JPH09270693A - レベル変換回路 - Google Patents

レベル変換回路

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JPH09270693A
JPH09270693A JP8075053A JP7505396A JPH09270693A JP H09270693 A JPH09270693 A JP H09270693A JP 8075053 A JP8075053 A JP 8075053A JP 7505396 A JP7505396 A JP 7505396A JP H09270693 A JPH09270693 A JP H09270693A
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differential amplifier
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ページャー等の電源電圧である1V程度の低電
圧で動作可能なECL−CMOSレベル変換回路を提供
する。 【解決手段】ECLレベル入力をその2つの入力とする
差動増幅器と、この差動増幅器の出力を、カレントミラ
ー回路接続した一方のトランジスタQ3のコレクタには
直接あるいは抵抗R4を介して接続し、両方のトランジ
スタQ3,Q4のベースには各々直接接続し、両方のト
ランジスタのエミッタを各々共通のグランドに接続し、
もう一方のトランジスタQ4のコレクタを抵抗R3を介
して共通の電源に接続し、前記もう一方のトランジスタ
Q4のコレクタから信号を出力するようにした論理振幅
増幅回路と、前記論理振幅増幅回路の信号出力を入力と
するCMOSインバータとから構成され、前記CMOS
インバータ出力をレベル変換回路出力とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レベル変換回路に
関し、特に半導体集積回路の分野において、ECL(E
mitter Coupled Logic)レベルの
信号振幅をCMOS(Complimentary M
etal Oxide Semiconductor)
レベルの信号振幅に変換するレベル変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置では、低消費電力と
高集積度を長所とするCMOS回路と、高速動作を長所
とするECL回路とを組み合わせて構成することによ
り、両者の長所を併せ持った論理回路が利用されてい
る。しかし、ECL回路とCMOS回路とを共有する回
路においては、ECLレベルの信号をCMOSレベルの
信号に変換するレベル変換回路が不可欠となる。従来こ
の種のレベル変換回路が特開昭63−313595号公
報の従来例等に数多く提案されている。図7は前記の公
報記載の従来のレベル変換回路の回路図である。
【0003】まずこの回路の構成を説明する。抵抗R
1,R2がそれぞれ負荷となっているECLレベルの入
力IN,INBを受ける差動対をなすトランジスタQ
1,Q2と、定電流源IDD1とからなる差動増幅器
と、前記差動増幅器のノードCであるトランジスタQ2
のコレクタに入力が接続され、出力がノードOUTであ
るCMOSレベルの出力を行うCMOSインバータから
構成される。
【0004】次にこの回路の動作を説明する。直流動作
点の設定の上でバイポーラのトランジスタは1段当たり
コレクタ−エミッタ間電圧が0.2V程度必要であるこ
とから、トランジスタQ2と電流源IDD1の2段分の
トランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧によってバイ
ポーラの差動増幅器の出力であるノードCのローレベル
は0.4V程度までしか下げることができない。しか
し、電源電圧が3VあったならばノードCには、図8に
示すように3.0V/0.4Vでハイ/ローとなる2.
6Vの論理振幅がとれるので、次段のCMOSインバー
タを十分にオン,オフさせることができ、図9に示すよ
うに出力端OUTにCMOSレベルのフルスイング出力
が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近はページ
ャー等のように乾電池一本で動作する装置が急速に普及
しているため、レベル変換回路を使用する周波数シンセ
サイザー等も低電圧化が必要となってきている。ところ
が、前述のレベル変換回路では、差動増幅器の出力であ
るノードCの論理振幅には直流動作点の制約によって限
度があるため、乾電池一本で得られる1V程度の低電圧
では、図10に示すようにノードCには1.0V/0.
4Vでハイ/ローとなる0.6Vの論理振幅しかないた
め、次段のCMOSインバータを十分にオン,オフする
事ができず、図11に示すようにノードOUTにはCM
OSレベルの出力が得られないという欠点があった。
【0006】このように従来のレベル変換回路では、乾
電池一本で得られる1V程度の低電圧では動作しないと
いう欠点があった。
【0007】本発明の目的は、上記の欠点を解消し、1
V程度の低電圧でも動作するレベル変換回路を提供する
事にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のレベル変換回路
は、第1,第2の抵抗がそれぞれ負荷となっているEC
Lレベルの入力を受ける差動対をなす第1,第2のトラ
ンジスタと定電流源からなる差動増幅器と、前記差動増
幅器の第2のトランジスタのコレクタとベースが接続さ
れエミッタが接地されている第3のトランジスタと、エ
ミッタが接地されベースが第3のトランジスタのベース
に接続されて電流源をなす第4のトランジスタとにより
カレントミラー回路を構成し、一端が電源に接続され他
端が第4のトランジスタのコレクタに接続されている第
3の抵抗とからなる論理振幅増幅回路と、入力が前記論
理振幅増幅回路の第4のトランジスタのコレクタに接続
され、CMOSレベル出力に変換するCMOSインバー
タとから構成される。
【0009】
【発明の実施の形態】まず本発明の構成を図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施の形態を示すレベル
変換回路の回路図である。
【0010】本実施の形態におけるレベル変換回路は、
抵抗R1,R2がそれぞれ負荷となっているECLレベ
ルの入力IN,INBを受ける差動対をなすトランジス
タQ1,Q2と定電流源IDD1とからなるバイポーラ
の差動増幅器と、前記バイポーラの差動増幅器のノード
AであるトランジスタQ2のコレクタにコレクタとベー
スが接続されエミッタが接地されているトランジスタQ
3と、エミッタが接地され、ベースがトランジスタQ3
のベースに接続されている電流源をなすトランジスタQ
4とによりカレントミラー回路を構成し、一端が電源に
接続され他端がノードBであるトランジスタQ4のコレ
クタに接続されている抵抗R3からなる論理振幅増幅回
路と、入力が前記論理振幅増幅回路のトランジスタQ4
のコレクタに接続され出力がノードOUTであるCMO
Sレベル出力を行うCMOSインバータとから構成され
る。
【0011】次に本実施形態のレベル変換回路の動作を
特に1V電源の場合について説明する。バイポーラ差動
増幅器の出力であるノードAのローレベルは、従来例と
同様に直流動作点の制約により図3に示すように0.4
V程度になり、ハイレベルはトランジスタQ3がオンし
抵抗R2に電流が流れる分だけ電圧降下が生じ0.7V
程度になる。しかし、論理振幅増幅回路の出力であるノ
ードBでは図4に示すように、トランジスタQ3及びQ
4がオンしているときは抵抗R3によってトランジスタ
Q4の動作を妨げない程度の電圧(0.2V程度)にま
で電圧を降下させることができ、トランジスタQ3及び
Q4がオフしているときは1.0Vまで電圧が上昇す
る。このため、CMOSインバータに1.0V/0.2
Vでハイ/ローとなる0.8Vの論理振幅の信号を入力
することができるので、次段のCMOSインバータを十
分にオン,オフさせることができ、図5に示すように、
ノードOUTにCMOSレベルのフルスイング出力を得
ることができる。
【0012】このように、本実施の形態の回路は電源電
圧1V程度の低電圧条件の下でもECLレベルの信号を
CMOSレベルのフルスイングの信号に変換することが
できる。
【0013】図6は本発明の他の実施の形態を説明する
ための回路図である。図6に示すこの実施の形態は、前
述した図1に対応するものであり、異なる点は論理振幅
増幅回路のトランジスタQ3のコレクタをバイポーラの
差動増幅器のトランジスタQ2のコレクタに直接接続せ
ずに、抵抗R4を介して接続するようにしたことであ
る。このような回路構成にすることにより、電源電圧が
上昇(下降)してトランジスタQ3のベース電位が上昇
(下降)した場合に、抵抗R4に流れる電流が増大(減
少)し抵抗R4による電圧降下量が増大(減少)する。
そのためトランジスタQ3のコレクタ電位が下降(上
昇)してコレクタ−エミッタ間の電圧が減少(増大)し
コレクタ電流が減少(増大)するためにベース電位が下
降(上昇)する。このようなフィードバック効果によっ
て、電源電圧が変動しても電流源であるトランジスタQ
4を流れる電流値の変動を小さく抑えられるので、安定
した動作を実現することができる。
【0014】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のレベル
変換回路は、ECLレベルの入力を受ける差動増幅器の
出力を論理振幅増幅回路を介してCMOSのインバータ
に入力することによって、乾電池一本で得られるような
電源電圧1V程度の低電圧条件の下でもECLレベルの
信号をCMOSレベルの信号に変換することを可能にし
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレベル変換回路の一実施の形態を示す
回路図である。
【図2】図1に示すレベル変換回路のECLレベルの入
力IN,INBの電圧波形図の一例である。
【図3】図1に示すレベル変換回路のノードAにおける
電圧波形図の一例である。
【図4】図1に示すレベル変換回路のノードBにおける
電圧波形図の一例である。
【図5】図1に示すレベル変換回路のノードOUTの電
圧波形図の一例である。
【図6】本発明のレベル変換回路の他の実施の形態を示
す回路図である。
【図7】従来のレベル変換回路の一例を示す回路図であ
る。
【図8】図7に示すレベル変換回路の3V電源の時のノ
ードCにおける電圧波形図の一例である。
【図9】図7に示すレベル変換回路の3V電源の時のノ
ードOUTの電圧波形図の一例である。
【図10】図7に示すレベル変換回路の1V電源の時の
ノードCにおける電圧波形図の一例である。
【図11】図7に示すレベル変換回路の1V電源の時の
ノードOUTの電圧波形図の一例である。
【符号の説明】
IN,INB 入力端子 OUT 出力端子 IDD1 電流源 R1〜R4 抵抗 Q1〜Q4 バイポーラトランジスタ MP1 PchMOSFET MN1 NchMOSFET

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ECLレベルの論理振幅信号をその2つ
    の入力とする差動増幅器と、前記差動増幅器の出力を受
    けてその出力信号の論理振幅を増幅する、カレントミラ
    ー回路接続した2つのトランジスタを含む論理振幅増幅
    回路と、前記論理振幅増幅回路の出力信号を入力とする
    CMOSインバータ回路とにより、CMOSレベルの論
    理振幅の信号を出力するようにしたことを特徴とするレ
    ベル変換回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレベル変換回路におい
    て、前記差動増幅器は、一方のECLレベル入力がベー
    スに接続された第1のトランジスタと、他方のECLレ
    ベル入力がベースに接続された第2のトランジスタとを
    有し、前記第1のトランジスタのコレクタは第1の抵抗
    を介して、前記第2のトランジスタのコレクタは第2の
    抵抗を介して各々共通の電源ラインに接続し、また前記
    第1及び第2のトランジスタの各エミッタは、一端をグ
    ランドに接地された電流源に共通に接続するようにして
    構成し、前記論理振幅増幅回路は、第3のトランジスタ
    と第4のトランジスタとがカレントミラー回路を構成す
    るように接続し、前記第3及び第4のトランジスタの各
    ベース及び前記第3のトランジスタのコレクタには前記
    差動増幅器の出力を接続し、前記第3及び第4のトラン
    ジスタの各エミッタは前記共通グランドに接続するよう
    に構成し、前記第4のトランジスタのコレクタは第3の
    抵抗を介して共通の電源に接続した請求項1記載のレベ
    ル変換回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のレベル変換回路におい
    て、前記論理振幅増幅回路の第3のトランジスタのコレ
    クタを第4の抵抗を介して前記の差動増幅器の出力に接
    続するようにして構成したレベル変換回路。
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