JPH09277664A - プリンタ制御装置 - Google Patents

プリンタ制御装置

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Publication number
JPH09277664A
JPH09277664A JP8115101A JP11510196A JPH09277664A JP H09277664 A JPH09277664 A JP H09277664A JP 8115101 A JP8115101 A JP 8115101A JP 11510196 A JP11510196 A JP 11510196A JP H09277664 A JPH09277664 A JP H09277664A
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JP
Japan
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signal
host device
cpu
clock
busy
Prior art date
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Pending
Application number
JP8115101A
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English (en)
Inventor
Toru Noro
徹 野呂
Yoshitsugu Inoue
喜嗣 井上
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CPUの負担を軽減し、また、受信データバ
ッファの容量を低減することができるプリンタ制御装置
を提供する。 【解決手段】 ホスト装置5aはビジー信号Busyに基づ
いてプリンタ制御装置がビジーでないことを確認する
と、データDATAとストローブ信号(/Strobe) を送信し、
ホストI/F5はこの信号を受信すると次のデータが送
られてこないようにビジー信号Busyをハイにする。ホス
トI/F5は遅延モードレジスタ3aがオンであれば、
遅延時間レジスタ3bに設定されているN×基準クロッ
ク分だけビジー信号Busyをロウにする時間と確認信号(/
Ack)を送る時間を遅らせると共に、CPU1に対する割
り込み信号(/Int)も同様に遅らせる。CPU1は、遅延
時間レジスタ3bに設定された遅延時間が経過して割り
込み信号(/Int)が入力するとDMA要求信号(/DREQ) を
発行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホスト装置からの
印刷データを展開して印刷を行うためのプリンタ制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ホスト装置からプリンタ制御装
置に対してデータを転送する場合、ホスト装置とプリン
タ制御装置の間にインタフェースを設け、このインタフ
ェースを介してホスト装置とプリンタ制御装置の間で相
互に制御信号を送受信すると共にホスト装置からプリン
タ制御装置に対してデータを転送するようになってい
る。例えばセントロニクス・インタフェースを用いた場
合には、制御信号としてホスト側がプリンタ制御装置に
対してストローブ信号とデータを送信し、プリンタ制御
装置がホスト側に対してビジー信号とACK信号を送信
することによりハンドシェークで1バイト毎のデータ転
送を行う。
【0003】従来のデータ転送方法では、ホスト側はビ
ジー信号がアクティブでない場合に1バイト分のデータ
を送信すると共にストローブ信号をアクティブにし、こ
の1バイト分のデータ送信が完了するとストローブ信号
をインアクティブにし、プリンタ制御装置からのACK
信号を受信してこれを繰り返すことによりデータを1バ
イト毎に送信する。そして、プリンタ制御装置はビジー
でない状態でストローブ信号がアクティブになると受信
データをラッチすると共にビジー信号をアクティブに
し、データ受信を完了するとACK信号をアクティブ
に、また、ビジー信号をインアクティブにする。プリン
タ制御装置でまた、CPUに割り込みをかけてCPUが
DMAコントローラにDMA要求信号を出力することに
よりラッチデータをメモリにDMA転送し、これを1バ
イト毎に繰り返すことによりホスト側から受信したデー
タをメモリにDMA転送する。
【0004】また、他の従来の方法としては、例えば (1)特開平7−141292号公報 (2)特開平7−281999号公報 が知られている。上記(1)では、ホスト装置からデー
タを受信して格納するとパラレルインタフェースから内
部CPUに割り込み要求信号を発生し、内部CPUから
この割り込み要求信号に応じて出力されるリード信号の
出力時を基準とする所定のタイミングで、パラレルイン
タフェースがACK信号とビジー信号をホスト装置に返
送する方法が提案されている。この方法によれば、内部
CPUがACK信号とビジー信号をホスト装置に返送す
ることなく次の処理に進めるので、他の処理を実行する
ことができ、結果としてデータ処理速度を向上すること
ができる。
【0005】また、上記(2)では、ホスト装置におい
て端末装置が処理中であるか否かをビジー信号により確
認し、端末装置が処理中でなくなると、ホスト装置がデ
ータを端末装置に転送すると共にストローブ信号を反転
させ、端末装置はストローブ信号が反転する毎に受信デ
ータをラッチしてDMA転送する。この場合にホスト装
置は所定数のデータ転送が終了するまでビジー信号を確
認しない。その結果、データ転送に必要な時間をその分
短くすることができ、また、ストローブ信号の立ち上が
りエッジと立ち下がりエッジが利用されるので、データ
転送に必要な時間をその分短くすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(1)の方法では、割り込み要求信号としてストローブ
信号を用いた場合には、セントロニクスのように数十k
B/sの転送レートを有するインタフェースでは数十μ
sに1回の割合でデータを取りにいって処理を行わなけ
ればならず、また、受信データを画像データに展開する
ためには受信間隔より長い時間を必要とするので、上記
のような割合でデータを受信すると割り込み優先のた
め、この処理に多くの時間を要し、展開時間が少なくな
るという問題点がある。
【0007】また、上記(2)の方法では、DMAコン
トローラがデータを次々に受信するので、受信バッファ
が一杯になり、ホスト側にタイムアウトが発生するとい
う問題点がある。
【0008】本発明は上記従来の問題点に鑑み、CPU
の負担を軽減し、また、受信データバッファの容量を低
減することができるプリンタ制御装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の手段は上記目的を
達成するために、ホスト装置に対して処理中か否かを示
すビジー信号とACK信号を前記ホスト装置に送信し、
このビジー信号とACK信号に基づいてホスト装置が繰
り返して送信する印刷データを受信するプリンタ制御装
置において、データ受信を遅らせる遅延モードを設定す
るための第1のレジスタと、遅延時間を設定するための
第2のレジスタと、ホスト装置からの印刷データを受信
した場合、前記第1のレジスタに遅延モードが設定され
ているときに前記第2のレジスタに設定されている遅延
時間だけビジー信号とACK信号を遅らせて前記ホスト
装置に返信する手段と、ビジー信号とACK信号を遅ら
せて前記ホスト装置に返信する場合に、割り込み信号を
遅らせてCPUに出力する割り込み手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0010】第2の手段は、第1の手段においてホスト
装置から受信したデータをDMA転送するか、CPUに
より転送するかを設定するための第3のレジスタを更に
備え、前記割り込み手段が、ホスト装置からの印刷デー
タを受信した場合、前記第3のレジスタにDMA転送が
セットされ、且つ前記第1のレジスタに遅延モードが設
定されているときに前記第2のレジスタに設定されてい
る遅延時間だけ割り込み信号を遅らせてCPUに出力す
ることを特徴とする。
【0011】第3の手段は、第2の手段において前記C
PUが、前記第2のレジスタに設定されている遅延時間
だけ割り込み信号が遅れている間に緊急状態が発生した
場合に、前記第1のレジスタに設定されている遅延モー
ドをキャンセルし、直ぐにデータを受信するモードに移
行することを特徴とする。
【0012】第4の手段は、ホスト装置に対して処理中
か否かを示すビジー信号とACK信号を前記ホスト装置
に送信し、このビジー信号とACK信号に基づいてホス
ト装置が繰り返して送信する印刷データを受信するプリ
ンタ制御装置において、周期の異なるCPU転送モード
用のクロックとDMA転送モード用のクロックを発生す
るクロック発生手段と、CPU転送モード時又はDMA
転送モード時に応じて前記クロックの1つを選択するク
ロック選択手段と、ホスト装置からの印刷データを受信
した場合、前記クロック選択手段により選択されたクロ
ックの周期に基づいてビジー信号とACK信号を遅らせ
て前記ホスト装置に返信する手段と、ビジー信号とAC
K信号を遅らせて前記ホスト装置に返信する場合に、割
り込み信号を遅らせてCPUに出力する割り込み手段と
を備えたことを特徴とする。
【0013】第5の手段は、ホスト装置に対して処理中
か否かを示すビジー信号とACK信号を前記ホスト装置
に送信し、このビジー信号とACK信号に基づいてホス
ト装置が繰り返して送信する印刷データを受信するプリ
ンタ制御装置において、周期の異なる複数種類のクロッ
クを発生するクロック発生手段と、前記複数種類のクロ
ックの1つを選択するCPUと、ホスト装置からの印刷
データを受信した場合、前記CPUにより選択されたク
ロックの周期に基づいてビジー信号とACK信号を遅ら
せて前記ホスト装置に返信する手段と、ビジー信号とA
CK信号を遅らせて前記ホスト装置に返信する場合に、
割り込み信号を遅らせてCPUに出力する割り込み手段
とを備えたことを特徴とする。
【0014】第6の手段は、ホスト装置に対して処理中
か否かを示すビジー信号とACK信号を前記ホスト装置
に送信し、このビジー信号とACK信号に基づいてホス
ト装置が繰り返して送信する印刷データを受信するプリ
ンタ制御装置において、複数種類のクロックを発生する
クロック発生手段と、CPU転送モード時又はDMA転
送モード時に応じて且つCPUの制御に基づいて前記複
数種類のクロックの1つを選択するクロック選択手段
と、ホスト装置からの印刷データを受信した場合、前記
クロック選択手段により選択されたクロックの周期に基
づいてビジー信号とACK信号を遅らせて前記ホスト装
置に返信する手段と、ビジー信号とACK信号を遅らせ
て前記ホスト装置に返信する場合に、割り込み信号を遅
らせてCPUに出力する割り込み手段とを備えたことを
特徴とする。
【0015】第7の手段は、ホスト装置に対して処理中
か否かを示すビジー信号とACK信号を前記ホスト装置
に送信し、このビジー信号とACK信号に基づいてホス
ト装置が繰り返して送信する印刷データを受信するプリ
ンタ制御装置において、周期の異なる複数種類のクロッ
クを発生するクロック発生手段と、ホスト装置との転送
レートに基づいて前記複数種類のクロックの1つを選択
するクロック選択手段と、ホスト装置からの印刷データ
を受信した場合、前記クロック選択手段により選択され
たクロックの周期に基づいてビジー信号とACK信号を
遅らせて前記ホスト装置に返信する手段と、ビジー信号
とACK信号を遅らせて前記ホスト装置に返信する場合
に、割り込み信号を遅らせてCPUに出力する割り込み
手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明に係るプリンタ制御
装置の一実施形態を示すブロック図、図2は図1のプリ
ンタ制御装置の通常時の主要信号を示すタイミングチャ
ート、図3は図1のプリンタ制御装置の緊急時の主要信
号を示すタイミングチャートである。
【0017】図1に示すプリンタ制御装置は、少なくと
もCPU1と、ROM2と、主記憶メモリ3と、ホスト
I/F(インタフェース)5と、ビデオI/F6と、I
/Oデバイス7と、バスコントローラ10を有し、この
例ではバスコントローラ10内にDMAコントローラ
(DMAC)4が設けられている。なお、DMAコント
ローラ4はバスコントローラ10の外に設ける場合もあ
る。CPU1はこのプリンタ制御装置全体を制御し、こ
のCPU1のプログラムはROM2に予め格納されてい
る。主記憶メモリ3には画像データ、プログラムのワー
ク用データ、テンポラリなデータ等が格納される。
【0018】DMAコントローラ4はセントロニクス・
インタフェース専用であり、ホストI/F5と主記憶メ
モリ3との間のDMA(ダイレクト・メモリ・アクセ
ス)転送を制御する。ホストI/F5はホスト5aと間
のプロトコルを制御して制御信号を送受信すると共に印
刷データを受信する。ビデオI/F6は主記憶メモリ3
上で展開された画像データをビデオ信号に同期して不図
示のプリンタに出力するコントローラであり、I/Oデ
バイス7はその他のI/Oデバイスであって例えばディ
スク装置である。
【0019】そして、バスコントローラ10には、デー
タを取り込む時に遅延モードのオン、オフを設定するた
めの遅延モードレジスタ3aと、遅延モードがオンの時
に遅延時間を設定するための遅延時間レジスタ3bと、
ホスト装置から受信したデータをDMA転送するか、C
PU1により転送するかを設定するためのDMA/CP
Uモードレジスタ3cと、緊急時に遅延モードレジスタ
3aをキャンセルするための遅延モードキャンセルレジ
スタ3dが設けられている。この場合、緊急時でない通
常時では、遅延時間が残っている最中に遅延モードをキ
ャンセルした場合、遅延時間は即座にキャンセルされ
ず、その遅延時間が経過した後に遅延モードレジスタ3
aがオフにされる。また、遅延時間レジスタ3bに設定
されるデータは、ある基準クロックのN倍(Nは自然
数)である。
【0020】図2はホスト装置5aとホストI/F5と
の間のインタフェース信号としてホスト装置5aからホ
ストI/F5に対するデータDATA及びストローブ信号(/
Strobe) (「/」は反転信号に用いる)と、ホストI/
F5からホスト装置5aに対するビジー信号Busyと確認
信号(/Ack)を示している。また、プリンタ制御装置の内
部信号としてホストI/F5からCPU1に対する割り
込み信号(/Int)と、DMA転送時にCPU1とDMAコ
ントローラ4との間でやり取りされるDMA要求信号(/
DREQ) とDMA確認信号(/DACK) を示している。CPU
1は割り込み信号(/Int)が入力するとDMA要求信号(/
DREQ) をDMAコントローラ4に出力し、DMAコント
ローラ4をこれを受けてDMA確認信号(/DACK) をCP
U1に出力し、ホスト装置5aがラッチしたデータを主
記憶メモリ3にDMA転送する。
【0021】図2において、先ず、ホスト装置5aはビ
ジー信号Busyに基づいてプリンタ制御装置がビジーでな
いことを確認すると、1バイトのデータDATAとストロー
ブ信号(/Strobe) を送信し、ホストI/F5はこの信号
を受信すると次のデータが送られてこないようにビジー
信号Busyをハイにする。
【0022】そして、ホストI/F5は遅延モードレジ
スタ3aがオンであれば、遅延時間レジスタ3bに設定
されているN×基準クロック分だけビジー信号Busyをロ
ウにする時間と確認信号(/Ack)を送る時間を遅らせると
共に、CPU1に対する割り込み信号(/Int)も同様に遅
らせる。そして、CPU1は、遅延時間レジスタ3bに
設定された遅延時間が経過して割り込み信号(/Int)が入
力するとDMA要求信号(/DREQ) を発行する。したがっ
て、割り込み信号(/Int)が遅れる時間の間、CPU1は
他のジョブの処理を行うことができる。
【0023】ここで、セントロニクスのDMAをサポー
トする場合、DMA終了の割り込み信号のみがセットさ
れるので、上記処理のみでは受信間隔は変わらない。そ
こで、受信データの転送をCPU1により行う(リセッ
ト)か、又はDMAにより行うか(セット)が設定され
るDMA/CPUモードレジスタ3cが追加されてい
る。この場合には、先ず、同様にホスト装置5aはビジ
ー信号Busyに基づいてプリンタ制御装置がビジーでない
ことを確認すると、データDATAとストローブ信号(/Stro
be) を送信し、ホストI/F5はこの信号を受信すると
次のデータが送られてこないようにビジー信号Busyをハ
イにする。
【0024】そして、DMA/CPUモードレジスタ3
cがセット(DMA転送)されている場合には、同様に
遅延モードレジスタ3aがオンの時にはDMA転送を行
い、したがって、遅延時間レジスタ3bに設定された遅
延時間だけDMA要求信号(/DREQ) の発行とデータラッ
チが遅れる。
【0025】次に、図3を参照して緊急時の処理を説明
する。CPU1は、遅延モードの処理中(遅延時間レジ
スタ3bに設定された遅延時間が未だ経過していない
時)に緊急状態が発生すると、即座に遅延モードキャン
セルレジスタ3dをセットしてCPU1による割り込み
でデータ転送を完結し、そして、遅延時間のカウントを
直ぐに停止し、データをラッチしてソフトウエアによる
割り込みモードに移行する。この割り込みモードでは、
データを読み込み、ソフトウエアによりビジー信号Busy
と確認信号(/Ack)を生成し、データ転送を終了する。ま
た、この時、遅延モードレジスタ3aをディスエーブル
にする。
【0026】次に、図4を参照して第2の実施例を説明
する。ここで、上記第1の実施例では、受信データが早
すぎて展開時間が足りなくなったり、受信バッファが直
ぐにフル状態になってタイムアップとなることを遅延モ
ードを設けることにより防止しているが、遅延時間レジ
スタ3bは受信モード(DMAモード/CPUモード)
の変更毎にCPU1が最適な遅延値に変更しなければな
らない。そこで、第2の実施例では、受信モード(DM
Aモード/CPUモード)に応じて遅延基準クロックの
間隔を自動的を変化させることにより、よりCPU1の
負担を軽減し、受信バッファの容量を低減するようにし
ている。
【0027】図4において、分周器11aはシステムク
ロックを分周してCPUモード用クロックとDMAモー
ドクロックの2種類の周期のクロックを生成する。この
クロックはセレクタ12により、DMAモードかCPU
モードかを決定するDMAイネーブル信号(DMAEN
信号)に基づいて選択されて遅延カウンタ13のクロッ
ク入力端子に印加される。これによりDMAモードかC
PUモードかに応じて異なる遅延時間が自動的に生成さ
れる。
【0028】次に、図5を参照して第3の実施例を説明
する。分周器11bはシステムクロックを1/2、1/
2 〜1/2N 分周してN種類のクロックを生成し、こ
のクロックはセレクタ12により、レジスタ14aから
のセレクト信号に基づいて選択されて遅延カウンタ13
のクロック入力端子に印加される。レジスタ14aには
CPU1によりクロックの選択条件が設定される。これ
によりN種類の遅延時間を生成して選択することができ
るので、よりきめ細かな遅延時間を生成することができ
る。
【0029】次に、図6を参照して第4の実施例を説明
する。ここで、第2の実施例ではDMAモード時、CP
Uモード時には1種類のクロックしか選択できず、デー
タをCPU1により受信する時間間隔とDMAコントロ
ーラ4により受信する時間間隔は異なるので、きめ細か
さに欠ける。また、第3の実施例ではDMAモード時、
CPUモード時に切り替わる毎にレジスタ14aの値を
変更しなければならない。
【0030】そこで、図6に示す構成は分周器11b、
遅延カウンタ13及びレジスタ14aは第3の実施例と
同一であるが、セレクタ12は分周器11bからのクロ
ックをDMAモードかCPUモードかを決定するDMA
EN信号とレジスタ14aからのセレクト信号に基づい
て選択する。すなわち通常、DMAモード時よりCPU
モード時の方がデータを取りに行く時間がかかるので、
DMAモード時には比較的長めのクロックを選択し、C
PUモード時には比較的短めのクロックを選択すること
により、遅延時間をきめ細かに変更することができると
共に、CPU1はモードが切り替わる毎にレジスタ14
aの値を変更する必要がない。
【0031】次に、図7を参照して第5の実施例を説明
する。ここで、上記第1の実施例では、受信データが早
すぎて展開時間が足りなくなったり、受信バッファが直
ぐにフル状態になってタイムアップとなることを遅延モ
ードを設けることにより防止しているが、受信モードの
変更毎に最適な遅延値に変更しなければならない。そこ
で、第7の実施例では、転送レートを計測する回路を設
けて自動的に受信モード間隔を変化させることにより、
よりCPU1の負担を軽減し、受信バッファの容量を低
減するようにしている。
【0032】図7において、分周器11bはシステムク
ロックを1/2、1/22 〜1/2N 分周してN種類の
クロックを生成し、このクロックは受信監視回路15か
らのセレクト信号に基づいてセレクタ12により選択さ
れ、遅延カウンタ13のクロック入力端子に印加され
る。受信監視回路15は受信データバッファの空き容量
と、DMAモードかCPUモードかを決定するDMAE
N信号と、受信間隔を知るためのStrobe信号、更には過
去のデータ受信間隔を知るためのフィードバックデータ
を監視し、また、レジスタ14bからの遅延係数に基づ
いてクロックを選択する。
【0033】受信監視回路15は例えば受信データバッ
ファが半分程度になると遅めのクロックを選択したり、
また、Strobe信号の間隔が平均的に長くなると早めのク
ロックを選択する。そして、このようにして遅延カウン
タのクロック周期を自動的に変えるので、遅延係数を一
旦設定する受信を殆ど自動的に行うことができる。
【0034】レジスタ14bの遅延係数は、おおよその
遅延閾値を決定するためのものであり、受信監視回路1
5の全ての監視信号から計算された値がこの閾値を越え
るか否かに応じて受信監視回路15のセレクト信号を調
整するためのものである。また、この遅延係数は補正用
にも使用することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、ホスト装置からの印刷データを受信した場
合、第1のレジスタに遅延モードが設定されているとき
に第2のレジスタに設定されている遅延時間だけACK
信号を遅らせてホスト装置に返信し、また、割り込み信
号を遅らせてCPUに出力するので、CPUに割り込む
時間を平均化することができ、その結果、CPUの負担
を軽減し、また、受信データバッファの容量を低減する
ことができる。
【0036】請求項2記載の発明によれば、ホスト装置
から受信したデータをDMA転送するか、CPUにより
転送するかを設定するための第3のレジスタを更に備
え、第3のレジスタにDMA転送がセットされ、且つ第
1のレジスタに遅延モードが設定されているときに第2
のレジスタに設定されている遅延時間だけ割り込み信号
を遅らせてCPUに出力するので、セントロニクス・イ
ンタフェースを介してデータ転送を行う場合にも印刷デ
ータの受信間隔を長くすることができ、その結果、CP
Uの負担を軽減し、また、受信データバッファの容量を
低減することができる。
【0037】請求項3記載の発明によれば、前記第2の
レジスタに設定されている遅延時間だけ割り込み信号が
遅れている間に緊急状態が発生した場合に、CPUが第
1のレジスタに設定されている遅延モードをキャンセル
し、直ぐにデータを受信するモードに移行するので、ホ
スト側に時間的な制約がある場合にタイムアウトするこ
となくデータ転送を継続することができる。
【0038】請求項4記載の発明によれば、周期の異な
るCPU転送モード用のクロックとDMA転送モード用
のクロックを発生して設定モードに応じて選択し、クロ
ックの周期に基づいてACK信号を遅らせてホスト装置
に返信し、また、割り込み信号を遅らせてCPUに出力
するので、更にCPUの負担を軽減し、また、受信デー
タバッファの容量を低減することができる。
【0039】請求項5記載の発明によれば、周期の異な
る複数種類のクロックを発生してCPUによりその1つ
を選択し、クロックの周期に基づいてACK信号を遅ら
せてホスト装置に返信し、また、割り込み信号を遅らせ
てCPUに出力するので、よりきめ細かな遅延時間を設
定することができ、したがって、更にCPUの負担を軽
減し、また、受信データバッファの容量を低減すること
ができる。
【0040】請求項6記載の発明によれば、周期の異な
る複数種類のクロックを発生してCPU転送モード又は
DMA転送モードの設定とCPUによりその1つを選択
し、クロックの周期に基づいてACK信号を遅らせてホ
スト装置に返信し、また、割り込み信号を遅らせてCP
Uに出力するので、よりきめ細かな遅延時間を設定する
ことができ、したがって、更にCPUの負担を軽減し、
また、受信データバッファの容量を低減することができ
る。
【0041】請求項7記載の発明によれば、周期の異な
る複数種類のクロックを発生してホスト装置との転送レ
ートに基づいてその1つを選択し、クロックの周期に基
づいてACK信号を遅らせてホスト装置に返信し、ま
た、割り込み信号を遅らせてCPUに出力するので、よ
りきめ細かな遅延時間を設定することができ、したがっ
て、更にCPUの負担を軽減し、また、受信データバッ
ファの容量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタ制御装置の一実施形態を
示すブロック図である。
【図2】図1のプリンタ制御装置の通常時の主要信号を
示すタイミングチャートである。
【図3】図1のプリンタ制御装置の緊急時の主要信号を
示すタイミングチャートである。
【図4】第2の実施例のプリンタ制御装置の要部を示す
ブロック図である。
【図5】第3の実施例のプリンタ制御装置の要部を示す
ブロック図である。
【図6】第4の実施例のプリンタ制御装置の要部を示す
ブロック図である。
【図7】第5の実施例のプリンタ制御装置の要部を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 CPU 3 主記憶メモリ 3a 遅延モードレジスタ 3b 遅延時間レジスタ 3c DMA/CPUモードレジスタ 3d 遅延モードキャンセルレジスタ 4 DMAコントローラ 5 ホストI/F 5a ホスト装置 10 バスコントローラ 11a,11b 分周器 12 セレクタ 13 遅延カウンタ 14a,14b レジスタ 15 受信監視回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置に対して処理中か否かを示す
    ビジー信号とACK信号を前記ホスト装置に送信し、こ
    のビジー信号とACK信号に基づいてホスト装置が繰り
    返して送信する印刷データを受信するプリンタ制御装置
    において、 データ受信を遅らせる遅延モードを設定するための第1
    のレジスタと、 遅延時間を設定するための第2のレジスタと、 ホスト装置からの印刷データを受信した場合、前記第1
    のレジスタに遅延モードが設定されているときに前記第
    2のレジスタに設定されている遅延時間だけビジー信号
    とACK信号を遅らせて前記ホスト装置に返信する手段
    と、 ビジー信号とACK信号を遅らせて前記ホスト装置に返
    信する場合に、割り込み信号を遅らせてCPUに出力す
    る割り込み手段と、を備えたことを特徴とするプリンタ
    制御装置。
  2. 【請求項2】 ホスト装置から受信したデータをDMA
    転送するか、CPUにより転送するかを設定するための
    第3のレジスタを更に備え、前記割り込み手段は、ホス
    ト装置からの印刷データを受信した場合、前記第3のレ
    ジスタにDMA転送がセットされ、且つ前記第1のレジ
    スタに遅延モードが設定されているときに前記第2のレ
    ジスタに設定されている遅延時間だけ割り込み信号を遅
    らせてCPUに出力することを特徴とする請求項1記載
    のプリンタ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記CPUは、前記第2のレジスタに設
    定されている遅延時間だけ割り込み信号が遅れている間
    に緊急状態が発生した場合に、前記第1のレジスタに設
    定されている遅延モードをキャンセルし、直ぐにデータ
    を受信するモードに移行することを特徴とする請求項2
    記載のプリンタ制御装置。
  4. 【請求項4】 ホスト装置に対して処理中か否かを示す
    ビジー信号とACK信号を前記ホスト装置に送信し、こ
    のビジー信号とACK信号に基づいてホスト装置が繰り
    返して送信する印刷データを受信するプリンタ制御装置
    において、 周期の異なるCPU転送モード用のクロックとDMA転
    送モード用のクロックを発生するクロック発生手段と、 CPU転送モード時又はDMA転送モード時に応じて前
    記クロックの1つを選択するクロック選択手段と、 ホスト装置からの印刷データを受信した場合、前記クロ
    ック選択手段により選択されたクロックの周期に基づい
    てビジー信号とACK信号を遅らせて前記ホスト装置に
    返信する手段と、 ビジー信号とACK信号を遅らせて前記ホスト装置に返
    信する場合に、割り込み信号を遅らせてCPUに出力す
    る割り込み手段と、を備えたことを特徴とするプリンタ
    制御装置。
  5. 【請求項5】 ホスト装置に対して処理中か否かを示す
    ビジー信号とACK信号を前記ホスト装置に送信し、こ
    のビジー信号とACK信号に基づいてホスト装置が繰り
    返して送信する印刷データを受信するプリンタ制御装置
    において、 周期の異なる複数種類のクロックを発生するクロック発
    生手段と、 前記複数種類のクロックの1つを選択するCPUと、 ホスト装置からの印刷データを受信した場合、前記CP
    Uにより選択されたクロックの周期に基づいてビジー信
    号とACK信号を遅らせて前記ホスト装置に返信する手
    段と、 ビジー信号とACK信号を遅らせて前記ホスト装置に返
    信する場合に、割り込み信号を遅らせてCPUに出力す
    る割り込み手段と、を備えたことを特徴とするプリンタ
    制御装置。
  6. 【請求項6】 ホスト装置に対して処理中か否かを示す
    ビジー信号とACK信号を前記ホスト装置に送信し、こ
    のビジー信号とACK信号に基づいてホスト装置が繰り
    返して送信する印刷データを受信するプリンタ制御装置
    において、 周期の異なる複数種類のクロックを発生するクロック発
    生手段と、 CPU転送モード時又はDMA転送モード時に応じて且
    つCPUの制御に基づいて前記複数種類のクロックの1
    つを選択するクロック選択手段と、 ホスト装置からの印刷データを受信した場合、前記クロ
    ック選択手段により選択されたクロックの周期に基づい
    てビジー信号とACK信号を遅らせて前記ホスト装置に
    返信する手段と、 ビジー信号とACK信号を遅らせて前記ホスト装置に返
    信する場合に、割り込み信号を遅らせてCPUに出力す
    る割り込み手段と、を備えたことを特徴とするプリンタ
    制御装置。
  7. 【請求項7】 ホスト装置に対して処理中か否かを示す
    ビジー信号とACK信号を前記ホスト装置に送信し、こ
    のビジー信号とACK信号に基づいてホスト装置が繰り
    返して送信する印刷データを受信するプリンタ制御装置
    において、 周期の異なる複数種類のクロックを発生するクロック発
    生手段と、 ホスト装置との転送レートに基づいて前記複数種類のク
    ロックの1つを選択するクロック選択手段と、 ホスト装置からの印刷データを受信した場合、前記クロ
    ック選択手段により選択されたクロックの周期に基づい
    てビジー信号とACK信号を遅らせて前記ホスト装置に
    返信する手段と、 ビジー信号とACK信号を遅らせて前記ホスト装置に返
    信する場合に、割り込み信号を遅らせてCPUに出力す
    る割り込み手段と、を備えたことを特徴とするプリンタ
    制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100390723C (zh) * 2005-07-08 2008-05-28 科诚股份有限公司 多通道序列传输与控制装置及其方法

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