JPH092897A - 多結晶半導体の製造方法および製造装置 - Google Patents

多結晶半導体の製造方法および製造装置

Info

Publication number
JPH092897A
JPH092897A JP7149179A JP14917995A JPH092897A JP H092897 A JPH092897 A JP H092897A JP 7149179 A JP7149179 A JP 7149179A JP 14917995 A JP14917995 A JP 14917995A JP H092897 A JPH092897 A JP H092897A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crucible
temperature
semiconductor
seed crystal
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7149179A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3242292B2 (ja
Inventor
Tetsuhiro Okuno
哲啓 奥野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP14917995A priority Critical patent/JP3242292B2/ja
Priority to US08/645,086 priority patent/US5714004A/en
Priority to DE69604452T priority patent/DE69604452T2/de
Priority to EP96109528A priority patent/EP0748884B1/en
Publication of JPH092897A publication Critical patent/JPH092897A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3242292B2 publication Critical patent/JP3242292B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B29/00Single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure characterised by the material or by their shape
    • C30B29/02Elements
    • C30B29/06Silicon
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B11/00Single-crystal growth by normal freezing or freezing under temperature gradient, e.g. Bridgman-Stockbarger method
    • C30B11/002Crucibles or containers for supporting the melt
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B11/00Single-crystal growth by normal freezing or freezing under temperature gradient, e.g. Bridgman-Stockbarger method
    • C30B11/003Heating or cooling of the melt or the crystallised material

