容器43は所定容積を有する耐圧容器である。通常
は、吸引ポンプ4の駆動及び電磁弁41,43により真
空状態が維持される。そして、呼気の採取時に電磁弁4
1が開かれて呼気の吸引動作が付勢される。
【0034】前述した八方バルブ6のポート64及びポ
ート66は、それぞれ連絡用配管92及び93を介して
それぞれ四方バルブ7のポート71及びポート73と連
絡している。そして、この四方バルブ7のポート72は
連絡用配管94を介して排出口14と連絡し、不要なキ
ャリアガス及び吸着剤充填管3の残留成分等がここから
排出される。また、ポート74は連絡用配管95を介し
て吐出口12に連絡しており、呼気の特定成分及びキャ
リアガス等はここに案内され、ここから分析装置10に
供給される。
【0035】ここで、各バルブ5,6,7について説明
する。まず、三方バルブ5は、三つのポート51,5
2,53を有しており、これらの内何れか二つを接続す
る構造となっている。次に、八方バルブ6は、八つのポ
ート61,62,63,64,65,66,67,68
を有しており、各ポートと隣接する両隣のポートの何れ
か一方のポートと常に接続する構造となっている。ま
た、四方バルブ7は、四つのポート41,42,43,
44を有しており、各ポートと隣接する両隣のポートの
何れか一方のポートと常に接続する構造となっている。
これら各ポート5,6,7は、何れも動作制御手段15
の動作指令信号により上記各切り換え動作が行われるよ
うになっている。
【0036】また、動作制御手段15は、上述したよう
に各バルブ5,6,7と各電磁弁22,41,44と加
熱手段11及び吸引ポンプ4について動作制御を行うと
共に各圧力センサ21,23,42により各部の圧力変
化の検出を行う。
【0037】また、図1には図示を省略されているが、
この呼気吸着脱離装置1には、呼気の通過する各部(例
えば、取込口2,吐出口12,バッグ24,各バルブ
5,6,7,及び各連絡用配管81,85,86,8
7,93,95)を上限およそ300度程まで加温する
加温手段が随所に装備されている。この加温手段によ
り、呼気の通過の際に、各連絡用配管等に対する残留成
分の付着を有効に防止することが可能となっている。
【0038】次に、図1乃至図5に基づいて呼気吸着脱
離装置1の動作を説明する。図2から図5は、呼気吸着
脱離装置1の各バルブ5,6,7の切り換え状態を示し
ている。
【0039】まず、前述したように吸引ポンプ4が駆動
され、減圧容器43内を真空状態とする。このとき、電
磁弁44は開状態とされ、また、電磁弁41は閉状態と
される。そして、真空状態が圧力センサ42により検出
されると電磁弁44が閉じられる。また、この時点で
は、電磁弁22は閉状態にされている。さらにこれに加
えて、前述した図示しない加温手段が作動し、各部を所
定の温度に加温する。
【0040】そして、図2に示すように、三方バルブ5
のポート51とポート52が接続され(以下、この状態
を三方バルブ5におけるポジションAとする)、また八
方バルブ6のポート61とポート62,ポート63とポ
ート64,ポート65とポート66,ポート67とポー
ト68がそれぞれ接続され(以下、この状態を八方バル
ブ6におけるポジションAとする)、さらに四方バルブ
7のポート71とポート72,ポート73とポート74
がそれぞれ接続される(以下、この状態を四方バルブ7
におけるポジションAとする)。
【0041】各バルブ5,6,7を上記各ポジションと
することにより、取込口2はバッグ24,吸着剤充填管
3及び減圧容器43を介して吸引ポンプ4まで連絡する
状態となる。
【0042】かかる状態で被験者が取込口2から呼気を
吹き込むことにより圧力センサ21は圧力の上昇を検出
すると共に動作制御手段15に出力する。これを受けて
動作制御手段15では、電磁弁22,41を開状態にす
る。これにより、真空状態にある減圧容器43側に吸着
剤充填管3を介して取込口2から呼気の流動が付勢され
る。このとき、吸着剤充填管3はその構造上,呼気の流
動速度を一定に制限してしまうため、被験者からの呼気
の吐出量が、呼気吸着脱離装置1内の呼気の流動量を上
回ることがあり、これによる被験者の呼気の吐出動作に
