JPH09279870A - 建物の浴室設置空間周りの気密保持構造 - Google Patents

建物の浴室設置空間周りの気密保持構造

Info

Publication number
JPH09279870A
JPH09279870A JP8118306A JP11830696A JPH09279870A JP H09279870 A JPH09279870 A JP H09279870A JP 8118306 A JP8118306 A JP 8118306A JP 11830696 A JP11830696 A JP 11830696A JP H09279870 A JPH09279870 A JP H09279870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
building
installation space
airtight
bathroom
floor pan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8118306A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3327119B2 (ja
Inventor
Shogo Okamoto
章吾 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP11830696A priority Critical patent/JP3327119B2/ja
Publication of JPH09279870A publication Critical patent/JPH09279870A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3327119B2 publication Critical patent/JP3327119B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物の浴室設置空間周りの気密保持が簡単か
つ確実にできる建物の浴室設置空間周りの気密保持構造
を提供する。 【解決手段】 浴室ユニット3が設置される浴室設置空
間Y周りの気密を保持して、外気Cが建物内に侵入する
のを防止する建物の浴室設置空間周りの気密保持構造に
おいて、浴室ユニット3の床パン30周りに、この床パ
ン30とともに浴室設置空間Yの下部側を覆う床パン側
気密保持部材5を配置し、この床パン側気密保持部材5
の一端側を、浴室設置空間Yの内面側又は周囲に施工さ
れた建屋側気密保持部材4に気密の状態で取り付けると
ともに、この一端側に対向する床パン側気密保持部材5
の他端側を、床パン30の下面の断熱部材Dの施工部側
に気密の状態で取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は浴室ユニットが設
置される浴室設置空間周りの気密を保持して、外気が建
物内に侵入するのを防止する建物の浴室設置空間周りの
気密保持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】寒冷地等では、図13で示されるよう
に、外気(特に冷気)Cが建物1内に侵入しないよう
に、建物1内を気密シートやボード等の建屋側気密保持
部材4で覆っている。ところが、建物1の浴室設置空間
Y内に設置される浴室ユニット3は、床パンの下部に排
水配管が接続されるとともに、脚部等をも有しているた
め、図13で示されるように、この浴室設置空間Yの下
部に建屋側気密保持部材4が施工されない場合も多く、
単に浴室ユニット3の防水床パンの下面側に断熱部材D
を施工するだけの場合も多い。このため、この建物1で
は、浴室設置空間Yの下部側から気密が破れ、ここから
建物1内に外気Cが入ってしまうという問題があった。
【0003】一方、図14は浴室設置空間Yの下部側を
気密保持部材で覆った建物の気密保持構造を示してい
る、この気密保持構造では、土台10に支持される根太
11上に気密保持部材である床部12を設けて、この床
部12上に浴室ユニット3を設置するようにしている。
この場合、この床部12の下方に網13に支持させるよ
うにして断熱部材Dを施工し、浴室ユニット3側が冷え
るのを防止しているとともに、建屋側気密保持部材4を
この床部12の端まで延ばして、浴室設置空間Yの下部
側の気密を保持している。
【0004】ここで、符号30、31、32、33は、
それぞれ、浴室ユニット3の床パン、壁パネル、脚部、
排水配管であり、符号14は、浴室設置空間Yに隣接す
る脱衣室Sの建屋側気密保持部材となる床部である。
【0005】また、図15は浴室設置空間Yの下部側を
他の気密保持部材で覆った建物の気密保持構造を示して
いる。この気密保持構造では、断熱部材Dや根太11上
を気密シート15で覆い、この気密シート15と建屋側
気密保持部材4とを気密テープ等で接合したものであ
る。そして、気密シート15上の根太11上に脚部32
のない浴室ユニット3が設置されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図14
及び図15で示される両気密保持構造とも、浴室設置空
間Yの下部側に床部12や気密シート14といった気密
保持部材を設ける必要があり、建物1の浴室設置空間Y
側の気密保持に手間やコストがかかってしまい、建物1
の浴室設置空間Y側の気密保持が簡単にできないという
問題があった。
【0007】また、図14及び図15で示される両気密
保持構造とも、排水配管33の貫通部周りで気密の破れ
が生じやすいという問題があった。なお、図15で示さ
れる気密保持構造では、気密シート14上に床パン30
を載せるため、浴室ユニットの設置時等に、気密シート
14に破れが生じ易いととともに、床パン30が滑り易
く、浴室ユニットの設置が容易でないという問題もあ
る。
【0008】この発明は、以上の点に鑑み、建物の浴室
設置空間周りの気密保持が簡単、かつ、確実にできる建
物の浴室設置空間周りの気密保持構造を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、浴室ユニットが設置される浴室設置空間周り
の気密を保持して、外気が建物内に侵入するのを防止す
る建物の浴室設置空間周りの気密保持構造において、浴
室ユニットの床パン周りに、この床パンとともに浴室設
置空間の下部側を覆う床パン側気密保持部材を配置し、
この床パン側気密保持部材の一端側を、浴室設置空間の
内面側又は周囲に施工された建屋側気密保持部材に気密
の状態で取り付けるとともに、この一端側に対向する床
パン側気密保持部材の他端側を、床パンの下面の断熱材
施工部側に気密の状態で取り付けていることである。
【0010】この発明では、気密保持の難しい建物の浴
室設置空間の下部側が、浴室ユニットの床パンとこの床
パン周りに取り付けられる床パン側気密保持部材によっ
て、隙間なく覆われるため、建物内全体も、これらと建
屋側気密保持部材とによって、比較的簡単に気密の状態
に保持される。この場合、床パン側気密保持部材の端部
が、床パンの下面の断熱材の施工部側に取り付けられる
ため、この端部は断熱材によっても床パン側に加圧さ
れ、この床パン側気密保持部材が床パン側から外れにく
くなって、建物内は確実に気密の状態に保持される。
【0011】この発明の請求項2記載の発明は、浴室ユ
ニットが設置される浴室設置空間周りの気密を保持し
て、外気が建物内に侵入するのを防止する建物の浴室設
置空間周りの気密保持構造において、浴室ユニットの床
パン周りに、この床パンとともに浴室設置空間の下部側
を覆う床パン側気密保持部材を配置し、この床パン側気
密保持部材の一端側を、浴室設置空間の内面側又は周囲
に施工された建屋側気密保持部材に気密の状態で取り付
けるとともに、この一端側に対向する床パン側気密保持
部材の他端側を、この他端側に形成された凹状嵌込部を
床パンの壁載せ部外端の立ち上がり部に嵌め込むことに
より、この床パンに気密の状態で取り付けていることで
ある。
【0012】この発明では、床パン側気密保持部材の端
部側の凹状嵌込部を、床パンの壁載せ部外端の立上がり
部に嵌め込むようにしているため、この床パン側気密保
持部材を床パン側に簡単かつ確実に取り付けることがで
きる。したがって、建物の浴室設置空間の下部側は、こ
の床パン側気密保持部材と床パンとによって、隙間なく
覆われ、建物全体も、これらと建物側気密保持部材とに
よって、簡単かつ確実に気密保持される。
【0013】この発明の請求項3記載の発明は、浴室ユ
ニットが設置される浴室設置空間周りの気密を保持し
て、外気が建物内に侵入するのを防止する建物の浴室設
置空間周りの気密保持構造において、内端側が、浴室ユ
ニットの出入口用戸枠の外周面に気密の状態で取り付け
られるとともに、外端側が、戸枠を介して浴室ユニット
につながる浴室設置空間の隣接空間側の気密を保持する
ように施工されている建屋側気密保持部材に気密の状態
で取り付けられる戸枠用気密保持部材を有していること
である。
【0014】この発明では、浴室ユニットの出入口用の
戸枠周りの建物の気密保持が、戸枠の外周部に取り付け
られる簡単な構成の戸枠用気密保持部材によって簡単か
つ確実になされる。したがって、浴室設置空間を除く建
物内は、この戸枠用気密保持部材と建屋側気密保持部材
とによって、簡単かつ確実に気密保持される。なお、建
物の浴室設置空間側の気密保持がされていなくても、浴
室ユニット自身が気密保持されているため、この浴室ユ
ニット内に外気が侵入することはない。
【0015】この発明の請求項4記載の発明は、浴室ユ
ニットが設置される浴室設置空間周りの気密を保持し
て、外気が建物内に侵入するのを防止する建物の浴室設
置空間周りの気密保持構造において、内端側が浴室ユニ
ットの窓枠の外周面に気密の状態で取り付けられるとと
もに、外端側が浴室設置空間の内面側に施工されている
建屋側気密保持部材に気密の状態で取り付けられる窓枠
用気密保持部材を有していることである。
【0016】この発明では、浴室設置空間を含めた建物
内が、浴室ユニットの窓枠設置部を除いて、建屋側気密
保持部材等によって気密保持されていることが前提とな
るが、この浴室ユニットの窓枠周りの気密保持も、窓枠
の外周部に取り付けられる窓枠用気密保持部材によって
簡単かつ確実になされる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施形態におい
て図13乃至図15で示されるものと同一のもの又はこ
れらに相当するものには同一符号を付し、その説明を省
略する。
【0018】実施形態1.図1は建物全体の気密保持構
造を示している。図1において、建物1の1階部分には
浴室設置空間Yが設けられ、この浴室設置空間Y内に組
立式浴室である浴室ユニット3が設置されている。そし
て、建物1内には、浴室設置空間Yの下部を除いて、建
屋側気密保持部材である薄いポリエチレン製の建屋側気
密シート4が取り付けられ、この建屋側気密シート4に
よって、浴室設置空間Yの下部以外からは、外気(特に
冷気)Cが建物1内に侵入しないようになっている。
【0019】図2はこの発明の一実施の形態に係る上記
建物内の、浴室設置空間周りの気密保持構造を示してい
る。図2において、建物1の土台10上の外壁W1に
は、間柱16間を埋めるように断熱部材17が施工され
ており、この断熱部材17や間柱16等を覆うように、
これらの内面側には、建屋側気密シート4が取り付けら
れている。また、浴室ユニット3の下部側を構成する床
パン30の下面側には、建物1の床下側への放熱を防止
するための断熱材である発泡ウレタンD1が所定の厚さ
だけ吹き付け施工されている。そして、床パン30の周
りには、この床パン30と建屋側気密シート4との間の
隙間K1を埋めるように床パン側気密保持部材である変
形自在な薄いポリエチレン製の床パン側気密シート5が
配設されている。
【0020】この床パン側気密シート5は、一端側50
が建屋側気密シート4に気密テープ9を介して気密の状
態で取り付けられているとともに、この一端側50に対
向する他端側51が、床パン30の裏面側の発泡ウレタ
ンD1施工部側に気密テープ9を介して気密の状態で取
り付けられている。この場合、床パン側気密シート5の
他端側51は、気密テープ9を介して床パン30に取り
付けられた後、この床パン30に発泡ウレタンD1が施
工されるため、この発泡ウレタンD1によっても床パン
30側に加圧される。なお、この床パン側気密シート5
は、例えば、床パン30の各辺毎に取付けられるものと
し、床パン側気密シート5どうしは、気密テープ9によ
って隙間なく接合されるものとする。
【0021】ところで、浴室ユニット3は、内部で発生
した水蒸気や排水が浴室設置空間Y側に漏れ出さないよ
うに、全体として気密保持構造を有している。したがっ
て、床パン30も気密保持構造を有している。
【0022】このため、浴室設置空間Yの下部側は、床
パン30と床パン側気密シート5とによって充分に覆わ
れ、外気Cがこの浴室設置空間Yの下部側から建物1内
に侵入することはない。したがって、この建物1内は、
気密シート4,5と浴室ユニット3の床パン30によっ
て、比較的簡単に気密の状態に保持される。
【0023】一方、床パン30は、これがプレス成形に
よって形成される場合には、裏面側にリブを有してお
り、これがプレス成形以外の方法(例えば、ハンドレイ
アップ成形やRIV成形)で形成される場合には、裏面
側の表面に小凹凸を有しているため、この裏面側に、床
パン側気密シート5の他端側51を気密を保持するよう
に取り付けるのは一般的には困難である。ところが、こ
の床パン側気密シート5は、床パン30の発泡ウレタン
D1の施工面側に取り付けられるため、発泡ウレタンD
1を介して床パン30側に充分に密着され、これが床パ
ン30側から簡単に外れてしまうことはない。したがっ
て、この気密保持構造では、建物1内を確実に気密保持
することができる。
【0024】ここで、表面にリブや小凹凸のない床パン
30の壁載せ部30aの上面側に、床パン側気密シート
5を取り付けることも考えられる。しかしながら、壁載
せ部30aの外端側の立上がり部A1に床パン側気密シ
ート5を取り付ける場合、この立上がり部A1の高さが
低いため、この立上がり部A1から床パン側気密シート
5が外れやすいという不都合がある。また、壁載せ部3
0aの水平部A2に床パン側気密シート5を取り付ける
場合、この水平部A2上に載せられる壁パネル11が安
定せず、この部分から水漏れ等が生じ、この手当が容易
でないという不都合がある。したがって、床パン30の
壁載せ部30aの上面側に床パン側気密シート5を取り
付けるのは好ましくない。
【0025】なお、図3で示されるように、床パン30
に施工される断熱材を発泡スチロールD2から構成し、
床パン30の下面側に床パン側気密シート5を接合した
後、所定形状に形成されたこの発泡スチロールD2を床
パン30の下面に取り付けるようにしてもよい。
【0026】また、気密テープ9は、片面側のみに接着
剤が塗布されたものでなく、両面に接着剤が塗布された
両面テープタイプのものであってもよい。さらに、気密
テープ9の貼り付け面や床パン側気密シート5の床パン
30との接触面等にシリコン等のシール剤を塗布して、
気密の状態をより充分に確保するようにしてもよい。
【0027】さらに、図2において、建屋側気密シート
4は断熱部材17の外面側に取り付けられていてもよ
い。この場合、建屋側気密シート4と床パン側気密シー
ト5とを気密テープ9で接合した後、床パン側気密シー
ト5を土台10上に敷き込むようにして、断熱部材17
を土台10上に取り付ければよい。
【0028】実施形態2.図4乃至図6はこの発明の他
の実施の形態に係る浴室設置空間周りの気密保持構造に
関するものである。なお、図1及び図2で示されたもの
と同一のもの又はこれらに相当するものには同一符号を
付し、その説明を省略する。
【0029】この気密保持構造では、図4や図5で示さ
れるように、床パン側気密保持部材を、取付部60の横
に薄いシール部61が形成されている気密保持部材6か
ら構成している。この気密保持部材6は、ゴムや軟質の
プラスチック等の弾性体から形成されており、取付部6
0には、床パン30の壁載せ部30aの立上がり部A1
を気密の状態で圧入できる凹状の嵌込部60aが形成さ
れている。この気密保持部材6は、図4で示されるよう
に、シール部61の一端側が、気密テープ9を介して、
建屋側気密シート4に気密の状態で取付けられ、他端側
である取付部60の嵌込部60aが、床パン30の立上
がり部A1に圧入されることにより、浴室ユニット3の
床パン30とともに、建物1の浴室設置空間Yの下部側
を覆って、建物1内の気密を保持している。
【0030】この気密保持構造においても、気密保持部
材6が建屋側気密シート4と床パン30側とに簡単に取
り付けられ、かつ、浴室設置空間Yの下部側をこの気密
保持部材6等によって確実に覆うことができるため、実
施形態1の気密保持構造と同様な効果を得ることができ
る。なお、この気密保持部材6も、床パン側気密シート
5と同様に、床パン30の各辺毎に取付けられるものと
し、気密保持部材6どうしは、気密テープ9によって隙
間なく接合されるものとする。
【0031】また、図6で示されるように、気密保持部
材6の取付部60の嵌込部60a内に、シール用の軟質
ひれ部60bを形成するか、又は嵌込部60a内にシリ
コン等のシール剤を充填することにより、床パン30周
りの気密保持が更に確実になされる。
【0032】実施形態3.図7乃至図10はこの発明の
他の実施の形態に係る建物の浴室設置空間周りの気密保
持構造に関するものである。なお、図1及び図2で示さ
れたものと同一のもの又はこれらに相当するものには同
一符号を付し、その説明を省略する。
【0033】この気密保持構造は、建物1内の浴室設置
空間Y以外の空間の気密を保持するものであり、浴室設
置空間Y内への外気Cの侵入は許している。すなわち、
この気密保持構造では、図7で示されるように、浴室ユ
ニット3の出入口部を形成する戸枠34と、建物1の浴
室設置空間Y以外の空間の気密を保持する建屋側気密シ
ート4との間の隙間を、戸枠用気密保持部材である戸枠
用気密シート7で覆って、建物1内の気密を保持してい
る。
【0034】この戸枠用気密シート7は、変形容易な薄
いポリエチレンシートから形成されたもので、図8の
(a)で示されるように、外端部70が矩形状をしたシ
ートの内側に、戸枠34の形状に合わせた開口部71を
有するか、又は、図8の(b)で示されるように、開口
部71側をやや突出させた形状のものである。そして、
この戸枠用気密シート7は、図9で示されるように、開
口部71側が浴室ユニット3の戸枠34の外周面に取り
付けられる。
【0035】つぎに、戸枠用気密シート7周りの詳細を
図10を参照しつつ説明する。浴室設置空間Yとこの浴
室設置空間Yに隣接する脱衣室Sとは、間柱18間に断
熱部材19が施工されたものに内壁部材21が取り付け
られた仕切壁W2にて仕切られており、建屋側気密シー
ト4がこの仕切壁W2の内壁部材21の内側に取り付け
られている。また、浴室ユニット3の戸枠34は、仕切
壁W2の間柱18間に突出し、固定ねじNによって、こ
の開口周りに配置された額縁部材20を介して、間柱1
8に固定されている。そして、戸枠用気密シート7は、
開口部71側が気密テープ9によって戸枠34の外周面
に気密の状態で取付けられ、外端部70側が気密テープ
9によって建屋側気密シート4に気密の状態で取付けら
れている。なお、建屋側気密シート4は、浴室設置空間
Yの内面側に取り付けられていてもよい。
【0036】ここで、この戸枠用気密シート7周りの施
工手順は、この戸枠用気密シート7が戸枠34と建屋側
気密シート4に取り付けられた後、額縁部材20と内壁
部材21とが取り付けられ、最終的に固定ねじNによっ
て、戸枠34と、額縁部材20及び間柱16とが固定さ
れる。また、建屋側気密シート4が、浴室設置空間Yの
内面側に取り付けられる場合には、断熱部材17の取り
付け前に、脱衣室S側から建屋側気密シート4と戸枠用
気密シート7とを気密テープ9により接合しておく。な
お、図10中符号35は戸枠34内に取り付けられるド
アである。
【0037】以上のように、この気密保持構造では、簡
単な構造の戸枠用気密シート7を浴室ユニット3の戸枠
34と、この戸枠34を介してつながる脱衣室S側の建
屋側気密シート4とに接合するだけで、比較的複雑な構
造となる建物1の戸枠34周りの気密保持が容易にでき
る。したがって、この気密保持構造でも、建物内を簡単
かつ確実に気密保持できる。
【0038】この場合、浴室設置空間Y側の気密保持は
なされないが、この浴室設置空間Yに設置される浴室ユ
ニット3は、気密構造を有しているため、入浴時に浴室
ユニット3内に外気Cが侵入してくることはない。な
お、浴室ユニット3は外気Cにふれる可能性があるた
め、この浴室ユニット3の外面に断熱材を施工しておけ
ば、この浴室ユニット3からの放熱を防ぐことができ
る。
【0039】実施形態4.図11及び図12はこの発明
の他の実施の形態に係る建物の浴室設置空間周りの気密
保持構造に関するものである。なお、図1及び図2で示
されたものと同一のもの又はこれらと同一機能を有する
ものには同一符号を付し、その説明を省略する。
【0040】この気密保持構造は、建物1の浴室設置空
間Y内に設置される浴室ユニット3の窓枠36周り気密
保持構造に関するものであり、この窓枠36周りを除い
て、建物1内は建屋側気密シート4等によって気密保持
されているものとする。すなわち、図11の(a)で示
されるように、浴室設置空間Yが建物1の2階に配置さ
れているか、又は、図11の(b)で示されるように、
浴室設置空間Yの下部に建屋側気密シート4とつながる
ようにスラブコンクリートTが打たれている場合であ
る。なお、図1で示されるように、浴室設置空間Yの下
部側に床パン側気密シート5が施工されている場合でも
よい。
【0041】浴室ユニット3の窓枠36は、図12で示
されるように、浴室設置空間Y内から建物1の外壁W1
の間柱15間に突出しており、この窓枠36の外端側に
は、この窓枠36と間柱15間に、外窓枠37が嵌め込
まれている。そして、この外窓枠37は、固定ねじN2
によって間柱15側に固定されているとともに、内部に
開閉自在な窓38が取り付けられている。また、建物1
の外壁W1は、外面側に外壁部材22を有しているとと
もに、間柱15間に断熱部材16が嵌め込まれている。
そして、この外壁W1の内面側には、窓枠36部分除い
て建屋側気密シート4により覆われている。そして、こ
の建屋側気密シート4と窓枠36との間に、窓枠用気密
保持部材である窓枠用気密保持シート8が配置され、こ
の窓枠用気密保持シート8によって浴室設置空間Yの窓
枠36周りの気密が保持されている。
【0042】この窓枠用気密保持シート8も、戸枠用気
密シート7と同様に、例えば、変形容易な薄いポリエチ
レンシートから形成されたもので、外端部80が矩形状
をしたシートの内側に、窓枠36の形状に合わせた開口
部81を有するか、又は、開口部81側をやや突出させ
た形状のものである。そして、この窓枠用気密保持シー
ト8は、外端部80側が気密テープ9によって建屋側気
密シート4に気密の状態で取り付けられるとともに、開
口部81側が気密テープ9によってが窓枠36の外周面
に気密の状態で取り付けられる。この場合、窓枠用気密
保持シート8の取り付けの都合上、浴室ユニット3の壁
パネル31は、窓枠用気密保持シート8の取り付け後、
取り付けられる。
【0043】以上のように、この窓枠用気密保持シート
8でも、簡単かつ確実に窓枠36周りの気密を保持で
き、戸枠用気密シート7と同様な効果を得ることができ
る。
【0044】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0045】この発明の請求項1記載の発明によれば、
浴室ユニットが設置される浴室設置空間周りの気密を保
持して、外気が建物内に侵入するのを防止する建物の浴
室設置空間周りの気密保持構造において、浴室ユニット
の床パン周りに、この床パンとともに浴室設置空間の下
部側を覆う床パン側気密保持部材を配置し、この床パン
側気密保持部材の一端側を、浴室設置空間の内面側又は
周囲に施工された建屋側気密保持部材に気密の状態で取
り付けるとともに、この一端側に対向する床パン側気密
保持部材の他端側を、床パンの下面の断熱材施工部側に
気密の状態で取り付けているので、建物の浴室設置空間
周りの気密保持を簡単かつ確実になすことができる。
【0046】この発明の請求項2記載の発明によれば、
浴室ユニットが設置される浴室設置空間周りの気密を保
持して、外気が建物内に侵入するのを防止する建物の浴
室設置空間周りの気密保持構造において、浴室ユニット
の床パン周りに、この床パンとともに浴室設置空間の下
部側を覆う床パン側気密保持部材を配置し、この床パン
側気密保持部材の一端側を、浴室設置空間の内面側又は
周囲に施工された建屋側気密保持部材に気密の状態で取
り付けるとともに、この一端側に対向する床パン側気密
保持部材の他端側を、この他端側に形成された凹状嵌込
部を床パンの壁載せ部外端の立ち上がり部に嵌め込むこ
とにより、この床パンに気密の状態で取り付けているの
で、請求項1記載の発明と同様な効果を得ることができ
る。
【0047】この発明の請求項3記載の発明によれば、
浴室ユニットが設置される浴室設置空間周りの気密を保
持して、外気が建物内に侵入するのを防止する建物の浴
室設置空間周りの気密保持構造において、内端側が、浴
室ユニットの出入口用戸枠の外周面に気密の状態で取り
付けられるとともに、外端側が、戸枠を介して浴室ユニ
ットにつながる浴室設置空間の隣接空間側の気密を保持
するように施工されている建屋側気密保持部材に気密の
状態で取り付けられる戸枠用気密保持部材を有している
ので、浴室ユニットの戸枠周りが簡単かつ確実に気密の
状態に保持され、浴室設置空間を除く建物内を簡単かつ
確実に気密保持できる。
【0048】この発明の請求項4記載の発明によれば、
浴室ユニットが設置される浴室設置空間周りの気密を保
持して、外気が建物内に侵入するのを防止する建物の浴
室設置空間周りの気密保持構造において、内端側が浴室
ユニットの窓枠の外周面に気密の状態で取り付けられる
とともに、外端側が浴室設置空間の内面側に施工されて
いる建屋側気密保持部材に気密の状態で取り付けられる
窓枠用気密保持部材を有しているので、浴室ユニットの
窓枠周りが簡単かつ確実に気密の状態に保持され、建物
内を簡単かつ確実に気密保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態1説明用の建物全体の気密
保持構造を示す図である。
【図2】この発明の実施形態1に係る建物の浴室設置空
間周りの気密保持構造を示す図である。
【図3】実施形態1の変更実施形態に係る建物の浴室設
置空間周りの気密保持構造を示す図である。
【図4】この発明の実施形態2に係る建物の浴室設置空
間周りの気密保持構造を示す図である。
【図5】床パン側気密保持部材の外観斜視図である。
【図6】実施形態2の変更実施形態に係る建物の浴室設
置空間周りの気密保持構造の床パン側気密保持部材周り
の断面図である。
【図7】この発明の実施形態3説明用の建物全体の気密
保持構造を示す図である。
【図8】戸枠用気密保持部材の外観斜視図である。
【図9】戸枠用気密保持が取り付けられた浴室ユニット
の外観斜視図である。
【図10】この発明の実施形態3に係る建物の浴室設置
空間周りの気密保持構造を示す図である。
【図11】この発明の実施形態4説明用の建物全体の気
密保持構造を示す図である。
【図12】この発明の実施形態4に係る建物の浴室設置
空間周りの気密保持構造を示す図である。
【図13】従来の第1の建物の浴室設置空間周りの気密
保持構造を示す図である。
【図14】従来の第2の建物の浴室設置空間周りの気密
保持構造を示す図である。
【図15】従来の第3の建物の浴室設置空間周りの気密
保持構造を示す図である。
【符号の説明】
1 建物 3 浴室ユニット 4 建屋側気密シート(建屋側気密保持部材) 5 床パン側気密シート(床パン側気密保持部材) 6 床パン側気密保持部材 7 戸枠用気密シート(戸枠用気密保持部材) 8 窓枠用気密保持シート(窓枠用気密保持部材) 30 床パン 30a 壁載せ部 60a 凹状嵌込部 70,80 外端部(外端側) 71,81 開口部(内端側) A1 立上がり部 A2 水平部 D1 発泡ウレタン(断熱部材) D2 発泡スチロール(断熱部材) S 脱衣室(隣接空間) Y 浴室設置空間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室ユニットが設置される浴室設置空間
    周りの気密を保持して、外気が建物内に侵入するのを防
    止する建物の浴室設置空間周りの気密保持構造におい
    て、 上記浴室ユニットの床パン周りに、この床パンとともに
    上記浴室設置空間の下部側を覆う床パン側気密保持部材
    を配置し、この床パン側気密保持部材の一端側を、上記
    浴室設置空間の内面側又は周囲に施工された建屋側気密
    保持部材に気密の状態で取り付けるとともに、この一端
    側に対向する上記床パン側気密保持部材の他端側を、上
    記床パンの下面の断熱材施工部側に気密の状態で取り付
    けていることを特徴とする建物の浴室設置空間周りの気
    密保持構造。
  2. 【請求項2】 浴室ユニットが設置される浴室設置空間
    周りの気密を保持して、外気が建物内に侵入するのを防
    止する建物の浴室設置空間周りの気密保持構造におい
    て、 上記浴室ユニットの床パン周りに、この床パンとともに
    上記浴室設置空間の下部側を覆う床パン側気密保持部材
    を配置し、この床パン側気密保持部材の一端側を、上記
    浴室設置空間の内面側又は周囲に施工された建屋側気密
    保持部材に気密の状態で取り付けるとともに、この一端
    側に対向する上記床パン側気密保持部材の他端側を、こ
    の他端側に形成された凹状嵌込部を上記床パンの壁載せ
    部外端の立ち上がり部に嵌め込むことにより、この床パ
    ンに気密の状態で取り付けていることを特徴とする建物
    の浴室設置空間周りの気密保持構造。
  3. 【請求項3】 浴室ユニットが設置される浴室設置空間
    周りの気密を保持して、外気が建物内に侵入するのを防
    止する建物の浴室設置空間周りの気密保持構造におい
    て、 内端側が、上記浴室ユニットの出入口用戸枠の外周面に
    気密の状態で取り付けられるとともに、外端側が、上記
    戸枠を介して浴室ユニットにつながる上記浴室設置空間
    の隣接空間側の気密を保持するように施工されている建
    屋側気密保持部材に気密の状態で取り付けられる戸枠用
    気密保持部材を有していることを特徴とする建物の浴室
    設置空間周りの気密保持構造。
  4. 【請求項4】 浴室ユニットが設置される浴室設置空間
    周りの気密を保持して、外気が建物内に侵入するのを防
    止する建物の浴室設置空間周りの気密保持構造におい
    て、 内端側が上記浴室ユニットの窓枠の外周面に気密の状態
    で取り付けられるとともに、外端側が上記浴室設置空間
    の内面側に施工されている建屋側気密保持部材に気密の
    状態で取り付けられる窓枠用気密保持部材を有している
    ことを特徴とする建物の浴室設置空間周りの気密保持構
    造。
JP11830696A 1996-04-16 1996-04-16 建物の浴室設置空間周りの気密保持構造 Expired - Fee Related JP3327119B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11830696A JP3327119B2 (ja) 1996-04-16 1996-04-16 建物の浴室設置空間周りの気密保持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11830696A JP3327119B2 (ja) 1996-04-16 1996-04-16 建物の浴室設置空間周りの気密保持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09279870A true JPH09279870A (ja) 1997-10-28
JP3327119B2 JP3327119B2 (ja) 2002-09-24

Family

ID=14733428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11830696A Expired - Fee Related JP3327119B2 (ja) 1996-04-16 1996-04-16 建物の浴室設置空間周りの気密保持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3327119B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62182308U (ja) * 1986-05-09 1987-11-19
JPS6364839U (ja) * 1986-10-17 1988-04-28
JPS6414803U (ja) * 1987-07-20 1989-01-25
JPH0436054U (ja) * 1990-07-20 1992-03-26
JPH06248850A (ja) * 1993-02-26 1994-09-06 Schueco Internatl Kg 窓、ドア又はファサードに固定可能なシールシートストリップ
JPH07158138A (ja) * 1993-12-03 1995-06-20 Misawa Homes Co Ltd 浴室構造用防水パン

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62182308U (ja) * 1986-05-09 1987-11-19
JPS6364839U (ja) * 1986-10-17 1988-04-28
JPS6414803U (ja) * 1987-07-20 1989-01-25
JPH0436054U (ja) * 1990-07-20 1992-03-26
JPH06248850A (ja) * 1993-02-26 1994-09-06 Schueco Internatl Kg 窓、ドア又はファサードに固定可能なシールシートストリップ
JPH07158138A (ja) * 1993-12-03 1995-06-20 Misawa Homes Co Ltd 浴室構造用防水パン

Also Published As

Publication number Publication date
JP3327119B2 (ja) 2002-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11324498A (ja) 窓
JP3327119B2 (ja) 建物の浴室設置空間周りの気密保持構造
JP2818093B2 (ja) 外壁パネルの防水構造
JP2563646Y2 (ja) 浴室におけるavシステム機の取付構造
JP3632815B2 (ja) 住宅用バスユニット
JP2000274097A (ja) 建物の気密断熱構造
JP4056857B2 (ja) 外壁目地の構造
JP3004951B2 (ja) 床下収納庫
JP3449132B2 (ja) 浴室ユニット
JP2597813B2 (ja) ド ア
JP4818886B2 (ja) 外壁サッシ開口部枠の2次排水構造
JP2000110264A (ja) 乾式目地材
JPH11287003A (ja) 壁パネル及びそれを用いた建物の壁構造
JP2001207734A (ja) 窓枠廻りの気密構造
JP3118767B2 (ja) 出 窓
JPH0842006A (ja) 通気性外壁パネル及びそのパネル下部の防水構造
JPH0554739U (ja) 天井点検口
JP2001262941A (ja) 窓廻りの気密構造
JP4343091B2 (ja) 止水構造
JP3161647B2 (ja) 換気口部材の取付構造
JP3006392B2 (ja) 出窓及びその施工方法
JP2000240356A (ja) サッシ取付構造
JP2529015Y2 (ja) 浴室用出窓
JPH08170377A (ja) 外壁目地部の防水構造並びに水切りシート
JP2612660B2 (ja) 建築用パネル

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees