JPH0928151A - 刈払い機及び刈払い機用安全カバー - Google Patents

刈払い機及び刈払い機用安全カバー

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JPH0928151A
JPH0928151A JP7187120A JP18712095A JPH0928151A JP H0928151 A JPH0928151 A JP H0928151A JP 7187120 A JP7187120 A JP 7187120A JP 18712095 A JP18712095 A JP 18712095A JP H0928151 A JPH0928151 A JP H0928151A
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cutting blade
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレードタイプの刈刃とライントリマータイ
プの刈刃を取り換えて使用することのできる兼用型の刈
払い機に最適な安全カバーを提供する。 【解決手段】 シャフト11先端の回転駆動部13に対
して、ブレード15とライントリマー17とを取り換え
て装着することができるようにした刈払い機10に装着
される安全カバー20を、下方へ広がる傾斜面32を有
し、ブレード15の後方を覆い隠すことのできる大きさ
を有する第1の安全カバー30と、この第1の安全カバ
ー30の傾斜面32に沿って斜めに摺動可能で、上方へ
移動させたときに第1の安全カバー30と重なり、下方
へ移動させたときに第1の安全カバー30の傾斜面32
を延長させてライントリマー17の後方を覆い隠すこと
のできる大きさに広がった状態となる第2の安全カバー
40とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刈払い機に係り、
特に、板状の刈刃と線状の刈刃とを取り換えて装着する
ことができるようにした刈払い機の安全カバーの構造に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、板状の刈刃(ブレード)を装着した刈払い機や、線
状の刈刃(ライントリマー)を装着した刈払い機が知ら
れている。こうした刈払い機には、作業中、刈刃によっ
て弾き飛ばされた石ころなどが作業者に当たらない様
に、刈刃の後方を覆い隠すような安全カバーが装着され
る。
【0003】最近では、1台の刈払い機で、ブレードと
ライントリマーとを取り換えて使用できるようにしたも
のもある。こうした兼用型の刈払い機では、ブレードは
薄く直径も小さいのに対し、ライントリマーは厚いリー
ル部分を有し、トリマーの先端径で見るとブレードより
も大きくなっているのが普通である。
【0004】このため、ブレードに適する高さ及び外径
の安全カバーではライントリマーを装着した時に小さ過
ぎて十分な範囲をカバーできず、逆に、ライントリマー
に適する高さ及び外径の安全カバーではブレード装着時
に安全カバーが深すぎてブレードを地面近くに持ってい
くことができず、十分な刈払いができなくなるという問
題があった。
【0005】そこで、本発明は、ブレードタイプの刈刃
とライントリマータイプの刈刃を取り換えて使用するこ
とのできる兼用型の刈払い機において、最適な安全カバ
ーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段、発明の実施の形態及び発
明の効果】上記目的を達成するためになされた本発明の
刈払い機は、シャフト先端の回転駆動部に対して、板状
の刈刃と線状の刈刃とを取り換えて装着することができ
るようにした刈払い機において、前記板状の刈刃に対す
る内外二重構造の安全カバーを回転駆動部のハウジング
に固定すると共に、該安全カバーの内外いずれか一方を
斜め下方へ摺動させることで線状の刈刃に対して覆うべ
き範囲をもカバーし得るようにしたことを特徴とする。
【0007】この刈払い機によれば、板状の刈刃を装着
した時は、安全カバーを二重構造の状態で使用し、線状
の刈刃を装着した時には、内外一方を斜め下方へ摺動さ
せて高さ及び径を広げるように手当し、覆うべき範囲を
カバーするものである。より具体的には、前記安全カバ
ーを、下方へ広がる傾斜面を有し、板状の刈刃の後方を
覆い隠すことのできる大きさを有する第1の安全カバー
と、該第1の安全カバーの傾斜面に沿って斜めに摺動可
能で、上方へ移動させたときに第1の安全カバーと重な
り、下方へ移動させたときに第1の安全カバーの傾斜面
を延長させて線状の刈刃の後方を覆い隠すことのできる
大きさに広がった状態となる第2の安全カバーとで構成
することができる。
【0008】この刈払い機によれば、板状の刈刃を装着
した時は、第2の安全カバーを上方へ移動させて使用す
る。これにより、板状の刈刃に対して丁度よい高さ及び
大きさの第1の安全カバーで刈刃の後方を覆い隠す様に
なり、刈刃を地面に接触するぐらいの位置へ持っていく
ことができ、十分な刈払いを行うことができる。
【0009】一方、線状の刈刃を装着した時には、第2
の安全カバーを下方へ移動させて使用する。これによ
り、安全カバー全体としては、第1の安全カバーの傾斜
面が延長されて広がった状態となり、線状の刈刃の後方
を十分に覆い隠すことができるようになる。よって、線
状の刈刃による刈払い時にも石ころ等の飛散を的確に防
止することができる。
【0010】また、本発明では、安全カバーを取り換え
るのではなく、第1の安全カバーの傾斜面を延長するよ
うな第2の安全カバーを摺動可能に備えたので、2つの
安全カバーを保管・管理する必要がなく、簡便である。
さらに、第2の安全カバーは、第1の安全カバーの傾斜
面を利用しているので、それ自体が大きくなくてもよ
く、部品の小型化が図られている。
【0011】ここで、例えば、線状の刈刃に適する様な
大きな安全カバーを一つだけ用いて、これを上下させて
取付高さを換えることで板状の刈刃に対しても使用でき
るようにした場合と比べて見る。この比較例では、それ
自体が大きな安全カバーを準備する必要があり、製造設
備を考えると大きな金型が必要となるなど、あらゆる面
で大型化を避けることができない。これに対し、本発明
の刈払い機では、板状の刈刃に適する第1の安全カバー
の傾斜面を利用して線状の刈刃に適した高さ大きさの安
全カバーを構成するようにしたので、各部品が小さくな
り、その分だけ金型等の製造設備を小型化できるという
利点があるのである。また、刈払い機をしまっておく際
にも、第2の安全カバーを上へ移動させて第1の安全カ
バーと重ねておけるので、収納サイズが小さくなるとい
う利点もある。加えて、比較例では板状の刈刃に対して
は大き過ぎる安全カバーが装着されていることとなり、
カバーで隠れて見えない部分が広くなり、カバーが邪魔
して近づくことのできない範囲も広がり、デッドスペー
スが増大するという問題もある。本発明によれば、板状
の刈刃使用時におけるデッドスペースの増大といった問
題は生じない点でも、有利ということができる。
【0012】また、本発明の刈払い機では、板状の刈刃
を使用する場合には、二重構造の安全カバーで石ころ等
の飛散防止が図られることとなる。板状の刈刃は硬く強
いので、弾き飛ばされた石ころ等は大きなエネルギーを
持つ。このため、石ころ等は安全カバーに強く衝突する
こととなるが、二重構造となっているので、この強い衝
突エネルギーに負けることがなく、安全カバーの耐久性
を向上させるという効果もある。一方、線状の刈刃の場
合は、刈刃自体が可撓性を有する柔軟なものなので石こ
ろ等に与えられるエネルギーは相対的に小さくなり、一
重の構造であっても十分に石ころ等の衝突に耐え得る。
【0013】例えば、駆動装置のハウジングに斜めのブ
ラケットを形成し、ここに摺動可能に1枚の安全カバー
を装着して板状の刈刃使用時と線状の刈刃使用時におけ
る取付位置を変更し得るようにすることもできるのであ
るが、こうした構造では、常に一重の安全カバーで石こ
ろ等の衝突に耐えねばならず、結果として、当該安全カ
バーを肉厚にして対処するなどの対策が必要となる。こ
れと比べると明かな様に、本発明の刈払い機では、石こ
ろ等が強く弾き飛ばされるときは二重構造となり、元々
の肉厚を大きくしなくてよい等といった効果も期待でき
る点で有利な構成ということができる。
【0014】即ち、本発明の刈払い機は、単に安全カバ
ーの保管・管理が容易になったり、収納サイズや製造設
備の小型化に寄与するというだけでなく、「第1の安全
カバーの傾斜面と同じ傾斜の面を有し、上方移動時に第
1の安全カバーと重なる第2の安全カバーを用いたこ
と」による技術的な効果として、板状の刈刃を装着した
ときと線状の刈刃を装着したときのそれぞれで有すべき
強度を的確に実現し、無駄なく耐久性を向上させること
ができるのである。そして、無駄なく耐久性を向上させ
ることができるが故に、第1の安全カバーを必要以上に
肉厚にしなくてもよいなど、派生的に種々の効果が期待
されるのである。
【0015】なお、第1,第2の安全カバーの傾斜面
は、線状の刈刃の刃面の高さまで延長したときに線状の
刈刃の先端に対して適度な間隔を採ることができるよう
な角度を採用すればよく、必要以上に緩やかな角度とし
なくてもよい。このような本発明の刈払い機は、次のよ
うな安全カバーを用いて構成することができる。
【0016】即ち、シャフト先端の回転駆動部に対し
て、板状の刈刃と線状の刈刃とを取り換えて装着するこ
とができるようにした刈払い機に装着される安全カバー
であって、下方へ広がる傾斜面を有し、板状の刈刃の後
方を覆い隠すことのできる大きさを有する第1の安全カ
バーと、該第1の安全カバーの傾斜面に沿って斜めに摺
動可能で、上方へ移動させたときに第1の安全カバーと
重なり、下方へ移動させたときに第1の安全カバーの傾
斜面を延長させて線状の刈刃の後方を覆い隠すことので
きる大きさに広がった状態となる第2の安全カバーとか
らなり、前記第2の安全カバーは、前記第1の安全カバ
ーの傾斜面に半径方向に設けた長溝と、該長溝に挿通さ
れ、締め付けることによって両安全カバーを密着させ、
緩めることによって両安全カバーを摺動可能な状態とす
るねじ部材とにより、第1の安全カバーに摺動可能に取
り付けられることを特徴とする刈払い機用安全カバーを
用いて構成することができる。なお、第2の安全カバー
は第1の安全カバーの内外どちらへ取り付けるようにし
てもよい。
【0017】この安全カバーによれば、ねじ部材を緩め
てやれば、第2の安全カバーを長溝に沿って摺動させる
ことができる。そして、第1の安全カバーと重なる位置
まで上方へ移動させてねじ部材を締めてやれば、高さが
低く、外径も狭まった二重構造の安全カバーとなる。一
方、ねじ部材を緩めて第の安全カバーを下方へ移動させ
てから締めてやると、高さ、外径共に大きくなった安全
カバーを構成することができる。この安全カバーを従来
品の安全カバーに換えて装着するようにすれば、既存の
刈払い機を簡単に本発明の刈払い機へと改造することが
できる。
【0018】なお、この安全カバーは、長溝でガイドし
つつ第2の安全カバーを摺動させることができるので、
操作が簡単である。この刈払い機用安全カバーにおい
て、前記第1の安全カバーの前記長溝の設けられた部分
が上方へ膨らんだ膨出部として形成し、前記第2の安全
カバーに、該膨出部を臨ませるように一部切り欠かれた
天井部を備えさせ、前記斜め方向への摺動の際に、該天
井部と膨出部とで摺動方向をガイドせしめるようにして
やるとよい。このように構成しておくと、第1の安全カ
バーを駆動部材のハウジングにしっかりと固定しておけ
ば、第2の安全カバーを上下の2位置間で簡単に摺動さ
せることができる。また、第1の安全カバーと第2の安
全カバーとが回転しないように固定できるので、作業中
に第2の安全カバーが地面等に衝突してもゆがんでしま
うことがない。
【0019】以上の様な本発明の要旨を踏まえ、さらに
種々なる実施の形態を採用することができるのはもちろ
んである。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施の形態を具体的に示す一
実施例について説明する。この実施例の刈払い機10
は、図1等に示すように、シャフト11の先端の回転駆
動部13に対して、ブレード(鋸刃)15と、ナイロン
製のライントリマー17とを取り換えて装着することが
できるようになっている。なお、図1〜図5において、
(A)はブレード装着時を、(B)はライントリマー装
着時を示している。
【0021】本実施例の刈払い機10は、内外二重構造
の安全カバー20を備えている。より具体的には、ブレ
ード15に対して、その後方を覆い隠すことのできる高
さと取付径とを有する第1の安全カバー30と、この第
1の安全カバー30の外側に摺動自在に配置される第2
の安全カバー40とから構成されている。
【0022】第1の安全カバー30は平面視にて扇形を
しており、水平な天井部31と、この天井部31から斜
め下方へ広がる傾斜面32と、この傾斜面32の先に連
なる垂直面33とを備え、天井部31には上方へ膨らん
だ膨出部34が設けられている。そして、図3〜図5に
示すように、この膨出部34にてモータハウジング19
に対して側面から挟む様にセットされ、ネジ35にて固
定されている。
【0023】第2の安全カバー40も、平面視にて略扇
形をしており、水平な天井部41と、この天井部41か
ら斜め下方へ広がる傾斜面42と、この傾斜面42の先
に連なる垂直面43とを備えている。天井部41には、
第1の安全カバー30の膨出部34を臨ませるように略
U字形状に切り欠かれており、この切欠部分44の縁に
垂直に立ち上がるリブ45が設けられている。また、傾
斜面42は、第1の安全カバー30の傾斜面32と同じ
角度になっている。
【0024】そして、第1の安全カバー30の膨出部3
4の斜面には、図3〜図5に示すように、長溝36が設
けられており、第2の安全カバー40には、この長溝3
6と重なる位置に孔46が設けられている。この孔46
及び長溝36を差し通す様に、外側からネジ付ノブ51
を挿入し、裏面からナット53で抜け止めする。こうし
て第1の安全カバー30に対して、斜めに摺動可能とな
るように第2の安全カバー40が取り付けられる。
【0025】なお、この刈払い機10には、この他、前
方の安全カバー60も取り付けられている。また、図4
の符号70は、ライントリマーの長さを調整するために
設けられるコードカッターを示す。実施例の刈払い機1
0を使用するに当たって、ブレード15を装着した時
は、図1〜図5の(A)に示す様に、第2の安全カバー
40を上方へ移動させて、第1,第2の安全カバー3
0,40が重なった状態にて使用する。そして、ライン
トリマー17を使用する時には、各図の(B)に示す様
に、第2の安全カバーを下方へ移動させ、あたかも、第
1の安全カバー30の傾斜面32が延長されたかのよう
な状態にセットして使用する。実施例では、図1(B)
に示す様に、第1の安全カバー30の高さがHだけ増加
し、取付径がRだけ増加した状態となる。そして、この
とき、同図に示す様に、ライントリマー17の後方を丁
度良く覆い隠すことができるようになっている。
【0026】このような移動は、ノブ51を緩めて第2
の安全カバー40を摺動可能な状態にし、長溝36に沿
って摺動させることにより行う。そして、長溝36の上
端でノブ51を締めてやると、安全カバー20をブレー
ド使用時の状態にセットでき、長溝36の下端でノブ5
1を締めてやると、安全カバー20をライントリマー使
用時の状態にセットできる。
【0027】以上の様に構成したので、実施例における
安全カバー20は、各図の(A)に示す様に、ブレード
使用時にはブレードサイズに適合した高さと外径の安全
カバーとなり、ブレード15を地面に十分に近づけて刈
払い作業を行うことができる。そして、外径が大き過ぎ
ないので、デッドスペースも大きくならない。
【0028】また、この状態では、図5(A)に示す様
に、第1の安全カバー30の傾斜面32及び垂直面33
が、第2の安全カバー40の傾斜面42及び垂直面43
により二重になる。この結果、ブレード15によって石
ころ等が強く弾き飛ばされてもこの衝突に対して十分に
耐えることができ、安全カバー20が損傷し難いという
利点がある。
【0029】一方、ライントリマー使用時には、安全カ
バー20は、各図の(B)に示す様に、下方へ引き下げ
て使用され、ライントリマー17にマッチした高さと外
径のカバーとして機能する。この結果、ライントリマー
17によって弾き飛ばされた石ころ等が作業者に衝突す
るのを的確に防止でき、快適な作業を補償する。
【0030】しかも、このように使用するに当り、第2
の安全カバー40は第1の安全カバー30を介在させて
ハウジング19と固定されるので、第2の安全カバー4
0自体はハウジング19を抱え込めるような大きなサイ
ズにしておく必要がない。よって、ライントリマー17
に対してマッチした高さ及び外径を実現しているにも拘
らず、個々の部品が大型化せず、これら部品を合成樹脂
で射出成形等により製造する場合、金型を大型化しない
という利点もある。
【0031】加えて、第2の安全カバー40が、その天
井部41の切欠部分44で第1の安全カバー30の膨出
部34を側面から抱え込むような構成を採用したので、
第2の安全カバー40を上下に摺動させる際に、ガイド
作用が発揮され、ゆがむことなく正しい位置へと簡単に
移動させることができる。また、ノブ51だけで締め付
けているのであるが、第2の安全カバー40が膨出部3
4を抱え込む構成を採用したので、ライントリマー使用
時に第2の安全カバー40が地面等に衝突してもゆがん
でしまうことがないという効果もある。
【0032】また、安全カバー20を二重構造としてブ
レード使用時に対応する強度アップがなされているの
で、第1の安全カバー30の肉厚お落とすこともでき
る。その他、実施例によれば、安全カバーを取り換える
のではなく、第2の安全カバー40を第1の安全カバー
30に対して摺動自在に取り付けておき、必要に応じて
位置を変更する構成としているので、2つの安全カバー
を別々に保管・管理する必要がなく、簡便となる効果も
ある。また、刈払い機をしまっておくときには、第2の
安全カバー40を上昇位置にしてやれば、コンパクトに
収納することができるという効果もある。
【0033】また、第2の安全カバー40は第1の安全
カバー30に対して摺動自在に取り付けられる構成とな
っているので、第1の安全カバー30を既存の刈払い機
に取付可能なものとしてさえやれば、既存の刈払い機を
簡単に実施例のものと同様に改造することができる。
【0034】以上、一実施例にて本発明の実施の形態を
説明したが、例えば、二重構造の安全カバーの内側の方
を摺動自在に構成してもよいなど、本発明は上述した実
施例に限らず、さらに種々なる形態で具体的に実施でき
ることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の刈払い機の要部の右側面図である。
【図2】 実施例の刈払い機の要部の正面図である。
【図3】 実施例の刈払い機の要部の平面図である。
【図4】 実施例の刈払い機の要部の底面図である。
【図5】 実施例の刈払い機の要部の垂直断面図であ
る。
【符号の説明】
10・・・刈払い機、11・・・シャフト、13・・・
回転駆動部、15・・・ブレード、17・・・ライント
リマー、19・・・モータハウジング、20・・・安全
カバー、30・・・第1の安全カバー、31・・・天井
部、32・・・傾斜面、33・・・垂直面、34・・・
膨出部、35・・・ネジ、36・・・長溝、40・・・
第2の安全カバー、41・・・天井部、42・・・傾斜
面、43・・・垂直面、44・・・切欠部分、45・・
・リブ、46・・・孔、51・・・ネジ付ノブ、53・
・・ナット、60・・・前方の安全カバー、70・・・
コードカッター。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフト先端の回転駆動部に対して、板
    状の刈刃と線状の刈刃とを取り換えて装着することがで
    きるようにした刈払い機において、前記板状の刈刃に対
    する内外二重構造の安全カバーを回転駆動部のハウジン
    グに固定すると共に、該安全カバーの内外いずれか一方
    を斜め下方へ摺動させることで線状の刈刃に対して覆う
    べき範囲をもカバーし得るようにしたことを特徴とする
    刈払い機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の刈払い機において、 前記安全カバーを、 下方へ広がる傾斜面を有し、板状の刈刃の後方を覆い隠
    すことのできる大きさを有する第1の安全カバーと、 該第1の安全カバーの傾斜面に沿って斜めに摺動可能
    で、上方へ移動させたときに第1の安全カバーと重な
    り、下方へ移動させたときに第1の安全カバーの傾斜面
    を延長させて線状の刈刃の後方を覆い隠すことのできる
    大きさに広がった状態となる第2の安全カバーとで構成
    したことを特徴とする刈払い機。
  3. 【請求項3】 シャフト先端の回転駆動部に対して、板
    状の刈刃と線状の刈刃とを取り換えて装着することがで
    きるようにした刈払い機に装着される安全カバーであっ
    て、 下方へ広がる傾斜面を有し、板状の刈刃の後方を覆い隠
    すことのできる大きさを有する第1の安全カバーと、 該第1の安全カバーの傾斜面に沿って斜めに摺動可能
    で、上方へ移動させたときに第1の安全カバーと重な
    り、下方へ移動させたときに第1の安全カバーの傾斜面
    を延長させて線状の刈刃の後方を覆い隠すことのできる
    大きさに広がった状態となる第2の安全カバーとからな
    り、 前記第2の安全カバーは、前記第1の安全カバーの傾斜
    面に半径方向に設けた長溝と、該長溝に挿通され、締め
    付けることによって両安全カバーを密着させ、緩めるこ
    とによって両安全カバーを摺動可能な状態とするねじ部
    材とにより、第1の安全カバーに摺動可能に取り付けら
    れることを特徴とする刈払い機用安全カバー。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の刈払い機用安全カバーに
    おいて、 前記第1の安全カバーは、前記長溝の設けられた部分が
    上方へ膨らんだ膨出部として形成され、 前記第2の安全カバーは、該膨出部を臨ませるように一
    部切り欠かれた天井部を有し、前記斜め方向への摺動の
    際に、該天井部と膨出部とで摺動方向をガイドせしめる
    ようにしたことを特徴とする刈払い機用安全カバー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104620756A (zh) * 2013-11-06 2015-05-20 苏州宝时得电动工具有限公司 打草机
WO2016056112A1 (ja) * 2014-10-10 2016-04-14 志比兵衛 西浦 刈払機の飛散防止安全カバー
CN110337892A (zh) * 2019-06-05 2019-10-18 浙江中力工具制造有限公司 用于田间除杂草的割灌机

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