負担が生じないように、呼気を予めバッグ24内に一時
的に貯留する構造となっている(気体試料の捕集工
程)。
【0043】そして、被験者による呼気の吐出が終了す
ると圧力センサ21により圧力低下が検出され、これに
より電磁弁22が閉状態となる。バッグ24内の呼気
は、吸着剤充填管3を矢印S方向に沿って通過し、その
際に呼気中の特定成分が吸着されつつ減圧容器43に向
けて流動が付勢される(特定成分の吸着工程)。
【0044】また、減圧容器43内の圧力が真空状態か
ら一定の圧力まで上昇すると、圧力センサ42の検出に
より電磁弁44が開かれると共に吸引ポンプ4の駆動に
より再び真空状態とされ、電磁弁41,44が閉じられ
る。
【0045】一方、ガスボンベ13は、上記各バルブ
5,6,7のポジションにより連絡用配管82,92,
94及び排出口14を介して外部に排出されるルート
と、連絡用配管84,93,95及び吐出口12を介し
て分析装置10に供給されるルートとが形成される。
【0046】上記動作により、所定量の呼気の捕集が行
われると、各バルブ5,6,7の切り換えが行われる。
即ち、図3に示すように、三方バルブ5のポート51と
ポート53が接続され(以下、この状態を三方バルブ5
におけるポジションBとする)、また八方バルブ6のポ
ート61とポート68,ポート62とポート63,ポー
ト64とポート65,ポート66とポート67がそれぞ
れ接続され(以下、この状態を八方バルブ6におけるポ
ジションBとする)、さらに四方バルブ7のポート71
とポート74,ポート72とポート73がそれぞれ接続
される(以下、この状態を四方バルブ7におけるポジシ
ョンBとする)。
【0047】各バルブ5,6,7を上記各ポジションと
することにより、まず、ガスボンベ13から取込口2へ
向かうルートが形成される。これにより、連絡用配管8
3,81を介しバッグ24内にキャリアガスが供給され
る。そして、キャリアガスによりバッグ24内が一定の
圧力に達した状態を圧力センサ23により検出される
と、動作制御手段15では電磁弁22を開状態として取
込口2まで開放し、これによりキャリアガスの流路とな
る各構成の洗浄が行われる(取込口の洗浄工程)。
【0048】また、ガスボンベ13から連絡用配管8
2,86を介して吸着剤充填管3にキャリアガスが矢印
T方向に沿って供給され、この吸着剤充填管3に特定成
分と共に付着した呼気中の水分の除去が行われる。この
とき、吸着剤充填管3に吸着された特定成分は、低温状
態ではあまり脱離しないため、ほぼ水分のみがキャリア
ガスと共に下流側に排出される。この水分を含んだキャ
リアガスは、連絡用配管85,93,94及び排出口1
4を介して大気中に排出される(水分の除去工程)。
【0049】さらに、ガスボンベ13は、上記各バルブ
5,6,7のポジションにより連絡用配管84,92,
95及び吐出口12を介して分析装置10に供給される
ルートとが形成される。
【0050】上記各ポジションによる各部の洗浄及び吸
着剤充填管3の水分除去動作が一定時間行われると、動
作制御手段15の制御により、上記各バルブ5,6,7
は、図4の状態に切り換えられる。即ち、三方バルブ5
はポジションAに切り換えられ、八方バルブ6はポジシ
ョンBのままの状態を維持され、四方バルブ7はポジシ
ョンAに切り換えられる。これに加えて、加熱手段11
が作動し、吸着剤充填管3の加熱が行われる。
【0051】加熱手段11の加熱により、吸着剤充填管
3では吸着剤に吸着された特定成分の脱離が付勢され、
また、ガスボンベ13から連絡用配管82,86を介し
て吸着剤充填管3に矢印T方向に沿ってキャリアガスが
供給され、特定成分と共にキャリアガスは、連絡用配管
85,93,95及び吐出口12を介して分析装置10
に供給される(特定成分の脱離工程)。このとき、キャ
リアガスは、前述した特定成分の吸着工程の際の呼気の
通過方向Sと逆のT方向に沿って吸着剤充填管3内を通
過するため、この特定成分の脱離工程では、吸着された
特定成分の脱離をより有効に行うことが可能となる。な
お、吸着剤充填管3内部おける各気体の流動方向につい
ては、特定成分の吸着工程とこの特定成分の脱離工程に
