JPH0928880A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH0928880A
JPH0928880A JP7205104A JP20510495A JPH0928880A JP H0928880 A JPH0928880 A JP H0928880A JP 7205104 A JP7205104 A JP 7205104A JP 20510495 A JP20510495 A JP 20510495A JP H0928880 A JPH0928880 A JP H0928880A
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JP
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sprite
data
symbol
character
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Withdrawn
Application number
JP7205104A
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English (en)
Inventor
Takaaki Ichihara
高明 市原
Shuichi Ikegami
修一 池上
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Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャラクタROMからの図柄データのみによ
っては表示不可能であった鮮明かつ詳細な表示図柄を遊
技者に提供できるパチンコ機を提供すること。 【構成】 図柄表示装置の表示画面20上に表示する図
柄を作成するための図柄データを専用に予め記憶した補
助記憶手段27,28を図柄表示装置本体17〜25及
びパチンコ機が備えた制御部1とは別に設け、パチンコ
機において発生する遊技の態様に対応して補助記憶手段
27,28から図柄データを選択し、表示画面上に図柄
の表示を行う表示制御手段を図柄表示装置本体に配備す
る。表示画面20上に表示する図柄を作成するための図
柄データの記憶領域を確保して図柄データの個数の増加
を可能とし、表示画面サイズの大きな液晶表示画面を用
いることを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、液晶表示
装置からなる図柄表示装置を備えたパチンコ機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機に配備される図柄表示装置を
液晶表示装置により構成したものが知られている。液晶
表示装置における画面表示は、液晶表示装置の液晶表示
画面の画素を構成するドットを発色させ、発色した複数
のドットを集合させて一つのキャラクタを画面に表示し
ている。また、ドットの発色は、赤、緑、青の色を組み
合わせることにより行われ、赤、緑、青の色の組み合せ
の相違により、例えば、256色の色彩を表現する。液
晶表示画面においてキャラクタを表示するには、予め決
めた赤、緑、青の色の組み合せの中から特定の1色を選
択し、表示位置のドットを選択した色で発色することに
より行われており、予め決めた赤、緑、青の色の組み合
せの中から特定の1色を指定するためのデータがキャラ
クタデータである。該キャラクタデータは、従来にあっ
ては、表現するキャラクタ毎に液晶表示装置が備えるキ
ャラクタROMに全て記憶されている。
【0003】ところで、液晶表示画面上に表現される画
像の鮮明度及び詳細度は、当然のことながら液晶表示画
面の画素を構成するドット数に比例する。即ち、表示画
面サイズが大きい方が表現される画像を鮮明かつ詳細に
表示できる。一方、表示画面サイズが大きくなれば、画
面表示に必要となるドット数が増加することにより表現
されるキャラクタに関わるドット数が増加することとな
り、一つのキャラクタを表現するためのキャラクタデー
タ自体の個数が多くなる。しかしながら、キャラクタR
OMの記憶容量には当然制限があり、パチンコ遊技機の
遊技状況に応じて、複数のキャラクタを表示画面に登場
させたり、キャラクタを複雑に動かしたりする関係上、
キャラクタROMに記憶されるキャラクタデータの個数
が増大することもあり、一つのキャラクタを表現するた
めのキャラクタデータ自体の個数を増やすことには難点
があった。したがって、表示画面サイズが大きくするこ
とができず、遊技者に鮮明かつ詳細な表示図柄を提供で
きないでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、キャ
ラクタROMからの図柄データのみによっては表示不可
能であった鮮明かつ詳細な表示図柄を遊技者に提供でき
るパチンコ機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のパチンコ機は、
上記課題を解決するために、図柄表示装置を備えたパチ
ンコ機において、前記図柄表示装置の表示画面上に表示
する図柄を作成するための図柄データを専用に予め記憶
した補助記憶手段を前記図柄表示装置本体及び前記パチ
ンコ機が備えた制御部とは別に設け、前記パチンコ機に
おいて発生する遊技の態様に対応して前記補助記憶手段
から図柄データを選択し、表示画面上に図柄の表示を行
う表示制御手段を前記図柄表示装置本体に配備したこと
を特徴とする。
【0006】前記補助記憶手段は、図柄データが予め記
憶された記憶媒体手段と、前記記憶媒体手段が脱着交換
可能に装着されると共に、記憶媒体手段に記憶されてい
る図柄データを読み出すデータ読出手段とを備えること
を特徴とする。
【0007】前記補助記憶手段を、CDROMからなる
前記記憶媒体手段とCDROM読出装置からなる前記デ
ータ読出手段とを備えたCDROM装置により構成す
る。
【0008】図柄表示装置の表示画面上に表示する図柄
を作成するための図柄データを専用に予め記憶した補助
記憶手段を図柄表示装置本体及びパチンコ機が備えた制
御部と別に設けることにより、表示画面上に表示する図
柄を作成するための図柄データの記憶領域を確保して図
柄データの個数の増加を可能とし、表示画面サイズの大
きな液晶表示画面を用いることを可能とすることによ
り、鮮明かつ詳細な表示図柄を遊技者に提供することを
実現する。
【0009】図柄表示装置に配備された表示制御手段
は、パチンコ機において発生する遊技の態様に対応して
補助記憶手段から図柄データを選択し、表示画面上に図
柄の表示を行う。
【0010】図柄データが予め記憶された記憶媒体手段
をデータ読出手段に装着し、データ読出手段により記憶
媒体手段に記憶されている図柄データを読み出す。
【0011】補助記憶手段に対して記憶媒体を脱着交換
することにより、表示画面上で表わす動画の設定変更を
可能とする。CDROMを介した補助記憶装置を採用す
る構成をとれば、極めて高い図柄データの記憶容量に基
づく図柄の設定が可能となり、実写写真画像に近い動画
の表示を実現することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0013】図1は、本発明の実施の形態の一例である
パチンコ遊技機の概略を示す要部ブロック図である。符
号1は、パチンコ遊技機全体の制御を行うメイン制御部
であり、メイン制御部1は、制御処理実行手段としての
メインCPU2と、メインCPU2が実行する遊技制御
プログラムが格納されたメインROM3と、随時読み出
しおよび書き込みが可能なメインRAM4と、データ入
出力のための入出力インタフェース5と、通信手段6と
により構成されている。
【0014】メイン制御部1のメインCPU2は、通信
手段6を介して図3に示す液晶表示装置7側のサブ制御
部8に通信接続されている。メインCPU2には、図2
に示す遊技盤面に配設された始動口9に配備された始動
口入賞検出スイッチSW1、大入賞口10の内部に設け
られた特定領域11に配備された特定領域通過検出スイ
ッチSW2及び大入賞口10に対して配備された大入賞
口入賞検出スイッチSW3の各々が入出力インタフェー
ス5を介して接続され、大入賞口10を開閉動作させる
ためのソレノイドSOL1がソレノイド駆動回路12お
よび入出力インタフェース5を介して接続されている。
【0015】図2は、図1のパチンコ遊技機に配備され
た遊技盤29面の正面図であり、遊技盤29の略中央に
は、液晶表示装置7からなる図柄表示装置を一体に備え
た図柄表示装置ユニット13が配備され、図柄表示装置
ユニット13の下方には、普通電動役物14が配備さ
れ、普通電動役物14の下方にはソレノイドSOL1に
よって動作されるプランジャ(図示せず)により開閉さ
れる可動扉15を備えた入賞装置ユニット16が配備さ
れている。
【0016】なお、普通電動役物14の入賞口は、液晶
表示装置7において変動表示される図柄表示部の図柄合
わせの変動を開始させるための始動口9に設定されてい
る。また、入賞装置ユニット16の可動扉15の入賞口
は、図柄表示部において停止表示される図柄合わせが大
当り発生となった場合に開放される大入賞口10に設定
されている。大入賞口10の中央は、大入賞口10の他
の内部と区分された特定領域11に設定されている。
【0017】図3は、パチンコ機の液晶表示装置7の要
部を示すブロック図である。液晶表示装置7は、パチン
コ遊技機の遊技状況に応じてパチンコ遊技全体に関わる