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高品質、結晶学的に優れた半導体多結晶を再
現性よく低コストでるつぼにおいて成長させる。 【構成】 半導体に対して不活性な雰囲気下で、半導体
の種結晶を底面に配置したるつぼ内に半導体材料を装入
し、るつぼ内で半導体材料を加熱手段によって加熱融解
し、るつぼ底部から熱を奪いながら底部の下面温度T1
を半導体材料の融点以下に保ち、次いでるつぼを冷却し
融解材料を凝固させる多結晶半導体の製造方法におい
て、るつぼを加熱昇温しながらるつぼ底部の下面温度T
1を測定し、その温度の時間変化率ΔTが設定値以上に
なるとるつぼの加熱手段による加熱を停止し、実質的に
種結晶を融解することなしに半導体材料のみを融解した
後、融解材料を凝固させ種結晶から多結晶を成長させる
ことを特徴とする方法およびそれに使用する製造装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多結晶半導体の製造方
法および製造装置に関する。さらに詳しくは、結晶学的
に優れた多結晶シリコン半導体の製造方法および製造装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコンはIC(集積回路)等に用いる
半導体の材料として、または太陽電池の材料として工業
生産の面からも、資源の面からも優れた材料であり、こ
れら用途に汎用されている。特に、太陽電池の材料とし
て、実用化されているものはほとんどシリコンである。
現在電力供給用太陽電池としては単結晶シリコンを用い
たものが主流であるが、低コストを実現するためには高
品質な多結晶シリコンを用いた太陽電池の開発が待たれ
ている。
【0003】多結晶シリコン半導体製造の一般的な方法
は、シリカるつぼにて固体シリコンを加熱炉内で融解
し、黒鉛るつぼに鋳込む方法である。しかし、最近真空
中、あるいは不活性ガス中で融解して、酸素、窒素ガス
等のシリコンへの混入を防止し、品質向上とダスト防止
を行うことが知られている。独国ワッカー社の半連続鋳
造炉では、真空中または不活性ガス中でシリカるつぼ内
で溶解したシリコンを黒鉛等の鋳型内にるつぼを傾けて
注入する方法、米国クリスタルシステムズ社のHEM法
(Heat Exchange Method)では、真空中でシリカるつぼ
内にシリコンを融解し、そのまま、その中で固める方
法、また前記ワッカー社法の改良として、住友シスチッ
ク社では、シリコン融解るつぼとして水冷をした鋼板を
用いる方法等が用いられている。
【0004】種結晶を用いるHEM法は、特公昭58−
54115に開示されている。この方法では、材料(サ
ファイア、ゲルマニウム等)融解時の温度検知を、目視
と熱電対の絶対温度測定の両方で行っている。目視で行
うとガラスのくもり等により結晶成長毎に変動があり再
現性に乏しい。また一方熱電対を使用する方法でも本来
熱電対の絶対温度は、高温使用(たとえば1400℃以
上)のとき経時変化が著しくこれもまた再現性に乏し
い。その結果、材料の融解温度検知はおおよその目安と
してとらえ、ヘリウムガス等を流してるつぼ底部を冷却
し、種結晶を溶解させないようにしている。しかしなが
ら、ヘリウムガスは非常に高価であり工業的にこの方法
を用いて結晶を製造することは実用的でない。また、種
結晶を用いる結晶成長方法では、種結晶以外の材料をす
べて融解させる必要があるが、このHEM法では種結晶
周辺の材料は融解せずに残っている可能性があり、方法
自体の制御性は信頼がおけないと考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の問題に
鑑みてなされたものであり、HEM法の改良として、る
つぼ内で種結晶を用い結晶学的に優れた多結晶半導体を
成長させる方法、それを用いて多結晶半導体を製造する
方法ならびに製造装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本明細書中用いる「不活
性な雰囲気下」とは、真空中あるいは、その中で半導体
材料が加熱時に酸化されない不活性ガス等が存在する雰
囲気下を意味し、密閉容器内で実現される。また本明細
書中用いる「るつぼの底部の下面温度」と「第1温度検
出手段によって検出される第1温度」は、同一の温度T
1を指し、これらの表現は適宜、交換的に用いられる。
本発明は、るつぼ底面に半導体の種結晶を配置し、るつ
ぼ内に半導体材料を装入し、るつぼを加熱する一方、る
つぼの底部の下面温度を制御することにより、種結晶を
融解させずに半導体材料のみを融解させ、次いでるつぼ
を冷却し、種結晶から半導体多結晶を成長させる方法を
要旨とする。本発明は、半導体に対して不活性な雰囲気
下で、半導体の種結晶を底面に配置したるつぼ内に半導
体材料を装入し、るつぼ内で半導体材料を加熱手段によ
って加熱融解し、るつぼ底部から熱を奪いながら底部の
下面温度T1を半導体材料の融点以下に保ち、次いでる
つぼを冷却し融解材料を凝固させる多結晶半導体の製造
方法において、るつぼを加熱昇温しながらるつぼの底部
の下面温度T1を測定し、その温度の時間変化率ΔTが
設定値以上になるとるつぼの加熱手段による加熱を停止
し、実質的に種結晶を融解することなしに半導体材料の
みを融解した後、融解材料を凝固させ種結晶から多結晶
を成長させることを特徴とする方法を提供する。好まし
くは、前記方法において、前記設定値が0.2℃/分〜
0.5℃/分の範囲にある値であることを特徴とする。
好ましくは、種結晶がるつぼの底面全面を覆うように配
置されることを特徴とする。また好ましくは、種結晶の
厚みが10mm以上であることを特徴とする。さらに好
ましくは、種結晶の厚みがるつぼの中央部で周辺部より
厚く設定されることを特徴とする。本発明は、密閉容器
と、密閉容器内に配置され、半導体種結晶および半導体
材料を装入するためのるつぼと、るつぼを、その底部よ
りも上方で加熱して半導体材料を融解する加熱手段と、
るつぼの底部の下面の第1温度T1を検出する第1温度
検出手段と、加熱手段によりるつぼが加熱される第2温
度T2を検出する第2温度検出手段と、第1温度検出手
段および第2温度検出手段の各出力に応答し、第2温度
T2が半導体材料の融解温度以上になるように加熱手段
を制御し、第1温度検出手段によって検出される第1温
度T1の時間変化率ΔTが設定値以上になったとき第2
温度T2が下降するように加熱手段を制御する制御手段
とを含む多結晶半導体の製造装置を提供する。好ましく
は、前記装置は、るつぼの底部の下面を支持してるつぼ
を乗載する支持台と、支持台を鉛直軸線まわりに回転駆
動し、かつ昇降駆動する駆動手段とを含み、第1温度検
出手段は支持台の上部に設けられ、上方に露出してお
り、乗載されるるつぼの底部の下面に当接し、さらに支
持台の第1温度検出手段よりも下方の部分を冷却する冷
却手段を含む。前記多結晶半導体の製造方法および製造
装置に用いる半導体材料としてはポリシリコンが好まし
く、その場合生成する多結晶半導体は多結晶シリコンで
ある。
【0007】
【作用】本発明に従えば、半導体に対して不活性な雰囲
気下で、半導体の種結晶を底面に配置したるつぼ内に半
導体材料を装入し、るつぼ内で半導体材料を加熱手段に
よって加熱融解し、るつぼ底部から熱を奪いながら底部
の下面温度T1を半導体材料の融点以下に保ち、次いで
るつぼを冷却し融解材料を凝固させる多結晶半導体の製
造方法において、るつぼを加熱昇温しながらるつぼの底
部の下面温度T1を測定し、その温度の時間変化率ΔT
が設定値以上になるとるつぼの加熱手段による加熱を停
止し、実質的に種結晶を融解することなしに半導体材料
のみを融解した後、融解材料を凝固させ種結晶から多結
晶を成長させる。
【0008】るつぼの加熱は、従来どおりるつぼから離
間して設けられる加熱手段によって行われ、るつぼ内の
半導体材料にるつぼ上部から輻射熱を与え材料を融解す
る。またるつぼの側壁部も加熱手段によって高温にさ
れ、半導体材料の融解に貢献する。なお半導体材料の融
解は、半導体に対して不活性な雰囲気下で行われる。
【0009】半導体材料が融解するとき、融解熱を吸収
するので、前記加熱手段によってるつぼの温度を一定に
保ち続けるように制御手段によって加熱手段の電力を制
御するなどすると、るつぼ内の材料が融解するにつれて
失われる融解熱が減少し、るつぼ、特にるつぼの底部の
下面の温度が上昇する。したがって、このるつぼの底部
の下面温度T2の変化は、るつぼ内の半導体材料の融解
状態を反映していることになり該温度の時間変化率ΔT
を測定し、これが設定値以上になると直ちにるつぼの加
熱手段による加熱を停止する。そうすると、るつぼの底
面にある種結晶の融解が阻止される。このままの状態
で、るつぼの徐冷を開始し、融解した半導体材料が、溶
融せずに残った種結晶を核として凝固し始め、るつぼ底
面から上部に向けて方向性をもち多結晶半導体の結晶が
成長する。このようにして本発明によれば、従来のHE
M法において難しかったるつぼの底部の下面温度T1の
制御が自由にでき、高品質、すなわち結晶学的に優れた
半導体多結晶を再現性よく成長させることができる。
【0010】また、前記多結晶半導体の製造方法に於い
て、るつぼの底部の下面温度T1の時間変化率ΔTの設
定値を約0.2℃/分〜約0.5℃/分の範囲の値に設
定すると、種結晶の融解が抑えられ、得られる多結晶半
導体の品質が良くなる。ΔTが0.2℃/分未満である
と種結晶のみらなず半導体材料も未融解で残り、均質な
半導体多結晶が得られない。またΔTが0.5℃/分を
超えると種結晶も融解する場合があり、良好な多結晶の
結晶成長が期待できない。
【0011】さらに、種結晶がるつぼの底面全面を覆う
ように配置すると、半導体結晶が均一の方向性をもって
底面からるつぼ上部に向けて成長し、得られる多結晶半
導体の品質が良くなる。
【0012】加えて、種結晶の厚みを10mm以上とす
ると、種結晶の融解がより起こりにくくなり、得られる
多結晶半導体の品質が良くなる。
【0013】さらに、種結晶の厚みがるつぼの中央部で
周辺部より厚く設定されることにより、るつぼ周辺部に
置かれた種結晶の融解が抑制され、得られる多結晶半導
体の品質が良くなる。
【0014】
【実施例】以下に、本発明の多結晶半導体の製造方法お
よび製造装置を図1〜図5を参照して好適な実施態様を
用いて詳細に説明する。本発明に使用できる半導体材料
として、シリコンのみについて例示するが、その他の材
料たとえばゲルマニウム(Ge)等の材料も同様に使用
することができる。
【0015】図1は本発明の一実施態様に基づく多結晶
半導体の製造装置の概略構成を示す縦断面図である。こ
の装置には、密閉容器1が大気から遮断されて設けられ
ている。密閉容器1は、真空遮断用扉(図示せず)を介
して、外部の真空ポンプに連結され、容器内部が真空に
保たれる構成でもよい。あるいは、不活性ガス(たとえ
ばアルゴン)が容器内を常圧で循環する構成でもよく、
容器内雰囲気が非酸化的環境に保たれ半導体が容器内で
加熱融解しても酸化による悪影響を受けない。
【0016】密閉容器内1には、図示するように熱絶縁
体2および、加熱体3から成る円筒状の加熱炉4が容器
側壁から離れて設けられている。熱絶縁体2および加熱
体3はいずれも、たとえばグラファイト製である。加熱
体3は、金属等の導電体で構成されていてもよい。加熱
炉4の周囲、特に加熱体3が位置する部分に対応する外
周辺に誘導加熱コイル5(周波数10kHz)が巻付け
られている。誘導加熱コイル5は、通電されると加熱体
3を熱する。加熱体3の側壁部には、加熱体3の温度T
2(第2温度)を測定するための第1の熱電対6が導入
管を通して埋設されている。
【0017】第1の熱電対6および誘導加熱コイル5は
それぞれリード線8によって密閉容器1の外部に備えら
れた制御部7に接続される。制御部7は第1の熱電対6
からの出力に応答して、誘導加熱コイル5に与える電力
を制御し、加熱炉4の昇温、降温を自在に実施し得る構
成となっている。
【0018】密閉容器1の内部には、半導体材料および
種結晶が装入されるるつぼ9が配置される。るつぼ9は
図1に示すように、加熱炉4が形成する内部空間に加熱
炉4の側壁および上部から離間して適合されるように配
置される。るつぼ9は、たとえばシリカ材、グラファイ
ト材、その他の材料としてタンタル、モリブデン、タン
グステン、窒化ケイ素、窒化ホウ素から成っていてもよ
い。るつぼ9の形状は、加熱炉4の内部の形状に適合す
ればよく、円筒状あるいは四角柱状いずれでもよい。
【0019】るつぼ9は密閉容器1中、その底部が支持
台10によって支持されている。支持台10は、たとえ
ば表層10a、底層10cがグラファイトから成り、中
間層10bがカーボンファイバから成る積層構造である
ことが好ましい。支持台10はさらに台座11上に載置
され、台座11は下方に連結する筒体12によって中央
の長軸のまわりに回転できる。筒体12の回転は、台座
11、支持台10を介してるつぼ9に伝わり、るつぼ9
も筒体12の回転に従って回転する。るつぼ9に半導体
材料が装入され、加熱炉4内でるつぼ9が加熱されると