おいては互いに逆方向となることが望ましいが、特定成
分の吸着工程と水分の脱離工程においては特に互いに逆
方向とする必然性は少なく、仮に、これらを同方向とな
るように接続しても問題はない。
【0052】分析装置では、キャリアガス及び特定成分
からガスクロマトグラフィーにより検査の対象となる成
分を抽出し、その濃度等の測定が行われる。
【0053】上記各ポジションによる特定成分の脱離動
作が一定時間行われると、動作制御手段15の制御によ
り、上記各バルブ5,6,7は、図5の状態に切り換え
られる。即ち、三方バルブ5はポジションAのままの状
態を維持され、八方バルブ6もポジションBのままの状
態を維持され、四方バルブ7はポジションBに切り換え
られる。また、加熱手段11は、上述の特定成分の除去
工程よりも高温状態にに設定されて吸着剤充填管3の加
熱が行われる。
【0054】各バルブ5,6,7を上記各ポジションと
することにより、まず、ガスボンベ13から吸着剤充填
管3を介して排出口14へ向かうルートが形成される。
これにより、吸着剤充填管3の吸着剤に残留した特定成
分その他の不純物の除去がキャリアガスに付勢されて排
出口14から大気中に排出される(吸着手段の再生工
程)。
【0055】一方、ガスボンベ13は、上記各バルブ
5,6,7のポジションにより連絡用配管84,92,
95及び吐出口12を介して分析装置10に供給される
ルートとが形成される。即ち、これによりこの呼気吸着
脱離装置1の作動中は、上述した各工程を通して常時、
分析装置10にキャリアガスが供給される。
【0056】上記吸着手段の再生工程が一定時間継続し
て行われると、加熱手段11は作動が停止され、各バル
ブ5,6,7は図2の状態に切り換えられる。これによ
り、一連の動作が終了し、再び、新たな被験者による呼
気の採取が可能となる。
【0057】本実施形態に示す呼気吸着脱離装置1は、
上記各構成を備えているため、呼気の捕集,特定成分の
吸着,水分の除去,特定成分の脱離,取込口の洗浄及び
吸着手段の再生からなる六つの工程を連続的に行うこと
を可能としている。これにより、呼気の分析作業全体の
作業効率を向上させ、呼気の捕集から分析に至るまで消
費される時間を軽減させ、例えば、大量の人数の呼気採
取作業に対応することが可能である。
【0058】また、呼気吸着脱離装置1は、連絡用配管
による各構成の連絡を、三方バルブ5,八方バルブ6及
び四方バルブ7によりその接続を切り換えて上述した全
ての工程に対応することを可能としているため、従来の
ように各工程毎に、それらの工程に要する器具,装置等
の組み替え作業等の煩雑な作業を排除し、作業性の向上
を図ることが可能となった。
【0059】これに加えて、上記各バルブ5,6,7
は、それぞれ切り換えるパターンが僅か二種類のみ(ポ
ジションAとポジションB)であり、これらの組合わせ
により全ての工程に対応可能な構成であるため、切り換
え操作自体の簡易化を図ることが可能である。また、動
作制御手段を設けて自動化を図る場合に、制御回路の簡
易化を図ることができる。
【0060】また、上述した各バルブによる各構成の接
続により、呼気吸着脱離装置1では、上記各工程の全て
において、常時,分析装置にキャリアガスの供給を図る
ことが可能であり、これにより、分析装置内における加
熱部分の傷みを防止すると共に呼気等の流路に付着する
不要成分,汚れ等の付着を防止し、当該分析装置の保守
性の向上を図ることが可能である。
【0061】さらに、取込口2の下流側に呼気を一時的
に貯留するバッグ24を設ける構成としているため、呼
気の吸着剤充填管3の通過速度に関係なく被験者は抵抗
感なく呼気を吐出を行うことが可能である。また、この
バッグ24の上流側近傍に電磁弁22及び圧力センサ2
1,23を設けたため、呼気の逆流を防止することがで
きる。
【0062】また、吸引ポンプ4の上流側に減圧容器4
3とこれを密閉する電磁弁41,44を設けているた
め、例えば、吸引ポンプ4の吸引能力が低い場合でも、
予めこの減圧容器43を真空状態にしてこの減圧容器か
ら呼気の流動を付勢することにより、高い吸引力による
呼気の流動を付勢することが可能である。
【0063】さらに、本実施形態では、呼気の流動経路
の随所を加温するヒータを装備しているため、呼気中の
不要成分等の付着を防止し、繰り返し呼気の採取を行っ
ても、途中で不純物が混入される不都合を排除し、より
正確に分析を行うことを可能とならしめている。
【0064】ここで、上記実施形態に示した各電磁弁2
2,41,44を圧力自動調整バルブとしても良い。
【0065】上述した呼気吸着脱離装置1の他の例を図
6に示す。
【0066】この図6に示す呼気吸着脱離装置1Aは、
呼気吸着脱離装置1と比較して動作制御手段15を設け
ない構成となっており、これに伴い圧力センサ21,2
3,42及び電磁弁22,41,44が省略され、ま
た、吸引ポンプ4,加熱手段11及び各バルブ5,6,
7は手動による操作を行うようになっている。この呼気
吸着脱離装置1Aでは、呼気の逆流を防止するためにバ
ッグ24の上流側に逆止弁を設ける構成としても良い。
【0067】この呼気吸着脱離装置1Aの構成において
も、手動による操作を要する点を除いて呼気吸着脱離装
置1とほぼ同様の効果を得ることが可能であると共に装
置の構成点数即ち部品点数の低減を図ることができ生産
性の向上を図ることが可能となっている。
【0068】また、図7に、吸引力の高い吸引ポンプ4
Aを装備した場合の呼気吸着脱離装置1Bを示す。
【0069】この呼気吸着脱離装置1Bは、吸引ポンプ
4Aの吸引力が高いため、取込口2から吸入された呼気
は、随時滞ることなく吸引ポンプ4A側に導かれるた
め、呼気を一時的に貯留するバッグ24及び予め真空状
態を作り出す減圧容器43を設けることなく図6に開示
した呼気吸着脱離装置1Aとほぼ同様の効果を得ること
が可能であると共に、さらなる部品点数の低減を図るこ
とができ生産性の向上を図ることが可能となっている。
【0070】なお、上述した各呼気吸着脱離装置1,1
A,1Bは、呼気のみに対象を限定して特定成分の吸着
を行うものではない。即ち、その対象は気体であれば良
く、例えば、大気中の特定成分の吸着の際に使用する環
境調査等の他の分野についても使用が可能である。
【0071】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、上述した各構
成から、気体試料の分析に先だって、気体試料の捕集,
特定成分の吸着,吸着手段の水分除去,特定成分の脱
離,取込口の洗浄及び吸着手段の再生からなる六つの工
程を連続的に行うことを可能としている。これにより、
気体試料の分析作業全体の作業効率を向上させ、気体試
料の捕集から分析に至るまで消費される時間を軽減さ
せ、例えば、多くの気体試料からの特定成分の吸着作業
を連続的に行うことが可能となる。
【0072】さらに、切り換え手段により、ガス供給手
段を取込口又は吸着手段と選択的に連絡させ、吸着手段
の上流側を取込口又はガス供給手段と、下流側を排出
口,吐出口又は吸引ポンプと選択的に連絡可能としてい
るため、切り換え手段の操作によりこれらを所定の組み
合わせで接続させることを可能とし、従来のように各工
程毎に、それらの工程に要する器具,装置等の組み替え
作業等の煩雑な作業を排除し、作業性の向上を図ること
が可能となった。
【0073】請求項2記載の発明では、取込口の下流側
に気体試料を一時的に貯留するバッファを設ける構成と
しているため、気体試料の吸着手段の通過速度が遅い場
合でもこれに影響されず気体試料の供給を行うことが可
能となっている。特に、気体試料として人間の呼気を対
象とした場合に、被験者は抵抗感なく呼気の吐出を行う
ことが可能である。
【0074】請求項3記載の発明では、吸引ポンプの上
流側に減圧容器を設け、これを予め減圧することにより
気体試料,キャリアガス等の流動を付勢するため、例え
ば、吸引ポンプの吸引能力が低い場合でも、この減圧容
器の容量に応じて充分な量の呼気の流動を付勢すること
が可能である。
【0075】本発明は以上のように構成され機能するの
で、これにより従来にない優れた気体試料吸着脱離装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1に開示した呼気吸着脱離装置の呼気の捕集
及び特定成分の吸着工程時における各バルブの接続状態
を示す説明図である。
【図3】図1に開示した呼気吸着脱離装置の取込口の洗
浄及び水分の除去工程時における各バルブの接続状態を
示す説明図である。
【図4】図1に開示した呼気吸着脱離装置の特定成分の
脱離工程時における各バルブの接続状態を示す説明図で
ある。
【図5】図1に開示した呼気吸着脱離装置の吸着手段の
再生工程時における各バルブの接続状態を示す説明図で
ある。
【図6】呼気吸着脱離装置の他の例を示すブロック図で
ある。
【図7】呼気吸着脱離装置のさらに他の例を示すブロッ
ク図である。
【図8】従来における呼気の捕集作業を示す説明図であ
り、図8(A)は呼気捕集バッグの使用前の状態を示
し、図8(B)は呼気捕集バッグの使用後を示す。
【図9】従来における呼気の特定成分の吸着作業を示す
説明図である。
【図10】従来における吸着手段からの水分の除去作業
を示す説明図である。
【図11】従来における吸着手段からの特定成分の脱離
作業を示す説明図である。
【図12】従来における呼気捕集バッグの洗浄作業を示
す説明図であり、図12(A)は呼気捕集バッグ内への
窒素ガスの吸入動作を示し、図12(B)は窒素ガス封
入状態で放置された状態を示し、図12(C)は窒素ガ
スを排出する状態を示している。
【図13】従来における吸着手段の再生のための残留物
除去作業を示す説明図である。
【符号の説明】
1 呼気吸着脱離装置(気体試料吸着脱離装置) 2 取込口 3 吸着剤充填管(吸着手段) 4 吸引ポンプ 5 三方バルブ(切り換え手段) 6 八方バルブ(切り換え手段) 7 四方バルブ(切り換え手段) 10 分析装置 11 加熱手段 12 吐出口 13 ガスボンベ(ガス供給手段) 14 排出口 24 バッグ(バッファ) 43 減圧容器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気体試料を取り込む取込口と、取り込ま
    れた気体試料の通過により特定成分を吸着させる吸着手
    段と、前記気体試料を前記吸着手段まで引き込む流動を
    付勢する吸引ポンプと、前記吸着手段を加熱する加熱手
    段と、前記吸着手段の下流側に配設し前記特定成分を分
    析装置側に吐出する吐出口と、前記取込口から前記吸着
    手段を介して前記吐出口までの間にキャリアガスを供給
    するガス供給手段と、不要な前記キャリアガスを排出す
    る排出口と、前記各構成を連絡する複数の連絡用配管
    と、これら連絡用配管を所定の組み合わせで接続する切
    り換え手段とを備え、 前記ガス供給手段は、前記切り換え手段を介して前記取
    込口又は前記吸着手段に選択的に連絡自在であると共
    に、 前記吸着手段は、前記切り換え手段を介して、その上流
    側を前記取込口又はガス供給手段と選択的に連絡自在と
    し且つ下流側を前記吸引ポンプ,前記吐出口又は前記排
    出口と選択的に連絡自在としたことを特徴とする気体試
    料吸着脱離装置。
  2. 【請求項2】 前記取込口の下流に前記気体試料を一時
    的に貯留するバッファを装備したことを特徴とする請求
    項1記載の気体試料吸着脱離装置。
  3. 【請求項3】 前記吸引ポンプの上流に予め内部を減圧
    する減圧容器を設けたことを特徴とする請求項1又は2
    記載の気体試料吸着脱離装置。
JP8146677A 1996-05-16 1996-05-16 気体試料吸着脱離装置 Withdrawn JPH09304367A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008145271A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Shimadzu Corp におい識別装置
JP2018146369A (ja) * 2017-03-06 2018-09-20 新コスモス電機株式会社 ガス濃縮装置およびガス濃縮方法

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