JPH09287196A - バルコニーの製造組立方法 - Google Patents

バルコニーの製造組立方法

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JPH09287196A
JPH09287196A JP10151096A JP10151096A JPH09287196A JP H09287196 A JPH09287196 A JP H09287196A JP 10151096 A JP10151096 A JP 10151096A JP 10151096 A JP10151096 A JP 10151096A JP H09287196 A JPH09287196 A JP H09287196A
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JP
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slab
balcony
waist wall
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assembling
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JP10151096A
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Inventor
Akihiro Ishida
明浩 石田
Shinichi Usuha
信一 薄葉
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Nippon Concrete Industries Co Ltd
Original Assignee
Nippon Concrete Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 プレキャストコンクリートにて形成されるバ
ルコニーの製造を効率化するとともに、運搬、貯蔵等の
取扱いを容易にする。 【解決手段】 バルコニー31を構成するスラブ32と
腰壁33とを夫々別個に打設成形する。腰壁33の下端
面にはインサートプレート37を配設する。該インサー
トプレート37にはボルト穴38が開穿されるととも
に、該インサートプレート37の内側且つ腰壁33の下
端内側面には箱抜き39が凹設されている。そして、前
記スラブ32の上面先端部に沿って腰壁33を立設し、
高力ボルト40を前記ボルト穴38を介して、前記雌螺
子36に緊締するとともに、インサートプレート34,
37同士を溶接し、更に、前記箱抜き39に無収縮モル
タル41を充填することにより、バルコニー31の組立
てが完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はバルコニーの製造組立
方法に関するものであり、特に、プレキャストコンクリ
ートにて形成されるバルコニーの製造組立方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プレキャストコンクリート製のバ
ルコニーは水平部分のスラブと鉛直部分の腰壁とが一体
成形される。従って、図12に示す如く、コンクリート
打設用の型枠1も水平部2と鉛直部3とが一体になった
L字構造を成している。
【0003】そしてコンクリートは、先ず鉛直部3の頂
部開口部分3aから打設され、次に水平部2の上面開口
部分2aに打設されて、該上面開口部分2aに仕上げ面
(床面)4が形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、プレキャストコ
ンクリート製のバルコニーは一体成形されるため、コン
クリートの打ち込みから仕上げまで長時間を要する。ま
た、L字構造を成しているため、脱型や運搬等の際に破
損・損傷を生じるおそれがある。更に、貯蔵するに際し
ても段積することができない。
【0005】そこで、此種バルコニーの製造を効率化す
るとともに、取扱いを容易にするために解決すべき技術
的課題が生じてくるのであり、本発明は該課題を解決す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために提案されたものであり、プレキャストコンク
リートにて形成されるバルコニーの製造組立方法であっ
て、該バルコニーを構成するスラブと腰壁とを夫々別体
で打設するとともに、前記スラブの先端部に沿って前記
腰壁を立設して、且つ、両者をボルトにて緊締するバル
コニーの製造組立方法、及びプレキャストコンクリート
にて形成されるバルコニーの製造組立方法であって、該
バルコニーを構成するスラブと腰壁とを夫々別体で打設
するとともに、前記スラブの上面先端部に雌螺子付イン
サートプレートを埋設し、一方、前記腰壁の下端面にボ
ルト穴付インサートプレートを埋設し、且つ、該ボルト
穴付インサートプレートの内側には箱抜きが凹設される
ことにより、前記雌螺子とボルト穴とを重合しつつ、前
記スラブの上面先端部に沿って前記腰壁を立設した後、
前記箱抜きから前記ボルト穴にボルトを挿入し、且つ、
該ボルトを前記雌螺子に緊締するとともに、前記雌螺子
付インサートプレートとボルト穴付インサートプレート
とを溶接し、更に、前記箱抜きにモルタルを充填するバ
ルコニーの製造組立方法を提供するものである。
【0007】また、プレキャストコンクリートにて形成
されるバルコニーの製造組立方法であって、該バルコニ
ーを構成するスラブと腰壁とを夫々別体で打設するとと
もに、前記スラブの先端部に沿って前記腰壁を立設し
て、且つ、両者をPC鋼棒にて圧着するバルコニーの製
造組立方法を提供するものである。
【0008】更に、プレキャストコンクリートにて形成
されるバルコニーの製造組立方法であって、該バルコニ
ーを構成するスラブと腰壁とを夫々別体で打設するとと
もに、前記スラブの上面先端部に丸穴を凹設し、且つ、
該スラブの表面から該丸穴に貫通するグラウト孔を設
け、一方、前記腰壁の下端面に円筒を垂設し、且つ、該
腰壁の表面から該円筒に貫通するグラウト孔を設けるこ
とにより、前記丸穴に前記円筒を挿入しつつ、前記スラ
ブの上面先端部に沿って前記腰壁を立設した後、前記グ
ラウト孔を介して前記丸穴と前記円筒との間隙及び該円
筒の内腔にグラウト剤を充填して、前記スラブと前記腰
壁とを固着するバルコニーの製造組立方法を提供するも
のである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図11に従って詳述する。図1は請求項1記載の発
明の実施の形態に係るバルコニー11を示し、該バルコ
ニー11はスラブ12と腰壁13とに分割されて、夫々
別個にプレキャストコンクリートにて形成される。ま
た、前記スラブ12の先端面(図中左端)には複数箇所
にインサートナット14が埋設されるとともに、前記腰
壁13の外側面下端には複数箇所に箱抜き15が凹設さ
れ、更に、該箱抜き15の底部から前記腰壁13の内側
面へ貫通するボルト穴16が開穿されている。
【0010】而して、前記スラブ12の先端面に沿って
前記腰壁13の内側面下端を当接すれば、前記インサー
トナット14とボルト穴16とが重合する。斯くして、
該ボルト穴16に高力ボルト17を挿入して、且つ、該
高力ボルト17を前記インサートナット14に緊締すれ
ば、前記スラブ12と腰壁13とが接合される。然る後
に、前記箱抜き15に無収縮モルタル18を充填するこ
とによって、バルコニー11の組立が完了する。
【0011】図2乃至図4は請求項1記載の発明の他の
実施の形態に係るバルコニー19を示し、該バルコニー
19も同様にスラブ20と腰壁21とに分割されて、夫
々別個にプレキャストコンクリートにて形成される。ま
た、前記スラブ20の上面先端部(図3に於いて左端)
には複数箇所にインサートプレート22が埋設され、且
つ、該インサートプレート22にはガセット23が立設
されている。
【0012】一方、前記腰壁21の内側面下端には複数
箇所に箱抜き24が凹設されるとともに、該箱抜き24
の底部にインサートプレート25が埋設され、且つ、該
インサートプレート25にガセット26が立設されてい
る。
【0013】而して、前記スラブ20の上面先端部に沿
って前記腰壁21を立設すれば、スラブ20のガセット
23と腰壁21のガセット26とが当接し、更に、これ
らのガセット23及び26に夫々開穿されたボルト穴2
7,27が重合する。斯くして、この重合したボルト穴
27,27に高力ボルト28を貫通して、その先端をナ
ット29に緊締すれば、前記スラブ20と腰壁21とが
接合される。然る後に、前記箱抜き24に無収縮モルタ
ル30を充填することによって、バルコニー19の組立
が完了する。
【0014】図5及び図6は請求項1及び2記載の発明
の実施の形態に係るバルコニー31を示し、該バルコニ
ー31も同様にスラブ32と腰壁33とに分割されて、
夫々別個にプレキャストコンクリートにて形成される。
また、前記スラブ32の上面先端部(図5に於いて左
端)には複数箇所にインサートプレート34が埋設さ
れ、且つ、該インサートプレート34にはその裏面方
向、即ち、スラブ32の躯体奥方向にアンカー35が付
設されている。そして、該インサートプレート34の表
面から該アンカー35の中央付近まで雌螺子36が刻設
されている。
【0015】一方、前記腰壁33の下端面には複数箇所
にインサートプレート37が配設され、且つ、該インサ
ートプレート37にはボルト穴38が開穿されるととも
に、該インサートプレート37の内側(上方)には腰壁
33の内側面側へ開口する箱抜き39が凹設されてい
る。
【0016】而して、前記スラブ32の上面先端部に沿
って前記腰壁33を立設すれば、スラブ32のインサー
トプレート34と腰壁33のインサートプレート37が
当接し、更に、前記雌螺子36とボルト穴38とが重合
する。斯くして、前記箱抜き39からボルト穴38に高
力ボルト40を挿入し、且つ、該高力ボルト40を前記
雌螺子36に緊締するとともに、前記スラブ32のイン
サートプレート34と腰壁33のインサートプレート3
7とを溶接すれば、前記スラブ32と腰壁33とが接合
される。然る後に、前記箱抜き39に無収縮モルタル4
1を充填することによって、バルコニー31の組立が完
了する。
【0017】図7及び図8は請求項3記載の発明の実施
の形態に係るバルコニー42を示し、該バルコニー42
も同様にスラブ43と腰壁44とに分割されて、夫々別
個にプレキャストコンクリートにて形成される。また、
前記スラブ43の先端部(図7に於いて左端部)躯体内
には複数箇所にアンカープレート45が埋設され、且
つ、該アンカープレート45にアンボンドPC鋼棒46
の基端部(下端部)が嵌着されるとともに、該アンボン
ドPC鋼棒46の先端部はスラブ43の上面に埋設した
インサートプレート47を貫通して、該スラブ43上へ
突出している。
【0018】一方、前記腰壁44の下端面には複数箇所
にインサートプレート48が配設され、且つ、該インサ
ートプレート48には穴49が開穿されるとともに、該
インサートプレート48の内側(上方)には腰壁44の
内側面側へ開口する箱抜き50が凹設されている。ま
た、該腰壁44の躯体内には縦方向に複数本のシース管
51が埋設され、該シース管51の上端は夫々腰壁44
の上端面に凹設した溝52の底面に貫通するとともに、
該シース管51の下端は夫々前記箱抜き50の上側面に
貫通している。
【0019】而して、前記アンボンドPC鋼棒46の先
端突出部分を前記腰壁44のインサートプレート48に
開穿された穴49に挿入しつつ、前記スラブ43の上面
先端部に沿って腰壁44を立設し、且つ、前記溝52か
らシース管51内に別のアンボンドPC鋼棒53を挿入
して、該アンボンドPC鋼棒53の先端(下端)を前記
アンボンドPC鋼棒46の先端と若干の間隙を隔てて対
峙させる。
【0020】そして、この両アンボンドPC鋼棒46,
53をカプラ54で連結した後、溝52内に係着してい
るアンボンドPC鋼棒53基端(上端)の定着部55を
緊締してプレストレスを付与することにより、前記スラ
ブ43と腰壁44とを圧着する。然る後に、スラブ43
のインサートプレート47と腰壁44のインサートプレ
ート48とを溶接し、更に、前記箱抜き50及び溝52
に無収縮モルタル56を充填することによって、バルコ
ニー42の組立が完了する。
【0021】図9は請求項3記載の発明の他の実施の形
態に係るバルコニー57を示し、該バルコニー57も同
様にスラブ58と腰壁59とに分割されて、夫々別個に
プレキャストコンクリートにて形成される。また、前記
スラブ58の先端部(同図に於いて左端部)躯体内には
縦方向(上下方向)にシース管60が埋設され、且つ、
該シース管60の上端はスラブ58の上面に露出すると
ともに、その下端はスラブ58の下面先端部に凹設した
溝61に貫通している。
【0022】一方、前記腰壁59の躯体内には縦方向に
別のシース管62が埋設され、該シース管62の上端は
腰壁59の上端面に凹設した溝63の底面に貫通すると
ともに、その下端は該腰壁59の下端面に露出してい
る。
【0023】而して、前記スラブ58の上面先端部に沿
って腰壁59を立設すれば、スラブ58のシース管60
と腰壁59のシース管62とが連続する。そして、この
連続したシース管60,62内にアンボンドPC鋼棒6
4を挿通し、且つ、前記溝61,63に係着したアンボ
ンドPC鋼棒64両端の定着部65,65を緊締してプ
レストレスを付与することにより、前記スラブ58と腰
壁59とを圧着結合する。然る後に、前記溝61,63
に夫々無収縮モルタル66を充填することによって、バ
ルコニー57の組立が完了する。
【0024】図10及び図11は請求項4記載の発明の
実施の形態に係るバルコニー67を示し、該バルコニー
67も同様にスラブ68と腰壁69とに分割されて、夫
々別個にプレキャストコンクリートにて形成される。ま
た、前記スラブ68の上面先端部(図10に於いて左端
部)には複数箇所に円筒状且つ底付の鋼管70が埋設さ
れて、その内部が空洞になるとともに、この鋼管70の
配設位置より若干基端方向(図10に於いて右方向)に
於けるスラブ68上面からグラウト孔71が該スラブ6
8の躯体内部へ開設されて、前記鋼管70の下端近傍側
面に開穿された小孔72へ達している。
【0025】一方、前記腰壁69の下端面には複数箇所
にキー溝73が前後方向(図10に於いて左右方向)へ
刻設されるとともに、該キー溝73が前後に分断するよ
うに円筒状且つ天盤付の鋼管74の上端部が埋設され、
その埋設部分から下は前記腰壁69の下端面から垂設さ
れている。
【0026】ここで、該鋼管74はその外径が前記スラ
ブ68に埋設された鋼管70の内径よりも若干小さくな
るように形成され、且つ、その垂設部分の長さは前記鋼
管70の管長よりも若干小さくなるように形成されてい
る。更に、該鋼管74が前記キー溝73と交差する上端
部側面前後2箇所及び前方上端1箇所の合計3箇所に小
孔75,75,75が開穿されている。そして、前記腰
壁69の外側面からグラウト孔76が開設されて、前方
上端の小孔75へ貫通している。
【0027】而して、前記スラブ68に埋設された鋼管
70内に前記腰壁69から垂設された鋼管74を挿入し
つつ、スラブ68の上面先端部に沿って腰壁69を立設
し、然る後に、前記スラブ68に設けたグラウト孔71
からグラウト剤77を注入すれば、該グラウト剤77は
前記鋼管70と鋼管74との間隙及び鋼管74の内腔並
びに前記キー溝73に充填され、更に、前記腰壁69に
設けたグラウト孔76をも充填して該グラウト孔76か
ら排出される。
【0028】斯くして、この充填したグラウト剤77が
硬化すれば、前記スラブ68と腰壁69とが固着一体化
し、バルコニー67の組立が完了する。尚、本発明は、
本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変をなすことが
でき、そして、本発明が該改変せられたものに及ぶこと
は当然である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はバルコニ
ーのスラブと腰壁とを夫々別体で形成するものであるの
で、一体成形するよりも製造時間を短縮することがで
き、且つ、両者共に平板状の形状になるので打設作業が
容易になって、製造の効率化が図られる。
【0030】更に、脱型や運搬等の際の取り扱い性が向
上するだけでなく、段積が可能となるので、貯蔵スペー
スを大幅に節約することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の実施の形態を示し、その
側面断面図。
【図2】請求項1記載の発明の他の実施の形態を示し、
バルコニーを組立てる前の状態の要部分解斜視図。
【図3】図2に於いて、バルコニーを組立てた状態の側
面断面図。
【図4】図3に於いて、バルコニーの基端部方向から見
た一部切欠背面図。
【図5】請求項1及び2記載の発明の実施の形態を示
し、その要部側面断面図。
【図6】図5に於いて、バルコニーを組立てる前の状態
の分解斜視図。
【図7】請求項3記載の発明の実施の形態を示し、その
要部側面断面図。
【図8】図7に於いて、無収縮モルタルを充填する前の
状態の斜視図。
【図9】請求項3記載の発明の他の実施の形態を示し、
その要部側面断面図。
【図10】請求項4記載の発明の実施の形態を示し、そ
の要部側面断面図。
【図11】図10に於いて、バルコニーを組立てる前の
状態の分解斜視図。
【図12】従来例を示し、型枠にコンクリートを打設し
てバルコニーを製造する状態を示す側面断面解説図。
【符号の説明】
11,19,31,42,57,67 バルコニー 12,20,32,43,58,68 スラブ 13,21,33,44,59,69 腰壁 14 インサートナット 15,24,39,50 箱抜き 16,27,38 ボルト穴 17,28,40 高力ボルト 18,30,41,56,66 無収縮モルタル 22,25,34,37,47,48 インサートプ
レート 23,26 ガセット 29 ナット 35 アンカー 36 雌螺子 45 アンカープレート 46,53,64 アンボンドPC鋼棒 49 穴 51,60,62 シース管 52,61,63 溝 54 カプラ 55,65 定着部 70,74 鋼管 71,76 グラウト孔 72,75 小孔 73 キー溝 77 グラウト剤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレキャストコンクリートにて形成され
    るバルコニーの製造組立方法であって、該バルコニーを
    構成するスラブと腰壁とを夫々別体で打設するととも
    に、前記スラブの先端部に沿って前記腰壁を立設して、
    且つ、両者をボルトにて緊締することを特徴とするバル
    コニーの製造組立方法。
  2. 【請求項2】 プレキャストコンクリートにて形成され
    るバルコニーの製造組立方法であって、該バルコニーを
    構成するスラブと腰壁とを夫々別体で打設するととも
    に、前記スラブの上面先端部に雌螺子付インサートプレ
    ートを埋設し、一方、前記腰壁の下端面にボルト穴付イ
    ンサートプレートを埋設し、且つ、該ボルト穴付インサ
    ートプレートの内側には箱抜きが凹設されることによ
    り、前記雌螺子とボルト穴とを重合しつつ、前記スラブ
    の上面先端部に沿って前記腰壁を立設した後、前記箱抜
    きから前記ボルト穴にボルトを挿入し、且つ、該ボルト
    を前記雌螺子に緊締するとともに、前記雌螺子付インサ
    ートプレートとボルト穴付インサートプレートとを溶接
    し、更に、前記箱抜きにモルタルを充填することを特徴
    とするバルコニーの製造組立方法。
  3. 【請求項3】 プレキャストコンクリートにて形成され
    るバルコニーの製造組立方法であって、該バルコニーを
    構成するスラブと腰壁とを夫々別体で打設するととも
    に、前記スラブの先端部に沿って前記腰壁を立設して、
    且つ、両者をPC鋼棒にて圧着することを特徴とするバ
    ルコニーの製造組立方法。
  4. 【請求項4】 プレキャストコンクリートにて形成され
    るバルコニーの製造組立方法であって、該バルコニーを
    構成するスラブと腰壁とを夫々別体で打設するととも
    に、前記スラブの上面先端部に丸穴を凹設し、且つ、該
    スラブの表面から該丸穴に貫通するグラウト孔を設け、
    一方、前記腰壁の下端面に円筒を垂設し、且つ、該腰壁
    の表面から該円筒に貫通するグラウト孔を設けることに
    より、前記丸穴に前記円筒を挿入しつつ、前記スラブの
    上面先端部に沿って前記腰壁を立設した後、前記グラウ
    ト孔を介して前記丸穴と前記円筒との間隙及び該円筒の
    内腔にグラウト剤を充填して、前記スラブと前記腰壁と
    を固着することを特徴とするバルコニーの製造組立方
    法。
JP10151096A 1996-04-23 1996-04-23 バルコニーの製造組立方法 Pending JPH09287196A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100449340B1 (ko) * 2001-09-04 2004-09-21 삼성물산 주식회사 프리캐스트 콘크리트를 이용한 기존 아파트의 발코니 확장시공방법
JP2010084459A (ja) * 2008-10-01 2010-04-15 Taisei Corp プレキャスト壁部材およびプレキャスト梁部材
JP2015040380A (ja) * 2013-08-20 2015-03-02 株式会社Ihi タンクの施工方法
JP2015086594A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 大成建設株式会社 プレキャスト床版の接合構造およびプレキャスト床版の接合方法

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