き、この回転によってるつぼ9内の半導体材料の温度分
布は均一となる。
【0020】また台座11は中空二重構造に成っており
冷却部11aを備え、筒体12も同様に二重管状であ
る。冷却媒体(たとえば冷却水)が両者内を強制循環さ
れ、台座11が支持する支持台10を冷却する。冷却媒
体は、冷却媒体槽15から連続的に筒体12に供給され
る。この冷却機構は、結果的には支持台10が当接する
るつぼの底部の下面と熱交換し底部を冷却する役割を果
す。台座11および筒体12は密閉容器1の外部に設け
られた駆動手段16によって上下方向に駆動され、るつ
ぼ9もそれらの上下動に伴って昇降する。こうして加熱
炉4とるつぼ9の距離も近接あるいは離間と調節でき
る。さらに駆動手段16は、前述のように筒体12を軸
線まわりに回転駆動もする。
【0021】加熱炉4の頭頂部すなわちるつぼ9の真上
の加熱体3中にパイロメータ14が取付けられている。
このパイロメータはるつぼ9内の半導体材料からの放射
熱を検知し、材料の表面温度を測定できる。したがっ
て、装入された半導体材料の加熱融解時には材料の融解
状態をあるいは材料の冷却凝固時には材料の凝固状態を
判別するのにパイロメータ14は有用である。
【0022】本発明の製造装置の構成上の特徴は、るつ
ぼ9の底部中央付近に底部の下面と当接して支持台10
の表層10a中に第2の熱電対13が埋設されているこ
とである。図2は、るつぼ9の底部中央部付近の図1を
拡大した要部拡大図である。この熱電対13はるつぼの
底部下面の温度T1(第1温度)を測定するために用い
られ、そして第1の熱電対6と同様に制御部7にリード
線を介して電気的に接続されている。したがって、制御
部7は第2の熱電対13からの温度T1の出力に応答し
て、誘導加熱コイル5に供給する電力を制御し加熱炉4
の昇温、降温を行うこともできる。
【0023】図3は、本発明に用いられるるつぼ9の一
例を示す斜視図である。図中、るつぼ9の底面には半導
体の種結晶がるつぼ底面を覆うように敷き詰めてある。
【0024】図4は、第1の熱電対6および第2の熱電
対13の検出温度(出力温度)T2,T1の経時変化を
表すグラフである。図中、L1はT1のカーブを、L2
はT2のカーブを示す。また図5は、図1に示される制
御部7の動作を説明するためのフローチャートである。
第2の熱電対13の検出温度T1,第1の熱電対6の検
出温度T2の出力に応答して、制御部7は図5のステッ
プを実行する。本発明において、図5に示すようなフロ
ーチャートに従わず、T1およびT2の経時変化をたと
えば図4上で追跡し、制御部7を手動によって制御し、
加熱炉4の昇温、降温ならびにその他の工程、たとえば
筒体12の昇降等を実施することも可能である。
【0025】以下本発明の多結晶半導体の製造方法を、
各工程ごとにさらに詳しく説明する。まず、半導体材料
ポリシリコンのるつぼ9への充填作業は図1の密封容器
1外部で行うことが好ましい。
【0026】次に、ポリシリコンを含むるつぼ9を台座
11の上に載置された支持台10の上面に載せ、るつぼ
9の中心が台座、支持台の中央を通る軸に一致するよう
に合わせる。駆動手段16を用いて筒体12、台座11
を上昇させ、るつぼ9が加熱炉4の内部の所定の位置に
配置されるようにるつぼ9のセッティングを行う。加熱
炉4を作動させる前に、台座11および筒体12に水を
循環させ、るつぼ9の底部、特に底部の下面が冷却機構
によって冷却されていることを確かめる。
【0027】さらに加熱炉4の加熱を始める前に、筒体
12を駆動手段16で鉛直軸線まわりに回転し、るつぼ
9内のポリシリコンへの加熱が均一に行われるようす
る。続いて、誘導加熱コイル5に電圧を印加し、加熱体
3を加熱してこの輻射熱を利用し、るつぼ9中のポリシ
リコンを加熱する。
【0028】本発明に含まれる加熱、冷却工程は、温度
制御の関係上、図5のフローチャートを用いて、解説す
ると理解しやすい。図5中、ステップa1で誘導加熱コ
イル5に約7kHzの周波数の交流を印加し温度T3
(たとえば、常温)から加熱を開始する。加熱昇温は第
1の熱電対6の検出温度T2が設定温度T20、たとえ
ば約1540℃に到達するまで(t1時、典型的には加
熱を開始してから約4.5時間後)、約400℃/時間
の温度勾配で昇温を行う。ステップa1内での判定が否
定ならばステップa1を継続し、肯定になればステップ
a2に移り、第1の熱電対6の検出温度T2を設定温度
T20に保持するための電力を誘導加熱コイル5に制御
部7で制御しながら供給し続ける。
【0029】ステップa2で、るつぼ9内のポリシリコ
ンは融解温度(約1420℃)に達し、るつぼ上部から
下部に向かって融解が進行する。この融解の状態はパイ
ロメータ14を使用してモニタできる。台座11中、図
2に示すように、冷却媒体が循環し、支持台10さらに
るつぼ底部の下面を冷却するのでるつぼ底部、および下
部はるつぼ上部に比較して低温度に保たれる。これは図
4中、L1およびL2の立上がり勾配からも明らかであ
る。熱電対6の検出温度T2が前記のように一定値T2
0に保たれ、るつぼ上部あるいは側壁部からの加熱が継
続するので、第2の熱電対13の検出温度T1もやはり
第1の熱電対6の検出温度T2と同様に、より緩やかに
ではあるが上昇する。図4に示すように、シリコンの融
解温度近傍になるとL1の勾配は平坦になる(t2時、
t1〜t2 約2.5時間)。前述のように、この領域
においてはポリシリコンが融解するに際して融解熱を奪
うため第2の熱電対13の検出温度T1の上昇が抑制さ
れている。そこで、第2の熱電対13の検出温度T1の
時間変化率(単位時間ΔWあたり)ΔT(℃/分)を第
2の熱電対13からの出力でモニタし、ΔTが設定値
(たとえば、0.2℃/分)以上になると(t3時、t
2〜t3 約4時間)次のステップa3に移り、制御部
7を用いて第1の熱電対6の検出温度T2を温度勾配を
300℃/時間で降温する。ステップa2の判定が否定
であるならば第1の熱電対6の検出温度T2を初期の設
定値T20に設定したままステップa2を継続する。
【0030】ステップa3で第1の熱電対6の検出温度
T2を下げ続け、所定温度T21(たとえば、約145
0℃)に到達する(t4時、t3〜t4 約0.3時
間)とステップa4に移る。ステップa4では第1の熱
電対6の検出温度T2の下降速度がステップa3の30
0℃/時間から1℃/時間に減少され、加熱炉4内の徐
冷が行われる。それと同時に台座11を駆動手段16で
下降(下降速度約7〜10mm/時間)する。第2の熱
電対6の検出温度T2をこのようにして非常に緩やかに
下げ続け、T2がステップa4での設定温度T22(た
とえば、約1425℃)に達する(t5時、t4〜t5
約25時間)とステップa5に移り、ここでは台座1
1の下降を続けると同時に第2の熱電対の検出温度T2
の降温速度をさらに大きくする。前記のステップa1−
a5において、台座は前述のように融解するポリシリコ
ンの温度制御がより正確に行われるように1rpm以下
のスピードで回転されることが好ましい。
【0031】ステップa5においてシリコンの凝固固化
が完全に終了したことを確認した後(約15時間後)、
るつぼ9を密封容器1から取出す。さらに生成した多結
晶シリコンインゴットをるつぼ9から取除くと、るつぼ
底面から上面方向へ一方向性で凝固した多結晶シリコン
が得られる。典型的には、ステップa1〜a5を完了す
るのに要する時間は51時間程度である。
【0032】ステップa1,a2,a3,a4で設定温
度T20,T21,T22あるいは第2の熱電対13の
検出温度の時間変化率ΔT等を予め適当な値に設定して
おき、それらをコンピュータに入力しこれらの設定値に
到達した否かで各ステップの判定を行い、制御器7を制
御し、加熱炉4内の温度制御および冷却工程を実施する
ことは、本発明にとって非常に有利である。
【0033】実施例1 るつぼ(一辺55cm、高さ40cmの四角柱状)の底
面中央部にシリコン種結晶(CZ(100)、直径5イ
ンチ、厚み10mm)を置いた。このシリコン種結晶
は、好ましくは、化学エッチング(30μ)により前処
理した結晶を使用する。このエッチングは結晶表面を結
晶成長に適するように円滑にするためである。このるつ
ぼに融解されるべきポリシリコン約140kgを充填し
た。
【0034】前記のようにa1〜a5のステップを実行
し、多結晶シリコンインゴットを製造した。
【0035】本実施例の多結晶シリコンは半導体製品と
して使用することもできるが、以下に述べるようにシリ
コンの結晶状態を調べるための試料に供した。
【0036】さらに、実質的に同一の条件でポリシリコ
ンをるつぼに装入し、ステップa1を実施した後、ステ
ップa2での第2の熱電対13の検出温度T1の時間変
化率ΔTの設定値を様々に変化させ、続いてステップa
3〜a5を同様に繰返した。取出した最終インゴットを
所定の寸法に切断しその断面を観察し種結晶の融解状態
を判定した。これらの判定結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】この表から明らかなように、ステップa2
で第2の熱電対13の検出温度T1の時間変化率ΔTの
設定値として0.5℃/分と定めると種結晶が融解され
ずに残存したまま結晶成長が行われたことを示す。第2
の熱電対13の検出温度T1の時間変化率ΔTが0.2
℃/分未満あるいは0.5℃/分を超えて設定されると
種結晶が融解されるか、または種結晶のみならずポリシ
リコンも未融解のままで残った。したがって、本実施例
あるいは実質的に同様な実験例では第2の熱電対13の
検出温度T1の時間変化率ΔTは0.2℃/分以上0.
5℃/分以下の範囲の設定値に設定されるべきである。
【0039】実施例2 実施例1で使用したのと同一のるつぼの底面全面にシリ
コン種結晶(CZ(100)、直径5インチ、厚み10
mm)を4×4配列で16個載置した。図3参照。るつ
ぼ内、シリコン種結晶上にポリシリコン約140kgを
装填した後、前記の条件と実質的に同一の条件でステッ
プa1〜a5を繰返し、シリコン多結晶インゴットを製
造した。ただし、本実施例においてはステップa2で、
第2の熱電対13の検出温度T1の時間変化率ΔTの設
定値として0.5℃/分の代わりに0.4℃/分を用い
た。実施例1と同様に得られたシリコン多結晶インゴッ
トを切断してその断面を観察したところ、インゴットの
るつぼ面に対応する周辺端部で1部種結晶の融解が見ら
れた。これはるつぼ内部の温度分布がるつぼ壁部でるつ
ぼ中央部より高くなるためであった。加熱炉内で加熱体
とるつぼ側壁部との距離がるつぼ中央部より接近してい
るためにこのような温度分布がしばしば起こる。
【0040】本実施例で、第2の熱電対13の検出温度
T1の時間変化率ΔTの設定値として0.2℃/分を用
いたところ、インゴット断面の観察から、中央部の種結
晶上部のポリシリコンは未融解状態のままで残ってい
た。
【0041】実施例3 実施例2と同様に、るつぼの底面中央部以外全面にシリ
コン種結晶(CZ(100)、直径5インチ、厚み10
mm)を4個四辺(12枚)に載置し、中央部には同一
の種結晶(ただし厚みは20mm)を4枚載置した。こ
の上にポリシリコンを約140kgを装填した後、前記
と実質的に同一の条件でステップa1〜ステップa5を
繰返し、シリコン多結晶インゴットを製造した。ただ
し、本実施例ではステップa2で第2の熱電対13の検
出温度T1の時間変化率ΔTの設定値として0.5℃/
分の代わりに0.2℃/分を採用した。得られたインゴ
ットを切断してその断面を観察したところ、種結晶はす
べて溶解せずに残り、種結晶周辺のポリシリコンは融解
した後、凝固結晶が行われたことが確認できた。
【0042】以上の実施例の結果から明らかなように、
シリコン種結晶をるつぼ底面に敷いてシリコン多結晶を
成長させる本発明の方法においては、使用するシリコン
種結晶の厚みは10mm以上であることが好ましい。厚
みが10mm未満であるとき、周辺部に載置された種結
晶が融解する可能性があるからである。さらに、中央部
に置かれる種結晶の厚みは周辺部に載置される種結晶の
厚みよりも厚くすることが好ましい。たとえば周辺部の
種結晶の厚みを10mmとすると中央部に載置される種
結晶の厚みは20mm程度であることが好ましい。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、多結晶半
導体の製造方法においてるつぼ底面に載置した種結晶を
融解させずにるつぼ内に装填した半導体材料のみを融解
させ、るつぼ底部から冷却、半導体材料を凝固結晶化す
るので、底面からるつぼ上部にかけて一方向に結晶が成
長した結晶学的に優れた、高品質多結晶半導体を得るこ
とができる。
【0044】また、本発明によれば、るつぼの底部下面
に熱電対を設け、半導体材料の加熱融解時のるつぼの底
部の下面の温度T1の時間変化率ΔTを検出することに
よって加熱、冷却工程を制御するので、種結晶の溶解を
信頼性高く抑制することができる。したがって本発明の
多結晶製造方法は再現性がきわめて優れ、しかも温度制
御は、単一の熱電対をるつぼの底部の下面に接する支持
台の上部に埋設するだけですみ、本発明の製造方法は安
価に実施できる。さらに、前述のような温度制御、冷
却、加熱あるいはるつぼの位置決定を1つの制御手段に
よって実行できるので結晶成長過程におけるすべての工
程の自動化が可能である。また、前記ΔTの設定値を
0.2℃/分〜0.5℃/分の範囲の値とすると、種結
晶の融解が抑えられ、多結晶半導体の品質がさらに良く
なる。
【0045】また、種結晶がるつぼ底面全面を覆うよう
に配置すると、半導体結晶が均一の方向性をもって底面
からるつぼ上部に向けて成長し、多結晶半導体の品質は
良くなる。
【0046】加えて、種結晶の厚みを10mm以上とす
ると、種結晶の融解がより起こりにくくなり、多結晶半
導体の品質がなお良くなる。
【0047】さらに、種結晶の厚みがるつぼ中央部で周
辺部より厚く設定されることにより、るつぼ周辺部に置
かれた種結晶の融解が抑制され、多結晶半導体の品質が
良くなる。本発明の多結晶半導体製造方法は、多結晶シ
リコンのみならず他の半導体材料の結晶化方法にも適用
でき、したがって工業上きわめて利用価値が高いもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多結晶半導体の製造装置の概略構成を
示す縦断面図である。
【図2】本発明の多結晶半導体の製造装置の要部縦断面
拡大図である。
【図3】本発明で用いるるつぼ底面に半導体材料種結晶
を配置した様を示す斜視図である。
【図4】第1の熱電対6および第2の熱電対13での検
出温度T2,T1の経時変化を示すグラフである。
【図5】第1図中に示される制御部の動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 密閉容器 2 熱絶縁体 3 加熱体 4 加熱炉 5 誘導加熱コイル 6 第1の熱電対 7 制御部 8 リード線 9 るつぼ 10 支持台 11 台座 12 筒体 13 第2の熱電対 14 パイロメータ 15 冷却媒体槽 16 駆動手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体に対して不活性な雰囲気下で、半
    導体の種結晶を底面に配置したるつぼ内に半導体材料を
    装入し、るつぼ内で半導体材料を加熱手段によって加熱
    融解し、るつぼ底部から熱を奪いながら底部の下面温度
    T1を半導体材料の融点以下に保ち、次いでるつぼを冷
    却し融解材料を凝固させる多結晶半導体の製造方法にお
    いて、 るつぼを加熱昇温しながらるつぼ底部の下面温度T1を
    測定し、その温度の時間変化率ΔTが設定値以上になる
    とるつぼの加熱手段による加熱を停止し、実質的に種結
    晶を融解することなしに半導体材料のみを融解した後、
    融解材料を凝固させ種結晶から多結晶を成長させること
    を特徴とする多結晶半導体の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記設定値が0.2℃/分〜0.5℃/
    分の範囲にある値である請求項1記載の多結晶半導体の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 前記種結晶がるつぼの底面全面を覆うよ
    うに配置される請求項1記載の多結晶半導体の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記種結晶の厚みが10mm以上である
    請求項1記載の多結晶半導体の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記種結晶の厚みがるつぼの中央部で周
    辺部より厚く設定される請求項3記載の多結晶半導体の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 前記半導体材料がポリシリコンであり、
    多結晶半導体が多結晶シリコンである請求項1〜6記載
    の多結晶半導体の製造方法。
  7. 【請求項7】 密閉容器と、 密閉容器内に配置され、半導体種結晶および半導体材料
    を装入するためのるつぼと、 るつぼを、その底部よりも上方で加熱して半導体材料を
    融解する加熱手段と、るつぼの底部の下面の第1温度T
    1を検出する第1温度検出手段と、 加熱手段によりるつぼが加熱される第2温度T2を検出
    する第2温度検出手段と、 第1温度検出手段および第2温度検出手段の各出力に応
    答し、第2温度T2が半導体材料の融解温度以上になる
    ように加熱手段を制御し、第1温度検出手段によって検
    出される第1温度T1の時間変化率ΔTが設定値以上に
    なったとき第2温度T2が下降するように加熱手段を制
    御する制御手段とを含む多結晶半導体の製造装置。
  8. 【請求項8】 るつぼの底部の下面を支持してるつぼを
    乗載する支持台と、支持台を鉛直軸線まわりに回転駆動
    し、かつ昇降駆動する駆動手段とを含み、第1温度検出
    手段は支持台の上部に設けられ、上方に露出しており、
    乗載されるるつぼの底部の下面に当接し、さらに支持台
    の第1温度検出手段よりも下方の部分を冷却する冷却手
    段を含むことを特徴とする請求項7記載の多結晶半導体
    の製造装置。
JP14917995A 1995-06-15 1995-06-15 多結晶半導体の製造方法および製造装置 Expired - Fee Related JP3242292B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14917995A JP3242292B2 (ja) 1995-06-15 1995-06-15 多結晶半導体の製造方法および製造装置
US08/645,086 US5714004A (en) 1995-06-15 1996-05-13 Process for producing polycrystalline semiconductors
DE69604452T DE69604452T2 (de) 1995-06-15 1996-06-13 Verfahren zur Herstellung polykristalliner Halbleiter
EP96109528A EP0748884B1 (en) 1995-06-15 1996-06-13 Process for producing polycrystalline semiconductors