処理を行うメイン制御部1から送信されるコマンドデー
タに基づいて、液晶表示装置7の表示動作を制御するサ
ブCPU17と、サブCPU17が実行する表示制御プ
ログラムが格納されたサブROM18と、随時読み出し
および書き込みが可能なサブRAM19と、画像表示手
段としての液晶表示部20と、液晶表示部20に表示す
る図柄のためのキャラクタデータの一部を記憶したキャ
ラクタROM21と、液晶表示部5において動画表示す
る画像合成手段としてのビデオ・ディスプレイ・プロセ
ッサ22(以下、VDPという)と、VDP22から出
力されたデジタルのRGB信号をアナログ変換して液晶
表示部20に出力するD/Aコンバータ23とにより構
成されている。
【0018】なお、VDP22は、メイン制御部1から
のコマンドデータを一時記憶する記憶領域や各種テーブ
ルが設定されたメモリ24や各種テーブルに設定された
データに基づいて実質的に画像処理を行う画像処理部2
5を備える。
【0019】また、図3に示すように、液晶表示装置7
のVDP22にはキャラクタRAM26が接続され、V
DP22との間でキャラクタRAM26に転送されたキ
ャラクタデータを読み出し可能に構成されている。さら
に、キャラクタRAM26はCDROM読出装置28と
接続され、CDROM読出装置28には、液晶表示部2
0に表示する図柄のためのキャラクタデータを記憶した
CDROM27が脱着交換が可能にされている。
【0020】また、CDROM読出装置28は、液晶表
示装置7のサブCPU17とバス接続され、サブCPU
17から指定アドレスを受けると、CDROM27に記
憶されているキャラクタデータの1ブロックを読み出
し、読み出した1ブロックのキャラクタデータをキャラ
クタRAM26に転送するよう構成されている。
【0021】なお、図1に示す液晶表示装置7側のサブ
制御部8は、サブCPU17、サブROM18、サブR
AM19及びVDP22により構成されている。また、
請求項1に記載の補助記憶手段は、CDROM27とC
DROM読出装置28とにより構成され、請求項1に記
載の表示制御手段は、サブCPU17、サブROM1
8、サブRAM19、VDP22、キャラクタRAM2
6、CDROM読出装置28及びCDROM27により
構成される。
【0022】次に、図2に示す遊技盤29面におけるパ
チンコ遊技動作について説明する。従来と同様、図示し
ない発射装置のハンドルを回動してパチンコ球を遊技盤
29面に向けて弾発する。従来と同様に、発射装置のハ
ンドルに配備されたタッチセンサにより遊技開始が検出
される。遊技が開始されると、液晶表示装置7の液晶表
示部20の下側に、図4に示すように、左図柄表示部3
0,中図柄表示部31,右図柄表示部32が表示される
とともに、各表示部30〜32に図柄が表示される。
【0023】遊技盤29面に弾発されたパチンコ球は、
遊技球となって遊技盤29面を流下する。遊技球が始動
口9に入賞すると、始動口9への入賞が最高4回迄記憶
される。具体的には、メインCPU2は、0乃至Nの範
囲で大当り判定用乱数の値を循環的に更新切り換えして
おり、始動口入賞検出スイッチSW1による入賞検出時
に、大当り判定用乱数の値を乱数記憶レジスタに順次4
個まで記憶保持する。
【0024】また、始動口9への入賞の記憶があると、
液晶表示装置7の液晶表示部20の左図柄表示部30,
中図柄表示部31,右図柄表示部32において図柄が変
動表示され、所定時間経過後、左,中,右の順で図柄が
停止される。停止表示される左,中,右図柄が図5に示
すような組み合せの場合には、大当りとなる。なお、変
動を開始させた図柄が大当りとなるか否かの判定は、今
回図柄変動を開始させた大当り判定用乱数の値が予め定
められた大当りとなる値に一致するか否かにより判別さ
れる。
【0025】液晶表示装置7において大当りが発生する
と、ソレノイドSOL1が励磁されて可動扉15が開放
移動され、大入賞口10が所定時間開放される。大入賞
口10へ入賞した遊技球が特定領域11を通過した時に
は、連続条件が成立し、大入賞口10の閉鎖後、再び大
入賞口10が開放される。大入賞口10の連続開放動作
は、初回を含めて図6に示す組み合わせによる大当りで
あれば最高10回、それ以外の組み合せによる大当りで
あれば最高16回まで行われる。なお、大入賞口10の
開放に関する連続回数をラウンド数ということにする。
なお、大入賞口10に遊技球が10個入賞した場合に
は、所定時間内であっても10個目の検出を以て大入賞
口10が閉鎖される。
【0026】なお、メイン制御部1は、パチンコ遊技機
における遊技状況に応じて、コマンドデータを作成す
る。メイン制御部1は、遊技状態の変化により液晶表示
装置7に図柄の情報を表示する必要性が生ずると通信手
段6を介してコマンドデータを送信する。例えば、大当
りが発生し、液晶表示装置7において大当りを表示する
必要性が生じた時等である。
【0027】なお、詳細な説明は省くが、コマンドデー
タは、電源投入後の所定時間の間図柄変動なしの時、図
柄変動時、図柄変動時におけるリーチ時、スーパーリー
チ時及びスペシャルリーチ時、大当り発生時、大当り動
作中、大当り動作終了時、不正発生時を識別するいわゆ
るステータスと呼ばれるブロック、大当りが発生する確
率設定における通常確率、中確率、高確率に関する識別
情報、左,中,右の各図柄番号、左,中,右の各図柄の
表示位置、特定領域11の遊技球通過、大入賞口10の
開放動作の連続回数(ラウンド数)と各ラウンドにおけ
る大入賞口10への入賞個数を表わす各ブロックからな
る。
【0028】図3において、メイン制御部1から送信さ
れたコマンドデータは、VDP22内のメモリ24に設
定されたコマンドデータ記憶領域に一時記憶され、コマ
ンドデータの受信を完了した時点で、VDP22からコ
ントロール信号が出力され、サブCPU17がこれを受
けると、VDP22に対する表示データの出力が完了し
た時点で、メモリ24のコマンド記憶エリアからコマン
ドデータを読み出し、読み出されたコマンドデータは、
サブRAM19側に転送される。
【0029】サブCPU17は、サブRAM19に転送
されたコマンドデータに応じて表示データを作成し、V
DP22に表示データを出力する。なお、VDP22に
出力された表示データは、VDP22内のメモリ24の
各種テーブルに設定記憶される。また、サブCPU17
は、コマンドデータの内容を判別し、判別結果の必要に
応じてCDROM読出装置28に対して指定アドレスを
設定する。
【0030】サブCPU17がCDROM読出装置28
に指定アドレスを設定した場合には、CDROM読出装
置28は指定アドレスに従ってCDROM27に記憶さ
れているキャラクタデータの1ブロックを読み出し、読
み出した1ブロックのキャラクタデータをキャラクタR
AM26に転送する。
【0031】VDP22は、メモリ24内に設定された
表示データに基づいて画面データを作成すると共に水平
同期信号並びに垂直同期信号及び画面データによって指
定されるRGB信号を走査出力して液晶表示部20にお
いて動画を表示する。
【0032】VDP22が行う画面データの作成は、キ
ャラクタROM21のみからキャラクタデータを読み出
して画面データを作成する場合と、キャラクタRAM2
6のみからキャラクタデータを読み出して画面データを
作成する場合と、キャラクタROM21とキャラクタR
AM26との両方からキャラクタデータを各々読み出し
て画面データを作成する場合とがある。
【0033】次に、液晶表示部20に表示される表示画
面について説明する。
【0034】図7は、液晶表示部20に表示される表示
画面の仮想画面構成を概念的に示す斜視図である。液晶
表示部20に最終的に表示されて視認される最終表示画
面(図示せず)は、画面表示において、表示優先順位の
最も低いバックグラウンド面33と、バックグラウンド
面33よりも表示優先順位が高く、バックグラウンド面
33に対して表示優先順位が順次高くなるように積層表
示される複数のスプライト面34とにより構成されてい
る。
【0035】図8は、スプライト面34の仮想画面構成
を概念的に示す図である。スプライト面34は、スプラ
イト面34内の横方向(水平方向)並びにそれに直交す
る縦方向(垂直方向)に行列状に配列した複数のタイル
面35の組み合わせにより構成される。なお、スプライ
ト面34は、水平方向並びに垂直方向の各方向に、最大
8枚までのタイル面35の配列組み合わせが可能となっ
ている。なお、図8における数字はスプライト面34に
おけるタイル番号である。
【0036】図9は、1つのタイル面35の仮想画面構
成を示す図である。タイル面35は、縦32行×横32
列に行列状に配列された計1024個のドットにより構
成されている。なお、図9における数字は、1つのタイ
ル面35における各ドット毎に対して付与されているド
ット番号である。
【0037】図10は、図9に示すタイル面35に対す
るキャラクタデータの構成を示す図である。1ドットの
データ幅は、4ビット(0〜15)であり、キャラクタ
ROM21内及びキャラクタRAM26内においては4
ドット分のデータ(16ビット)を1つの単位として、
アドレスが付与されている。
【0038】なお、タイル面35を水平方向並びに垂直
方向に行列状に複数配列した組み合わせにより構成され
るスプライト面34は、図12(a)乃至図12(c)
に示すタイル面35の配列組み合わせ方向に従って各タ
イル面が順番づけられている。キャラクタROM21内
及びキャラクタRAM26内においては、図11に示す
ように、1つのスプライト面データは、スプライト面3
4を構成する各タイル面データが、配列組み合わせ方向
によって定められた順番でアドレス順に記憶されてい
る。
【0039】なお、スプライト面34上において設定表
示される描画は、図9に示す各ドットの発色によってな
される。また、4ビットのデータ幅を有した1ドットデ
ータは、後述のパレットテーブル(A)に設定された色
データ(16色)のうちのいずれか1色を指定するもの
である。
【0040】図13は、バックグラウンド面33の仮想
画面構成を概念的に示す図である。バックグラウンド面
33は、バックグラウンド面33内の横方向(水平方
向)16列×縦方向(垂直方向)に8行の行列状に配列
した複数のBGキャラクタ面36により構成される。
【0041】1つのBGキャラクタ面36は、図9に示
すタイル面35と同等であり、縦32行×横32列の計
1024ドットにより構成されている。なお、BGキャ
ラクタ面36におけるドット番号もタイル面35と同等
である。
【0042】図14は、図13に示す1つのBGキャラ
クタ面36に対するキャラクタデータの構成を示す図で
ある。1ドットのデータ幅は、8ビット(0〜255)
であり、キャラクタROM21内においては2ドット分
のデータ(16ビット)を1つの単位として、アドレス
が付与されている。なお、バックグラウンド面33の1
ドットデータは、8ビットのデータ幅を有するため、後
述のパレットテーブル(B)に設定された色データ(2
56色)のうちのいずれか1色を指定するものである。
【0043】次に、スプライト面34と液晶表示部20
の表示画面37との関係について説明する。図15は、
スプライト面34が設定可能なスプライト仮想画面38
と表示画面37との関係を示す図である。
【0044】表示画面37のサイズは、水平方向160
ドット〜320ドット、垂直方向128〜255ライン
の範囲で任意指定可能であり、例えば、水平方向200
ドット、垂直方向160ドットのものを指定した場合に
は、その表示画面37のサイズが予めメモリのプログラ
ムROMに設定記憶されているものである。なお、以下
の説明においては、表示画面37のサイズを水平方向2
00ドット、垂直方向160ドットとする。
【0045】スプライト仮想画面38は、VDP22に
決められているスプライト仮想画面38用の基点座標
(0,0)及び各座標(1023,0),(0,102
3),(1023,1023)の4点を含む矩形の領域
に設定され、矩形の表示画面37は、その左最上角を基
点39に設定され、スプライト仮想画面38の基点座標
(0,0)に表示画面37の基点39が一致している。
従って、表示画面37はスプライト仮想画面38に対し
て固定的に設定されていることとなる。
【0046】また、スプライト面34は、スプライト仮
想画面38におけるスプライト面34の表示開始座標位
置により表示画面37に対して表示位置が変り、表示画
面37において非表示及び部分表示が可能である。
【0047】次に、バックグラウンド面33と表示画面
37との関係について説明する。図16は、バックグラ
ウンド面33と表示画面37との関係を示す図である。
バックグラウンド画面33は、VDP22に決められた
バックグラウンド用の基点座標(0,0)及び各座標
(511,0),(0,255),(511,255)
の4点を含む矩形の領域に設定され、矩形の表示画面3
7は、表示画面37の基点39がバックグラウンド面3
3内において任意に指定可能となっている。即ち、表示
画面37の基点39の水平方向表示開始位置を0〜51
1(ドット)、表示画面37の基点39の垂直方向表示
開始位置を0〜255(ドット)の範囲内で設定し、バ
ックグラウンド面33に対する表示画面37の位置を設
定する。なお、図17にスプライト仮想画面38、バッ
クグラウンド面33及び表示画面37の関係を示す。
【0048】次に、VDP22のメモリ24の構成につ
いて説明する。
【0049】図18はメモリ24に設定された各種テー
ブル及び記憶領域を示す図であり、メモリ24内には、
少なくともスプライト面テーブル領域、バックグラウン
ドテーブル領域、パレットテーブル(A)領域並びにパ
レットテーブル(B)領域、共通制御設定テーブル、コ
マンドデータ記憶領域、表示同期位置設定入出力領域、
ワークエリア及びサブCPU17からの表示データに応
じて画像処理部25が画像処理を行うためのプログラム
が格納されたプログラムROMエリアが設定区分されて
いる。
【0050】図19は、スプライト面テーブル領域にお
ける各スプライトテーブルの記憶状態を示す図であり、
図20は、スプライトテーブルの記憶内容の構成を示す
図である。なお、1つのスプライト面テーブルの大きさ
は8バイトである。
【0051】また、各スプライトテーブルによって定義
される各スプライト面同士が重ね合わされた時の表示優
先順位は、図19に示すスプライトテーブルのテーブル
番号が大きい順に順次高くなるように決められている。
【0052】次に、図20に示すスプライトテーブルの
記憶内容について説明する。エンドフラグは、スプライ
ト面34の重ね合わせや配列組み合わせを行うスプライ
ト処理の続行並びに終了を制御するためのものであり、
その値が0である場合には、画像処理部25によるこの
テーブルよりも表示優先順位が高位のスプライトテーブ
ルのスプライト処理が続行されることを意味し、その値
が1である場合には、画像処理部25によるこのテーブ
ルよりも表示優先順位が高位のスプライトテーブルのス
プライト処理は行われず、スプライト処理を該テーブル
で終了し、バックグラウンド処理に移行することを意味
する。
【0053】記憶元識別フラグは、当該スプライトテー
ブルで定義されたスプライト面34を構成する一群のキ
ャラクタデータの記憶元を識別するフラグである。記憶
元識別フラグの値が0であれば、キャラクタROM21
内にスプライト面34を構成する一群のキャラクタデー
タが記憶されていることを意味し、記憶元識別フラグの
値が1であれば、スプライト面34を構成する一群のキ
ャラクタデータがキャラクタRAM26内に記憶されて
いることを意味する。
【0054】水平方向表示開始位置設定領域は、スプラ
イト仮想画面38上でのスプライト面34の基点の水平
方向開始座標を0〜1023ドットの範囲内で指定する
領域である。
【0055】垂直方向表示開始位置設定領域は、スプラ
イト仮想画面38上でのスプライト面34の基点の垂直
方向開始座標を0〜1023ドットの範囲内で指定する
領域である。
【0056】水平方向配置組み合せサイズ設定領域は、
水平方向に配置するタイル面35の数を“000”〜
“111”、即ち、タイル番号#0〜#7の範囲内で指
定する領域である。
【0057】垂直方向配置組み合せサイズ設定領域は、
垂直方向に配置するタイル面35の数を“000”〜
“111”、即ち、タイル番号#0〜#7の範囲内で指
定する領域である。
【0058】パレットセレクト制御設定領域は、該スプ
ライト面34で使用する色が16色(透明色を含む)設
定されているパレットを設定する領域であり、後述のパ
レットテーブル(A)内に設定されたパレット番号が0
〜31の範囲内で指定される。
【0059】図柄消去制御設定領域は、その値が0であ
る場合には、該スプライトテーブルで定義されたスプラ
イト面34のスプライト面表示が行われ、その値が1で
ある場合には、バックグラウンド面33に複数のスプラ
イト面34が重ね合わされて画面表示されたときに、該
スプライトデータで定義されたスプライト面34の表示
優先順位以下の各スプライト面34の図柄表示が消去さ
れ、消去部分においてバックグラウンド面33のみが表
示される。
【0060】プライオリティ制御設定領域は、該スプラ
イトテーブルで定義されるスプライト面34が画面表示
された時のバックグラウンド面33に対する優先順位を
設定する領域であり、バックグラウンド面33より上ま
たはバックグラウンド面33より下のどちらでも設定可
能であるが、本実施形態では、各スプライト面34はバ
ックグラウンド面33よりも表示優先順位が高くなるよ
うに設定するので、バックグラウンド面33より上に設
定する。
【0061】キャラクタ番号設定領域は、当該スプライ
トテーブルで定義されたスプライト面34を構成する先
頭のタイル面35の、即ち、当該スプライト面34にお
けるタイル番号#0の、アドレスを指定する領域であ
る。該アドレスは、前記記憶元識別フラグがキャラクタ
ROM21を指定している場合にはキャラクタROM2
1内のアドレスとなり、前記記憶元識別フラグがキャラ
クタRAM26を指定している場合にはキャラクタRA
M26内のアドレスとなる。
【0062】図21は、バックグラウンドテーブル領域
における各バックグラウンドテーブルの記憶状態を示す
図であり、図22は、バックグラウンドテーブルの記憶
内容の構成を示す図である。本実施形態では、バックグ
ラウンドテーブル領域のBGキャラクタ面36を定義す
るためのBGキャラクタ面データ設定領域の記憶数は1
28であり、BGキャラクタ面データ設定領域の大きさ
は2バイトである。各バックグラウンドテーブルには、
それぞれテーブル番号0〜127が順に付与されてお
り、各バックグラウンドテーブルによって定義されるB
Gキャラクタ面36のバックグラウンド面33における
配置位置は、図13に示すとおりである。また、図22
に示すように、BGキャラクタ面データ設定領域には、
キャラクタROM21内のBGキャラクタ面データの先
頭アドレスが設定されている。
【0063】次に、色指定を行うためのパレットテーブ
ルについて説明する。パレットテーブル(A)は、スプ
ライト面用であり、パレットテーブル(B)は、バック
グラウンド面用である。
【0064】図23は、パレットテーブル(A)領域に
おける各パレットテーブルの記憶状態を示す図であり、
図24は、パレットテーブル(A)領域のパレットテー
ブルの記憶内容の構成を示す図である。実施例では、パ
レットテーブル(A)領域のパレットテーブルの全記憶
数は512であって、それぞれ16パレットテーブルず
つ32個のパレットに分割され、各パレットには0乃至
31のパレット番号が付与されている。なお、1パレッ
トの発色表示数は、1パレットが16のパレットテーブ
ルで構成されているため16色となる。なお、各パレッ
トにおいてその先頭は、透明(無描画)に指定されてい
る。
【0065】図24に示す各パレットテーブル自体の大
きさは2バイトであり、輝度選択領域は2階調の輝度が
指定可能である。また、色の3原色である赤、緑、青を
指定する各領域が4ビットずつ設けられている。
【0066】図25は、パレットテーブル(B)領域に
おける各パレットテーブルの記憶状態を示す図である。
また、各パレットテーブル自体の大きさは2バイトであ
り、その構成は、パレットテーブル(A)領域のパレッ
トテーブルの記憶内容と同一である。実施例では、パレ
ットテーブル(B)領域のパレットテーブルの全記憶数
は256であって、発色表示数は256色である。
【0067】次に、共通画像制御設定テーブルについて
説明する。共通画像制御設定テーブルには、図26に示
すように、スプライト面処理制御フラグ、バックグラウ
ンド面処理制御フラグ、プライオリティ制御フラグ、バ
ックグラウンド表示開始位置設定領域が少なくとも設け
られている。
【0068】スプライト面処理制御フラグは、スプライ
ト全面における処理のオン・オフを制御するフラグであ
り、その値が0の時オフであり、その値が1であるとき
オンである。
【0069】バックグラウンド面処理制御フラグは、バ
ックグラウンド全面における処理のオン・オフを制御す
るフラグであり、その値が0の時オフであり、その値が
1であるときオンである。
【0070】プライオリティ制御フラグは、バックグラ
ウンド面33、ウインドウ面、スーパーインポーズ面間
における優先順位(6通り)を設定するものであるが、
ウインドウ面及びスーパーインポーズ面は、発明の要旨
に関係しないので本実施例では説明を省略する。なお、
本実施例ではバックグラウンド面33を最も低位に設定
する。
【0071】バックグラウンド表示開始位置設定領域
は、水平方向表示開始位置設定領域と垂直方向表示開始
位置設定領域に区分される。前述したように、表示画面
37の基点39の水平方向表示開始位置を0〜511
(ドット)、表示画面37の基点39の垂直方向表示開
始位置を0〜255(ドット)の範囲内で設定し、バッ
クグラウンド面33に対する表示画面37の位置を設定
する。
【0072】図18に示すコマンドデータ記憶領域は、
メインCPU2から送信されたコマンドデータを一時記
憶するためのエリアである。
【0073】図18に示す表示同期位置設定入出力領域
は、図27に示す水平同期信号の周期、同期幅、表示開
始位置及び表示終了位置に関する各時間(1ドット分)
を設定する各設定レジスタと、図27に示す垂直同期信
号の周期、同期幅、表示開始位置及び表示終了位置に関
する各時間(1ライン分)を設定する各設定レジスタと
により構成されている。
【0074】なお、表示画面37上の最左上の第0行
目、第0列目のドットから水平同期信号に応じて順次水
平方向に走査し、表示画面37上の最右上の第0行目、
第n列目のドットを走査し終わった時点で、水平同期信
号に垂直同期信号が同期し、走査位置が第1行目、第0
列目のドットに移行し、以下、同様に順次走査すること
で、表示画面37上に画像を表示する。
【0075】次に、本発明を実施するための処理手段に
ついて、図28乃至図55を参照しつつ説明する。
【0076】まず、図3のサブCPU17が行う表示制
御処理について説明する。図28乃至図29は、サブC
PU17が実行する表示制御処理の概略を示すフローチ
ャートである。サブCPU17は、電源投入直後、初期
化処理を行って、以下の処理に必要なフラグやレジスタ
の初期化を行い(ステップA01)、ステップA02に
移行する。
【0077】サブCPU17は、ステップA02乃至ス
テップA07の判別処理により、メイン制御部1から送
信されてサブRAM19に転送されているコマンドデー
タの内容によりパチンコ遊技機の遊技状況を判別する。
【0078】まず、ステップA02においては、パチン
コ遊技機が図柄変動なしの状態であるか否かが判別され
る。パチンコ遊技機の電源投入後、パチンコ遊技機が遊
技中でない場合や遊技中であっても始動口9への遊技球
の入賞の記憶がない場合には、図柄変動なしとなる。図
柄変動なしの場合には、サブCPU17はステップA0
2を真と判別してステップA08に移行して待機状態画
像を表示し(ステップA08)、ステップA08の処理
後、再びステップA02に戻り、以下、ステップA0
2、ステップA08によって形成される処理ループを繰
り返す。
【0079】なお、待機状態画像は、サブCPU17が
図19に示す各スプライトテーブルに図20に示す各設
定領域に必要データを設定し、VDP22の画像処理部
25が各スプライトテーブルの内容に応じて、CDRO
M読出装置28からキャラクタRAM26に転送された
待機状態画像用の一群のキャラクタデータを逐次キャラ
クタRAM26から読み出してスプライト処理し、キャ
ラクタROM26に記憶されているバックグラウンド用
の一群のキャラクタデータを前記画像処理部25が逐次
読み出してバックグラウンド処理し、スプライト処理に
より作成されたスプライト面データとバックグラウンド
処理により作成されたバックグラウンド面データとを合
成し、合成結果としてのRGB信号をD/Aコンバータ
23に出力することにより、画像表示される。
【0080】パチンコ遊技機において遊技状況に変化が
あると、コマンドデータも遊技状況の変化に応じて変化
する。遊技球が始動口9に入賞すると、始動口9への遊
技球の入賞の記憶がなされ、コマンドデータの内容が図
柄変動中となる。
【0081】サブCPU17は、ステップA02を偽と
判別してステップA03に移行する。ステップA03に
おいては、図柄変動中か否かが判別される。図柄変動中
であれば、サブCPU17はステップA03を真と判別
してステップA09に移行する。
【0082】ステップA09においては、図柄変動画像
が表示される。サブCPU17はステップA09の処理
後、再びステップA02に戻り、ステップA02、ステ
ップA03、ステップA09によって形成される処理ル
ープを繰り返す。なお、図柄変動画像は、コマンドデー
タにおける左,中,右図柄の各図柄番号、左,中,右図
柄の各表示位置に応じて各図柄データを各スプライトテ
ーブルに設定し、VDP22がスプライトテーブルの設
定内容に応じてキャラクタROM21から各図柄のキャ
ラクタデータを読み出してスプライト面データを作成
し、前述のバックグラウンド面データと合成し、合成結
果としてのRGB信号をD/Aコンバータ23に出力す
ることにより、画像表示される。
【0083】変動中の左,中,右の各図柄は、おおむね
予め定められた時間が経過すると左,右,中の順で停止
表示されていく。図4に示すように、停止表示された左
図柄と右図柄とが一致するとリーチ発生となり、コマン
ドデータの内容がリーチ発生となる。
【0084】コマンドデータの内容がリーチ発生となる
と、サブCPU17は、ステップA02及びステップA
03の各判別処理を偽と判別し、ステップA04に移行
する。ステップA04においては、リーチ発生か否かが
判別される。リーチ発生であれば、サブCPU17はス
テップA04を真と判別してステップA10に移行す
る。ステップA10においては、リーチ発生画像が表示
される。サブCPU17は、ステップA10の処理後再
びステップA02に戻り、ステップA02、ステップA
03、ステップA04、ステップA10によって形成さ
れる処理ループを繰り返す。なお、リーチ発生画像は、
図柄変動時の処理と同様のアルゴリズムで行われるが、
中図柄のみが変動し、左図柄及び右図柄が停止表示され
る。
【0085】中図柄が停止表示されると、メイン制御部
1側において停止表示された左,中,右図柄の組み合せ
が大当りか否かが判別される。即ち、大当り判定用乱数
の値が大当りに関するか否かによって判定される。大当
りでない場合には、始動口9への遊技球の入賞の記憶が
あれば、コマンドデータの内容が図柄変動中となり、始
動口9への遊技球の入賞の記憶がなければ、所定時間後
コマンドデータの内容が図柄変動なしになる。
【0086】大当りが発生した場合には、即ち、左,
中,右図柄が図5に示す図柄の組み合せのうちのいずれ
かになった場合には、コマンドデータの内容が大当り発
生となる。
【0087】コマンドデータの内容が大当り発生となる
と、サブCPU17は、ステップA02、ステップA0
3及びステップA04の各判別処理を偽と判別し、ステ
ップA05に移行する。ステップA05においては、大
当り発生か否かが判別される。大当り発生であれば、サ
ブCPU17はステップA05を真と判別してステップ
A11に移行する。ステップA11においては、大当り
発生画像が表示される。「大当り」の文字や表示キャラ
クタ(例えば、忍者、千両箱、猿、“V”、鯱)に関す
る各設定データを図19の各スプライトテーブルに設定
し、VDP22がスプライトテーブルの設定内容に応じ
てキャラクタROM21から各図柄のキャラクタデータ
を読み出してスプライト面データを作成し、バックグラ
ウンド面データと合成し、合成結果としてのRGB信号
をD/Aコンバータ23に出力することにより、大当り
発生画像が画像表示される。
【0088】サブCPU17はステップA10の処理
後、再びステップA02に戻り、ステップA02、ステ
ップA03、ステップA04、ステップA05、ステッ
プA11によって形成される処理ループを繰り返す。
【0089】大当りが発生すると、メイン制御部1側に
おいては、図1のソレノイド駆動回路12を介してソレ
ノイドSOL1が励磁され、図2に示す大入賞口10が
開放動作され、コマンドデータの内容が大当り動作中と
なる。また、大入賞口10の開放動作に関するラウンド
数、特定領域11への遊技球通過、大当りとなった図柄
の種類(大当り図柄の図柄番号)、大入賞口10への入
賞個数がコマンドデータの内容に含まれてサブ制御部8
に送信されてくることとなる。
【0090】コマンドデータの内容が大当り動作中とな
ると、サブCPU17は、ステップA02、ステップA
03、ステップA04およびステップA05の各判別処
理を偽と判別し、ステップA06に移行する。ステップ
A06においては、大当り動作中か否かが判別される。
大当り動作中であれば、サブCPU17はステップA0
6を真と判別してステップA12に移行する。ステップ
A12においては、SUB(A)サブルーチンが実行さ
れる。なお、サブCPU17はSUB(A)サブルーチ
ンの処理後、再びステップA02に戻り、ステップA0
2、ステップA03、ステップA04、ステップA0
5、ステップA06、SUB(A)サブルーチンによっ
て形成される処理ループを繰り返す。
【0091】図29は、SUB(A)サブルーチン処理
の概略を示すフローチャートであり、サブCPU17
は、このサブルーチン処理を開始すると、まず、ステッ
プA20において、特定領域通過か否かを判別する(ス
テップA20)。大入賞口10の開放動作時点では、遊
技球は特定領域11を通過しないもの見做せるので、サ
ブCPU17は、ステップA20を偽と判別してステッ
プA21に移行する。
【0092】ステップA21においては、コマンドデー
タの内容において、ラウンド数の別により、連続回数画
像を表示する。なお、図30乃至図38にラウンド数に
対応する連続回数画像を示す。
【0093】連続回数画像は、コマンドデータにおける
ラウンド数及び大当り図柄の図柄番号に応じた各図柄デ
ータ、ラウンド数の別に応じて各連続回数画像に登場さ
せる表示キャラクタ(例えば、殿様、鶴姫、忍者)に応
じた各図柄データを各スプライトテーブルにそれぞれ設
定し、画面VDP22が各スプライトテーブルの設定内
容に応じてキャラクタRAM26から各図柄のキャラク
タデータを読み出してスプライト面データを作成し、ス
プライト面データとバックグラウンド面データとを合成
し、合成結果としてのRGB信号をD/Aコンバータ2
3に出力することにより、画像表示される。
【0094】パチンコ遊技機側において、開放されてい
る大入賞口10の特定領域11に遊技球が入賞すると、
コマンドデータの内容に特定領域通過が記憶されてサブ
制御部8に送られる。サブCPU17は、SUB(A)
サブルーチン処理において、特定領域通過を検出すると
(ステップA20)、ステップA22に移行して図39
に示すような特定領域通過画像を表示する(ステップA
22)。
【0095】大入賞口10へ入賞した遊技球が特定領域
11を通過した時には連続条件が成立し、大入賞口10
の閉鎖後、再び大入賞口10が開放される。大入賞口1
0の連続開放動作は、初回を含めて大当りの図柄が図6
に示す組み合わせによる大当りであれば最高10回、そ
れ以外の組み合せによる大当りであれば最高16回まで
行われる。大入賞口10が再度開放されると、コマンド
データのラウンド数が1つアップされる。サブCPU1
7は、SUB(A)サブルーチン処理を実行し、ラウン
ド数の別に応じて各連続回数画像を表示する。
【0096】そして、大当り動作の終了条件が成立する
と、メイン制御部1側においては、図1のソレノイド駆
動回路12を介してソレノイドSOL1が消磁され、大
入賞口10が閉鎖され、コマンドデータの内容が大当り
動作終了となる。なお、大当り動作の終了条件の成立
は、例えば、開放中の大入賞口10の特定領域11に遊
技球が入賞せず、所定の開放時間が経過するかあるいは
所定個数の遊技球が大入賞口10に入賞するかして大入
賞口10が閉鎖する場合と、大当り図柄に見合った開放
動作の連続回数が達成された場合とになる。
【0097】コマンドデータの内容が大当り動作終了と
なると、サブCPU17は、ステップA02、ステップ
A03、ステップA04、ステップA05およびステッ
プA06の各判別処理を偽と判別し、ステップA07に
移行する。ステップA07においては、大当り動作終了
か否かが判別される。大当り動作終了であれば、サブC
PU17はステップA07を真と判別してステップA1
3に移行する。ステップA13においては、図40に示
すような大当り終了画像が表示される。なお、サブCP
U17はステップA13の処理後、再びステップA02
に戻り、ステップA02乃至ステップA07及びステッ
プA13によって形成される処理ループを繰り返す。
【0098】大当り動作終了後、始動口9への遊技球の
入賞の記憶があれば、コマンドデータの内容が図柄変動
中となり、始動口9への遊技球の入賞の記憶がなけれ
ば、所定時間後コマンドデータの内容が図柄変動なしに
なる。
【0099】次に、SUB(A)サブルーチン処理の具
体的な例として、例えば、図32に示すラウンド数が5
であるときに表示される連続回数画像を一例とし、図4
1乃至図45のフローチャートを参照しつつサブCPU
17の表示制御処理を説明する。
【0100】まず、サブCPU17は、サブRAM19
に転送されたコマンドデータのステータスを検索し、パ
チンコ遊技機が現在大当り中であるか否かを判別する
(ステップP01)。サブCPU17は、大当り中でな
いと判別した場合は、連続5回目時における表示制御処
理を開始することなく処理を終了する。
【0101】パチンコ遊技機が現在大当り中であると判
別された場合、サブCPU17は、次に、ステータスの
ラウンド数が5であるか否かを判別する(ステップP0
2)。ステータスのラウンド数が5でないと判別された
場合には、サブCPU17は、連続5回目時における表
示制御処理を開始することなく処理を終了する。
【0102】ステップP02の判別処理で、ステータス
のラウンド数が5であると判別された場合、サブCPU
17は、ステップP03に移行し、実行開始フラグF2
が初期値0であるか否かを判別する(ステップP0
3)。なお、実行開始フラグF2の値は、新規に連続5
回目時における表示制御処理を開始する場合には初期値
0とされているものとする。サブCPU17は、実行開
始フラグF2に実行中を規定する値1をセットして実行
開始を記憶し(ステップP04)、ラウンド数が5の時
に対応する指定アドレスをCDROM読出装置28に送
信し(ステップP05)、ステップP06に移行する。
【0103】図3において、CDROM読出装置28
は、サブCPU17から送信された指定アドレスを受け
ると、指定アドレスで指定されたCDROM27のアド
レスから所定のブロックの一群のキャラクタデータを読
み出してキャラクタRAM26に転送する。なお、前記
所定のブロックの一群のキャラクタデータは、連続5回
目時の画像表示に必要なものである。
【0104】ステップP06に移行したサブCPU17
は、表示状態識別カウンタf1に初期値0をセットし
(ステップP06)、移動表示用実行フラグf2に初期
値0をセットし(ステップP07)、ステップP08に
移行する。
【0105】サブCPU17は、ステップP08乃至ス
テップP12の処理によって表示画面37に表示する初
期画面に関する設定を行う。
【0106】まず、ステップP08においては、バック
グラウンドテーブルに図46に示すような城内を表わす
バックグラウンド面33Aが設定される。なお、バック
グラウンド面33Aを構成するための各BGキャラクタ
面36に関する各キャラクタデータは、図3のキャラク
タROM21に設定されており、図21に示す各バック
グラウンドテーブルには各BGキャラクタ面36に関す
るキャラクタROM21内における各アドレスが設定さ
れる。
【0107】次に、ステップP09においては、スプラ
イトテーブル#0に図47に示すような数字を表わすス
プライト面34Aが設定される。図47では、例えば、
連続回数5回目時を表わしている。なお、図20に示す
ようなスプライトテーブル#0において、エンドフラグ
に値0(続行)がセットされ、記憶元識別フラグに値0
(キャラクタROM21)がセットされ、キャラクタ番
号設定領域には数字を表現するキャラクタデータに関す
るキャラクタROM21内の先頭アドレスが設定され
る。
【0108】次に、ステップP10においては、スプラ
イトテーブル#1に図48に示すようなラウンド“R”
を表わすスプライト面34Bが設定される。なお、スプ
ライトテーブル#1のエンドフラグに値0(続行)がセ
ットされ、記憶元識別フラグに値0(キャラクタROM
21)がセットされ、キャラクタ番号設定領域には
“R”を表現するキャラクタデータに関するキャラクタ
ROM21内の先頭アドレスが設定される。
【0109】次いで、ステップP11においては、スプ
ライトテーブル#2に大当りの図柄を表わすスプライト
面34Cが設定される。サブCPU17は、コマンドデ
ータにおける大当り図柄番号により大当り図柄を選択設
定する。なお、スプライトテーブル#0のエンドフラグ
に値0(続行)がセットされ、記憶元識別フラグに値0
(キャラクタROM21)がセットされ、キャラクタ番
号設定領域には大当りの図柄を表現するキャラクタデー
タに関するキャラクタROM21内の先頭アドレスが設
定される。
【0110】ステップP11の処理後、足跡表示サブル
ーチンが実行される(ステップP12)。図44は、足
跡表示サブルーチンの概略を示すフローチャートであ
る。
【0111】サブCPU17は、スプライトテーブル#
3に図49に示すような足跡を表わすスプライト面34
Dを設定する(ステップP31)。なお、スプライトテ
ーブル#3のエンドフラグには値0(続行)がセットさ
れ、記憶元識別フラグに値1(キャラクタRAM26)
がセットされ、キャラクタ番号設定領域には図49に示
す足跡を表現するキャラクタデータに関するキャラクタ
RAM26内の先頭アドレスが設定される。
【0112】次に、サブCPU17は、スプライトテー
ブル#4に図49に示すような足跡を表わすスプライト
面34Eを設定する(ステップP32)。なお、スプラ
イトテーブル#4のエンドフラグには値0(続行)がセ
ットされ、図柄消去制御設定領域に値1(図柄消去)が
セットされ、記憶元識別フラグに値1(キャラクタRA
M26)がセットされ、キャラクタ番号設定領域には図
49に示す足跡を表現するキャラクタデータに関するキ
ャラクタRAM26内の先頭アドレスが設定される。
【0113】次いで、サブCPU17は、スプライトテ
ーブル#5に図49に示すような足跡を表わすスプライ
ト面34Fを設定する(ステップP33)。なお、スプ
ライトテーブル#5のエンドフラグには値0(続行)が
セットされ、記憶元識別フラグに値1(キャラクタRA
M26)がセットされ、キャラクタ番号設定領域には図
49に示す足跡を表現するキャラクタデータに関するキ
ャラクタRAM26内の先頭アドレスが設定される。
【0114】次に、サブCPU17は、スプライトテー
ブル#6に図49に示すような足跡を表わすスプライト
面34Gを設定する(ステップP34)。なお、スプラ
イトテーブル#6のエンドフラグには値0(続行)がセ
ットされ、記憶元識別フラグに値1(キャラクタRAM
26)がセットされ、図柄消去制御設定領域に値1(図
柄消去)がセットされ、キャラクタ番号設定領域には図
49に示す足跡を表現するキャラクタデータに関するキ
ャラクタRAM26内の先頭アドレスが設定される。サ
ブCPU17は、ステップP34の処理後メインルーチ
ンに戻る。
【0115】サブCPU17は、ステップP12の足跡
表示サブルーチンを実行後、ステップP13に移行し、
スプライトテーブル#7に図50に示すような忍者を表
わすスプライト面34Hを設定する(ステップP1
3)。なお、スプライトテーブル#7のエンドフラグに
は値1(終了)がセットされ、記憶元識別フラグに値1
(キャラクタRAM26)がセットされ、キャラクタ番
号設定領域には図50に示す忍者を表現するキャラクタ
データに関するキャラクタRAM26内の先頭アドレス
が設定される。
【0116】サブCPU17は、ステップP13の処理
後、ステップP14に移行し、表示カウンタに所定値を
セットし(ステップP14)、今回周期の表示制御処理
を終える。なお、スプライトテーブル#0〜#7におけ
るスプライト面34A〜34Hの設定状態を図51に示
す。
【0117】数字を表現するスプライト面34A、
“R”を表現するスプライト面34B及び大当り図柄を
表現するスプライト面34Cを構成するためのキャラク
タデータは、キャラクタROM21に記憶され、足跡と
忍者を表現するスプライト面34D〜34Hを構成する
ためのキャラクタデータは、キャラクタRAM26に記
憶されている。尚、キャラクタRAM26に記憶されて
いるスプライト面34D〜34Hを構成するためのキャ
ラクタデータは、ステップP05の処理によってCDR
OM読出装置28からキャラクタRAM26に転送され
たキャラクタデータである。
【0118】実行開始フラグF2が実行中を規定する値
1とされた結果、次回以降の表示制御処理では、ステッ
プP01及びステップP02の判別処理が真と判別され
る場合には、ステップP03の実行開始フラグF2に関
する判別処理が偽と判別され、サブCPU17はステッ
プP15に移行することとなる。
【0119】ステップP15においては、表示カウンタ
の値の減算が行われ、続くステップP16において表示
カウンタの値が0に達したか否かが判別される。サブC
PU17は、表示カウンタの値が0でないと判別された
場合には、今回周期の表示制御処理を終える。以下、大
当り中、かつラウンド数が5であることを条件として、
表示カウンタの値が0に達する迄の間、サブCPU17
は、ステップP01、ステップP02、ステップP0
3、ステップP15及びステップP16によって形成さ
れる待機処理ループを繰り返し行う。
【0120】なお、サブCPU17が前記待機処理ルー
プを行っている間、画像処理部25によって画像合成処
理が行われる。スプライトテーブル#7のエンドフラグ
が1となっていることにより、スプライトテーブル#7
〜#0がスプライト処理される。また、スプライトテー
ブル#4及び#6が図柄消去用に設定されていることに
より、スプライト面34E及びスプライト面34Gの表
示領域にはバックグラウンド面33Aが表示される。表
示画面37には、バックグラウンド面33Aにスプライ
ト面34A、スプライト面34B、スプライト面34
C、スプライト面34D〜34G、スプライト面34H
が合成され、図54に示すように、城内並びに5Rを示
す画像に忍者及び足跡2つが合成表示されていることと
なる。
【0121】ここで、液晶表示部20に表示される映像
画面を具体的に示しつつ説明する。
【0122】まず、図46に示す城内を表わすバックグ
ラウンド面33Aは、表示画面37の左寄りにおいて城
内表示領域の左側に余白領域33Aaが表示されるよう
に、図21に示すバックグラウンドテーブルに設定して
ある。
【0123】また、例えば、図50に示すような忍者を
表わすスプライト面34Hの構成を説明すると、図52
に示すように、縦4×横4の計16枚のタイル面35
(0)〜35(15)により構成されている。また、ス
プライト面34Hのスプライトテーブル#7における設
定状態を説明すると、図20において、エンドフラグに
はスプライト処理の終了である値1がセットされ、記憶
元識別フラグには値1(キャラクタRAM26)がセッ
トされ、図15のスプライト仮想画面38におけるスプ
ライト面34Hの基点の水平方向表示開始位置座標と垂
直方向表示開始位置座標がそれぞれ各設定領域に設定さ
れ、水平方向配置組み合せサイズ設定領域には値4が設
定され、垂直方向配置組み合せサイズ設定領域には値4
が設定され、図柄消去制御設定領域には、通常スプライ
トを規定する値0がセットされ、パレットセレクト制御
領域には、該スプライト面34Hに対応する図23のパ
レットテーブル(A)の例えば、パレット番号#7がセ
ットされ、キャラクタ番号設定領域には、スプライト面
34Hを構成する図52の各タイル面35(0)〜タイ
ル面35(15)の先頭のタイル面35(1)のキャラ
クタRAM26内のアドレスが設定される。
【0124】なお、例えば、図50において、各タイル
面35(0)〜タイル面35(15)の忍者の絵柄が描
かれていない領域は、その領域に属する各ドットの色彩
を決定する4ビットドットデータが、指定されたパレッ
ト番号#7内の透明色を指定するようにされている。従
って、スプライト面34Hがバックグラウンド面33A
に重ね合わされた時には、透明色に指定されている領域
は、そのままバックグラウンド面33A上の絵柄が画面
表示されることとなる。
【0125】本実施形態において、消去用のスプライト
面としても用いられるスプライト面は、左中の足跡を表
わすスプライト面34E及び右の足跡を表わすスプライ
ト面34Gである。
【0126】以上のようにスプライトテーブル#0〜#
7にそれぞれ設定した各スプライト面34A〜34H
を、図53に示すようにバックグラウンド面33Aに対
して重ね合わせる。なお、スプライトテーブル#7で定
義されたスプライト面34Hが表示優先順位が最も高
い。
【0127】まず、バックグラウンドテーブルで定義し
たバックグラウンド面33Aのうち、実際に表示画面3
7上で画像表示される領域は、前記した共通画像制御設
定テーブルのバックグラウンド表示開始位置設定領域に
セットされた表示画面37の水平方向表示開始位置と垂
直方向表示開始位置で決定される。
【0128】図53に示すように、表示画面37の基点
39と一致するスプライト仮想画面の基点座標(0,
0)を基準として、スプライト面34Aの表示開始位置
座標(X1,Y1)、スプライト面34Bの表示開始位
置座標(X1,Y2)、スプライト面34Cの表示開始
位置座標(X1,Y5)、スプライト面34Dの表示開
始位置座標(X2,Y4)とし、スプライト面34Eの
表示開始位置座標(X3,Y4)とし、スプライト面3
4Fの表示開始位置座標(X4,Y4)とし、スプライ
ト面34Gの表示開始位置座票(X5,Y4)とし、ス
プライト面34Hの表示開始位置座票(X2,Y3)と
して表示画面37上に1つの画面映像を表示する。
【0129】スプライト面34Eとスプライト面34G
とが消去用スプライト面に設定されている場合には、表
示優先順位が消去用スプライト面34E並びに34Gよ
りも低いスプライト面におけるスプライト面34E並び
に34Gに重ね合わされる部分が表示されずに、消去部
分においてバックグラウンド面33Aの絵柄が表示され
て、図54に示すような表示画面となる。
【0130】図43に戻り、サブCPU17が待機処理
ループを繰り返し行ううち、表示カウンタの値が0に達
すると、サブCPU17は、ステップP16の判別後ス
テップP17に移行し、表示状態識別カウンタf1の値
を1つアップし(ステップP17)、ステップP18に
移行する。なお、表示状態識別カウンタf1の現在値は
1となる。
【0131】ステップP18においては、表示状態識別
カウンタf1の値が1≦f1≦n,(ただしn>2)の
範囲内であるか否かが判別される。表示状態識別カウン
タf1の現在値は1であることにより、サブCPU17
は、ステップP19の忍者移動表示処理に移行する。
【0132】図45は、忍者移動表示処理の概略を示す
フローチャートである。サブCPU17は、忍者移動表
示処理を開始すると、まず、移動表示用実行フラグf2
が0であるか否かを判別する(ステップP40)。新規
に忍者移動表示処理を開始する場合は、ステップP07
の処理により移動表示用実行フラグf2が0とされてい
る。サブCPU17は、ステップP40を真と判別し、
移動表示用実行フラグf2に1をセットして実行中を記
憶し(ステップP41)、消去切換フラグを0セットし
(ステップP42)、ステップP43に移行する。
【0133】ステップP43に移行したサブCPU17
は、4つの足跡をそれぞれ別々に定義しているスプライ
トテーブル#3〜#6と忍者を定義しているスプライト
テーブル#7の各表示開始位置のX座標の値をΔXだけ
減じ(ステップP43)、すなわちスプライトテーブル
#3〜#7の各表示開始位置のX座標位置として(X−
ΔX)を設定し、ステップP44に移行する。これによ
り、忍者及び4つの足跡の表示位置が表示画面37にお
いて左側に移動することとなる。
【0134】ステップP44に移行したサブCPU17
は、消去切換フラグが0であるか否かを判別する(ステ
ップP44)。新規に忍者移動表示処理を開始した場合
であれば消去切換フラグが0セットされているため、サ
ブCPU17は、真と判別しステップP45に移行す
る。
【0135】ステップP45においては、スプライトテ
ーブル#4およびスプライトテーブル#6の図柄消去制
御設定領域における設定が値1(図柄消去)にそれぞれ
切り換えられ(ステップP45)、次いでステップP4
6において消去切換フラグの値が0から1に切り換えら
れる。
【0136】サブCPU17は、ステップP46の処理
後メインルーチンに戻り、ステップP14に移行し、表
示カウンタに所定値をセットし(ステップP14)、今
回周期の表示制御処理を終える。
【0137】次周期以降は、サブCPU17は、前記待
機処理ループを繰り返し行う。なお、サブCPU17が
待機処理ループを行っている間、画像処理部25によっ
て画像合成処理が行われる。スプライトテーブル#7の
エンドフラグが1となっていることにより、スプライト
テーブル#7〜#0がスプライト処理される。
【0138】また、スプライトテーブル#4及び#6が
図柄消去用に設定されていることにより、スプライト面
34E及びスプライト面34Gの表示領域にはバックグ
ラウンド面33Aが表示され、表示画面37には、バッ
クグラウンド面33Aにスプライト面34A、スプライ
ト面34B、スプライト面34C、スプライト面34D
〜スプライト面34G、スプライト面34Hが合成さ
れ、図54に示すように、城内並びに5Rを示す画像に
忍者及び足跡2つが合成表示されていることとなる。た
だし、忍者及び足跡2つが図54に示す表示位置よりも
表示画面37の左側にずれる。
【0139】サブCPU17が待機処理ループを繰り返
し行ううち、表示カウンタの値が0に達すると、サブC
PU17は、ステップP16の判別後ステップP17に
移行し、表示状態識別カウンタf1の値を1つアップし
(ステップP17)、ステップP18に移行する。な
お、表示状態識別カウンタf1の現在値は2となり、サ
ブCPU17は、再びステップP19の忍者移動表示処
理に移行する。
【0140】今回実行する忍者移動表示処理において
は、移動表示用実行フラグf2に1がセットされている
結果、サブCPU17は、ステップP40を偽と判別後
ステップP43に移行し、スプライトテーブル#3〜#
7の各表示開始位置のX座標位置として(X−ΔX)を
設定し、ステップP44に移行する。
【0141】ステップP44においては、消去切換フラ
グが1にセットされていることにより、サブCPU17
は、偽と判別しステップP47に移行する。
【0142】ステップP47においては、スプライトテ
ーブル#4およびスプライトテーブル#6の図柄消去制
御設定領域における設定が値0(通常スプライト)にそ
れぞれ切り換えられ(ステップP47)、次いでステッ
プP48において消去切換フラグの値が1から0に切り
換えられる。
【0143】サブCPU17は、ステップP48の処理
後メインルーチンに戻り、ステップP14に移行し、表
示カウンタに所定値をセットし(ステップP14)、今
回周期の表示制御処理を終える。
【0144】次周期以降は、サブCPU17は、前記待
機処理ループを繰り返し行う。なお、サブCPU17が
待機処理ループを行っている間、画像処理部25によっ
て画像合成処理が行われる。スプライトテーブル#7の
エンドフラグが1となっていることにより、スプライト
テーブル#7〜#0がスプライト処理される。
【0145】また、スプライトテーブル#4及び#6が
通常スプライトに設定されていることにより、表示画面
37には、バックグラウンド面33Aにスプライト面3
4A、スプライト面34B、スプライト面34C、スプ
ライト面34D〜34G、スプライト面34Hが合成さ
れ、図55に示すように、城内並びに5Rを示す画像に
忍者及び足跡4つが合成表示されていることとなる。た
だし、忍者及び足跡4つが直前の忍者及び足跡2つの表
示位置よりも表示画面37の左側にずれる。
【0146】図43に示すフローチャートから明らかな
ように、足跡2つと足跡4つとの切り換え表示は、表示
状態識別カウンタf1の値がnに達する迄行われる。表
示状態識別カウンタf1の値の更新アップが表示カウン
タの値が0となる時点で行われることにより、表示状態
識別カウンタf1の値がnを超えるまでの間、忍者及び
足跡が表示画面37の左側に移動表示されると共に、足
跡2つと足跡4つとが表示位置が変わる毎に交互に表示
され、あたかも忍者が走っているかのように視認され
る。
【0147】表示状態識別カウンタf1の値がnを超え
てn+1となると、ステップP18の判別結果が偽とな
り、サブCPU17は、ステップP20の判別処理を真
と判別してステップP21に移行し、図32(b)に示
す画面33の画像を表示する処理を行う(ステップP2
1)。なお、ステップP21の画面33画像表示処理に
関しては、キャラクタデータの種類の相違及び表示座標
位置が相違するだけでアルゴリズムはステップP08〜
ステップP14の処理と同等であるので詳細な説明は省
略する。画面33の画像を表示する処理は、表示状態識
別カウンタf1の値がn+2に達する迄行われ、表示状
態識別カウンタf1の値がn+2に達すると、サブCP
U17は、ステップP20の判別処理を偽と判別してス
テップP06に戻り、再び図54の初期画面に関する設
定を行う。
【0148】なお、連続5回目時における表示制御処理
の続行は、大当り中、かつラウンド数が5であることを
条件として行われる。パチンコ遊技機側の遊技状態に変
化が生じ、送られたステータスの内容が大当り中、かつ
ラウンド数が5でなくなると、ステップP01またはス
テップP02の判別が偽となって、実行フラグF2がク
リアされ(ステップP22)、連続5回目時における表
示制御処理が終了する。
【0149】以上、SUB(A)サブルーチン処理の具
体的な例として、例えば、図32に示すラウンド数が5
であるときに表示される連続回数画像を一例として説明
したが、大当り動作中の大入賞口10の開放の連続回
数、即ち、ラウンド数に対応した図柄表示の制御処理に
おいて、ラウンド数に関わる画像を表現するための一群
のキャラクタデータのブロックが、キャラクタRAM2
6とCDROM読出装置28との間で、ラウンド数が変
わる毎に交換され、画面の表示切換並びに動画の表示制
御が行われる。
【0150】なお、上記の例では、大当り動作中の表示
画像について図柄を表現するための一群のキャラクタデ
ータのブロックが、キャラクタRAM26とCDROM
読出装置28との間でラウンド数が変わる毎に交換され
る点について説明したが、大当り動作中に限らず、大当
り外れの別や大当り発生時に対応して図柄を表現するた
めの一群のキャラクタデータのブロックをキャラクタR
AM26とCDROM読出装置28との間で交換するよ
うにしてもよい。
【0151】上記した発明の一実施形態においては、C
DROM27に記憶されている多数のキャラクタデータ
の中の1ブロックを遊技の態様の別により発生したコマ
ンドデータに基づきキャラクタRAM26に転送して液
晶表示部20において所定の動画処理を行う例を示した
が、パチンコ遊技の態様(入賞成立、始動口9への入
賞、大当りの成立、パチンコ機の電源投入時等)の各々
に応じてCDROM27に記憶した多数のキャラクタデ
ータの各々をキャラクタRAM26介さずに直接アクセ
スして液晶表示部20に画像制御する構成としてもよ
い。
【0152】また、CDROM読出装置28に対して脱
着交換可能にされるCDROM27は、パチンコ機の電
源投入、一般入賞の成立、始動口9への入賞、大当り成
立の有無、入賞球の特定領域通過の有無、大入賞口10
の連続開放動作回数の別等の一連のパチンコ遊技のステ
ップ各々に対して、映像ステップ(映像ストーリ展開)
の異なる各別複数種類を、例えば、上気のような時代劇
ストーリの他、西部劇ストーリ、旅行ルート展開等を予
め準備可能とする構成としてもよい。
【0153】上記した発明の一実施形態においては、基
本映像の設定のために、キャラクタROM21を設けた
が、キャラクタROM21のキャラクタデータもCDR
OM27において設定する構成としてもよい。
【0154】
【発明の効果】本発明のパチンコ機によれば、図柄表示
装置の表示画面上に表示する図柄を作成するための図柄
データを専用に予め記憶した補助記憶手段を図柄表示装
置本体及びパチンコ機が備えた制御部とは別に設け、パ
チンコ機において発生する遊技の態様に対応して補助記
憶手段から図柄データを選択し、表示画面上に図柄の表
示を行う表示制御手段を図柄表示装置本体に配備したの
で、表示画面上に表示する図柄を作成するための図柄デ
ータの記憶領域を確保して図柄データの個数の増加を可
能とし、表示画面サイズの大きな液晶表示画面を用いる
ことを可能となることにより、鮮明かつ詳細な表示図柄
を遊技者に提供することができる。
【0155】また、補助記憶手段に対して記憶媒体を脱
着交換することにより、表示画面上で表わす動画の設定
変更が可能である。
【0156】さらに、CDROMを介した補助記憶装置
を採用する構成をとれば、極めて高い図柄データの記憶
容量に基づく図柄の設定が可能となり、実写写真画像に
近い動画の表示を実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるパチンコ遊技機の概
略を示す要部ブロック図
【図2】図1のパチンコ遊技機に配備された遊技盤の正
面図
【図3】図1のパチンコ機に配設された液晶表示装置の
要部を示すブロック図
【図4】図柄変動中に液晶表示部に表示される表示画像
の一例を示す図
【図5】液晶表示部において大当りとなる左,中,右図
柄の組み合せを示す図
【図6】大入賞口の連続回数が10回となる大当りとな
る左,中,右図柄の組み合せを示す図
【図7】液晶表示部に表示される表示画面の仮想画面構
成を概念的に示す斜視図
【図8】スプライト面の仮想画面構成を概念的に示す図
【図9】スプライト面を構成するタイル面の仮想画面構
成を示す図
【図10】タイル面に対するキャラクタデータの構成を
示す図
【図11】キャラクタROMにおける1つのスプライト
面を構成するタイル面データの記憶状態を概念的に示す
【図12】スプライト面におけるタイル面の配列組み合
わせを示す図
【図13】バックグラウンド面の仮想画面構成を概念的
に示す図
【図14】バックグラウンド面を構成するBGキャラク
タ面に対するキャラクタデータの構成を示す図
【図15】スプライト面が設定可能なスプライト仮想画
面と表示画面との関係を示す図
【図16】バックグラウンド面と表示画面との関係を示
す図
【図17】スプライト仮想画面、バックグラウンド面及
び表示画面の関係を示す図
【図18】メモリに設定された各種テーブル及び記憶領
域を示す図
【図19】スプライト面テーブル領域における各スプラ
イトテーブルの記憶状態を示す図
【図20】スプライトテーブルの記憶内容の構成を示す
【図21】バックグラウンドテーブル領域における各バ
ックグラウンドテーブルの記憶状態を示す図
【図22】バックグラウンドテーブルの記憶内容の構成
を示す図
【図23】パレットテーブル(A)領域における各パレ
ットテーブルの記憶状態を示す図
【図24】パレットテーブルの記憶内容の構成を示す図
【図25】パレットテーブル(B)領域における各パレ
ットテーブルの記憶状態を示す図
【図26】共通画像制御設定テーブルの記憶内容の構成
を示す図
【図27】水平同期信号並びに垂直同期信号を示すタイ
ミングチャート
【図28】サブCPUが実行する表示制御プログラムの
概略を示すフローチャート
【図29】サブCPUが実行するSUB(A)サブルー
チン処理の概略を示すフローチャート
【図30】大当り動作中、連続回数1〜2回目に表示さ
れる画像を示す図
【図31】大当り動作中、連続回数3〜4回目に表示さ
れる画像を示す図
【図32】大当り動作中、連続回数5〜6回目に表示さ
れる画像を示す図
【図33】大当り動作中、連続回数7〜8回目に表示さ
れる画像を示す図
【図34】大当り動作中、連続回数9〜10回目に表示
される画像を示す図
【図35】大当り動作中、連続回数11〜12回目に表
示される画像を示す図
【図36】大当り動作中、連続回数13〜14回目に表
示される画像を示す図
【図37】大当り動作中、連続回数15回目に表示され
る画像を示す図
【図38】大当り動作中、連続回数16回目に表示され
る画像を示す図
【図39】大当り動作中、特定領域通過時に表示される
画像を示す図
【図40】大当り動作終了時に表示される画像を示す図
【図41】サブCPUが実行する連続回数5回目及び6
回目時の表示制御プログラムの概略を示すフローチャー
【図42】図41のフローチャートのつづき
【図43】図41のフローチャートのつづき
【図44】サブCPUが実行する足跡表示処理サブルー
チンを示すフローチャート
【図45】サブCPUが実行する忍者移動表示処理を示
すフローチャート
【図46】連続回数5回目及び6回目時においてバック
グラウンド面に設定された画像を示す図
【図47】連続回数5回目及び6回目時において第1の
スプライト面に設定された画像を示す図
【図48】連続回数5回目及び6回目時において第2の
スプライト面に設定された画像を示す図
【図49】連続回数5回目及び6回目時において第4乃
至第7のスプライト面にそれぞれ設定された画像を示す
【図50】連続回数5回目及び6回目時において第8の
スプライト面に設定された画像を示す図
【図51】スプライト面テーブル領域における第1乃至
第8のスプライト面に対応する各スプライトテーブルの
記憶状態を示す図
【図52】第8のスプライト面の構成を示す図
【図53】第1乃至第8の各スプライト面の表示画面上
における表示開始位置を示す図
【図54】パチンコ遊技の遊技状態に応じて連続5回目
時に表示画面に視認される初期画像を示す図
【図55】連続5回目時に初期画像に次いで表示画面に
視認される第2番目の画像を示す図
【符号の説明】
1 メイン制御部 2 メインCPU 3 メインROM 4 メインRAM 5 入出力インタフェース 6 通信手段 7 液晶表示装置(図柄表示装置) 8 サブ制御部 9 始動口 10 大入賞口 11 特定領域 12 ソレノイド駆動回路 13 図柄表示装置ユニット 14 普通電動役物 15 可動扉 16 入賞装置ユニット 17 サブCPU 18 サブROM 19 サブRAM 20 液晶表示部 21 キャラクタROM 22 VDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ) 23 D/Aコンバータ 24 メモリ 25 画像処理部 26 キャラクタRAM 27 CDROM 28 CDROM読出装置 29 遊技盤 30 左図柄表示部 31 中図柄表示部 32 右図柄表示部 33 バックグラウンド面 34 スプライト面 35 タイル面 36 BGキャラクタ面 37 表示画面 38 スプライト仮想画面 39 基点(表示画面) SW1 始動口入賞検出スイッチ SW2 特定領域入賞検出スイッチ SW3 大入賞口入賞検出スイッチ SOL1 ソレノイド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図柄表示装置を備えたパチンコ機におい
    て、前記図柄表示装置の表示画面上に表示する図柄を作
    成するための図柄データを専用に予め記憶した補助記憶
    手段を前記図柄表示装置本体及び前記パチンコ機が備え
    た制御部とは別に設け、前記パチンコ機において発生す
    る遊技の態様に対応して前記補助記憶手段から図柄デー
    タを選択し、表示画面上に図柄の表示を行う表示制御手
    段を前記図柄表示装置本体に配備したことを特徴とする
    パチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記補助記憶手段は、図柄データが予め
    記憶された記憶媒体手段と、前記記憶媒体手段が脱着交
    換可能に装着されると共に、記憶媒体手段に記憶されて
    いる図柄データを読み出すデータ読出手段とを備えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 前記補助記憶手段は、CDROMからな
    る前記記憶媒体手段とCDROM読出装置からなる前記
    データ読出手段とを備えたCDROM装置により構成し
    たことを特徴とする請求項2に記載のパチンコ機。ある
    ことを特徴とする請求項2に記載のパチンコ機。
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