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14917995A JP3242292B2 (ja) 1995-06-15 1995-06-15 多結晶半導体の製造方法および製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH092897A true JPH092897A (ja) 1997-01-07
JP3242292B2 JP3242292B2 (ja) 2001-12-25

Family

ID=15469531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14917995A Expired - Fee Related JP3242292B2 (ja) 1995-06-15 1995-06-15 多結晶半導体の製造方法および製造装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5714004A (ja)
EP (1) EP0748884B1 (ja)
JP (1) JP3242292B2 (ja)
DE (1) DE69604452T2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009523693A (ja) * 2006-01-20 2009-06-25 ビーピー・コーポレーション・ノース・アメリカ・インコーポレーテッド 光電変換用単結晶成型シリコンおよび単結晶成型シリコン本体の製造方法および装置
JP2010534189A (ja) * 2007-07-20 2010-11-04 ビーピー・コーポレーション・ノース・アメリカ・インコーポレーテッド シード結晶からキャストシリコンを製造するための方法及び装置
KR101411275B1 (ko) * 2012-09-06 2014-06-25 주식회사수성기술 태양전지용 다결정 실리콘 제조장치 및 그 제조방법

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3388664B2 (ja) * 1995-12-28 2003-03-24 シャープ株式会社 多結晶半導体の製造方法および製造装置
JP3090057B2 (ja) * 1996-08-07 2000-09-18 昭和電工株式会社 短波長発光素子
JP3520957B2 (ja) * 1997-06-23 2004-04-19 シャープ株式会社 多結晶半導体インゴットの製造方法および装置
JP3523986B2 (ja) * 1997-07-02 2004-04-26 シャープ株式会社 多結晶半導体の製造方法および製造装置
DE102005013410B4 (de) 2005-03-23 2008-01-31 Deutsche Solar Ag Vorrichtung und Verfahren zum Kristallisieren von Nichteisenmetallen
DE102006017622B4 (de) * 2006-04-12 2008-03-27 Schott Ag Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von multikristallinem Silizium
JP2007332022A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Young Sang Cho 多結晶シリコンインゴット製造装置
FR2908125B1 (fr) * 2006-11-02 2009-11-20 Commissariat Energie Atomique Procede de purification de silicium metallurgique par solidification dirigee
US20080257254A1 (en) * 2007-04-17 2008-10-23 Dieter Linke Large grain, multi-crystalline semiconductor ingot formation method and system
US8389099B1 (en) 2007-06-01 2013-03-05 Rubicon Technology, Inc. Asymmetrical wafer configurations and method for creating the same
KR20100049077A (ko) * 2007-07-20 2010-05-11 비피 코포레이션 노쓰 아메리카 인코포레이티드 시드 결정으로부터 캐스트 실리콘을 제조하는 방법 및 장치
WO2009015167A1 (en) 2007-07-25 2009-01-29 Bp Corporation North America Inc. Methods for manufacturing monocrystalline or near-monocrystalline cast materials
WO2009015168A1 (en) 2007-07-25 2009-01-29 Bp Corporation North America Inc. Methods for manufacturing geometric multi-crystalline cast materials
DE102007038851A1 (de) 2007-08-16 2009-02-19 Schott Ag Verfahren zur Herstellung von monokristallinen Metall- oder Halbmetallkörpern
TW201012988A (en) * 2008-08-27 2010-04-01 Bp Corp North America Inc Gas recirculation heat exchanger for casting silicon
TW201012978A (en) * 2008-08-27 2010-04-01 Bp Corp North America Inc Apparatus and method of use for a casting system with independent melting and solidification
US20100101387A1 (en) * 2008-10-24 2010-04-29 Kedar Prasad Gupta Crystal growing system and method thereof
CN102758242B (zh) * 2011-04-25 2015-04-08 江西赛维Ldk太阳能高科技有限公司 一种单晶硅铸锭的装料方法及单晶硅铸锭方法
US9493357B2 (en) * 2011-11-28 2016-11-15 Sino-American Silicon Products Inc. Method of fabricating crystalline silicon ingot including nucleation promotion layer
CN102605418A (zh) * 2012-01-16 2012-07-25 上澎太阳能科技(嘉兴)有限公司 太阳能电池基板、太阳能电池的制造方法及其使用的坩埚
WO2013112231A1 (en) * 2012-01-27 2013-08-01 Gtat Corporation Method of producing monocrystalline silicon
TWI465616B (zh) * 2012-07-13 2014-12-21 Sino American Silicon Prod Inc 定向凝固裝置、矽鑄錠製造方法、及模板式引晶結構
CN103215633B (zh) * 2013-04-10 2016-04-13 衡水英利新能源有限公司 一种多晶硅的铸锭方法
CN103541002B (zh) * 2013-10-10 2016-03-30 青岛隆盛晶硅科技有限公司 应用于多晶硅铸锭的双电源自适应控制工艺
CN103668450B (zh) * 2013-12-02 2016-04-13 青岛隆盛晶硅科技有限公司 可减少多晶硅铸锭中细晶产生的铸锭工艺
CN103898603A (zh) * 2014-04-29 2014-07-02 南通综艺新材料有限公司 一种双电源多晶硅铸锭工艺

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3898051A (en) * 1973-12-28 1975-08-05 Crystal Syst Crystal growing
CH624151A5 (ja) * 1976-08-05 1981-07-15 Alusuisse
DE2745247C3 (de) * 1977-10-07 1980-03-13 Wacker-Chemitronic Gesellschaft Fuer Elektronik-Grundstoffe Mbh, 8263 Burghausen Verfahren und Vorrichtung zur semikontinuierlichen Herstellung von Siliciumformkörpern
US4133969A (en) * 1978-01-03 1979-01-09 Zumbrunnen Allen D High frequency resistance melting furnace
JPS6024845B2 (ja) * 1980-07-09 1985-06-14 東レ株式会社 マルチ繊維束内空間部内在型繊維
JPS5920804B2 (ja) * 1981-09-28 1984-05-15 日曹マスタ−ビルダ−ズ株式会社 コンクリ−ト堰堤中への放流管埋設方法
JPS62260710A (ja) * 1986-05-06 1987-11-13 Osaka Titanium Seizo Kk 多結晶シリコン半導体鋳造法
JPH02229791A (ja) * 1989-03-03 1990-09-12 Furukawa Electric Co Ltd:The 化合物半導体単結晶製造装置
US5162072A (en) * 1990-12-11 1992-11-10 General Electric Company Apparatus and method for control of melt flow pattern in a crystal growth process
GB2279585B (en) * 1993-07-08 1996-11-20 Crystalox Ltd Crystallising molten materials

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009523693A (ja) * 2006-01-20 2009-06-25 ビーピー・コーポレーション・ノース・アメリカ・インコーポレーテッド 光電変換用単結晶成型シリコンおよび単結晶成型シリコン本体の製造方法および装置
JP2009523694A (ja) * 2006-01-20 2009-06-25 ビーピー・コーポレーション・ノース・アメリカ・インコーポレーテッド 幾何学的多結晶成型シリコンの製造方法および装置および光電変換用多結晶成型シリコン本体
KR101372593B1 (ko) * 2006-01-20 2014-03-10 에이엠지 아이디얼캐스트 솔라 코포레이션 광전 변환 소자용 단결정 캐스트 실리콘 및 단결정 캐스트 실리콘 바디들을 제조하는 방법 및 장치
JP2010534189A (ja) * 2007-07-20 2010-11-04 ビーピー・コーポレーション・ノース・アメリカ・インコーポレーテッド シード結晶からキャストシリコンを製造するための方法及び装置
KR101411275B1 (ko) * 2012-09-06 2014-06-25 주식회사수성기술 태양전지용 다결정 실리콘 제조장치 및 그 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
DE69604452T2 (de) 2000-02-10
DE69604452D1 (de) 1999-11-04
EP0748884B1 (en) 1999-09-29
JP3242292B2 (ja) 2001-12-25
US5714004A (en) 1998-02-03
EP0748884A1 (en) 1996-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3242292B2 (ja) 多結晶半導体の製造方法および製造装置
JP3523986B2 (ja) 多結晶半導体の製造方法および製造装置
JP3388664B2 (ja) 多結晶半導体の製造方法および製造装置
JPH107493A (ja) シリコン半導体基板および太陽電池用基板の製造方法
JPH1111924A (ja) 多結晶半導体インゴットの製造方法および装置
JP2009505935A (ja) 結晶成長のための装置及び方法
JP3368113B2 (ja) 多結晶半導体の製造方法
WO2004061166A1 (ja) 単結晶製造用黒鉛ヒーター及び単結晶製造装置ならびに単結晶製造方法
EP1614774A1 (en) Process for producing single crystal
JPH07133186A (ja) シリコン単結晶の製造装置および製造方法
JPH09175889A (ja) 単結晶引き上げ装置
JP2005162507A (ja) 多結晶半導体インゴット製造装置、多結晶半導体インゴットの製造方法および多結晶半導体インゴット
JP3056363B2 (ja) 多結晶シリコン製造方法および製造装置
JP2952548B2 (ja) 半導体単結晶製造装置
JP4310980B2 (ja) シリコン単結晶の引上げ方法
JPH09202685A (ja) 単結晶引き上げ装置
JPH01317188A (ja) 半導体単結晶の製造方法及び装置
JPH0769778A (ja) 単結晶成長装置
JPH10324592A (ja) 単結晶引き上げ装置
JP3079991B2 (ja) 単結晶の製造装置および製造方法
JPH08325090A (ja) 単結晶引上装置
JPS6360190A (ja) 単結晶引上装置
JPH08333189A (ja) 結晶引き上げ装置
JP2021155280A (ja) アニール処理方法および単結晶の製造方法
JPH1149598A (ja) シリコン結晶、その製造装置及び製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071019

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081019

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081019

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091019

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091019

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111019

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121019

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131019

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees